JPH10282804A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10282804A
JPH10282804A JP10515097A JP10515097A JPH10282804A JP H10282804 A JPH10282804 A JP H10282804A JP 10515097 A JP10515097 A JP 10515097A JP 10515097 A JP10515097 A JP 10515097A JP H10282804 A JPH10282804 A JP H10282804A
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JP
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entrance guide
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image carrier
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JP10515097A
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Inventor
Takahiro Tamiya
孝弘 田宮
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写入口ガイド部材を設けることにより、中
間転写ベルトとの密着が不十分な状態で転写紙が転写電
界を受け始めることによる放電跡等の異常画像の発生を
防止できるカラー画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写ベルト10を支持する支持ロー
ラ11と転写ローラ14との間に形成した転写電界によ
り、中間転写ベルト10上のトナー像を転写紙17Aに
転写するカラー画像形成装置において、中間転写ベルト
移動方向における転写電界形成領域の隣接上流側で、転
写紙17Aを、中間転写ベルト10の支持ローラ11で
支持されていない腹部に押圧し上記転写電界形成領域に
ガイドする転写入口ガイド部材100を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、FAXなどの画像形成装置に係り、詳しくは、この
ような画像形成装置における像担持体から転写材へのト
ナー像の転写技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば、ベルト状の像担持体としての感光体ベルトに形
成したトナー像をシート状の転写材に転写するものが知
られている。また例えば、感光体上に形成したトナー像
をベルト状の像担持体としての中間転写ベルトに転写し
た後、この中間転写ベルトのトナー像をシート状の転写
材に転写するものが知られている。後者の中間転写ベル
トを用いた方式の画像形成装置は、複数色のトナー像を
中間転写体上に重ね合わせて転写し、この重ねトナー像
を転写材に一括転写するということが可能であるため、
カラー画像形成装置として用いることができる。また、
上記中間転写ベルトを用いた画像形成装置は、装置の小
型化が比較的容易であり、転写材の種類を問わずに上記
重ねトナー像を転写することができるというメリットも
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成においては、図7に示すように上記中間転写ベルト
10等の像担持体の支持ローラ11で支持されている部
分と転写ローラ14等の転写対向部材との間の接触対向
部に、転写材Pが直接進入するように構成されているた
め、該対向部に進入する転写材と該像担持体とを密着さ
せるのが難しかった。特に厚手の転写材を用いた場合
は、その強い腰のため像担持体と密着させるのが難しか
った。
【0004】上記接触対向部に進入する転写材と像担持
体との間の密着が不十分な状態で、該転写材が転写電界
形成領域を通過すると、該転写材が該接触対向部に進入
する前にチャージアップしてしまうおそれがあった。こ
のように上記接触対向部に進入する前に転写材がチャー
ジアップしてしまうと、「放電跡」と呼ばれる異常画像
が発生したり、転写性が低下したりする場合があった。
後者の転写性の低下の場合は、文字部やベタ部における
「中抜け、虫食い」という異常画像につながる。この
「中抜け、虫食い」という異常画像は、中間転写ベルト
上に重ね合わせた複数のトナー像のように付着量が多い
トナー像を転写材に転写する場合に発生しやすい。
【0005】また、上記接触対向部に進入する転写材と
像担持体との間の密着が不十分な状態で、該転写材が該
接触対向部に進入する前の転写電界形成領域を通過する
と、トナー同士の静電気的な斥力によるトナー転移が生
じ、「ギャップ転写ちり」という異常画像が発生する場
合もあった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、像担持体との密着が不十分な状態
で転写材が転写電界を受け始めることによる放電跡等の
異常画像の発生を防止できる画像形成装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、一方向に駆動されるベルト状の
