JPH02163778A - 転写方法および転写・搬送装置 - Google Patents

転写方法および転写・搬送装置

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JPH02163778A
JPH02163778A JP31905988A JP31905988A JPH02163778A JP H02163778 A JPH02163778 A JP H02163778A JP 31905988 A JP31905988 A JP 31905988A JP 31905988 A JP31905988 A JP 31905988A JP H02163778 A JPH02163778 A JP H02163778A
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JP
Japan
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transfer
transfer material
belt
corona charger
conveyance belt
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JP31905988A
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English (en)
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Junko Ueda
純子 上田
Sankichi Shinoda
三吉 信太
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、転写材を静電気的に支持・搬送して転写材に
物理的または化学的な手段によってトナー像保持体上の
トナー像を転写する方法およびその転写・搬送装置に関
するものである。
従来の技術 電子写真複写装置や電子写真プリンタでは転写材の搬送
をより確実なものとするために、誘電体等の絶縁性部材
でベルトを構成し、これに転写材を静電気的に密着させ
て搬送する手段が知られている。
米国特許3,357,325号公報では転写材の吸着と
転写にコロナ帯電器を用いており、誘電体単層のベルト
を使用した方式を提案している。第3図に提案例の概略
図を示す。20はドラム状のトナー像保持体、21は誘
電体単層ベルト、22.23は誘電体ベルト21を支持
・伸張し回転するためのロールである。24は転写材2
5を導くためのロールである。
26は転写材25を静電気力によって誘電体ベルト21
に吸着させるためのコロナ帯電器、27は像支持体20
から転写材25にトナー像を転写するだめのコロナ帯電
器である。
特開昭54−58034号公報には、上記の例における
転写材吸着用コロナ帯電器の削除された提案が示されて
いる。ベルト構成材料の抵抗値によって提案の内容が二
つに分かれており *抵抗値範囲が101〜1013Ω・C1iの場合*抵
抗値範囲が101jΩ・C11以上でベルト厚さが15
0μ以下でかつ飽和帯電電位が2500 V以下の場合 である。第4図に提案例の概略図を示す。コロナ帯電器
28により帯電されたドラム29を光学系30により露
光し潜像を形成し、現像器31によりトナー像を形成す
る。トナー像は分離ベルト装置32のベルト33により
搬送される転写材34に直流電8.35と接続された転
写コロナ帯電器36により転写される。
ベルト33は転写t、t34を搬送復交流またはベルト
帯電極性と逆極性のコロナ帯電器37によって除電され
る。そして、ドラムからの転写材の分離性を補助するた
めに、第5図に示すように転写コロナ帯電器36のl〜
l0KVの直流電源35に直列に1〜l0KVの交流を
源38を接続する方法、あるいは第6図に示すように転
写コロナ帯電器36の横に交流または帯電i性と逆極性
の直流電源である分離電源39に接続された分離コロナ
帯電器40を配置する方法を示している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、米特許3,357.325号公報のLE
Xではベルトは誘電体単層であり、実用的なベルトの厚
さを確保するとすれば帯電させ得る電荷量には限度があ
る。ベルトの容1cは、誘電率をε、ベルト厚さをdと
すれば、単位面積当りの容量CはC=ε/dで与えられ
るからトナー像保持体となる感光体ドラムの表面容量と
同程度の容量として単位面積当り100pF程度の容量
を得ようとすれば通常の有機ベルト材(ε−2〜4)を
使用して、その厚さは20〜40μとなる。この厚さで
は搬送ベルトとしての実用的な強度が弱く、従って、故
100μの厚さのベルトとすれば十分な容量を取ること
ができず、ベルトの電荷保持量が少ないために、転写位
置に転写専用のコロナ帯電器27を設けているものの、
