JPH10301403A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10301403A
JPH10301403A JP10950197A JP10950197A JPH10301403A JP H10301403 A JPH10301403 A JP H10301403A JP 10950197 A JP10950197 A JP 10950197A JP 10950197 A JP10950197 A JP 10950197A JP H10301403 A JPH10301403 A JP H10301403A
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JP
Japan
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cleaning
image forming
belt
impedance
toner
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JP10950197A
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English (en)
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Hideaki Kodama
秀明 児玉
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送帯のインピーダンスの変動に応じて清掃
条件を変化させることにより,使用履歴や使用環境にか
かわらず搬送帯を良好に清掃できる画像形成装置を提供
することにある。 【解決手段】 検出ローラ14,15,電源回路31,
そして検出回路32を設けて搬送ベルト10のインピー
ダンスを測定できるようにし,そしてその測定結果に応
じてブラシローラ16の清掃条件を調整する。調整され
る清掃条件には,ブラシローラ16の圧接力,搬送ベル
ト10に対する相対速度,バイアス電圧,がある。ブラ
シローラ16に替えてクリーナブレードを用いる場合に
はその角度も含まれる。耐久使用や環境要因により搬送
ベルト10のインピーダンスが変動しても,その変動後
のインピーダンスに合わせた清掃条件で搬送ベルト10
の清掃が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,トナー像または被
記録体を搬送する搬送帯を備えるとともに,その搬送帯
の汚れを除去する清掃を行うようにした画像形成装置に
関する。さらに詳細には,環境条件や耐久使用等の要因
により搬送帯の電気的抵抗特性に変化が生じても良好に
清掃を行うことができる画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている電子写真方式の
画像形成装置には,感光体上に形成されたトナー像の転
写を受ける印刷用紙等の被記録体(以下,単に「印刷用
紙」という)を担持して搬送する搬送帯を備えたものが
ある。特に,多色画像形成装置であってタンデム式と呼
ばれるものがその代表例であり,図6に示すように,ロ
ーラ91,92に架けられたベルト(搬送帯)10に対
して各色の感光体ユニット94〜97を直列に配置して
構成されている。これにより,ベルト10で印刷用紙を
搬送しつつ各感光体ユニット94〜97から順次トナー
像の転写を行うようにしている。この種の画像形成装置
では,ベルト10自体にも飛散やカブリ等によりトナー
が付着しうるので,これを除去するためのクリーナ98
を設けている。
【0003】このような画像形成装置の従来例として,
特開平6−19369号公報に記載されたものが挙げら
れる。この公報の画像形成装置の1つでは,ベルトのト
ナー汚れの有無を検知する汚れセンサを備え,この汚れ
センサの検知信号によりクリーナでの清掃条件を変更す
るようにしている。これにより,ベルトを良好に清掃で
きるとともに,クリーナの寿命も向上できるとしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記した
従来の画像形成装置には,使用履歴や使用環境によって
は十分な清掃ができない場合があるという問題点があっ
た。その原因は,ベルトの電気抵抗(通常,体積抵抗率
として1010Ω・cm程度)が,使用履歴や使用環境
(主として湿度)により1〜2桁程度変動することにあ
る。
【0005】一方,トナーは電荷を有しているので,ベ