像担持体と、該像担持体を支持する支持ローラと、該像
担持体の該支持ローラで支持された部分に接触対向する
転写対向部材と、該支持ローラと該転写対向部材との間
に転写電界を形成する転写電界形成手段とを備え、該転
写電界により、該像担持体上のトナー像をシート状の転
写材に転写する画像形成装置において、上記像担持体移
動方向における上記転写電界形成領域の隣接上流側で、
上記転写材を、上記像担持体の上記支持ローラで支持さ
れていない部分に押圧し該転写電界形成領域にガイドす
る転写入口ガイド部材を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】この請求項1の画像形成装置では、一方向
に駆動されるベルト状の像担持体の移動方向における転
写電界形成領域の隣接上流側において、転写入口ガイド
部材で、シート状の転写材を像担持体の支持ローラで支
持されていない部分に押圧することにより、転写材を像
担持体に密着させる。この転写材を転写電界形成領域に
転写入口ガイド部材でガイドすることにより、転写材が
像担持体に密着した状態で転写電界を受け始めるように
する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記像担持体から離間した離間位置と上記
転写材を該像担持体に押圧する押圧位置とを取り得るよ
うに上記転写入口ガイド部材を離接駆動する離接駆動手
段と、該像担持体上のトナー像を該転写材に転写する転
写時に該転写入口ガイド部材が該押圧位置に位置し、該
像担持体上のトナー像を該転写材に転写しない非転写時
に該転写入口ガイド部材が該離間位置に位置するよう
に、該接離駆動手段を制御する制御手段とを設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】この請求項2の画像形成装置では、転写入
口ガイド部材を離接駆動する離接駆動手段を制御手段で
制御することにより、像担持体上のトナー像を転写材に
転写する転写時に、転写入口ガイド部材が上記押圧位置
に位置するようにしておき、転写材が像担持体に密着し
た状態で転写電界を受けるようにする。一方、非転写時
に、転写入口ガイド部材が上記離間位置に位置するよう
にしておき、像担持体上のトナー像が転写入口ガイド部
材に接触しないようにする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記転写電界が形成されていないときに、
上記押圧位置と上記離間位置との間の上記転写入口ガイ
ド部材の駆動を行うことを特徴とするものである。
【0012】この請求項3の画像形成装置では、転写電
界形成手段によって転写電界が形成されていないとき
に、上記押圧位置と上記離間位置との間の転写入口ガイ
ド部材の駆動を行うことにより、該転写電界に、該駆動
に伴うノイズが発生しないようにする。
【0013】請求項4の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記離接駆動手段を、上記支持ローラで支
持された上記像担持体に対して該転写対向部材を離接駆
動する手段に兼用したことを特徴とするものである。
【0014】この請求項4の画像形成装置では、転写入
口ガイド部材を接離駆動する離接駆動手段を、支持ロー
ラで支持された像担持体に対して転写対向部材を離接駆
動する手段に兼用することにより、装置の低コスト化を
図る。
【0015】請求項5の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記転写入口ガイド部材を接地し、上記像
担持体と間の電位差が放電開始電圧よりも小さくなる程
度まで該転写入口ガイド部材を除電し且つ該像担持体上
の転写材を介した上記転写対向部材と該転写入口ガイド
部材との間のリーク電流を所定電流以下にするような電
気抵抗を有する材質で、該転写入口ガイド部材を形成し
たことを特徴とするものである。
【0016】上記請求項1の画像形成装置では、転写入
口ガイド部材と転写材又は像担持体との間の摩擦により
該転写入口ガイド部材が帯電する場合がある。また、転
写対向部材と転写入口ガイド部材との間の転写材又は像
担持体を介したリーク電流により、該転写入口ガイド部
材が帯電する場合もある。このように帯電した転写入口
ガイド部材は、その後に接触する転写材を帯電させてし
まい、転写ムラを発生させるおそれがある。
【0017】また、上記転写対向部材と転写入口ガイド
部材との間のリーク電流が大きくなると、転写対向部材
に所定の電流を供給したとしても実際に転写動作に寄与
する転写電流が低下していまい、転写不良が発生するお
それがある。
【0018】そこで、請求項5の画像形成装置では、所
定の電気抵抗を有する材質で形成した転写入口ガイド部
材を接地することにより、像担持体と間の電位差が放電
開始電圧よりも小さくなる程度まで該転写入口ガイド部
材を除電する。この除電により、転写入口ガイド部材の
帯電を抑え、転写電界形成領域に進入する前に転写材が
帯電することによる転写ムラを防止する。
【0019】更に、所定の電気抵抗を有する材質で形成
した転写入口ガイド部材を接地することにより、像担持
体又は転写材を介した転写対向部材と転写入口ガイド部
材との間のリーク電流を所定電流以下にし、転写動作に
寄与する転写電流の低下による転写不良が発生しないよ
うにする。
