JP6977676B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体を切断すると共に切断された媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
媒体に画像を形成する画像形成装置として、電子写真方式の画像形成装置が広く普及している。電子写真方式の画像形成装置では、インクジェット方式などの他の方式の画像形成装置と比較して、鮮明な画像が短時間で得られるからである。
電子写真方式の画像形成装置の構成に関しては、いくつかの提案がなされている。具体的には、紙粉に起因する画像不良が発生しないようにするために、用紙表面側ローラの表面材料の極性よりも負極側となるように用紙裏面側ローラの表面材料の極性を設定している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−030333号公報
画像の形成に関する画像形成装置の性能を改善するために様々な提案がなされているが、その画像形成装置の性能は未だ十分でないため、改善の余地がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、媒体に画像を安定に形成することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の一実施形態の画像形成装置は、媒体を切断すると共に、帯電列において媒体の極性と反対の極性を有する切断部材を含む切断ユニットと、その切断ユニットにより切断された媒体に画像を形成する画像形成ユニットと、切断ユニットと画像形成ユニットとの間に配置され、その切断ユニットにより切断された媒体を介して互いに圧接される第1圧接部材および第2圧接部材を含むと共に、その第1圧接部材が帯電列において媒体の極性と反対の極性を有し、その第2圧接部材が帯電列において第1圧接部材の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有する圧接ユニットとを備えたものである。
本発明の一実施形態の画像形成装置によれば、切断部材を含む切断ユニットでは、その切断部材が帯電列において媒体の極性と反対の極性を有している。また、第1圧接部材および第2圧接部材を含む圧接ユニットでは、第1圧接部材が帯電列において媒体の極性と反対の極性を有しているのに対して、第2圧接部材が帯電列において第1圧接部材の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有している。よって、媒体に画像を安定に形成することができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置の構成を表す平面図である。 図1に示した現像ユニットの構成を拡大して模式的に表す平面図である。 図1に示した切断ユニットの構成を拡大して表す斜視図である。 図3に示した切断ユニットの構成を表す断面図である。 図4に示した切断ユニットの主要部の構成を拡大して表す断面図である。 図1に示した回収ユニットの構成を拡大して表す斜視図である。 図6に示した回収ユニットの構成を表す断面図である。 切断ユニットの動作を説明するための断面図である。 図8に続く切断ユニットの動作を説明するための断面図である。 図9に続く切断ユニットの動作を説明するための断面図である。 回収ユニットの動作を説明するための断面図である。 図11に続く回収ユニットの動作を説明するための断面図である。 図12に続く回収ユニットの動作を説明するための断面図である。 図13に続く回収ユニット部の動作を説明するための断面図である。 変形例の画像形成装置の構成を表す断面図である。 他の変形例の画像形成装置の構成を表す断面図である。 さらに他の変形例の画像形成装置の構成を表す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に関して、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明する順序は、下記の通りである。

1.画像形成装置
1−1.全体構成
1−2.現像ユニットの構成
1−3.切断ユニットの構成
1−4.回収ユニットの構成
1−5.主要な構成要素の極性
1−6.動作
1−7.作用および効果
2.変形例
<1.画像形成装置>
本発明の一実施形態の画像形成装置に関して説明する。
ここで説明する画像形成装置は、後述するように、トナーT(図2参照)を用いて媒体M(図1参照)に画像を形成する装置であり、例えば、いわゆる電子写真方式のフルカラープリンタである。
この画像形成装置は、例えば、ロール状に巻き取られた媒体Mを搬送させながら切断したのち、その切断された媒体Mに画像を形成する。媒体Mの種類は、特に限定されないが、例えば、紙およびフィルムなどのうちのいずれか1種類または2種類以上である。
<1−1.全体構成>
図1は、画像形成装置の平面構成を表している。この画像形成装置は、例えば、図1に示したように、処理ユニット100および供給ユニット200を備えている。この供給ユニット200は、例えば、処理ユニット100に媒体Mを供給可能となるように、その処理ユニット100に連結されている。
[処理ユニット]
処理ユニット100は、供給ユニット200から供給される媒体Mに画像を切断したのち、その媒体Mに画像を形成する処理を行う。この処理ユニット100は、例えば、開閉可能である筐体101の内部に、現像ユニット10と、転写ユニット20と、定着ユニット30と、切断ユニット40と、回収ユニット50と、搬送ローラ61〜63と、制御基板70とを含んでいる。現像ユニット10、転写ユニット20および定着ユニット30は、切断ユニット40により切断された媒体Mに画像を形成する。ここで、現像ユニット10、転写ユニット20および定着ユニット30は、本発明の一実施形態の「画像形成ユニット」であると共に、回収ユニット50は、本発明の一実施形態の「圧接ユニット」である。
筐体101には、例えば、画像が形成された媒体Mを排出するための排出口101Eが設けられている。供給ユニット200から処理ユニット100に供給される媒体Mは、搬送方向Hに向かって搬送経路Pに沿うように搬送される。図1および以降の図面では、搬送経路Pを破線で示している。
(現像ユニット)
現像ユニット10は、静電潜像にトナーTを用いて付着処理(現像処理)を行う。具体的には、現像ユニット10は、例えば、静電潜像を形成すると共に、クーロン力を利用して静電潜像にトナーTを付着させる。
現像ユニット10の数は、特に限定されない。ここでは、処理ユニット100は、例えば、3個の現像ユニット10(10Y,10M,10C)を含んでいる。現像ユニット10Y,10M,10Cのそれぞれは、例えば、筐体101に着脱可能であると共に、搬送方向Hの上流側から下流側に向かってこの順に配置されている。
現像ユニット10Y,10M,10Cのそれぞれは、例えば、後述するトナー収納部12に収納されているトナーTの色が互いに異なることを除いて、互いに同様の構成を有している。なお、現像ユニット10(10Y,10M,10C)の詳細な構成に関しては、後述する(図2参照)。
(転写ユニット)
