JPH09138532A - 画像形成装置の転写搬送装置 - Google Patents

画像形成装置の転写搬送装置

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JPH09138532A
JPH09138532A JP7319539A JP31953995A JPH09138532A JP H09138532 A JPH09138532 A JP H09138532A JP 7319539 A JP7319539 A JP 7319539A JP 31953995 A JP31953995 A JP 31953995A JP H09138532 A JPH09138532 A JP H09138532A
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JP
Japan
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transfer
density
toner
photoconductor
density sensor
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Application number
JP7319539A
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English (en)
Inventor
Itaru Matsuda
格 松田
Yuko Harasawa
祐子 原沢
Kazue Miyamoto
和枝 宮本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したトナー濃度制御を維持できる画像形
成装置の転写搬送装置を提供する。 【解決手段】 濃度センサーAを感光体2による転写前
の位置に設け、濃度センサーBを転写後の位置に設け
る。感光体2の回転開始後、トナーが付着していない感
光体2の地肌出力VSGA、VSGBを濃度センサー
A、Bで各々検知する。コピー開始後、濃度センサーA
でパターン出力VSPAを検知し、最終コピー後に濃度
センサーBでパターン出力VSPBを検知する。そして
地肌出力VSGA、VSGB、パターン出力VSPA、
VSPBの出力比VSPA/VSGA、VSPB/VS
GBと予め設定した所定値との大小関係でトナー補給量
を制御し、常に一定のトナー濃度を維持するようにトナ
ーの補給を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写搬送装置を備え
た画像形成装置に関し、特に転写搬送装置におけるトナ
ー濃度制御に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上述の
ような画像形成装置の転写搬送装置において、感光体上
の濃度パターンを光学的に検知してトナー濃度制御を行
う場合、濃度センサーを転写前の位置に設ける場合と、
転写後の位置に設ける場合があるが、現像器からのトナ
ー飛散でセンサーが汚れ、制御異常が生じる懸念から転
写後に設ける場合が多い。濃度センサの発光素子として
はLED等が、受光素子としてはフォトトランジスタ等
が用いられている。
【0003】このような構成を採用した場合、濃度パタ
ーンは転写ベルトと感光体が離れるタイミングで検知す
る必要がある。即ち、転写ベルトと感光体が接触するタ
イミングで検知すると転写残のパターンで検知すること
になり、転写率の変動ばらつきを含み、制御の精度が低
くなるためである。紙間で転写ベルトと感光体が離れる
動作になっていれば問題ないが、短い紙間で接離動作を
繰り返すことは接触時の密着性が不安定になりやすい。
またコピーのリピート中は紙間も転写ベルトと感光体が
接触したままにすることが一般的であり、リピート枚数
が多くなると濃度パターンをつくるタイミングがなくな
り、トナー濃度制御が正常範囲から外れる可能性が生じ
る。強制的に一定のコピー間隔で転写ベルトと感光体が
離れるタイミングをつくり、濃度パターンをつくって検
知制御する方法もあるが、この場合は紙間の時間が長く
なるためコピーの生産性が低下してしまう。
【0004】また、例えば特開平1−259388号公
報に示すように、感光体に対向させて2個の濃度センサ
を転写前後に各々設け、非画像部のパターンを両方の濃
度センサーで検知し、設定状態に近い出力値で制御する
か、または画像域のパターンを転写前後の両方で検知
し、転写の出力異常を検知するものも知られている。と
ころがこの技術では2個の濃度センサーがそれぞれ正常
に作動していなければならず、トナー飛散による汚れの
影響やその他の原因で一つのセンサーに異常が生じると
