JPH09218591A - 画像形成装置の転写搬送装置 - Google Patents

画像形成装置の転写搬送装置

Info

Publication number
JPH09218591A
JPH09218591A JP8026736A JP2673696A JPH09218591A JP H09218591 A JPH09218591 A JP H09218591A JP 8026736 A JP8026736 A JP 8026736A JP 2673696 A JP2673696 A JP 2673696A JP H09218591 A JPH09218591 A JP H09218591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
photoconductor
density
timing
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8026736A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Matsuda
格 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8026736A priority Critical patent/JPH09218591A/ja
Publication of JPH09218591A publication Critical patent/JPH09218591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】転写ベルトと感光体とが接離の何れの状態にあ
っても、コピーの生産性を低下させることなくトナー濃
度制御を行え、また、転写効率が変動しても、安定した
トナー濃度制御を維持できるようにすること。 【解決手段】転写位置の下流側位置に設けた濃度センサ
20により、感光体3上の濃度パターンが該転写位置を
通過するタイミングにおいて、転写ベルト6と感光体3
とが接触及び離隔する何れのタイミングでも検知可能と
し、各のタイミングの濃度パターンに応じたトナー濃度
制御を行う。予め所定のモードで、転写ベルト6と感光
体3とが接触及び離隔する両タイミングで濃度パターン
を形成し、両タイミング時における濃度センサ20の検
出値の比をとって補正係数ηを求め、該補正係数ηによ
り補正した検出値に基づいてトナー濃度制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体上に形成さ
れたトナー像の濃度を光学的に検知する濃度センサと、
感光体上のトナー像を転写紙に静電的に転写して転写紙
を搬送する該感光体に対して接離可能な転写搬送ベルト
を備えた画像形成装置の転写紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体上のトナー像を転写紙に静
電的に転写して転写紙を搬送する該感光体に対して接離
可能な転写搬送ベルトを備えた画像形成装置として、特
開平3−18871号公報記載の「カラー画像形成装
置」、特開平5−323801号公報記載の「転写搬送
ユニット」などが知られている。また、感光体上に形成
されたトナー像の濃度を光学的に検知する濃度センサを
備えた画像形成装置として、濃度センサを画像転写位置
の前後の位置にそれぞれ設け、非画像部の濃度パターン
を両方のセンサで検知し、設定状態に近い出力値で制
御、または、画像域の濃度パターンを転写前後の両方の
濃度センサで検知し、転写の出力異常を検知する、特開
平1−259388号公報記載の「画像形成装置」が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体上の
濃度パターンを検知してトナー濃度制御を行う場合、濃
度センサを転写前(転写位置の上流側)に設ける場合
と、転写後(転写位置の下流側)に設ける場合とがある
が、前者では現像器からのトナー飛散で濃度センサが汚
れて制御異常が生じる懸念から、後者のように濃度セン
サを転写後に設けることが多い。
【0004】しかしながら、前述のような転写搬送ベル
トを有する画像形成装置の転写紙搬送装置において、濃
度センサを転写後に設けた場合、転写搬送ベルトと感光
体が離れるタイミングで、濃度センサが濃度パターンを
検知するように、濃度パターンを作る必要がある。これ
は、転写搬送ベルトと感光体とが接触するタイミングで
濃度パターンを作ると、濃度センサが転写後の感光体上
に残留した濃度パターンを検知することになり、その検
知結果が転写率の変動によるバラツキを含んで、トナー
濃度制御の精度が低下するためである。
【0005】ここで、上述のように、転写搬送ベルトと
感光体が離れるタイミングで濃度センサが濃度パターン
を検知するように濃度パターンを作る場合、紙間(搬送
