JP2002139970A - 像担持体ユニット及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

像担持体ユニット及びそれを備えた画像形成装置

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JP2002139970A JP2000333447A JP2000333447A JP2002139970A JP 2002139970 A JP2002139970 A JP 2002139970A JP 2000333447 A JP2000333447 A JP 2000333447A JP 2000333447 A JP2000333447 A JP 2000333447A JP 2002139970 A JP2002139970 A JP 2002139970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体表面をクリーニング装置で清掃した際
に、トナー等の一部が帯電ローラの帯電性能に影響を与
える部分に付着したりしないようにする。 【解決手段】 感光体ドラム5の表面を清掃するクリー
ニングブレード47のクリーニング有効幅Wcの両端部
Wc,Wcが、感光体ドラム5の表面に帯電ローラ
14の両端部の凸部形成部材18,18がそれぞれ接触
している部分よりも内側に位置しないように配置する。
それにより、クリーニング有効幅Wcの両端部Wc
Wcの位置でトナーが洩れたとしても、そのトナーは
帯電ローラ14の両側の凸部形成部材18,18の間の
領域に対応する部分には付着しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯電ローラと像
担持体とその像担持体の表面を清掃するクリーニング装
置とを備えた像担持体ユニット及びそれを備えた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置である複写
機,プリンタ,ファクシミリ等では、像担持体である感
光体の表面に静電潜像を形成するのに先立って、その感
光体をいろいろな方法で均一に帯電させている。その帯
電方法の1つとして、近年では導電性の部材でローラ状
に形成した帯電ローラを感光体の表面に接触させ、その
状態で帯電ローラと感光体との間に電圧を印加すること
により、感光体の表面を帯電させる接触帯電方式の接触
帯電装置が、低オゾン化と低電力化が図れるという利点
があることから、実用化されている。
【0003】しかしながら、このような接触帯電装置に
使用されている帯電ローラは、例えば金属製の芯金の外
側に導電性のゴムで形成した弾性ローラ部を設けたもの
であるため、その弾性ローラ部が感光体の表面に押し付
けられた状態で長期間放置され続けると、その弾性ロー
ラ部の中に含まれている物質(例えば可塑剤)が表面に
滲み出て、それが感光体の表面を汚してしまうというこ
とがあった。
【0004】また、接触帯電の場合には、帯電ローラ等
の帯電部材が感光体等の像担持体の表面に接触した状態
で帯電が行われるため、その像担持体の表面に画像転写
後に残った転写残トナー等が帯電部材の表面に転移する
ことによって汚れると、それが原因で帯電性能が低下し
てしまうことがあるということもあった。
【0005】そこで、このような問題を解決するため、
帯電ローラの弾性ローラ部の両端部に所定の厚さのスペ
ーサやテープ等からなる凸部を形成するための凸部形成
部材をそれぞれ取付け、それにより帯電ローラの両端部
の凸部形成部材を除く他の部分が感光体の表面に対して
非接触になるようにし、その状態で感光体を帯電するよ
うにした非接触帯電装置が提案されている(例えば特開
平3−240076号公報,特開平4−360167号
公報,特開平5−107871号公報等参照)。
【0006】この非接触帯電装置によれば、帯電ローラ
の両側の凸部形成部材の内側の領域となる帯電有効領域
は感光体に接触しないので、上述した接触帯電装置の欠
点である帯電ローラの弾性ローラ部の中に含まれている
物質の感光体への付着や、感光体の表面に付着したトナ
ー等の付着物が帯電ローラの表面に転移しやすいという
問題を解決することができる。
【0007】ところで、画像形成にトナーを使用する電
子写真方式の画像形成装置では、画像の転写紙への転写
後に感光体の表面に残る転写残トナーが帯電ローラの表
面や上述した凸部形成部材に転移したりしないようにす
るため、図12に示すように感光体ドラム105の表面
を摺接するクリーニングブレード147に近接させて、
そのクリーニングブレード147と略同様な長さの入り
口シール101と、その入り口シール101の長手方向
の両端部に例えば植毛シールからなるサイドシール10
