JP4234868B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これらの画像形成装置において本出願人等が従来より用いている転写電流制御には、差分定電流制御(目標の電流値を決め、その電流値(感光体ドラムへの電流)に合うようにフィードバック電流を検知し、高圧電源からの出力電流を決定する制御方式で、使用する1本内のベルトの抵抗ムラなどに対応可能な制御である。)を採用している。図1ないし図6を参照してこのような差分定電流制御について説明する。
【0003】
図1に符号1で示す転写搬送装置は、ベルトユニット2を本体1Aに対して着脱自在に支持している。ベルトユニット2は、図3に示すドラム状の感光体3からの現像画像を転写するために、一対のローラ4、5に巻き掛けられている転写ベルト6、転写ベルト6を感光体3に対して接離させるDCソレノイド8と接離レバー9、転写ベルト6に転写バイアスを印加するバイアスローラ11、及び転写ベルト6の電荷を除電する接触板13とを備えている。また、転写ベルト6の表面に付着する残留トナーや転写紙Sから紙くず等を掻き落とすクリーニングブレード16Aを有するクリーニング装置16や、バイアスローラ11に電圧を印加する高圧電源12が、図1に示す本体1Aに設けられている。
【0004】
ローラ5は、図1、図2に示すように、図示せぬ駆動モータと連結する歯車5bを有し、回転駆動されるようになっている。転写ベルト6は、このローラ5の回転に従動して感光体3との対向位置で転写紙Sの搬送方向(図3中の矢印A方向)に移動することができるようになっている。転写ベルト6は、図5に示すように、2層構造で構成されており、JISK6911に準拠した測定による電気抵抗がDC100V印加時において、コーティング層である表面層6bはベルト表面の表面抵抗率が1X109Ω〜1×1012Ω、内側層6aの表面抵抗率が1×107Ω〜1×109Ωに、そして、その体積抵抗率が5×108Ω・cm〜5×1010Ω・cmに設定されているものである。
【0005】
またローラ4、5は、図1、図3に示すように、支持体7によって回転可能に支持されている。支持体7は、ローラ4、5のうち、矢印Aで示す転写紙搬送方向において、感光体3に対する転写位置の下流側に位置するローラ5の支持軸5aを支点として揺動可能となっている。この支持体7は、転写ベルト6の転写位置側を制御板8Aからの信号により駆動されるDCソレノイド8によって動作される。すなわちDCソレノイド8には、接離レバー9が連結されていて、この接離レバー9が支持体7を動かして転写ベルト6を感光体3に対して接離させるようになっている。
【0006】
制御板8Aは、用紙搬送手段であるレジストローラ10によって感光体3に形成される画像の先端位置との整合を取られた状態で搬送される転写紙Sの先端が感光体3に接近すると、駆動信号を発してDCソレノイド8を駆動するようになっている。従って、このソレノイド8の駆動により支持体7が感光体ドラム3に対して近接して、転写ベルト6が感光体3に当接することにより、感光体3との対向位置で転写紙Sを感光体3に接触させながら搬送することのできるニップ部Bが形成される。
【0007】
上述したローラ4、5のうち、感光体3側に位置するローラ4は、駆動側をなすローラ5に対する従動ローラとして構成されており、またローラ4の表面形状は、図2に示すように、軸方向において両端4a、4aが先細のテーパ状に形成されていて、転写ベルト6の片寄りを防止するようになつている。ローラ4は金属等の導電性のローラであるが、前述したような電気抵抗のベルトを支持しているだけであり、電気的には他の導電部材とは直接接続されていない場合がある。またローラ4を、後述する接触板13のように高圧電源12へフィードバックし、アースすることも可能である。
【0008】
駆動側のローラ5は駆動の際の転写ベルト6に対するグリップ力を高める機能からEPDMゴム、クロロプレンゴム、あるいはシリコーンゴム等の材質が選択される。またローラ5にゴムを用いないで、導電性のローラを用いることができる。ローラ5からのフィードバック電流を高圧電源12に戻すことも可能である。
【0009】
なおローラ4、5をアースした場合、ローラ4、5に後述する転写制御板14が接続されることになる。両ローラ4、5を同時にアースし、帰還電流をフィードバックさせることも可能である。
【0010】
