JP2001192136A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001192136A
JP2001192136A JP2000000386A JP2000000386A JP2001192136A JP 2001192136 A JP2001192136 A JP 2001192136A JP 2000000386 A JP2000000386 A JP 2000000386A JP 2000000386 A JP2000000386 A JP 2000000386A JP 2001192136 A JP2001192136 A JP 2001192136A
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belt
polishing
cleaning
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image forming
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JP2000000386A
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English (en)
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Atsuteru Oikawa
及川  敦輝
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ベルトの滑りを防止し、かつトナーの付
着を軽減する。 【解決手段】 記録材搬送方向最下流側の感光体ドラム
3dと、搬送ベルト駆動ローラ101との間に、搬送ベ
ルト130の裏面を粗面化する研磨ローラ110と、研
磨ローラ110の下流側に位置し、搬送ベルト130の
裏面を清掃する清掃部材120とが一体の研磨清掃ユニ
ット100を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタあるいは
複写機などとされる電子写真方式あるいは静電記録方式
の画像形成装置に関し、特に、記録材搬送手段に記録材
を担持し、像担持体上に形成された複数色の可視画像を
同一記録材に重ね転写するカラー画像形成装置、および
像担持体上に形成された複数色の可視画像を一旦中間転
写体に重ね転写し、さらに記録材に一括転写するカラー
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かるカラー電子写真画像形成装置のう
ち、記録材搬送手段に記録材を担持し、像担持体上に形
成された複数色の可視画像を同一記録材に重ね転写する
カラー画像形成装置の一例を図6に基づいて説明する。
装置内には第1、第2、第3、および第4画像形成部P
a、Pb、Pc、Pdが並設され、各々異なった色のト
ナー像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成され
る。
【0003】第1〜第4画像形成部Pa〜Pdは、それ
ぞれ専用の像担持体、本例では電子写真感光体ドラム3
a、3b、3c、3dを具備し、各感光体ドラム3a〜
3d上に各色のトナー像が形成される。各感光体ドラム
3a〜3dに隣接してベルト状搬送手段である搬送ベル
ト130が設置され、感光体ドラム3a〜3dに形成さ
れた各色のトナー像が、搬送ベルト130上に担持して
搬送される記録材P上に転写される。さらに各色のトナ
ー像を転写した記録材Pは、定着部9で加熱および加圧
によりトナー像を定着した後、記録画像として装置外に
排出される。
【0004】搬送ベルト130は、駆動手段である駆動
ローラ101および支持ローラ14、15に張設され、
矢印方向に回転駆動される。
【0005】感光体ドラム3a〜3dの外周には、それ
ぞれ露光ランプ111a、111b、111c、111
d、ドラム帯電器2a、2b、2c、2d、電位センサ
113a、113b、113c、113d、現像手段で
ある現像器1a、1b、1c、1d、ブラシ転写帯電器
24a、24b、24c、24d、およびクリーナ4
a、4b、4c、4dが設けられ、装置の上方部には図
示しない光源装置およびポリゴンミラー117が設置さ
れている。
【0006】光源装置から発せられたレーザ光をポリゴ
ンミラー117を回転して走査し、その走査光の光束を
反射ミラーによって偏向し、fθレンズにより感光体ド
ラム3a〜3dの母線上に集光して露光することによ
り、感光体ドラム3a〜3d上に画像信号に応じて潜像
が形成される。
【0007】現像器1a〜1dには、現像剤としてそれ
ぞれシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのト
ナーが図示しない供給装置により所定量充填されてい
る。現像器1a〜1dには、それぞれ感光体ドラム3a
〜3d上の潜像を現像して、シアントナー像、マゼンタ
トナー像、イエロートナー像、およびブラックトナー像
として可視化する。
【0008】記録材Pは記録材カセット10に収容さ
れ、そこから複数の搬送ローラ11およびレジストロー
ラ12を経て搬送ベルト130上に供給され、搬送ベル
ト130による搬送で各感光体ベルト3a〜3dと対向
した転写部に順次送られる。
【0009】搬送ベルト130は、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂シート(PETシート)や、ポリフッ化ビ
ニリデン樹脂シート、ポリウレタン樹脂シートなどの誘
電体樹脂のシートからなっており、その両端部を互いに
重ね合わせて接合し、エンドレス形状にしたものか、あ
るいは継ぎ目を有しない(シームレスベルト)が用いら
れている。
【0010】この搬送ベルト130が回転し、所定の位
置にあることが確認されると、レジストローラ12から
記録材Pが搬送ベルト130に送り出され、記録材Pが
第1画像形成部Paの転写部へ向けて搬送される。これ
と同時に画像書き出し信号がオンとなり、それを基準と
してあるタイミングで第1画像形成部Paの感光体ドラ
ム3aに対し画像形成を行なう。そして感光体ドラム3
aの下側の転写部でブラシ転写帯電器24aが電界また
は電荷を付与することにより、感光体ドラム3a上に形
成された第1色目のトナー像が記録材P上に転写され
る。この転写により記録材Pは搬送ベルト130上に静
電吸着力でしっかりと保持され、第2画像形成部Pb以
降に搬送される。
【0011】以下、同様にして、第2画像形成部Pb〜
第4画像形成部Pdでの画像形成、転写が行なわれる。
次いで4色のトナー像を転写された記録材Pは、搬送ベ
ルト130の搬送方向下流部で分離帯電器32により除
電して静電吸着力を減衰することにより、搬送ベルト1
30の末端でそこから離脱する。離脱した記録材Pは、
搬送部62により定着装置9へ搬送される。
【0012】定着装置9は、定着ローラ51、加圧ロー
ラ52と、その各々をクリーニングする耐熱性クリーニ
ング部材54、55と、ローラ51、52内に設置され
たローラ加熱ヒータ56、57と、定着ローラ51にジ
メチルシリコーンオイルなどの離型剤オイルを塗布する
塗布ローラ50と、そのオイル溜め53と、加圧ローラ
52の表面温度を検知して定着温度を制御するサーミス
タ58とから構成されている。
【0013】4色のトナー像を転写された記録材Pは、
定着により、トナー像の混色および記録材Pへの固定が
行なわれて、フルカラーのコピー画像が形成され、機外
のトレイ63へと排紙される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のごときカラー画
像形成装置においては、搬送ベルト130の裏面や搬送
ベルト駆動ローラ101の表面上には、転写前放電など
により感光体ドラム3a〜3d上のトナーが飛散した
り、記録材P上に転写された未定着トナーが剥離時など
に飛散したり、現像器1a〜1dや感光ドラムクリーナ
4a〜4dから、直接トナーが落下し飛散するなど、搬
送ベルト裏面や搬送ベルト駆動ローラ表面上にトナーに
より汚れてしまうという問題点があった。
【0015】これらの搬送ベルト裏面や搬送ベルト駆動
ローラ表面上のトナーを清掃するための清掃部材、例え
ばクリーニングウェブ(不織布)が搬送ベルト裏面や搬
送ベルト駆動ローラ表面上に取り付けられている。上記
の例では、図に示すように、クリーニングウェブ19が
巻き出しロール18から巻き出されて巻き込みロール1
7に巻き込まれる際に搬送ベルト130を挟むように配
置された押圧ローラ対21、22によって搬送ベルト1
30の表面に押圧され、清掃を行なう構成を備えてい
る。
【0016】しかしながら、搬送ベルト130の裏面や
搬送ベルト駆動ローラ101の表面上には、1枚間欠コ
ピー時の汚れに比べ、連続コピー時は、そのコピー枚数
に応じた多量のトナーが短時間に残留する。
【0017】以上のような搬送ベルト裏面や搬送ベルト
駆動ローラ駆動ローラ表面上の汚れを清掃しきれずに、
搬送ベルトを回動させると搬送ベルト駆動ローラ表面上
で搬送ベルトが滑り、不良画像が形成されてしまう。
【0018】また、搬送ベルトの裏面は長期間の使用に
伴い一次転写部材との接触面積が大きくなり、帯電しや
すくなり、トナーが付着するようになる。
【0019】このような問題は、像担持体上に形成され
た複数色の可視画像を一旦ベルト状中間転写体に重ね転
写し、さらに記録材に一括転写する中間転写方式のカラ
ー画像形成装置におけるベルト状中間転写体およびその
駆動手段である駆動ローラについても同様に発生する。
【0020】従って、本発明の主な目的は、ベルト状搬
