JP2009098498A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニングブレードの磨耗を抑制するとともに,外添剤による帯電ローラの汚染を抑制する画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は,クリーニング動作として,帯電ローラ2に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加して外添剤を帯電ローラ2から感光体ドラム1に吐き出し,1次転写ローラ5にも画像形成時とは逆極性のバイアスを印加してその吐き出された外添剤を感光体ドラム1から中間転写ベルト7に転移させる。その後,2次転写ローラ72を中間転写ベルト7に圧接し,2次転写ローラ72に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加する。
【選択図】 図4

Description

本発明は,複写機,ファクシミリ,プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置であって接触式の帯電装置を用いるものに関する。さらに詳細には,帯電装置に付着する外添剤のクリーニング技術に関するものである。
近年,低コスト,省スペース,オゾンレスといった観点から,電子写真方式の画像形成装置の帯電方式として帯電ローラ方式が採用されている。帯電ローラは,感光体と接触しながら感光体を帯電する故,転写残トナー等の感光体上の汚れが付着し易いという問題がある。そこで,従来から,非画像形成時に,帯電ローラに画像形成時とは逆極性のバイアスを印加し,帯電ローラに付着した汚れを感光体上に吐き出すといったクリーニング方法が採用されている。
また,例えば特許文献1には,中間転写体上の転写残トナーを除去するため,中間転写体のクリーニング動作時に,2次転写ローラに,中間転写体上の転写残トナーと逆極性の電圧を印加する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では,転写残トナーを2次転写ローラに電気的に転移させて中間転写体から除去する。
特開平8−314231号公報
しかしながら,前記した従来の画像形成装置には,次のような問題があった。すなわち,昨今の重合トナーの小径化や外添剤の機能向上,更なる低コスト化や省スペース化に応じ,現像装置として1成分現像方式のカートリッジが採用されている。この1成分現像方式のカートリッジでは,特に使用開始直後の段階において,トナーに加えて外添剤の飛翔性が高く,感光体上に多くの外添剤が付着する。これに伴って,1成分現像方式の画像形成装置では,転写先(中間転写体や用紙)に転写した後も,転写元(感光体や中間転写体)に多くの外添剤が残留する傾向にある。
上記の転写残外添剤は,感光体や中間転写体に接するクリーニングブレードの先端周辺に軟凝集気味に溜まり,クリーニングブレードの先端周辺に外添剤層を形成する。本来,この外添剤層は,感光体等とクリーニングブレードとの潤滑剤,あるいは感光体等の表面に付着した放電生成物等の付着物を研磨する研磨剤としての役割を担う。しかし,外添剤の量が多すぎると,クリーニングブレードが磨耗し,多くの外添剤がクリーニングブレードを通過してしまう。
そして,クリーニングブレードを通過した外添剤は,画像形成時の帯電バイアスによって帯電ローラに電気的に付着する。その後,帯電ローラ上の外添剤は,帯電ローラのクリーニング動作により,一旦,帯電ローラから吐き出される。しかし,吐き出された外添剤は,再びクリーニングブレードを通過し,画像形成時に再び帯電ローラに付着する。このように,結局は外添剤が帯電ローラに戻ることになり,帯電ローラが効果的に清掃されない。
また,特許文献1のように,2次転写ローラに,中間転写体上の転写残トナーと逆極性の電圧を印加したとしても,中間転写体上の転写残トナーは回収されるが,帯電ローラ内の外添剤は回収されない。
本発明は,前記した従来の画像形成装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,クリーニングブレードの磨耗を抑制するとともに,外添剤による帯電ローラの汚染を抑制する画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像形成装置は,トナー像を担持する像担持体と,像担持体と接触して像担持体の表面を一様に帯電する帯電部と,像担持体上のトナー像の転写を受ける中間転写体と,像担持体上のトナー像を中間転写体に転写する第1転写部と,中間転写体上のトナー像を被転写材に転写する第2転写部とを有し,非画像形成時にクリーニング動作を行う画像形成装置であって,そのクリーニング動作として,帯電部および第1転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加し,第2転写部を中間転写体に圧接し,第2転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加することを特徴としている。
