JPH02147552A - 単一シート処理用高速プリンタに用いる紙送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、請求項１に依る単一シートを処理する高速プ
リンタの供給機構に供する紙送り装置に係るものである
。

〔従来の技術〕

レーザープリンタおよび他のノンストップ・プリンタは
、処理速度が極めて高いことで秀でている。紙のストッ
クがスタッカーに収納した単一シートを積み上げたもの
であるならば、この堆積は短期間のうちに取り崩される
。従って、何度もスタッカーに補充することとなり、そ
のため印刷工程は中断しなければならない。因みに、ス
タッカーが空になるや否や、それを補充するための作業
者を待機させなければならない。第２のスタッカーを用
意したとしても、然したる簡便とはならない。

かかる問題を解決するために、前述した形式の装置が提
案された。この装置においては、紙のストックがスタッ
カーにジグザグ状で折り畳んだペーパートラックの形で
用意しである（ドイツ連邦共和国特許出願公開箱３３３
４８２５号公報）、ペーパートラックは、スタッカーか
ら引き出され、徐々に、断続作動する切断装置へ導かれ
る。この切断装置は、折り畳み領域でペーパートラック
を切断する。次に、切断で生じた単一シートは、各シー
トが先行するシートの上に屋根がわらのように乗るうろ
こ状を形成しつつ、高速プリンタの供給機構へ導かれる
。単一シートの上に折り目が現われるのを防ぐために、
各々の折り目の領域において、前の折り目を含んだ紙の
帯状部分を切り取り、これを廃棄する。この帯状部の切
り取りは、ふたつの連続するカット操作で行われるが、
このことは特に、切断装置が断続的に作動するため、遅
滞しながら作業過程全体に影響を与える。更に、単一シ
ートの寸法は、ペーパートラックの幅と切除された折り
目部分の間隔によって予め与えられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、既知の装置よりも優れた性能を有し、
単一シートを作る際に実質的には紙の廃棄物が生じない
ような、前述の形式による各種高速プリンタ用の単一シ
ートを確実に準備するための装置を提案することにある
。

〔課題を解決するための手段〕 この目的を達成するため、本発明は請求項１に示した部
分を特徴とするものである。

紙のストックがロール状に巻き上げたペーパートラック
として用意されていることにより、ペーパートラックを
寸断する際に配慮すべき折り目や切除すべき折り目部分
の無いペーパートラックを処理することができる。従っ
て、特に取り上げる程の紙廃棄物を生じることな（、各
１回の切断で新たな単一シートを分割することができる
。

双方の切断線の間隔は、基本的には常に一定であるため
、連続する切断工程およびそれに伴うペーパートラック
の連続するフィードに関する諸条件が与えられる。これ
により、然るべき高い生産性が実現する。

更に、とりわけ紙のストックとなるロールの交換をはじ
めとする大きな労力を要せずに、単一シートの寸法を変
えることが可能である。

また、穿孔の無いペーパートラックをロールから加工す
ることも可能であり、その場合には、ペーパートラック
はフィード機構のＦｅ擦気密によって前進する。

平滑装置を具えると有利であり、かかる装置の中でペー
パートラックは通過時に平滑となる。それにより、ペー
パートラックのロール堆積により引き起こされる、ある
いはペーパートラックが転向ローラーの上を走行する個
所においてペーパートラックが停止した時に生じるペー
パートラックの屈曲は消滅する。

本発明の更に有利な実施例においては、高速プリンタの
供給装置の前にある単一シートは下方からスタッカーに
挿入され、このスタッカーからシートは引出し装置によ
って上方に引き出される。

本発明の更に別の有利な実施例は、請求項６から請求項
１８に記述した。

以下、図示実施例につき本発明を一層具体的に説明する
。

〔実施例〕

第１図〜第５図に示す装置は、ストックロール１０から
穿孔のない、プリントした、またはプリントしていない
ペーパートラック１２を解いて単一シート１４に加工し
、これらの単一シートは、例えばレーザープリンタのよ
うに、供給装置１６（第３図参照）と共に示した、非機
械的に作動する高速プリンタＰまたは他の連続高性能プ
リンタへ導かれる。

ストックロールｌＯは、点線で記した座標系で示す巻上
げ解除ステーション１８に回転可能として配置する。ペ
ーパートラック１２の巻きをほどく際にストックロール
１０が回転する方向は、矢印Ａで示した。ストックロー
ル１０がらペーパートラック１２は、多くの転向ローラ
ー（転向ローラー２０のみ図示）を介し、平滑装置２２
と穿孔装置２４を通過してフィード機構２６へ向かう。

