JPH05289462A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05289462A
JPH05289462A JP4118375A JP11837592A JPH05289462A JP H05289462 A JPH05289462 A JP H05289462A JP 4118375 A JP4118375 A JP 4118375A JP 11837592 A JP11837592 A JP 11837592A JP H05289462 A JPH05289462 A JP H05289462A
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真治 加藤
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久夫 村山
Shigeru Watanabe
滋 渡邊
Mayumi Yoshida
真由美 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング装置8で回収した残留トナーを
現像器4に搬送して再利用する場合などに発生しやす
い、帯電不足トナー、逆帯電トナーなどの不良トナー
を、選択的に現像器4から除去することによって、地汚
れの無くシャ−プ性に優れた高品質の画像を形成でき、
かつ、トナ−飛散、ノッチズレ等の無い高信頼性の複写
機を提供する。 【構成】 現像器4内の不良トナーのみが現像されるよ
うな、感光体1電位及び現像ローラ4a電位で現像を行
い、感光体1上に不良トナーを付着させ、この不良トナ
ーを、クリーニング装置8で回収する。クリーニング装
置8内には、クリーニングローラ8aからトナーを除去
する回収ローラ21と該ローラ21からトナーを除去す
る回収ブレード20と該ブレードで掻き落されたトナー
を図示しない廃トナータンクに搬送する回収スクリュー
22を設ける。以上の不良トナーの現像及び回収をコピ
ー動作中でないときに行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、画
像形成に不具合を及ぼす不良トナ−の分離に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用する画像形成装置に
おいて、静電潜像担持体上に現像されたトナ−は通常大
部分が転写紙に転写され画像を形成する為に消費される
が、一部は静電潜像担持体上に残留する。しかも環境条
件等によって、例えば高温高湿環境では、転写効率が悪
化してさらに多くのトナ−が静電潜像担持体上に残留す
る。この他にも、トナ−濃度制御の様なプロセスコント
ロ−ルの為に、形成する基準トナ−像も、同様に転写さ
れずに静電潜像担持体上に残留する。
【0003】従来このような残留トナ−を有効利用する
ために、クリ−ニング装置で静電潜像担持体から回収し
て現像器に搬送するものや、クリ−ニング装置を削除し
現像器のみで残留トナーも回収して現像に使用するもの
等の再利用方法が提案されている。
【0004】しかし、これらのように常に全量再利用し
ていると、紙粉等の異物が混在する以外に、トナー自体
が画像形成プロセスの数種のプロセスにおいて電気的、
機械的ストレスを受けて小粒径化し、摩擦帯電能力が低
下する。よって、何度も画像形成プロセスを経てトナ−
が帯電しにくくなったり、逆帯電トナ−が発生したりし
てくる。このため、画像以外の地肌部にトナ−が付着し
たり、現像器からトナ−飛散が発生したり、例えば低コ
ン部に設計量より多くトナ−が付着するノッチズレが生
じるという不具合が生じていた。また、リサイクルトナ
−は前述の電気的特性から地肌部に付き易く、また摩耗
して小粒径化して設計時よりもカ−ボン等の導電性の物
質が多くなっているため、転写されにくいため何回もリ
サイクルされることが多くなりこれらの問題を引き起こ
し易い。
【0005】そこで、リサイクルトナ−を利用する画像
形成装置に関して、特開昭61−77881号公報等に
見られるようにトナ−分離装置のような物を用いて、逆
帯電トナ−を分別したり、特開昭62−296158号
公報に見られるようにリサイクルトナ−と、フレッシュ
トナ−の混合比率を一定にしてトナ−を補給することに
よって不良トナ−を少なくして地汚れを防止しようとし
た提案がなされている。
【0006】一方、残留トナーをリサイクルしない複写
機に関しては、像担持体上の地汚れトナ−は全て回収、
廃棄されるため、リサイクルする場合に比べて、不良ト
ナ−の発生(特に逆帯電トナ−)が少ない。このため、
作像条件は固定であったり、経時環境における現像剤の
特性変動を、例えば、特定の基準パタ−ンの出力結果に
応じて、帯電器のグリッド電圧と現像バイアス等を変更
することによって、地肌部電位Vd−現像バイアスV
b、によって決まる正帯電の帯電不良トナ−による地汚
れを防止したりしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リサイクル
