JP3455347B2 - 転写分離装置 - Google Patents

転写分離装置

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JP3455347B2
JP3455347B2 JP28968195A JP28968195A JP3455347B2 JP 3455347 B2 JP3455347 B2 JP 3455347B2 JP 28968195 A JP28968195 A JP 28968195A JP 28968195 A JP28968195 A JP 28968195A JP 3455347 B2 JP3455347 B2 JP 3455347B2
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昭夫 轡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタなどの画像形成装置に用いられる転写分離
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタなどの
画像形成装置においては、感光体ドラム等からなる像担
持体上に画像を形成してこれを転写装置により転写紙な
どのシートに転写し、このシート上の画像を定着装置に
より定着している。転写装置は、転写ベルトなどを用い
た接触転写手段や、コロナ放電器を用いた非接触転写手
段などがある。
【0003】接触転写手段は、非接触転写手段に比べ
て、オゾンの発生が少なく、電源容量が小さく、シート
の分離搬送性能(シートを画像転写後に像担持体から分
離し搬送する性能)が良好であるなどのメリットがあ
る。接触転写手段としての無端状転写ベルトを用いた転
写分離装置では、転写ベルトは、転写時に、接離機構に
より押圧されて像担持体に接触するとともに、駆動手段
により回転駆動され、高圧電源からバイアス印加電極を
介して転写バイアスが印加されることによりシートを静
電的に担持して搬送し、このシートに像担持体上のトナ
ー像を転写させた後にシートを像担持体から分離させ
る。
【0004】特開平3ー62077号公報には、無端状
で高抵抗の転写材搬送ベルトを電極ローラによりトナー
像保持体の方向に押圧し、上記転写材搬送ベルトと上記
電極ローラとの間に転写材を進入させて上記トナー像保
持体上のトナー像を上記転写材に転写させるベルトロー
ラ転写方式の転写分離部を有する静電記録装置におい
て、上記電極ローラの表面を、体積抵抗率105〜10
10Ωcmの抵抗値を有する弾性体で構成し、この弾性体
の硬度を30〜60°に設定したことを特徴とする静電
記録装置が記載されている。
【0005】特開平3ー62078号公報には、無端状
の転写材搬送ベルトを電極ローラによりトナー像保持体
の方向に押圧し、上記転写材搬送ベルトと上記電極ロー
ラとの間に転写材を進入させて上記トナー像保持体上の
トナー像を上記転写材に転写させるベルトローラ転写方
式の転写分離部を有する静電記録装置において、上記電
極ローラと上記トナー像保持体との間に印加する電圧を
上記転写材の種類に応じて切り換え、上記転写材に一定
の電荷が付与されるようにしたことを特徴とする静電記
録装置が記載されている。
【0006】特開平3ー62079号公報には、無端状
で高抵抗の転写材搬送ベルトを電極ローラによりトナー
像保持体の方向に押圧し、上記転写材搬送ベルトと上記
電極ローラとの間に転写材を進入させて上記トナー像保
持体上のトナー像を上記転写材に転写させるベルトロー
ラ転写方式の転写分離部を有する静電記録装置におい
て、上記電極ローラと上記トナー像保持体の流入側に別
のローラを配置して該別のローラに上記転写材搬送ベル
トを懸架し、上記転写材搬送ベルトが上記トナー像保持
体および電極ローラに対してほぼ接線方向から進入する
ようにしたことを特徴とする静電記録装置が記載されて
いる。
【0007】また、駆動ローラと従動ローラより支張さ
れ、像担持体に当接する転写ベルトと、この転写ベルト
に接触し、転写バイアス電圧を印加するための転写バイ
アス電極とを備え、前記転写ベルトを回転させながら前
記転写バイアス電極に電圧を印加して、前記像担持体上
のトナー像を転写ベルト上の転写紙に電界転写するベル
ト転写装置において、前記転写バイアス電極は少なくと
も2層構造であって、前記転写ベルトと接触する表面層
