JP2005081484A - ウエブの裁断方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】合紙が密着された帯状のウエブを搬送方向にスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機へ搬送する際に、合紙がピンチローラに巻き付くのを確実に防止することができる。
【解決手段】合紙110が剥離可能に密着された帯状のウエブ104を搬送しながら、該ウエブ104の幅方向端部をスリッタ114で連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラ136で引き込んで裁断屑処理機138に搬送するウエブの裁断装置10において、ピンチローラ136を構成する一対のローラ137、139のうち合紙110が接触する側のローラ表面には凸凹形状が形成されているようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】合紙110が剥離可能に密着された帯状のウエブ104を搬送しながら、該ウエブ104の幅方向端部をスリッタ114で連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラ136で引き込んで裁断屑処理機138に搬送するウエブの裁断装置10において、ピンチローラ136を構成する一対のローラ137、139のうち合紙110が接触する側のローラ表面には凸凹形状が形成されているようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながらウエブの幅方向端部(耳部)のトリミングを行うウエブの裁断方法及び装置に係り、特にウエブが平版印刷版である場合の裁断方法及び装置に関する。
近年の製版法(電子写真製版法を含む)では、製版工程の自動化を容易にすべく、感光性印刷版や感熱性印刷版等の平版印刷版が広く用いられている。平版印刷版は、一般にシート状又はコイル状のアルミニウム板等の支持体に、たとえば、砂目立て、陽極酸化、シリケート処理、その他化成処理等の表面処理を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、感光層又は感熱層(以下、これらをまとめて「塗布膜」といい、塗布膜が塗布された面を「画像形成面」、塗布膜が形成されていない面を「非画像形成面」という)の塗布、乾燥処理を行った後に所望のサイズに切断されることにより製造される。
この平版印刷版は、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされる。そして、印刷機にセットされた平版印刷版に、インクが塗布され、これが転写されることにより、紙面に文字、画像等が印刷される。
ところで、この平版印刷版は、画像形成面を保護するために合紙が剥離可能に密着される。そして、平版印刷版を搬送させながらスリッタで平版印刷版の幅方向端部を連続裁断することにより合紙と平版印刷版を一緒に裁断し、トリミング幅(幅サイズ)が決定される。次に、スリッタの下流側に配置されたカッタでウエブが幅方向に切断されることにより、平版印刷版の長さサイズ(搬送方向の長さ)が決定される。
裁断により発生した帯状の裁断屑は裁断屑処理機で細かく切断されるが、この場合スリッタでのトリミング直後に裁断屑処理機で切断すると、細かく切断された裁断屑がライン上に流れる危険があるため、ラインから離れた裁断屑処理機に帯状の裁断屑をピンチローラで引き込み搬送する必要がある。裁断屑を裁断屑処理機にピンチローラで引き込み搬送するものとしては、例えば特許文献1及び特許文献2がある。
特開2003−117722号公報
特開平10−249634号公報
しかしながら、特許文献1や2のピンチローラでは、帯状の裁断屑をピンチローラで引き込み搬送する際に、合紙がローラに巻き付いてしまいトラブルになることがある。特に、平版印刷版への合紙の密着性を良くするために合紙を帯電させている場合には、ローラへの巻き付きが発生し易い。合紙がローラに巻き付くと、裁断を停止しなくてはならず、平版印刷版製造工程全体に遅れがでるために、多大な効率ロスになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、合紙が密着された帯状のウエブを搬送方向にスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機へ搬送する際に、合紙がピンチローラに巻き付くのを確実に防止することができるウエブの裁断方法及び装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1は、合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながら、該ウエブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送するウエブの裁断装置において、前記ピンチローラを構成する一対のローラのうち前記合紙が接触する側のローラ表面には凸凹形状が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、スリッタで裁断した帯状の裁断屑を引き込み搬送するピンチローラを構成する一対のローラのうち、合紙が接触する側のローラ表面を凸凹形状にして、ローラ表面と合紙との間には空気層を部分的に形成して合紙がローラに密着しにくくしたので、合紙がローラに巻き付くのを防止できる。