転写ユニット20は、現像ユニット10により現像処理されたトナーTを用いて転写処理を行う。具体的には、転写ユニット20は、例えば、切断ユニット40(後述するカッタ40)により切断された媒体Mに、現像ユニット10により静電潜像に付着されたトナーTを転写させる。
この転写ユニット20は、例えば、搬送ベルト21と、駆動ローラ22と、従動ローラ23と、転写ローラ24と、クリーニングブレード25と、回収箱26と、センサ27とを含んでいる。
搬送ベルト21は、切断ユニット40により切断された媒体Mを搬送方向Hに向かって移動させる部材であり、例えば、無端の弾性ベルトである。この搬送ベルト21は、例えば、駆動ローラ22および従動ローラ23により張架されていると共に、その駆動ローラ22の回転に応じて移動する。駆動ローラ22は、例えば、モータなどの動力を利用してすると共に、従動ローラ23は、例えば、駆動ローラ22の回転に応じて回転する。
転写ローラ24は、搬送ベルト21を介して現像ユニット(後述する感光体ドラム112:図2参照)に圧接されており、静電潜像に付着されたトナーTを媒体Mに転写させる。転写ローラ24の数は、特に限定されないが、例えば、現像ユニット10の数に対応している。ここでは、例えば、現像ユニット10の数が3個(10Y,10M,10C)であるため、転写ローラ24の数も3個(24Y,24M,24C)である。
クリーニングブレード25は、搬送ベルト21に圧接されており、その搬送ベルト21の表面に残留したトナーTなどの異物を掻き取る。回収箱26は、クリーニングブレード25により掻き取られた異物を回収する。
センサ27は、媒体Mに転写されたトナーTを検出する。このセンサ27は、例えば、搬送ベルト21の移動方向において現像ユニット10よりも下流側に配置されている。より具体的には、センサ27は、例えば、トナーTの転写開始位置よりも上流側であると共にトナーTの転写終了位置よりも下流側である位置に設置されている。また、センサ27は、例えば、光の反射を利用してトナーTの有無を検出するフォトセンサを含んでいる。
(定着ユニット)
定着ユニット30は、転写ユニット20により媒体Mに転写されたトナーTを用いて定着処理を行う。具体的には、定着ユニット30は、例えば、転写ユニット20によりトナーTが転写された媒体Mを加熱しながら加圧することにより、そのトナーTを媒体Mに定着させる。
この定着ユニット30は、搬送方向Hにおいて現像ユニット10および転写ユニット20よりも下流側に配置されており、例えば、加熱ローラ31および加圧ローラ32を含んでいる。加熱ローラ31は、媒体Mに転写されたトナーTを加熱する。加圧ローラ32は、加熱ローラ31に圧接されており、媒体Mに転写されたトナーTを加圧する。
(切断ユニット)
切断ユニット40は、供給ユニット200から供給されるロール状の媒体Mを切断する処理(切断処理)を行う。具体的には、切断ユニット40は、例えば、ロータリーカッタを含んでいるため、媒体Mを搬送させながら所定の寸法(長さ)となるように切断する。この切断ユニット40は、搬送方向Hにおいて回収ユニット50よりも上流側に配置されている。
なお、切断ユニット40の詳細な構成に関しては、後述する(図3〜図5参照)。
(回収ユニット)
回収ユニット50は、切断ユニット40により媒体Mが切断されることに起因して発生する後述する切断物D(図12〜図14参照)を回収する処理(回収処理)を行う。この切断物Dは、媒体Mの切断時に発生する不要な物質である。より具体的には、例えば、媒体Mが紙である場合には、切断物Dは紙片および紙粉などである。この回収ユニット50は、搬送方向Hにおいて切断ユニット40よりも下流側に配置されていると共に、その搬送方向Hにおいて現像ユニット10および転写ユニット20よりも上流側に配置されている。すなわち、回収ユニット50は、搬送方向Hにおいて切断ユニット40と現像ユニット10および転写ユニット20との間に配置されている。
なお、回収ユニット50の詳細な構成に関しては、後述する(図6および図7参照)。
(搬送ローラ)
搬送ローラ61〜63のそれぞれは、搬送方向Hに向かって搬送経路Pに沿うように媒体Mを搬送させる部材である。ここでは、搬送ローラ61,62は、例えば、搬送方向Hにおいて切断ユニット40よりも上流側に配置されていると共に、搬送ローラ63は、例えば、搬送方向Hにおいて定着ユニット30よりも下流側に配置されている。搬送ローラ61〜63のそれぞれは、例えば、搬送経路Pを介して互いに対向された一対のローラを含んでいる。
ここで、画像形成装置の一連の構成要素のうち、上記した搬送ローラ61〜63のそれぞれのように名称中に「ローラ」という文言を含んでいる構成要素は、例えば、X軸方向に延在する円筒状の部材であり、そのX軸方向に延在する回転軸を中心として回転する。
(制御基板)
制御基板70は、例えば、中央演算処理装置(CPU)などを含んでおり、画像形成装置の全体を制御する。すなわち、媒体Mに画像を形成する処理などの一連の処理は、制御基板70により実行される。
[供給ユニット]
供給ユニット200は、処理ユニット100に媒体Mを供給する。具体的には、供給ユニット200は、例えば、ロール状の媒体Mを搬送経路Pに沿うように搬送させることにより、その媒体Mを処理ユニット100に投入する。
この供給ユニット200は、例えば、筐体201の内部に供給軸210を含んでいる。この供給軸210は、例えば、X軸方向に延在しており、そのX軸方向に延在する回転軸を中心として回転する。供給軸210には、ロール状となるように媒体Mが巻き付けられているため、その供給軸210が媒体Mを巻き出すように回転することにより、供給ユニット200から処理ユニット100に媒体Mが供給される。
<1−2.現像ユニットの構成>
図2は、図1に示した現像ユニット10(10Y,10M,10C)の平面構成を拡大して模式的に表している。この現像ユニット10は、例えば、図2に示したように、現像処理部11およびトナー収納部12を含んでおり、そのトナー収納部12は、例えば、現像処理部11に着脱可能である。この現像処理部11には、例えば、光源13が付設されている。
[現像処理部]
現像処理部11は、トナー収納部12から供給されるトナーTを用いて現像処理を行う。この現像処理部11は、例えば、筐体111の内部に、感光体ドラム112と、帯電ローラ113と、供給ローラ114と、現像ローラ115と、現像ブレード116と、クリーニングブレード117とを含んでいる。光源13は、例えば、筐体111の外部に配置されている。
筐体111には、例えば、感光体ドラム112を部分的に露出させるための開口部111K1と、光源13から出力された光を感光体ドラム112に導くための開口部111K2とが設けられている。
(感光体ドラム,帯電ローラ,供給ローラ,現像ローラ)
感光体ドラム112は、静電潜像を担持する有機系感光体である。この感光体ドラム112は、例えば、X軸方向に延在する円筒状の部材であり、そのX軸方向に延在する回転軸を中心として回転する。帯電ローラ113は、感光体ドラム112に圧接されており、その感光体ドラム112の表面を帯電させる。供給ローラ114は、現像ローラ115に圧接されており、その現像ローラ115の表面にトナーTを供給する。現像ローラ115は、感光体ドラム112に圧接されており、供給ローラ114から供給されるトナーTを担持すると共に、その感光体ドラム112の表面に形成された静電潜像にトナーTを付着させる。
(現像ブレード)