転写能力に弱い面がある。この点についてはと記特開昭
54−58034号公報にも述べている通りであり、ま
た連続使用する場合、ベルト表面電位が上昇し、これま
た特開昭54−58034号公報に示す欠点が生じて転
写上実用的ではない。また、ベルト表面電位が上昇した
場合には転写材の吸着力もそれに比例して降下する。さ
らに、転写能力の観点から菖゛えば、ベルト表面に転写
材を吸着さぜるためのコロナ帯電器の極性はトナーの帯
?H−S性と同一となることから、転写材が吸湿などに
より抵抗値が低下すると(転写材が普通紙の場合は体積
抵抗率が環境湿度の影響によって大略10”〜1014
Ωcmの範囲で変化する)転写材を通して帯電電流が流
れるために転写性が大きく阻害される。加えて、有機材
料に長時間コロナ放電を照射すると表面層の分子構造に
変質層が発生し、吸湿すると表面抵抗が大幅に降下し電
荷保持性が失われるので、この点においても弱点の見受
けられる方式ごある。他方、特開昭54−58034号
公報の提案は、抵抗値範囲が101コΩ・0111以上
でベルト厚さが150μ以下でかつ飽和帯電電位が25
00 V以下の場合についていえば、連続使用における
ベルト表面電位の上昇は除電用コロナ帯電器を設けて防
止しているものの第3図の例について言えばコロナ帯電
器37からドラム30へ流れる電流は、ベルト34→転
写材35→ドラム30と流れることから、ベルトと転写
材の吸着力は転写材とドラムの吸着力と同じ力を示すも
のであり、従って転写材がドラムから分離し易い力は何
等住する要素は認められない。
分離するとすればドラムの曲率に抗した転写材の曲げら
れまいとする剛性程度のものであり、転写材の剛性が小
さい場合やドラム径が大きい場合は分離する確率は相半
ばしたものとなる。また転写材の剛性が大きい厚手の転
写材であっても、最近多用され始めているモノカラー複
写装置では、転写材が紙であって、同一複写面に複数回
にわたってカラー合成複写されると、この種複写装置に
使用されている加熱ロール式定着器の影響によって加熱
ロール側転写材複写面の水分がバックアップロール側転
写材の水分より少なくなるために表面抵抗値が上昇しド
ラムと転写材の密着力がベルトと転写材の密着力より大
きくなるために、複数回目の複写において分離不良が発
生することがしばしば見受けられる。このため、分離性
を補助するために第5図あるいは第6図に示す提案もな
されているが、これらの提案はいずれもトナー像の転写
性を減する方向のNZであり、特に転写材が祇であって
吸湿し抵抗値が低下している場合は転写不良を招くもの
である。また、抵抗値範囲が108〜10′′Ω・cm
の場合でも上記と同様に転写材の分離性については、特
に優れた要素はなく抵抗値範囲が1QIffΩ・Cl1
1以上でベルl−ffさが150μ以下の場合と同じで
ある。
本願の発明者等は、上記した課題を解決するために転写
用コロナ帯電器例えば37が位置する転写部位のベルト
走行上流側に予め転写材と搬送ベルトに電荷を注入し静
電気的に密着させるための手段を付加し、その後転写材
を転写部位に搬送し、転写材とトナー像保持体の密着力
より転写材と搬送ベルトの密着力が常に上回るような構
成を提案し、上記課題の解決を図った。しかしながら、
提案した構成および従来例を含めてベルトを利用した転
写方法にはさらに解決すべき課題が存在することが分か
った。すなわち、通常、この種の転写方法を利用した転
写装置が搭載される複写装置の使用環境は温度5〜30
’C,湿度20〜85%の範囲であって、この環境中で
の正常な動作を保証する必要があるが、特に湿度が上記
のように変動するとを機ベルト材料の体積抵抗が2桁以
上変化し、また同様に転写材が用紙の場合には用紙の吸
湿で体積抵抗率が前述したように6桁も変化するために
、高湿時には転写電流が増大し再転写現象、すなわち転
写材にトナー像保持体から一旦転写したトナーが、再び
トナー像保持体へ再転写し転写性がtaなわれる。他方
、低湿時には搬送ベルトおよび転写材の抵抗値が上昇す
ることから転写電流が減少し転写材にトナー像保持体か
らトナーが転写しない状態が生ずる。
本発明は上記課題に鑑み、転写用コロナ帯電器に特別の
手段を用いることなく、回送ベルトと転写材の体積抵抗
の増減に合わせて転写電流を制御する事によって良質の
転写画像が得られるとともに転写材の強力な搬送性を示
す転写方法とその転写・搬送装置を提供することにある
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために導電体より構成さ
れた無端状の転写材搬送ベルトを支持・伸張して一定方
向に回転走行させつつ、転写材搬送ベルトの表面側にお
いてトナー像保持体と転写材搬送ベルトで転写材を挟持
し、裏面側に直流冑電圧?を源から電圧の印加を受けて
動作する転写用コロナ帯電器によってトナー像を転写材