本発明の画像形成装置は,クリーニング動作時に,帯電部および第1転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加する。すなわち,帯電部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加すると,帯電部に付着していた外添剤が吐き出される。これにより,帯電部が清掃され,帯電部の汚染が抑制される。そして,第1転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加することで,その吐き出された外添剤を中間転写体に転移させる。
さらに,本発明の画像形成装置は,クリーニング動作時に,第2転写部を中間転写体に圧接し,第2転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加する。これにより,中間転写体上の外添剤が第2転写部に転移する。すなわち,本発明の画像形成装置のクリーニング動作では,帯電部に蓄積した外添剤を最終的に第2転写部まで移動させる。これにより,像担持体上の外添剤量が減少し,像担持体上のクリーニングブレードの磨耗が抑制されるとともに,吐き出された外添剤が再度帯電部に付着することが抑制される。
また,本発明の画像形成装置は,中間転写体に当接および離間可能であり,中間転写体に当接することで中間転写体上に残留する残留物を除去するクリーニングブレードを有し,クリーニング動作として,クリーニングブレードを中間転写体に当接することとするとよりよい。すなわち,クリーニングブレードを中間転写体に当接することで,第2転写部に転移しきれなかった外添剤を回収することができる。
本発明によれば,クリーニングブレードの磨耗を抑制するとともに,外添剤による帯電ローラの汚染を抑制する画像形成装置が実現している。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお,本実施の形態は,4台の現像装置を収容するロータリ方式の現像ユニットを備えた電子写真方式のカラープリンタに本発明を適用したものである。
本形態の画像形成装置100は,図1に示すように,像担持体である感光体ドラム1を有し,その感光体ドラム1の周囲に,感光体ドラム1の表面を一様に帯電するための帯電ローラ2と,感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成するための露光装置3と,感光体ドラム1上の静電潜像を可視像(トナー像)とするための現像ユニット4と,感光体ドラム1上のトナー像を転写するための1次転写ローラ5と,転写残留物を感光体ドラム1から取り除くためのクリーニングブレード6とを,感光体ドラム1の回転方向(図1中の矢印A)に沿って備えている。
また,画像形成装置100は,感光体ドラム1上のトナー像が転写される中間転写ベルト7と,転写残留物を中間転写ベルト7から取り除くためのクリーニング装置60とを備えている。さらに,用紙搬送路には,用紙Sを収容する給紙カセット8,中間転写ベルト7上のトナー像を転写するための2次転写ローラ72,および転写されたトナー像を用紙に定着させるための定着装置9,印刷後の用紙Sを収容する排紙トレイ10が設けられている。また,中間転写ベルト7は,2次転写ベルト72と対向する駆動ローラ71と,クリーニング装置60と対向する従動ローラ73と,テンションローラ74と,巻き付けローラ75とに張架されている。
現像ユニット4は,4台の現像装置を収容し,回転可能に配置された回転ラック40を備えている。具体的に回転ラック40には,イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色に対応する現像装置4Y,4M,4C,4Kが組み込まれている。そして,各現像装置が現像を行う際には,各現像装置を感光体ドラム1と対向する位置,すなわち現像位置まで回転ラック40を図1中の矢印C方向に回転させる。本形態の現像ユニット4は,4台の現像装置で構成されることから,回転ラック40を各色の現像ごとに90度回転させ,1周(4サイクル)でフルカラー画像を形成する。