安定したトナー濃度制御ができなくなっている。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なしたもので、コピーの生産性を低下させることなく、
常に安定したトナー濃度制御を行え、センサーに万一異
常が生じた時でも安定したトナー濃度制御を維持できる
ようにした画像形成装置の転写搬送装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置の転写搬送装置のうち請求項1に係るものは、上記目
的を達成するために、感光体上に形成されたトナー像の
濃度を光学的に検知する濃度センサーと、上記感光体上
のトナー像を転写紙に静電的に転写し、転写紙を搬送す
る転写搬送ベルトを備えた画像形成装置において、上記
濃度センサーを少なくとも一対備え、少なくとも該一対
の濃度センサーのうち、一の濃度センサーを転写前の上
記感光体上のトナー像の濃度を検知可能な位置に設け、
少なくとも他の一の濃度センサーを上記転写紙への転写
位置後の感光体上のトナー像の濃度を検知可能な位置に
設け、上記感光体上の濃度パターンが上記転写位置を通
過するタイミングにおいて、上記転写ベルトと上記感光
体が接触するタイミング時には、上記一の濃度センサー
で検知し、上記転写ベルトと上記感光体が離れるタイミ
ング時には、上記他の一の濃度センサーで検知してトナ
ー濃度制御を可能としたことを特徴とする。
【0007】同請求項2に係る画像形成装置の転写搬送
装置は、上記一の濃度センサー及び上記他の一の濃度セ
ンサーのいずれかの検知出力値が予め定めた値の範囲か
ら外れた時に、検知出力値が正常範囲にある濃度センサ
ー検知出力値によりトナー濃度制御可能としたことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態及び実施例】以下本発明の実施の形
態及び実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明
の一実施形態に係る画像形成装置の転写搬送装置の構成
を示す概念図である。この転写搬送装置1は、ドラム状
の感光体2からの現像画像を転写するために複数個のロ
ーラ3、4に巻き掛けた転写ベルト5、転写ベルト5に
転写バイアスを印加するバイアスローラ6、及び転写ベ
ルト5の電荷を除電する接触板7、転写ベルト5の表面
に付着する残留トナーや転写紙の紙屑を掻き落とすため
のクリーニングブレード8を有するクリーニング装置9
等を備えている。
【0009】ローラ4は、図示せぬ駆動モータにより回
転駆動され、転写ベルト5は、ローラ4の回転に従動し
て感光体2との対向位置で転写紙の搬送方向(図中矢印
T方向)に移動することができるようになっている。ま
たローラ3、4は、支持体10によって回転可能に支持
されており、支持体10は、転写紙搬送方向で感光体2
に対する転写位置の下流側に位置するローラ4の支持軸
4aを支点として揺動可能となっている。
【0010】支持体10は、制御板11からの信号によ
りDCソレノイド12を作動させ、これによって接離レ
バー13を図中矢印のように回動させ、転写ベルト5の
転写位置側を感光体2に対して接離させ得るようになっ
ている。制御板11は、レジストローラ14によって感
光体2に形成される画像の先端位置との整合を採られた
状態で搬送される転写紙の先端が感光体2に接近する
と、駆動信号を発してDCソレノイド12を駆動するも
ので、このDCソレノイド12の駆動により支持体10
が感光体ドラム2に対して近接し、転写ベルト5が感光
体2に当接することにより、感光体2との対向位置で転
写紙を感光体2に接触させながら搬送することができる
ニップ部を形成する。
【0011】バイアスローラ6は、転写ベルト5の移動
方向においてローラ3の下流側で、転写ベルト5の内側
面に接触するように設けてある。このバイアスローラ6
は、転写ベルト5に対して感光体2上のトナーの帯電極
性と逆極性の電荷を付与するための接触電極を構成して
おり、高圧電源15に接続してある。
【0012】接触板7は転写ベルト5の転写紙搬送面で
ない下側の従動ローラ3近傍のベルト内面に配置されて
おり、転写ニップ上流側において転写紙へ電荷注入する
ことを抑えている。この接触板7は、転写ベルト5上に
流れる電流を帰還電流として検出するためのものであ
り、この電流の検出によつてバイアスローラ6からの供
給電流が制御される。このため、接触板7には検出電流
に応じてバイアスローラ6への供給電流I1を設定する
ための転写制御板16が接続してある。転写制御板16
は、高圧電源15に接続している。
【0013】また、感光体2の周囲には、感光体2の表
面の電荷を弱める転写前除電ランプ17と、感光体2表
面の濃度を検出する一対の濃度センサーA、Bが設けて
ある。濃度センサーAは転写前の現像器(図示せず)の