フィード機構２６は、ストックロール１０から搬送方向
Ｂにペーパートラック１２を引き出し、カッター２８へ
導く、カッターは、ペーパートラック１２を横方向に切
断し、切り離した単一シート１４を加速部材３０へ導く
。加速部材３０は、単一シート１４をうろこ状Ｓにして
巻取機３２の上に置き、この巻取機はうろこ状Ｓを高速
プリンタＰの供給装置１６へ搬送する。以下、上記の諸
機構を一層具体的に説明する。

平滑装置２２は、ペーパートラックの搬送方向で互いに
間隔を置いた２つのガイドローラーセラ）３４．３６を
有する。ペーパートラック１２は、各々のガイドローラ
ーセット３４．３６における両方のガイドローラーの間
にある送出スリットを通る。

両方のガイドローラーセラ）３４．３６の間には、断面
が正方形の折り曲げ機構３８を矢印Ｃの方向で、ペーパ
ートラック１２の平面に対して垂直に変位可能として配
置する。実線は折り曲げ機構３８の停止位置を、点線は
同じ機構の最も低い作動位置３８′を示している。ペー
パートラックＩ２に対ては平行に、搬送方向Ｂに対して
は直角に向き合う折り曲げ機構３８は、ひとつの縁で、
ストックロール１０の外側にあったペーパートラック１
２の上面側に設けることができる。折り曲げ機構３８を
用いることにより、ペーパートラック■２がストックロ
ールｌＯで被った歪みないし屈曲は解消する。かかる目
的のために、ストックロール１０の直径は、ここでは詳
述していない方法で探知され、かかる直径の受容に従っ
て、折り曲げ機構３８は停止位置３８から作動位置３８
′へ移行する。

搬送方向Ｂではガイドローラーセラ［・３６に続いて、
ペーパートラック１２の上方および下方に各３個の回転
可能として配置した平滑ローラー４０゜４２を具える。

上方の平滑ローラー４０は、ガイドローラーセット３６
と別のガイドロール４４の間に伸びることとしたペーパ
ートラック１２の上側に配置するため、平滑ローラーは
、この伸びることとしたペーパートラック１２に辛うじ
て触接する。前記平滑ローラー４０は、平滑ローラー４
０の直径より大きな相互の間隔で平行に向き合って配置
する。下方の平滑ローラー４２は、矢印りで変位可能な
フレーム４６に設ける。下方の平滑ローラー４２は、上
方の平滑ローラー４０に対して中心に移動して配置し、
フレーム４６と共に、実線でその停止位置を示す。また
、作動位置は、点線および４６′で示し、かかる作動位
置において、下方の平滑ローラーは上方の平滑ローラー
４０の間に位置し、ペーパートラック１２を雷文波形状
に曲げる。装置が働いている限り、平滑ローラー４２は
作動位置にあり、°ペーパートラック１２における全て
の起伏を平坦にする。起伏は１、装置が停止している時
、ストックロールｌＯおよび平滑ローラー４０．４２の
間で転向ロール２０または別の、第１図に示していない
転向ロールの回りを動（ペーパートラック１２に残され
ることがある。

それに対して、装置が停止している限り、フレーム４６
を伴う平滑ローラー４２並びに折り曲げ機構３８は停止
位置に移行し、よって停止状態のペーパートラック１２
には歪みや起伏が残されない。

係止穿孔をつくるための穿孔機構２４は、ペーパートラ
ック１２の上方に配置したスタンプローラー４８および
これと協働するペーパートラック１２の下方に配置した
マトリックスローラー５０を有する。上記ふたつのロー
ラーは、周速がペーパートラック１２の搬送速度Ｖに等
しい駆動モータ５２によって駆動する。スタンプローラ
ー４８にはスタンプ５４を設け、かかるスタンプは、単
一シート１４における任意の係止穿孔に応じてスタンプ
ローラー４８に固定することができる。スタンプ全体５
４をスタンプローラー４８から外すか、あるいはスタン
プローラー４８とマトリックスローラー５０を分岐する
ことにより、穿孔機構２４を遮断し、係止穿孔の無い単
一シート１４を作成することができる。

