JP3330478B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3330478B2
JP3330478B2 JP30656295A JP30656295A JP3330478B2 JP 3330478 B2 JP3330478 B2 JP 3330478B2 JP 30656295 A JP30656295 A JP 30656295A JP 30656295 A JP30656295 A JP 30656295A JP 3330478 B2 JP3330478 B2 JP 3330478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動される像
担持体上に形成された静電潜像を現像装置によってトナ
ー像として可視像化し、そのトナー像を転写部で記録媒
体に転写し、トナー像転写後に像担持体上に残留付着す
るトナーをクリーニング部材に回収して像担持体表面を
清掃する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は
その複合機などとして構成される上記形式の画像形成装
置においては、像担持体が繰返し使用されるので、トナ
ー像転写後の像担持体表面に残留付着するトナーをクリ
ーニング部材によって除去回収する必要がある。このた
め、従来より像担持体を清掃する各種のクリーニング装
置が提案され、かつ実用化されているが、従来のクリー
ニング装置は、一般に像担持体から回収したトナーを廃
トナータンクなどに収容し、これを廃棄するように構成
されている。
【0003】ところで、近年、電子写真プロセスを採用
したこの種の画像形成装置においては、一段の低コスト
化と、環境問題対策の一環として、廃棄されるトナー量
の一層の低減化を図ることが要望されている。
【0004】叙上の点に鑑み、例えば、像担持体から記
録媒体へのトナー像の転写率を100%にして、転写後
の残留トナーを無くすようにすると、所謂、クリーナー
レス方式を採用することができる。これにより、廃棄す
るトナーをなくすことができるばかりでなく、クリーニ
ング装置を省略でき、画像形成システムの単純化と、画
像形成装置のコストの引き下げを達成できる。しかしな
がら、現状では、トナー像の転写率を100%にするこ
とは難しく、また信頼性の上からも問題がある。
【0005】そこで、次善の策として、トナー像の転写
後に像担持体表面に残留付着するトナー(以下、必要に
応じて「転写残トナー」と言う)をクリーニング部材に
付着させて回収し、次いでこの回収トナーを像担持体に
再付着させて、現像装置で回収し、これを現像装置に再
使用する方法が提案されている(例えば、特公昭61−
30274号公報参照)。これによるものでは、掻き取
ったトナーを廃トナータンクなどに移送する手段が不要
になるので、画像形成装置のコストを下げることがで
き、しかもトナーをリサイクル使用できるので、廃棄ト
ナーをなくすことができる。
【0006】この形式の画像形成装置においては、像担
持体表面からクリーニング部材上に転写残トナーが回収
され、そのトナーが再び像担持体上に再付着するのであ
るが、かかる転写残トナー中には紙粉などの異物が混入
している。このようなトナーが像担持体上に再付着し、
これが現像装置において回収されて再使用されると、例
えば、現像装置の現像剤担持搬送部材と、これに対向し
た現像剤規制部材との間に紙粉が詰まり、これによって
像担持体上に形成されるトナー像にスジ状の画像抜け
(所謂白抜け)ができ、その画質が劣化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、クリ
ーニング部材への回収トナーに混入している紙粉を、ク
リーニング部材から除去して、紙粉がクリーニング装置
に混入するのを防止することで、紙粉に起因したトナー
像の画質劣化の発生を抑え得るようにした画像形成装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転駆動される像担持体上に形成された静
電潜像を現像装置によってトナー像として可視像化し、
そのトナー像を転写部で記録媒体に転写し、トナー像転
写後に、像担持体上に残留付着するトナーをクリーニン
グ部材に一時的に回収し、次いで、回収したトナーを、
像担持体上の、次の潜像形成に影響のない表面部分に再
付着させ、更に、再付着させたトナーを現像装置で回収
する画像形成装置において、クリーニング部材への回収
トナーに混入している紙粉をクリーニング部材外に除去
する紙粉除去手段を設け、紙粉除去手段として、先端部
がクリーニング部材に当接して紙粉を掻き取るブラシ
と、紙粉吸引除去のための空気流を発生させるファン及
びクリーニング部材からファンに至るまでの空気流の経
路中に設けられた紙粉除去フィルタを有する紙粉吸引除
