JP2008281804A - 画像形成装置及びクリーニング部材制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成処理の作業環境に応じたクリーニング性を確保することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】無端ベルト状の中間転写体の表面付着物を除去するファーブラシと、ファーブラシを回転させるモータ28と、ファーブラシの周辺温度・湿度を検知するセンサ30と、画像形成処理枚数を検知するカウンタ29によるカウント数とセンサ30による検知温度・湿度とが閾値を超えた場合にファーブラシの回転数を上げるようにモータ28を制御する制御回路31とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、転写紙の表面に無端ベルト状の中間転写体を介して画像形成処理を行うと共に、その中間転写体の表面に付着した残トナー等の表面付着物を除去するクリーニング部材を備えた画像形成装置及びクリーニング部材制御プログラムに関する。
従来から、プリンタ・複写機・ファクシミリやこれらを機能的に備えた複合機等の画像形成装置には、感光体ドラム等の転写体表面に形成されたトナー像を、無端ベルト状の中間転写体に一旦転写したうえで転写紙表面にそのトナー像を転写するようにした画像形成装置が周知である。
また、中間転写体の表面にクリーニング部材を当てて、そのクリーニング部材の回転力によって中間転写体の表面付着物(残トナーや転写紙繊維屑等)を掻き落とすと共に、クリーニング部材に印加されたバイアスによって中間転写体の表面上から非転写画像・転写残画像(残トナー)を除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
この際、特にクリーニング部材としてブラシを用いたときに有効であり、中間転写体の材料に関わらずクリーニング可能であることが特徴である。例えば、高画質を得るためには中間転写体に無端状の弾性ベルトを用いると良いが、中間転写体が弾性体だとクリーニング部材として弾性ブレードを使用することは難しい。
また、ブラシを使用したクリーニング方法では、ブラシに印加するバイアスの値を各プロセス条件に合わせて最適化すると共に、ブラシの回転数を大きくすればクリーニング性が増すことが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平07−306602号公報 特開2003−345212号公報
ところが、上記の如く構成された画像形成装置にあっては、画像形成処理初期の中間転写体においては、表面の離型性が低いため、中間転写体の表面付着物、特に残トナーを除去し難く、クリーニング不良を発生し易いという問題が生じていた。
また、クリーニング部材周辺が高温・高湿の環境下においてもクリーニング性が悪く、クリーニング不良が発生し易いという問題も生じていた。
この際、クリーニング部材としてのブラシの回転数を大きくすればクリーニング性が増すことが知られているが、高速でブラシを回転させ続けると中間転写体に対するストレスが増加し、中間転写体の表面が摩滅するなど、経年劣化が激しいという問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、画像形成処理の作業環境に応じたクリーニング性を確保することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、無端ベルト状の中間転写体と、該中間転写体の表面付着物を除去するクリーニング部材と、該クリーニング部材を回転させる駆動部と、前記装置本体内の温度・湿度を検知する温度・湿度検知部と、画像形成処理枚数を検知するカウンタと、該カウンタによるカウント数と前記温度・湿度検知部による検知温度・湿度とが閾値を超えた場合に前記クリーニング部材の回転数を上げるように前記駆動部を制御する制御部と、を備えていることを特徴とする。
この際、前記温度・湿度検知部は、前記クリーニング部材の周辺の温度・湿度を検知するのが好ましい。
また、前記クリーニング部材は、前記中間転写体の回動移動方向と逆方向に回転して前記表面付着物を掻き落とすと共に、バイアス印加によって残トナーを吸着することが好ましい。
さらに、本発明のクリーニング部材制御プログラムは、画像形成処理の開始に伴って中間転写体の表面付着物を除去するクリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速い高速度で回転させる初期回転制御ステップと、画像形成処理カウント値が画像形成処理開始から第1段階目の画像形成処理枚数に達した場合に装置本体内の温度並びに湿度が閾値温度並びに閾値湿度に達したか否かを監視する温度・湿度監視ステップと、閾値温度並びに閾値湿度に達した場合には画像形成処理カウント値が画像形成処理開始から第2段階目の画像形成処理枚数に達するまでは前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速い高速度のまま回転させ且つ第2段階目の画像形成処理枚数に達した場合、並びに、閾値温度並びに閾値湿度に達していない場合、には前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速く且つ前記高速度よりも遅い速度で回転させる中間回転制御ステップと、前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速く且つ前記高速度よりも遅い速度として画像形成処理開始から第3段階目の画像形成処理枚数に達した場合に、前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度で回転させる最終回転制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、画像形成処理の作業環境に応じたクリーニング性を確保することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置をプリンタに適用し、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタの説明図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部の拡大図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図、図4は本発明の一実施形態に係る画像形成装置における制御回路の制御ルーチンのフロー図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1は、図示しないパーソナルコンピュータやプリントサーバ等に接続されており、そのコンピュータ等から送られてくる印刷データに基づいてフルカラー画像を転写紙に転写・定着するものである。尚、プリンタ1は、図1の図示右側がオペレータ操作等を行う正面側となっている。
プリンタ1は、プリンタ本体2の正面から引き出し可能な転写紙収納用の給紙カセット3と、格納状態(図1の状態)のときにプリンタ本体2の正面の外壁の一部を構成すると共に転写紙カセット3とは別の転写紙積載用の手差トレイ4と、プリンタ本体2の内部に設けられた各種駆動系等を含む画像処理部5とを備えている。
画像処理部5は、表面に静電潜像が形成されるドラム状の感光体6と、複数の現像器7を備えた回転式の現像器ユニット8と、露光器としてのレーザユニット9と、各現像器7用の補充用トナーを収容したトナーコンテナ10(図1では1つのみ図示)と、トナーコンテナ10に収容した補充用トナーを各現像器7に供給するトナー補給部材11(図1では1つのみ図示)と、無端ベルト状の中間転写体としての中間転写ベルト12と、二次転写ローラ13と、定着装置14とを有している。
[感光体6の構成]
感光体6は、プリンタ本体2の略中央に回転自在に設けられ、その回転軸はプリンタ1の正面側から幅方向に延びるように、即ち、図1の紙面奥行き方向に延びるように設けられている。また、感光体6の上部には、感光体6の表面を一様に帯電するための帯電ローラ15が設けられている。さらに、感光体6の側方には、感光体6の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置16が設けられている。
[現像器ユニット8の構成]
現像器ユニット8は、感光体6に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体6に隣接して、その回転中心が感光体6の回転中心と略同じ高さ位置になるように設けられている。また、現像器ユニット8は、その全体が感光体6の回転中心軸線と平行な軸線回りに回転自在な円筒形状を呈し、図示しないモータやギアを含む駆動系によって回転される。さらに、現像器ユニット8は、本実施の形態では6等分割されて6色(例えば、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)・ライトマゼンダ(LM)・ライトシアン(LC)・ブラック(K))のトナーに対応する6つの現像器7が設置されている。
各現像器7は、それぞれ略同様の構成であり、感光体6に対向配置可能な現像ローラ17等が設けられている。また、各現像器7は、トナーコンテナ10とは離間して配置されており、これにより、現像器ユニット8のトナー収容スペースは小さく、現像器7の小型化を図っている。さらに、現像器7は、現像器ユニット8に対してそれぞれ着脱可能となっており、現像器7のメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
尚、トナー補給部材11を用いた現像器7に対するトナーコンテナ10からの補給用トナーの補給方法等は公知技術のものを採用している。
[レーザユニットの構成]
レーザユニット9は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像データに基づいて、感光体6を露光するものであり、感光体6の上方に配置されている。また、レーザユニット9の内部には、図示を略するレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等の公知の構成を備えている。さらに、レーザユニット9のレーザ光路の前方には、反射ミラー18が設けられており、レーザユニット9から発射されたレーザ光は、この反射ミラー18によって屈曲されて感光体6の表面に照射されるようになっている。
[トナーコンテナ10の構成]