送手段の滑りを防止し、かつ現像剤の付着を軽減できる
画像形成装置を提供することである。
【0021】本発明の他の目的は、ベルト状中間転写体
の滑りを防止し、かつ現像剤の付着を軽減できる画像形
成装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上の潜像を
現像してトナー像を形成する現像手段と、トナー像が転
写される記録材を担持搬送するベルト状搬送手段と、前
記ベルト状搬送手段を駆動する駆動手段と、を有する画
像形成装置において、前記ベルト状搬送手段の裏面を研
磨する研磨手段と、前記ベルト状搬送手段の裏面を清掃
する清掃手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置が提供される。
【0023】本発明による他の態様によれば、潜像が形
成される像担持体と、前記像担持体上の潜像を現像して
トナー像を形成する現像手段と、トナー像が転写される
ベルト状中間転写体と、前記ベルト状中間転写体を駆動
する駆動手段と、を有する画像形成装置において、前記
ベルト状中間転写体の裏面を研磨する研磨手段と、前記
ベルト状中間転写体の裏面を清掃する清掃手段と、を有
することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0024】上記発明において、一実施態様によれば、
前記駆動手段は駆動ローラであって、前記駆動ローラの
表面を清掃する駆動ローラ清掃手段を有する。別の態様
によれば、前記研磨手段と前記清掃手段とは一体構成で
ある。また、別の態様によれば、前記研磨手段、前記清
掃手段、および前記駆動ローラ清掃手段は一体構成であ
る。また、前記ベルト状搬送手段を張架する複数のロー
ラのうちの一つのローラが、前記ベルト状搬送手段の裏
面を研磨する機能を有する。前記ベルト状中間転写体を
張架する複数のローラのうちの一つのローラが、前記ベ
ルト状中間転写体の裏面を研磨する機能を有する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0026】実施例1 本発明の第1実施例について説明する。なお、本実施例
では、本発明は、前出の図6に示したカラー画像形成装
置に具現化されるものとする。したがって、カラー画像
形成装置の全体的構成、機能についての詳しい説明は省
略し、本発明の特徴部分について説明する。また、前出
の部材と同一部材については同一符号を付すものとす
る。
【0027】図1に示すように、記録材Pの搬送方向A
における最下流側の第4画像形成部Pdの感光体ドラム
3dと、駆動ローラ101との間に研磨清掃ユニット1
00が配置されている。研磨清掃ユニット100は、主
に、搬送ベルト130の裏面を研磨する研磨手段として
の研磨ローラ110と、搬送ベルト130の裏面を清掃
する清掃手段としての清掃部材120とを備え、板状の
支持部材140によって一体的に構成されている。ま
た、研磨ローラ110および清掃部材120に対して搬
送ベルト130を挟んで圧接するバックアップ部材15
0が設けられている。
【0028】研磨ローラ110は、粗面手段として機能
するため、例えば金属ローラに酸化アルミニウムフィル
ムを巻き付けたもの、または酸化アルミニウムを塗布し
たもの、金属ローラをブラスト処理したものなどを用い
る。
【0029】本実施例では、研磨ローラ110は、板状
の支持部材140に支持されており、搬送ベルト130
の裏面に接して粗し動作を行なう場合、搬送ベルト13
0に対し静止した構成を有しているが、周速差を持たせ
るために回転させてもよい。
【0030】また、研磨ローラ110による搬送ベルト
130の裏面研磨は、画像に影響を与えないために作像
中は避ける。
【0031】なお、搬送ベルト裏面の表面粗さが中心線
平均粗さRzで20μmを超えて粗すぎると転写電界が
均一に作用せず転写むらという副作用が発生する場合が
あるが、搬送ベルト裏面の表面粗さRzを3μm≦Rz
≦20μmに設定することで、上記のような副作用を引
き起こすことなく良好な画像を得ることができる。
【0032】本実施例では、コピー枚数が1000枚〜
1500枚毎に搬送ベルト裏面研磨を行なうことによっ
て、表面粗さRzを維持する。
【0033】なお、研磨ローラ110は、その周面がま
んべんなく搬送ベルト130の裏面に接することができ
るように、支持部材140に回動可能に支持されてい
る。
【0034】図2に示すように、研磨ローラ110の押
し当て動作は、モータ80が正転しカム90が回転し、
支持部材140に設けられた軸142を回動中心として
支持部材140を昇降させることによって行なわれる。
【0035】バックアップ部材150は、研磨ローラ1
10の長手方向よりも若干広く設けてある。このバック
アップ部材150の構成は平坦状の板金にスポンジ状の
