JPH1138776A - ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置 - Google Patents

ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置

Info

Publication number
JPH1138776A
JPH1138776A JP19425997A JP19425997A JPH1138776A JP H1138776 A JPH1138776 A JP H1138776A JP 19425997 A JP19425997 A JP 19425997A JP 19425997 A JP19425997 A JP 19425997A JP H1138776 A JPH1138776 A JP H1138776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
cleaning
transfer
shaped
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19425997A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiemi Kaneko
千恵美 兼子
Akira Tagami
亮 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19425997A priority Critical patent/JPH1138776A/ja
Priority to DE1998131786 priority patent/DE19831786A1/de
Publication of JPH1138776A publication Critical patent/JPH1138776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y15/00Nanotechnology for interacting, sensing or actuating, e.g. quantum dots as markers in protein assays or molecular motors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/161Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/168Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for conditioning the transfer element, e.g. cleaning
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1604Main transfer electrode
    • G03G2215/1623Transfer belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1647Cleaning of transfer member
    • G03G2215/1661Cleaning of transfer member of transfer belt

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成装置のベルト状部材(転写ベルト等)
に付着したトナーや紙粉等の付着物を確実に除去するこ
とができ、初期的にも経時的にも効率的にベルトクリー
ニングを行うことができるベルトクリーニング装置を提
供する。 【解決手段】画像形成装置のベルト状部材6に付着した
トナーや紙粉等の付着物を除去するベルトクリーニング
装置において、クリーニング手段として、第1手段と第
2手段の2つの手段を有し、第1手段はベルト状部材6
に摺擦して付着物を機械的に除去するブレード状のクリ
ーニング部材18であり、第2手段はベルト状部材6に
接触した状態で電圧を印加され付着物を静電的に除去す
るローラ状のクリーニング部材19であり、第1手段と
第2手段とでは、ベルト状部材6への単位面積当たりの
接触圧が異なり、第1手段の接触圧を、第2手段の接触
圧より大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置のベルト状部材(ベ
ルト状の像担持体あるいはベルト状の転写材担持体)に
付着したトナーや紙粉等の付着物を除去するベルトクリ
ーニング装置に関する。さらに、本発明は、複写機、プ
リンター、ファクシミリ等の画像形成装置に装備され、
ベルト状の転写材担持体(転写ベルト)を用いて静電転
写を行う転写搬送装置に関し、転写ベルト上に付着した
トナーや紙粉等の付着物を除去するためのクリーニング
手段を備えた転写搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を帯電
した後、露光装置により原稿像を直接露光するか、ある
いはレーザー走査光学系やLED光書込光学系等により
画像信号に応じた光書込を行い、感光体上に静電潜像を
形成し、該潜像を現像装置のトナーにより現像して顕像
化し、このトナー像を直接あるいは中間転写体を介し
て、転写紙やフィルム等の転写材に転写する。そして転
写後の転写材を定着装置に搬送し、定着装置でトナー像
を転写材に定着して画像を得ている。
【0003】このような画像形成装置において、トナー
像が形成される像担持体として、ベルト状の感光体や中
間転写ベルトを用いたものが知られている。これらトナ
ー像が形成されるベルト状像担持体では、転写材への転
写後にも一部のトナーが残留するため、ベルト状像担持
体の表面に付着した残留トナーを除去するために、クリ
ーニングブレード等のクリーニング手段を用いたベルト
クリーニング装置が設けられている。
【0004】また、画像形成装置において、像担持体上
に形成されたトナー像を転写材に転写する転写手段とし
て、ベルト状の転写材担持体(転写ベルトと言う)を用
いた転写搬送装置が知られており、この転写搬送装置の
転写ベルトは、ゴム系材料等の弾性部材からなる無端状
のベルト状部材であり、駆動ローラ、従動ローラ等の複
数のローラに張架されて像担持体(感光体、中間転写
体)に対向配置され、転写時には転写材を保持した転写
ベルトが像担持体に当接され、像担持体とニップ部で転
写材を挾持搬送すると共に、転写ベルトの裏面側に配設
されたバイアス印加手段(バイアス印加ローラ、バイア
ス印加ブラシ等)への高電圧印加により像担持体上のト
ナー像を転写材へ転写させ、転写後の転写材を像担持体
から分離して定着部に向けて搬送するようになってい
る。また、転写搬送装置には、転写材分離後の転写ベル
ト表面に付着したトナーや紙粉を除去するために、クリ
ーニングブレード等のクリーニング手段を用いたベルト
クリーニング装置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おけるベルト状部材(ベルト状像担持体や転写ベルト
等)のクリーニング手段としては、クリーニングブレー
ドを用い、クリーニングブレードをベルト状部材に摺擦
して付着物を機械的に除去する方式が知られている。ク
リーニングブレードによりベルト状部材に付着したトナ
ーや紙粉等の付着物を機械的に除去する場合、クリーニ
ングブレードをベルト状部材表面に圧接しなければなら
ないが、この時の接触圧が弱いとトナーや紙粉等の付着
物を除去しきれずに、画像の地汚れやトナー飛散、ある
いは転写材の裏汚れ等の原因となる。また、接触圧が強
すぎると、クリーニングブレードとベルト状部材との摺
擦抵抗の増大により、ブレード先端部のめくれや巻き込
み、ベルト状部材表面の傷付き等が発生する原因とな
る。
【0006】また、ベルト状部材が転写ベルト等のよう
に、弾力性のある弾性層と表面コーティング層からなる
場合、弾性層の伸縮により経時的に劣化し、表面コーテ
ィング層にクラックが発生することがある。そして、こ
のクラックにトナーが入り込むと、クリーニングブレー
ド等の機械的クリーニングではトナーを充分に除去でき
ない。さらにクラックに入り込んだトナーがベルト表面
に凹凸を形成し、これによりクリーニングブレードが損
傷し、クリーニング不良が発生する。
【0007】さらに転写ベルトの場合は、転写紙を静電
吸着して搬送するため、感光体や中間転写体等の像担持
体に比べて紙粉付着量が非常に多い。そのためにクリー
ニングブレードと転写ベルトの間に紙粉が詰まりやすく
なり、転写ベルトとクリーニングブレード間にギャップ
が生じ、トナーや紙粉がこのギャップをすり抜けてクリ
ーニング不良が発生するという問題がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像形成装置のベルト状部材に付着したトナーや紙
粉等の付着物を確実に除去することができ、初期的にも
経時的にも効率的にベルトクリーニングを行うことがで
きるベルトクリーニング装置を提供することを目的とす
る。
【0009】さらに本発明は、転写ベルトに付着したト
ナーや紙粉等の付着物を確実に除去することができ、初
期的にも経時的にも効率的にベルトクリーニングを行う
ことができるクリーニング手段を備え、転写材の裏汚れ
の発生等の問題を解消した転写搬送装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、画像形成装置のベルト状部
