JPH06175432A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06175432A
JPH06175432A JP4352163A JP35216392A JPH06175432A JP H06175432 A JPH06175432 A JP H06175432A JP 4352163 A JP4352163 A JP 4352163A JP 35216392 A JP35216392 A JP 35216392A JP H06175432 A JPH06175432 A JP H06175432A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材担持体の延命化及びクリーニング手段
のランニングコストの低減化を実現した画像形成装置を
提供すること。 【構成】 像担持体と、前記像担持体に作用して像を形
成するためのプロセス手段とを有する画像形成装置にお
いて、前記プロセス手段は、像担持体に形成された現像
像を転写材に転写するための転写材担持体と、前記転写
材担持体表面をクリーニングするためクリーニング手段
と、を有し、前記クリーニング手段は、前記プロセス手
段の画像形成条件によってクリーニングの仕方を異なら
しめている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,LBP(レーザ
ービームプリンター),ファクシミリ等の電子写真方式
を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばフルカラー画像形成装置と
して、像担持体である感光ドラムと、転写材である転写
紙を担持する転写材担持体を装備した装置が種々提案さ
れ実用化されている。上記フルカラー画像形成装置の一
実施例を図9を参照して説明する。
【0003】図9において、51は感光ドラムであって、
矢印方向に回転自在に軸支されている。この感光ドラム
51の外周部には、該感光ドラム51に作用して像を形成す
るためのプロセス手段が配置されている。上記プロセス
手段の構成は任意であるが、一般に上記感光ドラム51を
均一に帯電する一次帯電器52と、色分解,光像,或いは
これに相当する光像Eを照射し、上記感光ドラム51上に
静電潜像を形成する例えばレーザー発振装置等からなる
露光手段53と、感光ドラム51上の静電潜像を可視画像化
する回転式現像装置54を装備している。
【0004】上記感光ドラム51上の可視画像、即ちトナ
ー像は、転写紙Pを担持する転写ドラム55によって搬送
される転写紙Pに転写される。上記転写ドラム55は回転
自在に軸支されており、外周面開口域には、転写材担持
部材55aが張設されている。上記転写ドラム55の内外に
は転写用放電器56、除電用放電器57a,57b,57cが夫
々配置されている。上記転写ドラム55の転写材担持部材
表面はファーブラシ等よりなるクリーニング装置58及び
クリーニング補助手段59の作用により、画像形成の際に
汚れたトナーを清掃された後、再度画像形成プロセスに
供せられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、クリーニング装置58は、常に最悪の
事態を想定してその仕様を決めていた。例えば、本従来
例における複写装置では、連続99枚の画像形成を行うこ
とが可能なので、連続99枚の画像形成を行った場合に生
ずる汚れを完全にクリーニングできるように設定してあ
る。具体的に説明すると、ファーブラシクリーナーの回
転スピードが2000r.p.m に設定されており、しかも1枚
しか画像形成しなかった場合においても、この回転数で
クリーニングされることになっている。もちろん99枚連
続で画像形成した場合にはこの回転数が必要なわけだ
が、このような高速回転でファーブラシクリーニングを
行うと、転写材担持部材表面上に付着していたトナーが
飛散し易く装置内を汚すおそれがあり、また転写材担持
部材55a及びファーブラシに与える負荷も大きくなるた
め、クリーニング装置58の寿命が短くなるという問題点
があった。
【0006】本発明の目的は、前記従来技術の課題を解
決し、転写材担持体の延命化及びクリーニング手段のラ
ンニングコストの低減化を実現した画像形成装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、像担持体と、前記像担持体
に作用して転写材に像を形成するためのプロセス手段と
を有する画像形成装置において、前記プロセス手段は、
像担持体に形成された現像像を転写材に転写するための