される転写紙と転写紙との間)で転写搬送ベルトが感光
体から離れるように動作する構成になっていれば問題は
ない。しかし、この種の転写搬送装置では、短い紙間で
転写搬送ベルトと感光体との接離動作を繰り返すと、接
触時の転写搬送ベルトと感光体との密着性が不安定にな
り易くなるため、一般的に、コピーのリピート中(複数
枚コピー時)においては、紙間でも転写搬送ベルトと感
光体とを接触したままにするように構成されている。
【0006】従って、このような従来の転写紙搬送装置
では、コピー時のリピート枚数が多くなると、紙間でも
転写搬送ベルトと感光体とが常時接触しているためトナ
ー濃度制御用の濃度パターンを作るタイミングがなくな
り、トナー濃度制御が正常範囲から外れる可能性が高く
なる。なお、このようにコピー時のリピート枚数が多い
場合に、一定のコピー間隔で強制的に転写搬送ベルトと
感光体とを離隔させるタイミングを作り、このタイミン
グに合わせて作った濃度パターンを検知してトナー濃度
制御を行う方法もあるが、この方法では、連続コピー時
の途中で濃度パターンを作ることになり、所定のリピー
ト枚数毎にコピーが中断されて紙間の時間が長くなるた
め、コピーの生産性が低下してしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、転写紙にトナー像を転写する転写位置
の下流側の位置に設けた濃度センサにより、感光体上に
形成した濃度パターンが該転写位置を通過するタイミン
グにおいて、上記転写搬送ベルトと感光体とが接触する
タイミングの時と上記転写搬送ベルトと感光体とが離隔
するタイミングの時の、何れの各タイミングでも検知可
能とし、それぞれのタイミングの濃度パターンに応じた
トナー濃度制御ができるようにする。
【0008】また、予め所定のモードで、転写搬送ベル
トと感光体とが接触するタイミングの時と、転写搬送ベ
ルトと感光体とが離隔するタイミングの時の、両タイミ
ングで濃度パターンを形成し、両タイミング時における
濃度センサの検出値の比をとって補正係数を求め、該補
正係数により補正した検出値に基づいてトナー濃度制御
を行う。
【0009】このように、転写搬送ベルトと感光体とが
接触するタイミングの時と、転写搬送ベルトと感光体と
が離隔するタイミングの時の、各のタイミングにおける
濃度パターンを濃度センサで検知し、それぞれのタイミ
ングの濃度パターンに応じたトナー濃度制御を行うこと
により、一定のコピー間隔でコピーを中断して濃度パタ
ーンを作る必要がなく紙間の時間が長くなることがない
ので、コピーの生産性を低下させることなく、常に安定
したトナー濃度制御を行えるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。先ず、本発明が実施される転写搬送装置の基
本的な構成・動作について説明する。図1において、転
写搬送装置1は、装置本体1Aに対して着脱自在なベル
トユニット2を有している。ベルトユニット2は、図2
乃至図4に示すように、ドラム状の感光体3上に現像形
成された画像を転写紙S上に転写するための一対のロー
ラ4,5に巻き掛けられている転写ベルト6と、この転
写ベルト6を感光体3に対して接離させるDCソレノイ
ド8及び接離レバー9と、転写ベルト6に転写バイアス
を印加するバイアスローラ11と、転写ベルト6の電荷
を除電する接触板13とを備えている。一方、装置本体
1Aには、転写ベルト6の表面に付着した残留トナーや
転写紙Sの紙粉を掻き落すためのクリーニングブレード
16Aを有するクリーニング装置16、及び、バイアス
ローラ11に電圧を印加する高圧電源12などが設けら
れている。
【0011】ローラ5は、図示しない駆動モータと連結
する歯車5bを介して回転駆動される。転写ベルト6
は、このローラ5の回転に従動して、感光体3との対向
位置で転写紙Sの搬送方向(図3の矢印A方向)に、感
光体3の周速と等しい速度で移動される。転写ベルト6
は、図5に示すように、2層構造に構成されており、J
ISK6911に準処した測定による電気抵抗が、DC
100V印加時において、表面層6bのベルト表面の表
面抵抗率が1×109Ω〜1×1012Ω、内側層の表面
抵抗率が1×107Ω〜1×109Ω、体積抵抗率が5×
108Ω・cm〜5×1010Ω・cmに設定されてい
る。
【0012】また、ローラ4,5は、図1及び図3に示
すように、支持体7によってそれぞれ回転自在に支持さ
れている。支持体7は、装置本体1Aに対して、感光体
3の転写位置の転写ベルト移動方向の下流側に位置する
ローラ5の支持軸5aを支点として、揺動可能に配設さ
れており、制御板8Aからの信号により駆動されるDC
ソレノイド8のオン/オフによって、このDCソレノイ
ド8に連結された接離レバー9を介し、感光体3に対し
て転写ベルト6の転写位置側を接離させるように揺動さ
れる。
【0013】制御板8Aは、感光体3に形成された画像