に転写する転写方法であって、トナー像保持体と転写材
搬送ベルト上の転写材が当接する転写部位の転写材搬送
ベルト走行上流側において、転写材と転写材搬送ベルト
の合わせた体積抵抗を表わす値を求める手段、例えばコ
ロナ帯電器とその対極との間に転写材と転写材搬送ベル
トを通過させ対極に流れる電流値を検知する手段を設け
、この値によって転写用コロナ帯電器の上記直流高圧電
源の電圧を制御する構成を取るものである。
作用 本発明は、上記構成を採ることにより、まず転写部位上
流側に転写材と転写材搬送ベルトの合わせた体積抵抗を
表わす値を求める手段を設け、この値によって転写用コ
ロナ帯電器に高電圧を印加する直流高圧電源の電圧を最
適に制御するようにしたことから、転写材および転写材
搬送ベルトの体積抵抗が吸湿等によって低下している場
合は、転写用コロナ帯電器へ印加する電圧値を下げて転
写電流を減少させて再転写現象を回避し、他方転写材お
よび転写材搬送ベルトの体積抵抗が低湿環境下等におい
て上昇している場合は、転写電流が流れにくいために転
写率が低下することを補正するように転写用コロナ帯電
器へ印加する電圧を増加させることが可能となる。その
結果、使用環境条件の影響が受けにくい、かり転写材の
適応性の広い転写手段が実現され良質の転写画1象を得
ることが可能となる。
実施例 以下、本発明の転写方法及び転写・搬送装置について一
実施例を示す図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例における転写・搬送装
置の横断面を示すものである。第1図において、1は回
転可能な曲率を有するドラム状のトナー像保持体(以下
、単にドラムと称する)であり、例えばアルミニウム等
のドラム状の導体支持体上にセレン等の感光性の誘電体
層そ設けたものである0通常この導体支持体は接地され
ている。
まず、このドラム1は主コロナ帯電器2により均一に帯
電され、次段の露光光学系3で原稿に即した光が図示し
ない手段、例えばレンズ等を通って)゛ラム1に結像さ
れる。この時、−様に帯電が施されているドラム表面に
おいて光に曝された部分の電荷は感光層裏面の導体支持
体に誘起されている逆極性の電荷と中和することにより
消失し、原稿の明暗に対応する電荷のパターン、即ち潜
像が形成される。この潜像は引き続く現像器4にて微細
な絶縁性帯電粒子(以下トナーと呼称する。)を静電気
力により付着させ、顕像可m化される。
こうして得られたドラムI上のトナー像は転写手段5に
て、前記トナー像とタイミングを合わせて搬送されてく
る転写材8は静電気的に転写され、ドラム1上の残余の
トナーはドラムクリーニング器6にてブレード等の手段
により払拭された後、除電器7で−様な除電光を照射さ
れドラム1の除電が行われて次段のプロセスに備えられ
る。
次に、上記した一般的に公知なトナーを用いた印写プロ
セスに通用される本発明に従う用紙などの転写材に対す
るトナーの転写方法およびその転写・用紙IIl送装置
について詳述する。第1図において、搬送ベルト9は体
積抵抗率が8X10”Ω・cmの導電体より構成された
カーボン分散型ポリウレタン樹脂を周長380M層厚0
.8画の無端状ベルトに成形したものを用いた。搬送ベ
ルト9の電荷放電時定数は、先に記したように各層成分
がC=ε/d、抵抗成分Rは抵抗率をρとずればR=d
ρで与えられるから時定1cR=ερとなり、ここで用
いられる搬送ベルトの時定数は、ε=3として約0.2
1秒となる。従って、0.21秒とすれば帯電電荷の7
0%以上は放電するからベルトの同一カ所がこの時間以
内に転写手段5を通過しなげれば従来例に見られる除電
用のコロナ帯電器は必要としない。搬送ベルトの抵抗率
は、ごの時定数を実用的に除ft帯電器を必要としない
範囲および抵抗率が低ずぎて転写用コロナ帯13のドラ
ムQこ対する転写作用が遮断されることのない範囲によ
って決められる。なお、ベルトの構成は、上記した単層
ベルトでも良く、またベルト表面層に不用なトナーが何
等かのトラブルによって付着した場合にクリーニングし
やすいように摩擦係数の低いポリエステル系樹脂や、弗
素系樹脂を利用し2層構成としても良いが、ベルトの放
電時定数は上記した点を考慮して選定される必要がある
上記転写材搬送ベルト9はロール10.11により支持
され、バネ等の張力による図示しない手段により伸張さ
れる。これらロールは表面が導体で形成されており、ベ
ルト9の裏面側を通じて接地されている。これには状況
に応じて適当なバイアスを印加してもよい。ベルト9は
図示しない回転駆動手段によりロール10または11を
駆動することにより転写手段5が位置する転写部位にお
ける回転走行の方向がドラムlと同一で且つ周速を一敗
させて回転される。ここでは、ドラム周速160mm/
秒とした。従って、約2.4秒でベルトが一周する。
転写材搬送ベルト9の転写部位の内側には転写用コロナ
帯電器12が設置されトナーと逆極性の直流高圧電a!