2,102(図12では一方の端部側のみを図示してい
る)をそれぞれ設けたりしている。それにより、トナー
が、両側のサイドシール102,102のそれぞれ外側
に洩れ出るのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに感光体ドラム105の表面を摺接するクリーニング
ブレード147の両端部にサイドシール102,102
をそれぞれ設けていても、そのサイドシール102,1
02(一方の側のみを示しており、他方も対称な位置に
ある)の位置が、図13に示す位置にあって、クリーニ
ングブレード147が清掃する感光体ドラム105の表
面のクリーニング有効幅の両端部(図13に示した側と
反対側の端部は図示の位置関係と全く対象な位置関係に
ある)が、凸部形成部材118よりも内側にあると不都
合を生じた。
【0009】すなわち、この場合には、感光体ドラム1
05上のトナーは両側のサイドシール102,102か
ら外側に洩れるのは規制されるが、クリーニングブレー
ド147の端部に対応して除去しきれなかったトナーの
一部が感光体ドラム105上に図示のように洩れること
があるため、その感光体ドラム105上のトナーが帯電
ローラ114に転移したときには、帯電ローラ114が
汚れることにより帯電性能が低下してしまうという問題
点があった。
【0010】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、感光体等の像担持体の表面に付着したト
ナー等をクリーニング装置で清掃した際に、そのトナー
等の一部が帯電ローラの帯電性能に影響を与える部分に
付着したりしないようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、帯電ローラと像担持体とその像担持体の
表面を清掃するクリーニング装置とを備え、上記帯電ロ
ーラの両端部に凸部を周方向に亘ってそれぞれ所定の幅
で形成すると共にその両端部の凸部を像担持体の表面に
それぞれ接触させて、上記帯電ローラの上記両側の凸部
の内側間の部分と像担持体の表面との間に空隙を形成
し、その帯電ローラと像担持体との間の空隙での放電に
より像担持体の表面を所定の電位に帯電する像担持体ユ
ニットにおいて、上記クリーニング装置が像担持体の表
面を清掃するクリーニング有効幅の両端部が、像担持体
の表面の上記両側の各凸部がそれぞれ接触している部分
よりも内側に位置しないようにしたものである。
【0012】上記クリーニング有効幅は、その両端部が
像担持体の表面の上記両側の各凸部がそれぞれ接触して
いる部分のそれぞれ外側に位置するようにするとよい。
また、上記像担持体ユニットにおいて、帯電ローラの両
側の各凸部の表面を少なくとも清掃する凸部クリーニン
グ手段を設けるとよい。そして、その各凸部は、帯電ロ
ーラの両端部に周方向の全周に亘って連続してそれぞれ
形成されていて途中に継ぎ目による段差部をもたない形
状をしているようにするとよい。
【0013】さらに、上記凸部クリーニング手段は、帯
電ローラの帯電有効領域の全域も同時に清掃する手段で
あるようにするとよい。そして、上記いずれかの像担持
体ユニットを備えた画像形成装置も提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明による像担持体
ユニットである感光体ユニットに設けられているクリー
ニング装置のクリーニング有効幅を説明するための概略
図、図2は同じくその感光体ユニットを示す構成図、図
3は同じくその感光体ユニットに設けられている帯電装
置と感光体ドラムの一部を示す概略図、図4は同じくそ
の帯電ローラの両端部に巻かれている凸部形成部材の継
ぎ目部分を説明するために帯電ローラの一方の端部側の
みを示す正面図、図5は図2の感光体ユニットを複数備
えた画像形成装置であるカラーの小型プリンタを示す全
体構成図である。
【0015】図5に示す画像形成装置であるカラーの小
型プリンタは、4ドラムフルカラーの電子写真方式の画
像形成装置であり、装置本体1内には、4個の像担持体
ユニットである感光体ユニット2A,2B,2C及び2
Dを、装置本体1に対してそれぞれ着脱可能に装着して
いる。この小型プリンタは、装置本体1内の略中央に転
写ベルト3を複数のローラ間に矢示A方向に回動可能に
張装している。
【0016】そして、その転写ベルト3の図5で上側の
面に、4個の感光体ユニット2A,2B,2C,2Dに
それぞれ設けられている感光体ドラム5が接触するよう
に、その感光体ユニット2A〜2Dをそれぞれ配設して
いる。そして、その感光体ユニット2A〜2Dに対応さ
せて、それぞれ使用するトナーの色が異なる現像装置1
0A〜10Dを配設している。
【0017】その感光体ユニット2A〜2Dの上方には