の先端位置と整合を採られてレジストローラ10により
搬送される転写紙Sの先端が感光体3に接近した時点
で、駆動信号を発してDCソレノイド8を駆動する。D
Cソレノイド8が駆動されると、これに連動する接離レ
バー9により、支持体7が感光体3に対して近接する方
向に揺動され、感光体3に対して転写ベルト6当接され
る。これにより、図4に示すように、感光体3と転写ベ
ルト6とが対向する転写位置に、転写紙Sを感光体3に
接触させながら搬送することのできるニップ部Bが形成
される。
【0014】一方、一対のローラ4、5のうち、感光体
3の転写位置側に位置するローラ4は、駆動側のローラ
5に対する従動ローラとして構成されており、このロー
ラ4の表面形状は、図2に示すように、その軸方向の両
端4aが、転写ベルト6の片寄りを防止するように先細
りのテーパ状に形成されている。また、このローラ4
は、金属などの導電性ローラで構成されているが、前述
したような電気抵抗を有する転写ベルト6を回転可能に
支持しているだけであり、電気的には他の導電部材と直
接接続されていない。
【0015】駆動側のローラ5は、それが駆動回転され
る際の転写ベルト6に対するグリップ力を高めるため
に、少なくともその表面層が、EPDMゴム、クロロプ
レーンゴム、あるいは、シリコーンゴムなどの摩擦係数
の高い材質で形成されている。
【0016】バイアスローラ11は、転写ベルト6の移
動方向のローラ4の下流側で、転写ベルト6の内側に接
触するように配設されている。このバイアスローラ11
は、感光体3上のトナーの帯電極性と逆極性の電荷を転
写ベルト6に付与するための接触電極を構成しており、
高圧電源12に接続されている。
【0017】接触板13は、転写ベルト6の転写紙搬送
面ではない下側の、従動ローラ4の近傍のベルト内面に
接触配置されており、この接触板13は、後述するよう
に、転写部(ニップ部B)の上流側において、転写紙S
へ電荷注入するのを抑えている。また、この接触板13
は、転写ベルト6上に流れる電流を帰還電流として検出
する機能を有しており、この電流の検出によってバイア
スローラ11からの供給電流が制御される。このため、
接触板13には、その検出電流に応じてバイアスローラ
11への供給電流を設定するための転写制御板14が接
続されており、この転写制御板14は、高圧電源12に
接続されている。
【0018】このように構成された転写搬送装置1は、
図4に示すように、レジストローラ10から転写紙Sが
繰り出されるのに合わせて、支持体7が転写ベルト6を
感光体3に接近させる部位に揺動されることにより、感
光体3と転写ベルト6との間に、転写紙Sの搬送方向に
沿った幅4mm〜8mm程度のニップ部Bが形成され
る。
【0019】一方、感光体3は、その表面が例えば、−
800Vに帯電され、図6に示すように、その表面にプ
ラス帯電されたトナーを静電的に吸着した状態で、ニッ
プ部Bに移動する。ここで、感光体3は、ニップ部Bの
上流側の感光体近傍に配置された感光体表面の電荷を弱
めるための転写前除電ランプ(PTL)15によって、
トナー像がニップ部Bに至る前に、その表面電位が低下
される。図6では、帯電電荷の高さを丸印の大きさによ
って表しており、転写前除電ランプ15によって帯電電
荷が低下された状態の電荷を示す丸印の大きさが、除電
前の状態の電荷を示す丸印の大きさよりも小さく表示さ
れている。
【0020】感光体3上のトナー像は、図4に示すニッ
プ部Bにおいて、転写ベルト6側に位置するバイアスロ
ーラ11からの転写バイアスによって転写紙S上に転移
される。このときの転写バイアスは、−1.5KV〜−
6.5KVの範囲で高圧電源12から印加されるが、こ
の転写バイアスは、以下のような定電流制御の結果に基
づいて可変設定される。すなわち、図3及び図4におい
て、高圧電源12から出力された電流値をI1とし、転
写ベルト6を介して接触板13から接地側に流れる帰還
電流の検出値をI2とした場合、これら両者間で、I1
2=Iout(但し、Iout:一定)の関係が得ら
れるように、I1の値が制御される。これにより、温度
や湿度等の環境条件が変化したり、転写ベルト6の品質
にバラツキがあっても、転写紙S上での表面電位Vpを
安定させることができ、転写効率の変化をなくすことが
できる。つまり、このように、転写ベルト6及び転写紙
Sを通して感光体3側へ流れる電流をIoutととして
見立てることによって、転写紙S上での表面抵抗Vpの
低抵抗化あるいは高抵抗化による転写ベルト6への電流
の流れ易さの変化が、転写紙Sの分離性能や転写性能に
影響してしまうのを防止できる。本実施例の場合のIo
utは、転写ベルト6の転写紙搬送速度を330mm/
sec、有効バイアスローラ長を310mmとした場合
に、Iout=35μA±5μAに設定した場合に、良
好な転写が得られた。
【0021】ところで、感光体3からの画像転写が行わ