【0020】請求項6の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記転写入口ガイド部材を導体で形成し、
上記像担持体と間の電位差が放電開始電圧よりも小さく
なる程度まで該転写入口ガイド部材を除電し且つ該像担
持体上の転写材を介した上記転写対向部材と該転写入口
ガイド部材との間のリーク電流を所定電流以下にするよ
うな電気抵抗を有する素子を介して、該転写入口ガイド
部材を接地したことを特徴とするものである。
【0021】この請求項6の画像形成装置では、導体で
形成した転写入口ガイド部材を、所定の電気抵抗を有す
る素子を介して接地することにより、像担持体と間の電
位差が放電開始電圧よりも小さくなる程度まで該転写入
口ガイド部材を除電する。この除電により、転写入口ガ
イド部材の帯電を抑え、転写電界形成領域に進入する転
写材が帯電することによる転写ムラを防止する。
【0022】更に、導体で形成した転写入口ガイド部材
を、所定の電気抵抗を有する素子を介して接地すること
により、像担持体上の転写材を介した転写対向部材と転
写入口ガイド部材との間のリーク電流を所定電流以下に
し、転写動作に寄与する転写電流の低下による転写不良
が発生しないようにする。
【0023】なお、上記所定の電気抵抗を有する素子と
しては、通常の抵抗素子のほか、ツェナーダイオードや
バリスタ等の定電圧素子を用いることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカラー画像形成装
置に適用した実施形態について説明する。まず、本実施
形態に係るカラー画像形成装置全体の概略構成および動
作について説明する。図2は本実施形態に係るカラー画
像形成装置の概略構成図である。図2において、可撓性
のベルト状感光体(以下「感光体ベルト」という)1
が、支持ローラ2、3との間に架設され、支持ローラ
2、3の駆動により図中矢印A方向(時計方向)に回転
される。また、感光体ベルト1の周囲には、感光体ベル
ト表面を均一に帯電する帯電手段としての帯電チャージ
ャ4、静電潜像形成用の露光装置としてのレーザ書き込
みユニット5、イエロー、マゼンタ、シアンのカラー現
像剤をそれぞれ収容した3個の現像器6Y,6M,6Y
を一体的に備えた回転型現像装置としての回転型カラー
現像器ユニット(以下「カラー現像器ユニット」とい
う)6、該カラー現像器ユニット6とは別体の黒色現像
剤を収容した現像装置としての黒現像装置7等が配設さ
れている。上記感光体ベルト1としては、例えばNi電
鋳からなる基体上に有機感光層(OPC)を塗布したも
のを用いることができる。
【0025】上記レーザ書き込みユニット5は、図示し
ない半導体レーザ、駆動モータ5Aで回転駆動されたポ
リゴンミラー5B、f−θレンズ5C及びミラー5Dが
保持筺体としてのユニットケース5Eの中に収められ、
装置本体の下部に組み込まれている。給紙カセット17
とレーザ書き込みユニット5との間には、図示しない底
板が設けられている。その底板の上にレーザ書き込みユ
ニット5が組み込まれ、各ユニットを支持するためにロ
ーラ軸方向の左右(図2中の奥側及び手前側)に設けら
れた装置本体の図示しない側板が、上記底板に組み付け
られている。
【0026】また、上記帯電チャージャ4による帯電位
置、レーザ書き込みユニット5からの光ビームLの照射
位置、及び感光体用クリーニングブレード15Aによる
クリーニング位置は、2本の支持ローラ2,3のうち下
側の支持ローラ2への感光体ベルト1の巻き付き部に設
定されている。
【0027】上記カラー現像器ユニット6および黒現像
装置7は、それぞれ所定の位置で感光体ベルト1と近接
あるいは接触する現像剤担持体としての現像ローラを備
え、感光体ベルト1上の静電潜像を非接触現像あるいは
接触現像法により顕像化する機能を有している。カラー
現像器ユニット6は、複数の現像器6Y,6M,6Yの
いずれか一つが対応する色の現像タイミング同期し、現
像可能な位置に移動するように、図2の紙面に垂直な回
転軸を中心とした回転が制御される。このカラー現像器
ユニット6の120度の回転により、現像位置に対向す
る現像器が切り替わる。また、カラー現像器ユニット6
が稼働するときには、黒現像装置7が感光体ベルト1か
ら離間した位置に移動するように、カム45の回転が制
御される。
【0028】上記感光体ベルト1の上側の支持ローラ3
への巻き付き部分に接触するように、像担持体としての
中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベ
ルト10は、支持ローラ11、12の間に傾斜させて架
設されており、支持ローラ11、12の駆動により図中
矢印B方向(反時計方向)に回転、搬送される。この傾
斜している中間転写ベルト10の支持ローラ間の2つの
張架部のうち感光体ベルト1側(図中左下側)の張架部
が、上記感光体ベルト1の上側の支持ローラ3によって
支持されている部分(支持ローラ3への巻き付き部分)
に接触している。そして、感光体ベルト1上の第1回目
のトナー像が、中間転写ベルト10の内側に設けられた
電荷付与手段の一構成部材である1次転写部材としての
導電性のバイアスブラシ13により、中間転写ベルト1
0上に転写される(1次転写)。このバイアスブラシ1
3には、電荷付与手段の他の構成部材である図示しない
1次転写電源から所定のバイアス電圧が印加され、その