軟質部材を貼り、さらに搬送ベルト130と摺擦する面
にフィルムを取着した構成である。上記のフィルムはな
るべく抵抗の少ない、例えば高分子ポリエチレンなどが
好適である。
【0036】図2に示す搬送ベルト裏面の清掃部材であ
るクリーニングブレード120は、ソレノイド121の
駆動によって搬送ベルト裏面への接離が可能となってい
る。
【0037】すなわち、ソレノイド121の駆動と共に
スライド可能に支持部材140に取付けられたスライド
部材122が矢印方向に移動すると、スライド部材12
2の突起部123がクリーニングブレード120の延設
部124と当接し、スライド部材122の支持部125
を中心にクリーニングブレード120を矢印方向に回動
する。なお、図には示されていないが、クリーニングブ
レード120は支軸部125を介して支持部材140に
支持されている。
【0038】クリーニングブレード120としては、他
に、クリーニングウェブのような比較的柔軟な材質を摺
擦するようなもの、樹脂ブレード、アクリルブラシ、フ
ァーブラシなどを用いることも可能である。
【0039】上記のように、搬送ベルト裏面への研磨ロ
ーラ110およびクリーニングブレード120の接離を
独立させることによりあらゆるタイミングの各動作が可
能となっている。
【0040】また、本実施例では、前述のように、カム
90により軸142を中心に支持部材140を回動させ
ることにより研磨清掃ユニット100全体が搬送ベルト
130に対して接離できるようになっている。なお、図
2に示すように、カム90の位置を研磨清掃ユニット1
00のベルト搬送方向最下流に設けることにより、研磨
ローラ110が離間した後に、クリーニングブレード1
20が遅れて離間するようになっている。これは、研磨
中ベルトの削り粉は研磨ローラ110と搬送ベルト13
0の裏面に挟まれており、研磨ローラ110の離間と同
時にベルト搬送方向下流へ流されいき、そこで、この削
り粉をクリーニングブレード120により拾うようにす
るためである。
【0041】このような構成によれば、搬送ベルト13
0の裏面を研磨し、かつベルト裏面に付着したトナーや
ベルト研磨時の削りかすなどを清掃することにより、搬
送ベルト駆動ローラ101と搬送ベルト裏面の吸着力低
下を防止し、かつ駆動ローラ101とベルト裏面の間の
介在物を少なくすることにより駆動ローラ上でのベルト
の滑りを防ぐことができ、安定したベルト駆動が可能と
なる。さらに、搬送ベルト130の裏面を研磨すること
によって、搬送ベルト130の内側に配置された転写部
材24a〜24dとの接触面積を少なくし、搬送ベルト
130の帯電を防ぎ、搬送ベルト130へのトナー付着
を減少させることができる。
【0042】また、本実施例のごとく、図1に示すよう
に、搬送ベルト駆動ローラ101の直前に、研磨手段1
10と清掃手段120を有する研磨清掃ユニット100
を配置することによって、駆動ローラ101へのトナー
やベルト裏面削りかすなどの異物付着を最小限にするこ
とができる。
【0043】実施例2 つぎに、図3を参照して、本発明による画像形成装置の
第2実施例について説明する。なお、本実施例の画像形
成装置は、第1実施例と同様に、図6により説明した従
来のカラー画像形成装置と略同一な構成であり、第1実
施例の搬送ベルト裏面研磨手段110を、搬送ベルト1
30を張架しているローラのうちの1つのローラを搬送
ベルト裏面研磨手段としての研磨ローラ210としたも
のである。また、研磨ローラ210および搬送ベルト清
掃手段220の構成および動作は第1実施例の研磨ロー
ラ110および清掃部材120と同様であり、したがっ
てその説明を省略する。
【0044】本実施例においては、搬送ベルト130を
張架しているローラのうちの1つのローラを搬送ベルト
裏面研磨手段としてのの研磨ローラ210とし、さらに
研磨ローラ210の搬送ベルト回転方向下流の位置に搬
送ベルト裏面清掃手段であるスクレーパ220を設け
る。このスクレーパ220によって、研磨ローラ210
によって削られた記録材搬送ベルト130の削り粉や付
着トナーを受け皿260に回収することができる。
【0045】なお、研磨ローラ210、スクレーパ22
0、および受け皿260は支持部材240によって一体
とされて研磨清掃ユニット200を構成し、搬送ベルト
130を挟んでスクレーパ220に対向するようにバッ
クアップ部材250が配置されている。
【0046】また、研磨ローラ210は、作像中は搬送
ベルト130の張架ローラの1つとしてベルトを搬送
し、作像中以外のときに搬送ベルト130を研磨すると
きは、搬送ベルト130に対し静止させても、周速差を
持たせるために回転させてもよい。
【0047】このような構成により、研磨ローラ210
の作動により生じた削り粉による機内の汚染を防止する
と共に、搬送ベルト裏面に付着したトナーを回収するこ