れると、これと同時に転写紙Sも帯電する。従って、転
写ベルト6の真電荷と転写紙S側に発生する分極電荷と
の関係により、転写ベルト6上に転写紙Sを静電的に吸
着して、感光体3からの転写紙Sの分離を行うことがで
きる。そして、この転写紙Sの分離動作は、感光体3の
曲率に逆らって直進しようとする転写紙自らの腰の強さ
による剥離作用によって助長される。
【0022】しかしながら、このような転写紙の静電吸
着分離は、環境条件が高湿度に変化した場合には、転写
紙Sに電流が流れ易くなるため良好に行えなくなる。こ
のため、本実施例では、図5に示した転写ベルト6の表
面層6bでの抵抗値を若干高めに設定してニップ部Bで
の転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせ、さらには、バイ
アスローラ11をニップ部Bの位置よりも下流側に位置
させて転写ベルト6から転写紙Sへの真電荷の移行を遅
らせることにより、転写紙Sと感光体3との間での静電
的な吸着を回避するように構成されている。ここで、真
電荷の移行を遅らせるとは、転写紙Sが感光体3側のニ
ップ部Bに至るまでの上流側で、転写紙Sへの電荷注入
を発生させないことを意味している。このように、転写
紙Sへの真電荷の移行を遅らせることにより、感光体3
への転写紙Sの巻き付きや、感光体3からの転写紙Sの
分離不良が防止される。
【0023】一方、上述のような環境変化による抵抗変
化は転写ベルト6側でも少ない方がよく、転写ベルト6
の抵抗を制御する導電材料としてはカーボンや酸化亜鉛
などを適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用
いた場合には、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シ
リコーンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの、吸湿性
が少なく、抵抗値が安定した材質を選択することが望ま
れる。
【0024】なお、上述の感光体3側へ流れる電流Io
utの値は、一義的な値ではなく、転写紙Sの搬送速度
が遅い場合には減らすことができ、反対に、転写紙Sの
搬送速度が早い場合や転写前除電ランプ15が用いられ
ない場合には増やすことができる。
【0025】上述のようにしてニップ部Bを通過した転
写紙Sは、転写ベルト6の移動に合わせて静電吸着搬送
され、駆動側のローラ5により曲率分離される。このロ
ーラ5による転写紙Sの曲率分離を円滑に行えるように
するためには、ローラ5の直径を16mm以下に設定す
ることが好ましい。このようなローラ5を用いた場合に
は、45Kの上質紙(剛度:横21cm3/100)の
曲率分離が可能であるという実験結果が得られている。
【0026】次いで、ローラ5により転写ベルト6から
分離された転写紙Sは、ガイド板で案内されて定着装置
17の加熱ローラ17aとパッドローラ(加圧ローラ)
17bとの間に搬送される。この定着装置17では、転
写紙S上に転写されたトナー像が加熱溶融及び加圧され
て転写紙S上に定着される。
【0027】一方、転写紙Sへの画像転写及び転写紙S
の分離が完了した転写ベルト6は、DCソレノイド8の
励磁が解除されるのに応じて、支持体7に対する接離レ
バー9の当接が解除され、感光体3から離隔されるとと
もに、その表面(外周面)がクリーニング装置16によ
り清掃される。このクリーニング装置16は、前述した
ように、クリーニングブレード16Aを備えており、こ
のクリーニングブレード16Aが転写ベルト6の表面を
摺擦することにより、感光体3の表面から転移したトナ
ーや画像転写後の残留トナー及び転写紙Sの紙粉等が、
転写ベルト6上から掻き落される。
【0028】なお、転写ベルト6の表面には、クリーニ
ングブレード16Aの摺擦抵抗によるベルト駆動負荷の
増大あるいはクリーニングブレード16Aのめくれ現象
の発生などを防止するために、例えば、ポリフッ化ビニ
リデン、四フッ化エチレンなどの摩擦抵抗の低いフッ素
系の樹脂材料が被覆されている。また、転写ベルト6の
表面から掻き落されたトナー及び紙粉等は、回収スクリ
ュー16Bによって装置本体1Aの外方に配設された図
示しない廃トナー回収容器内に収容される。
【0029】ところで、この種の画像形成装置では、コ
ピーの繰り返しによるトナー消費に伴って、現像器(図
示せず)内の現像剤(2成分現像剤)のトナー濃度が変
化する。このため、この種の装置では、通常、一定のコ
ピー枚数毎に感光体上にトナーの濃度パターンを形成
し、この濃度パターンを濃度センサで検知してトナー濃
度制御を行うように構成されている。
【0030】このように、濃度パターンを濃度センサで
検知してトナー濃度制御を行う場合、濃度センサを転写
前(転写位置の上流側)に設ける場合と、転写後(転写
位置の下流側)に設ける場合とがあるが、前者では現像