先端は、中間転写ベルト10の裏面に所定の条件で接触
している。中間転写ベルト10の支持ローラ11への巻
き付き部には、中間転写ベルト10に対して接離可能に
転写対向部材(2次転写電荷付与手段)としての転写ロ
ーラ14が接触対向するように設けられている。この転
写ローラ14には、転写電界形成手段としての図示しな
い2次転写電源から所定のバイアス電圧が印加される。
この転写ローラ14と中間転写ベルト10との間の接触
対向部に形成される転写電界により、中間転写ベルト1
0上に重ね合わされた画像がシート状の転写材としての
転写紙上に転写される(2次転写)。ここで、1次転写
の位置から2次転写の位置までの中間転写ベルト10上
の距離は、最大画像出力長さ以上に設定してある。
【0029】感光体ベルト用のクリーニング装置15
は、感光体ベルト1に常時接触し感光体ベルト1上のト
ナーをクリーニングするクリーニングブレード15A、
廃棄トナー回収容器15B等を備えている。また、中間
転写ベルト用のクリーニング装置16は、中間転写ベル
ト10の表面をクリーニングするクリーニングブレード
16A、トナー搬送用のオーガ16B等を備えている。
中間転写ベルト用のクリーニングブレード16Aは、図
示しないブレード接離用アームにより、画像形成中の感
光体ベルト1からトナー像が転写されるときには、中間
転写ベルト10の表面より離間した位置に保たれ、2次
転写後のクリーニング時のみ図示のように中間転写ベル
ト10の表面に当接され、転写紙にトナー像を転写した
後に残留したトナーを掻き取るようになっている。
【0030】上記構成のカラー画像形成装置において、
感光体ベルト1は帯電チャージャ4により一様に帯電さ
れた後、レーザ書き込みユニット5で画像情報に基づい
て変調されたレーザ光(レーザビーム)Lが走査される
ことにより露光され、表面に静電潜像が形成される。こ
こで、上記露光に用いられる画像情報は所望のフルカラ
ー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の色情
報に分解した単色の画像情報である。この画像情報に基
づいて図示しない半導体レーザで発生されたレーザ光L
は、駆動モータ5Aで高速回転駆動されたポリゴンミラ
ー5Bにより回転走査され、f−θレンズ5Cを経て、
反射ミラー5Dにより光路調整される。
【0031】上記感光体ベルト1上に形成された静電潜
像は、カラー現像器ユニット6により各々所定のイエロ
ートナー、マゼンタトナー、シアントナーでそれぞれ単
色現像される。また、黒の色情報に基づいて形成された
静電潜像は、黒現像装置7により黒トナーで現像され
る。このように感光体ベルト1のクリーニング、潜像形
成及び現像が繰り返され、感光体ベルト1上に各々の色
画像(トナー像)が順次形成される。
【0032】矢印A方向に回転する感光体ベルト1上に
順次形成された各単色画像(トナー像)は、イエロー、
マゼンタ、シアン、および黒の単色毎に、バイアスブラ
シ13に印加された所定の転写バイアスにより、感光体
ベルト1と同期して矢印B方向に回転する中間転写ベル
ト10上の同じ位置に順次重ね転写される。
【0033】中間転写ベルト10上に重ね合わされたイ
エロー、マゼンタ、シアン、および黒のカラートナー像
は、給紙台(給紙カセット)17から給紙ローラ18、
搬送ローラ対19A,19B、レジストローラ対20
A,20Bを経て、転写紙上の画像の位置が正規の位置
になるようにタイミングがとられて2次転写部に搬送さ
れる。この2次転写部に搬送された転写紙17A上に、
上記中間転写ベルト10上に重ね合わされた画像が転写
ローラ14により一括転写される。転写終了後、定着装
置50により定着されてフルカラー画像が完成する。こ
のフルカラー画像が形成された転写紙17Aは、排紙ロ
ーラ対51を経て排紙スタック部52に排出される。
【0034】上記中間転写ベルト10上からクリーニン
グブレード16Aによって掻き取られた廃棄トナーは、
クリーニング装置16内に設けられたオーガ16Bによ
り、図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリ
ッジ31手前側側面に設けられた、図示を省略した搬送
部により廃棄トナー回収容器15Bに搬送される。所定
量以上の廃棄トナーが廃棄トナー回収容器15B内に収
容された時点で、その容器が適宜交換される。
【0035】上記感光体ベルト1、帯電チャージャ4、
中間転写ベルト10、クリーニング装置16、レジスト
ローラ20B、搬送ガイド等はプロセスカートリッジと
して一体的に構成され、寿命がきたときに交換できるよ
うに構成されている。上記廃棄トナー回収容器15B
は、プロセスカートリッジに対して着脱可能に組み込ま
れる。
【0036】上記プロセスカートリッジの交換の他に、
カラー現像器ユニット6、黒現像装置7等の寿命到来時
に交換するが、その交換やジャムした転写紙の処理を容
易にするために、本体の一部の前フレーム8が支軸9A
を回転中心として回動し、開放できるような構造となっ
ている。
【0037】また、図2中の装置本体の左側には、電装
・制御部100が収納されている。その上方にはファン
70が設けられており、装置内の温度過昇防止のために
排風している。また、図2中の装置本体の右側には、比
較的小規模の給紙装置80が設けられている。
【0038】次に、本実施形態のカラー画像形成装置に