ルトのうちトナーが付着している部分にはトナーの電荷
と逆極性の電荷が誘起される。したがってトナーは,ベ
ルトに対して静電的に吸着する。ここで,ベルトの電気
抵抗により両者の電荷の消失の程度が異なるので,結
局,吸着力の強弱がベルトの電気抵抗により影響を受け
るのである。すなわち図5(例として負帯電トナーの場
合を示す)に示すように,ベルト10が高抵抗である場
合(a)には両者の電荷がそのままその場所に存在し続
けるので吸着力も強く,ベルト10が低抵抗である場合
(b)には電荷がある程度消失するので吸着力はその分
弱くなる。
【0006】このため,使用の初期におけるベルトの電
気抵抗を前提にクリーナの清掃条件が設定されていると
すれば,長期間使用してベルトの電気抵抗が上昇したと
きに清掃が不十分となる場合が生じる。また,低湿度下
で使用する場合など環境要因により電気抵抗が上昇して
いる場合にも同様の問題が生じる。このように清掃が不
十分だと,ベルト上にトナーが残ったまま次回の画像形
成が行われてしまうので,印刷用紙の汚れの原因とな
る。あるいは,逆に電気抵抗が高い状態を前提にクリー
ナの清掃条件が設定されているとすれば,電気抵抗が低
下した場合には過剰な清掃がなされることもありうる。
【0007】なお,ここまでの説明ではベルトの電気抵
抗として主に直流抵抗を念頭に置いており,概ねそれで
足りるが,厳密にいえば交流成分も含めたインピーダン
スとして把握するのが正しい。特に,クリーナに電気的
バイアスを印加する画像形成装置であって,その電気的
バイアスに交流成分が含まれる場合には,ベルトの電気
抵抗の交流成分が無視できないこともある。
【0008】また,図6に示したベルト10を,単にト
ナー像の転写を受けてこれを担持しつつ搬送するトナー
像搬送ベルトとして用い,その経路内に別に転写器を設
けて印刷用紙に最終転写する方式の画像形成装置もあ
る。その場合でも,トナー像搬送ベルトの清掃が必要な
ので,同様にその抵抗の変動による清掃条件の変化が問
題となりうる。
【0009】本発明は,従来の画像形成装置が有する前
記した問題点を解決するためになされたものである。す
なわちその課題とするところは,搬送帯のインピーダン
スが変動してもその変動に応じて清掃条件を変化させる
ことにより,使用履歴や使用環境にかかわらず搬送帯を
良好に清掃でき,もって高品質な画像形成を安定して行
うことができる画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題の解決を目的と
してなされた請求項1に係る発明は,トナー像を作成す
るトナー像作成手段と,トナーを担持することが可能な
搬送帯と,前記搬送帯上のトナーを除去する清掃手段と
を有する画像形成装置であって,前記搬送帯のインピー
ダンスを検出するインピーダンス検出手段と,前記イン
ピーダンス検出手段の検出結果に基づいて前記清掃手段
の清掃条件を調整する調整手段とを有することを特徴と
して特定される。
【0011】この画像形成装置では,清掃手段により搬
送帯上のトナーを除去することにより搬送帯を清浄にし
て,余分なトナーによる印刷用紙の汚れを伴わずに,ト
ナー像作成手段で作成されたトナー像の印刷用紙への記
録を行うようにしている。ここにおいて,インピーダン
ス検出手段により搬送帯のインピーダンスが検出される
と,その検出結果に基いて調整手段により清掃条件が調
整される。そして,清掃手段による搬送帯の清掃は調整
された清掃条件に従って行われる。このため,使用履歴
や使用環境に搬送帯のインピーダンスが変動してそれに
伴い清掃手段での清掃の好ましい条件が変化しても,変
動後のインピーダンスに適した清掃条件で清掃がなさ
れ,清浄な状態の搬送帯で画像形成を行うことができ
る。したがって,余分なトナーによる印刷用紙の汚れを
伴わない画像形成が使用履歴や使用環境にかかわらず安
定して行われる。
【0012】ここにおいて,「トナー像作成手段」と
は,公知の電子写真方式によりトナー像を作成可能なあ
らゆるものをいい,通常,表面層(感光層)に静電潜像
を形成可能な像担持体と,この像担持体の表面層を所定
電位に帯電させる帯電器と,帯電させられた表面層に光
を照射して静電潜像を形成させる露光器と,形成された
静電潜像上にトナーを付与してトナー像を形成させる現
像器とを含んでいる。また,「搬送帯」とは,トナー像
作成手段で作成されたトナー像の転写を受ける印刷用紙
(被記録体),もしくはトナー像そのものを搬送する帯
状の部材をいう。「搬送帯」が印刷用紙を搬送するもの
である場合には,搬送帯により搬送されている印刷用紙