器からのトナー飛散で濃度センサが汚れて制御異常が生
じる懸念から、後者のように濃度センサを転写後に設け
ることが多い。
【0031】しかしながら、前述のような転写搬送ベル
ト6を有する画像形成装置の転写紙搬送装置において、
濃度センサを転写後に設けた場合、転写搬送ベルト6と
感光体3が離れるタイミングで、濃度センサが濃度パタ
ーンを検知するように、濃度パターンを作る必要があ
る。これは、転写搬送ベルト6と感光体3とが接触する
タイミングで濃度パターンを作ると、濃度センサが転写
後の感光体3上に残留した濃度パターンを検知すること
になり、その検知結果が転写率の変動によるバラツキを
含んで、トナー濃度制御の精度が低下するためである。
【0032】ここで、上述のように、転写搬送ベルト6
と感光体3が離れるタイミングで濃度センサが濃度パタ
ーンを検知するように濃度パターンを作る場合、紙間
(搬送される転写紙Sと転写紙Sとの間)で転写搬送ベ
ルト6が感光体3から離れるように動作する構成になっ
ていれば問題はない。しかし、この転写搬送装置1で
は、短い紙間で転写搬送ベルト6と感光体3との接離動
作を繰り返すと、接触時の転写搬送ベルト6と感光体3
との密着性が不安定になり易くなるため、一般的に、コ
ピーのリピート中(複数枚コピー時)においては、紙間
でも転写搬送ベルト6と感光体3とを接触したままにす
るように構成されている。
【0033】従って、このような転写紙搬送装置1で
は、コピー時のリピート枚数が多くなると、紙間でも転
写搬送ベルト6と感光体3とが常時接触しているためト
ナー濃度制御用の濃度パターンを作るタイミングがなく
なり、トナー濃度制御が正常範囲から外れる可能性が高
くなる。なお、このようにコピー時のリピート枚数が多
い場合に、一定のコピー間隔で強制的に転写搬送ベルト
6と感光体3とを離隔させるタイミングを作り、このタ
イミングに合わせて作った濃度パターンを検知してトナ
ー濃度制御を行う方法もあるが、この方法では、連続コ
ピー時の途中で濃度パターンを作ることになり、所定の
リピート枚数毎にコピーが中断されて紙間の時間が長く
なるため、コピーの生産性が低下してしまう。
【0034】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、コピーの生産性を低下させるこ
となく、常に安定したトナー濃度制御を行うことのでき
る転写搬送装置を提供することにある。
【0035】本発明の実施例における濃度センサ20
は、図3に示すように、画像転写後の感光体3上に残留
したトナーを除去するための図示しないクリーニング器
の下部、すなわち、トナー像の転写位置の感光体回転方
向の下流側に、感光体3に対向して配設されている。ま
た、濃度センサ20は、図7に示すように、例えば、L
EDなどの発光素子21と、フォトトランジスタなどの
受光素子22とからなる光学的反射型のセンサで構成さ
れており、画像形成装置のメイン制御部19に接続され
ている。ここで、発光素子21は、これに流れる電流i
LEDを調整して、受光素子22に流れる電流iTR
(電圧iTR・RL)を設定するための可変抵抗VRを
介して、メイン制御部19の出力ポートに接続されてい
る。この濃度センサ20による濃度パターンの検知は、
読み取りタイミング時に出力ポートがLレベルとなって
引込むことにより行われる。また、メイン制御部19に
は、この他、操作部、光学系等の各種負荷や他のセンサ
等(何れも図示せず)が接続されている。
【0036】本発明の第1の実施例の濃度センサ20に
よるトナー濃度制御は、一定のコピー枚数(本実施例で
は10枚)毎に感光体3上に濃度パターンを形成して検
知制御するように構成されている。従って、本実施例に
おいて、コピー終了と10枚目の濃度パターン検知タイ
ミングとが一致するときは、図8に示すように、コピー
動作(ジョブ)終了直前に、濃度パターン検知と感光体
3の地肌検知とを行わせる。また、11枚以上の連続コ
ピー時や、例えば4枚の原稿を3部ずつコピーするとき
などは、図9に示すように、コピー途中の紙間(ジョブ
間)で、10枚目の濃度パターン検知と感光体3の地肌
検知とを行わせる。図8及び図9は、何れもA4サイズ
の原稿を2枚コピーした場合のタイミングチャートを示
したものである。
【0037】図8に示すように、コピー動作終了直前で
濃度パターン検知と感光体3の地肌検知とを行う場合
は、最終コピーの終了時にDCソレノイド8への励磁と
バイアスローラ11へのバイアス印加をオフして、感光
体3から転写ベルト6を離隔させる。その時、感光体3
上に濃度パターンを形成するために、帯電並びに帯電グ
リッドバイアスを出力させる。また、サイドイレースも
オンさせて、濃度センサ20に対向する範囲以外への余
分なトナー付着を抑えるようにする。そして、濃度パタ
ーンの検知により濃度センサ20からパターン出力VS
P1が得た後は、帯電並びに帯電グリッドバイアスをオ