現像ブレード116は、現像ローラ115の表面に供給されたトナーTの厚さを規制する板状の部材である。この現像ブレード116は、例えば、現像ローラ115から所定の距離を隔てた位置に配置されており、その現像ローラ115と現像ブレード116との間の距離(間隔)に応じてトナーTの厚さが制御される。
(クリーニングブレード)
クリーニングブレード117は、感光体ドラム112の表面に残留した不要なトナーTなどの異物を掻き取る板状の弾性部材である。このクリーニングブレード117は、例えば、感光体ドラム112の延在方向と略平行な方向に延在しており、その感光体ドラム112に圧接されている。
[トナー収納部]
トナー収納部12は、トナーTを収納する部材であり、いわゆるトナーカートリッジである。現像ユニット10Yのトナー収納部12は、例えば、イエロートナーを収納している。現像ユニット10Mのトナー収納部12は、例えば、マゼンタトナーを収納している。現像ユニット10Cのトナー収納部12は、例えば、シアントナーを収納している。
[光源]
光源13は、感光体ドラム112の表面を露光することにより、その感光体ドラム112の表面に静電潜像を形成する露光装置である。この光源13は、例えば、発光ダイオード(LED)素子およびレンズアレイなどを含むLEDヘッドである。
<1−3.切断ユニットの構成>
図3は、図1に示した切断ユニット40の斜視構成を拡大して表している。図4は、図3に示した切断ユニット40の断面構成を表している。図5は、図4に示した切断ユニット40の主要部の断面構成を拡大して表している。ただし、図4および図5のそれぞれでは、YZ面に沿った切断ユニット40の断面を示していると共に、図5では、搬送経路Pの一部も併せて示している。
この切断ユニット40は、例えば、上記したように、ロータリーカッタを含んでいるため、媒体Mを搬送させながら切断する。具体的には、切断ユニット40は、例えば、図3〜図5に示したように、略箱状の筐体41の内部に、上流側ガイド42と、下流側ガイド43と、カッタ44と、中間ガイド45とを含んでいる。上流側ガイド42、下流側ガイド43および中間ガイド45のそれぞれは、筐体41に固定されていると共に、カッタ44の一部(後述する回転刃442)は、筐体41により回転可能に支持されている。ここで、上流側ガイド42は、本発明の一実施形態の「第1誘導部材」であると共に、中間ガイド45は、本発明の一実施形態の「第2誘導部材」である。カッタ44は、本発明の一実施形態の「切断部材」である。
[上流側ガイド]
上流側ガイド42は、切断ユニット40により切断された媒体Mが搬送方向Hに向かって搬送経路Pに沿うように搬送される際に、その媒体Mを支持しながらカッタ44に向けて誘導する部材である。この上流側ガイド42は、搬送方向Hにおいてカッタ44よりも上流側に配置されていると共に、媒体Mを支持する支持面42Mを有している。
具体的には、上流側ガイド42は、例えば、傾斜ガイド部421および平坦ガイド部422を含んでいる。傾斜ガイド部421は、搬送方向Hの上流側に位置していると共に、その搬送方向Hにおいて平坦ガイド部422に近い側が平坦ガイド部422から遠い側よりも高くなるように傾斜している。平坦ガイド部422は、搬送方向Hの下流側に位置していると共に、傾斜ガイド部421に連結されている。これにより、傾斜ガイド部421の支持面42Mは、例えば、Y軸方向に対して傾斜した面(傾斜面)であると共に、平坦ガイド部422の支持面42Mは、例えば、Y軸方向に沿った面(平坦面)である。
特に、平坦ガイド部422には、例えば、傾斜部46が設けられており、その傾斜部46は、例えば、搬送方向Hにおいて下流側が上流側よりも高くなるように傾斜している。すなわち、傾斜部46は、例えば、中間ガイド45に近い側において中間ガイド45から遠い側よりも高くなるように傾斜している。ここでは、例えば、搬送方向Hの下流側における平坦ガイド部422の端部に、突起状の傾斜部46が設けられており、その傾斜部46は、搬送方向Hにおいて下流側が上流側よりも高くなるように傾斜した面(傾斜面46M)を有している。
この傾斜部46は、支持面42Mに支持されながらカッタ44に向けて媒体Mが搬送される際に、その搬送途中において中間ガイド45に接近するように媒体Mを持ち上げるジャンプ台としての役割を果たす。これにより、傾斜部46(傾斜面46M)を利用して媒体Mが中間ガイド45に接近するように誘導されるため、その媒体Mが中間ガイド45(後述するガイド板452)に意図的かつ積極的に接触しやすくなる。
[下流側ガイド]
下流側ガイド43は、カッタ44により切断された媒体Mを回収ユニット50に向けて誘導する部材である。この下流側ガイド43は、搬送方向Hにおいてカッタ44よりも下流側に配置されており、そのカッタ44により切断された媒体Mを支持しながら回収ユニット50まで誘導する。
[カッタ]
カッタ44は、媒体Mを切断する部材であり、例えば、上記したように、ロータリーカッタである。具体的には、カッタ44は、例えば、固定刃441および回転刃442を含んでいる。固定は441および回転刃442は、互いに物理的に分離されていると共に、搬送経路Pを介して互いに対向している。ここで、固定刃441は、本発明の一実施形態の「第1切断部材」であると共に、回転刃442は、本発明の一実施形態の「第2切断部材」である。
固定刃441は、回転刃442に対向すると共に媒体Mに接触する側に刃先を有する板状の部材であり、固定されている。この固定刃441は、例えば、後述するように、ホルダ451により保持されている。
回転刃442は、X軸方向に延在する円筒の表面に螺旋状の刃が設けられた円筒状の部材であり、そのX軸方向に延在する回転軸を中心として回転する。このカッタ44では、上流側ガイド42および中間ガイド45により誘導された媒体Mが固定刃441と回転刃442との間を通過する際に、その回転刃442が固定刃441に当接されながら回転するため、その媒体Mが切断される。図5では、回転刃442が固定刃441に当接されていない位置におけるカッタ44の断面を示している。
[中間ガイド]
中間ガイド45は、上流側ガイド42によりカッタ44に向けて媒体Mが誘導された際に、その媒体Mをさらにカッタ44に向けて誘導する部材である。この中間ガイド45は、搬送方向Hにおいて上流側ガイド42とカッタ44との間に配置されており、より具体的には、上流側ガイド42により媒体Mが誘導される方向に、その上流側ガイド42から離間されるように配置されている。この上流側ガイド42により媒体Mが誘導される方向とは、例えば、その上流側ガイド42(平坦ガイド部422)に傾斜部46が設けられている場合には、その傾斜部46の傾斜面46Mに沿った方向(誘導方向L)である。図5では、誘導方向Lを破線で示している。これにより、後述するように、上流側ガイド42から中間ガイド45を経由してカッタ44まで媒体Mが誘導される際に、その媒体Mが中間ガイド45(後述するガイド板452)に意図的かつ積極的に接触する(図9参照)。
具体的には、中間ガイド45は、例えば、ホルダ451およびガイド板452を含んでいる。ここで、ホルダ451は、本発明の一実施形態の「保持部材」であると共に、ガイド板452は、本発明の一実施形態の「被覆部材」である。