トナーコンテナ10は、現像器ユニット8の各現像器7に対応した補給用トナーを収容しており、交換可能となるようにプリンタ本体2に着脱可能に設置されている。また、トナーコンテナ10は、プリンタ1の一方の側面から他方の側面側に向って(図1の紙面奥行き方向)にイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ライトマゼンダ(LM)・ライトシアン(LC)・ブラック(K)の各色の補給用トナーを収容した6つのトナーコンテナ10が独立して並列配置されている。
[トナー補給部材11の構成]
トナー補給部材11は、トナーコンテナ10に収容された各色のトナーを、対応する現像器7に供給するためのものであり、感光体6の上方において、レーザユニット9とトナーコンテナ10との間のスペースに配置されている。また、トナー補給部材11は、上下方向に移動可能にトナーコンテナ10と同数配置されており、図1の紙面奥行き方向にずれた位置で各現像器7内に臨むことで補給用トナーを各現像器7内に補給することができる。
[中間転写ベルト12の構成]
中間転写ベルト12は、感光体6に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体6及びトナーコンテナ10の下方に配置されている。この中間転写ベルト12は、離間して配置された駆動ローラ19及び従動ローラ20,21の間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト12の感光体6と対向する部分は、一次転写ローラ22によって感光体6に当接するように構成されている。尚、従動ローラ20は、本実施の形態では中間転写ベルト12の緊張状態を維持するためのテンションローラの機能を具備している。また、中間転写ベルト12は、現像器ユニット8の下方に配置されたベルトクリーニング装置23によって清掃される。
駆動ローラ19は、感光体6と現像器ユニット8との接触部の略真下に配置され、その中心は現像器ユニット8の最下端よりもさらに下方に位置している。そして、図示しないモータ及びギアを含む駆動部によって駆動されるようになっている。
従動ローラ21は、トナーコンテナ10の底部に近接して配置されており、その高さ位置は略感光体6と同じ位置である。
一次転写ローラ22は感光体6の下方に設けられ、これにより、中間転写ベルト12の所定範囲が感光体6に当接されている。
ベルトクリーニング装置23は、図2に示すように、駆動ローラ19と対向する位置に設けられて中間転写ベルト12の表面に摺接するファーブラシ24と、ファーブラシ24の上方にファーブラシ24と接触するように配置されたクリーニングローラ25と、先端がクリーニングローラ25の表面に接触するように配置されたブレード26と、ブレード26の下方に並べて配置された回収スパイラル27とを備えている。
また、ベルトクリーニング装置本体23は、中間転写ベルト12の表面付着物はファーブラシ24によって掻き取られ、ファーブラシ24に掻き取られた付着物はクリーニングローラ25に回収される。そして、クリーニングローラ25側に回収された付着物は、ブレード26によってクリーニングローラ25の表面から掻き落とされ、回収スパイラル27によって図示しないトナー回収ボックスに回収される。
ファーブラシ24は、図3に示す駆動部としてのモータ28の駆動によって中間転写ベルト12の回動移動方向(図2の矢印参照)と逆方向(順方向でも良い)に回転する。この際、ファーブラシ24は、画像形成処理枚数をカウントするカウンタ29とベルトクリーニング装置23の周辺温度並びに湿度を検知するセンサ30との検知結果に応じて制御回路(CPU)31によってモータ28が制御されることで回転数が可変する。また、ファーブラシ24は、高圧電源32によってバイアス印加される。尚、センサ30は、装置本体2の内部の温度・湿度を検知する配置で良いが、ベルトクリーニング装置23の周辺温度並びに湿度を検知するのが好ましい。
尚、制御回路(CPU)31は、ROM等のメモリ33に格納された各種制御プログラムに基づいて画像処理部5等の画像形成処理全般に係わる制御を行う。また、メモリ33には、本発明の画像形成装置のファーブラシ回転制御に係わる制御プログラムも格納されており、この制御プログラムを実行する制御回路31とでマイクロコンピュータを構成している。尚、画像形成処理を実行する際の画像データ等は、このメモリ33とは別のRAM又はHDD等の記憶媒体(図示せず)に一時的に記憶される。
[二次転写ローラ13の構成]
二次転写ローラ13は、中間転写ベルト12に転写された画像を、搬送されてきた転写紙に転写するためのものであり、駆動ローラ19の下方に対向配置されている。そして、この二次転写ローラ13には、図示しない電圧印加手段によって、転写紙に対して画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
[定着装置14の構成]
定着装置14は、転写紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、現像器ユニット8の下方でプリンタ1の背面側に配置されている。この定着装置14は、ヒータ(図示せず)の発熱によって加熱する加熱ローラ34と、この加熱ローラ34に圧接する加圧ローラ35とを有しており、両ローラ34,35間に転写紙を挟持(ニップ)して搬送すると同時に転写紙表面に転写された転写像を定着させる。
