JPH04371977A - 電子写真記録装置 - Google Patents
電子写真記録装置Info
- Publication number
- JPH04371977A JPH04371977A JP3150186A JP15018691A JPH04371977A JP H04371977 A JPH04371977 A JP H04371977A JP 3150186 A JP3150186 A JP 3150186A JP 15018691 A JP15018691 A JP 15018691A JP H04371977 A JPH04371977 A JP H04371977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoreceptor
- brush
- photosensitive drum
- charging
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 17
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 33
- 238000013019 agitation Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- BIIBYWQGRFWQKM-JVVROLKMSA-N (2S)-N-[4-(cyclopropylamino)-3,4-dioxo-1-[(3S)-2-oxopyrrolidin-3-yl]butan-2-yl]-2-[[(E)-3-(2,4-dichlorophenyl)prop-2-enoyl]amino]-4,4-dimethylpentanamide Chemical compound CC(C)(C)C[C@@H](C(NC(C[C@H](CCN1)C1=O)C(C(NC1CC1)=O)=O)=O)NC(/C=C/C(C=CC(Cl)=C1)=C1Cl)=O BIIBYWQGRFWQKM-JVVROLKMSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 230000001988 toxicity Effects 0.000 description 1
- 231100000419 toxicity Toxicity 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録プロセス
に準じたプロセスで画像の記録を行う電子写真記録装置
に関する。
に準じたプロセスで画像の記録を行う電子写真記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真記録装置では、記録紙に転
写し切れずに感光体に残留した現像剤はブレードによっ
て掻き落とすことによってクリーニングするものとなっ
ている。
写し切れずに感光体に残留した現像剤はブレードによっ
て掻き落とすことによってクリーニングするものとなっ
ている。
【0003】ところでこのように掻き落とされた現像剤
は、回収され、廃棄される。このように廃棄される現像
剤の量は、全現像剤消費量の例えば15〜25%程度に
も及ぶ。
は、回収され、廃棄される。このように廃棄される現像
剤の量は、全現像剤消費量の例えば15〜25%程度に
も及ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
子写真記録装置では、転写し切れずに感光体に残留した
現像剤を回収し、廃棄するものとなっており、かつその
量は全現像剤消費量の例えば15〜25%と多いため、
現像剤の利用効率が非常に悪いものとなっていた。
子写真記録装置では、転写し切れずに感光体に残留した
現像剤を回収し、廃棄するものとなっており、かつその
量は全現像剤消費量の例えば15〜25%と多いため、
現像剤の利用効率が非常に悪いものとなっていた。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、現像剤の廃棄
をなくし、現像剤の利用効率を高めることができる電子
写真記録装置を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、現像剤の廃棄
をなくし、現像剤の利用効率を高めることができる電子
写真記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光導電部材に
より構成された無端状の例えば感光ドラムなどの感光体
と、この感光体に接触する例えば帯電ブラシなどの第1
の回転ブラシおよびこの第1の回転ブラシに直流分に交
流分を重畳した高電圧を印加する帯電電源とを有し感光