ホルダ451は、例えば、固定刃441を保持しており、その固定刃441は、例えば、ホルダ451に溶接されている。ホルダ451により固定刃441が保持されているため、固定刃441、ホルダ451およびガイド板452は、いわゆる固定刃ユニットを形成している。ここでは、例えば、ホルダ451の一部にテーパが設けられているため、そのホルダ451と固定刃441との間に隙間45Sが設けられている。
ガイド板452は、上流側ガイド42に対向する側、すなわち上流側ガイド42に近い側においてホルダ451から固定刃441の途中まで被覆する板状の部材であり、例えば、両面テープを介してホルダ451に貼り付けられている。ガイド板452がホルダ451から固定刃441の途中まで被覆しており、すなわちガイド板452が固定刃441の一部だけを被覆しているのは、ガイド板452の存在に起因して回転刃442が固定刃441に当接されにくくなることを防止するためである。
このガイド板452は、上流側ガイド42により誘導された媒体Mが接触する接触面45Mを有しており、その接触面45Mは、搬送方向Hにおいて下流側が上流側よりも低くなるように傾斜している。上流側ガイド42により誘導された媒体Mが接触面45Mに接触したのち、その媒体Mがカッタ44に誘導されやすくなるからである。
なお、ガイド板452は、剛性を有するシートでもよいし、柔軟性(可撓性)を有するフィルムでもよい。ここでは、ガイド板452は、例えば、柔軟性を有するフィルムであるため、いわゆるフィルムガイドである。
<1−4.回収ユニットの構成>
図6は、図1に示した回収ユニット50の斜視構成を拡大して表している。図7は、図6に示した回収ユニット50の断面構成を表している。ただし、図7では、YZ面に沿った切断ユニット40の断面を示していると共に、搬送経路Pの一部も併せて示している。
この回収ユニット50は、例えば、図6および図7に示したように、筐体51の内部に、加圧ローラ52と、レジストローラ53と、スクレーパ54とを含んでいる。切断ユニット40により切断された媒体Mが回収ユニット50を経由して搬送される際、加圧ローラ52およびレジストローラ53は、その媒体Mを介して互いに圧接される。加圧ローラ52およびレジストローラ53は、筐体51により回転可能に支持されていると共に、スクレーパ54は、筐体51に固定されている。筐体51の内部には、回収室55が設けられている。ここで、加圧ローラ52は、本発明の一実施形態の「第1圧接部材」であると共に、レジストローラ53は、本発明の一実施形態の「第2圧接部材」である。スクレーパ54は、本発明の一実施形態の「板状部材」である。
[加圧ローラ]
加圧ローラ52は、切断ユニット40により媒体Mが切断される際に発生する切断物Dを回収する部材であり、レジストローラ53に圧接されている。この加圧ローラ52は、例えば、上記したように、X軸方向に延在する回転軸を中心として回転する。具体的には、加圧ローラ52は、例えば、シャフト521および表面層522を含んでいる。シャフト521は、X軸方向に延在する円筒状の部材であり、例えば、ステンレスなどの金属材料のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。表面層522は、シャフト521の表面を被覆している。
[レジストローラ]
レジストローラ53は、加圧ローラ52が圧接される部材であり、例えば、上記したように、X軸方向に延在する回転軸を中心として回転する。具体的には、レジストローラ53は、例えば、シャフト531および表面層532を含んでいる。シャフト531は、X軸方向に延在する円筒状の部材であり、例えば、シャフト521の形成材料と同様の材料を含んでいる。表面層532は、シャフト531の表面を被覆している。
[スクレーパ]
スクレーパ54は、加圧ローラ52により回収された切断物D、すなわち加圧ローラ52の表面に付着した切断物Dを掻き取る板状の部材であり、例えば、その加圧ローラ52に圧接されている。スクレーパ54により掻き取られた切断物Dは、その切断物Dの貯留室である回収室55に回収される。
<1−5.主要な構成要素の極性>
この画像形成装置では、切断ユニット40により媒体Mが切断された際に発生する切断物Dを回収ユニット50において回収しやすくするために、その切断処理および回収処理に関わる主要な構成要素の極性(形成材料)が適正化されている。以下では、例えば、媒体Mが紙であるため、その媒体Mが正極性を有する場合に関して説明する。
[カッタの極性]
切断ユニット40では、カッタ44の極性が適正化されている。具体的には、カッタ44(固定刃441および回転刃442)は、帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有している。すなわち、固定刃441および回転刃442のそれぞれは、例えば、媒体Mが正極性を有している場合には、負極性を有している。
負極性を得るために、固定刃441および回転刃442のそれぞれは、例えば、ステンレス(SUS)などの金属材料のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。
このカッタ44を含む切断ユニット40は、例えば、画像形成装置の内部において、高抵抗(例えば、500MΩ)を介して周辺から電気的に分離されている。切断ユニット40から周辺に電荷が逃げないようにするためである。ただし、同様の目的のために、切断ユニット40にバリスタが接続されていてもよい。
[加圧ローラおよびレジストローラのそれぞれの極性]
また、回収ユニット50では、加圧ローラ52およびレジストローラ53のそれぞれの極性が適正化されている。具体的には、加圧ローラ52は、帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有していると共に、レジストローラ53は、帯電列において加圧ローラ52の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有している。すなわち、加圧ローラ52は、例えば、媒体Mが正極性を有している場合には、負極性を有している。また、レジストローラ53は、例えば、媒体Mが正極性を有している場合には、加圧ローラ53が有している負極性の値よりも正極性側にシフトした値の極性を有している。このため、レジストローラ53が有している極性値は、加圧ローラ52が有している負極性値よりも大きければ、正極性値でもよいし、負極性値でもよい。
負極性を得るために、加圧ローラ52の表面の極性を決定する表面層522は、例えば、ウレタンなどの高分子材料(ゴム材料)のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。また、加圧ローラ53が有している負極性値よりも正極性側にシフトした値の極性を得るために、レジストローラ53の表面の極性を決定する表面層532は、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)などの高分子材料(ゴム材料)のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。
カッタ44、加圧ローラ52およびレジストロー53のそれぞれが上記した極性を有しているのは、上記したように、媒体Mの極性とカッタ44および加圧ローラ52のそれぞれの極性との違いを利用して、その加圧ローラ52により切断物Dが回収されやすくなるからである。なお、加圧ローラ52により切断物Dが回収されやすくなる理由の詳細に関しては、後述する。