カッター２８にはフィード機構２６を設け、かかる機構
のフィードローラーセット５６は更に別の駆動モータ５
８を用いて駆動できる。フィードローラーセット５６は
、ペーパートラック１２の両側に作用し、その際、摩擦
気密によって搬送穿孔の無いペーパートラック１２に力
が伝達する。

フィード機構２６を用いて、ペーパートラック１２は回
転可能として配置したスト・ンクロール１０から引き出
され、カッター２８へ導かれる。

カッター２８は、別の駆動モータ６０で駆動する横切断
機６２およびギア６４を用いて連動する後続のベルトコ
ンベア６６を有する。横切断機６２には、ペーパートラ
ック１２の上方に回転可能として設け、２枚の刃６９を
伴う回転駆動する刃軸６８、およびこの刃軸と協働し、
ペーパートラック１２の下方に配置した、同様に回転可
能として駆動する制動軸７０を具える。ベルトコンベア
６６は、ふたつの重ねて配置した搬送ベルト７２を有し
、かかるベルトと共通の送出スリントラ限定し、ペーパ
ートラック１２の搬送速度Ｖより僅かに大きな速度で搬
送方向Ｂに駆動される。

横切断機６２を用いて搬送トラック１２から分離された
単一シート１４は、ベルトコンベア６６によって後続の
加速部材３０へ送られる；かくして形成したペーパート
ラック１２の前方縁１２’は、搬送ベルト７２によって
形成した送出スリ・ントに進入し、フィード機構２６と
ベルトコンベア６６の間におけるペーパートラック１２
の部分は、搬送ベルト７２の搬送速度の方が大きいため
５、容易に伸びるので、単一シート１４はきれいなカッ
トで分離することができる。

ベルトコンベア６６は、加速部材３０の別のベルトコン
ベア７４に単一シート１４を乗せる。ベルトコンベア７
４における有効搬送区間の端部には、このベルトコンベ
ア７４の上方に配置した加速ローラー７６を具える。ベ
ルトコンベア７４および加速ローラー７６は、更に別の
駆動モータ７７を用いて、ペーパートラック１２の搬送
速度Ｖよりも大きな速度ｖ１で搬送方向Ｂに駆動される
。ベルトコンベア７４に乗った単一シート１４は、有効
搬送区間の終端部で、ベルトコンベア７４と加速ローラ
ー７６の間にある送出スリットに達し、搬送速度Ｖ１で
巻取機３２へ向かい、直角ストッパ７日に対向して送ら
れる。

第３図から特に良（判るように、巻取機３２の搬送方向
Ｅは、ペーパートラック１２の搬送方向Ｂに対して直角
をなす。このことにより、巻取機３２の長手方向に導か
れる単一シート１４は、搬送方向已に対して短い方の側
方縁が平行となるよう、横方向に更に搬送される。

特に第４図で明示したように、巻取機３２は、ベルトコ
ンベア７９を有し、そのエンドレスベルト８０は、有効
搬送区間の終端部で転向ローラー８２の回りを動く。転
向ローラー８２は、更に別の駆動モータ８４を用いて、
速度■２で矢印Ｆの方向へ駆動される。別のベルトコン
ベア８６は、転向ローラー８２を取り巻き、このベルト
コンベア８６の有効搬送車間部分は、転向ローラー８２
ないしエンドレスベルト８０と共に、単一シート１４用
の送出スリット８８を形成し、かかるスリットは転向ロ
ーラー８２を約１８０’取り囲む。ベルトコンベア８６
における有効搬送区間の終端領域には、単一シート１４
から緩衝スタック９４を形成するためのストッパ９０を
設ける。このストッパ９０は、第４図に示した例におい
ては、高速プリンタの供給機構１６により形成する。そ
の際、供給機構１６は本来の高速プリンタの装備に帰属
することが有利である。

速度ｖｌで加速部材３０から搬送方向Ｂに放出される単
一シート１４は、ベルトコンベア７９によって矢印Ｅの
方向へ運ばれる前に、正確な位置を取るために直角スト
ッパ７８へ到達する。ベルトコンベア７９の速度ｖ２は
各々の単一シート１４が先行する単一シート１４の上に
重なって置かれるように、堆積した単一シート１４のダ
クトと同調する。かくして形成したうろこ状Ｓは、送出
スリット８８に進入し、転向ローラー８２の回りを通過
する。その結果、送出スリット８８を離れると、うろこ
状Ｓの最上位にあるシートは下になり、この時、搬送方
向Ｅ′に向って各々の単一シー１−１４は順々に積み重
なる。したがって、各々の単一シート１４は、その前方
縁がストッパ９０に滞った単一シート１４の下に進入し
、その結果、緩衝スタック９４が下方から築かれ、この
スタックからそ都度、最上位の単一シート１４が供給機
構１６によって引き出される。