体の表面を所定の帯電電位(例えば−700V)に帯電
する帯電手段と、この帯電手段に対して前記感光体の回
転方向下流側に位置し、前記感光体を露光して静電潜像
を形成する露光手段と、この露光手段に対して前記感光
体の回転方向下流側に位置し、前記帯電電位と同極性か
つ低電位な所定電圧(例えば−200V)の現像バイア
スの作用により、前記帯電電位と同極性(例えば負極性
)に帯電した現像剤(トナー)を前記感光体に付着させ
て前記静電潜像の現像を行う現像手段と、この現像手段
に対して前記感光体の回転方向下流側に位置し、感光体
に付着した前記現像剤を記録紙に転写する転写手段と、
この現像手段に対して前記感光体の回転方向下流側、か
つ前記帯電手段に対して前記感光体の回転方向上流側に
位置し、前記感光体に接触する例えば攪乱ブラシなどの
第2の回転ブラシと、この第2の回転ブラシに前記帯電
電位と同極性(負極性)の所定の攪乱用電圧を印加する
攪乱用電源とを具備して構成する。
より構成された無端状の例えば感光ドラムなどの感光体
と、この感光体に接触する例えば帯電ブラシなどの第1
の回転ブラシおよびこの第1の回転ブラシに直流分に交
流分を重畳した高電圧を印加する帯電電源とを有し感光
体の表面を所定の帯電電位(例えば−700V)に帯電
する帯電手段と、この帯電手段に対して前記感光体の回
転方向下流側に位置し、前記感光体を露光して静電潜像
を形成する露光手段と、この露光手段に対して前記感光
体の回転方向下流側に位置し、前記帯電電位と同極性か
つ低電位な所定電圧(例えば−200V)の現像バイア
スの作用により、前記帯電電位と同極性(例えば負極性
)に帯電した現像剤(トナー)を前記感光体に付着させ
て前記静電潜像の現像を行う現像手段と、この現像手段
に対して前記感光体の回転方向下流側に位置し、感光体
に付着した前記現像剤を記録紙に転写する転写手段と、
この現像手段に対して前記感光体の回転方向下流側、か
つ前記帯電手段に対して前記感光体の回転方向上流側に
位置し、前記感光体に接触する例えば攪乱ブラシなどの
第2の回転ブラシと、この第2の回転ブラシに前記帯電
電位と同極性(負極性)の所定の攪乱用電圧を印加する
攪乱用電源とを具備して構成する。
【0007】
【作用】このような手段を講じたことにより、露光手段
により感光体に形成された静電潜像に現像手段によって
付着され、転写手段で記録紙に転写し切れなかった現像
剤は、感光体に接触する第2の回転ブラシおよび第1の
回転ブラシに攪乱用電圧および帯電電源が発生する高電
圧の影響で取り込まれ、その後に感光体に戻される。こ
のとき現像剤は攪乱される。こののち感光体に付着して
いる現像剤は、感光体の帯電電位と現像バイアスとの作
用により、現像手段へと回収される。
により感光体に形成された静電潜像に現像手段によって
付着され、転写手段で記録紙に転写し切れなかった現像
剤は、感光体に接触する第2の回転ブラシおよび第1の
回転ブラシに攪乱用電圧および帯電電源が発生する高電
圧の影響で取り込まれ、その後に感光体に戻される。こ
のとき現像剤は攪乱される。こののち感光体に付着して
いる現像剤は、感光体の帯電電位と現像バイアスとの作
用により、現像手段へと回収される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係る電子写真記録装置の
要部構成を一部破断して示す図である。図中、1は感光
ドラムであり、図示しない駆動系によって図中の矢印イ
の方向に回転駆動されるものとなっている。この感光ド
ラム1の周囲にはこの感光ドラム1に対向して、帯電装
置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5および攪乱
ブラシ6がそれぞれ設けられている。
き説明する。図1は本実施例に係る電子写真記録装置の
要部構成を一部破断して示す図である。図中、1は感光
ドラムであり、図示しない駆動系によって図中の矢印イ
の方向に回転駆動されるものとなっている。この感光ド
ラム1の周囲にはこの感光ドラム1に対向して、帯電装
置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5および攪乱
ブラシ6がそれぞれ設けられている。
【0009】このうち帯電装置2は、帯電ブラシ21、
直流電源22および交流電源23からされる。帯電ブラ
シ21は、感光ドラム1に接触する導電性回転ブラシ(
例えば、比抵抗105 〜106 Ωcm)である。直
流電源22は例えば−800Vの直流を、また交流電源
23はピーク間電圧で700V、周波数500Hz の
交流電圧をそれぞれ発生するものであり、直流分に交流
分を重畳した電圧を帯電ブラシ21に印加する。なお帯