[搬送経路の構成]
給紙カセット3に収納された転写紙又は手差トレイ4に装着された転写紙は、給紙部36,37から取り出されて排出口38に至る搬送経路39へと搬送され、その搬送過程にて上述した画像転写・定着処理が施される。
搬送経路39の二次転写ローラ13よりも上流側には、給紙部36,37から取り出された転写紙の下流端(先端)と中間転写ベルト12とのタイミング調整のためのレジストローラ対40が設けられ、搬送経路39の定着装置14よりも下流側には、両面印刷処理のために定着済みの転写紙をレジストローラ対40よりも搬送経路39の上流側へと反転搬送する反転経路41が設けられている。この際、反転するための転写紙は、一旦、排出口38付近にまで搬送された後、転写紙後端が反転経路41の上流口よりも搬送経路39の下流側へと搬送された後、スイッチバックローラ42の反転によって反転経路41へと送り込まれる。
尚、上述したカウンタ29は、例えば、給紙部36,37とレジストローラ対40との間の搬送経路39を通過する転写紙の枚数をカウントする。
[画像形成動作]
上記の構成において、プリンタ1に電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着装置14の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタ1に接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。尚、この画像形成動作中においては、トナー補給部材11は現像器ユニット8から離間して上方の待避位置に移動させられている。
先ず、帯電ローラ15によって感光体6が帯電された後、感光体6に対してレーザユニット9により画像データに対応した露光が行われ、感光体6に静電潜像が形成される。
次に、現像器ユニット8が回転されて、対応する色の現像器7が感光体6に対向させられる。この状態で、感光体6の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。
現像された画像は、中間転写ベルト12に転写され、以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト12上にはフルカラー画像が形成される。尚、感光体6に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置16により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方、給紙部36によって取り出された給紙カセット3の最上位に位置する転写紙は、レジストローラ対40によって中間転写ベルト12上の画像形成位置とでタイミング合わせを行ったうえで二次転写ローラ13へと搬送される。
二次転写ローラ13は中間転写ベルト12に当接しているため、二次転写ローラ13に印加された転写バイアスにより中間転写ベルト12上に形成されたフルカラーの画像が転写紙に転写された後、定着装置14に案内され、この定着装置14による加熱・加圧によって転写像が転写紙に定着される。
[トナー供給動作の構成]
上述した画像転写に伴う現像器7のトナー使用に対してトナーコンテナ10から補給トナーを補給する場合は、現像器ユニット8を回転させて補給対象となる現像器7を所定の補給位置へと回転させた後、補給対象となる現像器7に対応するトナー補給部材11の先端を内部に臨ませてトナーコンテナ10からの補給用トナーをトナー補給部材11の容積を基準として供給する。この際、現像器ユニット8は回転がロックされている。
トナー補給部材11内の補給用トナーの補給が終了すると、トナー補給部材11が上方に移動する。
[ファーブラシ24の回転制御]
次に、図4のフロー図に基づいて、本発明のファーブラシ24の回転制御の制御例を説明する。
尚、本実施の形態においては、使用トナーは球形度0.94〜1.00の粉砕・重合両トナーである。また、ファーブラシ24へのバイアスは−180V〜−1400Vの範囲で印加することを想定し、ファーブラシ24のブラシ材には原糸抵抗(Ω/cm)が8.0〜13.0、密度(kF/inch2)が70〜240のものを用いた。
(ステップS1)
ステップS1では、制御回路31は、カウンタ29からのカウント値により、画像形成処理の開始から10枚目未満の画像形成処理であるか否かが監視され、10枚目未満の場合にはステップS2へと移行し、10枚目以上の場合にはステップS3へと移行する。
(ステップS2)
ステップS2では、制御回路31は、画像形成処理の開始から10枚目未満の画像形成処理であることから、モータ28を制御してファーブラシ24の回転時の線速を標準速度(例えば、147.21mm/s)の2倍の高速度としてステップS1へとループ(リターン)する。
(ステップS3)
ステップS3では、制御回路31は、カウンタ29からのカウント値により、画像形成処理開始から10枚目以降100枚目未満の画像形成処理であるか否かが監視され、10枚目以降100枚目未満の画像形成処理である場合にはステップS4へと移行し、100枚目以上の場合にはステップS5へと移行する。
(ステップS4)