バイアスローラ11は、転写ベルト6の移動方向においてローラ4の下流側(図3、図4において左側)で、転写ベルト6の内側に接触するように設けられている。このバイアスローラ11は、転写ベルト6に対して感光体3上のトナーの帯電極性と逆極性の電荷を付与するための接触電極を構成しており、高圧電源12に接続されている。
【0011】
接触板13は、転写ベルト6の転写紙搬送面でない下側の従動ローラ4近傍のベルト内面に配置されており、後述するように転写ニップ上流側において転写紙Sへ電荷注入するのを抑えている。この接触板13は、転写ベルト6上に流れる電流を帰還電流として検出するためのものであり、この電流の検出によつてバイアスローラ11からの供給電流が制御される。このため、接触板13には、検出電流に応じてバイアスローラ11への供給電流を設定するための転写制御板14が接続されており、この転写制御板14は、高圧電源12に接続されている。
【0012】
このような転写搬送装置1においては、図4に示すように、レジストローラ10から転写紙Sが繰り出されるのに合わせて、支持体7が転写ベルト6を感光体3に接近させる状態に設定され、感光体3との間で転写紙の搬送方向に沿った長さに相当する幅4〜8mm程度のニップ部Bを形成する。
【0013】
一方、感光体3は、アナログ機の場合、その表面が例えば、−800Vに帯電した状態とされ、図6に示すように、この表面にプラス帯電のトナーを静電的に吸着した状態でニップ部に移動する。そして感光体3は、ニップ部に至る前に感光体3近傍に配置され、感光体3表面の電荷を弱める転写前除電ランプ(PTL)15によって表面電位を低下させられる。図6では、帯電電荷の高さを丸印の大きさによって表してあり、転写前除電ランプ15によって帯電電荷が少なくなっている状態は、除電前を示す丸印よりも小さく示されている。
【0014】
図4に示すニップ部Bにおいて、感光体3上のトナーは、転写ベルト6側に位置するバイアスローラ11からの転写バイアスによって転写紙S上に転移する。この転写バイアスは−1.5kV〜−6.5kVの範囲で高圧電源12から印加されるが、これは以下のような定電流制御の結果、転写バイアスが可変設定される。即ち、図3及び図4において、高圧電源12から出力された電流値をI1とし、転写ベルト6を介して接触板13から接地側に流れる帰還電流値を検出した際の値をI2とした場合、これら両者間で
【数1】
1−I2=IOUT
(但し、IOUT:一定)の関係が得られるようにI1の値を制御する。これは、温度、湿度等の環境条件の変化や転写ベルト6の製造品質に生じるバラツキにかかわらず、転写紙S上での表面電位Vpを安定させることによって転写効率の変化を無くすようにするためである。
【0015】
つまり、転写ベルト6及び転写紙Sを通して感光体3側に流れる電流をIOUTとして見立てることによって、転写紙S上での表面抵抗の低抵抗化あるいは高抵抗化による転写ベルト6への電流の流れやすさの変化が転写紙Sの分離性能や転写性能に影響してしまうのを防止するようになっている。電流IOUTは、搬送速度330mm/秒、有効バイアスローラ長310mmにおいてIOUT=35μA±5μAに設定した場合に良好な転写が得られている。
【0016】
ところで、感光体3からの画像転写が行われると、これと同時に転写紙Sも帯電する。従って、転写ベルト6の真電荷と転写紙S側に発生する分極電荷との関係により、転写紙Sを転写ベルト6上に静電的に吸着して感光体3からの転写紙の分離が行える。そして感光体3の曲率分離を利用した転写紙S自らの腰の強さによる剥離動作によって助長される。
【0017】
しかし、このような静電吸着は、環境条件の変化により、高湿度の場合には、転写紙Sに電流が流れやすくなるので転写紙の分離がうまくいかなくなる。このため、図5に示した転写ベルト6の表面層6bでの抵抗値が若干高めに設定してあることから、ニップ部Bでの転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせ、さらには、バイアスローラ11をニップ部Bよりも転写紙搬送方向で下流側に位置させている。これにより、転写ベルト6から転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせて、転写紙Sと感光体3との間での静電的な吸着関係を回避するようになっている。
【0018】
この場合に用いる真電荷の移行を遅らせるとは、転写紙Sが感光体3側のニップ部に至るまでの上流側で転写紙Sへの電荷が発生しないことを意味している。このことから、転写紙Sの感光体3への巻き付きが防止され、また、感光体3からの転写紙Sの分離不良も防止されることになる。
【0019】