に対しトナー像作成手段からトナー像の転写が行われ
る。その場合でも,トナー像作成手段からのトナーの飛
散やカブリにより,あるいは印刷用紙のジャム等の事故
により,搬送帯上に直接トナーが付着する場合がある。
「搬送帯」がトナー像そのものを搬送するものである場
合には,搬送帯そのものに対しトナー像作成手段からト
ナー像の転写が行われ,さらに搬送帯から印刷用紙に対
しトナー像の転写が行われる。
【0013】「清掃手段」とは,搬送帯上に付着してい
る異物(主としてトナーだが,紙粉等もある)の除去を
行うあらゆるものをいう。その形状は,ブレード状(シ
ート,フィルム等名称を問わない)やローラ状(ブラシ
ローラを含む)等がある。また,単に機械的に異物を除
去するばかりでなく,電気的バイアスの印加を受けて静
電引力で搬送帯から異物を引き剥がすものもある。清掃
手段の「清掃条件」とは,清掃手段に関する種々の状態
であって清掃手段の清掃効果に影響しうるあらゆる因子
をいう。主として,搬送帯への圧接圧力や,ブレード状
の清掃手段である場合の圧接角度,あるいは搬送帯に対
する相対速度等である。あるいは,電気的バイアスの印
加を受ける清掃手段である場合にはその電気的バイアス
の内容も清掃条件の1つとなる。
【0014】また,請求項2に係る発明は,請求項1に
記載する画像形成装置であって,前記調整手段は,前記
清掃手段の前記搬送帯への圧接状態を調整するものであ
ることを特徴として特定される。
【0015】この画像形成装置では,インピーダンス検
出手段により搬送帯のインピーダンスが検出されると,
その検出結果に基いて調整手段により,清掃手段の搬送
帯への圧接状態が調整される。これにより,清掃手段の
清掃条件である圧接状態が,インピーダンス検出手段に
より検出された搬送帯のインピーダンスに適した状態と
され,好ましい清掃条件で良好に搬送帯の清掃が行われ
る。ここで,清掃手段の搬送帯への「圧接状態」には,
圧接力(ブレード,ローラとも)や圧接角度(ブレード
の場合)がある。清掃手段の形状がブレード状である場
合には,圧接力と圧接角度とのいずれか一方を調整する
ものや,両者を総合的に調整するもの,あるいは両者を
独立に調整するものなどが考えられる。
【0016】また,請求項3に係る発明は,請求項1に
記載する画像形成装置であって,前記調整手段は,前記
清掃手段に電気的バイアスを印加するとともにその電気
的バイアスを調整するものであることを特徴として特定
される。
【0017】この画像形成装置では,清掃手段は搬送帯
からの異物の機械的掻き取りの他,調整手段から電気的
バイアスの印加を受けてその静電引力による異物の引き
剥がしをも行っている。そしてインピーダンス検出手段
により搬送帯のインピーダンスが検出されると,その検
出結果に基いて調整手段により,電気的バイアスが調整
される。これにより,清掃手段の清掃条件である電気的
バイアスが,インピーダンス検出手段により検出された
搬送帯のインピーダンスに適した状態とされ,好ましい
清掃条件で良好に搬送帯の清掃が行われる。
【0018】また,請求項4に係る発明は,請求項1に
記載する画像形成装置であって,前記調整手段は,前記
清掃手段と前記搬送帯との相対速度を調整するものであ
ることを特徴として特定される。
【0019】この画像形成装置では,インピーダンス検
出手段により搬送帯のインピーダンスが検出されると,
その検出結果に基いて調整手段により,清掃手段と搬送
帯との相対速度が調整される。ここで相対速度とは,清
掃手段がブレード状のもののように清掃動作中にそれ自
体は動かないものである場合には,搬送帯の走行速度が
これに該当する。したがってこの場合には,搬送帯の走
行速度を調整することにより相対速度の調整がなされる
ことになる。一方,清掃手段が清掃動作中にそれ自体が
動くものである場合には,両者の接触箇所(または最近
接箇所)における速度差がこれに該当する。したがって
この場合には,搬送帯の走行速度と清掃手段の速度との
いずれか一方もしくは双方を調整することにより相対速
度の調整がなされることになる。これにより,清掃手段
の清掃条件である搬送帯に対する相対速度が,インピー
ダンス検出手段により検出された搬送帯のインピーダン
スに適した状態とされ,好ましい清掃条件で良好に搬送
帯の清掃が行われる。
【0020】また,請求項5に係る発明は,請求項4に
記載する画像形成装置であって,前記清掃手段が円筒形
状のブラシであり,前記調整手段は,前記清掃手段の回
転速度を調整するものであることを特徴として特定され
る。
【0021】この画像形成装置では,インピーダンス検