去装置とを用いたことを特徴とする画像形成装置を提案
する。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】また、上記ブラシの先端部がクリーニング
部材の回転方向に対してカウンタ方向に当接していると
有利である。
【0013】さらに、上記ブラシに対して、該ブラシを
クリーニング部材と同電位にする電圧を印加する電圧印
加手段を設けると有利である。
【0014】また、上記ブラシに対して、クリーニング
部材に回収されたトナーと同極性の電圧を印加する電圧
印加手段を設けることも有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0016】図1は本発明一実施形態例の画像形成装置
の概略構成図である。同図において、像担持体の一構成
例であるドラム状の感光体1は、図示されない駆動手段
により図における時計方向に回転駆動され、この回転時
に、先ず、帯電装置の一例である帯電ローラ2の作用に
より、感光体1の表面が所定の極性に均一に帯電され
る。本例では、帯電ローラ2の作用により感光体1の表
面が負(マイナス)極性に均一に帯電されるものとす
る。感光体1の表面が、例えば−850Vに帯電される
のである。感光体1を均一帯電させる帯電装置として、
コロナ放電器などを用いることもできる。
【0017】次いで、露光部3において、光変調された
レーザ光11による光書き込み走査が行われることによ
り、感光体1の表面には所定の静電潜像が形成される。
このようにして、画像形成時に回転駆動される感光体1
上に静電潜像が形成されるのである。なお、静電潜像を
形成するレーザ光の照射された部分Aの電位は、例えば
−150V程度となり、レーザ光が照射されない部分B
の表面電位はほぼ−850Vに維持される。
【0018】現像装置4は感光体1に対向配置された現
像剤担持搬送部材の一例である現像ローラ5を具備し、
この現像ローラ5にはバイアス電圧電源E1により、例
えば−600V程度のバイアス電圧が印加される。ここ
に例示した現像装置4では、トナーとキャリアを有する
二成分系現像剤Dが使用され、そのトナーはキャリアと
の摩擦により、所定の極性、本例では感光体1の帯電極
性と同極性の負極性に帯電される。
【0019】現像ローラ5は図示反時計方向に回転駆動
されるようになっていて、その周面上に担持された現像
剤は、現像部6に向けて運ばれ、その現像部6において
現像剤中のトナーが感光体1上の静電潜像に静電的に引
き寄せられ、その部分に付着する。すなわち、感光体の
帯電極性と同じ負極性に帯電されたトナーがレーザ光の
照射された部分Aに付着し、その静電潜像がトナー像と
して可視像化されるのである。このように、静電潜像は
現像装置4によってトナー像として可視像化される。こ
の画像形成装置の例では反転現像方式(ネガ・ポジ現像
方式)が採用されている。
【0020】感光体1の下位には、転写帯電装置の一例
である転写帯電ローラ7が配設されている。転写帯電ロ
ーラ7は、感光体1に対して順方向に回転し、この転写
帯電ローラ7と、これが接する感光体1との間の転写部
8に向けて、例えば転写紙より成る記録媒体Pが送られ
るようになっていて、転写帯電ローラ7の機能により、
感光体1上に形成されているトナー像が記録媒体Pに転
写される。すなわち、電源E3により、転写帯電ローラ
7に対して、感光体1上のトナー像のトナーの帯電極性
と反対の正(プラス)極性の電圧、例えば+950Vの
電圧が印加され、このとき、感光体1上の負極性のトナ
ーT(これについては模式的に大きく示してある)が、
記録媒体Pの側に静電的に引き寄せられ、該記録媒体に
付着し、感光体1上のトナー像が記録媒体に転写され
る。
【0021】トナー像を転写された記録媒体Pは、図示
していない分離装置によって感光体1から分離され、図
示していない定着装置に送られる。そして、ここで、記
録媒体上のトナー像が定着される。
【0022】上述のように、感光体1上のトナー像は転
写部8で記録媒体に転写されるが、そのトナー像転写後
に、感光体1の表面には転写に寄与しなかったトナーが
残留付着している。かかる残留トナーがクリーニング部
14に至ると、クリーニング部材の一例であるクリーニ
ングローラ12に一時的に回収される。
【0023】ここで、図1において、現像部6から転写
部8に向かうトナー像のトナーTは、ほとんどのものが
負極性のトナーとなっている。これに対し、転写帯電ロ
ーラ7にはトナー像の転写時に正極性の転写電圧が印加
されるため、そのトナー像転写後において感光体1上に
残留付着するトナー、すなわち転写残トナーT′は、正
極性のものに負極性のものが混在したトナーとなる。こ
のように転写残トナーは、プラスとマイナスの両方の極
性のトナーが混在した状態で、クリーニング部14に移
送されることになる。