トナーを使用する複写機において、リサイクルトナー
は、小粒径化や摩擦帯電能力の低下が生じており、単位
重量当たりの電荷も一様ではない。よって、新しいトナ
−と回収トナ−を混合することによって、現像器中のト
ナ−の単位重量当たりの電荷のバラつきは、新しいトナ
−のみを使用する場合に比べて格段に大きい。また、問
題となる不良トナ−は逆帯電トナ−だけでなく、正帯電
トナ−でも帯電が不十分なものも含まれ、さらにこの帯
電が不十分なトナ−の存在は、逆帯電トナ−が発生する
原因の一つになっていることが検討の結果わかった。し
たがって、特開昭61−77881公報のように一定基
準(一定バイアス等)で分離を行っても、実使用上問題
ないのに不良トナ−とみなして分離して捨ててしまった
り、地汚れ等の不具合を発生するのに分離せず利用して
実使用上問題を発生させてしまったりする恐れがある。
また、特開昭62−296158号公報のように、回収
トナ−と、フレッシュトナ−のトナ−補給制御を行なう
だけでは、前述のように不良トナ−が残留し易いこと等
の理由からこれらの問題点を解決するには不十分であ
る。
【0008】また、上記の不具合、リサイクルトナ−固
有の問題ではなく、通常のリサイクルを行なわない画像
形成装置においても同様の問題を持っている。これは、
新しいトナ−といえども全て均一の特性にはできないこ
と、現像器内での現像剤の撹拌のされ方、ストレスのか
かりかたが場所によって異なること、キャリアの劣化に
より、トナ−の帯電に変化がおこること、等の理由によ
り帯電不十分トナ−や逆帯電トナ−が発生するためであ
る。
【0009】そして、上記のように帯電不十分トナ−に
よる地汚れを防止するため、例えば、現像開始電圧に近
い電位の検知パタ−ンを感光体上に作成(現像)し、そ
の付着量を光学的センサの反射濃度によって求め、この
出力に基づいて白部電位と現像バイアスの差をコントロ
−ルして、地汚れを防止しようとしてした場合、逆に次
汚れがひどくなる恐れがある。これは、帯電不良トナ−
だけで無く、逆帯電トナ−も地汚れをおこし、上記制御
によれば白部電位と現像バイアスの差を大きくするの
で、逆に逆帯電トナーによる地汚れがひどくなるからで
ある。また、この構成によれば、帯電不十分トナ−によ
るノッチズレは防止することができない。従って、いず
れの複写機においても、不良トナ−のみを分離して現像
に使用しないようにする必要がある。
【0010】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、トナ−を使い捨てし
ても、使用したトナ−を有効に再利用しても、地汚れの
無い、シャ−プ性に優れた高品質の画像とトナ−飛散、
ノッチズレ等の無い高信頼性の画像形成装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、電子写真方式を利用する画像
形成装置において、通常の画像形成時に地汚れ、ノッチ
ズレ等の画像形成に不具合をおよぼす不良トナ−を、通
常の画像形成時とは異なる作像条件にすることによって
像担持体に現像する手段と、現像した不良トナ−を像担
持体上から分離、回収する手段とを設けたことを特徴と
するものである。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記作像条件を、像担持体の黒部表
面電位と現像電極電位との電位差が100V以内になる
ように設定したことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記作像条件を、像担持体の地肌部
表面電位と現像電極電位との電位差が、通常の画像形成
時における該電位差よりも大きくなるように設定したこ
とを特徴とするものである。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記不良トナー量を検出する手段
と、該検出手段の出力に基づいて上記回収手段の回収条
件を切り替える手段とを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0015】また、請求項5の発明は、請求項4の画像
形成装置において、上記不良トナー量検出手段を、像担
持体の黒部表面電位と現像電極電位との電位差を不良ト
ナーが現像される電位差に設定して不良トナーを現像さ
せる手段と、該黒部表面電位部に付着した不良トナーの
量を検出する手段とで構成し、かつ、該黒部表面電位部
に対し、像担持体表面移動方向の上流側又は下流側であ
って、該黒部表面電位部とほぼ同じ大きさの領域につい
て、地肌部表面電位と現像電極電位との電位差が通常の
画像形成時における該電位差よりも大きくなるように作
像条件を設定する手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0016】また、請求項6の発明は、請求項1の画像
形成装置において、転写後の像担持体表面から未転写ト
ナーを除去するクリーニング装置よりも像担持体移動方
向上流側に、上記現像手段により像担持体上に付着した