出手段により搬送帯のインピーダンスが検出されると,
その検出結果に基いて調整手段により,清掃手段である
円筒形状のブラシ(ブラシローラ等と称されるもの)の
回転速度が調整され,もってその周速が調整される。こ
れにより,清掃手段の清掃条件である搬送帯に対する相
対速度が,インピーダンス検出手段により検出された搬
送帯のインピーダンスに適した状態とされ,好ましい清
掃条件で良好に搬送帯の清掃が行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下,本発明を具体化したいくつ
かの実施の形態について,図面を参照しつつ詳細に説明
する。本実施の形態は,タンデム式のカラー画像形成装
置(以下,単に「画像形成装置」という)である。
【0023】[第1の実施の形態]第1の実施の形態に
係る画像形成装置1は,図1に示すように,駆動ローラ
11,従動ローラ12,およびテンションローラ13に
より張られた搬送ベルト10と,シアン(C),マゼン
タ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の各色の作
像ユニット8C,8M,8Y,8Kとを有している。各
作像ユニット8C,8M,8Y,8Kは,搬送ベルト1
0の従動ローラ12から駆動ローラ11に至る区間にそ
の進行方向に対して直列に配置されている。この搬送ベ
ルト10は,給紙系から供給された印刷用紙を搬送し
て,各作像ユニット8C,8M,8Y,8Kの転写部を
順次経由させて定着器に至らしめるものである。
【0024】各作像ユニット8C,8M,8Y,8K
は,取り扱う色の違い以外はいずれも同一のものであ
り,図3に示すように感光体ドラム81を中心に帯電チ
ャージャ82,露光系83,現像器84,クリーナ8
6,そして除電器87を配置した公知の構成を有してい
る。また,搬送ベルト10を挟んで転写チャージャ85
が設けられている。
【0025】搬送ベルト10における駆動ローラ11か
らテンションローラ13に至る区間には,搬送ベルト1
0のインピーダンスの検出のための検出ローラ14,1
5が,搬送ベルト10の表裏面にそれぞれ接して設けら
れている。検出ローラ14,15は,搬送ベルト10の
走行に従動して回転するようにされており,ともに導電
性の材質で形成されている。そして,検出ローラ14は
接地され,検出ローラ15は後述する電源回路31に接
続されている。これにより,必要に応じて搬送ベルト1
0に対し厚さ方向に電圧を印加したり電流を流したりす
ることができるようになっている。
【0026】搬送ベルト10を挟んでテンションローラ
13に対向する位置には,搬送ベルト10上の清掃,す
なわちトナー等の汚染物の除去を行う清掃手段であるブ
ラシローラ16が設けられている。ブラシローラ16
は,搬送ベルト10に対して下方から圧接させられると
ともに,搬送ベルト10の走行速度と異なる周速(逆回
転となる場合を含む)で回転させられるようになってい
る。このブラシローラ16は,後述するブラシローラ制
御部33に接続されており,圧接力および回転速度やそ
の向きの制御を受けている。また,バイアス電圧(直流
または交流,もしくはそれらの重畳)の印加を受けるこ
とができるようにもなっている。
【0027】搬送ベルト10におけるテンションローラ
13から従動ローラ12に至る区間には,ブラシローラ
16でのクリーニング後の搬送ベルト10の余分な電荷
を取り除く除電器17,17が設けられている。
【0028】次に,画像形成装置1の制御系について説
明する。画像形成装置1はその制御系として,総合制御
部34と,電源回路31,検出回路32,ブラシローラ
制御部33,ベルト駆動制御部35を備えている。以
下,順に説明する。総合制御部34は,画像形成装置1
の全体を統括制御するものであり,公知のCPU,RO
M,RAMを組み合わせたものである。その主な機能に
は,ブラシローラ制御部33に対するブラシローラ16
の清掃条件の指示,電源回路31および検出回路32を
用いての搬送ベルト10のインピーダンスの測定,ベル
ト駆動制御部35に対する搬送ベルト10の走行速度の
指示等がある。また,本発明としての特徴事項ではない
が,各作像ユニット8C,8M,8Y,8Kの制御もそ
の機能に含まれる。
【0029】電源回路31および検出回路32は,搬送
ベルト10のインピーダンスの検出を行うものである。
すなわち,電源回路31により検出ローラ14,15間
に定電圧を印加し,そのときの電流値を検出回路32で
測定することにより検出ローラ14,15間の抵抗を検