[スクレーパの極性]
この他、スクレーパ54は、帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有していることが好ましい。すなわち、スクレーパ54は、媒体Mが正極性を有している場合には、負極性を有していることが好ましい。媒体Mの極性とスクレーパ54の極性との違いを利用して、加圧ローラ52だけでなくスクレーパ54によっても切断物Dが回収されやすくなるからである。
特に、スクレーパ54の極性値の絶対値は、加圧ローラ52の極性値の絶対値よりも大きいことが好ましい。すなわち、スクレーパ54は、例えば、加圧ローラ52が負極性を有している場合には、その加圧ローラ52の負極性よりも強い負極性を有していることが好ましい。加圧ローラ52により回収された切断物Dがスクレーパ54に移行しやすくなることにより、その切断物Dが媒体Mに戻りにくくなるため、回収ユニット50において切断物Dをより回収しやすくなるからである。
負極性を得るために、スクレーパ54は、例えば、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)などの高分子材料のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。
[上流側ガイドおよびガイド板のそれぞれの極性]
また、上流側ガイド42は、帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有していることが好ましい。すなわち、上流側ガイド42は、媒体Mが正極性を有している場合には、負極性を有していることが好ましい。媒体Mの極性と上流側ガイド42の極性との違いを利用して、正極性を有する媒体Mの極性値が高くなり、すなわち正極性を有する媒体Mの帯電量が増加するからである。これにより、媒体Mの極性と加圧ローラ52の極性との違いを利用して、加圧ローラ52により切断物Dがより回収されやすくなる。
負極性を得るために、上流側ガイド42は、例えば、アクリロ二トリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)などの高分子材料のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。
さらに、中間ガイド45、より具体的には媒体Mが接触するガイド板452は、帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有していることが好ましい。すなわち、ガイド板452は、媒体Mが正極性を有している場合には、負極性を有していることが好ましい。上記した上流側ガイド42と同様の理由により、加圧ローラ52により切断物Dがより回収されやすくなるからである。
負極性を得るために、ガイド板452は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの高分子材料のうちのいずれか1種類または2種類以上を含んでいる。例えば、ガイド板452がフィルムである場合、そのガイド板452はPETフィルムなどである。
<1−6.動作>
図8〜図10のそれぞれは、切断ユニット40の動作を説明するために、図5に示した切断ユニット40の断面構成の一部を拡大している。図11〜図14のそれぞれは、回収ユニット50の動作を説明するために、図7に示した回収ユニット50の断面構成の一部を拡大していると共に模式的に示している。
図8〜図14のそれぞれでは、切断処理および回収処理において発生する電荷を併せて示している。円の内側にプラス(+)の記号が記載されている電荷は、正極性を有する媒体Mなどの電荷である。円の内側にマイナス(−)の記号が記載されている電荷は、負極性を有するカッタ44などの電荷である。三角形の内側にプラス(+)の記号が付されている極性は、正極性を有する切断物Dの電荷である。
ここでは、画像の形成動作に関して説明したのち、切断物Dの回収動作に関して説明する。以下では、随時、既に説明した図1〜図7を参照する。
[画像の形成動作]
媒体Mに画像を形成する場合には、画像形成装置は、例えば、以下で説明するように、切断処理、現像処理、転写処理および定着処理をこの順に行うと共に、必要に応じてクリーニング処理を行う。
(切断処理)
供給ユニット200おいて、供給軸202が回転することにより、その供給ユニット200から媒体Mが処理ユニット100に連続的に供給される。切断処理では、切断ユニット40において、回転刃442が固定刃441に当接されながら回転するため、カッタ44が媒体Mを搬送させながら切断する。
(現像処理)
切断ユニット40により切断された媒体Mが現像ユニット10に投入されると、現像処理では、現像処理部11において、感光体ドラム112が回転すると共に、帯電ローラ113の回転に応じて感光体ドラム112に直流電圧が印加されるため、その感光体ドラム112が均一に帯電する。続いて、画像データに基づいて光源13が感光体ドラム112に光を照射すると、その光の照射領域において電位が減衰(光減衰)するため、静電潜像が形成される。この画像データは、例えば、パーソナルコンピュータなどの外部装置から画像形成装置に送信される。
現像処理部11では、電圧の印加に応じて供給ローラ114および現像ローラ115のそれぞれが回転するため、その供給ローラ114から現像ローラ115にトナーTが供給される。また、感光体ドラム112が回転すると、現像ローラ115から感光体ドラム112にトナーTが移行するため、その感光体ドラム112(静電潜像)にトナーTが付着する。この場合には、トナーTの一部が現像ブレード116により除去されるため、そのトナーTの厚さが均一化される。
なお、トナー収納部12では、トナーTが撹拌されることにより、そのトナー収納物12から現像処理部11にトナーTが供給される。
(転写処理)
転写ユニット20では、駆動ローラ22が回転すると、その駆動ローラ22の回転に応じて従動ローラ23が回転するため、搬送ベルト21が移動する。転写処理では、転写ローラ24が搬送ベルト21を介して感光体ドラム112に圧接されるため、その転写ローラ24に電圧が印加されると、現像処理により感光体ドラム112に付着されたトナーTが媒体Mに転写される。
(定着処理)
定着処理では、定着ユニット30において加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を媒体Mが通過する。この場合には、媒体Mに転写されたトナーTが加熱ローラ31により加熱されるため、そのトナーTが溶融すると共に、溶融状態のトナーTが加圧ローラ32により媒体Mに押圧されるため、そのトナーTが媒体Mに密着する。
これにより、トナーTが媒体Mに定着されるため、その媒体Mに画像が形成される。画像が形成された媒体Mは、排出口101Eから排出される。なお、画像を形成するために用いられるトナーTの種類および数は、その画像を形成するために必要な色の組み合わせに応じて決定される。
(クリーニング処理)
現像ユニット10では、クリーニングブレード117に圧接された状態において感光体ドラム112が回転するため、その感光体ドラム112の表面に残留している不要なトナーTなどの異物がクリーニングブレード117により掻き取られる。