とができ、第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0048】さらに、本実施例の構成は、搬送ベルト1
30を張架しているローラのある1つのローラを研磨ロ
ーラにすることから、新たに研磨手段を設ける必要がな
く、省スペース、省コストを実現している。
【0049】実施例3 つぎに、図4を参照して、本発明による画像形成装置の
第3実施例について説明する。なお、本実施例の画像形
成装置は第1実施例と同様に図6により説明した従来の
カラー画像形成装置と略同一な構成であり、第1実施例
の搬送ベルト裏面研磨清掃ユニット100を搬送ベルト
裏面研磨・清掃・駆動ローラ清掃ユニット300とし、
ユニット300の配置位置を搬送ベルト駆動ローラ下流
に隣接して設ける点で異なっている。
【0050】本実施例においては、搬送ベルト裏面研磨
手段310と、搬送ベルト裏面清掃手段370と、さら
に搬送ベルト駆動ローラ表面清掃手段320とにより1
つの部材ユニットである、搬送ベルト裏面研磨・清掃・
駆動ローラ清掃ユニット300を構成する。
【0051】搬送ベルト駆動ローラ清掃手段370は駆
動ローラ101を清掃し、搬送ベルト裏面研磨手段31
0は搬送ベルト101の裏面を研磨し、搬送ベルト裏面
清掃手段320で搬送ベルト101の裏面を清掃する。
搬送ベルト裏面清掃部材320は搬送ベルト裏面研磨手
段370の回転方向下流の位置に設けられている。
【0052】また、搬送ベルト裏面研磨手段310と搬
送ベルト駆動ローラ表面清掃手段320とに対向するよ
うに搬送ベルト130を挟んでバックアップ部材350
を設けている。そして、リンク機構380により各手段
310、320、370の搬送ベルト130と駆動ロー
ラ101に対する接離を制御できるようにしている。
【0053】このような構成により、搬送ベルト130
の裏面を研磨するとともに清掃し、搬送ベルト駆動ロー
ラ101の表面を清掃することによって搬送ベルト回動
時の駆動ローラ101上での搬送ベルトの滑りを防ぐこ
とができる。
【0054】また、搬送ベルト研磨手段310と搬送ベ
ルト清掃部材320を搬送ベルト駆動ローラ101のす
ぐ下流に設けることにより、搬送ベルト駆動ローラ10
1のベルト削り粉付着を最大限に予防することができ
る。
【0055】さらに、上述の3つの機能を1つの部材ユ
ニットに集約することができるので、省スペース、省コ
ストを実現している。
【0056】駆動ローラ清掃手段370としては、フェ
ルト、粘着性ゴム、アクリルブラシ、ファーブラシのよ
うな比較的柔軟な材質を摺擦するようなものや、樹脂ブ
レード、薄いSUS板などのローラ表面の付着物を掻き
取るようなものを用いることも可能である。
【0057】実施例4 つぎに、本発明の第4実施例について図5により説明す
る。本実施例は、上記実施例にて説明した発明を、中間
転写ベルトを用いた中間転写式のカラー画像形成装置に
適用するものである。
【0058】図5に本実施例のカラー画像形成装置を示
す。なお、画像形成に寄与する部材で前出の部材と同一
の機能を有する部材については同一符号を付す。
【0059】本実施例のカラー画像形成装置は、第1、
第2、第3および第4画像形成部Pa、Pb、Pc、P
dがベルト状中間転写体である中間転写ベルト131の
平面部に沿って並置した構成を備えている。
【0060】各感光体ドラム3a、3b、3c、3dを
帯電装置2a、2b、2c、2dにより均一帯電を行な
った後に、露光装置5a、5b、5c、5dにより各々
の感光体ドラム3a〜3dに各色の色情報に応じた潜像
を形成する。その後、現像装置1a、1b、1c、1d
により各潜像を現像剤によりトナー像として可視化す
る。
【0061】各感光体ドラム3a〜3dに現像されたト
ナー像は各々の不図示の高圧電源に接続された一次転写
装置24a、24b、24c、24dにより一旦中間転
写ベルト131上に一次転写される。
【0062】一方、中間転写ベルト131上の先端画像
タイミングに合わせて、転写材Pが給紙ローラ25によ
り二次転写部T2に搬送される。
【0063】中間転写ベルト131上のトナー像は不図
示の高圧電源に接続された二次転写装置26により、中
間転写ベルト131から搬送された記録材Pに二次転写
される。更に引き続き、二次転写された記録材Pは定着
装置9に搬送され、トナー像が定着される。
【0064】転写が終了した感光体ドラム3a〜3dは
クリーニング装置4a、4b、4c、4dによって清掃
され、つぎの工程に供される。
【0065】中間転写ベルト131は、駆動ローラ10
1、テンションローラ102、および2次転写対向ロー
ラ103に張設されている。
【0066】第4画像形成部Pdの直下流側には、第1
実施例にて説明した研磨清掃ユニット100が配置され
ており、該ユニット100の作用によって、中間転写ベ
ルト131の裏面を研磨し、かつベルト裏面に付着する