電ブラシ21は、図示しない駆動系によって感光ドラム
1の回転方向に対してカウンタ方向(図中の矢印ロの方
向)に回転駆動されるものとなっている。
直流電源22および交流電源23からされる。帯電ブラ
シ21は、感光ドラム1に接触する導電性回転ブラシ(
例えば、比抵抗105 〜106 Ωcm)である。直
流電源22は例えば−800Vの直流を、また交流電源
23はピーク間電圧で700V、周波数500Hz の
交流電圧をそれぞれ発生するものであり、直流分に交流
分を重畳した電圧を帯電ブラシ21に印加する。なお帯
電ブラシ21は、図示しない駆動系によって感光ドラム
1の回転方向に対してカウンタ方向(図中の矢印ロの方
向)に回転駆動されるものとなっている。
【0010】露光装置3は、具体的な構成の図示は省略
するが、例えばレーザ光などを記録すべき画像の画デー
タに応じてON/OFFする周知のレーザスキャナ等で
ある。
するが、例えばレーザ光などを記録すべき画像の画デー
タに応じてON/OFFする周知のレーザスキャナ等で
ある。
【0011】現像装置4は、現像剤としてのトナー(図
示せず)を貯留したホッパー41の開口部に、その一部
がホッパー41の内部に位置する状態で円筒状の第1ス
リーブ42を設けてなる。またホッパー41の内部には
第1スリーブに平行に第2スリーブ43を設ける。そし
て、第1,第2のスリーブ42,43には、現像バイア
ス用高圧電源44が発生する負極性で所定電圧の現像バ
イアスが印加されている。45はブレードであり、第1
のスリーブ42に担持されてホッパー41の外部へと導
かれるトナーの量を一定に保つためのものである。46
はアジテータであり、ホッパー41内のトナーの攪拌お
よび第1および第2のスリーブ42,43への搬送を行
うものである。なお、第1,第2のスリーブ42,43
およびアジテータ46は、それぞれ図示しない駆動系に
よって図中の矢印ハ,ニ,ホのそれぞれの方向に回転駆
動されるものとなっている。
示せず)を貯留したホッパー41の開口部に、その一部
がホッパー41の内部に位置する状態で円筒状の第1ス
リーブ42を設けてなる。またホッパー41の内部には
第1スリーブに平行に第2スリーブ43を設ける。そし
て、第1,第2のスリーブ42,43には、現像バイア
ス用高圧電源44が発生する負極性で所定電圧の現像バ
イアスが印加されている。45はブレードであり、第1
のスリーブ42に担持されてホッパー41の外部へと導
かれるトナーの量を一定に保つためのものである。46
はアジテータであり、ホッパー41内のトナーの攪拌お
よび第1および第2のスリーブ42,43への搬送を行
うものである。なお、第1,第2のスリーブ42,43
およびアジテータ46は、それぞれ図示しない駆動系に
よって図中の矢印ハ,ニ,ホのそれぞれの方向に回転駆
動されるものとなっている。
【0012】転写装置5は、放電器51およびこの放電
器51に正極性で所定電圧の転写電圧を印加する転写用
高圧電源52より構成された周知のコロトロン方式の帯
電器となっている。
器51に正極性で所定電圧の転写電圧を印加する転写用
高圧電源52より構成された周知のコロトロン方式の帯
電器となっている。
【0013】攪乱ブラシ6は、感光ドラム1に接触する
導電性回転ブラシ(例えば、比抵抗105 〜106
Ωcm)よりなる。この攪乱ブラシ6は、図示しない駆
動系によって感光ドラム1の回転方向に対してカウンタ
方向(図中の矢印ヘの方向)に回転駆動されるものとな
っている。7は攪乱用電源であり、攪乱ブラシ6に負極
性で所定電圧の攪乱用電圧を印加する。次に以上のよう
に構成された電子写真記録装置の動作を説明する。
導電性回転ブラシ(例えば、比抵抗105 〜106
Ωcm)よりなる。この攪乱ブラシ6は、図示しない駆
動系によって感光ドラム1の回転方向に対してカウンタ
方向(図中の矢印ヘの方向)に回転駆動されるものとな
っている。7は攪乱用電源であり、攪乱ブラシ6に負極
性で所定電圧の攪乱用電圧を印加する。次に以上のよう
に構成された電子写真記録装置の動作を説明する。
【0014】本電子写真記録装置では、基本的には周知
の反転現像方式の電子写真記録プロセスに準じて記録が
行われるが、トナーの記録紙への転写終了後における処
理が異なっている。以下、この点につき説明する。
の反転現像方式の電子写真記録プロセスに準じて記録が
行われるが、トナーの記録紙への転写終了後における処
理が異なっている。以下、この点につき説明する。
【0015】まず、転写装置5での転写位置を通過した
感光ドラム1の表面電位は、例えば図2に示すように0
V程度となっている。ただし、このときの表面電位は、
前工程での露光部分であるか非露光部分であるか、ある