【0024】クリーニングローラ12は、例えば、体積
固有抵抗率が中抵抗値を示す発泡体より成り、図におけ
る時計方向、すなわち感光体1の回転方向に対してカウ
ンタ方向に回転駆動されるようになっていて、感光体1
の表面に摺擦しながら回転する。クリーニングローラ1
2は、自身の表面部分が、感光体1によって弾性変形さ
せられるように、感光体1と圧接し、図2に示したよう
に、その圧接部にはNなるニップ領域が形成される。こ
のニップ領域Nがクリーニング領域14となる。
【0025】かかるニップ領域Nで、正、負両極性の転
写残トナーT′は、クリーニングローラ12に接触しな
がら全て現像後のトナーと同じ極性(本例では負極性)
のトナーになるように、摩擦帯電される。このように、
クリーニングローラ12は、感光体1との間で転写残ト
ナーを摩擦帯電して、トナーが本来の極性である負極性
に揃うように当該トナーを摩擦帯電させる機能をも遂行
するものである。すなわち、クリーニングローラ12よ
り成るクリーニング部材に向かう転写残トナーが、現像
時におけるトナーの帯電極性と反対の極性に帯電されて
いるトナーを含むとき、該トナーが現像時におけるトナ
ーの帯電極性(本来の極性)に揃えられるように、該ト
ナーを摩擦帯電するものである。クリーニングローラ1
2は、トナーに対して、これを本来の極性、本例では負
極性に摩擦帯電させ得る帯電系列の帯電材料で構成され
ている。
【0026】クリーニングローラ12には、上述の如く
摩擦帯電されたトナーの帯電極性と反対の正極性のバイ
アス電圧、例えば+200Vのバイアス電圧がバイアス
電圧電源E4により印加される。ここで、転写部8を通
過した、トナー像転写後の残留トナー、すなわち、転写
残トナーT′は正極性のバイアス電圧が印加されたクリ
ーニングローラ12に静電的に引き寄せられて、該ロー
ラ12の表面に付着し、このローラ12に一時的に回収
される。これにより、感光体1の表面はクリーニング状
態にされる。クリーニングローラ12には、このよう
に、感光体1との間で、感光体1上の転写残トナーT′
が、クリーニングローラ12の方に静電的に吸引され得
る電界が形成されるように、上述の如きバイアス電圧が
印加されるのである。
【0027】感光体1の表面がクリーニングローラ12
によってクリーニングされたあと、その表面が除電装置
の一例である除電ランプ13によって除電され、前述し
た画像形成動作が続けられる。このようにして1枚分の
トナー像が感光体1上に形成され、これが記録媒体Pに
転写されるのであるが、このトナー像が形成される感光
体1上の領域が画像形成領域であり、それ以降の領域が
非画像形成領域である。かかる画像形成領域の感光体回
転方向後端が帯電ローラ2を通過すると、このとき、そ
の帯電ローラ2は感光体1の表面から離れるようになっ
ている。
【0028】また、画像形成領域後端が現像装置4の現
像ローラ5を通過すると、スイッチS1が切り換えら
れ、現像ローラ5はバイアス電圧電源E2の方に接続さ
れ、その現像ローラ5には、トナーが感光体1に付着し
ないように、トナーの帯電極性と反対の正極性のバイア
ス電圧、例えば+500Vの電圧が印加される。画像形
成領域後端が転写部8を通過すると、このとき転写帯電
ローラ7への電圧印加が停止される。
【0029】さらに、トナー像が記録媒体に転写された
後の画像形成領域後端がクリーニングローラ12を通過
したとき、スイッチS2が切り換えられ、クリーニング
ローラ12はバイアス電圧電源E5の方に接続され、そ
のクリーニングローラ12には、トナーの帯電極性と同
じ負極性の、例えば−3000Vのバイアス電圧が印加
される。すなわち、回転するクリーニングローラ12と
感光体1の非画像形成領域との間には、クリーニングロ
ーラ12上のトナーが感光体1の方に放出される方向の
電界が形成されるのである。
【0030】かかる電界によって、クリーニングローラ
12上に一時的に回収されたトナーは、感光体1上の非
画像形成領域に再付着して戻される。感光体1上に再付
着したトナーは、引き続く感光体1の回転により、除電
ランプ13、及び感光体1から離れた帯電ローラ2の下
を通過し、現像装置4に至る。このとき、その現像ロー
ラ5には、前述のようにトナーの帯電極性と逆極性のプ
ラスの電圧が印加されているので、感光体1上に再付着
した負極性のトナーは、その現像ローラ5の側に静電的
に移行し、現像装置内の現像剤中に回収される。
【0031】画像形成動作が連続して行われるときは、
上述した動作が所定回数繰返される。
【0032】上述のように、本例の画像形成装置は、ト
ナー像転写後に、感光体1に残留付着するトナーをクリ
ーニングローラ12より成るクリーニング部材に一時的
に回収し、次いで、その回収したトナーを感光体1より
成る像担持体上に再付着させ、更に、その再付着させた
トナーを現像装置4で回収する。現像装置4に回収され