出するものである。また,電源回路31による印加電圧
に交流成分を含めるとともに,検出回路32で電流の位
相をも測定することにより搬送ベルト10の内部容量等
の交流成分を含めたインピーダンスを測定することも可
能である。あるいは逆に,電源回路31で検出ローラ1
4,15間に定電流を印加し,そのときの電圧を検出回
路32で測定するように構成してもよい。なお,このイ
ンピーダンス検出動作は,総合制御部34からの指令に
基づいて行われ,そして検出結果は総合制御部34に報
告されるようになっている。
【0030】ブラシローラ制御部33は,総合制御部3
4からの指示に基づいて,ブラシローラ16の清掃条件
を制御するものである。制御される清掃条件には,ブ
ラシローラ16の搬送ベルト10に対する圧接力,ブ
ラシローラ16の回転速度,バイアス電圧の印加を行
う場合にはそのバイアス電圧,の3つがある。このうち
については,清掃条件として実際に効くのはブラシロ
ーラ16の周速と搬送ベルト10の走行速度との速度差
である。ベルト駆動制御部35は,総合制御部34から
の指示に基づいて,駆動ローラ11の回転速度を制御
し,これにより搬送ベルト10の走行速度を調整するも
のである。
【0031】次に,画像形成装置1の動作を説明する。
画像形成を行うときは,ベルト駆動制御部35により搬
送ベルト10を所定の走行速度で走行させながら,給紙
系から印刷用紙を従動ローラ12の位置の搬送ベルト1
0上に供給し,これと同期して各作像ユニット8C,8
M,8Y,8Kでそれぞれの色のトナー像を形成する。
すると,給紙系から供給された印刷用紙は,搬送ベルト
10上に担持されてその進行方向に搬送されつつ,各作
像ユニット8C,8M,8Y,8Kを通過する際にそれ
ぞれの色のトナー像の転写を受ける。これにより印刷用
紙上には,各色のトナー像が重ねられた多重トナー像が
形成される。そして印刷用紙は,駆動ローラ11の位置
で搬送ベルト10から剥離されて定着器に送られる。そ
こで多重トナー像が加熱溶融されてカラー画像とされた
上で印刷用紙に定着される。以上が1回の画像形成動作
であり,この動作は総合制御部34の統括制御により行
われる。
【0032】この画像形成のために従動ローラ12の位
置から駆動ローラ11の位置まで印刷用紙を搬送した搬
送ベルト10上には,理想的にはトナーは付着していな
いはずであるが,実際には,各作像ユニット8C,8
M,8Y,8Kからのトナーの飛散やカブリにより,付
着している場合がある。また,印刷用紙のジャムや給紙
ミス等があった場合には,かなり多量のトナーが載って
いることもある。あるいは,トナー以外にも印刷用紙や
感光体材料の粉末が付着していることもあり得る。これ
らの異物が付着したまま次回の画像形成を行うと印刷用
紙の汚れ等の原因となり,画像形成の品質が低下するの
で,ブラシローラ16によりその清掃が行われる。
【0033】すなわちブラシローラ16は,ブラシロー
ラ制御部33により搬送ベルト10に対する圧接力と,
その周速の搬送ベルト10の走行速度に対する速度差と
を与えられているので,搬送ベルト10上のトナー等の
異物は,ブラシローラ16に掻き取られて除去される。
また,ブラシローラ16にブラシローラ制御部33から
バイアス電圧が印加されている場合には,掻き取りとい
う機械的作用のみならず,クーロン力による電気的作用
によっても搬送ベルト10からの異物の除去が行われ
る。特に,異物のうち最も多いトナーは帯電していて搬
送ベルト10に電気的に吸着しているので(図5参
照),この電気的作用による引き剥がしが大きな意味を
有する。したがってブラシローラ16に印加されるバイ
アス電圧の直流成分は,トナーの帯電極性と逆極性であ
ることが望ましい。また,バイアス電圧に交流成分が重
畳されていると,搬送ベルト10の異物が振動するの
で,清掃効率がよい。
【0034】ブラシローラ16で清掃がなされ異物が除
去された搬送ベルト10は,除電器17,17で余分な
電荷が取り除かれてから,従動ローラ12を経て次回の
画像形成に供される。
【0035】かかる画像形成装置1において,搬送ベル
ト10上の異物(主としてトナー)の吸着力は一定では
なく,図5で説明したように搬送ベルト10のインピー
ダンス(以下,特記しない限り直流抵抗成分を考える)
による影響を受ける。このため,画像形成装置1を耐久
使用して搬送ベルト10の電気抵抗が上昇してくると,
異物の吸着力は当初よりも強くなってくる。このような
状況下でブラシローラ16の清掃条件が当初のままだ
と,清掃が不十分なまま搬送ベルト10がブラシローラ