転写材担持体と、前記転写材担持体表面をクリーニング
するためクリーニング手段と、を有し、前記クリーニン
グ手段は、前記プロセス手段の画像形成条件によってク
リーニングの仕方が異なることを特徴とする。
【0008】
【作用】前記手段によれば、転写材担持体表面をクリー
ニングするためクリーニング手段をプロセス手段の画像
形成条件(例えば、転写材の連続画像形成する枚数)に
よってクリーニングの仕方が異ならしめている(例え
ば、ファーブラシの回転数を段階的に変化させる)。
【0009】
【実施例】
〔第1実施例〕次に本発明に係る画像形成装置につい
て、図面を参照して説明する。本実施例は、画像形成装
置として電子写真複写装置記録装置を用いて説明する。
図1はファーブラシ方式によるクリーニング装置の説明
図、図2は複写装置の概略構成を示す断面説明図、図3
はクリーニング装置の制御部の構成を示すブロック図、
図4はクリーニング装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【0010】図2において、1は像担持体である感光ド
ラムであって、矢印方向に回転自在に軸支されている。
この感光ドラム1の外周部には、該感光ドラム1に作用
して像を形成するためのプロセス手段が配置されてい
る。上記プロセス手段の構成は任意であるが、一般に上
記感光ドラム1を均一に帯電する一次帯電器2と、色分
解,光像,或いはこれに相当する光像を照射し、上記感
光ドラム1上に静電潜像を形成する例えばレーザー発振
装置等からなる露光装置3と、上記感光ドラム1上の静
電潜像を可視画像化する回転式現像装置4を装備してい
る。
【0011】上記回転式現像装置4は、イエロー現像
剤、マゼンタ現像剤、シアン現像剤、ブラック現像剤の
4色の各々別に収納する4個の現像器4Y,4M,4
C,4Kと、これら4個の現像器を保持しかつ回転自在
に支持された略円柱形状の支持体とからなっている。ま
た上記回転式現像装置4は、支持体の回転により所望の
現像器を前記感光ドラム1の外周面と対向する位置に搬
送し、該感光ドラム1上の静電潜像の現像を行い、4色
分のフルカラー現像が可能になるように構成されてい
る。
【0012】上記感光ドラム1上の可視画像、即ちトナ
ー像は、転写材担持手段である転写ドラム5によって搬
送される転写材Pに転写される。上記転写ドラム5は回
転自在に軸支されており、外周面開口域には、転写材担
持部材である誘電体シート5aが張設されている。この
誘電体シート5aとしては、例えばポリエチレンテレフ
タレートやポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等のフィ
ルム状のシートが使用されている。また上記転写ドラム
5には、給送装置から給送された転写材Pを把持するク
リッパ5bを有する。更に上記転写ドラム5の内外には
転写用放電器6、除電用放電器7a,7b,7cが夫々
配置されている。
【0013】上述した構成のフルカラー電子写真複写装
置による画像形成行程を簡単に説明すると、感光ドラム
1上に一次帯電器2により均一な帯電を行い、露光装置
3によって画像情報に応じた光像Eを照射し、上記感光
ドラム1上に静電潜像を形成する。上記静電潜像は、回
転式現像装置4により感光ドラム1上に樹脂を基材とし
た平均粒径8〜10ミクロンのトナーによりトナー像とし
て可視像化される。一方、転写材Pはレジストローラ8
によってトナー像と同期取りして給送ガイド9を経て搬
送され、感光ドラム1と転写ドラム5が最も接近する領
域である転写部へと導かれる。そして、この時誘電体シ
ート5aの背面側から転写用放電器6によってトナーと
逆極性のコロナ放電を行うことにより、1色目の感光ド
ラム1上のトナー像が転写材P上に転写される。上記転
写材Pは、更に必要回数のトナー像の転写行程が行われ
た後、除電用放電器7a,7b,7cにより除電を受け
ながら、分離爪10の作用により転写ドラム5から剥離さ
れ、搬送ベルト11によって搬送されて定着器12にて熱ロ
ールによる定着を受けた後、装置外に排出される。
【0014】また前記転写ドラム5の誘電体シート表面
は、後述するクリーニング手段であるファーブラシ13及
びクリーニング補助手段であるブラシ14の作用により、
画像形成の際に汚れたトナーを清掃された後、次の画像
形成プロセスに供せられる。
【0015】上記ファーブラシ13は、図1に示すよう
に、周囲に細い繊維を植えたブラシローラであって、こ
れを図示しない駆動手段によって高速回転させて機械的
にトナーを除去するものである。また上記ファーブラシ
13と転写ドラム5を介して対向する位置にはブラシ14が
設けられており、上記転写ドラム内部から誘電体シート