材に付着したトナーや紙粉等の付着物を除去するベルト
クリーニング装置において、クリーニング手段として、
第1手段と第2手段の2つの手段を有し、第1手段はベ
ルト状部材に摺擦して付着物を機械的に除去するクリー
ニング手段であり、第2手段はベルト状部材に接触した
状態で電圧を印加され付着物を静電的に除去するクリー
ニング手段であり、前記第1手段と第2手段とでは、前
記ベルト状部材への単位面積当たりの接触圧が異なるこ
とを特徴とする。また、上記ベルトクリーニング装置に
おいて、ベルト状部材と第1手段の接触圧が、ベルト状
部材と第2手段の接触圧より大きいことを特徴とする
(請求項2)。ここで、画像形成装置のベルト状部材と
は、ベルト状の像担持体、あるいはベルト状の転写材担
持体である(請求項3)。
【0011】本発明に係るベルトクリーニング装置で
は、画像形成装置のベルト状像担持体あるいはベルト状
転写材担持体等のベルト状部材のクリーニング手段とし
て第1手段と、第2手段を設けてあり、第1手段はベル
ト状部材に摺擦して付着物を機械的に除去し、第2手段
はベルト状部材に接触した状態で電圧を印加することに
より付着物を静電的に除去するので、第1手段で機械的
に除去しきれなかったトナーや紙粉等の付着物を、第2
手段で静電的に除去することができるので、ベルト状部
材に付着したトナーや紙粉等の付着物を確実に除去する
ことができる。
【0012】そして、第1手段は機械的に「掻き取る」
という物理的方法でクリーニングを行うので、ベルト状
部材への接触圧は高い方が効率的であり、第2手段に関
しては、電圧をかけることにより静電的にクリーニング
を行うので、接触圧はあまり高くなくてもクリーニング
は可能である。むしろストレスを考えると第2手段の接
触圧は高くない方が有利である。また、第1手段は接触
圧が高い分、初期的には機能を発揮するが、摩耗等によ
り、経時的にクリーニング力が落ちてくることが予想さ
れる。しかし、第2手段は接触圧も高くなく静電的にク
リーニングを行っているので、経時的にクリーニング能
力は変わらない。よって、第1手段の接触圧を第2手段
の接触圧よりも高くすることで、初期的にも経時的にも
効率的にベルトクリーニングを行うことが可能となる。
【0013】ここで、上記ベルトクリーニング装置にお
いては、第1手段はブレード状のクリーニング部材、第
2手段はローラ状のクリーニング部材であり(請求項
4)、さらに第2手段は、ローラ状のクリーニング部材
に付着した付着物を除去する手段と、クリーニング用バ
イアス電圧を印加する手段を有している(請求項5)。
すなわち、上記第1手段は、機械的に「掻き取る」とい
う作業に関してブレード状のクリーニング部材(クリー
ニングブレード)が有効である。第2手段は、静電的に
経時でも安定してクリーニングするという作業に関して
は、バイアス電圧を印加された状態でベルト状部材と一
緒に回転しているローラ状のクリーニング部材(バイア
スローラ)が有効である。また、第2手段にバイアスロ
ーラを用いることにより、紙粉等がベルト状部材との間
に挾まりギャップを作ってクリーニング不良が発生する
ということもない。さらに、ローラ状のクリーニング部
材(バイアスローラ)に付着した付着物を除去する手段
(ブレード等)を設けているので、バイアスローラのク
リーニング性能を常に良好に保つことができ、経時的に
も安定してベルトクリーニングを行うことが可能とな
る。
【0014】次に、請求項6記載の発明は、画像形成装
置のベルト状部材に付着したトナーや紙粉等の付着物を
除去するベルトクリーニング装置において、クリーニン
グ手段として、第1手段と第2手段の2つの手段を有
し、第1手段はベルト状部材に摺擦して付着物を機械的
に除去するクリーニング手段であり、第2手段はベルト
状部材に接触した状態で電圧を印加され付着物を静電的
に除去するクリーニング手段であり、前記第1手段と第
2手段とでは、前記ベルト状部材との接触面積が異なる
ことを特徴とする。また、上記ベルトクリーニング装置
において、ベルト状部材と第1手段の接触面積が、ベル
ト状部材と第2手段の接触面積より小さいことを特徴と
する(請求項7)。ここで、画像形成装置のベルト状部
材は、ベルト状の像担持体、あるいはベルト状の転写材
担持体である(請求項8)。
【0015】本発明に係るベルトクリーニング装置で
は、画像形成装置のベルト状像担持体あるいはベルト状
転写材担持体等のベルト状部材のクリーニング手段とし
て第1手段と、第2手段を設けてあり、第1手段はベル
ト状部材に摺擦して付着物を機械的に除去し、第2手段
はベルト状部材に接触した状態で電圧を印加することに
より付着物を静電的に除去するので、第1手段で機械的
に除去しきれなかったトナーや紙粉等の付着物を、第2
手段で静電的に除去することができるので、ベルト状部
材に付着したトナーや紙粉等の付着物を確実に除去する
ことができる。
【0016】そして、第1手段は機械的に「掻き取る」
という物理的方法でクリーニングを行うので、ベルト状
部材との接触面積が大きいとそれだけベルト状部材との
摩擦が大きくなり、経時的に考えるとベルト状部材にも
第1手段にも劣化が生じ不利である。一方、第2手段に
関しては、静電的にクリーニングを行うので、ベルト状
部材との接触面積が広いほど効果的である。よってベル
ト状部材への第2手段の接触面積を第1手段より大きく
することで、初期的にも経時的にも効率的に、ベルト状
部材にダメージを与えずに、ベルトクリーニングを行う
ことが可能となる。
【0017】ここで、上記ベルトクリーニング装置にお
いては、第1手段はブレード状のクリーニング部材、第
2手段はローラ状のクリーニング部材であり(請求項
9)、さらに第2手段は、ローラ状のクリーニング部材
に付着した付着物を除去する手段と、クリーニング用バ
イアス電圧を印加する手段を有する(請求項10)。す
なわち、上記第1手段は、機械的に「掻き取る」という
作業に関してブレード状のクリーニング部材(クリーニ
ングブレード)が有効である。第2手段は、静電的に経
時でも安定してクリーニングするという作業に関して
は、バイアス電圧を印加された状態でベルト状部材と一
緒に回転しているローラ状のクリーニング部材(バイア
スローラ)が有効である。また、第2手段にバイアスロ
ーラを用いることにより、紙粉等がベルト状部材との間
に挾まりギャップを作ってクリーニング不良が発生する
ということもない。さらに、ローラ状のクリーニング部
材(バイアスローラ)に付着した付着物を除去する手段
(ブレード等)を設けているので、バイアスローラのク
リーニング性能を常に良好に保つことができ、経時的に
も安定してベルトクリーニングを行うことが可能とな
る。
【0018】次に、請求項11記載の発明は、像担持体
上に形成された画像情報を転写材上に転写し、かつ転写
材を静電吸着搬送する転写ベルトと、該転写ベルトに付
着したトナーや紙粉等の付着物を除去するクリーニング
手段を有する転写搬送装置において、前記クリーニング
手段として、第1手段と第2手段の2つの手段を有し、
第1手段は前記転写ベルトに摺擦して付着物を機械的に
除去するクリーニング手段であり、第2手段は前記転写
ベルトに接触した状態で電圧を印加され付着物を静電的
に除去するクリーニング手段であり、前記第1手段と第
2手段とでは、前記転写ベルトへの単位面積当たりの接
触圧が異なることを特徴とする。また、上記転写搬送装
置において、転写ベルトと第1手段の接触圧が、転写ベ
ルトと第2手段の接触圧より大きいことを特徴とする
(請求項12)。
【0019】本発明に係る転写搬送装置では、転写ベル
トのクリーニング手段として第1手段と、第2手段を設
けてあり、第1手段は転写ベルトに摺擦して付着物を機
械的に除去し、第2手段は転写ベルトに接触した状態で
電圧を印加することにより付着物を静電的に除去するの
で、第1手段で機械的に除去しきれなかったトナーや紙
粉等の付着物を、第2手段で静電的に除去することがで
きるので、転写ベルトに付着したトナーや紙粉等の付着
物を確実に除去することができる。
【0020】そして、第1手段は機械的に「掻き取る」
という物理的方法でクリーニングを行うので、転写ベル
トへの接触圧は高い方が効率的であり、第2手段に関し
ては、電圧をかけることにより静電的にクリーニングを
行うので、接触圧はあまり高くなくてもクリーニングは
可能である。むしろストレスを考えると第2手段の接触
圧は高くない方が有利である。また、第1手段は接触圧
が高い分、初期的には機能を発揮するが、摩耗等によ
り、経時的にクリーニング力が落ちてくることが予想さ
れる。しかし、第2手段は接触圧も高くなく静電的にク
リーニングを行っているので、経時的にクリーニング能
力は変わらない。よって、第1手段の接触圧を第2手段
の接触圧よりも高くすることで、初期的にも経時的にも
効率的に転写ベルトのクリーニングを行うことが可能と
なる。
【0021】ここで、上記転写搬送装置においては、ク
リーニング手段の第1手段はブレード状のクリーニング
部材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であり
(請求項13)、さらに第2手段は、ローラ状のクリー
ニング部材に付着した付着物を除去する手段と、クリー
ニング用バイアス電圧を印加する手段を有する(請求項
14)。すなわち、上記第1手段は、機械的に「掻き取
る」という作業に関してブレード状のクリーニング部材