各現像装置4Y,4M,4C,4Kは,キャリアを含まない非磁性1成分現像方式を採用し,感光体ドラム1に対して非接触で現像を行う。本形態では,トナーとして,平均粒径が8μm程度,帯電摩擦量が−38μC/gであり,重合法によって形成された負帯電性トナーを適用する。また,本形態で使用するトナーには,2種類の外添剤が添加されており,トナーに対して,第1の外添剤の添加量が0.05〜2.0重量%,第2の外添剤の添加量が0.1〜3.0重量%で処理されている。第1の外添剤としては,平均粒径が8nm程度,帯電摩擦量が−110μC/gの疎水性シリカを適用する。第1の外添剤により,良好なトナー帯電性が得られる。第2の外添剤としては,平均粒径が0.5μm程度,帯電摩擦量が+40μC/gのPMMA粒子を適用する。第2の外添剤により,良好なトナー流動性が得られる。この第2の外添剤は,感光体ドラム1側に飛翔してクリーニングブレード6に達すると,クリーニングブレード6と感光体ドラム1との間に外添剤層を形成し,潤滑剤として機能する。以下の説明では,この第2の外添剤を「外添剤」として説明する。
続いて,画像形成装置100によるカラー画像形成の動作について簡単に説明する。画像形成装置100は,スタート信号や画像データ等を受信することにより動作を開始する。そして,画像形成装置100では,各色に対応する画像データを作成する。感光体ドラム1は,図1中の矢印A方向に回転駆動される。そして,帯電ローラ2と対向する位置で一様に帯電される。次に,露光装置3によって露光され,表面上に画像データに基づいた静電潜像が形成される。
次に,静電潜像が現像ユニット4の位置に達すると,現像ローラに印加された現像バイアスと感光体ドラム1の静電潜像との間で形成される電界により,帯電したトナーが感光体ドラム1に移動し,静電潜像がトナーによって現像される。そして,1次転写ローラ5によって感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト7に転写される。1次転写ローラ5によって中間転写ベルト7に転写されず,感光体ドラム1上に残った転写残トナーはクリーニングブレード6によって掻き取られる。これにより,1色分の画像形成が終了する。
その後,次の色の画像形成に備えて回転ラック40を90度回転させる。これらの動作をイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの順に行い,4色のトナー像が中間転写ベルト7上に重ね合わせられてフルカラー画像となる。なお,画像形成時には,中間転写ベルト7上のクリーニング装置60は,中間転写ベルト7から離間している。
一方,給紙カセット8を出発して用紙搬送路を搬送されてきた用紙Sは,中間転写ベルト7と2次転写ローラ72との間に搬送される。そして,2次転写ローラ72によって中間転写ベルト7上のカラー画像が用紙Sに転写される。さらに,トナー像の転写を受けた用紙Sには,定着装置9によって熱と圧力とが加えられ,トナー像が用紙Sに定着される。これにより,1枚分のカラー画像形成が終了する。定着後の用紙Sは,排紙トレイ10に送られる。
また,画像形成装置100内では,画像形成プロセスの一環として,用紙Sへの2次転写後に,クリーニング装置60が中間転写ベルト7に圧接する。そして,2次転写ローラ72によって用紙Sに転写されず,中間転写ベルト7上に残った転写残トナー等がクリーニング装置60によって掻き取られる。
続いて,画像形成時の外添剤の移動概略を,図2を参照しつつ説明する。図2中,(+)の丸印は正極側に荷電された外添剤を,(−)の丸印は負極側に荷電された外添剤をそれぞれ意味している。また,図3に,各プロセスでの制御手順を示す。各プロセスの時間は,画像形成装置における各プロセスの配置,規模によって異なる。
まず,画像形成時には,帯電ローラ2に−1200Vの帯電バイアスが印加され,感光体ドラム1上が−500Vに帯電される(ステップ2,3)。なお,帯電バイアスは,感光体ドラム1の表面電位を所定の値に設定できるものであればよい。例えば,直流電圧や交流電圧であってもよいし,直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧であってもよい。また,パルス電圧,その他の波形の電圧でもよい。その後,露光装置3によって露光が行われる(ステップ3,4)。
その後,現像ローラに感光体ドラム1上へトナーが飛翔する現像バイアスが印加され,トナーによる現像が行われる(ステップ4,5)。外添剤は,現像時のトナーの飛翔に伴って,現像ユニット4から感光体ドラム1上に飛翔する。現像バイアスとして本形態では,Vdcが−300V,Vppが1500V,周波数が2kHz,デューティが30%(マイナス成分が30%)の振動バイアス。なお,現像バイアスは,現像処理可能なものであればどのようなものであってもよい。例えば,直流電圧や交流電圧であってもよいし,直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧であってもよい。また,パルス電圧,その他の波形の電圧でもよい。