の体積固有抵抗は、隣接する下側の層の体積固有抵抗よ
り高いことを特徴とするベルト転写装置が提案されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記転写分離装置で
は、転写時に転写ベルトと像担持体とが接触するので、
高圧電源からバイアス印加電極を介して転写ベルトに印
加される転写バイアス電圧によっては転写ベルトから像
担持体に異常放電(リーク)を起こすことがある。これ
は、特に転写ベルトや像担持体にピンホールなどの欠陥
があると、起こりやすい。この異常放電が起こると、シ
ート上の画像に異常が起こるだけでなく、放電によるノ
イズにより装置の誤動作を起こしたりもする。
【0009】本発明は、異常放電を防止することがで
き、更に転写ニップの安定を確保できてバイアス印加電
極のブリードによる抵抗変化を防止することができる転
写分離装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、シートを担持して搬送しこ
のシートに像担持体上のトナー像を転写させてからシー
トをこの像担持体から分離させる転写ベルトと、この転
写ベルトに転写バイアスを印加するバイアス印加電極
、このバイアス印加電極に高圧電源から供給される電
流I と、前記転写ベルトからアース側に流れる電流I
との差I −I =I out が一定の目標電流値とな
るように前記I を制御する転写制御手段とを有する転
写分離装置において、前記像担持体と前記バイアス印加
電極の表面との最短距離をLp(mm)とし、前記バイ
アス印加電極に印加される最大電圧をV(KV)とした
とき、 Lp≧aV a=1mm/KV なる関係が成立するようにしたものである。
【0011】請求項2記載の発明は、シートを担持して
搬送しこのシートに像担持体上のトナー像を転写させて
からシートをこの像担持体から分離させる転写ベルト
と、この転写ベルトに転写バイアスを印加するバイアス
印加電極とを有する転写分離装置において、前記転写ベ
ルトは前記像担持体と接する側の表面抵抗率が1×10
Ω〜1×10 12 Ωで、前記バイアス印加電極と接す
る内側の表面抵抗率が1×10 Ω〜1×10 Ωの転
写ベルトであり、前記像担持体と前記バイアス印加電極
の表面との最短距離をLp(mm)とし、前記バイアス
印加電極に印加される最大電圧をV(KV)としたと
き、 Lp≧aV a=1mm/KV なる関係が成立するようにした ものである。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の転写分離装置において、前記バイアス印加電極に
印加される最大電圧Vをリミッタで決定するものであ
る。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の第1例
の待機状態を示し、図2はこの第1例の通紙状態を示
す。この第1例は、請求項1、2記載の発明の実施形態
の例であり、複写機等の画像形成装置に用いられる。こ
の画像形成装置では、転写紙の片面のみに画像を形成す
る片面画像形成時には、感光体、例えば感光体ドラムか
らなる像担持体11は、駆動部により回転駆動されて図
示しない帯電装置により均一に帯電された後に露光装置
により画像露光を受けて静電潜像が形成され、この静電
潜像が現像装置により現像されてトナー像となる。
【0016】また、転写紙12が給紙トレイからなる給
紙装置38から給紙コロ39により給紙されてレジスト
ローラ13の手前で待機し、または手差し台40から手
差しされた転写紙が給紙コロ41により給紙されてレジ
ストローラ13の手前で待機する。給紙装置38や手差
し台40からから給紙される転写紙は紙サイズ検知手段
からなるシートサイズ検出手段42,43により少なく
共通紙方向と垂直な方向の紙サイズが検知され、手差し
台40は軸44を中心として回動して開閉するように構
成される。
【0017】レジストローラ13は感光体ドラム11上
のトナー像にタイミングを合わせて転写紙12を送出す
る。感光体ドラム11は静電潜像の現像後に転写前除電
ランプ14により光が照射されて表面電位が低下し、そ
の後、この第1例の転写分離装置15により感光体ドラ
ム11上のトナー像が転写紙12に転写される。転写紙
12は転写分離装置15により感光体ドラム11上のト