(クリーニングブレード)が有効である。第2手段は、
静電的に経時でも安定してクリーニングするという作業
に関しては、バイアス電圧を印加された状態で転写ベル
トと一緒に回転しているローラ状のクリーニング部材
(バイアスローラ)が有効である。また、第2手段にバ
イアスローラを用いることにより、紙粉が転写ベルトと
の間に挾まりギャップを作ってクリーニング不良が発生
するということもない。さらに、ローラ状のクリーニン
グ部材(バイアスローラ)に付着した付着物を除去する
手段(ブレード等)を設けているので、バイアスローラ
のクリーニング性能を常に良好に保つことができ、経時
的にも安定して転写ベルトのクリーニングを行うことが
可能となる。
【0022】尚、転写搬送装置においては、転写バイア
ス印加用の高圧電源を備えているため、クリーニング用
バイアス電圧を印加する手段として、転写バイアス印加
用の高圧電源から分流してローラ状のクリーニング部材
に電圧を印加することができる(請求項15)。
【0023】次に、請求項16記載の発明は、像担持体
上に形成された画像情報を転写材上に転写し、かつ転写
材を静電吸着搬送する転写ベルトと、該転写ベルトに付
着したトナーや紙粉等の付着物を除去するクリーニング
手段を有する転写搬送装置において、前記クリーニング
手段として、第1手段と第2手段の2つの手段を有し、
第1手段は前記転写ベルトに摺擦して機械的に除去する
クリーニング手段であり、第2手段は前記転写ベルトに
接触した状態で電圧を印加され付着物を静電的に除去す
るクリーニング手段であり、前記第1手段と第2手段と
では、前記転写ベルトとの接触面積が異なることを特徴
とする。また、上記転写搬送装置において、転写ベルト
と第1手段の接触面積が、転写ベルトと第2手段の接触
面積より小さいことを特徴とする(請求項17)。
【0024】本発明に係る転写搬送装置では、転写ベル
トのクリーニング手段として第1手段と、第2手段を設
けてあり、第1手段は転写ベルトに摺擦して付着物を機
械的に除去し、第2手段は転写ベルトに接触した状態で
電圧を印加することにより付着物を静電的に除去するの
で、第1手段で機械的に除去しきれなかったトナーや紙
粉等の付着物を、第2手段で静電的に除去することがで
きるので、転写ベルトに付着したトナーや紙粉等の付着
物を確実に除去することができる。
【0025】そして、第1手段は機械的に「掻き取る」
という物理的方法でクリーニングを行うので、転写ベル
トとの接触面積が大きいとそれだけ転写ベルトとの摩擦
が大きくなり、経時的に考えると転写ベルトにも第1手
段にも劣化が生じ不利である。一方、第2手段に関して
は、静電的にクリーニングを行うので、転写ベルトとの
接触面積が広いほど効果的である。よって転写ベルトへ
の第2手段の接触面積を第1手段より大きくすること
で、初期的にも経時的にも効率的に、転写ベルトにダメ
ージを与えずに、ベルトクリーニングを行うことが可能
となる。
【0026】ここで、上記ベルトクリーニング装置にお
いては、第1手段はブレード状のクリーニング部材、第
2手段はローラ状のクリーニング部材であり(請求項1
8)、さらに第2手段は、ローラ状のクリーニング部材
に付着した付着物を除去する手段と、クリーニング用バ
イアス電圧を印加する手段を有する(請求項19)。す
なわち、上記第1手段は、機械的に「掻き取る」という
作業に関してブレード状のクリーニング部材(クリーニ
ングブレード)が有効である。第2手段は、静電的に経
時でも安定してクリーニングするという作業に関して
は、バイアス電圧を印加された状態で転写ベルトと一緒
に回転しているローラ状のクリーニング部材(バイアス
ローラ)が有効である。また、第2手段にバイアスロー
ラを用いることにより、紙粉が転写ベルトとの間に挾ま
りギャップを作ってクリーニング不良が発生するという
こともない。さらに、ローラ状のクリーニング部材(バ
イアスローラ)に付着した付着物を除去する手段(ブレ
ード等)を設けているので、バイアスローラのクリーニ
ング性能を常に良好に保つことができ、経時的にも安定
してベルトクリーニングを行うことが可能となる。
【0027】尚、転写搬送装置においては、転写バイア
ス印加用の高圧電源を備えているため、クリーニング用
バイアス電圧を印加する手段として、転写バイアス印加
用の高圧電源から分流してローラ状のクリーニング部材
に電圧を印加することができる(請求項20)。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0029】図1は本発明に係るベルトクリーニング装
置の一構成例を示す図である。図中の符号6は画像形成
装置のベルト状部材であり、このベルト状部材として
は、トナー像を担持する感光体ベルトや中間転写ベルト
等のベルト状像担持体、あるいは転写搬送装置の転写材
担持体である転写ベルトがある。まず、図1によりベル
トクリーニング装置の基本構成及び動作について説明す
る。
【0030】図1において、ベルト状部材6に付着した
トナーや紙粉等の付着物を除去するためのベルトクリー
ニング装置16は、クリーニング手段として、第1手段
と第2手段の2つの手段を有し、第1手段はベルト状部
材6に摺擦して付着物を機械的に除去するクリーニング
手段であり、この第1手段はブレード状のクリーニング
部材、所謂クリーニングブレード18である。また、第
2手段はベルト状部材6に接触した状態で電圧を印加さ
れ付着物を静電的に除去するクリーニング手段であり、
この第2手段はローラ状のクリーニング部材で、例えば
クリーニング用バイアス電源21によりバイアス電圧が
印加されたバイアスローラ19である。尚、上記第2手
段には、バイアスローラ19に付着したトナーや紙粉を
除去するためのバイアスローラ用クリーニングブレード
20が設けられている。
【0031】図1に示すベルトクリーニング装置16で
は、クリーニング手段としてクリーニングブレード18
と、バイアスローラ19を設けてあり、クリーニングブ
レード18はベルト状部材6に摺擦して付着物を機械的
に除去し、バイアスローラ19はベルト状部材6に接触
した状態でバイアス電圧を印加することにより付着物を
静電的に除去するので、クリーニングブレード18で機
械的に除去しきれなかったトナーや紙粉等の付着物を、
バイアスローラ19で静電的に除去することができるの
で、ベルト状部材6に付着したトナーや紙粉等の付着物
を確実に除去することができる。
【0032】ここで、ベルトクリーニング装置16の第
1手段であるクリーニングブレード18は機械的に掻き
取るという物理的方法でクリーニングを行うので、ベル
ト状部材6への接触圧は高い方が効率的であり、第2手
段のバイアスローラ19に関しては、電圧をかけること
により静電的にクリーニングを行うので、接触圧はあま
り高くなくてもクリーニングは可能である。むしろベル
ト状部材6へのストレスを考えるとバイアスローラ19
の接触圧は高くない方が有利である。また、クリーニン
グブレード18は接触圧が高い分、初期的には機能を発
揮するが、摩耗等により、経時的にクリーニング力が落
ちてくることが予想される。しかし、バイアスローラ1
9は接触圧も高くなく静電的にクリーニングを行ってい
るので、経時的にクリーニング能力は変わらない。従っ
て本発明では、クリーニングブレード18の接触圧をバ
イアスローラ19の接触圧よりも高く設定している。
【0033】また、ベルトクリーニング装置16の第1
手段であるクリーニングブレード18は機械的に掻き取
るという物理的方法でクリーニングを行うので、ベルト
状部材6との接触面積が大きいとそれだけベルト状部材
6との摩擦が大きくなり、経時的に考えるとベルト状部
材6にもクリーニングブレード18にも劣化が生じ不利
である。一方、バイアスローラ19に関しては、静電的
にクリーニングを行うので、ベルト状部材6との接触面
積が広いほど効果的である。従って本発明では、ベルト
状部材6へのバイアスローラ19の接触面積をクリーニ
ングブレード18の接触面積より大きく設定しており、
このように設定することで、初期的にも経時的にも効率
的に、ベルト状部材6にダメージを与えずにクリーニン
グを行うことが可能となる。
【0034】次に、図2は図1に示すベルトクリーニン
グ装置を転写搬送装置の転写ベルトのクリーニング装置
に用いた例を示す図である。図2において、符号1は転
写搬送装置、3は感光体ドラム、4は従動ローラ、5は
駆動ローラ、6はベルト状部材である転写ベルトであ
り、転写ベルト6は駆動ローラ5及び従動ローラ4に張
架されて図中の矢印A方向に回動し、図示しない転写紙
を担持して感光体ドラム3上の画像情報(トナー像)を
転写紙上に転写し、かつ転写紙を図示しない定着装置に
向けて静電吸着搬送するようになっている。また、転写
ベルト6のベルトクリーニング装置16は図1と同じ構
成であるので、前述したように転写ベルト6のクリーニ
ングを効率的に行うことができる。尚、転写搬送装置の
構成、動作の詳細については後述する。
【0035】次に、図3は本発明に係るベルトクリーニ
ング装置をカラー画像形成装置の中間転写ベルトのクリ
ーニング装置に用いた例を示す図である。図3におい
て、符号60はベルト状部材である中間転写ベルト、6
1は感光体ドラム、62は転写ローラであり、中間転写
ベルト60は複数のローラに張架されて図中の矢印方向
に回動される。また、図示を省略しているが、感光体ド
ラム61の周囲には、上記中間転写ベルト60の他、帯