下部に、濃度センサーBは転写後のクリーニング器(図
示せず)の下部にそれぞれ感光体2に対向させて設けて
ある。濃度センサーとしては、既述のようなLEDやフ
ォトトランジスタ等からなる光学的センサー等種々のも
のを採用できる。なお図中20は定着部で、加熱ローラ
21とパッドローラ22の間にガイド搬送されてきた転
写紙上のトナーを加熱溶解して転写紙に圧着してトナー
を転写紙上に定着させるものである。
【0014】このような転写搬送装置1においては、レ
ジストローラ14から転写紙が繰り出されるのに合わせ
て、支持体10が転写ベルト5を感光体2に接近させ、
感光体2との間に転写紙の搬送方向に沿った長さに相当
するニップ部を形成する。感光体2は、その表面が例え
ば、−800Vに帯電した状態とされ、この表面にプラ
ス帯電のトナーを静電的に吸着した状態でニップ部に移
動する。そして、感光体2は、ニップ部に至る前に感光
体2近傍に配置され、感光体2表面の電荷を弱める転写
前除電ランプ17によって表面電位を低下させられる。
【0015】ニップ部において、感光体2上のトナー
は、転写ベルト5側に位置するバイアスローラ6からの
転写バイアスによって転写紙上に転移する。この転写バ
イアスは例えば−1.5kV〜−6.6kVの範囲で高
圧電源15から印加される。感光体2からの画像転写
後、ニップ部を通過した転写紙は、転写ベルト5の移動
にあわせて静電吸着搬送され、駆動側のローラ4で曲率
分離される。駆動ローラ4で転写ベルト5から分離され
た転写紙は、加熱ローラ17aとパッドローラ17bの
間に搬送され、トナーの加熱溶解、圧着によりトナー画
像が定着されて装置外へと排出される。
【0016】転写紙への画像転写及び転写紙分離が完了
した転写ベルト5は、DCソレノイド12の励磁が解除
されるのに応じて接離レバー13が解除され、支持体1
0が感光体2から離間し、クリーニング装置16のクリ
ーニングブレード8により表面を清掃される。クリーニ
ングブレード8は、転写ベルト5と摺擦することによ
り、感光体2の表面から転移したトナーや転写されない
で転写ベルト5の周辺に飛散していたものが付着した場
合のトナーや転写紙の紙粉を掻き取る。
【0017】次に濃度センサーA、Bによるトナー濃度
制御を説明する。ここではコピー10枚ごとに感光体2
上にパターンを形成して検知制御するものとし、1l枚
以上の連続コピーや、例えば原稿4枚を3部ずつコピー
するときなどは10枚目のパターン検知制御をコピー途
中の紙間で行わせ、またコピー終了と10枚目のパター
ン検知制御タイミングが一致する時は、コピー動作終了
直前にパターン検知制御を行わせるものとする。
【0018】図2、図3にトナー濃度制御のタイミング
チャートを示し、図2はリピートコピーの紙間でパター
ン出力VSPを検知制御する場合、図3はリピートコピ
ー終了時にパターン出力VSPを検知制御する場合を示
す(いずれもA4用紙の2枚リピートである)。
【0019】図2では、コピーボタンが押され、感光体
2を回転駆動するメインモータが作動すると、トナーが
付着していない感光体2の地肌出力VSGA、VSGB
を濃度センサーA、Bが各々検知する。1枚目と2枚目
の紙間ではDCソレノイド12はオンのままで感光体2
と転写ベルト5は密着している。その時、検知パターン
を作成するため帯電並びに帯電グリッドバイアスを出力
させる。これは通常の値より低くしてトナー付着量を抑
え、濃度センサーA、Bで検知しやすいパターンとす
る。また図示せぬサイドイレースもオンとし、濃度セン
サーA、Bに対向する以外の余分なトナー付着を抑え
る。
【0020】このタイミングで転写前位置にある濃度セ
ンサーAでパターン出力VSPAを検知する。従って転
写ベルト5の接離には左右されない。図3の場合は、最
終コピーが終わるとDCソレノイド12がオフとなり、
感光体2と転写ベルト5は離れる。このタイミングで図
2と同様に帯電、グリッド、サイドイレースをオンとし
て検知パターンを作成し、転写後の位置にある濃度セン
サーBでパターン出力VSPBを検知する。転写ベルト
5は感光体2から離れているため転写の影響はない。
【0021】そして地肌出力VSGA、VSGB、パタ
ーン出力VSPA、VSPBの出力比VSPA/VSG
A、VSPB/VSGBと予め設定した所定値との大小
関係でトナー補給量を制御し、常に一定のトナー濃度を
維持するようにトナーの補給を制御する。これにより、
濃度センサーA、Bがトナー飛散などで汚れて出力値が
低下しても、比をとることでその影響を受けにくくでき
る。
【0022】図4は上述の濃度制御動作のフローチャー
トである。まず、濃度センサーAの地肌出力VSGAを
サンプリングし(ステップ1)、濃度センサーBの地肌
出力VSGBをサンプリングし(ステップ2)、作像動
作をオンとし(ステップ3)、パターン出力VSP検知