ここで、裁断とは、ウエブの搬送方向にウエブを切ることを言う。そして、切断という場合には、ウエブの幅方向にウエブを切ることを言うものとする。
請求項2は請求項1において、前記凸凹形状は前記ローラ表面に形成された溝であることを特徴とする。
ピンチローラを構成する一対のローラのうち、合紙が接触する側のローラ表面に溝を形成することで、合紙がローラに一層巻き付き難くなる。この場合、溝はローラの周方向であってもローラの軸方向であっても、或いは螺旋溝であってもよい。
請求項3は請求項2において、前記溝を前記ローラの周方向に形成すると共に、前記溝内に該ローラの回転方向とは逆向きにエアを供給するエアノズルを設けたことを特徴とする。このように、ローラの周方向に形成した溝内に該ローラの回転方向とは逆向きにエアを供給することで、裁断屑がピンチローラから排出される時に合紙をウエブ側に押し付ける風の流れとなるので、合紙がローラ表面に巻き付くのを確実に防止できる。
前記目的を達成するために、本発明の請求項4は、合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながら、該ウエブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送するウエブの裁断装置において、前記ピンチローラを構成する一対のローラのうち前記合紙が接触する側のローラ表面にはエアを吹き出す多数のエア噴出孔が形成されると共に、空洞内のローラ内部にエアが供給されることを特徴とする。
このように、ピンチローラを構成する一対のローラのうち合紙が接触する側のローラ表面からエアを吹き出すようにすれば、合紙がローラに巻き付くのを防止できる。
請求項5は請求項1〜4の何れか1において、前記ウエブは平版印刷版であることを特徴とする。平版印刷版の製造においては、感光性面或いは感熱性面を合紙で保護するため、平版印刷版の裁断において合紙がローラに巻き付くという問題が発生し易いためである。
前記目的を達成するために、本発明の請求項6は、合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながら、該ウエブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送するウエブの裁断方法において、前記ピンチローラを構成する一対のローラのうち前記合紙が接触する側のローラ表面と前記合紙との間に空気層を形成することにより、前記裁断屑が前記ピンチローラに巻き付くのを防止することを特徴とする。
本発明の請求項6によれば、合紙が接触する側のローラ表面と合紙との間に部分的な空気層を形成することにより、合紙がローラに密着しにくくなる。これにより、合紙がローラに巻き付くのを防止できる。この場合、ローラ表面と合紙との間の全体に空気層が形成されていても部分的な空気層でもよい。空気層の形成は、ローラ表面を凸凹形状にしたり、ローラ表面からエアを吹き出す方法が好ましいが、部分的な空気層を形成できれば他の方法でもよい。
以上説明したように、本発明によれば、合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送方向にスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送する際に、合紙がピンチローラに巻き付くのを防止することができる。
以下、添付図面に従って、本発明に係るウエブの裁断方法及び装置の好ましい実施態様について説明する。
図1には、本発明のウエブの裁断装置10が組み込まれた平版印刷版(PS版)の加工ライン100が示されており、所定幅や所定長さの設定されたサイズに裁断及び切断される前の帯状の平版印刷版を以下ウエブと称す。
この加工ライン100の上流側(図1右上側)には、あらかじめロール状に巻かれたウエブ104を順次巻き出す送出機102が配設されている。送出機102から送り出された帯状のウエブ104がレベラ106でカール矯正され、送りローラ108に至ると、合紙110が貼り合わされ、帯電により剥離可能に密着されて、裁断装置10(ノッチャーとも称される)に至る。
合紙110としては、平版印刷版の塗布膜(画像形成面)を保護できれば、具体的構成は特に限定されないが、たとえば、木材パルプを100%使用した紙、木材パルプを100%使用せず合成パルプを使用した紙、及びこれらの紙の表面に低密度ポリエチレン層を設けた紙等を使用できる。特に、合成パルプを使用しない紙では、材料コストが低くなるので、低コストで合紙110を製造することができる。より具体的には、漂白クラフトパルプから抄造した坪量30〜60g/m2 、密度0.7〜0.85g/cm3 、水分4〜8%、PH4〜6の合紙110が挙げられる。但し、合紙110の具体的構成はこれに限定されるものではない。
裁断装置10は、ウエブ104両端部(通称「耳部」)を裁断するもので、ウエブ104は押圧ローラ116、118で下ローラ120に押圧支持されて搬送されると共に、スリッタ114のトリミング上刃122とトリミング下刃123(図2参照)が、裁断位置でウエブ104の幅方向へ移動できるように構成される。これにより、ウエブ104と合紙110とをまとめて連続裁断すると共に、ウエブ104の耳部のトリミング幅(幅サイズ)を変更することが可能となる。図2に示すように、トリミング幅(L3)はウエブ104の原反サイズ(L1)と製品サイズ(L2)とで決定され、通常5mm〜150mmの範囲内であることが好ましい。