書込みユニット6を、下方には両面ユニット7をそれぞ
れ配設している。さらに、この小型プリンタは、装置本
体1の図5で左方に、画像形成後の転写紙Pを反転させ
て排出したり、両面ユニット7へ搬送したりする反転ユ
ニット8を装着している。
【0018】転写ベルト3と反転ユニット8との間に
は、画像が転写された転写紙の画像を定着する定着装置
9が設けられている。その定着装置9の転写紙搬送方向
下流側には、反転搬送路20を分岐させて形成し、そこ
に搬送した転写紙Pを排紙ローラ対25により排紙トレ
イ26上に排出可能にしている。
【0019】また、装置本体1内の下部には、上下2段
にサイズの異なる転写紙Pを収納可能な給紙カセット1
1と12を、それぞれ配設している。さらに、装置本体
1の右側面には、手差しトレイ13を矢示B方向に開閉
可能に設け、その手差しトレイ13を開放することによ
り、そこから手差し給紙ができるようにしている。
【0020】感光体ユニット2A〜2Dは、同一の構成
をしたユニットであり、感光体ユニット2Aはイエロー
色に対応する画像を形成し、感光体ユニット2Bはマゼ
ンタ色に対応する画像を形成し、感光体ユニット2Cは
シアン色に対応する画像を形成し、感光体ユニット2D
はブラック色に対応する画像を形成する。そして、それ
らを転写紙の搬送方向に間隔を置いてそれぞれ配置して
いる。
【0021】その感光体ユニット2A〜2Dは、図2に
示すように露光により静電潜像が形成されるOPCドラ
ム方式の像担持体である感光体ドラム5と、図3に明示
するように弾性ローラ部17の両端部外周に凸部を周方
向に亘ってそれぞれ所定の幅で形成する例えばテープ材
からなる凸部形成部材18,18をそれぞれ取り付けた
帯電ローラ14を有する帯電装置4と、その帯電ローラ
14の両端部をそれぞれ感光体ドラム5側に付勢する加
圧スプリング19,19とを備えている。
【0022】そして、この感光体ユニット2A〜2D
は、図2に示したようなユニット状に形成されていて装
置本体1(図5)に対して着脱可能であり、そこには感
光体ドラム5の表面に先端を摺接させて感光体ドラム5
の回転時にその表面に付着している転写残トナー等を掻
き落として清掃するクリーニング装置を構成するクリー
ニングブレード47と、ブラシローラ15と、トナー搬
送オーガ48と帯電ローラクリーナ49も一体に設けら
れている。
【0023】また、この感光体ユニット2A〜2Dは、
図1に示すようにクリーニングブレード47の下方に、
クリーニングブレード47に対して長手方向の長さが若
干短い入り口シール61と、その入り口シール61の長
手方向の両端部に、例えば植毛シールからなるサイドシ
ール62,63をそれぞれ設けて、感光体ドラム5の表
面から掻き取ったトナー等を回収する際に、そのトナー
等が両側のサイドシール62,63よりも外側に洩れ出
ないようにしている。
【0024】そして、そのクリーニングブレード47に
より感光体ドラム5の表面から掻き落としたトナーを、
図2に示したブラシローラ15でトナー搬送オーガ48
側に移動させ、そのトナー搬送オーガ48を回転させる
ことにより回収した廃トナーを、所定の廃トナー収納部
に搬送するようにしている。
【0025】また、帯電ローラ14の弾性ローラ部17
の表面の帯電有効領域Ac(図3)に接する例えばスポ
ンジからなる帯電ローラクリーナ49を設け、その帯電
ローラクリーナ49により機内に浮遊するトナーやゴミ
等が弾性ローラ部17の表面に付着したときでも、帯電
ローラ14を回転させることにより、そのトナーやゴミ
等をクリーニングすることができるようにしている。
【0026】この感光体ユニット2A〜2Dには、それ
を装置本体1(図5参照)に対して着脱する際の基準と
して、位置決め主基準部51を設けると共に、手前側位
置決め従基準部52と奥側位置決め従基準部53とをブ
ラケット50にそれぞれ一体に設け、その感光体ユニッ
ト2A〜2Dを装置本体1に装着する際に、それらの基
準部により、感光体ユニット2A〜2Dを所定の装着位
置に確実に位置決めできるようにしている。
【0027】この感光体ユニット2A〜2Dの各感光体
ドラム5は、それぞれ図2の矢示C方向に回転するが、
それらの線速はモノクロ速度優先モード、モノクロ画質
優先モード、カラー速度優先モード、カラー画質優先モ
ード、厚紙・OHP通紙モードなどいくつかのモードに
よって185mm/sec、125mm/sec、6
2.5mm/secの三段階に調整することができるよ
うになっている。なお、この感光体ユニットは、ブラシ
ローラ15を構成から外して構成するようにしてもよ
い。
【0028】帯電装置4は、図3に示すように帯電ロー
ラ14を、その両端部の凸部形成部材18,18を感光
体ドラム5の表面にそれぞれ接触させて、帯電ローラ1