電装置、光書込装置(公知のレーザ走査光学系やLED
アレイを用いた光書込装置)、カラー現像用の複数の現
像器(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
の各色の現像器)、感光体クリーニング装置、除電装置
等が配設されている。そして画像形成動作が開始される
と、各色毎の画像(各色のトナー像)を感光体ドラム6
1に形成し、中間転写ベルト60に転写するという工程
を順次色数分繰り返して中間転写ベルト上に4色の重ね
合わせ画像を形成した後、中間転写ベルト上の画像を、
転写ローラ62で転写紙Sに一括転写するようになって
いる。また、中間転写ベルト60のベルトクリーニング
装置16は図1と同様に構成されているので、前述した
ようにクリーニングブレード18とバイアスローラ19
とで中間転写ベルト60のクリーニングを効率的に行う
ことができる。尚、図3のベルトクリーニング装置16
の場合は、図示していないが中間転写ベルト60に対す
る接離機構が設けられており、転写紙Sに画像を一括転
写した後に中間転写ベルト60に接触するようになって
いるが、この際、中間転写ベルト60のクリーニングブ
レード18が接触する位置の裏面側はローラによって支
持されているので、クリーニングブレード18は中間転
写ベルト60に所定の接触圧で接触され、この接触圧
は、バイアスローラ19の中間転写ベルト60への接触
圧よりも高く設定されている。また、中間転写ベルト6
0へのバイアスローラ19の接触面積はクリーニングブ
レード18の接触面積より大きく設定されている。
【0036】ところで、本発明に係るベルトクリーニン
グ装置は、上記のように転写ベルトや中間転写ベルト等
のベルト状部材のクリーニングに用いられるが、特に転
写搬送装置の転写ベルトのクリーニング装置として用い
るのが好適である。すなわち、弾力性のある弾性層と表
面コーティング層からなる転写ベルトは、弾性層の伸縮
により経時的に劣化し、表面コーティング層にクラック
が発生することがあり、このクラックにトナーが入り込
むと、クリーニングブレード等の機械的クリーニングで
はトナーを充分に除去できず、さらにクラックに入り込
んだトナーがベルト表面に凹凸を形成し、これによりク
リーニングブレードが損傷し、クリーニング不良が発生
するという問題があり、さらに転写ベルトは、転写紙を
静電吸着して搬送するため、中間転写ベルト等のベルト
状像担持体に比べて紙粉付着量が非常に多いので、クリ
ーニングブレードと転写ベルトの間に紙粉が詰まりやす
くなり、転写ベルトとクリーニングブレード間にギャッ
プが生じ、トナーや紙粉がこのギャップをすり抜けてク
リーニング不良が発生するという問題があるが、これら
の問題を解消をするには、図2に示した転写搬送装置の
ように、図1に示すような構成のベルトクリーニング装
置を設けることが有効となる。従って、本発明は、転写
ベルトに付着したトナーや紙粉等の付着物を確実に除去
することができ、初期的にも経時的にも効率的にベルト
クリーニングを行うことができるクリーニング手段を備
えた転写搬送装置を提供するものである。以下、本発明
に係る転写搬送装置の実施例について説明する。
【0037】本発明に係る転写搬送装置の基本構成は図
2に示したものと同様である。また、図5は転写搬送装
置の基本構成の一例を示す斜視図、図6は図5に示す転
写搬送装置を備えた画像形成装置の要部構成の説明図で
ある。図5に符号1で示す転写搬送装置は、ベルトユニ
ット2を本体1Aに対して着脱自在に支持している。ベ
ルトユニット2は、図2、図6に示すドラム状の感光体
3からの現像画像を転写するために一対のローラ4,5
に巻き掛けられている転写ベルト6、該転写ベルト6を
感光体3に対して接離させるDCソレノイド8と接離レ
バー9、転写ベルト6に転写バイアスを印加する転写バ
イアスローラ11、及び転写ベルト6の電荷を除電する
接触板13とを備えている。また、転写ベルト6の表面
に付着する残留トナーや転写紙Sの紙粉を機械的に掻き
落とすクリーニングブレード18と、クリーニングブレ
ード18で除去しきれなかったトナーや紙粉を静電的に
除去するバイアスローラ19を有するクリーニング装置
16や、転写バイアスローラ11に電圧を印加する高圧
電源12は、図5に示す本体1Aに設けられている。
【0038】ローラ5は、図2、図5、図6に示すよう
に、図示しない駆動モータと連結する歯車5bを有して
いて回転駆動するようになっており駆動ローラとなって
いる。転写ベルト6は、その駆動ローラ5の回転に従動
して感光体3との対向位置で転写紙Sの搬送方向(図6
の矢印A方向)に移動することができるようになってい
る。転写ベルト6は、図8に示すように2層構造で構成
されており、JISK6911に準拠した測定による電
気抵抗が、DC100V印加時において、表面コーティ
ング層6bはベルト表面の表面抵抗率が1×109Ω〜
1×1012Ω、その内側の弾性層6aの表面抵抗率が1
×107Ω〜1×109Ωに、そしてその体積抵抗率が5
×108Ω・cm〜5×1010Ω・cmに設定されているもの
である。
【0039】ローラ4,5は、図5、図6に示すよう
に、支持体7によって回転可能に支持されている。支持
体7は、ローラ4,5のうち、矢印Aで示す転写紙搬送
方向において、感光体3に対する転写位置の下流側に位
置するローラ5の支持軸5aを支点として揺動可能とな
っている。この支持体7は、転写ベルト6の転写位置側
を制御板8Aからの信号により駆動されるDCソレノイ
ド8によって動作される。すなわち、DCソレノイド8
には、接離レバー9が連結されていて、この接離レバー
9が支持体7を動かして転写ベルト6を感光体3に対し
て接離させるようになっている。尚、図6は転写ベルト
6を感光体3から離間した状態を示しているが、図7に
転写ベルト6を感光体3に当接した転写時の状態を示
す。
【0040】制御板8Aは、用紙搬送手段であるレジス
トローラ10によって感光体3に形成される画像の先端
位置との整合を採られた状態で搬送される転写紙Sの先
端が感光体3に接近すると、駆動信号を発してDCソレ
ノイド8を駆動するようになっている。従って、このD
Cソレノイド8の駆動により支持体7が感光体3に対し
て近接して、転写ベルト6が同感光体3に当接すること
により、感光体3との対向位置で転写紙Sを感光体3に
接触させながら搬送することのできるニップ部Bが形成
される。
【0041】上述したローラ4,5のうち、感光体3側
に位置するローラ4は、駆動側をなすローラ5に対する
従動ローラとして構成されており、また、ローラ4の表
面形状は、軸方向において両端が先細のテーパ状に形成
されていて、転写ベルト6の片寄りを防止するようにな
っている。ローラ4は金属などの導電性のローラであ
り、図6の例では前述したような電気抵抗の転写ベルト
6を支持しているだけで、電気的には他の導電部材とは
直接接続されていないが、必要に応じて転写制御板14
やアースに接続してもよい。また、駆動側のローラ5は
駆動の際の転写ベルト6に対するグリップ力を高める機
能からEPDMゴム、クロロプレーンゴム、あるいはシ
リコーンゴムなどの材質が選択されている。
【0042】転写バイアスローラ11は、転写ベルト6
の移動方向において従動ローラ4の下流側(図2、図
6、図7において左側)で、転写ベルト6の内側に接触
するように設けられている。この転写バイアスローラ1
1は、転写ベルト6に対して感光体3上のトナーの帯電
極性と逆極性の電荷を付与するための接触電極を構成し
ており、転写バイアス電圧印加用の高圧電源12に接続
されている。
【0043】接触板13は、転写ベルト6の転写紙搬送
面でない、下側の、従動ローラ4近傍のベルト内面に配
置されており、これは転写ニップ上流側において転写紙
Sへ電荷注入するのを抑えている。また、この接触板1
3は、転写ベルト6上に流れる電流を帰還電流として検
出するためのものであり、この電流の検出によって転写
バイアスローラ11からの供給電流が制御される。この
ため、接触板13には、検出電流に応じて転写バイアス
ローラ11への供給電流を設定するための転写制御板1
4が接続されており、この転写制御板14は、高圧電源
12に接続されている。尚、接触板13の配置位置は従
動ローラ4近傍のベルト内面とは限らず、駆動ローラ5
近傍のベルト内面等、他の位置でもよい。また、接触板
13を従動ローラ4の近傍に設ける代わりに導電性の従
動ローラ4を転写制御板14と電気的に接続する構成と
してもよい。
【0044】このような転写搬送装置1においては、図
7に示すように、レジストローラ10から転写紙Sが繰
り出されるのに合わせて、支持体7が転写ベルト6を感
光体3に接近させる態位を設定され、感光体3との間で
転写紙の搬送方向に沿った長さに相当する幅4〜8mm程
度のニップ部Bを形成する。
【0045】一方、感光体3は、その表面が例えば、−
800Vに帯電した状態とされ、図9に示すように、こ
の表面にプラス帯電のトナーを静電的に吸着した状態で
ニップ部に移動する。そして、感光体3は、ニップ部に
至る前に感光体3近傍に配置され、感光体3表面の電荷
を弱める転写前除電ランプ(PTL)15によって表面
電位を低下させられる。図9では、帯電電荷の高さを丸
印の大きさによって表わしてあり、転写前除電ランプ1
5によって帯電電荷が少なくなっている状態は、除電前
を示す丸印よりも小さく示されている。
【0046】図7に示すニップ部Bにおいて、感光体3
上のトナーは、転写ベルト6側に位置する転写バイアス