いは転写装置5での転写高圧の影響などにより、部分に
よってまちまちである。また感光ドラム1の面上には、
図2にAで示すような団塊状のトナーが存在する。
感光ドラム1の表面電位は、例えば図2に示すように0
V程度となっている。ただし、このときの表面電位は、
前工程での露光部分であるか非露光部分であるか、ある
いは転写装置5での転写高圧の影響などにより、部分に
よってまちまちである。また感光ドラム1の面上には、
図2にAで示すような団塊状のトナーが存在する。
【0016】感光ドラム1の表面電位は攪乱ブラシ6を
通過すると、攪乱ブラシ6に印加された例えば−500
Vの攪乱用電圧により、例えば図3に示すように−10
0Vとなる。このときには、感光ドラム1の表面電位の
変動幅は低減される。ただし、ブラシ接触子間隔や接触
子の疲労などに起因する帯電ムラにより、いまだ例えば
−80V程度の変動幅があり、画質に悪影響を与えるレ
ベルにある。
通過すると、攪乱ブラシ6に印加された例えば−500
Vの攪乱用電圧により、例えば図3に示すように−10
0Vとなる。このときには、感光ドラム1の表面電位の
変動幅は低減される。ただし、ブラシ接触子間隔や接触
子の疲労などに起因する帯電ムラにより、いまだ例えば
−80V程度の変動幅があり、画質に悪影響を与えるレ
ベルにある。
【0017】ところで、感光ドラム1の面上に付着して
いるトナーは基本的には負極性に帯電したものであるが
、多くのトナーは転写電圧の影響により正極性に転化し
ている。このため、攪乱ブラシ6に印加された攪乱用電
圧による電界に引き付けられ、矢印aで示すように攪乱
ブラシ6に引き込まれる。また正極性に転化せずに負極
性のままであるトナーも若干存在する。この負極性に帯
電したトナーは、攪乱用電圧と同極性であるために、矢
印bで示すようにそのまま通過する。攪乱ブラシ6に引
き込まれたトナーは、攪乱用電圧によりやがて負極性へ
と転化する。そうすると、トナー(負極性に転化したも
の)は攪乱ブラシ6に対して反発するようになり、トナ
ーは矢印cで示すように感光ドラム1の表面へと戻る。 この際、攪乱ブラシ6に徐々に引き込まれ、また攪乱ブ
ラシ6から徐々に排出されることにより、図2に示すよ
うに団塊状であったトナーAは攪乱され、団塊状ではな
くなっている。
いるトナーは基本的には負極性に帯電したものであるが
、多くのトナーは転写電圧の影響により正極性に転化し
ている。このため、攪乱ブラシ6に印加された攪乱用電
圧による電界に引き付けられ、矢印aで示すように攪乱
ブラシ6に引き込まれる。また正極性に転化せずに負極
性のままであるトナーも若干存在する。この負極性に帯
電したトナーは、攪乱用電圧と同極性であるために、矢
印bで示すようにそのまま通過する。攪乱ブラシ6に引
き込まれたトナーは、攪乱用電圧によりやがて負極性へ
と転化する。そうすると、トナー(負極性に転化したも
の)は攪乱ブラシ6に対して反発するようになり、トナ
ーは矢印cで示すように感光ドラム1の表面へと戻る。 この際、攪乱ブラシ6に徐々に引き込まれ、また攪乱ブ
ラシ6から徐々に排出されることにより、図2に示すよ
うに団塊状であったトナーAは攪乱され、団塊状ではな
くなっている。
【0018】続いて感光ドラム1の表面電位は帯電ブラ
シ21を通過すると、帯電ブラシ21に印加された例え
ば電圧により例えば−600Vに引き下げられ、再帯電
がなされる。このとき、感光ドラム1の表面電位の変動
幅は例えば−15V 程度であり、攪乱ブラシ6を通過
したのち(例えば−80V )よりも低くなっている。 これは、ブラシ接触子間隔や接触子の疲労などに起因す
る帯電ムラを振動電界によって補償できるためである。
シ21を通過すると、帯電ブラシ21に印加された例え
ば電圧により例えば−600Vに引き下げられ、再帯電
がなされる。このとき、感光ドラム1の表面電位の変動
幅は例えば−15V 程度であり、攪乱ブラシ6を通過
したのち(例えば−80V )よりも低くなっている。 これは、ブラシ接触子間隔や接触子の疲労などに起因す
る帯電ムラを振動電界によって補償できるためである。
【0019】また、帯電ブラシ21を通過するときには
、感光ドラム1の表面に付着しているトナーは上述のよ
うに負極性に転化されているので、帯電ブラシ21に印
加された電圧と同極性であるために帯電ブラシ21とは
反発し、矢印bで示すようにそのまま通過する。このと
き、攪乱ブラシ6で負極性に転化されずに正極性のまま
のトナーBがあったとすると、これらは帯電ブラシ21
に印加された電圧による電界に引き付けられ、矢印dで
示すように帯電ブラシ21に引き込まれる。帯電ブラシ
21に引き込まれたトナーは、帯電ブラシ21に印加さ