4の両側の凸部形成部材18,18の内側間の部分とな
る帯電有効領域Acと感光体ドラム5の表面との間に空
隙であるギャップGを形成し、その帯電ローラ14と感
光体ドラム5との間の空隙での放電により感光体ドラム
5の表面を所定の電位に帯電する。
【0029】その帯電装置4の帯電ローラ14は、例え
ばSUM−Niメッキ(鋼の表面をニッケルメッキ仕上
げ)で形成した金属軸である芯金16の外周面の両端部
を除く部分に、例えばエピクロルヒドリンゴムからな
り、体積固有抵抗値を1×10 〜1×10Ω・cm
とした弾性ローラ部17を形成したものである。
【0030】その弾性ローラ部17の両端部には、それ
ぞれ例えばポリエステル又はポリエチレンテレフタレー
トからなる片面が粘着面に形成された粘着シートである
凸部形成部材18,18を粘着面側を下にして周方向に
巻き付けている。
【0031】そして、その両側の各凸部形成部材18,
18を、図4に一方の側の凸部形成部材18を示すよう
に、それぞれ周方向の両端となる両側の端縁18a,1
8bが互いに重なり合うことなく、一周全ての位置につ
いて矢示Jのローラの軸方向に凸部形成部材18が存在
しない部分がないように、粘着面側を貼着により固定し
ている。そのため、図示のように、各凸部形成部材18
の両端部をそれぞれ斜めにカットして、それら互いの切
り口の端縁18a,18bが対向するようにしている。
【0032】この帯電装置4は、図3に示すように、帯
電ローラ14を感光体ドラム5の帯電有効領域Acの外
側の部分に両端部の凸部形成部材18,18の部分を接
触させて、その帯電ローラ14と感光体ドラム5との間
に図示しない電源より電圧を印加することにより、その
感光体ドラム5の表面を帯電する。
【0033】その帯電ローラ14は、芯金16の両端部
が加圧スプリング19,19により滑り軸受30,30
を介して感光体ドラム5側に、所定の加圧力で加圧され
ている。したがって、その加圧スプリング19,19の
付勢力により、帯電ローラ14の両側の凸部形成部材1
8,18がそれぞれ感光体ドラム5の表面に接触し、弾
性ローラ部17の凸部形成部材18,18がそれぞれ設
けられている部分の内側間の部分と感光体ドラム5の表
面との間にギャップGが形成されて、その部分が非接触
となる。
【0034】帯電ローラ14の芯金16の図3で右側の
一端にはギヤ40を固定し、そこに感光体ドラム5の一
端に固定している図示しない駆動用ギヤを噛み合わせて
いる。したがって、感光体ドラム5が回転すると上記駆
動用ギヤによりギヤ40が回転され、それにより帯電ロ
ーラ14が感光体ドラム5と同一の線速で回転する。帯
電ローラ14への電圧の印加は、芯金16の部分に、例
えばDC−700Vを定電圧制御で印加すると共に、A
C電圧を定電流制御で印加する。
【0035】帯電ローラ14は、例えば芯金16の外径
をφ8mmに形成し、弾性ローラ部17を肉圧が1.5
mmの前述したエピクロルヒドリンゴムからなる外径φ
11mmのゴム層に形成する。さらに、弾性ローラ部1
7は、例えばゴム自体のテストピース硬度が60度のも
のを使用する。
【0036】また、感光体ドラム5は、ドラム駆動タイ
ミングベルト及びドラム駆動プーリ(共に図示せず)等
を介して回転駆動するモータによって図2の矢示C方向
に回転駆動される。
【0037】図5に示した現像装置10A〜10Dは、
構成が全て同一のものであり、それらは使用するトナー
の色のみが異なる。そして、現像装置10Aはイエロー
色のトナーを使用し、現像装置10Bはマゼンタ色のト
ナーを使用し、現像装置10Cはシアン色のトナーを使
用し、現像装置10Dはブラック色のトナーをそれぞれ
使用する。
【0038】図6に示す書込みユニット6は、レーザダ
イオード(LD)方式のカラー1ビーム、モノクロ2ビ
ームで、2つの6面の回転多面鏡22a,22bを有す
る1ポリゴンモータの書込みユニットである。その書込
みユニット6は、光源となる図示しないレーザダイオー
ドから射出されてポリゴンモータ21により回転される
回転多面鏡22a,22bにより、イエロー用の走査光
及びマゼンタ用の走査光と、シアン用の走査光及びブラ
ック用の走査光とを右と左に分けて反射させる。
【0039】そのイエロー用の走査光及びマゼンタ用の
走査光は、2層fθレンズ23をそれぞれ通り、イエロ
ー用の走査光はミラー27に反射されて長尺WTL24
を通って、ミラー28,29を介して感光体ユニット2
Aの感光体ドラム5上に照射される。また、マゼンタ用
の走査光は、ミラー31に反射されて長尺WTL32を
通って、ミラー33,34を介して感光体ユニット2B
の感光体ドラム5上に照射される。
【0040】さらに、シアン用の走査光及びブラック用
の走査光は、2層fθレンズ35をそれぞれ通り、シア