16を通過してしまう場合が生じる。この場合には搬送
ベルト10上にトナー等の異物が載ったまま次回の画像
形成がなされるので,印刷用紙の裏面が汚染されたり,
各作像ユニット8C,8M,8Y,8Kからの転写条件
が変動して画像の品質が劣化したりすることとなる。湿
度や温度等の環境要因により搬送ベルト10の電気抵抗
が設計値より上昇した場合も同様である。
【0036】あるいは逆に,搬送ベルト10の電気抵抗
が上昇してくることを見込んで当初から強めの清掃条件
を設定していると,電気抵抗が上昇していないときには
清掃が過剰となるので,搬送ベルト10やブラシローラ
16の磨滅が問題となる場合がある。また,搬送ベルト
10の材質によっては耐久使用により電気抵抗が低下し
てくるものもあるが,そのような搬送ベルト10を使用
する場合であっても類似の問題が生ずる。
【0037】そこで画像形成装置1では,適宜,搬送ベ
ルト10の電気抵抗を検出してその検出結果を清掃条件
に反映させる制御を行うことにより,かかる事態を防ぐ
ようにしている。
【0038】このため,電源回路31により検出ローラ
14,15間に定電圧が印加され,そのときの電流値が
検出回路32により測定され,もって検出ローラ14,
15間の抵抗が検出される。これにより搬送ベルト10
の電気抵抗の上昇が検知された場合には,ブラシローラ
16でより強い清掃がなされるように清掃条件が変更さ
れる。その変更には,ブラシローラ16の搬送ベルト
10に対する圧接力の強化,ブラシローラ16と搬送
ベルト10との相対速度の高速化,バイアス電圧の上
昇,の3つがあり,いずれか1つまたは2つ以上が行わ
れる。このうちについては,ブラシローラ16の回転
速度と搬送ベルト10の走行速度とのいずれか一方を変
化させればよい。もしくは両方を変化させてもよい。
【0039】この制御(例として前記のバイアス電圧
の制御を行った場合)による効果を図4のグラフにより
説明する。このグラフは,多数の画像形成を行ったとき
の清掃不良の発生率とベルト抵抗との関係を示してい
る。カーブaが本実施の形態に相当するものであり,抵
抗値に応じてバイアス電圧を変化させた場合のものであ
る。カーブbは,バイアス電圧を1kVに固定した場合
のものである。カーブcは,バイアス電圧の印加をしな
かった場合のものである。このグラフでカーブbやカー
ブcは傾斜しており,ベルト抵抗値の変動に対して清掃
が安定しないことを示している。これに対してカーブa
はほぼ水平であるから,ベルト抵抗値が変動しても清掃
が安定していることが理解できる。このため,使用の当
初から耐久使用時まで,また湿度や温度等の環境要因に
かかわらず,安定した清掃性能を発揮できるのである。
また,バイアス電圧で制御した場合だけでなく,圧接力
(前記)や相対速度(前記)で制御した場合にも同
様な効果が得られる。
【0040】なお,この制御を行うための搬送ベルト1
0の電気抵抗の測定は,搬送ベルト10のトナー等の異
物が載っていない箇所で行うことが望ましい。異物が付
着している箇所で測定すると,搬送ベルト10の電気抵
抗と異物の電気抵抗との直列合成抵抗を測定しているこ
とになってしまい,正確さに欠ける測定となってしまう
からである。また,電源回路31により検出ローラ1
4,15間に印加する電圧に交流成分を重畳するととも
に,検出回路32での測定にその交流成分の位相を加え
ると,搬送ベルト10の内部容量等も含めたインピーダ
ンスを測定できる。このインピーダンスに基づいてブラ
シローラ16の清掃条件を制御すると,より良好な清掃
性が得られる。特に,ブラシローラ16のバイアス電圧
に交流成分が含まれる場合には,搬送ベルト10の抵抗
の交流成分を含めて検出することの意味が大きい。
【0041】以上詳細に説明したように,本実施の形態
に係る画像形成装置1では,検出ローラ14,15,電
源回路31,そして検出回路32を設けて搬送ベルト1
0のインピーダンスを測定できるようにし,そしてその
測定結果に応じてブラシローラ制御部33によるブラシ
ローラ16の清掃条件を調整するようにしたので,耐久
使用や環境要因により搬送ベルト10のインピーダンス
が変動しても,その変動後のインピーダンスに合わせた
清掃条件で搬送ベルト10の清掃を行うことができる。
これにより,安定した清掃性能を発揮でき,印刷用紙の
裏面を汚染したり,各作像ユニット8C,8M,8Y,
8Kからの転写条件が変動して画像の品質が劣化したり
することのないすぐれた画像形成装置が実現されてい
る。特に,清掃の際にブラシローラ16にバイアス電圧
を印加するとともにそのバイアス電圧に交流成分を重畳