不良トナーを回収する回収部材と該回収部材で回収され
た不良トナーを収容する収容部とを有する不良トナー回
収器を設けたことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項7の発明は、転写後の像担持
体表面から未転写トナーを除去するクリーニング装置に
より該表面から除去した未転写トナーを現像手段に搬送
して再利用し、かつ、所定タイミングで上記現像手段及
び上記回収手段を作動させる請求項1の画像形成装置に
おいて、該作動に連動して、トナー濃度検出用のトナー
像の形成及び該トナー像検出結果に基づくトナー濃度制
御を行うことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】請求項1又は2の発明においては、通常の画像
形成時に地汚れ、ノッチズレ等の画像形成に不具合をお
よぼす不良トナ−を、通常の画像形成時とは異なる作像
条件にすることによって像担持体に現像し、現像した不
良トナ−を像担持体上から分離、回収し、これにより、
現像装置内の不良トナ−を減少させる。
【0019】また、請求項3の発明においては、請求項
1の画像形成装置において、上記作像条件を、像担持体
の地肌部表面電位と現像電極電位との電位差が、通常の
画像形成時における該電位差よりも大きくなるように設
定し、これにより、主に地汚れに寄与する逆帯電トナ−
を効率よく現像して感光体上から分離、回収する。
【0020】また、請求項4の発明においては、請求項
1の画像形成装置において、上記不良トナー量を検出
し、該検出の出力に基づいて上記回収手段の回収条件を
切り替え、これにより、不良トナー量に応じて必要な時
間だけ不良トナーの回収を行なう。
【0021】また、請求項5の発明においては、請求項
4の画像形成装置において、像担持体の黒部表面電位と
現像電極電位との電位差を不良トナーが現像される電位
差に設定して不良トナーを現像させ、かつ、該黒部表面
電位部に対し、像担持体表面移動方向の上流側又は下流
側であって、該黒部表面電位部とほぼ同じ大きさの領域
について、地肌部表面電位と現像電極電位との電位差が
通常の画像形成時における該電位差よりも大きくなるよ
うに作像条件を設定し、これにより、不良トナ−濃度検
知に要する時間の低減、もしくは回収効率の向上を図
る。
【0022】また、請求項6の発明においては、請求項
1の画像形成装置において、転写後の像担持体表面から
未転写トナーを除去するクリーニング装置よりも像担持
体移動方向上流側に、上記現像手段により像担持体上に
付着した不良トナーを回収する回収部材と該回収部材で
回収された不良トナーを収容する収容部とを有する不良
トナー回収器を設け、これにより、不良トナ−回収に関
わるメンテナンス性を向上させる。
【0023】また、請求項7の発明においては、所定タ
イミングで上記現像手段及び上記回収手段を作動させて
不良トナーを回収するのに連動して、トナー濃度検出用
のトナー像の形成及び該トナー像検出結果に基づくトナ
ー濃度制御を行い、これにより、不良トナ−を分離回収
することによる、画像濃度の低下を低減させる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した実施例につい
て説明する。まず、図1(a)を用いて本発明が適用で
きる複写機の一構成例について説明する。本例では、感
光体1として−帯電有機感光体を使用し、現像剤として
−帯電トナーを含有する2成分現像剤を使用する反転現
像システムを利用している。感光体1ドラムは、図示し
ないモーターにより回転駆動されて帯電チャージャ2で
均一に帯電され次に画像情報に対応した図示しないレー
ザー光学系(以下、LDという)からの光3によって感
光体1ドラムの回転方向と垂直な方向に走査.露光され
る。これによって感光体1ドラムに形成された静電潜像
は現像器4によって顕像化される。この時の感光体1ド
ラム1の表面電位は地肌部電位(暗部電位)Vdが約−
800V、画像部電位(明部電位)Vlが約−100V
に設定されており、現像器4の現像ローラ4aに印加さ
れている現像バイアス電位Vbの約−600Vとの電位
差で現像される。なお、現像器4内の現像剤の流路には
紙粉等の不純物を除去するために図示しないフィルタが
設置されている。現像されたトナー像は転写チャージャ
5によって転写紙に転写され、分離チャージャ6によっ
て感光体1から分離され定着器(図示せず)によって定
着される。一方感光体1上のトナー像は転写紙に100
%転写されるわけではなく一部は感光体1上に残留す
る。残留したトナーは、クリーニング前チャージャ7に
よって一様な電荷にそろえられ、クリーニング装置8に
より感光体1から除去され蓄積される。このクリーニン
グ装置8は、感光体1との間で適当な電位差が生じるよ
うにバイアスされたクリーニングローラ8aとクリーニ
ングブレード8bとを備えている。そして、感光体1ド
ラムに残留している電荷は除電ランプ9により光除電さ
れ、再び上記工程が繰り返される。
【0025】一方、画像形成領域外の感光体1上に形成