ン用の走査光はミラー36に反射されて長尺WTL37
を通って、ミラー38,39を介して感光体ユニット2
Cの感光体ドラム5上に照射される。また、ブラック用
の走査光は、ミラー41に反射されて長尺WTL42を
通って、ミラー43,44を介して感光体ユニット2D
の感光体ドラム5上に照射される。
【0041】図5に示す両面ユニット7は、対をなす搬
送ガイド板45a,45bと、対をなす複数(この例で
は4組)の搬送ローラ46とからなり、転写紙の両面に
画像を形成する両面画像形成モード時には、片面に画像
が形成されて反転ユニット8の反転搬送路54に搬送さ
れてスイッチバック搬送された転写紙Pを受入れて、そ
れを感光体ユニット2A〜2Dが設けられている作像部
に向けて再搬送する。
【0042】反転ユニット8は、それぞれ対をなす複数
の搬送ローラと、対をなす複数の搬送ガイド板とからな
り、上述したように両面画像形成する際の転写紙Pを表
裏反転させて両面ユニット7へ搬出したり、画像形成後
の転写紙Pをそのままの向きで機外に排出したり、表裏
を反転させて機外に排出したりする働きをする。給紙カ
セット11と12とが設けられている給紙部には、転写
紙Pを1枚ずつ分離して給紙する分離給紙部55,56
が、それぞれ設けられている。
【0043】この小型プリンタは、転写ベルト3を使用
したローラ曲率分離方式を採用しており、転写ベルト3
の内側には4つの転写ブラシ57が4個の感光体ドラム
5に対応してそれぞれ設けられている。
【0044】この小型プリンタは、作像動作を開始させ
ると、各感光体ドラム5が図5で時計回り方向にそれぞ
れ回転する。そして、その各感光体ドラム5の表面が、
その感光体ドラム5と各帯電装置の帯電ローラ14との
間に電圧が印加されることにより一様に帯電される。そ
して、感光体ユニット2Aの感光体ドラム5の帯電面に
は、書込みユニット6によりイエロー色の画像に対応す
るレーザ光が照射される。
【0045】また、感光体ユニット2Bの感光体ドラム
5の帯電面には、書込みユニット6によりシアン色の画
像に対応するレーザ光が、感光体ユニット2Cの感光体
ドラム5の帯電面にはマゼンタ色の画像に対応するレー
ザ光が、さらに感光体ユニット2Dの感光体ドラム5の
帯電面にはブラック色の画像に対応するレーザ光がそれ
ぞれ照射され、そこに各色に対応した潜像がそれぞれ形
成される。そして、その各潜像は、感光体ドラム5が回
転することにより現像装置10A,10B,10C及び
10Dの位置に達すると、そこでイエロー,マゼンタ,
シアン及びブラックの各トナーにより現像されて、4色
のトナー像となる。
【0046】一方、給紙カセット11あるいは12のう
ち、選択された給紙段から転写紙Pが分離給紙部55あ
るいは56により給紙され、それが感光体ユニット2A
の直前に設けられているレジストローラ対59により、
各感光体ドラム5上に形成されているトナー像と一致す
る正確なタイミングで、それが感光体ユニット2Aの感
光体ドラム5と転写ベルト3との間に向けて搬送され
る。
【0047】その際、転写紙Pは、転写ベルト3の入口
付近に配設している紙吸着ローラ58によりプラスの極
性に帯電され、それにより転写ベルト3の表面に静電的
に吸着される。そして、転写紙Pは、転写ベルト3に吸
着した状態で、その転写ベルト3の矢示A方向への回動
により同方向に搬送されながら、図5で上側の面にイエ
ロー,マゼンタ,シアン及びブラック色の各トナー像が
順次転写されていき、感光体ユニット2Dを通過したと
きには4色重ね合わせのフルカラーのトナー画像が形成
される。
【0048】その転写紙Pは、定着装置9で熱と加圧力
が加えられることによりトナー像が溶融定着され、その
後は指定されたモードに応じた排紙系を通って、装置本
体上部の排紙トレイ26に反転排紙されたり、定着装置
9から直進して反転ユニット8内を通ってストレート排
紙されたりする。
【0049】あるいは、両面画像形成モードが選択され
ているときには、前述した反転ユニット8内の反転搬送
路54に送り込まれた後にスイッチバックされて両面ユ
ニット7に搬送され、そこから再給紙されて感光体ユニ
ット2A〜2Dが設けられている作像部で、裏面に画像
が形成された後に排出される。以後、2枚以上の画像形
成が指示されているときには、上述した作像プロセスが
繰り返される。
【0050】ところで、この実施の形態による感光体ユ
ニット2A〜2Dでは、図1に示したようにクリーニン
グブレード47が感光体ドラム5の表面を清掃するクリ
ーニング有効幅Wcの両端部Wc,Wcが、感光体
ドラム5の表面の両側の各凸部形成部材18,18がそ
れぞれ接触している部分のそれぞれ外側に位置するよう
にしている。
【0051】具体的には、図7に示すように、帯電ロー
ラ14の両側の凸部形成部材18,18がそれぞれ設け