し,その一方,搬送ベルト10のインピーダンス測定に
も交流成分を加味すれば,さらに優れた清掃の安定性が
得られる。
【0042】なお,本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良,変形が可能であることはもちろんである。例えば
各作像ユニット8C,8M,8Y,8Kの具体的構成な
どは,単なる例示にすぎない。また,搬送ベルト10の
インピーダンスの測定は,電源回路31で検出ローラ1
4,15間に定電流を印加し,そのときの電圧を検出回
路32で測定することによってもよい。さらに,総合制
御部34その他の各制御部の機能を,一つのマイコンに
統合してもよい。
【0043】あるいは,搬送ベルト10をトナー像のみ
を担持して搬送する転写ベルトとし,別に最終転写器を
設けて印刷用紙に最終転写する形式の画像装置でも,転
写ベルトのインピーダンスの変動による影響が考えられ
るので,本発明の適用が可能である。また,カラー画像
形成装置だけでなく単色の装置であっても,適用は可能
である。
【0044】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
係る画像形成装置2は,図2に示すように,第1の実施
の形態における清掃手段であるブラシローラ16を,ク
リーナブレード18で置き換えたものである。クリーナ
ブレード18は,先端が搬送ベルト10におけるテンシ
ョンローラ13に対向する位置に圧接している。このク
リーナブレード18には,偏心カム19と引きバネ20
とが備えられており,偏心カム19の角度位置により搬
送ベルト10に対する圧接角度および圧接力を変更でき
るようになっている。そして,総合制御部34からの指
示に従いクリーナブレード18の清掃条件を制御するブ
レード制御部36が設けられている。他の部分は第1の
実施の形態と変わるところはない。このため図中では,
対応する部品には同一の符号をつけている。画像形成の
基本動作も,クリーナブレード18が回転しないことを
除き第1の実施の形態の場合と同様である。
【0045】画像形成装置2のクリーナブレード18に
おける清掃条件には,クリーナブレード18の搬送ベ
ルト10に対する圧接力,搬送ベルト10の走行速
度,バイアス電圧の印加を行う場合にはそのバイアス
電圧,クリーナブレード18の搬送ベルト10に対す
る角度,の4つがある。このうち〜は,前記したブ
ラシローラ16の場合(第1の実施の形態)における清
掃条件〜に対応するものである。ただしについて
は,クリーナブレード18が回転しないので,搬送ベル
ト10の走行速度がそのまま両者の速度差となるもので
ある。は,クリーナブレード18に特有の清掃条件で
あり,搬送ベルト10とクリーナブレード18とのなす
角が小さいほど,より強い清掃がなされることとなる。
これらの清掃条件は,を除き総合制御部34からの指
示に基づいてブレード制御部36により調整される。
は,総合制御部34からの指示に基づいてベルト駆動制
御部35により調整される。
【0046】かかる画像形成装置2でも,第1の実施の
形態の場合と同様に,適宜,搬送ベルト10の電気抵抗
を検出してその検出結果を清掃条件に反映させる制御を
行っている。すなわち,電源回路31により検出ローラ
14,15間に定電圧が印加され,そのときの電流値が
検出回路32により測定され,もって検出ローラ14,
15間の抵抗が検出されるのである。すると,検出され
た抵抗値に応じて清掃条件が変更される。その変更は,
前記した〜の4つのうちいずれか1つまたは2つ以
上の調整により行われる。これにより,第1の実施の形
態において図4のグラフで説明したのと同様の効果が得
られるものである。
【0047】また,搬送ベルト10の電気抵抗の測定は
搬送ベルト10のトナー等の異物が載っていない箇所で
行うのが望ましいことや,クリーナブレード18への印
加電圧に交流成分が含まれる場合には搬送ベルト10の
電気抵抗の測定も交流成分を考慮して行うのが望ましい
こと等は,第1の実施の形態の場合と同様である。
【0048】以上詳細に説明したように,本実施の形態
に係る画像形成装置2では,検出ローラ14,15,電
源回路31,そして検出回路32を設けて搬送ベルト1
0のインピーダンスを測定できるようにし,そしてその
測定結果に応じてブレード制御部36によるクリーナブ
レード18の清掃条件(ベルト駆動制御部35による搬
送ベルト10の走行速度を含む)を調整するようにした
ので,耐久使用や環境要因により搬送ベルト10のイン
ピーダンスが変動しても,その変動後のインピーダンス