5aがたわんでしまうのを防いでいる。
【0016】本実施例は、上記ファーブラシ13の回転数
を、画像形成条件として連続画像形成する転写材Pの枚
数に応じて段階的に変化させるように構成したものであ
る。例えば、転写材PのサイズがA4若しくはA3サイ
ズの場合には、連続75枚以上画像形成を行う場合には、
2000r.p.m.で回転させるが、50枚以上74枚以下の場合に
は1500r.p.m.、50枚未満の場合には1000r.p.m.で夫々回
転させるように構成した。
【0017】図3に上記ファーブラシ13の駆動を制御す
る制御系のブロック図を示す。枚数カウンター15で読み
取った画像形成枚数データは、信号線16を介してCPU
17に入力する。このCPU17は転写材Pの枚数を判断
し、信号線18,19を介してファーブラシモーター信号を
セレクター(電圧切換)20に入力する。上記セレクター
20は、上記ファーブラシモーター信号に応じて電源21よ
り供給される電圧を切り換えてファーブラシモーター22
の回転数を制御する。
【0018】以上の動作を図4のフローチャートに示
す。図中ステップS1における設定枚数Nは、連続画像
形成を行う転写材Pの枚数を示している。ステップS2
においては、Nの値が『50未満であるか(1≦N<50)
?』、『50以上75未満であるか(50≦N<75)?』、
『75以上であるか(75≦N≦99)』のうちいずれに属す
るかを判断され3種類の信号に分ける。これら振り分け
られた信号に応じてステップS31 〜S33 おいてファ
ーブラシ13を1000r.p.m.、1500r.p.m.、2000r.p.m.の回
転数で夫々回転させる。
【0019】上記構成によれば、画像形成を行う転写材
Pの枚数が少ないほど、ファーブラシ13の回転数を下げ
るために、トナーの飛散を抑えることができ、また誘電
体シート5a及びファーブラシ13の寿命を延命させるこ
とができ、ファーブラシ13のランニングコストを低減す
ることが可能となった。
【0020】〔第2実施例〕前記第1実施例に示す、転
写ドラムのクリーニング手段の他例について図5を参照
して説明する。尚、前記第1実施例と複写装置の概略構
成は同様であるので、同一部材には同一番号を付して説
明を省略する。前記第1実施例は、転写ドラムのクリー
ニング手段としてファーブラシ方式を採用したが、本実
施例はウェブ方式を採用したものである。
【0021】図5において、23はウェブクリーナーであ
って、長尺状のウェブ23a、巻取ローラ23b(駆動
側)、供給ローラ23c(従動側)、及び押し当てローラ
23dを有している。上記ウェブ23aは供給ローラ23cに
ロール状に巻き付けられており、上記巻取ローラ23bを
駆動することにより上記供給ローラ23cより矢印W方向
に繰り出されたウェブ23aは、押し当てローラ23dによ
って転写ドラム5に押し当てられて巻取ローラ23bに巻
き取られるように構成されている。上記押し当てローラ
23dは、スポンジ状のローラであって、転写ドラム5の
表面の誘電体シート5aに対し、所望のニップ(本実施
例では2mm)が得られるように当接している。上記ウ
ェブクリーナー23は、クリーニング時に図示しない支点
を中心に矢印C方向に回転し、ウェブ23aを転写ドラム
5に当接させて搬送することによりクリーニングを行う
ものである。
【0022】本実施例では、画像形成条件、即ち連続画
像形成枚数に応じて、ウェブ23aの搬送量を段階的に変
化させていくように構成されている。例えば、転写材P
のサイズがA4若しくはA3サイズの場合に、連続75枚
以上画像形成を行う場合には約0.05mm/secで搬送
し、50枚以上74枚以下の場合には約0.04mm/secで
搬送し、25枚以上49以下の場合には約0.03mm/se
c、10枚以上24枚以下の場合には約0.02mm/secで
搬送し、9枚以下の場合には約0.01mm/secで夫々
搬送するように設定されている。
【0023】ウェブクリーニングの場合は、ファーブラ
シクリーニングの場合とは異なり、トナーを擦り取るの
で飛散させることはほとんどないが、ファーブラシに比
べて寿命が短くなり易い。そのため、いかなる枚数(特
に連続画像形成枚数9枚以下)の画像形成を行う場合で
も、クリーニング手段として最高の性能(この場合は約
0.05mm/sec)を発揮することはウェブ23aの寿命
を著しく縮めることとなるため好ましくない。
【0024】よって、本実施例のように、連続画像形成
枚数に応じてウェブ23aの搬送量を必要最小限に変化さ
せることは非常に有効である。尚、本実施例を実現する
ためのブロック図及びフローチャートは、図3において