X13により高圧電圧が印加され転写材8に対するトナ
ーの転写を行なわしめている。
本発明に従えば、さらに次の構成が本質的に付加される
必要がある。すなわち、転写材搬送ベルト9の転写手段
5の上流側に配置され転写材8に電導接触する部材14
と部材14を流れる電流を検知し電圧値に変換する固定
抵抗17、転写材搬送ベルト9の裏面側で、かつ電導接
触部材14に対向する位置に付設され、転写帯電器12
と同極性の直流高圧電源16に接続されたコロナ帯電器
15より成る転写材と転写材搬送ベルトの合わせた体積
抵抗を表わす値を求める手段、体積抵抗を表わす固定抵
抗17の電圧値を増幅し転写用コロナ帯電器へ直流高電
圧を印加する電a113の電圧値を制御する制御器18
からなる構成である。電導接触部材14としては、例え
ばステンレス細線を束ねてブラシ状としたもの、あるい
はカーボン繊維を束ねてブラシ状にしたもの、支点に支
えられた電導性ロールなどで構成されてよい、ここでは
、上記ステンレス細線をブラシ状にしたものを利用して
転写材8の表面にlF[させ固定抵抗17を通して接地
した。なお、電導接触部材14には、適当なバイアスを
印加されてもよい。この付加された構成の働きは、電導
接触部t第14から転写材8と転写材搬送ベルト9に電
荷を注入し転写材8と転写材搬送ベルト9を静電気力で
密着させるものであり、密着させた後、前記転写部位に
転写材8を搬送させ、これによってドラムlからの転写
材分離信頼性を大幅に改善するものであるが、さらに本
発明における重要なg素として、電導接触部材14を流
れる注入電流は転写材搬送ベルトの体積抵抗に対して反
比例しており、従って注入電流を固定抵抗17によって
電圧値に変換して転写tオと転写材搬送ベルトの合わせ
た体積抵抗の変化を求めることが可能となる。ここで、
前述したように転写tt搬送ベルト9の転写部位の内側
には転写用コロナ帯電器12が設置されトナーと逆極性
の直流高圧電源13により高圧電圧が印加され転写材8
に対するトナーの転写を行なわしめているが、これは例
えばトナーが正常電であれば転写用コロナ帯電器12は
負極であってベルト9の裏面部の負の帯電に対して正の
帯電を施すべく転写電流が流れ、この正電荷の移動に基
づいてドラム1の表面のトナーをベルト9側に転写する
ものである。しかしながら、転写材搬送ベルトと転写材
の合わせた抵抗値が高すぎると転写電流の流れを妨げら
れるために十分なトナーの転写を行なわしめるまでに至
らず転写不良を招く。他方、転写材搬送ベルトと転写材
の合わせた抵抗値が低ずぎると、転写電流が流れすぎて
転写用コロナ帯電器12の対極と成っている感光体ドラ
ム1がトナーの帯電極性と逆極性に過剰に帯電されるた
めに転写材8に転写したトナーが逆に感光体ドラム1に
転写し始めるために転写不良に至る。先にも記したよう
に、転写材搬送ベルト9や転写材8となる用紙は電気的
には半導電性であるために、使用環境下において抵抗値
が変動し易く、用紙のベルト搬送方式は用紙の搬送性は
優れているものの、一方では転写性が環境に支配され易
い短所を存している。
本発明においては、転写手段5の走行上流側に位置する
電導接触部材14に流れる電流が上記の転写材と転写材
搬送ベルトの体積抵抗を示していることから、この電流
を固定抵抗17で電圧値に変換検知し、制御器18を通
して直流高圧電源13の電圧値を制御する事によって、
ずなわぢft電導触部材14を流れる電流が多い場合は
、転写電流も過大に流れることを予測して直流高圧電源
13の電圧を下げて転写電流の増加を回避し、電導接触
部材14を流れる電流が少ない場合は、転写電流も過小
にしか流れないことを予測して直流高圧電源13の電圧
を上げて転写電流を増加させトナー転写の適正化を可能
とするものである。
本発明に従う上記第1の実施例になる転写・搬送装置に
おいて、基準環境20°C・65%、低湿環境10゛C
・20%および高温環境30°C・85%の温湿度の環
境下で以下のような実験を行い、本発明の効果を確認し
た。即ち、本転写・搬送装置を適用したのはレーザビー