フし、連続して地肌検知を行って地肌出力VSG1を得
る。
【0038】一方、図9に示すように、コピー途中の紙
間で濃度パターン検知と地肌検知を行う場合は、1枚目
と2枚目の紙間では、DCソレノイド8への励磁とバイ
アスローラ11へのバイアス印加はオンのままで、感光
体3と転写ベルト6は密着している。この紙間のタイミ
ングで、図8の場合と同様に、帯電、グリッド、サイド
イレースをオンさせて濃度パターンを作成し、そのパタ
ーン出力VSP2を検知する。このVSP2の値は、V
SP1の値に比べ、濃度パターン像が転写ベルト6上に
転写される分、トナー付着量が少なくなった濃度パター
ンの検出値となる。その後、図8の場合と同様に、連続
して地肌検知をして地肌出力VSG2を検知する。
【0039】この第1の実施例による濃度パターン検知
並びに地肌検知、及び、これらの検出値に基づくトナー
濃度制御(トナー補給制御)の動作フローを図10に示
す。図10において、作像動作がオンすると、DCソレ
ノイド8への励磁とバイアスローラ11へのバイアス印
加もオンとなり、VSP(濃度)検知のタイミングチェ
ックが行われる。次いで、コピー10枚毎に濃度パター
ン作成が行われた後、ジョブ終了かジョブ間かが判断さ
れる。ここで、ジョブ終了と判定された場合には、図8
に示したように、DCソレノイド8への励磁とバイアス
ローラ11へのバイアス印加がオフされ、パターン出力
VSP1と地肌出力VSG1がサンプリングされる。そ
して、これらのパターン出力VSP1と地肌出力VSG
1との比が演算され、その値と、予め決められたトナー
補給制御のしきい値:K1との大小関係に基づいて、ト
ナー補給制御のオン/オフが決定される。一方、ジョブ
間と判定された場合には、図9に示したように、DCソ
レノイド8への励磁とバイアスローラ11へのバイアス
印加はオンのまま、パターン出力VSP2と地肌出力V
SG2がサンプリングされ、それらの比が演算される。
ここで、VSP2の値は、前述したように、VSP1の
値に比べ、濃度パターン像が転写ベルト6上に転写され
る分、トナー付着量が少なくなった濃度パターンの検出
値となる。そのため、この場合には、このことを予め見
込んで決められた別のトナー補給制御のしきい値:K2
との大小関係に基づいて、トナー補給制御のオン/オフ
が決定され、コピーの作像動作が繰り返される。
【0040】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。前記のように、ジョブ間でDCソレノイド8への
励磁とバイアスローラ11へのバイアス印加はオンのま
ま、パターン出力VSP1,SP2をサンプリングする
と、これらの検出値が、濃度パターン像が転写ベルト6
上に転写されるため転写効率の変動の影響を受け易くな
る。本実施例は、この点に鑑みてなされたものであっ
て、パターン出力VSP1とSP2の関係を定期的にチ
ェックして、転写効率の変動の影響を受けにくくしたも
のである。
【0041】ところで、複写機などの画像形成装置で
は、一般に、その電源をオンした直後の状態で、定着装
置17などのウォーミングアップのための空回転(朝一
プレ回転)モードが実行される。そこで、本実施例は、
例えば、この朝一プレ回転モードのような所定のモード
で、予め、転写ベルト6と感光体3とが接触するタイミ
ングの時と、転写ベルト6と感光体3とが離隔するタイ
ミングの時の、両タイミングで濃度パターンを形成し、
両タイミング時における濃度センサ20の検出値の比を
とって補正係数ηを求め、この補正係数ηにより補正し
た検出値に基づいてトナー濃度制御を行う。
【0042】この朝一プレ回転モードを利用した場合の
本実施例の動作を示すフローチャート及びタイミングチ
ャートを図11及び図12に示す。図11及び図12に
おいて、朝一プレ回転モードがスタートされると、図示
しないメインモータの回転中に、先ず、図8に示したよ
うに、DCソレノイド8への励磁とバイアスローラ11
へのバイアス印加がオフされるタイミング(転写ベルト
6と感光体3とが離隔するタイミング)が作られ、この
タイミングの時に、帯電、グリッド、サイドイレースが
オンされて濃度パターン(VSPパターン)が形成さ
れ、そのパターン出力VSP1と地肌出力VSG1がサ
ンプリングされる。次いで、図9に示したように、DC
ソレノイド8への励磁とバイアスローラ11へのバイア
ス印加がオンされるタイミング(転写ベルト6と感光体
3とが接触するタイミング)が作られ、このタイミング
の時に、帯電、グリッド、サイドイレースがオンされて
濃度パターン(VSPパターン)が形成され、そのパタ
ーン出力VSP2と地肌出力VSG2がサンプリングさ
れる。次いで、パターン出力VSP1と地肌出力VSG
1の比(VSP1/VSG1)及びパターン出力VSP
2と地肌出力VSG2の比(VSP2/VSG2)がそ
れぞれ演算される。そして、この(VSP1/VSG