ファーブラシモータをウェブの搬送モータに置き換え、
ステップS3における分岐の数が増えるだけであるの
で、説明を省略する。
【0025】〔第3実施例〕前記第1実施例に示す、転
写ドラムのクリーニング手段の他例について図6を参照
して説明する。尚、前記第1実施例と複写装置の概略構
成は同様であるので、同一部材には同一番号を付して説
明を省略する。前記第1,第2実施例では画像形成条件
として転写材Pの連続画像形成枚数を用いたが、これに
代えて転写材Pのサイズを判断基準に加味することも可
能である。
【0026】例えば、転写材PがA4,A3サイズの場
合には、回転現像装置4の現像スリーブの幅がA4サイ
ズであるため、転写ドラム5の汚れる箇所は図6(a)
に示す転写材先端及び後端(斜線部)だけであるが、転
写材PがA4縦置きサイズ(A4R)の場合には、図6
(b)に示すように、転写ドラム5の幅方向全体(斜線
部)が汚れてしまう。従って、現像スリーブ幅よりも短
い幅サイズの転写材Pを用いて画像形成を行う場合に
は、前記第1,第2実施例に示す回転数・搬送量よりも
多くしなければならないが、常時こうした短いサイズの
転写材Pに合わせたクリーニング条件でクリーニング手
段を使用すると、ファーブラシ13の場合には転写ドラム
5の誘電体シート5aの寿命が短命化し、一方ウェブ23
aの場合には該ウェブ23aの寿命が短命化してしまう。
【0027】従って、上記転写材Pのサイズを検知して
必要最小限のクリーニング条件でクリーニングを行うこ
とで上記課題を解消することができ、本発明の効果を一
層有効に発揮することが可能となる。
【0028】〔第4実施例〕前記第1実施例に示す、転
写ドラムのクリーニング手段の他例について図7を参照
して説明する。本実施例は、画像形成モードが片面か両
面かによってクリーニングの仕方を変更するように構成
したものである。転写材Pの片面のみの画像形成時は、
前記第1乃至第3実施例と同様であるが、両面の画像形
成時は転写ドラム5に一端定着した時のオイルが付着す
るため片面のみの画像形成時とは多少クリーニング条件
が異なる。ここで両面とは、一度トナーを転写した面と
は反対の面上にトナーを転写して、転写材Pの両面に画
像を形成する場合を言う。
【0029】上記両面複写機能を有する複写装置を図7
に示す。尚、前記第1実施例と複写装置の概略構成は同
様であるので、同一部材には同一番号を付して説明を省
略するものとし、両面画像形成に関するところのみを説
明する。説明いており、キャリッジ8上に記録ヘッド9
を搭載し、上記キャリッジ8に噛図7において、両面複
写モードが設定されている場合、転写材Pは必要回数の
転写行程が行われた後、除電用放電器7a,7b,7c
によって除電を受けながら分離爪10の作用によって転写
ドラム5から剥離され、搬送ベルト11によって定着器12
にて熱ロールによる定着を受けた後、装置外に排出され
る。
【0030】次に上記転写材Pは、排出直後に転写材搬
送ガイド24が駆動して転写材Pを画像面を上にしたまま
搬送ガイド25に導いて行き、その後転写材ストッカー26
に一時的にストックされた後、再度転写ドラム5上に導
いて、前述した画像プロセスによって反対面側に画像が
形成される。
【0031】この時、転写材Pの表面側に画像形成した
後、裏面側にトナーを転写する際、転写材Pには一度定
着器12を通過したことによる定着オイルが特に表面(ト
ナー上)に付着しており、そのオイルが転写ドラム5の
誘電体シート5aに転写し、更にこのオイルが転写部で
感光ドラム1と転写ドラム5が接触する時に感光ドラム
1の表面に付着する。そのため、両面画像形成動作を特
に複数枚連続して行うと、感光ドラム1上にオイルがた
まり、その後片面複写モードで画像形成を行う場合に、
転写材Pの本来白地部である領域にトナーがオイルの粘
着力により付着してカブリとなって現れる。一方、本来
ベタ部である領域にもオイルの粘着力によって感光ドラ
ム1から転写材Pに十分に転写されないで淡い画像にな
ってしまう。
【0032】そこで、本発明を効果を応用して、両面か
片面のみの画像形成かを判別して、両面画像形成を行う
場合には、片面のみの画像形成時に比べてファーブラシ
方式の場合にはファーブラシ13の回転数を速くし、ウェ
ブ方式の場合にはウェブ23aの搬送量を多くすることに
より転写ドラム5に付着したオイルを除去して上記課題
を解消することができる。
【0033】〔第5実施例〕前記第1実施例に示す、転
写ドラムのクリーニング手段の他例について説明する。
尚、前記第1実施例と複写装置の概略構成は同様である
ので、同一部材には同一番号を付して説明を省略するも