さらに、転写ベルト6側でも、環境変化による抵抗変化が少ないものが選択されるほうがよく、抵抗を制御する導電材料としては、カーボン、酸化亜鉛などを適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用いた場合には、クロロプレンゴム、EPDMゴム、シリコーンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸湿性が少なく、抵抗値が安定した材質を選択することが望まれる。
【0020】
なお、この感光体3側へ流れる電流IOUTの値は、一義的なものでなく、搬送速度が遅い場合には減らすことができ、反対に搬送速度が速いときや転写前除電ランプ15が用いられない場合には増やすことができる。
【0021】
一方、ニップ部Bを通過した転写紙Sは、転写ベルト6の移動にあわせて静電吸着搬送され、駆動側のローラ5での曲率分離が行われる。このため、ローラ5の直径は16mm以下に設定されている。さらに、このようなローラ5を用いた場合には、上質45K紙(剛度横21cm3/100)の分離が可能であるという実験結果が得られている。
【0022】
また、駆動ローラ5で転写ベルトから分離された転写紙Sは、ガイド板で案内されて定着部17を構成する加熱ローラ17aとパッドローラ17bの間に搬送される。定着部17では、転写紙S上のトナーを加熱溶解して転写紙Sに圧着してトナーを転写紙S上に定着させる。
【0023】
転写紙Sへの画像転写及び分離が完了した転写ベルト6は、DCソレノイド8の励磁が解除されるのに応じて接離レバー9が解除され、支持体7が感光体3から離間される。そして、クリーニング装置16により表面を清掃される。
【0024】
クリーニング装置16は、クリーニングブレード16Aを備えており、転写ベルト6を摺擦することにより、感光体3の表面から転移したトナーや転写されないで転写ベルト6の周辺に飛散していたものが付着した場合のトナーや転写紙Sの紙粉を掻き取るようになつている。
【0025】
クリーニングブレード16Aによって摺擦される転写ベルト6は、摺擦抵抗の増加による駆動力の増大あるいはクリーニングブレード16Aのめくれ等の現象を防止するのに、摩擦係数の低いものとして表面にフッ素系の樹脂材量、例えばポリフッ化ビニリデン、四フッ化エチレンなどが被覆されている。また転写ベルト6の表面から書き取られたトナーあるいは紙粉は、回収スクリュー16Bによって本体1Aから図示しない廃トナー回収容器に収容される。
【0026】
なお上記説明した図においては、転写ベルト6の表面抵抗検出の印加電極を省略している。印加電極の一例としては、転写ベルト6の表面に接するローラ等を挙げることができる。また転写電流制御には、単なる定電流方式もあるが説明は省略する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
上記の制御方式は、転写ベルト6の抵抗に合わせて出力電流が逐次変化するので、ベルト抵抗からみれば逐次制御をしていることになる。表面抵抗とゴム面の抵抗をあわせた形での体積抵抗という側面(すなわちベルトの抵抗全体)でベルト抵抗を捕らえており、その値をもとに転写電流を決定している。しかしながら、転写ベルト6の表面抵抗率と体積抵抗率、ゴムの抵抗とを分離できておらず転写電流の微妙な制御ができないという欠点がある。しかも従来の転写電流制御における抵抗測定上の問題点として、表面抵抗は部品ごとでの表面抵抗であり、実機に装着する前の抵抗値である点もある。
【0028】
画像形成装置の転写電流制御システムにおいては、接触部材(転写ベルト等)の抵抗は、画質、搬送性に与える影響が大である。転写ベルトを用いる場合も、ベルトの全体抵抗すなわち体積抵抗が画質、搬送性に与える影響は大きい。さらにベルトの抵抗だけでなく、表面のコート層の抵抗も画質、搬送性に与える影響が大きいといえる。ベルトの表面抵抗率が高い場合には、異常画像が発生しやすい傾向にある。特に、白抜け画像が発生してしまう。またベルトの表面抵抗率が低い場合では、転写紙の搬送性に影響を与えてしまう。ジャムや爪アト(転写紙が爪分離をすることで画像に爪アトがついてしまう現象)が発生してしまうという問題点がある。
【0029】
そこで本発明は、転写ベルト等の転写搬送手段の表面抵抗率を実機に装着した状態において検出することで、その値を転写電流の制御に利用できるようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0030】