ローラ11からの転写バイアスによって転写紙S上に転
移する。この転写バイアスは−1.5kV〜−6.5k
Vの範囲で高圧電源12から印加されるが、これは以下
のような定電流制御の結果、転写バイアスが可変設定さ
れる。すなわち、図6及び図7において、高圧電源12
から出力された電流値をI1とし、転写ベルト6を介し
て接触板13から設置側に流れる帰還電流値を検出した
際の値をI2とした場合、これら両者間で、 I1−I2=IOUT (但し、IOUT:一定)・・・(1) の関係が得られるようにI1の値を制御する。これは、
温度、湿度等の環境条件の変化や転写ベルト6の製造品
質に生じるバラツキに拘らず、転写紙S上での表面電位
Pを安定させることによって転写効率の変化を無くす
ようにするためである。
【0047】つまり、転写ベルト6及び転写紙Sを通し
て感光体3側に流れる電流IOUTとして見立てることに
よって、転写紙S上での表面抵抗VPの低抵抗化あるい
は高抵抗化による転写ベルト6への電流の流れ易さの変
化が転写紙Sの分離性能や転写性能に影響してしまうの
を防止するようになっている。本構成例の場合I
OUTは、搬送速度330mm/sec、有効転写バイアスロー
ラ長310mmにおいて、IOUT=35μA±5μAに設
定した場合に良好な転写が得られた。
【0048】ところで、感光体3からの画像転写が行わ
れると、これと同時に転写紙Sも帯電する。従って、転
写ベルト6の真電荷と転写紙S側に発生する分極電荷と
の関係により、転写紙Sを転写ベルト6上に静電的に吸
着して感光体3からの転写紙の分離が行える。そして、
感光体3の曲率分離を利用した転写紙S自らの腰の強さ
による剥離動作によって助長される。
【0049】しかし、このような静電吸着は、環境条件
の変化により、高湿度の場合には、転写紙Sに電流が流
れやすくなるので転写紙の分離がうまくいかなくなる。
このため、図8に示した転写ベルト6の表面層6bでの
抵抗値が若干高めに設定してあることから、ニップ部B
での転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせ、さらには、転
写バイアスローラ11をニップ部Bよりも転写紙搬送方
向で下流側に位置させている。これにより、転写ベルト
6から転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせて、転写紙S
と感光体3との間での静電的な吸着関係を回避するよう
になっている。
【0050】この場合に用いる真電荷の移行を遅らせる
とは、転写紙Sが感光体6側のニップ部に至るまでの上
流側で転写紙Sへの電荷が発生しないことを意味してい
る。このことから、転写紙Sの感光体3への巻き付きが
防止され、また、感光体3からの転写紙Sの分離不良も
防止されることになる。
【0051】さらに、転写ベルト6側でも、環境変化に
よる抵抗変化が少ないものが選択される方がよく、抵抗
を制御する導電材料としてはカーボン、酸化亜鉛などを
適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用いた場
合には、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シリコー
ンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸湿性が少な
く、抵抗値が安定した材質を選択することが望まれる。
【0052】尚、この感光体3側へ流れる電流IOUT
値は一義的なものではなく、搬送速度が遅い場合には減
らすことができ、反対に搬送速度が早い時や、転写前除
電ランプ15が用いられない場合には増やすことにな
る。
【0053】一方、ニップ部Bを通過した転写紙Sは、
転写ベルト6の移動に合わせて静電吸着搬送され、駆動
側のローラ5での曲率分離が行われる。このため、駆動
ローラ5の直径は16mm以下に設定されている。さら
に、このような駆動ローラ5を用いた場合には、上質4
5K紙(剛度:横21[cm3/100])の分離が可能である
という実験結果が得られている。
【0054】また、駆動ローラ5で転写ベルト6から分
離された転写紙Sは、ガイド板で案内されて定着部17
を構成する加熱ローラ17aとパッドローラ17bの間
に搬送される。定着部17では、転写紙S上のトナーを
加熱溶融して転写紙Sに圧着してトナーを転写紙S上に
定着させる。
【0055】転写紙Sへの画像転写及び分離が完了した
転写ベルト6は、DCソレノイド8の励磁が解除される
のに応じて接離レバー9が解除され、支持体7が感光体
3から離間される。そして、クリーニング装置16によ
り表面を清掃される。クリーニング装置16は、第1手
段としてポリウレタン等からなるクリーニングブレード
18を備えており、クリーニングブレード18で転写ベ
ルト6を機械的に摺擦することにより、感光体3の紙間
部の表面から転移したり転写紙に転写されないで転写ベ
ルト6の周辺に飛散していたものが付着した場合のトナ
ーや、転写紙Sから転移した紙粉を掻き取るようになっ
ている。
【0056】クリーニングブレード18によって摺擦さ
れる転写ベルト6は、摺擦抵抗の増加による駆動力の増
大あるいはクリーニングブレード18のめくれ等の現象
を防止するのに、摩擦係数の低いものとして表面にフッ
素系の樹脂材料、例えばポリフッ化ビニリデン、四フッ
化エチレンなどが被覆されている。また、転写ベルト6
の表面からクリーニングブレード18で掻き取られたト
ナーあるいは紙粉は、トナー回収コイル22によって転
写搬送装置本体1Aから図示しない廃トナー回収容器に
収容される。
【0057】また、転写ベルト6の表面を清掃するため
のクリーニング装置16には、クリーニングブレード1
8に加えて、第2手段として、電界によるクリーニング
部材であるバイアスローラ19を設けており、クリーニ
ングブレード18をすり抜けてきたトナーや紙粉をバイ
アスローラ19で静電的に転写ベルト6より取り除いて
いる。
【0058】尚、バイアスローラ19にはクリーニング
用バイアス電圧が印加されるが、クリーニング用バイア
ス電圧印加手段としては、図2に示すように専用のクリ
ーニング用バイアス電源21を設けてもよいが、転写搬
送装置の場合、転写バイアス電圧印加用の高圧電源12
を備えているため、図3に示す例のように、転写バイア
ス電圧印加用の高圧電源12を利用して、この高圧電源
12から抵抗等を用いた回路を介して分流してバイアス
ローラ19にバイアス電圧を印加することができる。ま
た、バイアスローラ19にはバイアスローラ用クリーニ
ングブレード20を設けてあり、バイアスローラ19に
付着したトナー等は、バイアスローラ用クリーニングブ
レード20により除去している。そして転写ベルト6の
表面やバイアスローラ19から除去されたトナーや紙粉
は、クリーニング装置16の下部に配設されたトナー回
収コイル22によって図示しない廃トナー回収容器に搬
送され収容される。
【0059】バイアスローラ19の駆動方法としては、
例えば、転写ベルト6の駆動ローラ5とバイアスローラ
19を歯車等を介して連結し、連れ回りをさせている。
バイアスローラ19は転写ベルト6の駆動ローラ5とは
逆方向に回転しており、転写ベルト6の進行方向とは同
じ方向に回転している。バイアスローラ19の回転速度
は歯車比等により転写ベルト6と同速度になっている。
従って、バイアスローラ19によって転写ベルト6を傷
つけたりする恐れがない。
【0060】クリーニングブレード18は例えば板金等
からなるブレードホルダ(図示せず)で支持されるが、
同じブレードホルダーでバイアスローラ用クリーニング
ブレード20を支持して一体化することもできる。クリ
ーニングブレード18の加圧方式はスプリング等による
加圧でもよいが、クリーニングブレード18が固定され
たブレードホルダをクリーニング装置16のケース内に
固定し、この際、ブレードの先端を転写ベルト6に圧接
させ、転写ベルト6に対するブレードの喰い込み量によ
る加圧とすることもできる。
【0061】ここで、クリーニング装置16の第1手段
であるクリーニングブレード18は機械的に掻き取ると
いう物理的方法でクリーニングを行うので、転写ベルト
6への接触圧は高い方が効率的であり、第2手段のバイ
アスローラ19に関しては、電圧をかけることにより静
電的にクリーニングを行うので、接触圧はあまり高くな
くてもクリーニングは可能である。むしろ転写ベルト6
へのストレスを考えるとバイアスローラ19の接触圧は
高くない方が有利である。また、クリーニングブレード
18は接触圧が高い分、初期的には機能を発揮するが、
摩耗等により、経時的にクリーニング力が落ちてくるこ
とが予想される。しかし、バイアスローラ19は接触圧
も高くなく静電的にクリーニングを行っているので、経
時的にクリーニング能力は変わらない。従って本発明で
は、クリーニングブレード18の接触圧をバイアスロー
ラ19の接触圧よりも高く設定している。但し、クリー
ニングブレード18の接触圧を高くしすぎると転写ベル
ト6でブレード先端を巻き込む恐れがあるので、所定の
範囲内で接触圧を設定しなければならない。具体例とし
ては、クリーニングブレードの接触圧を2000〜30
00mN/cm2(ブレード先端の接触幅を1mmとする)、
バイアスローラの接触圧を20mN/cm2に設定してい
る。
【0062】また、ベルトクリーニング装置16の第1
手段であるクリーニングブレード18は機械的に掻き取