ナー像が転写された後に感光体ドラム11から分離さ
れ、定着装置16により転写紙12上のトナーが定着さ
れる。感光体ドラム11はトナー像の転写後にクリーニ
ング装置により残留トナーが除去される。
【0018】また、転写紙の両面に画像を形成する両面
モードでは、転写紙12の表面に片面画像形成時と同様
な動作でトナー像が転写されて定着された後に、転写紙
12が図示しない搬送路に沿って搬送されて両面トレイ
に排出され、転写紙12がその両面トレイから表裏が反
転した状態で再給紙されてレジストローラ13に送られ
る。この再給紙された転写紙12の裏面には片面画像形
成時と同様な動作でトナー像が転写されて定着される。
【0019】また、転写紙の同一面に複数回画像を形成
する合成モードでは、転写紙12の表面に上述と同様な
動作でトナー像が転写されて定着された後に、転写紙1
2が図示しない搬送路に沿って搬送されてレジストロー
ラ13に送られる。このレジストローラ13に送られた
転写紙12の表面には上述と同様な動作で別のトナー像
が転写されて定着される。
【0020】転写分離装置15は、弾性を有する誘電体
により構成された無端状転写ベルト17と、この転写ベ
ルト17を回転駆動する駆動ローラ18と、転写ベルト
17の内周面に感光体ドラム11より転写ベルト17の
回転方向下流側で接触するように配置されて感光体ドラ
ム11と転写ベルト17との転写ニップの接触幅Wが保
たれた状態で転写ベルト17に転写バイアスを印加する
バイアスローラからなるバイアス印加電極19と、両端
部にテーパが付けられて転写ベルト17の片寄りを防止
する従動ローラ20と、転写ベルト17に接触して転写
ベルト17からの電流をアース側に流す接触板からなる
アース電極21と、制御板22からの信号により作動す
る直流ソレノイド23と、この直流ソレノイド23によ
り駆動されて転写ベルト17を感光体ドラム11に対し
て接離させる押し上げレバー24と、転写ベルト17の
表面を清掃するクリーニングブレード25と、このクリ
ーニングブレード25により転写ベルト17の表面から
掻き落とされたトナー及び紙粉を受けるトナー受け26
と、このトナー受け26内のトナー及び紙粉を本体の回
収ボトルへ搬送する回収コイル27と、高圧電源28
と、転写制御板29とを有し、転写ベルト17は駆動ロ
ーラ18及び従動ローラ20に張架されている。
【0021】ここに、図3に示すように制御板22は、
CPU31、ROM32、RAM33及び入出力ポート
(I/O)34,35からなり、操作部36からの命令
信号や手差し検知スイッチ37などからの入力信号など
を取り込み、操作部36に各種表示を行わせる。また、
制御板22は、直流ソレノイド23や転写制御板29、
第1例の各部を制御して第1例の動作を制御する。手差
し検知スイッチ37は手差しのシートを検知し、操作部
36は画像形成のために両面モードや合成モードを含む
複数の複写モードを選択入力する。
【0022】転写分離装置15は、待機時には直流ソレ
ノイド23がオフで図1に示すように転写ベルト17が
感光体ドラム11から離れており、高圧電源28はバイ
アスローラ19に転写バイアスを印加していない。ま
た、通紙時には図2に示すように給紙装置からレジスト
ローラ13まで給紙されて待機していた転写紙12がレ
ジストローラ13により感光体ドラム11上の画像にタ
イミングを合わせて送り出される。転写紙12の先端が
感光体ドラム11と転写ベルト17との当接部近くまで
来ると同時に、直流ソレノイド23が制御板22からの
信号により作動して押し上げレバー24を駆動し、押し
上げレバー24が転写ベルト17を押し上げて感光体ド
ラム11に当接させる。この時、転写ベルト17と感光
体ドラム11との当接部には幅4mm〜8mmの転写ニ
ップが形成される。
【0023】転写ベルト17は駆動ローラ18により回
転駆動され、転写紙12が転写ベルト17と感光体ドラ
ム11との間の幅Wの転写ニップに進入すると、高圧電
源28からバイアスローラ19に転写バイアスが印加さ
れて転写ベルト17に感光体ドラム11上のトナーの帯
電極性とは逆極性の電荷が付与されて感光体ドラム11
上のトナーが転写紙12上に転写される。
【0024】この第1例では、感光体ドラム11は、帯
電装置により表面が−800Vに帯電され、露光後に現
像装置でプラスに帯電しているトナーにより静電潜像が