おける2次転写部の構成について詳しく説明する。図1
(a)は2次転写部の拡大図である。中間転写ベルト1
0と転写ローラ14との間にニップ幅Wnを有する接触
対向部が形成される。この接触対向部及びその近傍に、
2次転写電源101から転写ローラ14に印加されたバ
イアス電圧により2次転写電界が形成される(以下、こ
の2次転写電界が形成される領域を「転写電界形成領
域」という)。
【0039】そして、中間転写ベルト移動方向における
転写電界形成領域の隣接上流側で、転写紙17Aを、中
間転写ベルト10の支持ローラ11で支持されていない
部分(以下、「腹部」という。)に押圧し該転写電界形
成領域にガイドする転写入口ガイド部材100を設けて
いる。この転写入口ガイド部材100は、転写紙幅方向
の全域にわたって延在するするように設けられ、その先
端部は、転写紙を転写対向部に良好にガイドできるよう
に楔形状になっている。
【0040】上記転写入口ガイド部材100の先端と、
転写紙が搬送されていないときの装置設計上の中間転写
ベルト10の表面位置(図中の2点鎖線)との間は、所
定のギャップを有するように構成することができる。こ
のギャップを設けた場合は、中間転写ベルト10上に重
ね合わされるトナー像が転写入口ガイド部材100で擦
られて画像が乱れることがほとんどない。また、転写紙
と中間転写ベルト10を良好に密着させるためには、転
写入口ガイド部材100の先端を、上記装置設計上の中
間転写ベルト10の表面位置に接触させたり、中間転写
ベルト10に食い込ませたりするように構成するのが好
ましい。更に、上記転写入口ガイド部材100は、厚紙
等のように腰の強い転写紙の場合でも中間転写ベルト1
0に押圧して密着させることができるような材質で形成
するのが好ましい。 (以下、余白)
【0041】上記転写入口ガイド部材100は、図1
(b)に示すように上記転写電界形成領域に転写紙17
Aが進入する前に、転写紙17Aを中間転写ベルト10
の腹部に押圧し、図中の符号Aで示す密着部で転写紙1
7Aと中間転写ベルト10を強固に密着させる。このよ
うに中間転写ベルト10に密着させた状態で、転写紙1
7Aを中間転写ベルト10の表面の自然なカーブに沿わ
せながら転写電界形成領域にガイドする。ここで、上記
転写紙17Aの搬送方向が変化しても、上記密着部で中
間転写ベルト10の腹部が転写紙17Aに沿うように変
形するので、転写紙17Aと中間転写ベルト10とを安
定して密着させることができる。
【0042】上記転写紙17Aの中間転写ベルト10に
対する密着開始位置は、転写紙17Aの腰の強さ、及び
転写入口ガイド部材100の先端と装置設計上の中間転
写ベルト10の表面位置(図中の2点鎖線)との間のギ
ャップ量又は食い込み量等によって定まる。転写紙17
Aが厚紙等のように腰の強い転写紙の場合、上記転写紙
17Aの密着開始位置は、図中の下方に多少移動した位
置となる。
【0043】以上、本実施形態によれば、厚紙等のよう
に腰の強い転写紙17Aを用いた場合でも、転写ローラ
14と中間転写ベルト10との間の接触対向部に進入す
る前の転写紙17Aを、中間転写ベルト10に密着させ
た状態で転写電界形成領域にガイドするので、中間転写
ベルト10との密着が不十分な状態で転写紙17Aが転
写電界を受け始めることによる放電跡等の異常画像の発
生を防止できる。
【0044】また、本実施形態によれば、転写紙17A
を、上記接触対向部に進入する前に中間転写ベルト10
の腹部に沿わせるので、転写紙17Aの搬送方向と中間
転写ベルト10の移動方向がなじみやすく、該接触対向
部内でも転写紙17Aと中間転写ベルト10との密着が
悪くならない。また、転写紙17Aと中間転写ベルト1
0との密着面積が増し両者の間の摩擦力が高まるので、
転写紙搬送系搬送速度ムラで発生する転写ジターも低減
することができる。
【0045】また、本実施形態によれば、転写紙17A
を中間転写ベルト10の柔軟構造の腹部に押圧している
ので、いろいろな種類の転写紙を使用した場合でも、上
記接触対向部に進入する転写紙を中間転写ベルト10に
対して確実且つ安定に密着させることができる。これに
対し、従来のように中間転写ベルト10の支持ローラ1
1による支持部(巻き付け部)に転写紙を沿わせるよう
にガイド部材を設ける場合は、転写紙を中間転写ベルト
10に対して確実且つ安定に密着させることが難しく、
転写紙の種類の応じてガイド部材の位置を微妙に調整す
る必要があった。本実施形態によれば、従来構成のよう
に転写紙の種類の応じてガイド部材の位置を微妙に調整
する必要もない。
【0046】
【実施例】次に、上記実施形態に係るカラー画像形成装
置のより具体的な実施例について説明する。本実施形態
では、上記転写入口ガイド部材100としては、モール
ド等の絶縁体で形成したものを用いた。この転写入口ガ
イド部材100の先端は、転写紙17A又は中間転写ベ
ルト10の表面に対してすべり摩擦するように構成され
ている。なお、転写入口ガイド部材100の先端にはコ
ロを付けてもよい。
【0047】また、上記中間転写ベルト10としては、
厚さが150μm程度のC分散のETFE又はPVdF
からなるベルト材を用いた。このベルト材の表面抵抗率
を抵抗測定器(油化電子製、ハイレスターIP)又はJ
IS K 6911により測定したところ、107〜10
10Ω/□であった。
【0048】また、上記支持ローラ11としては、金属