れた負極性の電圧によりやがて負極性へと転化する。 そうすると、トナー(負極性に転化したもの)は帯電ブ
ラシ21に対して反発するようになり、トナーは矢印e
で示すように感光ドラム1の表面へと戻る。
、感光ドラム1の表面に付着しているトナーは上述のよ
うに負極性に転化されているので、帯電ブラシ21に印
加された電圧と同極性であるために帯電ブラシ21とは
反発し、矢印bで示すようにそのまま通過する。このと
き、攪乱ブラシ6で負極性に転化されずに正極性のまま
のトナーBがあったとすると、これらは帯電ブラシ21
に印加された電圧による電界に引き付けられ、矢印dで
示すように帯電ブラシ21に引き込まれる。帯電ブラシ
21に引き込まれたトナーは、帯電ブラシ21に印加さ
れた負極性の電圧によりやがて負極性へと転化する。 そうすると、トナー(負極性に転化したもの)は帯電ブ
ラシ21に対して反発するようになり、トナーは矢印e
で示すように感光ドラム1の表面へと戻る。
【0020】以上のような工程を経ることにより、感光
ドラム1上のトナーはほぼ平滑にされる。またこのよう
に感光ドラム1の表面に戻ったトナーは、ほとんど負極
性に転化されている。
ドラム1上のトナーはほぼ平滑にされる。またこのよう
に感光ドラム1の表面に戻ったトナーは、ほとんど負極
性に転化されている。
【0021】なお、攪乱ブラシ6および帯電ブラシ21
は例えば感光ドラム1の周速の半分程度の周速で、かつ
感光ドラム1の回転方向に対してカウンタ方向に回転し
ているため、感光ドラム1上のトナーは攪乱ブラシ6お
よび帯電ブラシ21の回転により機械的にも攪乱されて
いる。
は例えば感光ドラム1の周速の半分程度の周速で、かつ
感光ドラム1の回転方向に対してカウンタ方向に回転し
ているため、感光ドラム1上のトナーは攪乱ブラシ6お
よび帯電ブラシ21の回転により機械的にも攪乱されて
いる。
【0022】こののち、感光ドラム1は露光装置3によ
って例えばレーザ光を照射されて露光がなされる。そし
て露光がなされた領域の表面電位は、例えば図5に示す
ように−50V となる。このとき、前述のように感光
ドラム1の表面に付着したトナーは団塊上の部分は崩さ
れて平滑にされているため、トナーが付着している部分
であっても感光ドラム1まで十分にレーザ光が到達し、
感光ドラム1の表面電位は十分に減衰する。なお、図5
にLで示すレベルは、団塊上のトナーの上から露光を行
った場合の感光ドラム1の表面電位を示すものであるが
、本電子写真記録装置では露光後の感光ドラム1の表面
電位がこのように減衰し切らないようなことはない。
って例えばレーザ光を照射されて露光がなされる。そし
て露光がなされた領域の表面電位は、例えば図5に示す
ように−50V となる。このとき、前述のように感光
ドラム1の表面に付着したトナーは団塊上の部分は崩さ
れて平滑にされているため、トナーが付着している部分
であっても感光ドラム1まで十分にレーザ光が到達し、
感光ドラム1の表面電位は十分に減衰する。なお、図5
にLで示すレベルは、団塊上のトナーの上から露光を行
った場合の感光ドラム1の表面電位を示すものであるが
、本電子写真記録装置では露光後の感光ドラム1の表面
電位がこのように減衰し切らないようなことはない。
【0023】さらに現像装置4の現像位置を通過する際
には、感光ドラム1のうちの露光領域は、感光ドラム1
の表面電位が−50V 、またスリーブ42に印加され
た現像バイアスが例えば−200Vであり、感光ドラム
1の表面電位の方が低電位であるために、スリーブ42
に担持された負極性のトナーは感光ドラム1に付着する
。なおこのとき、感光ドラム1に残留していたトナーは
そのまま感光ドラム1に付着している。一方感光ドラム
1のうちの非露光領域は、感光ドラム1の表面電位が−
700V、またスリーブ42に印加された現像バイアス
が例えば−200Vであり、現像スリーブ42の方が低
電位であるために、スリーブ42に担持された負極性の
トナーは感光ドラム1には付着しない。また感光ドラム
1に残留していたトナーはスリーブ42側に吸引される
。従って、感光ドラム1に残留していたトナーが、現像
装置4に回収される。この現像装置4での現像およびト
ナー回収は、感光ドラム1の表面電位の変動幅が例えば
15V と低く抑えられているために良好に行われる。
には、感光ドラム1のうちの露光領域は、感光ドラム1
の表面電位が−50V 、またスリーブ42に印加され
た現像バイアスが例えば−200Vであり、感光ドラム
1の表面電位の方が低電位であるために、スリーブ42
に担持された負極性のトナーは感光ドラム1に付着する
。なおこのとき、感光ドラム1に残留していたトナーは
そのまま感光ドラム1に付着している。一方感光ドラム
1のうちの非露光領域は、感光ドラム1の表面電位が−