された画像濃度制御用の基準画像は、同様のプロセスに
より通常は、画像濃度制御用パターン前地肌部電位(暗
部電位)Vpdが約−800V、画像濃度制御用パター
ン部電位(明部電位)Vplが約−250Vに設定され
ており画像濃度制御時現像バイアス電位VPBの約−60
0Vとの電位差で現像されて形成される。そして、感光
体11に近接して、対向配置した反射型の光学センサ1
1が、基準画像の反射率に対応した検知信号電圧VSP
び基準画像の無い感光体1面の検知信号電圧VSGを出力
する。ここで基準画像としては図1(b)に示すように
通常は、中間電位のベタパターン(例えば20mm×20mm)
を用い、光学センサ11で検知信号出力電圧VSP/VSG
を求め、あらかじめ設定してある画像濃度制御レベルV
SP/VSGより小さくなるまで、トナー補給することで感
光体1上のトナー付着量を一定に制御し画像濃度を標準
状態に調整する。
【0026】そして、図示の例ではクリーニング装置8
で感光体1から除去した残留トナーをリサイクルするた
めに、感光体1表面からトナーを回収する回収ローラ1
0a、該回収ローラ10a表面からトナーを掻き落すス
クレーパ10b及びこの掻き落してトナーを現像容器内
に供給する供給ローラ10cを有するトナー回収器10
が、現像器4に付設されている。このトナー回収器10
を用いたトナーのリサイクルは次のようにして行われ
る。まず、クリーニング装置8内に蓄積されたトナーを
所定のタイミングで感光体1上に再付着されるようなバ
イアス差をクリーニングローラ8aと感光体1の間に形
成するとともに、クリーニングブレード8bを解除し、
クリーニング装置8内のトナーを感光体1上に再付着さ
せる。これを感光体1の回転で搬送し、トナー回収器1
0の回収ローラによって回収し、トナー回収器10内に
蓄積させる。そして、このトナーを供給ローラ10cに
より適時現像器4内に供給して再利用する。なお、この
ような感光体1上でのトナー搬送は例えば特公昭52−
382号公報にみられるように適当なバイアス差を設け
ることで可能であることが知られている。トナーをリサ
イクルしない装置設定においては、上記トナー回収器1
0を省略し、クリーニング装置8に蓄積されたトナーを
適当な時期に破棄するようにする。
【0027】以下、このような複写機に本発明を適用し
た実施例について説明する。 〔実施例1〕本実施例においては、不良トナ−を実際に
現像して、分離回収するという基本的な考えを基に、不
良トナ−濃度検知パタ−ンを用いて不良トナ−量をタイ
プ別に実際に現像して検知することにより、画像品質上
問題となるような不良トナ−のみを効率よく分離しよう
とするものである。このために、感光体1上の画像形成
領域外に上記の画像濃度制御用とは別に、不良トナー濃
度検知パターンを作成し、この不良トナー濃度検知パタ
ーンを検出した結果に応じて現像器4中から不良トナー
を除去するようにしている。この現像器4中からの不良
トナーの除去は、不良トナーのみを選択的に感光体1に
付着させ、これをクリーニング装置8で回収することに
よって行う。そして、通常のコピーにおけるクリーニン
グで感光体1から回収されたトナーと別にこの不良トナ
ーを貯蔵するために、クリーニング装置8の構造を改良
している。すなわち、図1(c)に示すように、回収ブ
レードのついた回収ローラをクリーニングローラ8aに
接するように設け、不良トナー回収時に、クリーニング
ローラ8aと回収ローラに適当なバイアス差を設けるこ
とによって、感光体1から除去されたクリーニングロー
ラ8a上の不良トナーを回収ローラに付着させ、回収ブ
レードによってかきおとして、図示しない廃トナータン
クへと送るようにしている。これにより、トナーリサイ
クルタイプの複写機においても不良トナーを分離して収
容できる。なお、トナーリサイクルを行わない複写機で
はこの廃トナータンクに通常のコピー中におけるクリー
ニングで回収したトナーも収容することができる。 (以下、余白)
【0028】以下、不良トナー濃度検知パターンの作成
などについて詳述する。このパターンは、画像濃度制御
用パターンと同様のプロセスにより、不良トナー濃度検
知パターン前地肌部電位(暗部電位)VNPDが約−85
0V、不良トナー濃度検知パターン部電位(明部電位)
NPLが約−550Vになるように帯電、露光が行わ
れ、不良トナー濃度検知パターン時現像バイアス電位V
PB約−600Vとの電位差で現像されて形成される。
これが感光体1に近接して対向配置した反射型の光学セ
ンサ11で検出され、該光学センサ11から、基準画像
の反射率に対応した検知信号電圧VNSP及び基準画像の
無い感光体1面の検知信号電圧VNSGが出力される。こ
こで基準画像としてはトナー濃度制御用検知パターンと
同様に、ベタパターン(20mm×20mm)を用い、光学セン
サ11で得られた検知信号出力電圧VNSP,VNSGの出力
に応じて、不良トナーをタイプ別に定量化し不良トナー
回収モードの選択と不良トナー回収時間の決定を行う。
【0029】リサイクルトナーを使用した場合と使用し