たトナーは、その現像装置4において再利用される。こ
のようにして、廃棄トナーをなくすことができる。しか
もクリーニングローラで回収したトナーを現像装置へ戻
すトナー搬送パイプなどを設ける必要もない。
【0033】クリーニング部材に、現像時におけるトナ
ーの帯電極性と反対の極性のバイアス電圧を印加するこ
とによって、像担持体上の転写残トナーをクリーニング
部材に静電的に転移させることができ、これにより、転
写残トナーをクリーニング部材の方に回収することがで
きる。また、その回収後に、クリーニング部材に印加す
るバイアス電圧の極性を切り換え、クリーニング部材
に、回収したトナーの帯電極性と同じ極性のバイアス電
圧を印加することにより、クリーニング部材に回収した
トナーを像担持体に静電的に転移させることができ、こ
れにより、回収トナーを像担持体の方に再付着させるこ
とができ、更に、再付着したトナーを現像装置に回収す
ることができるのである。
【0034】また、この画像形成装置の例では、クリー
ニングローラ12に回収されたトナーは、感光体1上の
画像形成領域の後端近傍の非画像形成領域に再付着する
ので、その再付着トナーによって、上述した画像形成動
作時の静電潜像はもとより、次に形成される静電潜像に
影響が与えられることはない。感光体1上の、次の潜像
形成に影響のない表面部分にトナーが再付着されるので
ある。いずれの静電潜像も、再付着トナーによって邪魔
されることなく感光体上に形成されるような感光体表面
部分に、クリーニングローラ12からのトナーが再付着
する。画像形成領域内の後部に、クリーニングローラ1
2からのトナーを再付着させるように構成することも可
能である。
【0035】また、本例の画像形成装置においては、図
2に示すように感光体上の転写残トナーT′をクリーニ
ングローラ12に回収するとき、先にも説明したよう
に、クリーニングローラ12が感光体1に圧接するニッ
プ領域Nにおいて、当該クリーニングローラ12が感光
体1の移動方向と反対方向(カウンタ方向)に移動する
ように、そのクリーニングローラ12の回転方向が設定
され、しかもそのクリーニングローラ12の1回転未満
の回転によって転写残トナーの回収動作を終了するよう
に構成されている。ニップ領域Nにおいて、トナーT′
はクリーニングローラ12との接触によって現像時の所
定の帯電極性に揃うように摩擦帯電されるが、全てのト
ナーT′をこの極性に帯電させることは難しく、場合に
よっては、正極性のトナーや電荷量がほぼゼロVのトナ
ーも存在する。
【0036】従って、もしもクリーニングローラ12
を、図2に鎖線矢印で示すように、感光体1とのニップ
領域Nにおいて、両者が同じ方向に移動する向きにクリ
ーニングローラ12を回転させたとすると、感光体1の
回転方向下流側のクリーニングローラ12上に回収トナ
ーT″が存在することになり、このトナーT″が正極性
に帯電したままであったり、その電荷量がゼロであった
りすると、クリーニングローラ12にはこれと同じ極性
のプラスの電圧が印加されているので、そのプラス極性
のトナーT″が感光体1の方に静電的に引かれ、感光体
表面に付着してしまう。このようになると、感光体1の
クリーニング不良が発生し、引き続き形成されるトナー
像に地汚れが発生する。
【0037】このような不具合を除去すべく、本例で
は、上述の如くクリーニングローラ12が感光体1の回
転方向に対してカウンタ方向に回転するように、両者の
回転方向を設定している。その際、クリーニングローラ
12を1回転以上、回転させて感光体1からのトナーの
回収を行えば、クリーニングローラ12に回収されたト
ナー中に正極性に帯電したトナーT″が存在すると、こ
れが感光体1上に付着して感光体1のクリーニング不良
が発生する。このため、本例では、クリーニングローラ
12の1回転未満の回転中に、感光体1からクリーニン
グローラ12へのトナー回収動作を終了させている。
【0038】クリーニングローラ12上の回収トナーを
感光体1に再付着させるときは、クリーニングローラ1
2をいずれの方向に回転させてもよいが、本例では感光
体1とのニップ領域Nにおいて、クリーニングローラ1
2と感光体1が同じ方向(図2の鎖線矢印の向き)に回
転するように、クリーニングローラ12の回転方向を制
御し、しかもその回転速度をトナー回収時よりも高め、
短時間でトナーを感光体1へ再付着させるようにしてい
る。
【0039】ここで、図1に示した現像装置4では、前
にも述べたように、二成分系の現像剤Dが使用されるの
であるが、かかる現像剤は、現像ローラ5の周面に担持
されつつ搬送される。そして、現像ローラ5上を搬送さ
れる現像剤は、現像剤規制部材15によって、その厚さ
を規制されつつ、現像部6へと搬送され、この搬送され
る現像剤中のトナーが感光体1上に形成された静電潜像
の可視像化に供される。