また本発明は、転写ベルト等の転写搬送手段の全体の抵抗を検出して転写電流の制御をする方法以上に表面抵抗率の微妙な違いを転写電流の制御に適用でき、転写電流のフィードバック制御できるようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0031】
さらに本発明は、表面抵抗検出用に新たな電極を設けずに済む画像形成装置を提供することを目的とする。
【0032】
またさらに本発明は、効率的に分離手段を使用できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0033】
またさらに本発明は、転写搬送手段の表面をコートしている材料の環境特性に応じた制御が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、トナー像を担持する像担持体と、担持したシートへ上記像担持体上のトナー像を転写する無端ベルト状の転写搬送手段と、該転写搬送手段を回転駆動する駆動手段と、上記転写搬送手段をクリーニングするクリーニング手段と、上記転写搬送手段を張架する張架手段と、該張架させた上記転写搬送手段の内側に接触して上記転写搬送手段に転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段とを備える画像形成装置において、上記像担持体に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、上記クリーニング手段が上記転写搬送手段の表面あるいは表面近傍に位置して上記転写搬送手段にバイアスを印加するバイアス印加手段を兼ね、上記転写搬送手段が内側層と、コーティング層である表面層と2層構造で構成されており、上記転写バイアス印加手段は上記無端ベルト状の転写搬送手段の内側で該転写搬送手段の上記内側層に接触してバイアスを印加し、上記バイアス印加手段を兼ねる上記クリーニング手段は上記無端ベルト状の転写搬送手段の上記表面層に接触してバイアスを印加し、上記クリーニング手段がバイアスを印加した際に上記像担持体に流れる電流を上記電流検出手段で検出可能としかつ上記転写搬送手段の表面に付着したトナーを電気的な力により除去可能としてなることを特徴とする。
【0035】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、上記バイアス印加手段から上記転写搬送手段へ印加する転写バイアスが定電圧であることを特徴とする。
【0036】
同請求項3に係るものは、上記目的を達成するために、上記電流検出手段で検出した電流値をもとに上記転写バイアスを決定、制御する転写バイアス制御手段を有することを特徴とする。
【0037】
同請求項4に係るものは、上記目的を達成するために、上記クリーニング手段が上記バイアス印加手段を兼ね、印加バイアスの極性をトナーと逆極性とすることを特徴とする。
【0038】
同請求項5に係るものは、上記目的を達成するために、上記転写搬送手段の表面抵抗率が低い場合に、転写バイアスを高く設定し、転写電流を大きくすることによって、上記バイアス印加手段が上記シートを上記像担持体から分離させ得るようにしてなることを特徴とする。
【0040】
同請求項に係るものは、上記目的を達成するために、上記バイアス印加手段が異なる印加バイアスを少なくとも2つ以上印加可能で、上記電流検出手段でそれぞれの印加バイアスに対応する電流値を少なくとも2つ以上検出し、該検出値に応じて上記転写バイアス制御手段が上記転写搬送手段へ印加する転写バイアスを可変させることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略する。
【0042】
図7は本発明に係る画像形成装置の一実施形態の要部を示す図である。図7は、図1に示す装置の構成を簡略化したもので、基本的な構成は図1の装置と代わるものではないが、転写ベルト6の表面に接するバイアス印加手段として、転写ベルト6の表面のクリーニングをするクリーニングローラを兼用するローラ20が設けてある。このローラ20は、転写ベルト6の表面コーティング層に付着したトナーを電気的な力により除去するもので、従来のようにクリーニング用のブレードだけ転写ベルト6の表面をクリーニングするのではなく、電気的な力によりクリーニングすることでクリーニング性のアップを図ることを可能としたものである。さらに、ブレードよりも転写ベルト6への当接条件の余裕度アップが可能となり、ブレードのようにめくれも発生しない。
【0043】