られている部分の内側間の部分となる帯電有効領域Ac
を308mmとし、そのそれぞれ外側には幅8mmの凸
部形成部材18,18が設けられているので、その両側
の凸部形成部材18,18のそれぞれ外側間の距離は3
24(308+8+8)mmとなる。
【0052】これに対し、クリーニング有効幅Wcとな
るクリーニングブレード47のクリーニングブレード幅
を326mmにしているので、クリーニング有効幅Wc
の両端部Wc,Wcが、感光体ドラム5の表面の両
側の各凸部形成部材18,18がそれぞれ接触している
部分のそれぞれ外側に位置する。なお、この実施の形態
による小型プリンタでは、最大転写幅、最大画像幅、有
効書込み幅、感光体ドラム5を構成している基部の幅と
なる感光体素管幅、有効膜厚幅、帯電ローラ幅、帯電ロ
ーラクリーナ幅の各幅寸法を、図7に示す長さ(帯電ロ
ーラ14の軸線方向の長さ)にそれぞれしている。
【0053】このように、この実施の形態では、クリー
ニングブレード47が感光体ドラム5の表面を清掃する
クリーニング有効幅Wcの両端部Wc,Wcが、感
光体ドラム5の表面の両側の各凸部形成部材18,18
がそれぞれ接触している部分よりも内側(帯電有効領域
Ac)に位置しないようにしている。
【0054】ところで、図1に示した感光体ユニット2
A〜2Dは、図示のように感光体ドラム5の表面に一端
縁が摺接するクリーニングブレード47の両端部にサイ
ドシール62,63をそれぞれ設けているので、感光体
ドラム5の表面に画像の転写後に転写残トナー等(一部
紙粉や埃なども含まれる)が付着していたときには、そ
れをクリーニングブレード47が掻き取って清掃した際
に、そのトナー等は両側のサイドシール62,63の外
側には洩れない。しかしながら、その両側のサイドシー
ル62,63の部分に対応して、若干のトナーがクリー
ニングブレード47をすり抜けて洩れることがある。
【0055】このようになると、その漏れ出たトナー
が、感光体ドラム5の回転により帯電ローラ14のある
位置にまで達して凸部形成部材18の表面に転移したり
すると、その分だけ図3で説明したギャップGが大きく
なってしまうので、帯電性能が低下してしまうようにな
る。
【0056】しかしながら、この実施の形態では、図1
を参照して説明したように、クリーニング有効幅Wcの
両端部Wc,Wcが、感光体ドラム5の表面の両側
の各凸部形成部材18,18がそれぞれ接触している部
分のそれぞれ外側に位置するので、感光体ドラム5の表
面から掻き取られたクリーニングブレード47の長手方
向の両端(両端部Wc,Wcに一致する)付近のト
ナーは、それよりも外側に移動するのを両側のサイドシ
ール62,63により規制される。
【0057】その際に、一部のトナーがクリーニングブ
レード47の両端部分をすり抜けて帯電ローラ14に達
したとしても、そのトナーは両側の凸部形成部材18,
18のそれぞれ外側に位置するので、凸部形成部材18
の表面には付着しない。したがって、ギャップGが変化
したりしないので、良好な帯電性能が得られる。
【0058】図8は帯電ローラの両側の各凸部形成部材
の表面を清掃する凸部クリーニング手段を設けた像担持
体ユニットの実施形態を説明するために帯電ローラ付近
を示す斜視図である。この実施の形態による像担持体ユ
ニットは、図2で説明した各感光体ユニット2A〜2D
に対して、帯電ローラ14の両側の各凸部形成部材1
8,18の表面を清掃する凸部クリーニング手段である
クリーニングブラシ65,65をそれぞれ設けた点のみ
が異なる。
【0059】そのクリーニングブラシ65,65は、そ
れぞれブラシの先端が帯電ローラ14の両端部に固定さ
れている凸部形成部材18,18の表面に所定量くい込
んだ状態に配置され、帯電ローラ14の矢示E方向の回
転により、矢示K方向にそれぞれ連れ回りで回転し、そ
の凸部形成部材18,18の表面に付着しているトナー
等の汚れを取り除く。このようにすれば、凸部形成部材
18の表面に飛散トナーや装置内に浮遊するトナー等が
付着したとしても、それをクリーニングブラシ65,6
5により、確実に除去することができる。
【0060】図9は両側の凸部形成部材と帯電ローラの
帯電有効領域の全域を同時に清掃する長尺のクリーニン
グブラシを設けた感光体ユニットの実施形態を説明する
ために帯電ローラ付近を示す斜視図であり、図8と対応
する部分には同一の符号を付してある。この実施の形態
による感光体ユニットは、図8の実施の形態に対して帯
電ローラの帯電有効領域Acの全域も同時に清掃する手
段である長尺のクリーニングブラシ70を使用し、両側
の凸部形成部材18,18の表面と帯電ローラ14の帯
電有効領域Acの全域を同時に清掃するようにしてい
る。
【0061】このようにすれば、図3で説明したギャッ