【0040】かかる静電潜像の可視像化後に、前述した
ように、トナー像の転写が行われ、この転写後の残留ト
ナーがクリーニングローラ12に一時的に回収され、且
つ、感光体1に再付着するのであるが、この再付着トナ
ーに紙粉が混入していて、これが現像装置4の方に回収
され、同装置内に入ってしまうと、例えば現像ローラ5
と現像剤規制部材15との間に紙粉が詰まり、画像上に
白スジ(感光体の周方向にできる画像抜け)が発生し、
画質が悪くなる。現像剤としてキャリアを有さない一成
分系現像剤を用いる場合にも、同様に一成分トナーに紙
粉が混入すると、かような白スジが発生し、画質が悪く
なる。
【0041】そこで、本例の画像形成装置においては、
クリーニング部材の一構成例であるクリーニングローラ
12への回収トナーに混入している紙粉をクリーニング
ローラ12外に除去する紙粉除去手段が設けられてい
る。図示した例では、この紙粉除去手段として、先端部
がクリーニングローラ12の周面に当接するブラシ16
が用いられている。
【0042】クリーニングローラ12は、このローラ軸
の長手方向各端部がクリーニングケース17に回転自在
に支持され、そのクリーニングローラ12は、感光体1
と対向する部分を除いて、クリーニングケース17に格
納されている。かかるクリーニングケース17にはブラ
シ取り付け用ブラケット18が固定され、このブラケッ
ト18に固定された支持板19には上述のブラシ16の
基端部が固設されている。そして、そのブラシ16の自
由端側のブラシ先端部がクリーニングローラ12の周面
に当接しているのである。
【0043】クリーニングローラ12に感光体1上の転
写残トナーを回収すべく、同ローラ12が回転する間
に、ブラシ16はトナーに混入している紙粉を掻き取り
除去する。紙粉が、このように現像装置4に向かう前に
除去されてしまうので、紙粉が現像装置4に混入するの
を防止できる。これにより、紙粉に起因したトナー像の
画質劣化の発生を防止できる。なお、ブラシ16によっ
て除去された紙粉20は、クリーニングケース17内に
溜められる。
【0044】クリーニングローラ12上のトナーは、ト
ナー回収時のクリーニングローラ12に対して静電的に
付着しているので、そのトナーがブラシ16によって掻
き取られることを防止できる。クリーニングローラ12
上の回収トナーを感光体1上に再付着させるとき、その
クリーニングローラ12に対してトナーの帯電極性と同
極性の電圧を印加することにより、そのトナーがクリー
ニングローラ12から離れやすくなるときは、この時期
だけブラシ16をクリーニングローラ12から離間させ
るように構成することもできる。ブラシ16をクリーニ
ングローラ12に対して接離可能に支持し、感光体1か
らクリーニングローラ12へトナーを回収するときだけ
ブラシ16をクリーニングローラ12に接触させて紙粉
を除去するのである。この構成は、後述する各実施形態
例のブラシにも適用できる。
【0045】また、ブラシ16の植設密度を低くするこ
とによっても、クリーニングローラ12上のトナーをブ
ラシ16が掻き取ってしまう不具合を防止できる。この
ようにブラシ16があらい状態で設けられていても、通
常、紙粉はトナーよりもサイズが大きいので、ブラシ1
6によって、紙粉だけをクリーニングローラ12から除
去することができる。
【0046】図3に示すように、ブラシ16Aの先端部
を、感光体1から転写残トナーを回収するときのクリー
ニングローラ12の回転方向に対してカウンタ方向に当
接させても良い。この場合も、クリーニングケース17
にはブラシ取り付け用ブラケット18Aが固定され、こ
のブラケット18Aに固定された支持板19Aに、その
ブラシ16Aの基端部が固定されている。他の構成は、
図1と変りはない。
【0047】ブラシに、クリーニングローラ12の回転
方向に対してカウンタ方向に当接するブラシ16Aを用
いることにより、紙粉20を掬い上げながら、それをつ
き離しつつ、クリーニングローラ12の周面から除去で
きるので、紙粉20をブラシ先端部に滞留させにくくす
ることができる。これにより、紙粉の除去性を向上させ
ることができる。
【0048】上述の例は、紙粉除去手段としてブラシを
用いたものであるが、この他、図4に示す紙粉除去手段
を用いてもよい。この紙粉除去手段は、紙粉吸引除去の
ための空気流を発生させるファン22と及びクリーニン
グローラ12からファン22に至るまでの空気流の経路
中に設けられた紙粉除去フィルタ21とを有する紙粉吸
引除去装置30から成る。感光体1と接するローラ部分
を残して、クリーニングローラ12を格納するケース2
3には、フィルタ21を装着したフィルタケース24
が、例えばネジ25によって着脱可能に固定されてい
る。他の構成は、図1と変りはない。
【0049】ファン22が図示していない回転駆動手段
によって回転すると、クリーニングローラ12からファ