るという物理的方法でクリーニングを行うので、転写ベ
ルト6との接触面積が大きいとそれだけ転写ベルト6と
の摩擦が大きくなり、経時的に考えると転写ベルト6に
もクリーニングブレード18にも劣化が生じ不利であ
る。一方、バイアスローラ19に関しては、静電的にク
リーニングを行うので、転写ベルト6との接触面積が広
いほど効果的である。従って本発明では、転写ベルト6
へのバイアスローラ19の接触面積をクリーニングブレ
ード18の接触面積より大きく設定している。具体例と
しては、クリーニングブレードの接触面積を330mm2
(ブレード先端の接触幅を1mmとする)、バイアスロー
ラの接触面積を2000mm2に設定している。
【0063】さて、以上の構成からなる転写搬送装置で
は、画像形成動作とともに転写紙Sが転写ベルト6に担
持され、転写バイアスローラ11による転写バイアスの
印加により感光体3上のトナー像が転写紙Sに転写さ
れ、転写後の転写紙Sが転写ベルト6で静電吸着搬送さ
れ、定着装置17に送られる。この画像形成動作に伴
い、感光体上の紙間のトナーや転写紙からの紙粉等が転
写ベルト6に付着するが、転写ベルト6はそのまま矢印
Aの方向に回転し、第1手段であるクリーニングブレー
ド18によりトナーや紙粉が除去される。初期的にはク
リーニングブレード18は劣化していないので、クリー
ニングブレード18により略100%のクリーニングが
可能である。また、万が一クリーニングブレード18で
取り切れなかったトナーや紙粉は第2手段であるバイア
スローラ19でクリーニングされる。しかし経時になる
と、第1手段のクリーニングブレード18は段々劣化
し、クリーニング性能が低下する。さらにクリーニング
ブレード18と転写ベルト6の間に紙粉が挾まった場合
には、そのことによってクリーニングブレード18と転
写ベルト6の間にギャップができてクリーニング不良と
なるが、本発明の構成では、劣化の起こりにくい第2手
段のバイアスローラ19で静電的にクリーニングを行う
ので、転写ベルトの経時的にもクリーニング不良を防ぐ
ことができる。従って、本発明に係る転写搬送装置で
は、転写ベルトのクリーニング不良を防止でき、転写紙
の裏汚れ等の発生を防止することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2,3
記載のベルトクリーニング装置では、画像形成装置のベ
ルト状像担持体あるいはベルト状転写材担持体等のベル
ト状部材のクリーニング手段として、第1手段と第2手
段を設けてあり、第1手段はベルト状部材に摺擦して付
着物を機械的に除去し、第2手段はベルト状部材に接触
した状態で電圧を印加することにより付着物を静電的に
除去するので、第1手段で機械的に除去しきれなかった
トナーや紙粉等の付着物を、第2手段で静電的に除去す
ることができるので、ベルト状部材に付着したトナーや
紙粉等の付着物を確実に除去することができる。そし
て、前記第1手段と第2手段とでは、前記ベルト状部材
への単位面積当たりの接触圧を異ならせているので、第
1手段と、第2手段のクリーニング特性に合った接触圧
に設定することにより、良好なクリーニング性能が得ら
れる。そして、ベルト状部材と第1手段の接触圧を、ベ
ルト状部材と第2手段の接触圧より大きくすることによ
り、接触圧の高い第1手段で機械的に「掻き取る」とい
う方式で効果的にクリーニングを行い、接触圧のあまり
関係ない第2手段で静電的にクリーニングを行うことが
でき、また、経時で第1手段のクリーニング性能が落ち
てきても、第2手段で安定したクリーニングを行なえる
ので、初期的にも経時的にも効率的にベルトクリーニン
グを行うことができる。
【0065】請求項4記載のベルトクリーニング装置で
は、上記ベルトクリーニング装置において、第1手段は
ブレード状のクリーニング部材、第2手段はローラ状の
クリーニング部材であるので、初期的にも経時的にも効
率的にベルトクリーニングを行うことができる。すなわ
ち、第1手段は機械的に「掻き取る」という作業に関し
てブレード状のものが有効であり、第2手段は静電的に
経時でも安定してクリーニングするという作業に関して
はベルト状部材と一緒に回転しているローラ状のものの
方が有効である。また、第2手段にローラ状のものを用
いることにより、紙粉がベルトとの間に挾まり、ギャッ
プを作ってしまうということもない。
【0066】請求項5記載のベルトクリーニング装置で
は、第2手段に、ローラ状のクリーニング部材に付着し
た付着物を除去する手段と、クリーニング用バイアス電
圧を印加する手段を設けているので、ローラ状のクリー
ニング部材による静電的なクリーニング性能を調整で
き、且つローラ状のクリーニング部材に付着した付着物
を除去してクリーニング性能を常に良好に保つことがで
き、経時的にも安定してベルトクリーニングを行うこと
ができる。
【0067】請求項6,7,8記載のベルトクリーニン
グ装置では、画像形成装置のベルト状像担持体あるいは
ベルト状転写材担持体等のベルト状部材のクリーニング
手段として、第1手段と第2手段を設けてあり、第1手
段はベルト状部材に摺擦して付着物を機械的に除去し、
第2手段はベルト状部材に接触した状態で電圧を印加す
ることにより付着物を静電的に除去するので、第1手段
で機械的に除去しきれなかったトナーや紙粉等の付着物
を、第2手段で静電的に除去することができるので、ベ
ルト状部材に付着したトナーや紙粉等の付着物を確実に
除去することができる。そして、前記第1手段と第2手
段とでは、前記ベルト状部材との接触面積を異ならせて
いるので、第1手段と、第2手段のクリーニング特性に
合った接触面積に設定することにより、良好なクリーニ
ング性能が得られる。この場合、第1手段に関しては機
械的に「掻き取る」という物理的方法でクリーニングを
行うので、ベルト状部材との接触面積が大きいとそれだ
けベルト状部材との摩擦が大きくなり、経時的に考える
とベルト状部材にも第1手段にも劣化が生じ不利であ
り、一方、第2手段に関しては、静電的にクリーニング
を行うので、ベルト状部材との接触面積が広いほど効果
的であるので、ベルト状部材への第1手段の接触面積を
第2手段の接触面積よりも小さくすることで、初期的に
も経時的にも効率的に、ベルト状部材にダメージを与え
ずに、ベルトクリーニングを行うことができる。
【0068】請求項9記載のベルトクリーニング装置で
は、上記ベルトクリーニング装置において、第1手段は
ブレード状のクリーニング部材、第2手段はローラ状の
クリーニング部材であるので、初期的にも経時的にも効
率的にベルトクリーニングを行うことができる。すなわ
ち、第1手段は機械的に「掻き取る」という作業に関し
てブレード状のものが有効であり、第2手段は静電的に
経時でも安定してクリーニングするという作業に関して
はベルト状部材と一緒に回転しているローラ状のものの
方が有効である。また、第2手段にローラ状のものを用
いることにより、広い接触面積を持っていても摩擦等の
影響を及ぼさなく、紙粉がベルトとの間に挾まり、ギャ
ップを作ってしまうということもない。
【0069】請求項10記載のベルトクリーニング装置
では、第2手段に、ローラ状のクリーニング部材に付着
した付着物を除去する手段と、クリーニング用バイアス
電圧を印加する手段を設けているので、ローラ状のクリ
ーニング部材による静電的なクリーニング性能を調整で
き、且つローラ状のクリーニング部材に付着した付着物
を除去してクリーニング性能を常に良好に保つことがで
き、経時的にも安定してベルトクリーニングを行うこと
ができる。
【0070】請求項11,12記載の転写搬送装置で
は、転写ベルトのクリーニング手段として、第1手段と
第2手段を設けてあり、第1手段は転写ベルトに摺擦し
て付着物を機械的に除去し、第2手段は転写ベルトに接
触した状態で電圧を印加することにより付着物を静電的
に除去するので、第1手段で機械的に除去しきれなかっ
たトナーや紙粉等の付着物を、第2手段で静電的に除去
することができるので、転写ベルトに付着したトナーや
紙粉等の付着物を確実に除去することができる。そし
て、前記第1手段と第2手段とでは、前記転写ベルトへ
の単位面積当たりの接触圧を異ならせているので、第1
手段と、第2手段のクリーニング特性に合った接触圧に
設定することにより、良好なクリーニング性能が得られ
る。そして、転写ベルトと第1手段の接触圧を、転写ベ
ルトと第2手段の接触圧より大きくすることにより、接
触圧の高い第1手段で機械的に「掻き取る」という方式
で効果的にクリーニングを行い、接触圧のあまり関係な
い第2手段で静電的にクリーニングを行うことができ、
また、経時で第1手段のクリーニング性能が落ちてきて
も、第2手段で安定したクリーニングを行なえるので、
初期的にも経時的にも効率的にベルトクリーニングを行
うことができる。従って、転写紙の裏汚れの発生等の問
題を解消した転写搬送装置を提供できる。
【0071】請求項13記載の転写搬送装置では、クリ
ーニング手段の第1手段はブレード状のクリーニング部
材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であるの
で、初期的にも経時的にも効率的にベルトクリーニング
を行うことができる。すなわち、第1手段は機械的に
「掻き取る」という作業に関してブレード状のものが有
効であり、第2手段は静電的に経時でも安定してクリー
ニングするという作業に関しては転写ベルトと一緒に回
転しているローラ状のものの方が有効である。また、第