プGが、トナー等の付着物が凸部形成部材18の表面に
付着することにより変化してしまうのを防止することが
できると共に、帯電ローラ14の帯電有効領域Acが装
置内の飛散トナーや浮遊トナーにより汚れても、それを
確実に除去することができる。
【0062】図10は各凸部を形成する凸部形成部材が
周方向の全周に亘って連続してそれぞれ形成されていて
途中に継ぎ目による段差部をもたない形状をしている感
光体ユニットの実施形態を説明するために帯電ローラ付
近を示す斜視図である。この実施の形態による感光体ユ
ニットは、図2で説明した各感光体ユニット2A〜2D
に対して、両側の凸部形成部材68,68の形状が異な
る点と、図9で説明した長尺のクリーニングブラシ70
を設けた点のみが異なる。
【0063】そして、両側の凸部形成部材68,68
は、例えば8mm幅の熱収縮チューブを使用することに
より、その周方向の全周に亘って連続させて途中に継ぎ
目による段差部を作らないようにしている。このように
しても、図9で説明した実施の形態と同様に、トナー等
の付着物が凸部形成部材68の表面に付着することによ
り生じるギャップG(図3参照)の変化を防止すること
ができる。また、帯電ローラ14′の帯電有効領域Ac
が装置内の飛散トナーや浮遊トナーにより汚れても、そ
れをすぐに除去することができる。
【0064】図11はスポンジからなる長尺の凸部クリ
ーニング手段を設けた感光体ユニットの実施形態を説明
するために帯電ローラ付近を示す斜視図である。この実
施の形態による感光体ユニットは、図10で説明した実
施の形態による感光体ユニットに対し、凸部クリーニン
グ手段をスポンジからなる長尺の凸部クリーニング部材
80とし、その凸部クリーニング部材80が両側の凸部
形成部材68,68の表面と帯電ローラ14′帯電有効
領域Acの全域を同時に清掃するようにしている。
【0065】このようにすれば、図10で説明した実施
の形態と同様に、図3で説明したギャップGがトナー等
の付着物により変化してしまうのを防止することができ
ると共に、帯電ローラ14′の帯電有効領域Acが装置
内の飛散トナーや浮遊トナーにより汚れても、それを除
去することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1の像担持体ユ
ニット及び請求項6の画像形成装置によれば、像担持体
の表面を清掃するクリーニング装置のクリーニング有効
幅の両端部が、像担持体の表面に帯電ローラの両端部の
各凸部がそれぞれ接触している部分よりも内側に位置し
ないようにしたので、クリーニング有効幅の両端部の位
置でトナーが洩れたとしても、そのトナーは帯電ローラ
の両端部の凸部の間の領域に対応する部分には付着しな
い。したがって、そのトナーが帯電ローラの帯電性能に
影響を与える部分に付着したりしないので、良好な帯電
性能が得られる。
【0067】請求項2の像担持体ユニットによれば、上
記クリーニング有効幅は、その両端部が像担持体の表面
の上記両側の各凸部がそれぞれ接触している部分のそれ
ぞれ外側に位置するので、クリーニング有効幅の両端部
の位置でトナーが洩れたとしても、そのトナーは帯電ロ
ーラの両端部の凸部のそれぞれ外側に洩れるので、その
トナーは上記凸部の表面に付着しない。それにより、そ
の凸部によって形成される帯電ローラと像担持体の表面
との間の空隙が増大するのを防止することができるの
で、良好な帯電性能が得られる。
【0068】請求項3の像担持体ユニットによれば、帯
電ローラの両側の各凸部の表面を少なくとも清掃する凸
部クリーニング手段を設けているので、上記各凸部の表
面を強制的に清掃することができるため、上記空隙をよ
り安定したものにすることができる。
【0069】請求項4の像担持体ユニットによれば、各
凸部は周方向の全周に亘って連続していて途中に継ぎ目
による段差部をもたないので、凸部をテープ材等を帯電
ローラに貼着することにより形成した場合であっても、
その凸部が凸部クリーニング手段による清掃時に剥がさ
れるのを防止することができる。
【0070】請求項5の像担持体ユニットによれば、凸
部クリーニング手段は帯電ローラの帯電有効領域の全域
も同時に清掃するので、より安定した帯電性能が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による像担持体ユニットである感光体
ユニットに設けられているクリーニング装置のクリーニ
ング有効幅を説明するための概略図である。
【図2】同じくその感光体ユニットを示す構成図であ
る。
【図3】同じくその感光体ユニットに設けられている帯
電装置と感光体ドラムの一部を示す概略図である。
【図4】同じくその帯電ローラの両端部に巻かれている
凸部形成部材の継ぎ目部分を説明するために帯電ローラ