トナーやベルト研磨時の削りかすなどを清掃することに
より、中間転写ベルト駆動ローラ101と中間転写ベル
ト裏面の吸着力低下を防止し、かつ駆動ローラ101と
ベルト裏面の間の介在物を少なくすることにより駆動ロ
ーラ101上でのベルト131のスリップを防ぐことが
でき、安定したベルト駆動が可能となる。さらに、中間
転写ベルト131の裏面を研磨することによって、中間
転写ベルトの内側に配置された転写部材との接触面積を
少なくし、中間転写ベルト131の帯電を防ぎ、中間転
写ベルト131へのトナー付着を減少させることができ
る。
【0067】また、説明は省略するが、本実施例の中間
転写ベルトを備えたカラー画像形成装置に、図3を参照
して説明した第2実施例の構成を、あるいは図4を参照
して説明した第3実施例の構成を適用することも可能で
あり、同様に上記の効果を得ることができる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、ベルト状搬送手段またはベル
ト状中間転写体の裏面を研磨する研磨手段と、前記ベル
ト状搬送手段または前記ベルト状中間転写体の裏面を清
掃する清掃手段と、を有することにより、ベルト状搬送
手段またはベルト状中間転写体の滑りを防止して、安定
したベルト駆動を確保し、かつ現像剤の付着を軽減で
き、したがって、高品質画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例を示す説明図である。
【図2】第1実施例の研磨清掃ユニットを示す斜視図で
ある。
【図3】第2実施例の研磨清掃ユニットを示す説明図で
ある。
【図4】第3実施例の研磨清掃ユニットを示す説明図で
ある。
【図5】第4実施例の中間転写ベルトを備えたカラー画
像形成装置を示す構成図である。
【図6】第1〜第3実施例が適用される従来のカラー画
像形成装置の一例を示すカラー画像形成装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 現像器(現像手段) 3a、3b、3c、3d 感光体ドラム(像担持体) 101 駆動ローラ(駆動手段) 100、200 研磨清掃ユニット 110、210、310 研磨ローラ(研磨手段) 120、220、320 清掃部材(清掃手段) 370 駆動ローラ研磨部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像が形成される像担持体と、前記像担
    持体上の潜像を現像してトナー像を形成する現像手段
    と、トナー像が転写される記録材を担持搬送するベルト
    状搬送手段と、前記ベルト状搬送手段を駆動する駆動手
    段と、を有する画像形成装置において、 前記ベルト状搬送手段の裏面を研磨する研磨手段と、前
    記ベルト状搬送手段の裏面を清掃する清掃手段と、を有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 潜像が形成される像担持体と、前記像担
    持体上の潜像を現像してトナー像を形成する現像手段
    と、トナー像が転写されるベルト状中間転写体と、前記
    ベルト状中間転写体を駆動する駆動手段と、を有する画
    像形成装置において、 前記ベルト状中間転写体の裏面を研磨する研磨手段と、
    前記ベルト状中間転写体の裏面を清掃する清掃手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は駆動ローラであって、前
    記駆動ローラの表面を清掃する駆動ローラ清掃手段を有
    することを特徴とする請求項1または2の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記研磨手段と前記清掃手段とは一体構
    成であることを特徴とする請求項1または2の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記研磨手段、前記清掃手段、および前
    記駆動ローラ清掃手段は一体構成であることを特徴とす
    る請求項3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ベルト状搬送手段を張架する複数の
    ローラのうちの一つのローラが、前記ベルト状搬送手段
    の裏面を研磨する機能を有することを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ベルト状中間転写体を張架する複数
    のローラのうちの一つのローラが、前記ベルト状中間転
    写体の裏面を研磨する機能を有することを特徴とする請
    求項2の画像形成装置。
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