ない場合とでは図2に示すように現像ポテンシャルに対
するトナーの付着量が異なってきて、非画像部にトナー
が付着したり、ノッチズレを起こしたりする。本例にお
いてはこのような不具合を引き起こすトナーを早期検知
するために、逆帯電トナーに関してはVNPDを通常より
−側にキャリア付着しない程度に若干高く、帯電不良ト
ナーに関してはVNPLを現像バイアス近辺(100V以
内)に設定して、いずれも光学センサ11の感度が高い
低付着量の領域でパターンを作成することによって、不
良トナーが画像に不具合を及ぼす前に検知し分離するこ
とができる。なおこれらはいずれも現像バイアス一定の
場合であって、重要なのは、不良トナー濃度検知パター
ン作成時、及び不良トナー回収時の地肌部表面電位V
NPD−現像バイアスVNPBを通常画像形成時の地肌部表面
電位Vd−現像バイアスVbより大きくなるように作成
して逆帯電トナーを検知、回収できるようにすることと
不良トナー濃度検知パターン作成時の黒部表面電位V
NPLを作像時の現像バイアスVNPBから100V以内にな
るように作成して帯電不十分トナーを検知、回収できる
ようにすることである。
【0030】これ以外のVNPD,VNPB,VNPLの電位設
定条件では数々の不具合が生じる。例えば、仮に現像バ
イアスが画像形成時と同じで、一定であるとすれば、V
NPDが−側に高すぎるとキャリアが感光体1に付着して
しまうし、低すぎると画像に不具合が先に出てしまう、
NPLが−側に高すぎると付着量が少なすぎて検知しに
くいし、低すぎると正常に帯電しているトナーとの識別
が困難になる。
【0031】以下、本実施例における不良トナー除去の
ための具体的な制御を図4を用いて説明する。コピース
タートを行うと電源投入時からの積算枚数に基づいて、
最初の一枚と以後10枚おきに下のパターン作成モード
にはいる(ステップ1,2)。これ以外の枚数では、通
常通りのコピー動作のみ行う(ステップ7,8)。なお
光学センサ11の出力はコピー100枚おきに現像しな
い状態で感光体1表面の反射光量を検知し、その時の出
力が4Vになるように電子ボリュ−ムで自動調整され
る。
【0032】パターン作成モードではまずトナー濃度制
御用検知パターンを作成し、これを光学センサ11で検
出する(ステップ2)。これは従来から、良く用いられ
ている様に光学センサ11の出力に応じて、以後の10
枚までのコピー時のトナー補給量を、例えばVSP/VSG
が0.1より小さいときはトナー補給量を0(トナー補
給しない)、VSP/VSGが0.1以上かつ0.25以下
の範囲内であるときは1枚当たり0.5秒のトナー補
給、VSP/VSGが0.25よりも大きいときは1枚当た
り最大補給量のトナー補給(フル補給)を行うように設
定する。
【0033】引き続いて不良トナー濃度検知用パターン
を前述の条件で作成し光学センサ11の出力に応じて、
連続コピーのジョブ終了後に特定の潜像パターンで不良
トナーを現像しクリ−ニング装置で回収する(ステップ
3,4)。この時の潜像パターンは次のように3つのパ
ターンがあり不良トナー検知用パターンの出力にもとづ
いてパターンが選択され、その形成時間(不良トナーの
現像、つまり回収時間)が決定される。すなわち、V
NSPの出力により帯電不十分なトナーのみが検出された
場合には、帯電後、LDによる露光を主走査方向全域に
対して行い、Vl=−550V,Vb=−600Vの条
件で帯電不十分なトナーのみ現像し回収する。また、V
NSGの出力により逆帯電トナーのみが検出された場合に
は、LDによる露光を行わずVd=−850V,Vb=
−600Vの条件で逆帯電トナーのみ現像し回収する。
また、VNSPとVNSGの出力により帯電不十分なトナーと
逆帯電トナーの両方が検出された場合には、LDによる
露光を行わずVd=−850V,Vb=−600Vの条
件で逆帯電トナーのみ現像し、帯電グリッドの切り替え
を行わずに、つづいてLDによる露光を主走査方向全域
に対して行い、Vl=−550V,Vb=−600Vの
条件で帯電不十分なトナーのみ現像し回収する。
【0034】ここでVNSP,VNSGとそれぞれに対応する
不良トナーの付着量は実験的に図2のように求められ、
また、回収時間は実験的に図3のように求められてい
る。この図3はVNSP,VNSGの出力に対して上記のよう
な潜像パターンで回収を行ったとき何秒でセンサ出力が
3.8V以上になり、不良トナーの回収が終了するかを
示している。図4のフロ−チャ−トのステップ5に示し
た回収時間は、このグラフを基に算出したもので、V
NSPとVNSGの出力により回収潜像パターンを選択したあ
と、この値に基づいて回収時間を決定する。例えばV
NSPが3.5,VNSGが3.3であるとVd=−850
V,Vb=−600Vの条件で連続コピー終了時に6秒
間現像を行い、帯電グリッドの切り替えを行わずにVl
=−550VになるようにLDで露光して2秒間現像を
行う。その後クリ−ニングで感光体1から分離し、前述
のプロセスによりクリーニングローラ8aに移動させて
回収ブレードでかきとり、回収スクリューで廃トナータ