ローラ20は、転写ベルト6の表面抵抗検知をするための高電圧印加用であり、転写ベルト6のコーティング層である表面層6bに接している。材質はSUSなどであるが、表面層6bを傷つけないものであれば、スポンジローラなどでもよい。また転写ローラ等でも構わない。このローラ20による表面抵抗検知時は、装置の電源を投入する朝一番やプロセスコントローラが動作する時、ジョブ終了時等がよい。転写ベルト6全体の抵抗をプロセスコントローラの動作時、ジョブ終了時等に測定する場合では、転写ベルト6の全体抵抗を検出した後に表面抵抗を検知すると効率がよい。このローラ20による表面抵抗検知に必要な印加電源は、図示のように転写バイアスを印加する高圧電源12等の転写電源と併用することが可能である。
【0044】
そしてローラ20から高電圧が印加されると、転写ベルト6の表面層6bを伝わって電流が感光体3に流れる。その電流を検出するため、図示のように感光体3に電流検知手段22と演算手段23からなる制御手段21が接続してある。なお感光体3に流れる電流を検出する時には図示のように駆動ローラ5や従動ローラ4、転写バイアスを印加するバイアスローラ11を接地する。つまり、印加電極がローラ20、検出電極が感光体3、駆動ローラ5や従動ローラ4、バイアスローラ11が接地電極という構成になり、実機上での表面抵抗率を検出するシステムを構成することが可能となる。
【0045】
例えば、転写ベルト6と感光体3が接地された状態で、ローラ20に定電圧を印加し、そのときに転写ベルト6の表面層6bを流れる電流を感光体3に流れる電流で検出する。感光体3に流入する電流が大きければ、転写ベルト6の表面層6bの抵抗は低く、少なければ高いということを示す。ローラ20への印加バイアスは数KV程度を印加してもよい。
【0046】
ローラ20からの印加電圧は何種類か変更することが可能である。つまり、100V、500V、1KVというように電圧を変更することができ、それぞれの電圧に対応する電流値を検出することでそれぞれの転写ベルト6の特性を把握することが可能である。これは異なった電圧値に対応する電流値を検出することで表面層6bの特徴を把握することが可能であることを意味する。すなわち、表面層6bの電圧印加依存性があるかどうかを確認することで、依存性がないときは、表面層6bの材料が環境で表面抵抗が変化することがわかる。また電圧依存性があるときは、表面層6bの抵抗の環境変化はあまりないことがわかる。
【0047】
次に転写ベルト6の表面抵抗が低い場合と高い場合について述べる。
まず表面抵抗が高い場合は、ゴムの抵抗が同じ場合には表面抵抗の高い場合の方が白抜け画像が発生しやすい。白抜け画像は、プレ転写により発生する。表面抵抗が高いと感光体3と転写ベルト6との間で放電が発生しやすく、白抜け画像になりやすい。そこで転写ベルト6の表面抵抗が高い場合には、紙に転写するときの転写電荷を少なくするため、転写電流を低く設定するよう制御にする。図9に、転写ベルト6の表面抵抗の違いによる白抜け画像の発生の有無を示す。図9に示すように、表面抵抗率が高い場合ではプレ放電量を少なくするため、転写電流を低くするような制御をする。
【0048】
また表面抵抗が低い場合、ゴム面の抵抗が通常の範囲であっても、搬送性を確保することができない。特に高温高湿(H/H)環境のように抵抗が低くなる場面ではその傾向が顕著である。搬送性とは転写ベルト6と感光体3との分離不良のことであり、紙が感光体3から分離するときに転写ベルト6に吸着されずに感光体3側に吸着されてしまい、感光体3の爪で分離されてしまう場合のことである。爪で分離されると前述のように爪アトが発生してしまう。よって表面抵抗率が低い転写ベルトでは転写バイアスを高く設定して制御することが不可欠となる。図10に、特にH/H環境での表面抵抗率と搬送性の違いについて示す。表面抵抗が低い場合では転写電流を大きくするような制御をとる。
【0049】
図11に抵抗検知から転写電流出力までを表すフローチャートを示す。ステップ1でバイアス(100V、500Vあるいは1KV)を印加し、電流を検知して抵抗に換算し(ステップ2)、電流変化率を計算し(ステップ3)、変化率が0.5以下か否かを判断する(ステップ4)。変化率が0.5以下であれば、補正係数を低温低湿(L/L)に対しては0.8、H/H環境に対しては1.3と設定し(ステップ5)、環境を検知し(ステップ6)、H/H環境であればステップ2で得た抵抗値(表面抵抗値)が109以下かどうか判断し(ステップ7)、以下であれば上述の補正値を用いて補正し(ステップ8)、そうでなければ補正しない(ステップ10)。またL/L環境であればステップ2で得た抵抗値(表面抵抗値)が1011以下かどうか判断し(ステップ9)、以下であれば補正せず(ステップ10)、そうでなければ上述の補正値を用いて補正する(ステップ11)。そしていずれの場合も対応する転写電流を出力する(ステップ19)。