枚数(例えば10枚目)かどうかを判断し(ステップ
4)、検知枚数に達していなければ残コピーがゼロかど
うかを判断し(ステップ12)、残コピーがゼロでなけ
ればステップ3へ戻り、ゼロであれば処理を終了し、検
知枚数に達していればVSPパターンを作成する(ステ
ップ5)。その後、残コピーがゼロかどうかを判断し
(ステップ6)、残コピーがゼロでなければ濃度センサ
ーAのVSPAをサンプリングし(ステップ7)、出力
比VSPA/VSGAでトナーの補給制御を行い(ステ
ップ8)、ステップ3へ戻る。ステップ6の判断で残コ
ピーがゼロであれば、DCソレノイド12をオフとし、
濃度センサーBのVSPBをサンプリングし(ステップ
10)、出力比VSPB/VSGBでトナーの補給制御
を行い(ステップ11)、その後処理を終了する。
【0023】ところで本実施形態では、2つの濃度セン
サーA、Bで地肌出力VSGを検知していても、トナー
飛散などに起因する汚れで出力値が低下し、その値があ
る限度を超えると濃度センサーA、BのSN比が下が
り、検知精度が低下することは避けられない。そこで、
2つの濃度センサーA、Bで地肌出力VSGを検知した
時に、一方のセンサーがあらかじめ決められた任意の規
定値を超えた場合は、残りの正常なセンサーだけで検知
制御するようにシーケンス制御を変更することができ
る。
【0024】図5にそのようは制御変更を伴う動作のフ
ローチャートを示す。まず、濃度センサーA、B各々の
地肌出力VSGA、VSGBをサンプリングし(ステッ
プ1、2)、その後、まず濃度センサーAの地肌出力V
SGAが2.5V以上か否かを判断する(ステップ
3)。もちろん2.5Vという値は一例であるが、この
値より小さくなると濃度センサーの検知精度が特に低下
するものとする。VSGAが2.5V未満の場合は、精
度低下の可能性が大きいため濃度センサーAをダウンさ
せるフラッグを1とし(ステップ4)、次に濃度センサ
ーBの地肌出力VSGBが2.5V以上か否かを判断す
る(ステップ5)。
【0025】地肌出力VSGBが2.5V以上の場合、
濃度センサーBは正常範囲なので濃度センサーAのダウ
ンフラッグを確認し(ステップ6)、フラッグ1になっ
ていなければ濃度センサーAも正常として通常の制御ル
ーチン(図4のフローチャート)を実行する(ステップ
7)。
【0026】一方、ステップ6において濃度センサーA
のダウンフラッグが1の場合、濃度センサーAのみ異常
として、ステップ8以下の濃度センサーBだけによる検
知制御を行う。特に濃度センサーAは現像器の下にある
ため、トナーで汚れやすくこの状況になりやすい。この
場合、作像動作オン(ステップ8)、パターン出力VS
P検知枚数の判断(ステップ9)、残コピーがゼロかど
うかの判断(ステップ10)とステップ8への戻り、V
SPパターン作成(ステップ12)、DCソレノイドオ
フ(ステップ13)、濃度センサーBのVSPBサンプ
リング(ステップ14)、出力比VSPB/VSGBで
のトナー補給制御(ステップ15)を行う。ただし、濃
度センサーBが転写後の位置にあるため、10枚毎のV
SPB検知時は紙間の時間を延長して転写ベルトを感光
体から離し、確実にVSPB検知を行う必要がある。そ
のため、VSPB検知パターンを作成する(ステップ1
2)前に、通紙待機指令で紙間の時間を延長し(ステッ
プ11)する。再度の残コピーがゼロかどうかの判断
(ステップ16)で残りコピー枚数がゼロの場合は動作
完了となるが、残コピー枚数がある場合はDCソレノイ
ド12をオンとし(ステップ17)、通紙待機指令を解
除して通紙を復帰させ(ステップ18)、ステップ8へ
戻って作像動作を繰り返す。なお、このモードになった
場合は紙間の時間を延長した分、コピーの生産性が低下
しているので並行して何等かの異常表示を行うようにす
るとよい。
【0027】ステップ5において濃度センサーBのVS
GBが2.5V未満の場合、濃度センサーBは異常とし
て濃度センサーAのダウンフラッグを確認し、1になっ
てなければ濃度センサーAは正常のため、濃度センサー
Aだけによる検知制御を行う。この場合、濃度センサー
Aは転写前位置にあるため、紙間の特別な制御(ステッ
プ11、18)は不要である。濃度センサーBに替わっ
て検知を実行するタイミングの時のみセンサーの設置位
置の違いによる検知タイミングの補正を行う必要があ
る。また濃度センサーAのダウンフラッグが1の場合
は、両濃度センサーA、Bがともに異常であるので検知
制御を行わず、トナー定量補給モードに切り替え、何等
かの異常表示を行う。
【0028】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置の転写搬送装置
は、以上説明してきたように、複数個備えた濃度センサ
ーのうち、少なくとも一の濃度センサーを感光体による