1)と(VSP2/VSG2)の比(VSP2・VSG
1/VSP1・VSG2)から補正係数ηが求められ
る。この補正係数ηは、言い替えれば、DCソレノイド
8への励磁とバイアスローラ11へのバイアス印加をオ
ンした時(転写ベルト6と感光体3とが接触するタイミ
ングの時)と、DCソレノイド8への励磁とバイアスロ
ーラ11へのバイアス印加をオフした時(転写ベルト6
と感光体3とが離隔するタイミングの時)のパターン出
力を比較した値であり、この値に転写効率の変動分が含
まれている。
【0043】そこで、本実施例では、通常の連続コピー
の途中(転写ベルト6と感光体3とが接触したままの状
態)においてトナー補給制御を行うときは、例えば、図
10に示したフローチャートにおけるトナー補給制御の
しきい値:K2の代わりに、転写ベルト6と感光体3と
が離隔した状態でのパターン出力に基づくトナー補給制
御のしきい値:K1を補正係数ηにより補正した値K1
・ηを、DCソレノイド8への励磁とバイアスローラ1
1へのバイアス印加をオンした時のパターン出力によ
る、トナー濃度制御のしきい値とする。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、転写
ベルトと感光体との接離に合わせて、何れの状態でも濃
度センサが検知可能であるので、コピーの生産性を低下
させることなく、トナー濃度制御を行うことができる。
【0045】また、所定のモードで転写ベルトと感光体
との接離に合わせた両状態の濃度センサ出力値による補
正係数に基づいて連続コピー時におけるトナー濃度制御
を行うので、転写効率の変動に左右されない安定したト
ナー濃度制御を維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される画像形成装置の転写搬送装
置の分解斜視図である。
【図2】上記転写搬送装置のベルトユニットの概略平面
図である。
【図3】上記画像形成装置における転写搬送装置の構成
を示す概略正面図である。
【図4】上記画像形成装置における転写搬送装置の動作
を説明するための概略正面図である。
【図5】上記転写搬送装置における転写ベルトの構成を
示す概略断面図である。
【図6】上記画像形成装置におけるトナー像の転写工程
を説明するための要部正面図である。
【図7】上記画像形成装置における濃度センサの構成を
示す回路図である。
【図8】本発明の第1の実施例におけるジョブ終了時に
濃度パターン検知及び地肌検知を行う場合のタイミング
チャートである。
【図9】本発明の第1の実施例におけるジョブ間で濃度
パターン検知及び地肌検知を行う場合のタイミングチャ
ートである。
【図10】本発明の第1の実施例のトナー濃度制御動作
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施例におけるトナー濃度制
御のための補正係数の算出動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】本発明の第2の実施例における朝一プレ回転
モード時に濃度パターン検知及び地肌検知を行う場合の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 転写搬送装置 2 ベルトユニット 3 感光体 4,5 ローラ 6 転写ベルト 7 支持体 8 DCソレノイド 9 接離レバー 10 レジストローラ 11 バイアスローラ 12 高圧電源 13 接触板 14 転写制御板 19 メイン制御部 20 濃度センサ VSP1,VSP2 パターン出力 VSG1,VSG2 地肌出力 K1,K2 しきい値 η 補正係数

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成されたトナー像の濃度を光
    学的に検知する濃度センサと、感光体上のトナー像を転
    写紙に静電的に転写して転写紙を搬送する該感光体に対
    して接離可能な転写搬送ベルトを備えた画像形成装置に
    おいて、上記濃度センサは、転写紙にトナー像を転写す
    る転写位置の下流側の感光体上のトナー像の濃度を検知
    する位置に設けられ、感光体上に形成した濃度パターン
    が該転写位置を通過するタイミングにおいて、上記転写
    搬送ベルトと感光体とが接触するタイミングの時と、上
    記転写搬送ベルトと感光体とが離隔するタイミングの時
    の、何れのタイミングでも検知可能として、各タイミン
    グの濃度パターンに応じたトナー濃度制御を行うことを
    特徴とする画像形成装置の転写紙搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置の転写紙搬送
    装置において、予め所定のモードで、転写搬送ベルトと
    感光体とが接触するタイミングの時と、転写搬送ベルト