ステップS4では、制御回路31は、センサ30からの温度値並びに湿度値により、クリーニング装置23の周辺温度並びに周辺湿度が閾値温度(例えば、32℃以上)並びに閾値湿度(例えば、80%以上)に達したか否かが監視され、閾値温度並びに閾値湿度に達している場合にはステップS2へと移行し、閾値温度並びに閾値湿度に達していない場合にはステップS6へと移行する。
(ステップS5)
ステップS5では、制御回路31は、カウンタ29からのカウント値により、画像形成処理開始から100枚目以降500枚目未満の画像形成処理であるか否かが監視され、100枚目以降500枚目未満の画像形成処理である場合にはステップS6へと移行し、500枚目以上の場合にはステップS7へと移行する。
(ステップS6)
ステップS6では、制御回路31は、モータ28を制御してファーブラシ24の回転時の線速を標準速度の1.5倍に設定してステップS1へとループ(リターン)する。
(ステップS7)
ステップS7では、制御回路31は、500枚目以上の画像形成処理であるため、モータ28を制御してファーブラシ24の回転時の線速を標準速度(1倍)に設定してステップS1へとループ(リターン)する。
このように、本発明のプリンタ1によれば、中間転写体としての無端ベルト状の中間転写ベルト12の表面をクリーニングするファーブラシ24の線速を、クリーニング性の悪い画像形成処理開始初期においては、中間転写ベルト12の表面の離型性が上がるまで早く回転させ、その周辺温度・湿度で検知した場合、或いは、所定枚数に達した場合に、中間転写ベルト12の表面の離型性が段階的に上がったと判断して、ファーブラシ24の線速を遅くすることにより、画像形成処理の作業環境に応じたクリーニング性を確保することができる。尚、図5に示すように、上述したステップS3とステップS4とは逆でも良い。
ところで、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用して説明したが、例えば、複写機や複合機等のように、画像形成装置全般に適用することができることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタの説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における制御回路の制御ルーチンのフロー図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における制御回路の他の制御ルーチンのフロー図である。
符号の説明
12…中間転写ベルト(中間転写体)
24…ファーブラシ(クリーニング部材)
28…モータ(駆動部)
29…カウンタ
30…センサ(温度・湿度検知部)
31…制御回路(制御部)
32…高圧電源

Claims (4)

  1. 無端ベルト状の中間転写体と、該中間転写体の表面付着物を除去するクリーニング部材と、該クリーニング部材を回転させる駆動部と、前記装置本体内の温度・湿度を検知する温度・湿度検知部と、画像形成処理枚数を検知するカウンタと、該カウンタによるカウント数と前記温度・湿度検知部による検知温度・湿度とが閾値を超えた場合に前記クリーニング部材の回転数を上げるように前記駆動部を制御する制御部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記温度・湿度検知部は、前記クリーニング部材の周辺の温度・湿度を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング部材は、前記中間転写体の回動移動方向と逆方向に回転して前記表面付着物を掻き落とすと共に、バイアス印加によって残トナーを吸着することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成処理の開始に伴って中間転写体の表面付着物を除去するクリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速い高速度で回転させる初期回転制御ステップと、
    画像形成処理カウント値が画像形成処理開始から第1段階目の画像形成処理枚数に達した場合に装置本体内の温度並びに湿度が閾値温度並びに閾値湿度に達したか否かを監視する温度・湿度監視ステップと、
    閾値温度並びに閾値湿度に達した場合には画像形成処理カウント値が画像形成処理開始から第2段階目の画像形成処理枚数に達するまでは前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速い高速度のまま回転させ且つ第2段階目の画像形成処理枚数に達した場合、並びに、閾値温度並びに閾値湿度に達していない場合、には前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速く且つ前記高速度よりも遅い速度で回転させる中間回転制御ステップと、
    前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度よりも速く且つ前記高速度よりも遅い速度として画像形成処理開始から第3段階目の画像形成処理枚数に達した場合に、前記クリーニング部材の回転時の線速を標準速度で回転させる最終回転制御ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのクリーニング部材制御プログラム。
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