現像される。次に、感光体ドラム11は、転写前除電ラ
ンプ14による光照射で表面電位が低下し、高圧電源2
8がバイアスローラ19に−1KV〜−5KVの転写バ
イアス電圧を印加して感光体ドラム11上のトナーが転
写ベルト17上の転写紙12に転写される。なお、以
後、電流値、電圧値のマイナスは省略する。転写ベルト
17は転写バイアスの印加で電荷が付与されることによ
り転写紙12を静電的に吸着することで担持して搬送
し、転写紙12に感光体ドラム11上のトナーを転写さ
せた後に転写紙12を感光体ドラム11から分離する。
転写紙12が感光体ドラム11に吸着されたままとなっ
た場合には転写紙12が分離爪30により感光体ドラム
11から分離されて転写ベルト17により搬送される。
【0025】転写ベルト17は感光体ドラム11と接す
る側の表面抵抗率(JISK6911)が1×109Ω
〜1×1012Ωで、バイアスローラ19と接する内側の
表面抵抗率が1×107Ω〜1×109ΩのベルトA,
B,Cなどが用いられ、転写ベルト17及び転写紙12
に付与された電荷は転写ベルト17の回転方向下流側に
移動するに従って接触板21により除電される。
【0026】転写ベルト17の表面は、フッ素系の材質
でできており、表面摩擦係数が低く、クリーニングを安
定して行うことができる。また、転写ベルト17の表面
の材質が転写ベルト17内側の材質よりも抵抗が高いの
は、高湿環境下において調湿した転写紙に転写の真電荷
が直接流入して感光体ドラム11からの転写紙分離がう
まく行われなくなることを防止するためである。具体的
には転写ベルト17の内側の材質にはクロロプレンゴ
ム,EPDMゴム,シリコンゴム,エピクロルヒドリン
ゴムなどのゴム材料あるいはそれらのブレンド材料、転
写ベルト17の表面のフッ素系のものとしてはポリフッ
化ビニリデン,4フッ化エチレンなどが分散材と共に5
〜15μ厚位に被覆されている。転写ベルト17上の転
写紙12は駆動ローラ18の所で転写紙12の腰による
曲率分離で転写ベルト17から分離されて定着装置16
によりトナーが定着される。
【0027】転写制御板29は、高圧電源28からバイ
アスローラ19に供給される電流をI1とすると、接触
板21からアース側に流れる電流I2をそこの電圧と抵
抗から求めてこのI2に基づいて高圧電源28を制御し
て I1−I2=Iout が一定の目標電流値となるようにI1を制御する。従っ
て、転写制御板29は、I1を検出する電流検出手段
と、目標電流値を設定する設定手段と、I1を制御する
転写制御手段とを構成する。ここに、転写ベルト17及
びこれに接触している部材の全てを電気的にフロートに
することで、Ioutを画像転写によって転写ベルト17
から感光体ドラム11に流れた電流としている。また、
outは例えば50μAに設定される。
【0028】この第1例では、図4に示すように像担持
体11とバイアスローラ19の表面との最短距離をLp
(mm)とし、バイアスローラ19に印加される最大電
圧をV(KV)としたとき、 Lp≧aV a=1mm/KV となる関係が成立するように構成している。
【0029】高圧電源28からバイアスローラ19に印
加される転写バイアス電圧は−1KV〜7KVであり、
Lpを5mm、6mm、7mm、8mmに変えて第1例
の実験を行ったところ、図5に示すような結果が得られ
た。ここに、出力電圧は高圧電源28からバイアスロー
ラ19に出力される出力電圧であり、出力電流は高圧電
源28からバイアスローラ19に出力される出力電流で
ある。LpがaVを越えたところより転写ベルト17か
ら像担持体11にリーク(異常放電)が起こることが分
かり、つまり、Lpが5mmの場合にはVが5KV以下
であればリークが起こらず、Lpが6mmの場合にはV
が6KV以下であればリークが起こらない。また、Lp
が7mmの場合にはVが7KV以下であればリークが起
こらず、Lpが8mmの場合にはVが8KV以下であれ
ばリークが起こらない。この現象は、像担持体11にピ
ンホールがあっても変わらず、バイアスローラ19が図
6に示すように板金19aで構成されていても変わらな
かった。このことから、第1例では、感光体ドラム11
及び転写ベルト17の線速が330mm/secの場合
out=50μAに設定し、かつ、高圧電源28からバ
イアスローラ19に印加される最大電圧Vを例えば7K
VとしてLpを7mm以上としたことにより、リークを