700V、またスリーブ42に印加された現像バイアス
が例えば−200Vであり、現像スリーブ42の方が低
電位であるために、スリーブ42に担持された負極性の
トナーは感光ドラム1には付着しない。また感光ドラム
1に残留していたトナーはスリーブ42側に吸引される
。従って、感光ドラム1に残留していたトナーが、現像
装置4に回収される。この現像装置4での現像およびト
ナー回収は、感光ドラム1の表面電位の変動幅が例えば
15V と低く抑えられているために良好に行われる。
【0024】以上のように本実施例によれば、記録紙に
転写されずに感光ドラム1に残留したトナーは、現像装
置4に回収され、のちの現像に使用される。従って、ト
ナーの消費効率は非常に高くなる。また回収されたトナ
ーを廃棄する必要がないから、メンテナンスを簡易にす
ることができるし、またトナーはその有害性から廃棄の
際には特別の注意を必要とするため、この点でも非常に
有利である。
転写されずに感光ドラム1に残留したトナーは、現像装
置4に回収され、のちの現像に使用される。従って、ト
ナーの消費効率は非常に高くなる。また回収されたトナ
ーを廃棄する必要がないから、メンテナンスを簡易にす
ることができるし、またトナーはその有害性から廃棄の
際には特別の注意を必要とするため、この点でも非常に
有利である。
【0025】おなこのとき、トナーが感光ドラム1付着
した状態のまま感光ドラム1の露光を行わねばならない
が、感光ドラム1に付着しているトナーは攪乱ブラシ6
および帯電ブラシ21によって攪乱され、平滑にされて
いるため、ほとんど影響なく露光を行うことができる。
した状態のまま感光ドラム1の露光を行わねばならない
が、感光ドラム1に付着しているトナーは攪乱ブラシ6
および帯電ブラシ21によって攪乱され、平滑にされて
いるため、ほとんど影響なく露光を行うことができる。
【0026】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、感光体としてドラム
状のものを適用しているが、例えば無端ベルト状等の他
の形態であっても良い。また各部の電圧,電位、周波数
などの数値は装置での諸条件によって変わり、上記実施
例に挙げたものには限定されずに任意の値であって良い
。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形実施が可能である。
ではない。例えば上記実施例では、感光体としてドラム
状のものを適用しているが、例えば無端ベルト状等の他
の形態であっても良い。また各部の電圧,電位、周波数
などの数値は装置での諸条件によって変わり、上記実施
例に挙げたものには限定されずに任意の値であって良い
。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形実施が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、光導電部材により構成
された無端状の例えば感光ドラムなどの感光体と、この
感光体に接触する例えば帯電ブラシなどの第1の回転ブ
ラシおよびこの第1の回転ブラシに直流分に交流分を重
畳した高電圧を印加する帯電電源とを有し、感光体の表
面を所定の帯電電位(例えば−700V)に帯電する帯
電手段と、この帯電手段に対して前記感光体の回転方向
下流側に位置し、前記感光体を露光して静電潜像を形成
する露光手段と、この露光手段に対して前記感光体の回
転方向下流側に位置し、前記帯電電位と同極性かつ低電
位な所定電圧(例えば−200V)の現像バイアスの作
用により、前記帯電電位と同極性(例えば負極性)に帯
電した現像剤(トナー)を前記感光体に付着させて前記
静電潜像の現像を行う現像手段と、この現像手段に対し
て前記感光体の回転方向下流側に位置し、感光体に付着
した前記現像剤を記録紙に転写する転写手段と、この現
像手段に対して前記感光体の回転方向下流側、かつ前記
帯電手段に対して前記感光体の回転方向上流側に位置し
、前記感光体に接触する例えば攪乱ブラシなどの第2の
回転ブラシと、この第2の回転ブラシに前記帯電電位と
同極性(負極性)の所定の攪乱用電圧を印加する攪乱用
電源とを具備して構成したので、現像剤の廃棄をなくし
、現像剤の利用効率を高めることができる電子写真記録
装置となる。
された無端状の例えば感光ドラムなどの感光体と、この
感光体に接触する例えば帯電ブラシなどの第1の回転ブ
ラシおよびこの第1の回転ブラシに直流分に交流分を重
畳した高電圧を印加する帯電電源とを有し、感光体の表
面を所定の帯電電位(例えば−700V)に帯電する帯
電手段と、この帯電手段に対して前記感光体の回転方向
下流側に位置し、前記感光体を露光して静電潜像を形成