説明した単一シートを処理する高速プリンタに用いる紙
送り装置の作業速度は、緩衝スタック９４の高さがほぼ
一定に保たれるように調節する。

それにより、充分な単一シート１４が常時、確実に高速
プリンタに使用可能となる。しかしまた、緩衝スタック
９４を最大高さに築き、緩衝スタック９４が最小許容の
高さに達するまで装置を停止するような始動−停止運転
も考え得る。

プリントしたペーパートラック１２を処理する場合、カ
ッター２８の切断ダクトはプリントに同調しなければな
らない。対応する同期化制御の実施例は、第１図の一部
を示した第５図を用いて説明する。かかる同期化制御機
構９６は、制御ユニット９８を有し、このユニットの出
力部は、フィード機構２６のフィードローラーに用いる
駆動モータ５８に接続している。制御ユニット９８の一
方の入力に接続した感知器１００は、ペーパートラック
１２の上に規則的間隔で施したマークを感知する働きが
ある。制御ユニット９８の他方の入力は、カッター２８
と連結したインパルス発生機１０２に接続し、かかる発
生機は、刃軸６８および制動軸７０の切断ポジションに
ついて識別信号を発生する。感知器１００およびインパ
ルス発生機１０２から得た信号に基き、制御ユニット９
８はフィード機ｔｌｌ１２６の駆動モータ５８に対する
制御信号を発生するため、ペーパートラック１２が正し
い位相でカッター２８に進入し、ペーパートラック１２
のプリントが然るべく正しい個所で切断されるような速
度Ｖでペーパートラック１２が変位する。

以下、第１図〜第５図に示した装置のいくつかの変形例
を簡単に説明する。

また、単一シート１４を、示されたようにうろこ状Ｓで
巻取機３２に下すのではなく、部分的に重ねないことも
可能である。これは、巻取機３２の搬送速度を適切に高
めることによって達成できる。この場合、事情によって
は、転換部材、即ち転向ローラー８２は不要となる。

第１図〜第４図に示した巻取機３２の搬送方向Ｅ、　Ｅ
’は、ペーパートラック１２の送出方向Ｂに対して直角
をなす。かかる配置においては、単一シート１４は、ペ
ーパートラック１２の長手方向延長に対して直角をなす
方向でプリンタＰに導かれる。上記の場合ではな（、単
一シート１４をペーパートラック１２の長手方向延長に
平行する方向でプリンタＰに導くことができるならば、
巻取機３２は、その搬送方向Ｅがペーパートラック１２
の搬送方向Ｂに対して直角をなすように配置することが
できる。このような変形実施例は、第１図および第２図
に対応する第６図および第７図に示した。

第６図および第７図に依る実施例は、第１図〜第５図に
依る実施例のベルトコンベア６６と合致する。従って、
第６図と第７図では同一の部材に対して、第１図と第２
図におけるのと同じ参照番号を使用した。

第６図と第７図に示した装置においては、カッター２８
で切断したシートが、ベルトコンベア６６を用いて、巻
取機３２の一部を成すベルトコンベア１０４に導かれる
。駆動モータ１０６で回転駆動サレる前記ベルトコンベ
ア１０４は、ペーパートラック１２の搬送方向Ｂと一致
する搬送方向Ｅを有する。ベルトコンベア１０４が引き
継ぐ単一シートは、下の緩衝スタック９４に挿入され、
このスタックから単一シートを供給装置１６が引き出し
てプリンタＰへ導く。従って、単一シートを下から緩衝
スタック９４へ挿入することが可能である。

それは、前記スタック９４が非常に高いわけではなく、
また、ベルトコンベアとこのコンベアで運ばれる単一シ
ートとの間の粘着力が、この運ばれる単一シートとその
上に乗る緩衝スタ・ンク９４のシートとの間の粘着力よ
り大きくなるようにベルトコンベア１０４を構成したか
らである。

