JP2608304B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2608304B2
JP2608304B2 JP63002289A JP228988A JP2608304B2 JP 2608304 B2 JP2608304 B2 JP 2608304B2 JP 63002289 A JP63002289 A JP 63002289A JP 228988 A JP228988 A JP 228988A JP 2608304 B2 JP2608304 B2 JP 2608304B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電複写機,同プリンタなど静電転写プロセ
スを利用する画像形成装置、特にその転写材の分離装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
無端状に走行する像担持体表面の感光層に帯電した粉
体トナーで可転写のトナー像を形成し、これに、紙を主
とする転写材を接触させるとともに、該転写材にトナー
とは逆極性の電荷をあたえてトナー像を静電的に転写材
に転写したのち、この転写材を像担持体から分離してト
ナー像を転写材に定着固定し、一方、像担持体に残る残
留トナー、残留電荷を除去する工程を繰り返すように構
成した画像形成装置は従来から周知である。
このような画像形成装置において、トナー像を転写材
に転写するさい、これにあたえる電荷の影響で転写後、
転写材が像担持体に静電的に吸着するので、両者の分離
を容易ならしめるために、転写後、転写時の帯電とは逆
極性に偏倚したACコロナ放電を転写材に印加して転写時
の電荷を中和させ、以後転写材自体のこしの強さ、弾性
などによってこれを像担持体から分離させるように構成
したものが広く実用されている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、転写材として最も多用されている紙
は、その種類により、また同種のものでも環境、とくに
湿度によってその弾性、こしの強さが著るしく変化する
ので、前述のような静電分離方式はそれのみで常に安定
した分離作用を奏せしめることは必ずしも容易ではな
い。
また、前記のような分離帯電器によって分離を行う場
合の、分離性の悪化は通紙枚数の増加にともなって、飛
散トナー、転写材から発生する紙粉その他の異物が帯電
器の放電ワイヤに付着して放電電流が減少したり、不安
定になったりするために除電機能が減退することが知ら
れている。
本発明は前述のような理由から除電機能が減退し分離
不良を起こした時に、該転写材が像担持体に与える負荷
が大きくなることに着目し、その負荷量をドラム電流と
してモニターし、それを分離電流コントローラにフイー
ド・バツクして、分離電流値を随時変えることで、常時
安定した分離作用の遂行を可能とする、転写材の分離装
置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段(及び作用)〕
本発明者らの検討によると、ドラム駆動速度を一定に
した時、分離電流を振ってドラム駆動電流値をモニター
した時、第2図に示す通りになった。図のaは、該分離
電流値Isep.が増加するに従い、転写材の像担持体への
巻きつき力が弱くなるので、その分該像担持体への負荷
分が小さくなり、該ドラム駆動電流値Idr.は小さくなる
ことを示している。また該分離電流値が小さくなってい
き、ついに図中bとなると、該転写材が該像担持体に完
全に巻きつき離れなくなるジヤム現象が起こり、それに
より該転写材の該像担持体への負荷が急激に大きくな
り、図中cに示すとおり該ドラム駆動電流値は大きくな
る。またこれに反しIsep.が大きくなりすぎると、再転
写現象が起こることが想定される。その閾値を図中dと
すると、Isep.ラチチユードは図中eとなる。
また前述の通り、耐久等により徐々に分離除電機能の
低下が見られるようになると該転写紙がドラムに巻きつ
くようになり、ドラムへの負荷が大きくなる。それに従
いIdr.も大きくなる。これは第3図に示す通りである。
このグラフにおけるaは、初期の分離除電が良好な状態
の時のIdr.の値である。本発明においては分離不良を検
知する一手段としてこのaの値をあらかじめ設定してお
くことを考えた。そして分離除電が良好でなくなるにつ
れて増えるIdr.の値をその都度検知し、この値をbとす
ると(b−a)は、分離除電がうまくいかないために増
加した分のドラム駆動電流であるから、これがいつもa
になるようにIsep.を増加するような構成にすることを
特徴としている。
〔実施例1〕 第1図は本発明を、回転円筒状の像担持体(感光体)
をそなえた複写機に適用した実施例の要部の側面図であ
って、矢印A方向に回転する感光体1の表面に形成され
た可転写のトナー像は、搬送路21に配され、レジストロ
ーラ2の位置で待機している転写材とタイミングを合せ
て、転写帯電器3を配した転写部位において該転写材に
接触し、この位置で転写材はその背面にトナーとは逆極
性の電荷が付与されて感光体側のトナー像は転写材に転
移する。
このとき転写材は、感光体表面に静電吸着力によって
付着するので、分離帯電器4によって転写材には、転写
帯電器におけるとは反対極性の電荷をあたえて以前の電
荷を除電し、転写材自体のこしの強さ、自重によってこ