する露光手段と、この露光手段に対して前記感光体の回
転方向下流側に位置し、前記帯電電位と同極性かつ低電
位な所定電圧(例えば−200V)の現像バイアスの作
用により、前記帯電電位と同極性(例えば負極性)に帯
電した現像剤(トナー)を前記感光体に付着させて前記
静電潜像の現像を行う現像手段と、この現像手段に対し
て前記感光体の回転方向下流側に位置し、感光体に付着
した前記現像剤を記録紙に転写する転写手段と、この現
像手段に対して前記感光体の回転方向下流側、かつ前記
帯電手段に対して前記感光体の回転方向上流側に位置し
、前記感光体に接触する例えば攪乱ブラシなどの第2の
回転ブラシと、この第2の回転ブラシに前記帯電電位と
同極性(負極性)の所定の攪乱用電圧を印加する攪乱用
電源とを具備して構成したので、現像剤の廃棄をなくし
、現像剤の利用効率を高めることができる電子写真記録
装置となる。
【図1】 本発明の第1実施例に係る電子写真記録装
置の要部構成を一部破断して示す図。
置の要部構成を一部破断して示す図。
【図2】 図1に示す電子写真記録装置の動作状態を
模式的に示す図。
模式的に示す図。
【図3】 図1に示す電子写真記録装置の動作状態を
模式的に示す図。
模式的に示す図。
【図4】 図1に示す電子写真記録装置の動作状態を
模式的に示す図。
模式的に示す図。
【図5】 図1に示す電子写真記録装置の動作状態を
模式的に示す図。
模式的に示す図。
【図6】 図1に示す電子写真記録装置の動作状態を
模式的に示す図。
模式的に示す図。
1…感光ドラム、2…帯電装置、21…帯電ブラシ、2
2…直流電源、23…交流電源、3…露光装置、4…現
像装置、41…ホッパー、42,43…スリーブ、44
…現像バイアス用高圧電源、5…転写装置、51…放電
器、52…転写用高圧電源、6…攪乱ブラシ、7…攪乱
用電源。
2…直流電源、23…交流電源、3…露光装置、4…現
像装置、41…ホッパー、42,43…スリーブ、44
…現像バイアス用高圧電源、5…転写装置、51…放電
器、52…転写用高圧電源、6…攪乱ブラシ、7…攪乱
用電源。
Claims (1)
- 【請求項1】 光導電部材により構成された無端状の
感光体と、この感光体に接触する第1の回転ブラシおよ
びこの第1の回転ブラシに直流分に交流分を重畳した高
電圧を印加する帯電電源とを有し、感光体の表面を所定
の帯電電位に帯電する帯電手段と、この帯電手段に対し
て前記感光体の回転方向下流側に位置し、前記感光体を
露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段
に対して前記感光体の回転方向下流側に位置し、前記帯
電電位と同極性かつ低電位な所定電圧の現像バイアスの
作用により、前記帯電電位と同極性に帯電した現像剤を
前記感光体に付着させて前記静電潜像の現像を行う現像
手段と、この現像手段に対して前記感光体の回転方向下
流側に位置し、感光体に付着した前記現像剤を記録紙に
転写する転写手段と、この現像手段に対して前記感光体
の回転方向下流側、かつ前記帯電手段に対して前記感光
体の回転方向上流側に位置し、前記感光体に接触する第
2の回転ブラシと、この第2の回転ブラシに前記帯電電
位と同極性の所定の攪乱用電圧を印加する攪乱用電源と
を具備したことを特徴とする電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3150186A JPH04371977A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3150186A JPH04371977A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371977A true JPH04371977A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15491396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3150186A Pending JPH04371977A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04371977A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06110364A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-22 | Xerox Corp | 第2クリーナを備えた静電ブラシクリーナ |