ン22に向かう吸引空気流が形成され、この空気流に乗
ってクリーニングローラ12上の紙粉20が、同ローラ
から離れ、紙粉除去フィルタ21に向けて飛んでゆく。
そして、かかる紙粉20は、紙粉除去フィルタ21によ
って除去されつつ、フィルタケース24の紙粉受け部2
4aに落下し、ここに溜められる。
【0050】紙粉20がクリーニングローラ12から離
れるのに対し、感光体1からクリーニングローラ12へ
の転写残トナー回収時に、そのクリーニングローラ12
上の転写残トナーT′は、クリーニングローラ12に静
電的に吸引されているので、かかるトナーがクリーニン
グローラ12から離間することを防止できる。なお、ク
リーニングローラ12上のトナーを感光体1に再付着さ
せるとき、クリーニングローラ12にはトナーは同極性
の電圧が印加され、これによってそのトナーがクリーニ
ングローラ12から離れやすくなるときは、この期間
中、ファン22の作動を停止させるように構成すること
もできる。
【0051】上述のように、紙粉除去手段として、図3
に示した紙粉吸引除去装置30を用いると、トナーをク
リーニングローラ12に保持させたままで、かかるトナ
ーに何らの影響を与えることなく、紙粉のみを除去する
ことができ、しかもトナーがケース外に飛散することを
より確実に防止できる。なお、図3に示すように、ネジ
25の着脱によって、フィルタケース24をケース23
に対して着脱自在に構成しておくと、紙粉20の除去
や、ファルタ21の交換などを容易に行うことできる。
【0052】図1及び図3に示したように、紙粉除去手
段として、ブラシ16,16Aを用いる構成では、紙粉
除去達成のための何らの駆動手段を必要としないので、
その構成を簡素化でき、画像形成装置のコストも低減で
きる。
【0053】これに対し、紙粉除去手段として、図1又
は図3に示したブラシと、図4に示した紙粉吸引除去装
置を併用する構成のものを用いても良い。例えば、図5
に示すように、紙粉除去手段として、先端部がクリーニ
ングローラ12に当接して紙粉を掻き取るブラシ16B
と、紙粉吸引除去のための空気流を発生させるファン2
2及びクリーニングローラ12からファン22に至るま
での空気流の経路中に設けられた紙粉除去ファルタ21
を有する紙粉吸引除去装置30とを用いるのである。図
5における他の構成は、図1と変りはない。
【0054】図5の例においては、紙粉の除去性を大き
く高めることができる。また、この例の場合も、ブラシ
16Bの先端部を、感光体1から転写残トナーを回収す
るときのクリーニングローラ12の回転方向に対してカ
ウンタ方向に当接させると、先にも述べたように、紙粉
を掬い上げて、それをつき離すことができるので、紙粉
がブラシ端部に溜まりにくくなり、紙粉の除去性を向上
させることができる。
【0055】ところで、図1に示す実施形態例におい
て、ブラシ16が絶縁性のものとなっていると、クリー
ニングローラ12に前述したような電圧が印加されるの
で、ブラシ16に電荷が注入され、該ブラシがチャージ
アップするおそれがある。ブラシ16がチャージアップ
してゆくうちに、いつか放電するようになり、この際、
電気的なノイズが発生する。かようなノイズが発生する
と、当該画像形成装置に装備されている制御手段が誤作
動し易くなる。
【0056】そこで、ブラシ16を導電性ブラシとする
と、かかるブラシはチャージアップしにくくなり、放電
に伴うノイズ発生を防止することができる。これによ
り、制御手段が誤作動するのを防止できる。またブラシ
を導電性のものとすることにより、トナーに不必要な静
電気が帯びなくなるので、紙粉除去時にトナーをブラシ
16に付着させにくくすることができる。図3及び図5
に示す実施形態例においても、同様にブラシ16A,1
6Bを導電性のものとすることにより、制御手段の誤作
動を防止できると共に、トナーをブラシに付着させにく
くすることができる。なお、ここに言う導電性には、一
般に中抵抗と称せられるものも含み、体積固有抵抗率で
107乃至108Ωcm以下の導電性を意味する。これは以
下の説明でも同様とする。
【0057】図1に示す実施形態例において、転写残ト
ナーの回収時には、クリーニングローラ12に、現像時
におけるトナーの帯電極性と反対の極性のバイアス電圧
を電源E4により印加し、転写残トナーの再付着時に
は、現像時におけるトナーの帯電極性と同じ極性のバイ
アス電圧を電源E5により印加しているのであるが、こ
れらの電源E4,E5に、クリーニングローラ12と共
に、導電性にしたブラシ16を接続すると、転写残トナ
ーの回収時と、回収トナーの再付着時との双方にわたっ
て、ブラシ16をクリーニングローラ12と同電位にす
ることができる。
【0058】本例において、具体的には導電性ブラシ1
6に、感光体1からのトナー回収時には正極性のバイア
ス電圧を印加し、感光体へのトナー再付着時には、電圧