防止して転写を良好に行うことができた。
【0030】また、高圧電源28からバイアスローラ1
9に印加される最大電圧Vは例えばリミッタにより所定
の制限電圧VLに決定される。転写ベルト17の抵抗
(転写ベルト17の表面抵抗)と転写ベルト17の印加
電圧との関係は図13に示すようになり、特に転写ベル
ト17の抵抗が109Ω前後の範囲(5×108〜3×1
9Ω)である場合には転写ベルト17の印加電圧は転
写ベルト17の抵抗が大きくなるに従って高くなる。図
13に示す転写ベルト17の抵抗と転写ベルト17の印
加電圧との関係は標準環境(23℃65%)のデータで
ある。ただし、転写紙の調湿、低温低湿環境では転写ベ
ルト17の印加電圧は上昇するので、0.5〜1.0K
Vのばらつきがある。
【0031】転写ベルト17の抵抗は、転写ベルト17
の裏面側に設けられているゴムの表面抵抗で1×107
〜1×109Ωが最適であるが、上述のように転写ベル
ト17の抵抗が大きくなるに従って転写ベルト17の印
加電圧が高くなる。仮にLp=4mmに設定した場合に
は、ゴムの抵抗が4×108Ωの付近で4KVに達し、
リークの危険があるので、転写ベルト17の抵抗範囲を
4×108Ωに限定する必要がある。しかし、この第1
例のようにLp=7mmに設定した場合には、ゴムの抵
抗が1×109Ωになるまで使用でき、転写ベルト17
の印加電圧も7KVの制限電圧VL内になるので、リー
クが起こらず、かつ、転写ベルト17はより広い範囲の
抵抗のものが使用可能となる。
【0032】図11に示すように高圧電源28は、交流
電源からの交流入力をトランス51により所定の電圧に
変圧してダイオード52、53及びコンデンサ54、5
5からなる整流平滑部により整流平滑して直流に変換
し、これをバイアスローラ19に出力する。また、高圧
電源28は、バイアスローラ19への転写バイアス電流
outを出力電流制御手段にて転写制御板29からの制
御信号に応じて上述のように制御し、かつ、バイアスロ
ーラ19への転写バイアス電圧を出力電圧制限手段にて
転写制御板29からの制御信号に応じて後述のように制
限電圧VLに制限する。
【0033】また、上記整流平滑部の出力電圧は抵抗5
6、57及びコンデンサ58からなる電圧検知部で分圧
されて平滑されることにより検知され、この電圧検知部
と転写制御板29によりリミッタが構成される。転写制
御板29は、高圧電源28を制御して上述のように転写
バイアス電流Ioutを制御し、かつ、図12に示すよう
に上記電圧検知部の検知値に基づいて高圧電源28から
バイアスローラ19への印加電圧が制限電圧(リミッタ
電圧)VL以上であるか否かを判断して高圧電源28か
らバイアスローラ19への印加電圧が制限電圧VL以上
になった場合には高圧電源28を制御して高圧電源28
からバイアスローラ19への印加電圧を制限電圧VL
維持させる。
【0034】転写制御板29は、Lp=7mmの場合に
は高圧電源28からバイアスローラ19への出力電圧が
7KVを越えると、高圧電源28に対してバイアスロー
ラ19への出力電圧を7KVの制限電圧VLに維持させ
てリークを防止する。高圧電源28の出力電圧が7KV
にかかった場合にはIout=50μAを確保するのはむ
ずかしいが、転写率はIout=30μAで確保できるの
で、高圧電源28の出力電圧が7KVにかかった場合で
も画質を保障できる場合が多い。ここに、Iou t=50
μAに設定しているのは転写ベルト17の抵抗が低い場
合の画質を確保するためであり、転写ベルト17の抵抗
が高めの場合にはIout=30μAまでは使用できる。
【0035】このように、第1例は、請求項1記載の発
明の実施形態例であって、転写紙からなるシート12を
担持して搬送しこのシート12に像担持体11上のトナ
ー像を転写させてからシート12を像担持体11から分
離させる転写ベルト17と、この転写ベルト17に転写
バイアスを印加するバイアスローラからなるバイアス印
加電極19とを有する転写分離装置15において、像担
持体11とバイアス印加電極19の表面との最短距離を
Lp(mm)とし、バイアス印加電極19に印加される
最大電圧をV(KV)としたとき、 Lp≧aV a=1mm/KV なる関係が成立するようにしたので、転写ベルトから像
担持体への異常放電を防止することができる。
【0036】また、第1例は、請求項2記載の発明の実