また、転写ユニット20では、搬送ベルト21が移動する際に、その搬送ベルト21の表面に残留した不要なトナーTなどの異物がクリーニングブレード25により掻き取られるため、その異物が回収箱26により回収される。
[切断物の回収動作]
画像形成装置は、以下で説明するように、媒体Mに画像を形成する際に切断物Dの回収処理を行う。以下では、例えば、上記したように、媒体Mが紙であるため、その媒体Mが正極性を有する場合に関して説明する。
最初に、供給ユニット200から処理ユニット100(切断ユニット40)に媒体Mが供給されると、その媒体Mが搬送方向Hに向かって搬送経路Pに沿うように搬送されるため、その媒体Mが上流側ガイド42に到達する。これにより、図8に示したように、媒体Mが自重に起因して上流側ガイド42により支持されながら搬送されるため、その媒体Mが支持面42Mに接触(摺摩)しながらカッタ44に向けて誘導される。
この場合には、上記した媒体Mの形成材料と上流側ガイド42の形成材料との関係(帯電列)に起因して、その上流側ガイド42が媒体Mの極性(正極性)と反対の極性(負極性)に帯電するため、その媒体Mが正極性に帯電しやすくなる。
続いて、中間ガイド45(ガイド板452)が誘導方向Lに配置されているため、図9に示したように、媒体Mがカッタ44に向けて誘導される過程において、その媒体Mがガイド板452に接触する。
この場合には、上流側ガイド42(平坦部422)に傾斜部46が設けられているため、その傾斜部46の傾斜面46Mを利用して媒体Mがガイド板452に接近するように誘導される。これにより、媒体Mがカッタ44に到達する前に、その媒体Mがガイド板452に接触しやすくなる。
また、例えば、上記した媒体Mの形成材料とガイド板452の形成材料との関係(帯電列)に起因して、そのガイド板452が媒体Mの極性(正極性)と反対の極性(負極性)に帯電するため、その媒体Mが正極性に帯電しやすくなる。
さらに、ガイド板452がホルダ451だけでなく固定刃441の一部まで被覆しているため、媒体Mがガイド板452に接触したのちにカッタ44に向けて誘導される過程において、その媒体Mが隙間45Sに入り込みにくくなる。これにより、媒体Mがカッタ44まで誘導される途中において隙間45Sに引っかかりにくくなるため、その媒体Mがカッタ44まで円滑に誘導されやすくなる。すなわち、媒体Mがガイド板452に接触する場合においても、その媒体Mが円滑にカッタ44まで誘導されやすくなるため、いわゆるジャムの発生が抑制される。
続いて、媒体Mが固定刃441と回転刃442との間を通過する際に、その回転刃442が固定刃41に当接されながら左回りに回転するため、図10に示したように、カッタ44により媒体Mが切断される(切断処理)。カッタ44により切断された媒体Mは、回収ユニット50に向けて搬送される。
この場合には、上記した媒体Mの形成材料とカッタ44(固定刃441および回転刃442)の形成材料との関係(帯電列)に起因して、そのカッタ44が媒体Mの極性(正極性)と反対の極性(負極性)に帯電するため、その媒体Mが正極性に帯電しやすくなる。
切断処理では、カッタ44により媒体Mが切断された際に切断物Dが発生すると共に、その切断物Dが媒体Mの極性と同様の極性(正極性)に帯電する。
続いて、切断ユニット20により切断された媒体Mは、回収ユニット50に投入される。この回収ユニット50では、図11に示したように、上記した加圧ローラ52の形成材料とレジストローラ53の形成材料との関係(帯電列)に起因して、その加圧ローラ52が媒体Mの極性と反対の極性(負極性)に帯電していると共に、そのレジストローラ53が加圧ローラ52の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有している。図11では、例えば、レジストローラ53が正極性に帯電している場合を示している。
また、例えば、上記した媒体Mの形成材料とスクレーパ54の形成材料との関係(帯電列)に起因して、そのスクレーパ54が媒体Mの極性(正極性)と反対の極性(負極性)に帯電している。すなわち、加圧ローラ52に圧接されているスクレーパ54は、例えば、その加圧ローラ52と同様の極性(負極性)に帯電している。
加圧ローラ52がレジストローラ53に圧接されているため、図12に示したように、加圧ローラ52が右回りに回転していると共にレジストローラ53が左回りに回転している状態において、媒体Mが加圧ローラ52とレジストローラ53との間を通過することにより、その媒体Mが現像ユニット10および転写ユニット20(図1参照)に向けて搬送される。
この場合には、上記したように、媒体Mが正極性に帯電しているのに対して、加圧ローラ52およびスクレーパ54のそれぞれが負極性に帯電している。
最後に、切断物Dが加圧ローラ52に到達するまで媒体Mが搬送されると、図13に示したように、上記した切断物Dの極性(正極性)と加圧ローラ52の極性(負極性)との違いを利用して、その切断物Dが媒体Mから離脱すると共に加圧ローラ52に付着する。これにより、切断物Dが加圧ローラ52により回収される。
この場合には、上記した加圧ローラ52の極性(負極性)とレジストローラ53の極性(加圧ローラ52の負極性値よりも正極性側にシフトした値を有する極性)との違いを利用して、切断物Dがレジストローラ53よりも加圧ローラ52に媒体Mから移行しやすくなる。
切断物Dが加圧ローラ52により回収されると、スクレーパ54が圧接されている状態において加圧ローラ52が回転する。これにより、加圧ローラ52に付着した切断物Dがスクレーパ54により掻き取られるため、その切断物Dが回収室55に回収される。
この場合には、図14に示したように、上記した切断物Dの極性(正極性)とスクレーパ54の極性(負極性)との違いを利用して、その切断物Dが加圧ローラ52からスクレーパ54に移行する。すなわち、スクレーパ54により物理的に掻き取られた切断物Dが回収室55に回収されると共に、そのスクレーパ54により物理的に掻き取られなかった切断物Dがスクレーパ54に電気的に付着する。これにより、加圧ローラ52により回収された切断物Dが媒体Mに戻りにくくなる。
特に、スクレーパ54の極性値の絶対値が加圧ローラ52の極性値の絶対値よりも大きいと、その加圧ローラ52の極性値とスクレーパ54の極性値との違いを利用して、その加圧ローラ52からスクレーパ54に切断物Dが移行しやすくなる。これにより、加圧ローラ2により回収された切断物Dが媒体Mにより戻りにくくなる。
これにより、切断ユニット40により媒体Mが切断された際に切断物Dが発生しても、その切断物Dが回収ユニット50により回収される。よって、切断物Dの回収処理が完了する。
<1−7.作用および効果>
この画像形成装置によれば、カッタ44を含む切断ユニット40では、そのカッタ44が帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有している。また、加圧ローラ52およびレジストローラ53を含む切断ユニット40では、その加圧ローラ52が帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有しているのに対して、そのレジストローラ53が帯電列において加圧ローラ52の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有している。