第６図と第７図に依る装置においては、単一シートは、
互いに重なることなく、巻取機３２によって緩衝スタッ
ク９４に搬入される。当然のことながら、第１図〜第５
図に依る実施例で説明したのと同様、単一シートをうろ
こ状で巻取機３２に下ろし、かかるうろこ状を第１の実
施例で説明したように裏返すことも可能である。

その他にも、第６図と第７図による変形例においては、
ペーパートラック１２の長手方向延長Ｇこ対して直角を
なす方向でシートをプリンタＰに送ることが望まれる場
合、ベルトコンベア１０４を、その搬送方向がペーパー
トラック１２の搬送方向Ｂに対して直角をなすように配
置することも可能である。

上記両方の実施例においては、駆動モータ５２゜５Ｂ、
　６０．７７、８４．１０６のうち２台以上を唯一の駆
動モータで置き換えることが可能であり、この唯一のモ
ータは、必要とあらばギアを介して多（の部材を駆動す
る。

上述の装置は、図示および説明したような紙ストックロ
ールから引き出すのではなく、ジグザグ状に折り畳んだ
ペーパートラックで形成したエンドレススタックから取
り出すペーパートラックを処理することが基本的に可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例による装置を示す側面図
、 第２図は、第１図に示した装置の見取り図、第３図は、
第１図に示した巻取機を矢■方向から見て、一部破断し
て示す平面図、 第４図は、第１図に示した巻取機をＩＶ−ＴＶに沿って
破断して示す側面図、 第５図は、第１図に依る装置のフィード機構における制
御部を示す側面図、 第６図は、フィード機構の側面図、 第７図は、本発明の第２実施例による装置を示す見取り
図である。 １０・・・ストックロール、　１２・・・ペーパートラ
・ンク、１４・・・単一シート、　　　１６・・・供給
装置、１８・・・巻上げ解除ステーション、 ２０・・・転向ローラー　　２２・・・平滑装置、２４
・・・穿孔装置、　　　　２６・・・フィード機構、２
８・・・カッター　　　　３０・・・加速部材。 図面の浄書（内容に変更なし） Ｆｉｇ、５ 手 続 補 正 書 平成１年５月 日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、単一シート（１４）を処理する高速プリンタ（Ｐ）
   の供給機構（１６）に供する紙送り装置であって、ペー
   パートラック（１２）用の収納部（１０）と、ペーパー
   トラック（１２）を横方向に切断することにより単一シ
   ート（１４）をトラックから切り離すカッター（２８）
   に収納部（１０）から引き出したペーパートラック（１
   ２）を送るフィード機構（２６）と、高速プリンタ（Ｐ
   ）用単一シート（１４）を補給するためのカッター（２
   ８）に後続する巻取機（３２）とを具えるものにおいて
   、ペーパートラック収納部は、巻上げ解除ステーション
   （１８）に回転可能として設けたストックロール（１０
   ）であり、このロールは巻き上げた、プリントした、ま
   たはプリントしていないペーパートラック（１２）によ
   って形成したことを特徴とする紙送り装置。 ２、第１項記載の装置において、ペーパートラック（１
   ２）はストックロール（１０）の上で穿孔が無く、摩擦
   気密を有するフィード機構（２６）がペーパートラック
   （１２）を把むことを特徴とする紙送り装置。 ３、第１項記載の装置において、フィード機構（２６）
   の前に接続し、ペーパートラック（１２）に作用を及ぼ
   し得る平滑装置（２２）をペーパートラック（１２）を
   滑らかにするために設けたことを特徴とする紙送り装置
   。 ４、第１項記載の装置において、カッター（２８）は連
   続駆動する回転バイトとして形成し、フィード機構（２
   ６）はペーパートラック（１２）を連続して前方へ送る
   ことを特徴とする紙送り装置。 ５、第１項記載の装置において、巻取機（３２）の終端
   領域には補給した単一シート（１４）の前方縁に対する
   ストッパ（９０）を設け、前記単一シートを下側から緩
   衝スタック（９４）へ挿入し、このスタックから高速プ
   リンタの供給機構（１６）が単一シート（１４）を上側
   から引き取ることを特徴とする紙送り装置。 ６、第４項記載の装置において、巻取機（３２）とカッ
   ター（２８）の間に、切断した単一シート（１４）を後