感光体ドラム1上の外添剤は,1000Vの転写バイアスが印加された1次転写ローラ5によって中間転写ベルト7上に転写される(ステップ5,6)。このとき,多くの外添剤が正極側への荷電によって反転し,その多くは感光体ドラム1上に残る。その後,中間転写ベルト7上の外添剤は,1500Vの転写バイアスが印加された2次転写ローラ72によって用紙S上に転写される(ステップ9,10)。このときも,トナーは用紙S上に転写されるが,外添剤の多くは正極側への荷電によって反転し,中間転写ベルト7上に残る。
1次転写および2次転写の際,外添剤の多くは転写されることはなく,転写残外添剤となる。転写残外添剤は,それぞれ1次転写ローラ5ないし2次転写ローラ72によって正極側に荷電されている。
そして,感光体ドラム1上では,転写残外添剤がクリーニングブレード6に達する。このクリーニングブレード6では,微小なサイズである外添剤はクリーニングブレード6と感光体ドラム2との間に外添剤層を形成し,さらに一部の外添剤はクリーニングブレード6を通過する。クリーニング装置6を通過した転写残外添剤は,負極性バイアスが印加されている帯電ローラ2に付着する。
一方,中間転写ベルト7上の転写残外添剤も,クリーニング装置60が中間転写ベルト7に圧接した後,クリーニング装置60に達することにより(ステップ12〜14),クリーニングブレード61の先端周辺にて外添剤層を形成する。このとき,クリーニングブレード61に送られて来る転写残外添剤の量は,感光体ドラム1上のクリーニングブレード6と比較して少ない。そのため,クリーニングブレード61では,通過する外添剤の量がクリーニングブレード6と比較して少ない。
次に,非画像形成時におけるクリーニング動作時の外添剤の移動概略を,図4を参照しつつ説明する。また,図5に,各プロセスでの制御手順を示す。各プロセスの時間は,画像形成装置における各プロセスの配置,規模によって異なる。また,クリーニング動作の実行条件は,使用状態(出力枚数,環境,現像ローラの駆動時間,感光体ドラム1の駆動時間,中間転写ベルト7の駆動時間,印字率等)の情報を基に,一定間隔をもって非画像形成時に動作する。
まず,クリーニング動作時には,帯電ローラ2に画像形成時とは逆極性になる500Vのクリーニングバイアスが印加される(ステップ2,3)。これにより,帯電ローラ2に付着している外添剤が吐き出される。その後,感光体ドラム1上の外添剤は,画像形成時とは逆極性になる−1000Vの転写バイアスが印加された1次転写ローラ5によって中間転写ベルト7上に転写される(ステップ5,6)。
次に,2次転写ローラ72が中間転写ベルト7に圧接され,2次転写ローラ72に画像形成時とは逆極性になる−1000Vのクリーニングバイアスが印加される(ステップ10,11)。これにより,中間転写ベルト7上の外添剤は,2次転写ローラ5上に転移する。すなわち,帯電ローラ2に付着した外添剤は,感光体ドラム1から中間転写ベルト7に転移し,2次転写ローラ72によって回収される。つまり,外添剤は帯電ローラ2側に戻らない。よって,本形態は,帯電ローラ2の汚染を確実に抑制できる。
2次転写ローラ72に転移しなかった転写残外添剤は,クリーニング装置60が中間転写ベルト7に圧接することにより,クリーニング装置60によって中間転写ベルト7から掻き取られて回収される(ステップ12〜15)。
その後,2次転写ローラ72上の外添剤は,次の画像形成時に,静電気ないし圧力によって用紙Sに付着され,画像形成装置100外に回収される。すなわち,2次転写ローラ2上に蓄積されない。なお,外添剤は白色あるいは無色透明であるため,用紙の裏面に付着したとしても目立たない。
なお,2次転写ローラ72は,画像形成プロセス中,2次転写プロセスになるまで中間転写ベルト7から離間しており,画像プロセス中に外添剤が中間転写ベルト7に戻ることはない。また,2次転写プロセスで用紙Sが送られて来る前に多少の外添剤が中間転写ベルト7に戻されることが考えられるが,中間転写ベルト7上のクリーニングブレード61によって回収されるため,感光体ドラム1上に戻されることは殆どない。