    と感光体とが離隔するタイミングの時の、両タイミング
    で濃度パターンを形成し、両タイミング時における濃度
    センサの検出値の比をとって補正係数を求め、上記転写
    搬送ベルトと感光体とが接触している状態でトナー濃度
    制御を行う場合には、該補正係数に基づいてトナー濃度
    制御を行うことを特徴とする画像形成装置の転写紙搬送
    装置。
JP8026736A 1996-02-14 1996-02-14 画像形成装置の転写搬送装置 Pending JPH09218591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8026736A JPH09218591A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 画像形成装置の転写搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8026736A JPH09218591A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 画像形成装置の転写搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09218591A true JPH09218591A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12201600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8026736A Pending JPH09218591A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 画像形成装置の転写搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09218591A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1184766A (ja) * 1997-09-10 1999-03-30 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2006078679A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010152057A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1184766A (ja) * 1997-09-10 1999-03-30 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2006078679A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP4590992B2 (ja) * 2004-09-08 2010-12-01 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2010152057A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3810936B2 (ja) 転写搬送装置
JP3484249B2 (ja) 転写装置及びそれを用いた画像形成装置
JP4718057B2 (ja) 画像形成装置
JP2001215859A (ja) 画像形成装置
JPH09258627A (ja) 転写搬送ベルトのクリーニング方法および転写搬送ベルトのクリーニング装置
US10656564B2 (en) Image forming apparatus
JP3434056B2 (ja) 画像形成装置
JP2717574B2 (ja) 画像形成装置
JPH09218591A (ja) 画像形成装置の転写搬送装置
JP3455340B2 (ja) 画像形成装置
JP3545917B2 (ja) 転写搬送装置
JP4234868B2 (ja) 画像形成装置
JP3452290B2 (ja) 転写搬送ベルト装置
JPH0990781A (ja) 転写ベルトを有する静電複写装置
JPH103222A (ja) 画像形成装置
JP4681743B2 (ja) 画像形成装置
JP2001331045A (ja) 画像形成装置
JP2890054B2 (ja) 画像形成装置
JP3492072B2 (ja) 画像形成装置
JP3595141B2 (ja) 転写搬送装置
JP3562741B2 (ja) 画像形成装置
JPH09138532A (ja) 画像形成装置の転写搬送装置
JPH07234593A (ja) 転写装置
JPH08190286A (ja) 画像形成装置
JPH02163778A (ja) 転写方法および転写・搬送装置