ローラ上にゴム層を被覆した直径30mmのローラを用
い、金属ローラの部分を接地した。この支持ローラ11
の表面抵抗率を測定したところ、1010Ω/□以下であ
った。
【0049】また、上記転写ローラ14としては、直径
18mmの単層発泡材からなるローラを用いた。この転
写ローラ14を構成する単層発泡材の体積抵抗率を測定
したところ、107〜1010Ωcmであった。また、上
記2次転写電源101としては、+10〜+30μAに
定電流制御されたバイアス電圧を印加できるように構成
された高圧電源を用いた。
【0050】上記構成の実施例の装置によれば、転写紙
として55kg紙〜220kg紙やOHP用紙等を用い
た場合でも、転写紙17Aが中間転写ベルト10との密
着が不十分な状態で転写電界を受け始めることによる放
電跡等の異常画像の発生を防止できた。
【0051】なお、上記実施形態では転写対向部材とし
て転写ローラを用いているが、本発明は、転写ローラに
代えて転写ブラシや転写搬送ベルト等を用いた場合にも
適用できる。図3は、転写体光部材として転写搬送ベル
ト102を用いた場合の2次転写部の拡大図である。こ
の図3では、転写搬送ベルト102が2つの支持ローラ
103、104に掛け回され、支持ローラ103に支持
されている部分及びその近傍が中間転写ベルト側の支持
ローラ11に接触対向するように構成されている。上記
支持ローラ11に対向している転写搬送ベルト側の支持
ローラ103に、2次転写電源101からバイアス電圧
が印加されている。この構成の場合においても、厚紙等
のように腰の強い転写紙17Aを用いた場合でも、転写
紙17Aを中間転写ベルト10に密着させた状態で転写
電界形成領域にガイドすることができるので、中間転写
ベルト10との密着が不十分な状態で転写紙17Aが転
写電界を受け始めることによる放電跡等の異常画像の発
生を防止できる。
【0052】また、上記実施形態において、上記転写入
口ガイド部材100の先端を、転写紙が搬送されていな
いときの装置設計上の中間転写ベルト10の表面位置
(図中の2点鎖線)に食い込ませるように構成した場合
は、中間転写ベルト10上にトナー像を重ね合わせると
きに該中間転写ベルト10上のトナー像が転写入口ガイ
ド部材100で擦られて画像が乱れてしまう。また、上
記転写入口ガイド部材100の先端と、装置設計上の中
間転写ベルト10の表面位置(図中の2点鎖線)との間
にギャップを有するたりするように構成した場合でも、
中間転写ベルト10上に多層に重ね合わされるトナー像
の高さや、中間転写ベルト10自体の表面の凹凸の大き
さによっては、中間転写ベルト10上のトナー像が転写
入口ガイド部材100で擦られて画像が乱れてしまうお
それがある。
【0053】そこで、上記実施形態においては、中間転
写ベルト10から離間した離間位置と転写紙を中間転写
ベルト10に押圧する押圧位置とを取り得るように転写
入口ガイド部材100を離接駆動する離接駆動手段を設
け、次のように接離制御するのが好ましい。中間転写ベ
ルト10上のトナー像を転写紙に転写する転写時に転写
入口ガイド部材100を上記押圧位置に移動させ、非転
写時に転写入口ガイド部材100を上記離間位置に移動
させるように接離制御する。
【0054】図4は上記接離駆動手段の一構成例を示し
ている。この接離駆動手段は、揺動軸105aを中心に
揺動可能な揺動アーム105、該揺動アーム105の揺
動端部の上面に接触する接離カム106、該接離カム1
06に半回転クラッチ107を介して連結された駆動源
108等により構成されている。そして、上記揺動アー
ム105の揺動部の下面に、転写入口ガイド部材100
の上端が固定されている。例えば、図4の実線で示すよ
うに転写入口ガイド部材100が上記押圧位置にあると
き、制御手段としての電装・制御部100により、上記
半回転クラッチ107が所定のタイミングでONされる
と、接離カム106が半回転して揺動アーム105が揺
動し、転写入口ガイド部材100が上記離間位置(図中
の2点鎖線の位置)に移動する。次に半回転クラッチ1
07がONされると、接離カム106が半回転して揺動
アーム105が揺動し、転写入口ガイド部材100が上
記押圧位置に移動する。
【0055】なお、転写入口ガイド部材100の下降時
の位置決めは、中間転写ベルト10の張力とのバランス
により行われるようにしてもいいが、転写入口ガイド部
材100の下降時の位置決めを行う位置決め部材を別に
設けてもよい。また、上記揺動アーム106を転写入口
ガイド部材100の転写紙幅方向の両端部に設け、該転
写紙幅方向の全域にわたって転写紙を均一に押圧できる
ように構成するのが好ましい。
【0056】また、上記接離駆動手段を、支持ローラ1
1で支持された中間転写ベルト10に対して転写ローラ
14を離接駆動する手段に兼用するように構成すること
が、装置の低コスト化を図るという点で好ましい。例え
ば図5の構成例に示すように、上記揺動アーム106の
揺動部の下面に上記転写入口ガイド部材100だけでな
く、転写ローラ14の軸を回動自在に支持する軸受け部
材109も固定されるように構成する。ここで、図5の
実線で示すように転写入口ガイド部材100が上記押圧
位置にあるとき、上記半回転クラッチが所定のタイミン
グでONされると、上記接離カムが半回転して揺動アー
ム105が揺動し、転写入口ガイド部材100及び転写