この場合には、例えば、媒体Mが正極性を有していると、切断ユニット40により切断された媒体Mが回収ユニット50に投入される前に、媒体Mの極性とカッタ44の極性との違いを利用して、その媒体Mが正極性に帯電しやすくなるため、切断物Dも正極性に帯電しやすくなる。すなわち、媒体Mの極性とカッタ44の極性とが同じであることに起因して両者の極性の違いを利用できない場合と比較して、正極性を有する媒体Mの帯電量が増加するため、正極性を有する切断物Dの帯電量も増加する。これにより、正極性を有するように媒体Mが十分に帯電された状態において、その媒体Mが回収ユニット50に投入される。
また、切断ユニット40により切断された媒体Mが回収ユニット50に投入されると、切断物Dの極性と加圧ローラ52の極性との違いを利用して、その切断物Dが媒体Mから加圧ローラ52に電気的に移行するため、その切断物Dが加圧ローラ52により回収される。この場合には、上記したように、正極性を有する切断物Dの帯電量が増加しているため、その切断物Dが加圧ローラ52により回収されやすくなる。
これらのことから、切断ユニット40により媒体Mが切断された際に切断物Dが発生しても、その切断物Dが回収ユニット50により十分に回収されやすくなるため、その切断物Dが付着された状態において媒体Mが現像ユニット10および転写ユニット20に投入されにくくなる。よって、切断物Dが画像の品質に影響を及ぼしにくくなり、より具体的には、媒体Mに切断物Dが付着していることに起因して汚れなどの画質不良が発生しにくくなるため、媒体Mに画像を安定に形成することができる。
特に、スクレーパ54が帯電列において加圧ローラ52の極性と反対の極性を有していれば、切断物Dの極性とスクレーパ54の極性との違いを利用して、加圧ローラ52により回収された切断物Dがスクレーパ54に移行しやすくなる。よって、スクレーパ54によっても切断物Dが回収されると共に、加圧ローラ52により回収された切断物Dが媒体Mに戻りにくくなるため、より高い効果を得ることができる。
この場合には、スクレーパ54の極性値の絶対値が加圧ローラ52の極性値の絶対値よりも大きければ、その加圧ローラ52の極性値とスクレーパ54の極性値との違いを利用して、その加圧ローラ52からスクレーパ54に切断物Dがより移行しやすくなる。よって、加圧ローラ52により回収された切断物Dが媒体Mにより戻りにくくなるため、さらに高い効果を得ることができる。
また、カッタ44が固定刃441および回転刃442を含んでいれば、媒体Mの極性と固定刃441の極性との違いを利用して、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなると共に、媒体Mの極性と回転刃442の極性との違いを利用して、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなる。よって、回収ユニット50により切断物Dがより回収されやすくなるため、より高い効果を得ることができる。
また、上流側ガイド42および中間ガイド45のそれぞれが帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有していれば、媒体Mの極性と上流側ガイド42の極性との違いを利用して、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなると共に、媒体Mの極性と中間ガイド45の極性との違いを利用して、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなる。よって、回収ユニット50により切断物Dがより回収されやすくなるため、より高い効果を得ることができる。
この場合には、上流側ガイド42(平坦部422)に傾斜部46が設けられていれば、その傾斜部46を利用して媒体Mが上流側ガイド42に接触しやすくなるため、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなる。よって、回収ユニット50により切断物Dがより回収されやすくなるため、より高い効果を得ることができる。
また、中間ガイド45がホルダ451およびガイド板452を含んでおり、そのガイド板452がホルダ451だけでなく固定刃441の一部も被覆していると共に帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有していれば、その媒体Mが円滑に搬送されながら正極性に帯電しやすくなるため、より高い効果を得ることができる。
<2.変形例>
上記した画像形成装置の構成は、適宜、変更可能である。なお、以下で説明する一連の変形例に関しては、任意の2種類以上が互いに組み合わされてもよい。
[変形例1]
具体的には、媒体Mが正極性を有する場合に関して説明したが、その媒体Mが負極性を有してもよい。この場合においても、カッタ44および加圧ローラ52のそれぞれが帯電列において媒体Mの極性(負極性)と反対の極性(正極性)を有していると共に、レジストローラ53が帯電列において加圧ローラ52の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有していれば、同様の効果を得ることができる。この場合には、レジストローラ53が有している極性値は、加圧ローラ52が有している正極性値よりも小さければ、負極性値でもよいし、正極性値でもよい。
[変形例2]
また、ガイド板452を用いたが、例えば、図5に対応する図15に示したように、そのガイド板452を用いなくてもよい。この場合には、例えば、固定刃441の全体にホルダ451が密接されているため、隙間45Sが設けられていなくてもよい。
この場合においても、ホルダ451が媒体Mの極性と反対の極性を有していれば、そのホルダ451の接触面45Mに媒体Mが接触することにより、その媒体Mが正極性に帯電しやすくなるため、同様の効果を得ることができる。しかも、隙間45Sが存在しないため、ホルダ451が固定刃441を保持していても媒体Mの搬送が阻害されにくくなる。
ただし、媒体Mを円滑に搬送させやすくするためには、図5に示したように、ガイド板452を用いることが好ましい。ホルダ451が固定刃441を保持している場合には、隙間45Sが存在していなくても、ホルダ451と固定刃441との境界に形成される段差に媒体Mが引っかかる可能性があるからである。これに対して、ガイド板452を用いれば、隙間45Sの有無および段差の有無に依存せずに媒体Mが円滑に搬送されやすくなる。
[変形例3]
また、上流側ガイド42(平坦部422)に突起状の傾斜部46を設けたが、例えば、図5に対応する図16に示したように、平坦部422に傾斜部46を設けずに、その平坦部422の全体を傾斜させてもよい。すなわち、搬送方向Hの下流側において上流側よりも高くなるように平坦部422の支持面42Mの全体を傾斜させてもよい。この場合においても、中間ガイド45(ガイド板452)に接近するように媒体Mが誘導されるため、同様の効果を得ることができる。
[変形例4]
また、例えば、図5および図8〜図10に対応する図17に示したように、画像形成装置がさらに電源装置80を備えていてもよい。ここで、電源装置80は、本発明の一実施形態の「電源ユニット」である。