EP0800122A1 (en) * | 1996-04-04 | 1997-10-08 | Canon Kabushiki Kaisha | An image forming apparatus |
EP0691593A3 (en) * | 1994-07-06 | 1999-12-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2006126469A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3150186A patent/JPH04371977A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06110364A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-22 | Xerox Corp | 第2クリーナを備えた静電ブラシクリーナ |
EP0691593A3 (en) * | 1994-07-06 | 1999-12-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
EP0800122A1 (en) * | 1996-04-04 | 1997-10-08 | Canon Kabushiki Kaisha | An image forming apparatus |
US5970285A (en) * | 1996-04-04 | 1999-10-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Cleanerless image forming apparatus |
JP2006126469A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004163911A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3324723B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11237788A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000206764A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04371977A (ja) | 電子写真記録装置 | |
JPH09251264A (ja) | クリーニング装置とこのクリーニング装置を有するプロセスカートリッジ、及びこのカートリッジを用いる画像形成装置 | |
JPH04371975A (ja) | 電子写真記録装置 | |
JP3330478B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04371976A (ja) | 電子写真記録装置 | |
JPH06258928A (ja) | 電子写真装置 | |
JPH0822232A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3434413B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2763895B2 (ja) | 像形成媒体のクリーニング方法 | |
JP3419625B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3472037B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3099924B2 (ja) | 画像形成装置におけるトナー回収方法 | |
JP3862766B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP3330485B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0736321A (ja) | 電子写真装置 | |
JP2582293B2 (ja) | 現像装置 | |
JPH09106175A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07281508A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0675510A (ja) | クリーニング装置 | |
JP3334839B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06202431A (ja) | 帯電装置 |