施形態例であって、請求項1記載の転写分離装置におい
て、バイアス印加電極19に印加される最大電圧Vをリ
ミッタで決定するので、転写ベルトから像担持体への異
常放電を確実に防止することができ、かつ、転写ベルト
17として広い範囲の抵抗のものを使用することができ
る。
【0037】図7は本発明の実施形態の第2例の一部を
示す。この第2例は請求項3、4、5記載の発明の実施
形態例である。第2例では、上記第1例において、バイ
アスローラ19として芯金191上に中抵抗部材により
構成された被覆層192を有するものを用い、この被覆
層192と転写ベルト17の接触面との抵抗差を2オー
ダ以内としている。
【0038】この第2例について、バイアスローラ19
は芯金191上に、ウレタン樹脂にカーボンを分散した
層(体積抵抗率がそれぞれ1×1011Ω、5×10
8Ω、1×106Ωであるもの)192を0.5mm被覆
したものを使用し、かつ、転写ベルト17としてそのゴ
ム面の抵抗が表面抵抗で5×108Ωのものを使用して
実験を行ったところ、図8に示すように被覆層192
体積抵抗率が1×1011Ω、1×106Ωであるものを
使用した場合にはリークが起こった。
【0039】また、被覆層192の抵抗が転写ベルト1
7の抵抗より2オーダ以上高いと、転写ベルト17の印
加電圧が高くなって転写ベルト17の耐圧を越えてしま
う。また、被覆層192の抵抗が低すぎても被覆層192
の効果がなくなり、リークを防ぐことができない。転写
ベルト17としてその被覆層192の体積抵抗率が5×
108Ωであるものが適切であった。
【0040】バイアスローラ19の被覆層192の材質
としては、転写ベルト17の材質と同じようにクロロプ
レンゴム、EPDMゴム、シリコンゴム、エピクロルヒ
ドリンゴムなどのゴム材料、ウレタン樹脂、ABSなど
の樹脂類、これらのブレンド品などが考えられ、これら
の中にカーボンなどの導電材などをブレンドして抵抗値
を制御する。実際には、バイアスローラ19の被覆層1
2の厚さは0.1〜5.0mm程度が可能と思われ
る。
【0041】また、第2例は、バイアスローラ19の被
覆層192の硬度を転写ベルト17の硬度と同じかそれ
よりも高いものとしている。転写ベルト17の硬度(J
ISA)は63度であり、バイアスローラ19の被覆層
192は65度の硬度を持つウレタン樹脂を使った。ま
た、転写ベルト17の硬度が60〜70度である場合に
はバイアスローラ19の被覆層192はその硬度と同じ
かそれよりも高い60〜90度程度ものが望ましい。
【0042】バイアスローラ19として芯金191上に
弾性ゴム、樹脂などの中抵抗部材により構成された被覆
層192を有するものを用いた場合、転写ベルト17が
感光体ドラム11に接触する転写時に転写紙入り口側の
ローラ(従動ローラ)20とバイアスローラ19によっ
て転写ベルト17と感光体ドラム11の転写ニップが作
られる。この転写ニップを安定させるためには、転写ニ
ップを形成する2本のローラ19、20が安定した位置
に定まり、転写ベルト17をその張力よりも強く感光体
ドラム11に当接させなければならない。
【0043】このような条件を出すために、従動ローラ
20は通常金属であるが、バイアスローラ19は上述し
たように中抵抗の被覆層192を被覆した場合には硬度
の低いものであると、被覆層192が変形して転写ニッ
プが安定しなくなるという問題が生ずる。そこで、第2
例では、被覆層192の硬度を転写ベルト17の硬度と
同じかそれよりも高いものとすることにより、その問題
を解決したものである。
【0044】また、図9及び図10は第2例の一部の待
機状態と転写時の状態とを示す。この第2例では、バイ
アスローラ19を転写時には転写ベルト17に当接させ
て転写時以外は転写ベルト17より離間させる接離手段
を設けている。この接離手段は、上述した制御板22か
らの信号により転写時に作動する直流ソレノイド23
と、この直流ソレノイド23により駆動されて転写ベル
ト17を感光体ドラム11に対して接触させる押し上げ
レバー24とにより構成される転写ベルト上昇手段が利
用される。
【0045】図9に示すような待機時には感光体ドラム
11と転写ベルト17との距離l1を0.3mm、転写
ベルト17とバイアスローラ19との距離l2を0.1
5mm、感光体ドラム11と転写ベルト17との接点と