れを感光体から分離し、搬送ベルト5などの手段によっ
て次の定着部位に搬送する。
前記感光体1の周辺には、その表面を一様に帯電させ
るための一次帯電器、これに画像信号をあたえて静電潜
像を形成する部位、該潜像を顕像化する現像器、残留ト
ナーを除去するためのクリーナなどが配設してあること
は勿論であるが、これらは本発明には直接関係がないの
で、それらについての説明は省略する。
前述のような複写機において本発明にあっては、前記
感光体を駆動するモーターのトルクを電流値としてモニ
ターする装置6と、前記感光体の回転数を検知する装置
7を設ける。
一方、静電分離方式の場合、放電電流には転写電流と
は反対極性に偏倚したACコロナ放電が用いられ、除電能
力は転写材方向にむかう電流量により、通紙によって、
とくに直流成分の低下がみられた。この直流成分につい
ては、装置の構成によって適正な値があることが確認さ
れており、これがすくなすぎると分離不良が、多すぎる
と再転写が発生することが確認されている。
このように構成することによって、通紙時に前記感光
体の回転数を6の装置で検知させ、61のコントロールユ
ニツトで回転数を一定に保つことができる。この状態で
通紙時に該感光体駆動電流値Idr.を7でモニターし、71
のコントロールユニツトに入力して、前述第3図のaと
の差を算出し、これを高圧ユニツト8に印加して該感光
体駆動電流Idr.が正規の値aになるように、該Isep.の
直流成分を増加させるのであるが、その一方法として
は、第2図に示した通りの関係をあらかじめコントロー
ルユニツトに入力しておき、Idr.の値によって増加され
うるIsep.の値を決定することがあげられる。このよう
にして転写体にいつも適度の分離放電電流Isep.を与え
ることにより、ジヤムの少ない良好なコピーを得ること
ができた。
〔実施例2〕 前項で述べた複写機においては、通紙枚数の増加にと
もない、飛散トナー,その他の異物が分離帯電器の放電
ワイヤーに付着してワイヤー汚れ現象となり、定期的に
ワイヤーを清掃する必要がある。そこで前記実施例に加
えて、あらかじめワイヤー汚れの限界を決定しておき、
そのときの感光体駆動電流値をワイヤー汚れラチチユー
ドとし、通紙するごとに7でモニターした感光体駆動電
流値が該ラチチユード値に達した時、ワイヤー清掃時で
あることを操作者に告知して清掃を促すような構成をと
るのが好適である。
〔実施例3〕 さらに他の実施例として通紙した時ジヤムが発生し、
転写紙が感光体に巻きついたとする。この状態の時には
転写紙の感光体に対する負荷が急激に大きくなり、Idr
は第2図Cに見られるような値をとる。そこで、これを
用いて通紙時に7の装置でIdrをモニターした時にこの
Cの値となったなら直ちに機械の作動を停止し、ジヤム
であることを操作者に告知するようなジヤム検知装置の
構成をとると好適である。
〔発明の効果〕
本発明は以上のような構成をとっているため、分離帯
電器を用いる画像形成装置において、分離不良を検知し
放電電流値をコントロールすることにより機能を保持
し、またジヤムなどが起きた時は直ちに機械が停止して
機能の恢復をすみやかにはかることができる。このよう
に長期に渡って良好な分離作用を維持することができ、
良質の画像が得られる効果がある。またワイヤ汚れに対
する清掃最適時も知らしめることが可能であり、メンテ
ナンスなどにも好適であるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を複写機に適用した実施例を示す要部の
側面図。 第2図は分離電流値Isep.とドラム駆動電流値Idr.の関
係を示すグラフ。 第3図は通紙枚数とドラム駆動電流値Idr.の関係を示す
グラフ。 1……感光体、2……レジストローラ 3……転写帯電器、4……分離帯電器 5……搬送ベルト、6……ドラム回転数検知装置 7……ドラム駆動電流検知装置 8……高圧ユニツト 61……コントロールユニツト 71……コントロールユニツト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する像担持体表面のトナー像に、同期
    走行するシート状転写材を接触ないし近接させて前記ト
    ナー像を転写材に転写させた後、該転写材を像担持体か
    ら分離して搬送させるようにした画像形成装置におい
    て、像担持体の回転数を検知しこの回転数を一定に保ち
    駆動させる回転制御手段を有し、像担持体の駆動力の大
    きさを検知する駆動力検知手段により転写材に与える分
    離電流を制御する分離制御手段を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記分離制御手段は分離電流の直流成分を
    制御する特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記駆動力検知手段に基いて分離帯電電極
    の自動清掃を制御する特許請求の範囲第1項記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記駆動力検知手段に基いて転写材のジヤ
    ムを検知する特許請求の範囲第1項記載の画像形成装
    置。
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