に合わせた清掃条件で搬送ベルト10の清掃を行うこと
ができる。これにより,安定した清掃性能を発揮でき,
印刷用紙の裏面を汚染したり,各作像ユニット8C,8
M,8Y,8Kからの転写条件が変動して画像の品質が
劣化したりすることのないすぐれた画像形成装置が実現
されている。特に,清掃の際にクリーナブレード18に
バイアス電圧を印加するとともにそのバイアス電圧に交
流成分を重畳し,その一方,搬送ベルト10のインピー
ダンス測定にも交流成分を加味すれば,さらに優れた清
掃の安定性が得られる。
【0049】なお,本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良,変形が可能であることはもちろんである。例え
ば,第1の実施の形態で説明した各種の変形は,本実施
の形態のものについてもいずれも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば,搬送帯のインピーダンスを測定してその結果を
清掃条件に反映させることにより,搬送帯のインピーダ
ンスが変動してもその変動に応じて清掃手段の清掃条件
が変更させられ,使用履歴や使用環境にかかわらず搬送
帯を良好に清掃し高品質な画像形成を安定して行うこと
ができる画像形成装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構
成を示す図である。
【図2】第2の実施の形態に係る画像形成装置の全体構
成を示す図である。
【図3】画像形成装置に用いられる作像ユニットの概略
を示す図である。
【図4】ベルト抵抗と不良枚数との関係を示すグラフで
ある。
【図5】ベルト上の汚染トナーの吸着力の強弱を説明す
る図である。
【図6】従来の画像形成装置の全体構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
8C,8M,8Y,8K 作像ユニット 10 搬送ベルト 14,15 検出ローラ 16 ブラシローラ 18 クリーナブレード 34 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を作成するトナー像作成手段
    と,トナーを担持することが可能な搬送帯と,前記搬送
    帯上のトナーを除去する清掃手段とを有する画像形成装
    置において,前記搬送帯のインピーダンスを検出するイ
    ンピーダンス検出手段と,前記インピーダンス検出手段
    の検出結果に基づいて前記清掃手段の清掃条件を調整す
    る調整手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する画像形成装置におい
    て,前記調整手段は,前記清掃手段の前記搬送帯への圧
    接状態を調整するものであることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する画像形成装置におい
    て,前記調整手段は,前記清掃手段に電気的バイアスを
    印加するとともにその電気的バイアスを調整するもので
    あることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する画像形成装置におい
    て,前記調整手段は,前記清掃手段と前記搬送帯との相
    対速度を調整するものであることを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する画像形成装置におい
    て,前記清掃手段が円筒形状のブラシであり,前記調整
    手段は,前記清掃手段の回転速度を調整するものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057629A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008082668A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2009251531A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2011107706A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Xerox Corp 静電マーキングシステム、当該システムのクリーニングステーションに有用な方法

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