ンクへと送る。この間転写紙の通紙は行わず、転写,分
離チャージャ6は切っておく。なお、ここでは図3の関
係から回収時間が6秒を越えるようなVNSP,VNSGの出
力が得られた場合は特別に回収時間を10秒に延長して
より多く回収して次回以降回収モードが連続して行われ
るのを防いでいる。
【0035】前記のように不良トナー濃度検知パターン
の光学センサ11の出力結果に基づいて、不良トナー回
収潜像パターンを選択するのは、前述のそれぞれに対応
した不良トナーを選択的に回収するためであり、図2の
点線のようにVb−Vlが約0からマイナス方向の逆帯
電トナーが原因と考えられる地汚れ、プラス方向の帯電
不十分なトナーが原因と考えられる地汚れ、ノッチズ
レ、トナー飛散をタイプ別にこれらのトナーのみが現像
され易い専用の回収パターンを作成し、実際に現像して
回収、分離するものである。
【0036】また不良トナー濃度検知用パターンの出力
に基づいて、その形成時間(不良トナーの現像、つまり
回収時間)を変更してやることにより、不良トナー分離
に必要な時間の短縮を図ることができ、その結果システ
ム全体としての高速化がはかれる。仮に、これを行わず
に、それぞれのパターンを独立して、不良トナー濃度検
知パターンの光学センサ11の出力に関係なく一定時間
両方の回収モードを行うと、システム全体としてのスピ
−ドは大幅に遅れることになる。但し、スピードをそれ
ほど要求しない場合には、このような、形成時間の変更
を行わなくても良い。
【0037】以上、本実施例によれば、前述のパターン
を用いることによってリサイクルによる資源有効利用
と、画像品質低下防止を両立させることが可能にしてい
る。なお、本例においては、不良トナー濃度の検知を1
0枚に一度、回収をパターン作成のジョブ後に行ってい
るがこの回数は10枚に限るものではなく、不良トナー
の発生頻度に応じて変更しても良いし、また複写機のハ
−ド的制約から頻繁に行うことが困難であれば、100
0枚等の長い周期で回収時間を延長して行うことで対応
することもできる。また、本実施例の不良トナー分離方
法は新しいトナーのみを使用するものでもトナーを再利
用するものでも同様に可能である。
【0038】〔実施例2〕本実施例は、実施例1の画像
形成装置において、不良トナーを感光体1から回収する
のに、クリーニング装置8を兼用したのとは異なり、図
5に示すようにクリーニング装置8内には回収ロ−ラ2
0,回収スクリュー21,回収ブレード20等を配置せ
ずに、クリ−ニング装置よりも感光体1移動方向上流側
に、解除可能な回収ブレード23と回収ロ−ラ24と廃
トナータンクが一体構造になっている専用の不良トナー
回収器22を設けたものである。
【0039】このような構成にすることにより、実施例
1で困難であったメンテナンス時の不良トナー用回収部
材の交換が不必要になり、かつクリ−ニング前であるた
め簡単な回収部材(回収ブレードのみ等)でも不具合が
生じにくいため、安価にでき、廃トナータンクと一体で
あるから、回収ブレード23の劣化時に回収部ごと破棄
するようにすることもできる。
【0040】〔実施例3〕本実施例3は、実施例1の画
像形成装置と不良トナー濃度検知パターンの作成方法が
異なり、不良トナー(逆帯電トナー)濃度検知パターン
作成時の地肌部表面電位VNPD−現像バイアスVNPBを通
常画像形成時の地肌部表面電位Vd−現像バイアスVb
より、不良トナー濃度検知パターンの直前の同程度の大
きさの領域だけ大きくなるように作成する。本例におい
ては画像濃度制御用パターンと同様のプロセスにより、
図6(a)、(b)に示すように地肌部電位(暗部電
位)Vdが約−800V、不良トナー濃度検知パターン
の直前の同程度の大きさの領域だけ、地肌部電位(暗部
電位)VNPDが約850V、画像部電位(明部電位)V
NPLが約−500VになるようにLDで露光し現像バイ
アス電位VNPBの約−600Vとの電位差で現像され
る。その他の制御過程は実施例1と同様である。
【0041】このような構成にすることによって実施例
1,2とは異なり、不良トナー濃度検知パターン作成
時、逆帯電トナーがLDの主走査方向全域に付着するこ
とを防ぐことができる。このため不良トナー濃度検知パ
ターン作成時に付着したトナー量は微少となり、再びク
リ−ニングで回収しても大きな問題にならない。また、
不良トナー濃度検知パターン作成時のパターン上不良ト
ナーをクリ−ニングで分離、回収するものに比べて、モ
ード切り替えに要する時間がいらなくなり時間短縮が図
れる。また、不良トナー濃度検知パターン作成時のパタ
ーン上不良トナーを全てクリ−ニング装置で回収するも
のに比べて、より優れたトナーの選別(不良トナーの分
離)ができる。
【0042】なお、実施例1.2において不良トナー濃
度検知パターン作成時は、逆帯電トナーがLDの主走査
方向全域に付着する構成であるため、再びクリ−ニング
で回収するとトナーの選別(不良トナーの分離)度が本
実施例に比べると低下する。また、不良トナー濃度検知
パターン作成時、全て不良トナーを不良トナー回収モー