転写前の位置に設け、少なくとも他の一の濃度センサー
を転写後の位置に設け、転写ベルトと感光体が接触する
タイミングでは転写前位置の濃度センサーで、転写ベル
トと感光体が離れるタイミングでは転写後位置の濃度セ
ンサーで検知してトナー濃度制御を可能としたので、転
写ベルトと感光体の接離にあわせて検知を切り替えるこ
とで、コピーの生産性を低下させることなく、常に安定
したトナー濃度制御を行うことができるようになるとい
う効果がある。
【0029】請求項2の画像形成装置の転写搬送装置
は、以上説明してきたように、転写前後の濃度センサー
のいずれかの検知出力値が予め定めた値の範囲から外れ
た時に、検知出力値が正常範囲にある濃度センサーを用
いてトナー濃度制御を可能としたので、濃度センサーに
異常が生じた時でも、安定したトナー濃度制御を維持で
きるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の転写
搬送装置の構成を示す概念図である。
【図2】図1の実施形態装置における、リピートコピー
の紙間でパターン出力VSPを検知制御する場合のトナ
ー濃度制御のタイミングチャートである。
【図3】図1の実施形態装置における、リピートコピー
終了時にパターン出力VSPを検知制御する場合のトナ
ー濃度制御のタイミングチャートである。
【図4】図1の実施形態装置における、濃度制御動作の
フローチャートである。
【図5】図1の実施形態装置における、制御変更を伴う
濃度制御動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 転写搬送装置 2 感光体 3、4 ローラ 5 転写ベルト 6 バイアスローラ 7 接触板 8 クリーニングブレード 9 クリーニング装置 10 支持体 11 制御板 12 DCソレノイド 13 接離レバー 14 レジストローラ 15 高圧電源 16 転写制御板 17 転写前除電ランプ 20 定着部 21 加熱ローラ 22 パッドローラ A、B 濃度センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成されたトナー像の濃度を
    光学的に検知する濃度センサーと、上記感光体上のトナ
    ー像を転写紙に静電的に転写し、転写紙を搬送する転写
    搬送ベルトを備えた画像形成装置において、上記濃度セ
    ンサーを少なくとも一対備え、少なくとも該一対の濃度
    センサーのうち、一の濃度センサーを転写前の上記感光
    体上のトナー像の濃度を検知可能な位置に設け、少なく
    とも他の一の濃度センサーを上記転写紙への転写位置後
    の感光体上のトナー像の濃度を検知可能な位置に設け、
    上記感光体上の濃度パターンが上記転写位置を通過する
    タイミングにおいて、上記転写ベルトと上記感光体が接
    触するタイミング時には、上記一の濃度センサーで検知
    し、上記転写ベルトと上記感光体が離れるタイミング時
    には、上記他の一の濃度センサーで検知してトナー濃度
    制御を可能としたことを特徴とする画像形成装置の転写
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記一の濃度センサー及び上記他の一の
    濃度センサーのいずれかの検知出力値が予め定めた値の
    範囲から外れた時に、検知出力値が正常範囲にある濃度
    センサー検知出力値によりトナー濃度制御可能としたこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置の転写搬送装
    置。
JP7319539A 1995-11-14 1995-11-14 画像形成装置の転写搬送装置 Pending JPH09138532A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1178362A2 (de) * 2000-08-01 2002-02-06 Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft Bilderzeugungsvorrichtung mit Online-Bewertung der Bildqualität und zugehörigem Verfahren
JP2007148011A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びパターン生成制御方法
JP2011048202A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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