ローラ14が上記離間位置(図中の2点鎖線の位置)に
移動する。次に上記半回転クラッチがONされると、上
記接離カムが半回転して揺動アーム105が揺動し、転
写入口ガイド部材100が上記押圧位置に移動するとと
もに、転写ローラ14が支持ローラ11に圧接する。
【0057】また、上記転写入口ガイド部材100の上
記押圧位置への下降及び上記離間位置への上昇を、転写
ローラ14にバイアス電圧を印加しているときに行う
と、転写紙の密着不良によって転写紙と中間転写ベルト
10との間の静電容量及び転写ローラと中間転写ベルト
10との間の静電容量が変化する。この静電容量の変化
により、転写ローラ14へのバイアス条件が変わる。例
えば定電流制御の場合はバイアス電圧の上昇、定電圧制
御の場合は転写電流不足や渦電流が生じる。このように
バイアス条件が変わると転写電界が変化し、画像ムラな
どの転写不良が生じる。
【0058】そこで、上記転写入口ガイド部材100の
上記押圧位置への下降及び上記離間位置への上昇のタイ
ミングは、転写ローラ14にバイアス電圧を印加してい
ないときが好ましい。これにより、転写紙に2次転写し
ているときの転写電界が、転写入口ガイド部材100の
駆動に伴うノイズの影響を受けなくなり、該ノイズによ
る画像ムラなどの転写不良を防止できる。
【0059】なお、上記転写入口ガイド部材100の上
記離間位置への上昇駆動は、転写入口ガイド部材100
の先端が中間転写ベルト10に接近又は接触している時
間を極力少なくするために、上記転写ローラ14へのバ
イアス電圧の印加終了後速やかに行うことが好ましい。
【0060】また、上記実施形態において、転写入口ガ
イド部材100を接地する場合、転写入口ガイド部材1
00を、中間転写ベルト10と間の電位差が放電開始電
圧よりも小さくなる程度まで該転写入口ガイド部材10
0の帯電電位を除電し且つ中間転写ベルト10上の転写
紙を介した転写ローラ14と転写入口ガイド部材100
との間のリーク電流を所定電流以下にするような電気抵
抗を有する材質で形成するのが好ましい。上記リーク電
流は、転写動作に寄与する転写電流が所定の転写特性が
得られる電流(例えば、16μA±1μA)になるよう
に設定する。例えば、図6(a)に示すように、転写入
口ガイド部材100の上部の表面に導電性の接地用部材
100aを取り付け、この接地用部材100aを接地す
る。そして、転写入口ガイド部材100本体は、中抵抗
材料(体積抵抗率:106〜1012Ωcm)で形成す
る。この転写入口ガイド部材100本体の体積抵抗率
は、109〜1010Ωcmの範囲内がより好ましい。
【0061】また、転写入口ガイド部材100を導体で
形成し、中間転写ベルト10と間の電位差が放電開始電
圧よりも小さくなる程度まで該転写入口ガイド部材10
0の帯電電位を除電し且つ中間転写ベルト10上の転写
紙を介した転写ローラ14と転写入口ガイド部材100
との間のリーク電流を所定電流以下にするような電気抵
抗を有する素子を介して、転写入口ガイド部材100を
接地するように構成してもよい。
【0062】例えば、図6(b)に示すように、導体で
形成した転写入口ガイド部材100を106〜1012Ω
の抵抗素子110を介して接地してもよい。また例え
ば、図6(c)に示すように、導体で形成した転写入口
ガイド部材100をツェナーダイオードやバリスタ等の
定電圧素子111を介して接地してもよい。この定電圧
素子111のブレークアウト電圧は、転写入口ガイド部
材100の電位を、中間転写ベルト10と間の電位差が
放電開始電圧よりも小さくなる程度の電位にするような
値に設定する。例えば、転写入口ガイド部材100と中
間転写ベルト10上の転写紙との間のギャップが約10
μmの場合、転写入口ガイド部材100と中間転写ベル
ト10と間の電位差がパッシェンの法則から求められる
放電開始電圧(360V)よりも小さなブレークアウト
電圧を有する定電圧素子111を用いる。
【0063】また、上記実施形態において、転写紙への
転写をより安定して行うために、転写ローラ14と転写
入口ガイド部材100との間の放電を防止するための遮
蔽部材を、両者の間に挿入してもよい。
【0064】また、上記実施形態では、像担持体として
の中間転写ベルトを備えた装置について説明したが、本
発明は、像担持体としての感光体ベルト上のトナー像を
シート状の転写材に直接転写するように構成した画像形
成装置にも適用することができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5又は6の発明
によれば、転写材が像担持体との密着が不十分な状態で
転写電界を受け始めることによる放電跡等の異常画像の
発生を防止できるという効果がある。
【0066】特に、請求項2の発明によれば、転写時に
転写入口ガイド部材を像担持体に接近又は圧接させる場
合でも、非転写時において転写入口ガイド部材の接触に
よる像担持体上のトナー像のこすれを防止できるという
効果がある。
【0067】また特に、請求項3の発明によれば、転写
入口ガイド部材の駆動に伴う転写電界のノイズによる転
写不良を防止できるという効果がある。
【0068】また特に、請求項4の発明によれば、装置
の低コスト化を図ることができるという効果がある。
【0069】また特に、請求項5又は6の発明によれ
ば、転写入口ガイド部材の帯電を抑えて転写電界形成領
域に進入する前に転写材が帯電することによる転写ムラ