2手段にローラ状のものを用いることにより、紙粉がベ
ルトとの間に挾まり、ギャップを作ってしまうというこ
ともない。
【0072】請求項14記載の転写搬送装置では、第2
手段に、ローラ状のクリーニング部材に付着した付着物
を除去する手段と、クリーニング用バイアス電圧を印加
する手段を設けているので、ローラ状のクリーニング部
材による静電的なクリーニング性能を調整でき、且つロ
ーラ状のクリーニング部材に付着した付着物を除去して
クリーニング性能を常に良好に保つことができ、経時的
にも安定してベルトクリーニングを行うことができる。
【0073】請求項15記載の転写搬送装置では、クリ
ーニング用バイアス電圧を印加する手段として、転写バ
イアス印加用の高圧電源から分流してローラ状のクリー
ニング部材に電圧を印加することにより、専用のクリー
ニング用バイアス電源を設けなくてもよく、コストの低
減を図れる。
【0074】請求項16,17記載の転写搬送装置で
は、転写ベルトのクリーニング手段として、第1手段と
第2手段を設けてあり、第1手段は転写ベルトに摺擦し
て付着物を機械的に除去し、第2手段は転写ベルトに接
触した状態で電圧を印加することにより付着物を静電的
に除去するので、第1手段で機械的に除去しきれなかっ
たトナーや紙粉等の付着物を、第2手段で静電的に除去
することができるので、転写ベルトに付着したトナーや
紙粉等の付着物を確実に除去することができる。そし
て、前記第1手段と第2手段とでは、前記転写ベルトと
の接触面積を異ならせているので、第1手段と、第2手
段のクリーニング特性に合った接触面積に設定すること
により、良好なクリーニング性能が得られる。この場
合、第1手段に関しては機械的に「掻き取る」という物
理的方法でクリーニングを行うので、転写ベルトとの接
触面積が大きいとそれだけ転写ベルトとの摩擦が大きく
なり、経時的に考えると転写ベルトにも第1手段にも劣
化が生じ不利であり、一方、第2手段に関しては、静電
的にクリーニングを行うので、転写ベルトとの接触面積
が広いほど効果的であるので、転写ベルトへの第1手段
の接触面積を第2手段の接触面積よりも小さくすること
で、初期的にも経時的にも効率的に、転写ベルトにダメ
ージを与えずに、ベルトクリーニングを行うことができ
る。従って、転写紙の裏汚れの発生等の問題を解消した
転写搬送装置を提供できる。
【0075】請求項18記載の転写搬送装置では、クリ
ーニング手段の第1手段はブレード状のクリーニング部
材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であるの
で、初期的にも経時的にも効率的にベルトクリーニング
を行うことができる。すなわち、第1手段は機械的に
「掻き取る」という作業に関してブレード状のものが有
効であり、第2手段は静電的に経時でも安定してクリー
ニングするという作業に関しては転写ベルトと一緒に回
転しているローラ状のものの方が有効である。また、第
2手段にローラ状のものを用いることにより、広い接触
面積を持っていても摩擦等の影響を及ぼさなく、紙粉が
ベルトとの間に挾まり、ギャップを作ってしまうという
こともない。
【0076】請求項19記載の転写搬送装置では、第2
手段に、ローラ状のクリーニング部材に付着した付着物
を除去する手段と、クリーニング用バイアス電圧を印加
する手段を設けているので、ローラ状のクリーニング部
材による静電的なクリーニング性能を調整でき、且つロ
ーラ状のクリーニング部材に付着した付着物を除去して
クリーニング性能を常に良好に保つことができ、経時的
にも安定してベルトクリーニングを行うことができる。
【0077】請求項20記載の転写搬送装置では、クリ
ーニング用バイアス電圧を印加する手段として、転写バ
イアス印加用の高圧電源から分流してローラ状のクリー
ニング部材に電圧を印加することにより、専用のクリー
ニング用バイアス電源を設けなくてもよく、コストの低
減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトクリーニング装置の一例を
示す概略構成図である。
【図2】本発明に係るベルトクリーニング装置を用いた
転写搬送装置の概略構成図である。
【図3】本発明に係るベルトクリーニング装置を中間転
写ベルトのクリーニング手段に用いた画像形成装置の概
略要部構成図である。
【図4】本発明に係る転写搬送装置の概略構成及びクリ
ーニング用バイアス電圧印加手段の一例を示す図であ
る。
【図5】本発明に係る転写搬送装置の基本構成の一例を
示す斜視図である。
【図6】本発明に係る転写搬送装置を備えた画像形成装
置の要部構成の説明図である。
【図7】図6に示す画像形成装置の転写時の状態を示す
図である。
【図8】転写ベルトの構造例を示す断面図である。
【図9】図6、図7に示す画像形成装置における現像、
転写工程の説明図である。
【符号の説明】
1 転写搬送装置 3 感光体(像担持体) 4 従動ローラ 5 駆動ローラ 6 転写ベルト(ベルト状転写材担持体) 8 DCソレノイド 9 接離レバー 11 転写バイアスローラ 12 転写バイアス電圧印加用の高圧電源 13 接触板 16 ベルトクリーニング装置 18 クリーニングブレード(第1手段) 19 バイアスローラ(第2手段) 20 バイアスローラ用クリーニングブレード 21 クリーニング用バイアス電源 22 トナー回収コイル 60 中間転写ベルト(ベルト状像担持体)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置のベルト状部材に付着したト
    ナーや紙粉等の付着物を除去するベルトクリーニング装
    置において、 クリーニング手段として、第1手段と第2手段の2つの
    手段を有し、第1手段はベルト状部材に摺擦して付着物
    を機械的に除去するクリーニング手段であり、第2手段
    はベルト状部材に接触した状態で電圧を印加され付着物
    を静電的に除去するクリーニング手段であり、前記第1
    手段と第2手段とでは、前記ベルト状部材への単位面積
    当たりの接触圧が異なることを特徴とするベルトクリー
    ニング装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のベルトクリーニング装置に
    おいて、ベルト状部材と第1手段の接触圧が、ベルト状
    部材と第2手段の接触圧より大きいことを特徴とするベ
    ルトクリーニング装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のベルトクリーニン
    グ装置において、ベルト状部材は、ベルト状の像担持
    体、あるいはベルト状の転写材担持体であることを特徴
    とするベルトクリーニング装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載のベルトクリー
    ニング装置において、第1手段はブレード状のクリーニ
    ング部材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であ
    ることを特徴とするベルトクリーニング装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のベルトクリーニング装置に
    おいて、第2手段は、ローラ状のクリーニング部材に付
    着した付着物を除去する手段と、クリーニング用バイア
    ス電圧を印加する手段を有することを特徴とするベルト
    クリーニング装置。
  6. 【請求項6】画像形成装置のベルト状部材に付着したト
    ナーや紙粉等の付着物を除去するベルトクリーニング装
    置において、 クリーニング手段として、第1手段と第2手段の2つの
    手段を有し、第1手段はベルト状部材に摺擦して付着物
    を機械的に除去するクリーニング手段であり、第2手段
    はベルト状部材に接触した状態で電圧を印加され付着物
    を静電的に除去するクリーニング手段であり、前記第1
    手段と第2手段とでは、前記ベルト状部材との接触面積
    が異なることを特徴とするベルトクリーニング装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のベルトクリーニング装置に
    おいて、ベルト状部材と第1手段の接触面積が、ベルト
    状部材と第2手段の接触面積より小さいことを特徴とす
    るベルトクリーニング装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載のベルトクリーニン
    グ装置において、前記ベルト状部材は、ベルト状の像担
    持体、あるいはベルト状の転写材担持体であることを特
    徴とするベルトクリーニング装置。
  9. 【請求項9】請求項6,7または8記載のベルトクリー
    ニング装置において、第1手段はブレード状のクリーニ
    ング部材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であ
    ることを特徴とするベルトクリーニング装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のベルトクリーニング装置
    において、第2手段は、ローラ状のクリーニング部材に
    付着した付着物を除去する手段と、クリーニング用バイ