のとする。本実施例は、画像形成条件として画像形成中
にジャム(紙詰まり)や電源スイッチのオフ等があった
場合の復帰作業(ジャムの場合には詰まった転写材を取
り除き電源がオンされること)後のクリーニング手段の
クリーニング条件を変化させるものである。即ち、ジャ
ム等の復帰作業が行われた後では、直接転写ドラム5上
にトナーが転写されている可能性があるので、がファー
ブラシ方式においては、ファーブラシ13の回転数を2000
r.p.m.とし、ウェブ方式の場合にはウェブ23aの搬送量
を0.05mm/secにすることが必要となる。また必要
に応じて転写ドラム5の回転を複数回転させることによ
り一層効果的にトナー等の汚れを除去することができ
る。
【0034】上述したように本実施例における画像形成
条件として含める内容は、初期に設定する画像形成条件
だけではなく、上述のようなジャム等も含め、またクリ
ーニング手段のクリーニングの仕方としては、その使い
方(転写ドラム5を複数回転させること)まで含むこと
とした。
【0035】〔第6実施例〕前記第1実施例に示す、転
写ドラムのクリーニング手段の他例について説明する。
前記第1〜第5実施例においては、連続画像形成の枚
数,転写材のサイズ、片面若しくは両面か等を画像形成
条件としてクリーニング動作を変化させていたが、これ
らの判断基準を複数組み合わせることによっても本発明
の効果は最大限有効に発揮される。
【0036】〔第7実施例〕前記第1実施例に示す、転
写ドラムのクリーニング手段の他例について図8を参照
して説明する。本実施例は、画像形成装置として転写ベ
ルトの周囲に複数の感光ドラムを配置させ、夫々の感光
ドラム上で形成した各色トナーを同一転写材に順次転写
して画像を形成するカラー複写装置に、第1実施例に示
すクリーニング手段を適用したものである。
【0037】装置本体27の内部には、プロセス手段を内
蔵する画像形成部Pa 、Pb 、Pc、Pd が横方向に配
置されており、各画像形成部Pa 、Pb 、Pc 、Pd
下部にはベルト駆動ローラ28a,28bに無端状の転写ベ
ルト29が掛けわたされている。上記転写ベルト29は、図
示しない駆動モーターによりベルト駆動ローラ28a,28
bを矢印a方向に回転させることにより矢印b方向に回
転する。30は転写材Pの給送口であって、該給送口30よ
り挿入された転写材Pはレジストローラ31によって斜行
が補正されると共に、前記画像形成部Pa 、Pb
c、Pd と同期どりを行って転写ベルト29上に搬送す
る。32は上記転写材Pをレジストローラ31より転写ベル
ト29に導くための搬送ガイドである。
【0038】次に上記画像形成部Pa 、Pb 、Pc 、P
d の構成を説明すると、像担持体である感光ドラム33
a,33b,33c,33dを有し、その周囲にプロセス手段
を構成する一次帯電器34a,34b,34c,34d、現像装
置35a,35b,35c,35d、転写帯電器36a,36b,36
c,36d、クリーニング装置37a,37b,37c,37d等
が夫々設けられている。また上記感光ドラム33a,33
b,33c,33dの上方には、露光装置(レーザービーム
スキャナー)38a,38b,38c,38dが設けられてい
る。
【0039】上記一次帯電器34a,34b,34c,34d
は、感光ドラム33a,33b,33c,33dを露光するに先
立って、ドラム表面を均一に帯電するものであり、現像
装置35a,35b,35c,35dは、露光されてドラム表面
に形成された静電潜像にブラック,マゼンタ,イエロ
ー,シアンの各色トナーを付着させて可視像化するもの
である。また転写帯電器36a,36b,36c,36dは、感
光ドラム33a,33b,33c,33dに形成されたトナー像
を転写材Pに転写させるものであり、クリーニング装置
37a,37b,37c,37dは画像転写後にドラム面に付着
している残留トナーを除去するものである。露光装置38
a,38b,38c,38dは半導体レーザー,ポリゴンミラ
ー,fθレンズ等を有し、電気デジタル画像信号の入力
を受けてその信号に対応して変調されたレーザービーム
EM,EC,EY,EKを感光ドラム33a,33b,33
c,33dの母線方向に照射して露光するものである。39
は、転写ベルト29上を搬送されてきた転写材Pを分離す
るための分離帯電器であり、40は転写材Pに転写された
転写画像を定着させるための定着器である。
【0040】上記転写ベルト29の内外には、クリーニン
グ手段であるファーブラシ13及びブラシ14が当接してお
り、転写ベルト29に付着したトナーをクリーニングして
いる。上記ファーブラシ13は常時転写ベルト29に接触さ