を防止するともに、転写動作に寄与する転写電流の低下
による転写不良を防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態に係るカラー画像形成装置の
2次転写部の拡大図。(b)は同2次転写部における転
写紙と中間転写ベルトとの密着状態を示す説明図。
【図2】同カラー画像形成装置の概略構成図。
【図3】他の実施形態に係るカラー画像形成装置の2次
転写部の拡大図。
【図4】更に他の実施形態に係るカラー画像形成装置の
2次転写部の拡大図。
【図5】更に他の実施形態に係るカラー画像形成装置の
2次転写部の拡大図。
【図6】(a)〜(c)はそれぞれ、更に他の実施形態
に係るカラー画像形成装置の2次転写部の拡大図。
【図7】従来例に係るカラー画像形成装置の2次転写部
の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2、3 感光体ベルトの支持ローラ 10 中間転写ベルト 11,12 中間転写ベルトの支持ローラ 13 バイアスブラシ 14 転写ローラ 17A 転写紙 100 転写入口ガイド部材 101 2次転写電源 102 転写搬送ベルト 103,104 転写搬送ベルトの支持ローラ 105 揺動アーム 106 接離カム 107 半回転クラッチ 108 駆動源 109 転写ローラの軸受け部材 110 抵抗素子 111 定電圧素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に駆動されるベルト状の像担持体
    と、該像担持体を支持する支持ローラと、該像担持体の
    該支持ローラで支持された部分に接触対向する転写対向
    部材と、該支持ローラと該転写対向部材との間に転写電
    界を形成する転写電界形成手段とを備え、該転写電界に
    より、該像担持体上のトナー像をシート状の転写材に転
    写する画像形成装置において、 上記像担持体移動方向における上記転写電界形成領域の
    隣接上流側で、上記転写材を、上記像担持体の上記支持
    ローラで支持されていない部分に押圧し該転写電界形成
    領域にガイドする転写入口ガイド部材を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記像担持体から離間した離間位置と上記転写材を該像
    担持体に押圧する押圧位置とを取り得るように上記転写
    入口ガイド部材を離接駆動する離接駆動手段と、 該像担持体上のトナー像を該転写材に転写する転写時に
    該転写入口ガイド部材が該押圧位置に位置し、該像担持
    体上のトナー像を該転写材に転写しない非転写時に該転
    写入口ガイド部材が該離間位置に位置するように、該接
    離駆動手段を制御する制御手段とを設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記転写電界が形成されていないときに、上記押圧位置
    と上記離間位置との間の上記転写入口ガイド部材の駆動
    を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2の画像形成装置において、 上記離接駆動手段を、上記支持ローラで支持された上記
    像担持体に対して該転写対向部材を離接駆動する手段に
    兼用したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、 上記転写入口ガイド部材を接地し、 上記像担持体と間の電位差が放電開始電圧よりも小さく
    なる程度まで該転写入口ガイド部材を除電し且つ該像担
    持体上の転写材を介した上記転写対向部材と該転写入口
    ガイド部材との間のリーク電流を所定電流以下にするよ
    うな電気抵抗を有する材質で、該転写入口ガイド部材を
    形成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1の画像形成装置において、 上記転写入口ガイド部材を導体で形成し、 上記像担持体と間の電位差が放電開始電圧よりも小さく
    なる程度まで該転写入口ガイド部材を除電し且つ該像担
    持体上の転写材を介した上記転写対向部材と該転写入口
    ガイド部材との間のリーク電流を所定電流以下にするよ
    うな電気抵抗を有する素子を介して、該転写入口ガイド
    部材を接地したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040215A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像転写装置及び画像形成装置
JP2008310218A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Ricoh Co Ltd 転写装置及び画像形成装置
US7956064B2 (en) 2006-09-01 2011-06-07 Cylene Pharmaceuticals, Inc. Fused tricyclic compounds as serine-threonine protein kinase and PARP modulators

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