バイアスローラ19との距離l3を25mmとし、図1
0に示すような転写時には転写ベルト17の押し上げレ
バー24による押し上げ量を0.5mmとする。これに
より、転写時には、転写ニップの幅Wを9mmとするこ
とができ、かつ、バイアスローラ19は転写ベルト17
に接触して転写バイアスの印加が可能になる。このよう
な構成とすることで、バイアスローラ19は、待機時に
は転写ベルト17に接触せず、転写バイアス印加時だけ
転写ベルト17に接触する。
【0046】バイアスローラ19として芯金191上に
弾性ゴム、樹脂などの中抵抗部材により構成された被覆
層192を有するものを用いた場合、中抵抗のゴムや樹
脂には可塑剤やオイルなどが含まれているので、バイア
スローラ19は似たような中抵抗の転写ベルト17と接
触したときにブリードが起こり、抵抗値が変化してしま
う。この第2例では、バイアスローラ19を転写時以外
に転写ベルト17より離間させるので、転写ベルト17
が静止している待機時にはバイアスローラ19と転写ベ
ルト17とが接触する状態を避けることができ、バイア
スローラ19のブリードによる抵抗値変化を防止するこ
とができる。
【0047】このように、第2例は、請求項3記載の発
明の実施形態例であって、転写紙からなるシート12を
担持して搬送しこのシート12に像担持体11上のトナ
ー像を転写させてからシート12をこの像担持体11か
ら分離させる転写ベルト17と、この転写ベルト17に
転写バイアスを印加するバイアスローラからなるバイア
ス印加電極19とを有する転写分離装置において、バイ
アス印加電極19は中抵抗部材により構成された被覆層
192を有し、この被覆層192と転写ベルト17の接触
面との抵抗差を2オーダ以内としたので、転写ベルトか
ら像担持体への異常放電を防止することができる。
【0048】また、第2例は、請求項4記載の発明の実
施形態例であって、バイアス印加電極19の被覆層19
2の硬度を転写ベルト17の硬度と同じかそれよりも高
いものとしたので、転写ニップの安定を確保することが
できる。また、第2例は、請求項5記載の発明の実施形
態例であって、バイアス印加電極19を転写時以外は転
写ベルト17より離間させる手段を備えたので、バイア
ス印加電極のブリードによる抵抗値変化を防止すること
ができる。なお、本発明は、上述の例に限定されるもの
ではなく、例えばファクシミリやプリンタなどの画像形
成装置における転写分離装置に適用することができ、ま
た、バイアスローラ19は3層以上でその最外層を上記
被覆層192としてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、シートを担持して搬送しこのシートに像担持体上の
トナー像を転写させてからシートをこの像担持体から分
離させる転写ベルトと、この転写ベルトに転写バイアス
を印加するバイアス印加電極とを有する転写分離装置に
おいて、前記像担持体と前記バイアス印加電極の表面と
の最短距離をLp(mm)とし、前記バイアス印加電極
に印加される最大電圧をV(KV)としたとき、 Lp≧aV a=1mm/KV なる関係が成立するようにしたので、転写ベルトから像
担持体への異常放電を防止することができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の転写分離装置において、前記バイアス印加電極に印
加される最大電圧Vをリミッタで決定するので、転写ベ
ルトから像担持体への異常放電を確実に防止することが
でき、かつ、転写ベルトとして広い範囲の抵抗のものを
使用することができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、シートを担
持して搬送しこのシートに像担持体上のトナー像を転写
させてからシートをこの像担持体から分離させる転写ベ
ルトと、この転写ベルトに転写バイアスを印加するバイ
アス印加電極とを有する転写分離装置において、前記バ
イアス印加電極は中抵抗部材により構成された被覆層を
有し、この被覆層と前記転写ベルトの接触面との抵抗差
を2オーダ以内としたので、転写ベルトから像担持体へ
の異常放電を防止することができる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の転写分離装置において、前記被覆層の硬度を前記転