【0050】
またステップ4において変化率が0.5より大きければ、補正係数をL/L環境に対しては0.9、H/H環境に対しては1.1と設定し(ステップ12)、環境を検知し(ステップ13)、H/H環境であればステップ2で得た抵抗値(表面抵抗値)が109以下かどうか判断し(ステップ14)、以下であれば上述の補正値を用いて補正し(ステップ15)、そうでなければ補正しない(ステップ17)。またL/L環境であればステップ2で得た抵抗値(表面抵抗値)が1011以下かどうか判断し(ステップ16)、以下であれば補正せず(ステップ17)、そうでなければ上述の補正値を用いて補正する(ステップ18)。そしていずれの場合も対応する転写電流を出力する(ステップ19)。
【0051】
すなわち上記のように表面抵抗の違いにより転写バイアスを制御することで従来よりも表面抵抗率を使用できる範囲を広げることが可能となり、異常画像と搬送性の両立を図ることが可能となる。従来ではこの両立を図るために、転写ベルトの抵抗率を規定したりすることで対処せざるを得なかった。さらに、これら問題点を解決するためには転写ベルトのゴム面の抵抗率を9乗オーダ以上に設定するようにしているが、本実施形態では、転写ベルト6の抵抗をある程度規定しなくても表面抵抗率を検知することで電流を制御すれば、ゴム面抵抗の使用できる範囲を広げることが可能としている。図9、図10に示したように、表面抵抗率が異常であっても転写電流の補正をすることで(図11のフローチャートでは転写電流補正係数はL/L環境の場合で×0.8倍、H/H環境の場合で×1.3倍である。)、上記の問題を解決できる。
【0052】
またローラ20による印加バイアスを、トナーと逆極性にするとよい。基本的にはローラ20による印加バイアスの極性はどちらでもかまわないが、トナーと逆特性にすると、表面抵抗検知時に転写ベルト6の表面をクリーニングをすることが可能になる。すなわち、クリーニングモード時に転写ベルト6表面のクリーニングと同時に表面抵抗を検出することが可能となる。
【0053】
図12、図13に印加バイアスの印加例を示す。図12の例は、印加電圧を変更させた場合であり、図7の例は、一定の印加電圧のもとで印加時間を変更させた場合である。最上段は転写ベルト6に対して接離させるDCソレノイド8(図3、4参照)の動作タイミング、中段はローラ20への印加バイアスの印加タイミングであり、下段は感光体3への流入電流の検知タイミングを示している。図14では、一般的な電流検出を示しており、印加直後と印加終了直前の電流値を検出することで電流変化率を求める。この変化率は、一定時間印加後の電流値から印加直後の電流値を引いて、その値を印加直後の電流値で除したものとなる
【0054】
この電流変化率を求める演算手段としては、一般的なマイクロコンピュータ等の演算装置を用いればよい。図15は、画像形成装置の操作部30と電流検知手段22との間にマイクロコンピュータ31を配した構成のブロック図である。もちろんその他の演算手段を用いてもよい。なお上述した環境に対する補正係数は、あらかじめ決定しておいてたとえばマイクロコンピュータ31のROM内に格納しておけばよい。なお図15ではローラ20を一般的にバイアス印加手段として示してある。
【0055】
なお図9、図10において「転写電流を補正した場合」という欄は、上述のような補正により改善された場合を示している。転写電流については各機種ごとに異なるため省略している。
【0056】
またバイアス印加手段が転写ベルトのクリーニング手段である場合の例を以上説明してきたが、バイアス印加手段を転写紙の転写ベルト6からの分離手段で兼用することも可能である。
【0057】
さらに図16、図17、図18に、バイアス印加手段がチャージャ(CG)である場合を示すとともに、チャージャの配置例を示す。チャージャ32の配置は、転写ベルト6から紙の分離位置近傍ならばどこでも構わない。分離チャージャがあれば、上述のようなクリーニングローラを兼用したローラ20のように転写ベルト6の表面に接しているバイアス印加手段を設置する必要がない。なお図16、図17、図18ではチャージャ32にバイアスを供給するための印加電源の図示を省略してある。
【0058】