このようにして、所定のトリミング幅で裁断されたウエブ104は、測長装置124で送り長が検出され、指示されたタイミングで走間カッタ126により切断される。これにより、設定されたサイズのPS版128が製造される。PS版128の形状等は特に限定されず、たとえば、厚さ0.1〜0.5mm、長辺(幅)300〜2050mm、短辺(長さ)200〜1500mmのアルミニウム板の片面又は両面に塗布膜(感光層又は感熱層等)が塗布されたもの等とすることができる。
次に、PS版128は、コンベア130によって集積部132に送られ、所定枚数積み重ねられて、集積束16が構成される。なお、集積部132では、この集積束16の上下又は片側に、厚紙等からなる保護シート(一般に「当てボール」と称される)を配置することも可能である。
集積部132は、集積部132A及び集積部132Bのように上下2箇所に設けられる。集積束16が交互に集積されることにより、集積束16が搬送される間においても、ウエブ104が連続的に裁断や切断ができるようになっている。符号115は集積束16を反転する反転装置である。
そして、集積束16は、搬送部135を経てパレット133に積み重ねられる。その後、ラック倉庫等の保管庫又は包装工程に送られ、包装材料(テープ、内装剤、外装材等)によって包装される。また、自動製版機用のスキッド(平台スキッド、縦型スキッド等)に積み重ねることも可能である。なお、これらのスキッドに積み重ねて包装する場合には、加工ライン100に、集積束16をスキッドに集積するための集積装置を設け、加工ライン100内において直接スキッドに集積するようにしてもよい。
次に、本発明に係るウエブの裁断装置10について説明する。
図2には、本発明のウエブの裁断装置10の一例が示されている。
このウエブの裁断装置10は、主として、ウエブ104の耳部を裁断するスリッタ114と、スリッタ114で裁断した裁断屑104A(通称「トリミング屑」)を引き込み搬送するピンチローラ136と、裁断屑104Aを細かく切断する裁断屑処理機138とで構成される。
スリッタ114は、回転するトリミング上刃122と回転するトリミング下刃123とがウエブ104の耳部位置にそれぞれ一対配置され、トリミング上刃122とトリミング下刃123とにより、搬送されてくるウエブ104の耳部を裁断する。これにより、ウエブ104の原反サイズL1から製品サイズL2に裁断される。トリミング上刃122とトリミング下刃123は材質SKH51で成形されており、図示しないレールに沿ってウエブ104の幅方向に移動できるようになっており、これにより製品サイズ幅の切り換えが行われる。また、トリミング上刃122とトリミング下刃123の刃には、粉末ハイス、超硬などの材質を用いてもよい。
スリッタ114で裁断された裁断屑104Aの先端は、クランプ装置140にクランプされてピンチローラ136まで運ばれる。クランプ装置140は裁断屑104Aをクランプするクランプ部140Aとクランプ部140Aをピンチローラ136まで移動させる移動部(図示せず)とで構成される。尚、クランプ装置140に替えて、裁断屑104Aの先端をピンチローラ136まで案内するガイド機構を設けることも可能である。
ピンチローラ136は、合紙110が接触する合紙側ローラ137と、ウエブ104が接触するウエブ側ローラ139とで裁断屑104Aを挟持搬送するように構成される。そして、合紙側ローラ137のローラ表面には凸凹形状が形成される。図2は凸凹形状として、合紙側ローラ137のローラ周方向に複数本の溝142(図3参照)を形成した例である。図3に示すように、溝142の幅dは裁断屑104Aの幅L3よりも小さいことが必要であり、通常3mm程度に形成することが好ましい。また、溝142から次の溝142までのピッチPは2〜4mmの範囲内であることが好ましい。溝142の深さhは1〜2mmの範囲内であることが好ましい。ローラ表面に形成される溝142は、図3のようにローラ周方向に限定されるものではなく、図4のように、溝142をローラ軸方向に複数本形成してもよい。また、ローラ表面の周方向に形成する溝142は、図3のように複数本のリング状の溝142に限定されず、螺旋溝(図示せず)であってもよい。
溝142がローラ周方向に形成された図3の合紙側ローラ137の場合には、図5に示すように、溝142内に該ローラの回転方向とは逆向きにエアを供給する複数のエアノズル144を設けると更に良い。複数のエアノズル144は1本のエアヘッダー146に接続され、エアヘッダー146を介して圧縮エアがエアノズル144に供給される。
図1に示す裁断屑処理機138は、裁断屑104Aを細かく切断したチップ150を屑缶148に回収できるものであればよく、例えばチョッパ機を使用することができる。
上記の如く構成された本発明のウエブの裁断装置10によれば、スリッタ114で裁断した帯状の裁断屑104Aを引き込み搬送するピンチローラ136を構成する一対のローラ137、139のうち、合紙が接触する側の合紙側ローラ137のローラ表面に溝142を形成したので、合紙側ローラ137のローラ表面と合紙110との間には空気層が部分的に形成される。この合紙110とローラ表面との間に形成される部分的な空気層により、合紙110がローラ表面に張り付く力よりも合紙110がウエブ104に密着されている密着力の方が大きくなるので、合紙110が合紙側ローラ137に巻き付くのを防止できる。