極性を切り換えて負極性のバイアス電圧を印加するので
あるが、このようにすることにより、ブラシ16とクリ
ーニングローラ12とは同電位になり、ブラシ16自体
がチャージアップするのを防ぐことができる。また、ト
ナーをブラシ16の方に静電的に移動させにくくするこ
とができる。この理由は、クリーニングローラ12上の
トナーがブラシ16に吸引され得る電界が形成されない
からである。
【0059】導電性ブラシに、クリーニング部材と同電
位にする電圧が印加されるブラシを用いることにより、
紙粉だけが効果的に掻き取られ、転写残トナーがブラシ
に静電的に付着することをより一層確実に防止できるの
である。このような点に加えて、トナーに電荷が注入さ
れず、そのトナーが微妙にチャージアップしてしまうこ
とを防止でき、トナーの電荷量を安定させることができ
る。これにより、現像装置でのトナーの回収性を良くす
ることができる。なお、図3及び図5に示したブラシ1
6A,16Bにおいても、クリーニングローラ12と同
電位にする電圧を印加することにより、上述の如き機能
を同様に達成できる。
【0060】上述した構成は、ブラシ16,16A,1
6Bに対して、該ブラシをクリーニング部材と同電位に
する電圧を印加する電圧印加手段を設けたものであり、
図の例では、この電圧印加手段として、クリーニングロ
ーラ12用の電源E4,E5を用いている。
【0061】これに対し、ブラシ16,16A,16B
に対して、クリーニング部材に回収されたトナーと同極
性、この例では負極性の電圧を印加する電圧印加手段
(不図示)を設けることもできる。すなわち、図1乃至
図5に示した各構成において、感光体1よりクリーニン
グローラ12に転写残トナーを回収するとき、前述のよ
うにクリーニングローラ12に+200Vの電圧を印加
するとしたとき、各ブラシ16,16A,16Bに対し
て、図示していない電源によって、回収トナーと同極性
の、例えば−100Vの電圧を印加する。クリーニング
ローラ12とブラシ16,16A,16Bとの間に、ク
リーニングローラ12上の回収トナーが、そのクリーニ
ングローラ12上に引き付けられる電界を形成し、かつ
各ブラシ16,16A,16Bに回収トナーと同極性の
電圧を印加するのである。これにより、回収トナーがブ
ラシの側へ移行することを確実に防止し、かつそのトナ
ーが所定の極性、本例では負極性と反対の極性の電荷が
注入され極性が反転することを確実に防止できる。
【0062】またクリーニングローラ12上の回収トナ
ーを感光体1に再付着させるときは、クリーニングロー
ラ12にはトナーと同極性の電圧が印加されるので、ブ
ラシ16,16A,16Bに対しては、クリーニングロ
ーラ12への印加電圧よりも高圧の、しかもトナーの帯
電極性と同極性の電圧を印加する。例えば、トナーの再
付着時に、前述のようにクリーニングローラ12には−
3000Vの電圧が印加されるとしたとき、ブラシ1
6,16A,16Bに対して、図示していない電源によ
って−3300Vの電圧を印加する。これにより、感光
体1へのトナー再付着時にも、クリーニングローラ12
上のトナーがブラシ16,16A,16B側へ静電的に
引き付けられることはなく、トナーは確実にクリーニン
グローラ12に静電的に保持され、しかもトナーに対し
て、正極性の電荷が注入されてその極性が反転すること
もない。このようにして、確実に感光体1に再付着した
トナーを現像装置4において回収することができ、また
正極性に帯電したトナーが現像装置4内に混入すること
を防止できる。
【0063】なお、この例の場合には、特に感光体1へ
のトナー再付着時に、ブラシ16,16A,16Bを通
して大きな電流が流れることを阻止すべく、ブラシ1
6,16A,16Bを107乃至108Ωcm程の体積固有
抵抗率をもった材料により構成することが望ましい。
【0064】以上説明した各構成によれば、クリーニン
グローラ12に回収されたトナー中に混入した紙粉以外
の異物も除去することができる。
【0065】本発明は、像担持体を帯電した後、光の照
射されない部分によって静電潜像を形成し、その電位の
極性と反対の極性に帯電されたトナーを付着させて現像
を行う所謂、ポジ・ポジ現像方式の画像形成装置にも適
用できる。
【0066】また、クリーニング部材としてローラ状の
ものの他、無端ベルト状のものなどを用いる画像形成装
置、或いは、像担持体としてドラム状のものの他に、無
端ベルト状のものを用いる画像形成装置にも適用でき
る。
【0067】さらに、記録媒体として中間転写体を用
い、像担持体から、この中間転写体にトナー像を転写
し、次いでこれを転写材に転写する形式の画像形成装置
にも適用可能である。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、クリーニング部材に回収された転写残トナーに混入