    アス電圧を印加する手段を有することを特徴とするベル
    トクリーニング装置。
  11. 【請求項11】像担持体上に形成された画像情報を転写
    材上に転写し、かつ転写材を静電吸着搬送する転写ベル
    トと、該転写ベルトに付着したトナーや紙粉等の付着物
    を除去するクリーニング手段を有する転写搬送装置にお
    いて、 前記クリーニング手段として、第1手段と第2手段の2
    つの手段を有し、第1手段は前記転写ベルトに摺擦して
    付着物を機械的に除去するクリーニング手段であり、第
    2手段は前記転写ベルトに接触した状態で電圧を印加さ
    れ付着物を静電的に除去するクリーニング手段であり、
    前記第1手段と第2手段とでは、前記転写ベルトへの単
    位面積当たりの接触圧が異なることを特徴とする転写搬
    送装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の転写搬送装置におい
    て、転写ベルトと第1手段の接触圧が、転写ベルトと第
    2手段の接触圧より大きいことを特徴とする転写搬送装
    置。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の転写搬送装
    置において、第1手段はブレード状のクリーニング部
    材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であること
    を特徴とする転写搬送装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の転写搬送装置におい
    て、第2手段は、ローラ状のクリーニング部材に付着し
    た付着物を除去する手段と、クリーニング用バイアス電
    圧を印加する手段を有することを特徴とする転写搬送装
    置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の転写搬送装置におい
    て、クリーニング用バイアス電圧を印加する手段とし
    て、転写バイアス印加用の高圧電源から分流してローラ
    状のクリーニング部材に電圧を印加することを特徴とす
    る転写搬送装置。
  16. 【請求項16】像担持体上に形成された画像情報を転写
    材上に転写し、かつ転写材を静電吸着搬送する転写ベル
    トと、該転写ベルトに付着したトナーや紙粉等の付着物
    を除去するクリーニング手段を有する転写搬送装置にお
    いて、 前記クリーニング手段として、第1手段と第2手段の2
    つの手段を有し、第1手段は前記転写ベルトに摺擦して
    機械的に除去するクリーニング手段であり、第2手段は
    前記転写ベルトに接触した状態で電圧を印加され付着物
    を静電的に除去するクリーニング手段であり、前記第1
    手段と第2手段とでは、前記転写ベルトとの接触面積が
    異なることを特徴とする転写搬送装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の転写搬送装置におい
    て、転写ベルトと第1手段の接触面積が、転写ベルトと
    第2手段の接触面積より小さいことを特徴とする転写搬
    送装置。
  18. 【請求項18】請求項16または17記載の転写搬送装
    置において、第1手段はブレード状のクリーニング部
    材、第2手段はローラ状のクリーニング部材であること
    を特徴とする転写搬送装置。
  19. 【請求項19】請求項18記載の転写搬送装置におい
    て、第2手段は、ローラ状のクリーニング部材に付着し
    た付着物を除去する手段と、クリーニング用バイアス電
    圧を印加する手段を有することを特徴とする転写搬送装
    置。
  20. 【請求項20】請求項19記載の転写搬送装置におい
    て、クリーニング用バイアス電圧を印加する手段とし
    て、転写バイアス印加用の高圧電源から分流してローラ
    状のクリーニング部材に電圧を印加することを特徴とす
    る転写搬送装置。
JP19425997A 1997-07-18 1997-07-18 ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置 Pending JPH1138776A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19425997A JPH1138776A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置
DE1998131786 DE19831786A1 (de) 1997-07-18 1998-07-15 Reinigungsmechanismus und Bildübertragungs-Zuführapparat mit einem derartigen Mechanismus für einen Bilderzeugungsapparat und diesbezügliches Reinigungsverfahren

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19425997A JPH1138776A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138776A true JPH1138776A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16321656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19425997A Pending JPH1138776A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH1138776A (ja)
DE (1) DE19831786A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8270868B2 (en) 2009-07-17 2012-09-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and cleaning mechanism

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10247366A1 (de) * 2002-10-10 2004-04-22 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Reinigungseinheit zur Reinigung eines Transportbandes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8270868B2 (en) 2009-07-17 2012-09-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and cleaning mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
DE19831786A1 (de) 1999-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4718057B2 (ja) 画像形成装置
JPH07248693A (ja) 画像形成装置
JPH1138796A (ja) 画像形成装置
JP2001215859A (ja) 画像形成装置
JPH09258627A (ja) 転写搬送ベルトのクリーニング方法および転写搬送ベルトのクリーニング装置
JPH1124341A (ja) 画像形成装置
JP3545917B2 (ja) 転写搬送装置
JP3568089B2 (ja) 転写ベルト装置
JPH1138776A (ja) ベルトクリーニング装置及び転写搬送装置
JP4004003B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP4234868B2 (ja) 画像形成装置
JP3337577B2 (ja) 転写搬送装置
JPH103222A (ja) 画像形成装置
JP3452287B2 (ja) 転写・搬送装置
JPH11352792A (ja) 画像形成装置
JP3386265B2 (ja) 転写ベルトクリーニング装置
JP2890054B2 (ja) 画像形成装置
JP3717633B2 (ja) 転写装置及びそれを備えた画像形成装置
JP3713382B2 (ja) 転写材担持体における被覆層の材料決定方法
JP3568085B2 (ja) 転写搬送装置
JPH11258919A (ja) 画像形成装置
JPH10301403A (ja) 画像形成装置
JPH08305181A (ja) 転写・搬送装置
JP3356239B2 (ja) 画像形成装置
JPH0962110A (ja) 転写装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Effective date: 20041022

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050201