更には、合紙側ローラ137の周方向に形成した溝142内に該合紙側ローラ137の回転方向とは逆向きにエアノズル144からエアを供給することで、裁断屑104Aがピンチローラ136から排出される時に合紙110をウエブ104側に押し付ける風の流れとなるので、合紙110がローラ表面に巻き付くのを確実に防止できる。
図6は、ウエブの裁断装置10におけるピンチローラ136の別の態様であり、合紙側ローラ137をエア吹き出しローラとして構成したものである。即ち、合紙側ローラ137のローラ表面に多数のエア噴出孔137Aを形成し、空洞なローラ内部に供給したエアをローラ表面から吹き出すようにしたものである。図6の合紙側ローラ137の場合には、ローラ表面から吹き出されたエアは合紙110をウエブ104に押し付けるように作用する。従って、ピンチローラ136から排出されるウエブ104から合紙110が剥離しないので、合紙110が合紙側ローラ137に巻き付くことがない。
以上説明したように、本発明のウエブの裁断装置によれば、合紙が密着された帯状のウエブを搬送方向にスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送する際に、合紙がピンチローラに巻き付くのを確実に防止することができる。
図2の裁断装置10を使用して、合紙110が剥離可能に密着されたウエブ104を裁断し、裁断により発生した幅30mmの裁断屑をピンチローラ136で引き込み裁断屑処理機で処理した際に、ピンチローラの合紙側ローラ137に合紙が巻き付くか否かの判別試験を行った。
合紙側ローラ137及びウエブ側ローラ139としては、ロール径が80mmのアルミニウム材質のロールでロール表面にハードクロムメッキを施したものを使用した。また、合紙側ローラ137のローラ表面の周方向に図3に示した複数本の溝142を形成した。溝幅dを3mmとし、溝深さhを1mmとした。また、溝のピッチPを3mmとした。尚、ウエブ側ローラ139のローラ表面が平滑な通常のローラである。
そして、裁断装置10でのウエブ104の裁断搬送速度を5m/分〜100m/分まで変えることにより、裁断搬送速度による合紙110の合紙側ローラ137への巻き付きの影響も調べた。
比較例としては、合紙側ローラ137及びウエブ側ローラ139共にローラ表面が平滑な従来のピンチローラを使用した。スリッタ114や裁断屑処理機138は実施例と同様である。
その結果、本発明の裁断装置10では、裁断搬送速度に関係なく合紙110が合紙側ローラ137に巻き付くことはなかった。
これに対し、比較例の場合には、何れの裁断搬送速度においても、合紙110が合紙側ローラ137に巻き付くトラブルが散見され、それの修復に時間を要したため、PS版の生産効率が低下した。
10…裁断装置、16…集積束、100…平版印刷版の加工ライン、102…送出機、104…ウエブ、106…レベラ、108…送りローラ、110…合紙、114…スリッタ、115…反転装置、116、118…押圧ローラ、120…下ローラ、122…トリミング上刃、123…トリミング下刃、124…測長装置、126…走間カッタ、128…設定されたサイズのPS版、130…コンベア、132…集積部、133…パレット、135…搬送部、136…ピンチローラ、137…合紙側ローラ、138…裁断屑処理機、139…ウエブ側ローラ、140…クランプ装置、142…ローラ表面に形成された溝、144…エアノズル、146…エアヘッダー
Claims (6)
- 合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながら、該ウエブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送するウエブの裁断装置において、
前記ピンチローラを構成する一対のローラのうち前記合紙が接触する側のローラ表面には凸凹形状が形成されていることを特徴とするウエブの裁断装置。 - 前記凸凹形状は前記ローラ表面に形成された溝であることを特徴とする請求項1のウエブの裁断装置。
- 前記溝を前記ローラの周方向に形成すると共に、前記溝内に該ローラの回転方向とは逆向きにエアを供給するエアノズルを設けたことを特徴とする請求項2のウエブの裁断装置。
- 合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながら、該ウエブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送するウエブの裁断装置において、
前記ピンチローラを構成する一対のローラのうち前記合紙が接触する側のローラ表面にはエアを吹き出す多数のエア噴出孔が形成されると共に、空洞内のローラ内部にエアが供給されることを特徴とするウエブの裁断装置。 - 前記ウエブは平版印刷版であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1のウエブの裁断装置。
- 合紙が剥離可能に密着された帯状のウエブを搬送しながら、該ウエブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑をピンチローラで引き込んで裁断屑処理機に搬送するウエブの裁断方法において、
前記ピンチローラを構成する一対のローラのうち前記合紙が接触する側のローラ表面と前記合紙との間に空気層を形成することにより、前記裁断屑が前記ピンチローラに巻き付くのを防止することを特徴とするウエブの裁断方法。
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