ドによって回収する場合のモード切り替え時間とは、ブ
レード接離、バイアス切り替え等に要する時間のこと
で、システム全体としての時間はよけいにかかる(遅く
なる)。
【0043】〔実施例4〕本実施例は、実施例1とトナ
ー濃度制御用検知パターンの作成タイミングのみが異な
る。具体的には実施例1においてはトナー濃度制御用検
知パターンと不良トナー濃度検知パターンの作成タイミ
ングは電源投入後、この順番で1,10,20,30,
40...枚に1回と特定のタイミングで作成されてい
た。これに対し本実施例は、不良トナー濃度検知パター
ンの出力結果に応じて不良トナー回収モードが実行され
た場合、そのモード終了後にもう一度トナー濃度制御用
検知パターンを作成しトナー補給量を決定する。例え
ば、両検知パターンを1,10,20枚目に作成し、3
0枚目にはじめて不良トナーを検知し、そのジョブ後に
回収モードが実行された場合には、その直後にもう一度
トナー濃度制御用パターンを作成しトナー補給量を新た
に設定する。これは、不良トナーが回収されてトナー濃
度が低下するのを防止するのが目的であり、実施例1〜
4の様な不良トナー回収方法に限らず、他の不良トナー
回収方法を利用する物でも特定のタイミングで不良トナ
ーを回収する方法全てに応用することができる。
【0044】以上の各実施例は、反転現像方式を採用す
る場合のものであるが、本発明は正規現像方式を採用す
る場合にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、通常の
画像形成時に地汚れ、ノッチズレ等の画像形成に不具合
をおよぼす不良トナ−を、通常の画像形成時とは異なる
作像条件にすることによって像担持体に現像し、現像し
た不良トナ−を像担持体上から分離、回収し、これによ
り、現像装置内の不良トナ−を減少させるので、トナ−
を使い捨てしても、使用したトナ−を有効に再利用して
も、地汚れの無い、シャ−プ性に優れた高品質の画像と
トナ−飛散、ノッチズレ等の無い高信頼性の画像形成装
置を提供することができる。
【0046】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の画像形成装置において、上記作像条件を、像担持体の
地肌部表面電位と現像電極電位との電位差が、通常の画
像形成時における該電位差よりも大きくなるように設定
し、これにより、主に地汚れに寄与する逆帯電トナ−を
効率よく現像して感光体上から分離、回収するので、逆
帯電トナーによる地汚れなどを有効に防止することがで
きる。
【0047】また、請求項4の発明によれば、請求項1
の画像形成装置において、上記不良トナー量を検出し、
該検出の出力に基づいて上記回収手段の回収条件を切り
替え、これにより、不良トナー量に応じて必要な時間だ
け不良トナーの回収を行なうので、不良トナー回収動作
を行うことによる装置のダウンタイムの低減を図ること
ができる。
【0048】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の画像形成装置において、像担持体の黒部表面電位と現
像電極電位との電位差を不良トナーが現像される電位差
に設定して不良トナーを現像させ、かつ、該黒部表面電
位部に対し、像担持体表面移動方向の上流側又は下流側
であって、該黒部表面電位部とほぼ同じ大きさの領域に
ついて、地肌部表面電位と現像電極電位との電位差が通
常の画像形成時における該電位差よりも大きくなるよう
に作像条件を設定し、これにより、不良トナ−濃度検知
に要する時間の低減、もしくは回収効率の向上を図るの
で、不良トナー回収動作を行うことによる装置のダウン
タイムの低減を図ることができる。
【0049】また、請求項6の発明によれば、請求項1
の画像形成装置において、転写後の像担持体表面から未
転写トナーを除去するクリーニング装置よりも像担持体
移動方向上流側に、上記現像手段により像担持体上に付
着した不良トナーを回収する回収部材と該回収部材で回
収された不良トナーを収容する収容部とを有する不良ト
ナー回収器を設け、これにより、不良トナ−回収に関わ
るメンテナンス性を向上させることができる。
【0050】また、請求項7の発明によれば、所定タイ
ミングで上記現像手段及び上記回収手段を作動させて不
良トナーを回収するのに連動して、トナー濃度検出用の
トナー像の形成及び該トナー像検出結果に基づくトナー
濃度制御を行い、これにより、不良トナ−を分離回収す
ることによる、画像濃度の低下を低減させるので、良好
な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を適用できる電子写真複写機の
概略構成を示す正面図、(b)は同複写機のトナー濃度
検知パターンの説明図、(c)は実施例に係る複写機の
クリーニング装置8の概略構成図。
【図2】同複写機の現像特性及び光学センサ11特性を
示す特性図。
【図3】同複写機の不良トナー回収時間と光学センサ1
1出力との関係を示すグラフ。
【図4】同複写機の不良トナー回収制御のフローチャー