写ベルトの硬度と同じかそれよりも高いものとしたの
で、転写ニップの安定を確保することができる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、請求項3記
載の転写分離装置において、前記バイアス印加電極を転
写時以外は前記転写ベルトより離間させる手段を備えた
ので、バイアス印加電極のブリードによる抵抗値変化を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例の待機状態を示す概
略図である。
【図2】同第1例の通紙状態を示す概略図である。
【図3】同第1例の回路構成を示すブロック図である。
【図4】同第1例の一部を示す概略図である。
【図5】同第1例の実験結果を示す図である。
【図6】同第1例を説明するための図である。
【図7】本発明の実施形態の第2例の一部を示す概略図
である。
【図8】同第2例の実験結果を示す図である。
【図9】同第2例の一部の待機状態とを示す概略図であ
る。
【図10】同第2例の一部の転写時の状態を示す概略図
である。
【図11】上記第1例の一部を示す回路図である。
【図12】上記第1例を説明するためのフローチャート
である。
【図13】上記第1例の転写ベルトの抵抗と転写ベルト
の印加電圧との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
11 像担持体 15 転写分離装置 17 転写ベルト 19 バイアスローラ 191 芯金 192 被覆層 22 制御板 23 直流ソレノイド 24 押し上げレバー 28 高圧電源 29 転写制御板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 轡田 昭夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 伊藤 伯志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 松田 格 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平7−168455(JP,A) 特開 平7−160130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを担持して搬送しこのシートに像担
    持体上のトナー像を転写させてからシートをこの像担持
    体から分離させる転写ベルトと、この転写ベルトに転写
    バイアスを印加するバイアス印加電極と、このバイアス
    印加電極に高圧電源から供給される電流Iと、前記転
    写ベルトからアース側に流れる電流Iとの差I−I
    =Ioutが一定の目標電流値となるように前記I
    を制御する転写制御手段とを有する転写分離装置におい
    て、前記像担持体と前記バイアス印加電極の表面との最
    短距離をLp(mm)とし、前記バイアス印加電極に印
    加される最大電圧をV(KV)としたとき、 Lp≧aV a=1mm/KV なる関係が成立するようにしたことを特徴とする転写分
    離装置。
  2. 【請求項2】シートを担持して搬送しこのシートに像担
    持体上のトナー像を転写させてからシートをこの像担持
    体から分離させる転写ベルトと、この転写ベルトに転写
    バイアスを印加するバイアス印加電極とを有する転写分
    離装置において、前記転写ベルトは前記像担持体と接す
    る側の表面抵抗率が1×10Ω〜1×1012Ωで、
    前記バイアス印加電極と接する内側の表面抵抗率が1×
    10Ω〜1×10Ωの転写ベルトであり、前記像担
    持体と前記バイアス印加電極の表面との最短距離をLp
    (mm)とし、前記バイアス印加電極に印加される最大
    電圧をV(KV)としたとき、 Lp≧aV a=1mm/KV なる関係が成立するようにしたことを特徴とする転写分
    離装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の転写分離装置にお
    いて、前記バイアス印加電極に印加される最大電圧Vを
    リミッタで決定することを特徴とする転写分離装置。
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