なお、本発明並びに上述の実施形態においては、電流値検出時に転写ベルトは回転状態でも静止状態でもいずれでも構わない。
【0059】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置は、以上説明してきたように、像担持体に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、バイアス印加手段から転写搬送手段にバイアスを印加した際に像担持体に流れる電流を検出可能としてなるので、実機上で転写ベルト等の転写搬送手段の抵抗を測定可能となり、従来のように実機に組み合わせる前に計測しておいた転写ベルト抵抗と組み合わせることで、転写搬送手段全体の抵抗とその表面抵抗との分離計測が可能となり、実機上での表面抵抗率を検出することで、その抵抗値をもとに転写電流をその抵抗値に合うように最適値に設定、出力でき、また転写搬送手段の表面抵抗率の経時的変化を把握することもでき、転写電流を経時的に制御することが可能となるという効果がある。
【0060】
請求項2の画像形成装置は、以上説明してきたように、バイアス印加手段から転写ベルトへ印加する転写バイアスが定電圧であるので、上記共通の効果に加え、通常の表面抵抗測定方法と同じ原理で抵抗測定することが可能となるという効果がある。
【0061】
請求項3の画像形成装置は、以上説明してきたように、電流検出手段で検出した電流値をもとに転写バイアスを決定、制御する転写バイアス制御手段を有するので、上記共通の効果に加え、転写搬送手段全体の抵抗を検出して転写電流の制御をする方法以上に表面抵抗率の微妙な違いを転写電流の制御に適用でき、転写電流のフィードバック制御が可能となるという効果がある。
【0062】
請求項4の画像形成装置は、以上説明してきたように、クリーニング手段がバイアス印加手段を兼ね、印加バイアスの極性をトナーと逆極性とするので、上記共通の効果に加え、表面抵抗検出用に新たな電極等を設ける必要もなく、クリーニングローラと併用することで効率的であるだけでなく、さらにトナーと逆極性の印加をすることでベルトのクリーニングと表面抵抗の検出を同時に実施することが可能になるという効果がある。
【0063】
請求項5の画像形成装置は、以上説明してきたように、バイアス印加手段がシートを像担持体から分離させる手段を兼ね、また請求項6に係るものは、バイアス印加手段がチャージャであり、これらをベルト近傍に設置することで、上記共通の効果に加え、効率的に分離手段やチャージャを使用できるという効果がある。
【0064】
請求項7の画像形成装置は、以上説明してきたように、バイアス印加手段が異なる印加バイアスを少なくとも2つ以上印加可能で、電流検出手段でそれぞれの印加バイアスに対応する電流値を少なくとも2つ以上検出し、それら検出値に応じて転写バイアス制御手段が転写搬送手段へ印加する転写バイアスを可変させるようにしたので、上記共通の効果に加え、転写搬送手段の表面をコートしている材料の特性に応じた制御が可能で、環境変動をするような特性を示す材料かあるいはそうではなのかでの制御が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置で用いる転写搬送装置の一例の斜視図である。
【図2】図1の転写搬送装置の基本構成を示す平面図である。
【図3】図1の転写搬送装置を用いた画像形成装置で、転写動作前の状態の構成を示す概念図である。
【図4】同転写中の概念図である。
【図5】図1の転写搬送装置で用いる転写ベルトの拡大断面部分図である。
【図6】図1の転写搬送装置を用いた画像形成装置での転写中の状態を概念的に示す拡大図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の要部を示す図である。
【図8】図7の実施形態の要部の拡大断面図である。
【図9】転写ベルトの表面抵抗の違いによる白抜け画像の発生の有無を示すグラフ図である。
【図10】H/H環境での表面抵抗率と搬送性の違いによる白抜け画像の発生の有無を示すグラフ図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の抵抗検知から転写電流出力までを表すフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像形成装置の一実施形態での印加バイアスの印加例を示すグラフ図である。
【図13】本発明に係る画像形成装置の一実施形態での印加バイアスの他の印加例を示すグラフ図である。