せることができるため、これまで述べてきた実施例に比
べ、より少ない回転数でクリーニングすることができ
る。またウェブ方式においても、より少ない送り量でク
リーニングすることができるので、本発明の効果が更に
有効的に発揮される。
【0041】
【発明の効果】本発明は前述したように、転写材担持体
表面をクリーニングするためクリーニング手段をプロセ
ス手段の画像形成条件(例えば、転写材の連続画像形成
する枚数,転写材サイズ,片面若しくは両面画像形成か
等)によってクリーニングの仕方を変更(例えば、ファ
ーブラシの回転数を段階的に変化させる)することによ
り、転写材担持体の延命化を図り、クリーニング手段の
ランニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファーブラシ方式によるクリーニング装置の説
明図である。
【図2】複写装置の概略構成を示す断面説明図である。
【図3】クリーニング装置の制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】クリーニング装置の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】ウェブ方式によるクリーニング装置の他例を示
す説明図である。
【図6】転写材のサイズ別のトナー汚れを示す説明図で
ある。
【図7】他例にかかる複写装置の概略構成を示す断面説
明図である。
【図8】他例にかかる複写装置の概略構成を示す断面説
明図である。
【図9】従来の複写装置の説明図である。
【符号の説明】
P…転写材 Pa b c d …画像形成部 1,33a,33b,33c,33d…感光ドラム 2,34a,34b,34c,34d…一次帯電器 3,38a,38b,38c,38d…露光装置 4…回転式現像装置 5…転写ドラム 5a…誘電体シート 5b…クリッパ 6…転写用放電器 7a,7b,7c…除電用放電器 8,31…レジストローラ 9…給送ガイド 10…分離爪 11…搬送ベルト 12,40…定着器 13…ファーブラシ 14…ブラシ 15…枚数カウンター 16,18,19…信号線 17…CPU 20…セレクター 21…電源 22…ファーブラシモーター 23…ウェブクリーナー 23a…ウェブ 23b…巻取ローラ 23c…供給ローラ 23d…押し当てローラ 24…転写材搬送ガイド 25,32…搬送ガイド 26…転写材ストッカー 27…装置本体 28a,28b…ベルト駆動ローラ 29…転写ベルト 30…給送口 35a,35b,35c,35d…現像装置 36a,36b,36c,36d…転写帯電器 37a,37b,37c,37d…クリーニング装置 39…分離帯電器、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、 前記像担持体に作用して転写材に像を形成するためのプ
    ロセス手段とを有する画像形成装置において、 前記プロセス手段は、像担持体に形成された現像像を転
    写材に転写するための転写材担持体と、 前記転写材担持体表面をクリーニングするためクリーニ
    ング手段と、を有し、 前記クリーニング手段は、前記プロセス手段の画像形成
    条件によってクリーニングの仕方が異なることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング手段はファーブラシ方
    式のクリーニング手段であることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング手段はウェブ方式のク
    リーニング手段であることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成条件は、少なくとも連続画
    像形成を行う転写材の枚数であることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成条件は、少なくとも転写材
    のサイズであることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成条件は、少なくとも画像形
    成モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成条件は、画像形成復帰動作
    を包含し、クリーニングの仕方にはクリーニング手段の
    使い方を包含することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
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