ト。
【図5】他の実施例に係る複写機のクリーニング装置8
及び不良トナー回収器の概略構成図。
【図6】(a)は他の実施例におけるパターン形成の説
明図、(b)は同パターンの電位分布図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電チャージャ 4 現像器 5 転写チャージャ 6 分離チャージャ 7 クリーニング前チャージャ 8 クリーニング装置 9 除電ランプ 10 トナー回収器 10a 回収ローラ 10b スクレーパ 10c 供給ローラ 11 光学センサ 20 ブレード 21 回収ローラ 22 回収スクリュー 23 不良トナー回収器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真方式を利用する画像形成装置にお
    いて、通常の画像形成時に地汚れ、ノッチズレ等の画像
    形成に不具合をおよぼす不良トナ−を、通常の画像形成
    時とは異なる作像条件にすることによって像担持体に現
    像する手段と、現像した不良トナ−を像担持体上から分
    離、回収する手段とを設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】上記作像条件を、像担持体の黒部表面電位
    と現像電極電位との電位差が100V以内になるように
    設定したことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記作像条件を、像担持体の地肌部表面電
    位と現像電極電位との電位差が、通常の画像形成時にお
    ける該電位差よりも大きくなるように設定したことを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記不良トナー量を検出する手段と、該検
    出手段の出力に基づいて上記回収手段の回収条件を切り
    替える手段とを設けたことを特徴とする請求項1の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】上記不良トナー量検出手段を、像担持体の
    黒部表面電位と現像電極電位との電位差を不良トナーが
    現像される電位差に設定して不良トナーを現像させる手
    段と、該黒部表面電位部に付着した不良トナーの量を検
    出する手段とで構成し、 かつ、該黒部表面電位部に対し、像担持体表面移動方向
    の上流側又は下流側であって、該黒部表面電位部とほぼ
    同じ大きさの領域について、地肌部表面電位と現像電極
    電位との電位差が通常の画像形成時における該電位差よ
    りも大きくなるように作像条件を設定する手段を設けた
    ことを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】転写後の像担持体表面から未転写トナーを
    除去するクリーニング装置よりも像担持体移動方向上流
    側に、上記現像手段により像担持体上に付着した不良ト
    ナーを回収する回収部材と該回収部材で回収された不良
    トナーを収容する収容部とを有する不良トナー回収器を
    設けたことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 【請求項7】転写後の像担持体表面から未転写トナーを
    除去するクリーニング装置により該表面から除去した未
    転写トナーを現像手段に搬送して再利用し、かつ、所定
    タイミングで上記現像手段及び上記回収手段を作動させ
    る請求項1の画像形成装置において、該作動に連動し
    て、トナー濃度検出用のトナー像の形成及び該トナー像
    検出結果に基づくトナー濃度制御を行うことを特徴とす
    る請求項1の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6124651A (en) * 1993-02-01 2000-09-26 Minebea Co., Ltd. Method for driving stepping motor of multiphase hybrid type
JP2009020481A (ja) * 2007-06-15 2009-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016095333A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、制御方法、及びプログラム
JP2017003870A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社リコー 画像形成装置
JP2017003875A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社リコー 画像形成装置

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