【図14】本発明に係る画像形成装置の一実施形態での印加バイアスの印加と一般的な電流検出を示すグラフ図である。
【図15】本発明に係る画像形成装置の一実施形態での電流変化率を求める演算手段の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明に係る画像形成装置の一実施形態でのバイアス印加手段がチャージャである場合の構成を示す概念図である。
【図17】本発明に係る画像形成装置の一実施形態でのバイアス印加手段がチャージャである場合の他の構成を示す概念図である。
【図18】本発明に係る画像形成装置の一実施形態でのバイアス印加手段がチャージャである場合のさらに他の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 転写搬送装置
1A 本体
2 ベルトユニット
3 感光体
4、5 ローラ
6 転写ベルト
6a 内側層
6b 表面層
7 支持体
8 DCソレノイド
8A 制御板
9 接離レバー
10 レジストローラ
11 バイアスローラ
12 高圧電源
13 接触板
14 転写制御板
15 転写前除電ランプ(PTL)
16 クリーニング装置
16A クリーニングブレード
16B 回収スクリュー
17 定着部
17a 加熱ローラ
17b パッドローラ
20 ローラ
21 制御手段
22 電流検知手段
23 演算手段
30 操作部
31 マイクロコンピュータ
32 チャージャ
S 転写紙
B ニップ部

Claims (6)

  1. トナー像を担持する像担持体と、担持したシートへ上記像担持体上のトナー像を転写する無端ベルト状の転写搬送手段と、該転写搬送手段を回転駆動する駆動手段と、上記転写搬送手段をクリーニングするクリーニング手段と、上記転写搬送手段を張架する張架手段と、該張架させた上記転写搬送手段の内側に接触して上記転写搬送手段に転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段とを備える画像形成装置において、上記像担持体に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、上記クリーニング手段が上記転写搬送手段の表面あるいは表面近傍に位置して上記転写搬送手段にバイアスを印加するバイアス印加手段を兼ね、上記転写搬送手段が内側層と、コーティング層である表面層と2層構造で構成されており、上記転写バイアス印加手段は上記無端ベルト状の転写搬送手段の内側で該転写搬送手段の上記内側層に接触してバイアスを印加し、上記バイアス印加手段を兼ねる上記クリーニング手段は上記無端ベルト状の転写搬送手段の上記表面層に接触してバイアスを印加し、上記クリーニング手段がバイアスを印加した際に上記像担持体に流れる電流を上記電流検出手段で検出可能としかつ上記転写搬送手段の表面に付着したトナーを電気的な力により除去可能としてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記バイアス印加手段から上記転写搬送手段へ印加する転写バイアスが定電圧であることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 上記電流検出手段で検出した電流値をもとに上記転写バイアスを決定、制御する転写バイアス制御手段を有することを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
  4. 上記クリーニング手段が兼ねる上記バイアス印加手段印加バイアスの極性をトナーと逆極性とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの画像形成装置。
  5. 上記転写搬送手段の表面抵抗率が低い場合に、転写バイアスを高く設定し、転写電流を大きくすることによって、上記バイアス印加手段が上記シートを上記像担持体から分離させ得るようにしてなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの画像形成装置。
  6. 上記バイアス印加手段が異なる印加バイアスを少なくとも2つ以上印加可能で、上記電流検出手段でそれぞれの印加バイアスに対応する電流値を少なくとも2つ以上検出し、該検出値に応じて上記転写バイアス制御手段が上記転写搬送手段へ印加する転写バイアスを可変させることを特徴とする請求項ないし5のいずれかの画像形成装置。
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