ムスキャナを露光光学系に使用した電子写真プリンタで
あり、A4判転写材が横送りの状態にて転写・搬送装置
に登載出来るものである。このプリンタにおいて、トナ
ー像保持体となる感光体ドラムは径150+amのセレ
ン・テルル感光体で、感光体ドラムの周速や搬送ベルト
における転写材搬送速度は上記したように160mm 
/ sec、、感光体の潜像は反転現像方式によって正
極トナーで顕像化された。転写材はA4判一般複写用祇
で繊維の目の方向が用紙の長手方向に垂直で、基準環境
下坪量62.o g、含有水分97.0%の用紙を用い
た。高圧直流電源13は、コロナ帯電器12により基準
環境下転写電流45μA流れるように調整され、転写材
上に黒ベタ率30%のパターンを転写した。
用紙上に転写されたトナーは加熱定着2”:、x9によ
って定着された。基準環境下この条件で50枚のプリン
トを行い、現像器4のトナー減量とドラムクリニング器
6の増量から転写率は82%であった。
なお、この実験において、電S接触部材14は固定抵抗
器10にΩにて接地され、コロナ帯電器15には高圧電
源16から−5,5Kvが印加され、固定抵抗器17の
両端子間電圧は400mVであった。次に、同一条件に
て、制御器18にて転写用コロナ帯電器の印加電圧を制
御せずに、低湿環境下及び高温環境下で転写率を求めた
結果、低湿環境下では51%、高温環境下では62%で
、いずれの場合も転写率が大きく低下し、転写電流は前
者が16μA、後者が108μAであった。さらに、同
一条件にて制御器18を動作させて転写電流を各環境下
で制御して実験を行なった。その結果、転写率は低湿環
境下では78%、高温環境下では76%で、いずれの場
合も転写率が大きく改善された。転写電流は前者におい
゛C30μA、後者において55μAに調整された。
次に、本発明の転写方法および転写・搬送装置に従う第
2の実施例を第2図に示す。感光体ドラム1の周辺プロ
セス構成は第1の実施例に同じであるが、転写部位ベル
ト走行上fL側に設けられた転写材と転写材搬送ベルト
の合わせた体積抵抗を表わす値を求める手段の構成が異
なる。すなわち転写材搬送ベルトの裏面側にt導接触す
る部材14と、転写材搬送ベルト9の表面側で、かつ1
!導導接部材14に対向する位置に付設された直流高圧
電源16に接続されたコロナ帯電器15ををし前記電導
接触部材は固定抵抗器17を通して接地され、転写材8
を転写材搬送ベルト9に搭載して前記コロナ帯電器15
と搬送ベルト9間に挿入して転写材8と転写材搬送ベル
ト9に電荷を注入し転写材8を転写材搬送ベルト9に静
電気力で密着させると同時に、前記電動接触部材14の
接地@流を利用して制?III器18を働かせて、上記
転写用コロナ帯T、器12の直流高圧電源13の電圧を
制御し、第1の実施例と同様環境変動による転写材ある
いは転写材B送ベルトの抵抗値変化にともなう転写率降
下を抑制するものである。
発明の効果 本発明によれば、転写部位上流側に設けられたコロナ帯
電器とその対極となる電導接触部材の間に転写材搬送ベ
ルトと転写材を通過させて、その時の電導接触部材に流
れる電流値から転写材搬送ベルトと転写材の合わせた体
積抵抗を把握し、その体積抵抗に合わせて転写電流を制
御することが出来るから、トナー像保持体から転写材へ
のトナーの転写性は極めて安定したものとなり、転写材
搬送ベルトを使用した転写・搬送装置における転写材の
搬送性と相まって優れた効果を奏するものであり、工業
的価値の大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う第1の実施例の転写・搬送装置を
登載した電子写真プリンタの横断面図、第2図は本発明
に従う第2の実施例の転写・搬送装置を登載した電子写
真ブリンクの横断面図、第3図・第4図・第5図及び第
6図は、公知の静電気力を利用した転写材の搬送装置の
概略図である。 1・・・・・・ドラム、4・・・・・・現像器、5・・
・・・・転写手段、8・・・・・・転写材、9・・・・
・・転写材搬送ベルト、12・・−・・・転写用コロナ
帯電器、I3、I6・・・・・・直流高圧電源、14・