この電源装置80は、例えば、切断ユニット40(カッタ44)に接続されており、帯電列において媒体Mの極性と反対の極性を有する電圧(直流電圧)をカッタ44に印加する。具体的には、電源装置80は、例えば、固定刃用電源装置81および回転刃用電源装置82を含んでいる。固定刃用電源装置81は、例えば、固定刃441に接続されており、その固定刃441に電圧を印加する。回転刃用電源装置82は、例えば、回転刃442に接続されており、その回転刃442に電圧を印加する。
この画像形成装置では、例えば、媒体Mが正極性を有する場合には、切断ユニット40において媒体Mが切断される際に、固定刃用電源装置81が固定刃441に負極性の電圧を印加すると共に、回転刃用電源装置82が固定刃441に負極性の電圧を印加する。これにより、負極性を有する固定刃441および回転刃442のそれぞれの帯電量が増加するため、正極性を有する回転刃442の帯電量も増加する。
この場合には、媒体Mの極性と固定刃441の極性との違いを理由して、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなると共に、媒体Mの極性と回転刃442の極性との違いを利用して、その媒体Mがより正極性に帯電しやすくなる。しかも、固定刃用電源装置81が固定刃441に負極性の電圧を印加することに起因して、ホルダ451がより負極性に帯電しやすくなるため、媒体Mの極性とホルダ451の極性との違いも利用して、その媒体Mがさらに正極性に帯電しやすくなる。
よって、正極性を有する媒体Mの帯電量が著しく増加することにより、回収ユニット50により切断物Dが著しく回収されやすくなるため、著しく高い効果を得ることができる。
以上、一実施形態を挙げながら本発明に関して説明したが、その本発明の態様は、一実施形態において説明された態様に限定されない。このため、本発明の態様に関しては、種々の変形が可能である。
具体的には、例えば、本発明の一実施形態の画像形成装置では、媒体を切断する処理を要すれば、ロール状の媒体を用いる代わりに、短冊状に折り重ねられた媒体を用いてもよい。例えば、媒体が紙である場合、短冊状に折り重ねられた媒体は、いわゆるファンフォールド紙である。
例えば、本発明の一実施形態の画像形成装置は、フルカラープリンタに限られず、モノクロプリンタでもよい。また、本発明の一実施形態の画像形成装置は、プリンタに限られず、複写機、ファクシミリおよび複合機などでもよい。
10…現像ユニット、20…転写ユニット、30…定着ユニット、40…切断ユニット、42…上流側ガイド、45…中間ガイド、44…カッタ、46…傾斜部、50…回収ユニット、52…加圧ローラ、53…レジストローラ、54…スクレーパ、80…電源装置、81…固定刃用電源装置、82…回転刃用電源装置、441…固定刃、442…回転刃、451…ホルダ、452…ガイド板、M…媒体、T…トナー。

Claims (6)

  1. 媒体を切断すると共に、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する切断部材を含む切断ユニットと、
    前記切断ユニットにより切断された前記媒体に画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記切断ユニットと前記画像形成ユニットとの間に配置され、前記切断ユニットにより切断された前記媒体を介して互いに圧接される第1圧接部材および第2圧接部材を含むと共に、前記第1圧接部材が帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有し、前記第2圧接部材が帯電列において前記第1圧接部材の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有する圧接ユニットと
    を備え
    前記第1圧接部材は、回転可能であり、
    前記圧接ユニットは、さらに、前記第1圧接部材に圧接されると共に、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する板状部材を含み、
    前記板状部材の極性値の絶対値は、前記第1圧接部材の極性値の絶対値よりも大きい、
    画像形成装置。
  2. 前記切断ユニットは、
    固定された第1切断部材と、
    前記第1切断部材に当接されながら回転する第2切断部材と
    を含む、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 媒体を切断すると共に、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する切断部材を含む切断ユニットと、
    前記切断ユニットにより切断された前記媒体に画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記切断ユニットと前記画像形成ユニットとの間に配置され、前記切断ユニットにより切断された前記媒体を介して互いに圧接される第1圧接部材および第2圧接部材を含むと共に、前記第1圧接部材が帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有し、前記第2圧接部材が帯電列において前記第1圧接部材の極性値よりも反対の極性側にシフトした極性値を有する圧接ユニットと
    を備え、
    前記切断ユニットは、
    固定された第1切断部材と、
    前記第1切断部材に当接されながら回転する第2切断部材と
    を含み、
    前記切断ユニットは、さらに、
    前記第1切断部材および前記第2切断部材に向けて前記媒体を支持しながら誘導すると共に、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する第1誘導部材と、
    前記第1誘導部材により前記媒体が誘導される方向に配置され、前記第1誘導部材により誘導された前記媒体を前記第1切断部材および前記第2切断部材に向けて誘導すると共に、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する第2誘導部材と
    を含む、画像形成装置。
  4. 前記第1誘導部材は、前記第2誘導部材に近い側において前記第2誘導部材から遠い側よりも高くなるように傾斜した傾斜部を含む、
    請求項記載の画像形成装置。
  5. 前記第2誘導部材は、
    前記第1切断部材を保持する保持部材と、
    前記第1誘導部材に近い側において前記保持部材から前記第1切断部材の途中まで被覆すると共に、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する延在する被覆部材と
    を含む、請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  6. さらに、帯電列において前記媒体の極性と反対の極性を有する電圧を前記切断部材に印加する電源ユニットを備えた、
    請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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