以上詳細に説明したように本形態の画像形成装置100は,非画像形成時に,クリーニング動作として,帯電ローラ2および1次転写ローラ5に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加している。すなわち,帯電ローラ2に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加することで,帯電ローラ2に付着した外添剤が吐き出される。これにより,帯電ローラ2が清掃され,汚染が抑制される。そして,1次転写ローラ5に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加している。これにより,その吐き出された外添剤を中間転写ベルト7に転移させている。
さらに,本形態の画像形成装置100は,クリーニング動作時に,2次転写ローラ72を中間転写ベルト7に圧接し,2次転写ローラ72に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加している。これにより,中間転写ベルト7上の外添剤を2次転写ローラ72に転移させている。すなわち,クリーニング動作では,帯電ローラ2に蓄積した外添剤を最終的に第2転写ローラ72まで移動させている。これにより,帯電ローラ2に付着する外添剤量が減少するとともに,吐き出された外添剤が再度帯電ローラ2に付着することが抑制される。また,感光体ドラム1上の外添剤量が減少することで,感光体ドラム1上のクリーニングブレード6の磨耗が抑制される。よって,クリーニングブレードの磨耗を抑制するとともに,外添剤による帯電ローラの汚染を抑制する画像形成装置が実現している。
また,帯電ローラ2の外添剤の再回収が回避されることから,帯電ローラ2に付着する外添剤の量が少ない。よって,帯電ローラ2における外添剤の吐き出しに必要な時間を短縮することができ,結果としてクリーニング時間の短縮が図られる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施の形態ではプリンタに本発明を適用しているがこれに限るものではない。すなわち,複写機,スキャナ,FAXあるいはワードプロセッサ等であっても中間転写体を備えるものであれば適用可能である。また,回転ラックに収容される現像装置数も4台に限るものではない。また,ロータリ方式のカラー画像形成装置に限らず,タンデム方式のものであってもよい。また,カラー画像形成装置に限らず,モノクロ画像形成装置であってもよい。
また,実施の形態では,中間転写体としてベルト材を適用しているがこれに限るものではない。例えば,ローラ材を適用してもよい。また,実施の形態では,接触型の帯電部として帯電ローラを適用しているが,ブレード型,ブラシ型,シート型など各種のものが適用可能である。
また,実施の形態では,第1外添剤と第2外添剤との2種類の外添剤を添加しているが,外添剤は2種類以上であってもよい。
実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成を示す図である。 実施の形態の画像形成時におけるトナーおよび外添剤の流れを示す図である。 実施の形態の画像形成時における各プロセスの制御手順を示す図である。 実施の形態のクリーニング時におけるトナーおよび外添剤の流れを示す図である。 実施の形態のクリーニング時における各プロセスの制御手順を示す図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
2 帯電ローラ
4 現像ユニット
5 1次転写ローラ
6 クリーニングブレード
7 中間転写ベルト
72 2次転写ローラ
100 画像形成装置

Claims (2)

  1. トナー像を担持する像担持体と,前記像担持体と接触して前記像担持体の表面を一様に帯電する帯電部と,前記像担持体上のトナー像の転写を受ける中間転写体と,前記像担持体上のトナー像を前記中間転写体に転写する第1転写部と,中間転写体上のトナー像を被転写材に転写する第2転写部とを有し,非画像形成時にクリーニング動作を行う画像形成装置において,
    前記クリーニング動作として,
    前記帯電部および前記第1転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加し,
    前記第2転写部を前記中間転写体に圧接し,前記第2転写部に画像形成時とは逆極性のバイアスを印加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載する画像形成装置において,
    前記中間転写体に当接および離間可能であり,前記中間転写体に当接することで前記中間転写体上に残留する残留物を除去するクリーニングブレードを有し,
    前記クリーニング動作として,前記クリーニングブレードを前記中間転写体に当接することを特徴とする画像形成装置。
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