の一方の端部側のみを示す正面図である。
【図5】図2の感光体ユニットを複数備えた画像形成装
置であるカラーの小型プリンタを示す全体構成図であ
る。
【図6】同じくその小型プリンタに設けられている書込
みユニットを示す構成図である。
【図7】図5の小型プリンタの作像に関する部分の各幅
寸法を比較するために示す概略図である。
【図8】帯電ローラの両側の各凸部形成部材の表面を清
掃する凸部クリーニング手段を設けた像担持体ユニット
の実施形態を説明するために帯電ローラ付近を示す斜視
図である。
【図9】両側の凸部形成部材と帯電ローラの帯電有効領
域の全域を同時に清掃する長尺のクリーニングブラシを
設けた感光体ユニットの実施形態を説明するために帯電
ローラ付近を示す斜視図である。
【図10】各凸部を形成する凸部形成部材が周方向の全
周に亘って連続してそれぞれ形成されていて途中に継ぎ
目による段差部をもたない形状をしている感光体ユニッ
トの実施形態を説明するために帯電ローラ付近を示す斜
視図である。
【図11】スポンジからなる長尺の凸部クリーニング手
段を設けた感光体ユニットの実施形態を説明するために
帯電ローラ付近を示す斜視図である。
【図12】入り口シールとサイドシールを説明するため
の斜視図である。
【図13】感光体ドラムの表面をクリーニングするクリ
ーニングブレードのクリーニング有効幅の両端部が凸部
形成部材の内側に位置すると不都合を生じる点を説明す
るための概略図である。
【符号の説明】
2A,2B,2C,2D:感光体ユニット(像担持体ユ
ニット) 4:帯電装置 5:感光体ドラム(像担持体) 14,14′:帯電ローラ 18,68:凸部形成部材 47:クリーニングブレード 65,70:クリーニングブラシ(凸部クリーニング手
段) 80:凸部クリーニング部材(凸部クリーニング手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石橋 均 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小菅 明朗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H003 AA12 CC01 EE19 2H034 BF01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電ローラと像担持体とその像担持体の
    表面を清掃するクリーニング装置とを備え、前記帯電ロ
    ーラの両端部に凸部を周方向に亘ってそれぞれ所定の幅
    で形成すると共にその両端部の凸部を前記像担持体の表
    面にそれぞれ接触させて、前記帯電ローラの前記両側の
    凸部の内側間の部分と前記像担持体の表面との間に空隙
    を形成し、その帯電ローラと像担持体との間の空隙での
    放電により前記像担持体の表面を所定の電位に帯電する
    像担持体ユニットにおいて、 前記クリーニング装置が前記像担持体の表面を清掃する
    クリーニング有効幅の両端部が、前記像担持体の表面の
    前記両側の各凸部がそれぞれ接触している部分よりも内
    側に位置しないようにしたことを特徴とする像担持体ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング有効幅は、その両端部
    が前記像担持体の表面の前記両側の各凸部がそれぞれ接
    触している部分のそれぞれ外側に位置するようにしてい
    ることを特徴とする請求項1記載の像担持体ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の像担持体ユニットにおい
    て、前記帯電ローラの両側の各凸部の表面を少なくとも
    清掃する凸部クリーニング手段を設けたことを特徴とす
    る像担持体ユニット。
  4. 【請求項4】 前記各凸部は、前記帯電ローラの両端部
    に周方向の全周に亘って連続してそれぞれ形成されてい
    て途中に継ぎ目による段差部をもたない形状をしている
    ことを特徴とする請求項3記載の像担持体ユニット。
  5. 【請求項5】 前記凸部クリーニング手段は、帯電ロー
    ラの帯電有効領域の全域も同時に清掃する手段であるこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の像担持体ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    像担持体ユニットを備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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