   者から引き受ける更に別の巻取機（６６）を設け、この
   巻取機の搬送速度がフィード機構（２６）の搬送速度（
   ｖ）よりも大きいことを特徴とする紙送り装置。 ７、第３項記載の装置において、平滑装置（２２）は、
   ペーパートラック（１２）用のふたつのガイド部材（３
   ４、３６）の間に配置し、ペーパートラック（１２）を
   横断する方向（Ｃ）で変位可能な折り曲げ機構（３８）
   を有し、かかる機構は、ストックロール（１０）の外側
   にあるペーパートラック（１２）のサイドで投入可能で
   あることを特徴とする紙送り装置。 ８、第３項記載の装置において、平滑装置（２２）は、
   ペーパートラック（１２）の両側に配置し、ペーパート
   ラック（１２）には平行に、ペーパートラック（１２）
   の搬送方向（Ｂ）に対しては基本的に直角に延在する軸
   を回転可能として配置した平滑ローラー（４０、４２）
   を有すること、および、ペーパートラック（１２）の片
   側に具えた平滑ローラー（４２）は、ペーパートラック
   （１２）を雷文波形状に誘導するために、他の片側に具
   えた平滑ローラー（４０）の間でペーパートラック（１
   ２）を横断する方向（Ｄ）に変位可能であることを特徴
   とする紙送り装置。 ９、第４項記載の装置において、カッター（２８）は、
   回転駆動可能な刃軸（６８）および制動素子（７０）、
   特に制動ローラーを伴う横切断機（６２）を有し、かか
   る切断機の間をペーパートラック（１２）が通過するこ
   とを特徴とする紙送り装置。 １０、第１項記載の装置において、カッター（２８）と
   巻取機（３２）の間に単一シート（１４）用の加速部材
   （３０、６６）を具え、かかる部材の送出ダクトは、加
   速部材（３０、６６）から巻取機（３２）へ渡る単一シ
   ート（１４）が互いに屋根がわらのように重なり合って
   、うろこ状（Ｓ）を形成するように、巻取機（３２）の
   搬送速度（ｖ２）に同調させたことを特徴とする紙送り
   装置。 １１、第１０項記載の装置において、うろこ状（Ｓ）を
   、その下側が上に向って置かれるように裏返すために、
   巻取機（３２）は反転機構（８２、８６）を有すること
   を特徴とする紙送り装置。 １２、第１１項記載の装置において、反転機構（８２、
   ８６）は、転向ローラー（８２）および、このローラー
   を取り囲み、転向ローラー（８２）と共にうろこ状（Ｓ
   ）用の送出スリット（８８）を形成するベルトコンベア
   （８６）を有するごとを特徴とする紙送り装置。 １３、第１２項記載の装置において、反転機構（８２、
   ８６）は更に別のベルトコンベア（７９）を有し、かか
   るコンベアのエンドレスベルト（８０）は転向ローラー
   （８２）の回りを走行し、加速部材（３０、６６）から
   送出される単一シート（１４）をうろこ状（Ｓ）に形成
   することを特徴とする紙送り装置。 １４、第１項記載の装置において、巻取機（３２）の搬
   送方向（Ｅ）は、基本的にはペーパートラック（１２）
   の搬送方向（Ｂ）に対して直角となることを特徴とする
   紙送り装置。 １５、第４項記載の装置において、フィード機構（２６
   ）の送り速度（ｖ）を調節する制御部（９６）が、カッ
   ター（２８）における各々の切断時点をペーパートラッ
   ク（１２）のプリントに同調させることを特徴とする紙
   送り装置。 １６、第１５項記載の装置において、制御部（９６）は
   制御ユニット（９８）を有し、かかるユニットは、出力
   側ではカッター（２８）の駆動部（６０）と結合し、ま
   た、規則的間隔でペーパートラック（１２）に付けたマ
   ークを感知するセンサ（１００）並びに切断位置を示す
   信号を発生し、カッター（２８）に対応する信号発生機
   構（１０２）を入力側に接続したことを特徴とする紙送
   り装置。 １７、第６項記載の装置において、巻取機（３２）は、
   別の巻取機（６６）から単一シート（１４）を引き取る
   ベルトコンベア（１０４）を有し、かかるコンベアの搬
   送方向（Ｅ）はペーパートラック（１２）の搬送方向（
   Ｂ）と一致することを特徴とする紙送り装置。 １８、第１項記載の装置において、かかる装置は高速プ
   リンタ（Ｐ）に取り外し可能として取り付けることがで
   きることを特徴とする紙送り装置。