・・・・・電導接触部材、15・・・・・・コロナ帯電
器、18・・・・・・制御器。 第1図 1−・ドラム 4−・現像器 5− 転写子役 8・−転′4マ 9=・−搬送ベルト 12−  転写用ゴロナyt基 ts、tt・−・1tyL龜工覧温 14・−電導接触部材 I7− 固定お5坑 18−一一潜り(晴コ急 19・一定1基 適 2 ロ ? メー ドラム 5−・−転写手f又 δ−敦写材 9°゛−搬送へルト !2・・−傘シ写用コロi帯覧ネ 13.16’−エラ気1−−フヨE−覧ラク蒔(14−
・−電導接触部材 17・−8定琢坑 1B・−・?制御、活、 20 ゛°トナーイ&+X衿体 2/−一誘電りト単71ベルト zq−V ラノベ 33−ベルト 34−・転写材 35−!遣ン宅源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電体より構成された無端状の転写材搬送ベルト
    を支持・伸張して一定方向に回転走行させつつ、転写材
    搬送ベルトの表面側においてトナー像保持体と転写搬送
    ベルトで転写材を挟持し、裏面側に直流高電圧電源から
    電圧の印加を受けて動作する転写用コロナ帯電器によっ
    てトナー像を転写材に転写する転写方法であって、トナ
    ー像保持体と転写材搬送ベルト上の転写材が当接する転
    写部位の転写材搬送ベルト走行上流側において、転写材
    と転写材搬送ベルトの合わせた体積抵抗を表わす値を求
    める手段を設け、この値によって転写用コロナ帯電器の
    上記直流高圧電源の電圧を制御することを特徴とする転
    写方法。
  2. (2)導電体より構成された無端状の転写材搬送ベルト
    を支持・伸張して一定方向に回転走行させる手段と、転
    写材搬送ベルトの表面側においてトナー像保持体と転写
    材搬送ベルトで転写材を挟持しつつ裏面側に直流高電圧
    電源から電圧の印加を受けて動作する転写用コロナ帯電
    器を有しトナー像を転写材に転写する転写手段と、転写
    材搬送ベルトの転写手段が位置する転写部位の走行上流
    側に配置された転写材に電導接触する部材と転写材搬送
    ベルトの裏面側で、かつ電導接触部材に対向する位置に
    付設されたコロナ帯電器とを有し、前記電導接触部材は
    接地され、該電導接触部材と転写材搬送ベルト間に転写
    材を挿入して転写材と転写材搬送ベルトに電荷を注入し
    転写材を転写材搬送ベルトに静電気力で密着させる転写
    材密着手段とを具備した転写・搬送装置であって、前記
    電動接触部材の接地電流の値によって、上記転写用コロ
    ナ帯電器の直流高圧電源の電圧を制御することを特徴と
    する転写・搬送装置。
  3. (3)導電体より構成された無端状の転写材搬送ベルト
    を支持・伸張して一定方向に回転走行させる手段と、転
    写材搬送ベルトの表面側においてトナー像保持体と転写
    材搬送ベルトで転写材を挟持しつつ裏面側に直流高電圧
    電源から電圧の印加を受けて動作する転写用コロナ帯電
    器を有しトナー像を転写材に転写する転写手段と、転写
    材搬送ベルトの転写手段が位置する転写部位の走行上流
    側に配置された転写材搬送ベルトの裏面側に電導接触す
    る部材と、転写材搬送ベルトの表面側で、かつ電導接触
    部材に対向する位置に付設されたコロナ帯電器を有し前
    記電導接触部材は接地され、転写材を転写材搬送ベルト
    に搭載して前記コロナ帯電器と搬送ベルト間に挿入して
    転写材と転写材搬送ベルトに電荷を注入し転写材を転写
    材搬送ベルトに静電気力で密着させる転写材密着手段と
    を具備した転写・搬送装置であって、前記電動接触部材
    の接地電流の値によって、上記転写用コロナ帯電器の直
    流高圧電源の電圧を制御することを特徴とする転写・搬
    送装置。
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