している紙粉を、現像装置に運ばれる前に除去できるの
で、その紙粉を、現像装置に混入させにくくすることが
でき、これにより、紙粉に起因したトナー像の画像悪化
の発生を防止することができる。しかも、ブラシと紙粉
の吸引除去装置との併用により、クリーニング部材への
回収トナーに混入している紙粉の除去性を大きく高める
ことができる。
【0069】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
紙粉除去時に、紙粉がブラシ端部に溜まりにくくなるの
で、紙粉の除去性を更に向上させることができる。
【0070】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
紙粉除去時に、クリーニング部材上のトナーをブラシに
付着させにくくすることができると共に、ブラシのチャ
ージアップを防止することができることで、放電に伴う
電気的ノイズを生じにくくすることができ、制御手段が
誤作動する不具合を防止できる。
【0071】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
クリーニング部材除去時に、クリーニング部材上のトナ
ーをブラシに付着させにくくすることができると共に、
クリーニング部材上のトナーに電荷が注入されず、トナ
ーの電荷量を安定させることができるので、現像装置側
でのトナーの回収性を良くすることができる。
【0072】
【0073】
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態例の画像形成装置の概略構成
図であって、断面を示す部分について、ハッチングを省
略した図である。
【図2】感光体とクリーニングローラとの間で、トナー
帯電極性を揃えることを説明するための、両者の摩擦接
触部を拡大して模式的に示した図である。
【図3】ブラシとして、クリーニングローラに対しカウ
ンタ方向に当接するブラシを用いた実施形態例の要部概
略構成図である。
【図4】紙粉除去手段として、紙粉吸引除去装置を用い
た実施形態例の要部概略構成図である。
【図5】紙粉除去手段として、ブラシと紙粉吸引除去装
置とを用いた実施形態例の要部概略構成図である。
【符号の説明】
4 現像装置 8 転写部 16 ブラシ 16A ブラシ 16B ブラシ 20 紙粉 21 紙粉除去フィルタ 22 ファン 30 紙粉吸引除去装置 T′ トナー
フロントページの続き 審査官 下村 輝秋 (56)参考文献 特開 昭54−24640(JP,A) 特開 平5−127517(JP,A) 特開 昭57−70572(JP,A) 特開 昭60−69675(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 B65H 5/00 - 5/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される像担持体上に形成された
    静電潜像を現像装置によってトナー像として可視像化
    し、そのトナー像を転写部で記録媒体に転写し、トナー
    像転写後に、像担持体上に残留付着するトナーをクリー
    ニング部材に一時的に回収し、次いで、回収したトナー
    を、像担持体上の、次の潜像形成に影響のない表面部分
    に再付着させ、更に、再付着させたトナーを現像装置で
    回収する画像形成装置において、クリーニング部材への
    回収トナーに混入している紙粉をクリーニング部材外に
    除去する紙粉除去手段を設け、紙粉除去手段として、先
    端部がクリーニング部材に当接して紙粉を掻き取るブラ
    シと、紙粉吸引除去のための空気流を発生させるファン
    及びクリーニング部材からファンに至るまでの空気流の
    経路中に設けられた紙粉除去フィルタを有する紙粉吸引
    除去装置とを用いたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ブラシの先端部がクリーニング部材の回
    転方向に対してカウンタ方向に当接している請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ブラシに対して、該ブラシをクリーニン
    グ部材と同電位にする電圧を印加する電圧印加手段を設
    けた請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ブラシに対して、クリーニング部材に回
    収されたトナーと同極性の電圧を印加する電圧印加手段
    を設けた請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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