JP2002139885A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002139885A
JP2002139885A JP2000335153A JP2000335153A JP2002139885A JP 2002139885 A JP2002139885 A JP 2002139885A JP 2000335153 A JP2000335153 A JP 2000335153A JP 2000335153 A JP2000335153 A JP 2000335153A JP 2002139885 A JP2002139885 A JP 2002139885A
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English (en)
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Takayuki Maruta
貴之 丸田
Takahiro Yamazaki
高広 山崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0177Rotating set of developing units

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器の切換時に像担持体上に付着したトナ
ー汚れが中間転写体上の画像領域に付着するのを防ぎ、
画質劣化を防止することである。 【解決手段】 感光体ドラム上に形成された各潜像をリ
ボルバ現像ユニットの各現像器で現像し、その各トナー
像を1次転写部で中間転写ベルト上に重ねて1次転写
し、そのトナー像を転写紙上に一括して2次転写する画
像形成装置において、リボルバ現像ユニットをホームポ
ジションから22.5度回転し、Bk現像器を現像位置
に移動させたときに該Bk現像器の現像剤が接触する感
光体ドラム上の領域が、1次転写部において中間転写ベ
ルト上の非画像領域に接触するように、リボルバ現像ユ
ニットの公転動作を制御する。これにより、現像位置へ
の移動を完了したBk現像器によるトナー汚れは、中間
転写ベルト上のトナー像に影響を与えることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体と中間転写体上とが常時接触し、像担持体上に形
成されたトナー像を中間転写体上に1次転写し、該中間
転写体上に1次転写された各トナー像を転写材上に一括
して2次転写する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば、像担持体である感光体上に形成されたトナー像
を静電気力を利用して中間転写体に1次転写した後、そ
の中間転写体上のトナー像を静電気力を利用して転写紙
上に2次転写するものが知られている。このような中間
転写体を用いた画像形成装置は、普通紙や厚紙など多種
の転写紙に対しても画像形成が可能であるというメリッ
トを有する。
【0003】また、中間転写体を有する画像形成装置の
中には、中間転写体が感光体に常時接触したままで画像
形成を行うように構成されたものがある。この画像形成
装置は、中間転写体を感光体から接離する接離機構を設
ける必要がない。よって、中間転写体と感光体とが接離
可能な構成をもつ画像形成装置よりも、接離機構分の部
品コストを低くすることができ、かつ、その分省スペー
ス化を図ることができるというメリットを有する。
【0004】また、中間転写体を有する画像形成装置
は、感光体上に形成したトナー像を中間転写体上に重ね
合わせることができるので、カラー画像を転写紙上に形
成可能なカラー画像形成装置として広く用いられてい
る。カラー画像形成装置においては、互いに異なる色の
現像剤を用いて現像可能な複数の現像器を有する現像装
置により、各潜像を対応する現像器でそれぞれを現像す
る。このような画像形成装置において、単一の感光体上
に順次形成される各潜像をそれぞれ対応した各現像器で
現像する場合、現像を行う現像器を順次切り換えていく
必要が生じる。この現像器の切り換えには、各現像器間
で現像位置が同じ位置であって、現像を行う現像器自体
を順次その現像位置に移動させる方式と、各現像器間で
現像位置が互いに異なる位置であって現像器自体は移動
しない方式とがある。前者の方式には、例えば、リボル
バ方式やスライド方式などがある。一方、後者の方式に
は、例えば、各現像器に設けられた接離機構により、使
用する現像器の現像剤のみを感光体に接触させることで
現像器の切り換える方式がある。
【0005】現像器自体を現像位置に移動させるリボル
バ方式やスライド方式等を採用した現像装置において
は、一般に、すべての現像器を用いて画像形成を行うフ
ルカラー画像形成時の現像順に従って、各現像器が順次
現像位置に移動できるように整列して設けられている。
例えば、フルカラー画像形成時に、ブラック(以下、
「Bk」という。)、イエロー(以下、「Y」とい
う。)、シアン(以下、「C」という。)、マゼンダ
(以下、「M」という。)の順で現像を行うリボルバ方
式を採用したリボルバ現像装置においては、これら4色
の現像器が、Bk、Y、C、Mの順で、その公転方向に
並んで配置される。
【0006】このようなリボルバ現像装置を備えた画像
形成装置では、現像を開始する前に最初に現像を行う現
像器が現像位置に位置していなければならない。フルカ
ラー画像形成時に最も効率よく現像器を移動させるため
に、画像形成工程が開始される前においては、最初に現
像を行うBk現像器が現像位置に対して上記リボルバ現
像装置の公転方向上流側に最も近接した位置に配置され
るホームポジションに、上記リボルバ現像装置を停止さ
せている。そして、このホームポジションから、当該画
像形成工程に使用される最初に現像を行う現像器を現像
位置に移動させて現像を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像形成工
程を開始して、最初に現像を行う現像器が現像位置に移
動したとき、該現像器の現像剤が現像開始前から感光体
上に付着し、該感光体上にトナー汚れが生じる。このト
ナー汚れが生じる第1の理由は、現像ギャップと現像剤
汲み上げ量(単位面積当たりの現像剤重量)とに関係し
て、現像器の現像剤担持体と感光体との間での現像剤圧
が強くなると、上記現像器の移動による現像剤担持体と
感光体との間の衝撃力が大きくなって、現像剤担持体か
らトナーが離れやすくなり、こぼれたトナーがファンデ
ルワールス力により感光体上に付着することによるもの
と考えられる。また、第2の理由は、現像剤担持体に付
着したトナー層部分の電位が、現像剤担持体表面の電位
よりも感光体の地肌部電位に近づき、現像の実効バイア
スを変化させることにより、トナーが感光体上に付着す
ることによるものと考えられる。このような理由で生じ
たトナー汚れは、感光体に付着したまま1次転写部に搬
送され、中間転写体上に付着する。このトナー汚れが付
着した中間転写体表面部分が、当該画像形成工程におい
て感光体上のトナー像が1次転写されることになる領域
(以下、「転写予定領域」という。)であると、該トナ
ー汚れがその後に該転写予定領域に1次転写されること
になるトナー像と重なる。その結果、地汚れとなって画
質劣化を引き起こす原因となる。
【0008】また、上記画像形成装置を用いて、例え
ば、Bkを使用せずに、Y、C及びMの3色のみを用い
て画像形成を行う場合には、画像形成工程を開始した後
に、最初に現像を行うY現像器を現像位置に移動させな
ければならない。この移動の際、ホームポジションから
Bk現像器を飛ばしてY現像器を現像位置に移動させる
必要があるが、その移動中に、Bk現像器の現像剤が現
像位置で感光体表面に接触する。この接触時において
も、上記と同様の理由で感光体上にトナーが付着し、そ
のトナー汚れも、中間転写体上に付着することになる。
そして、その付着部分が転写予定領域であると、上記と
同様に、地汚れとなって画質劣化を引き起こす原因とな
る。
【0009】また、上記画像形成装置を用いて、例え
ば、BkとMの2色のみを用いて画像形成を行う場合に
は、Bk現像器による現像を完了した後、次に現像を行
うM現像器を現像位置に移動させなければならない。こ
の移動の際、フルカラー画像形成を行う場合には次に現
像を行うことになるY現像器及びその次に現像を行うC
現像器を飛ばして、M現像器を現像位置に移動させる必
要がある。このとき、中間転写体の表面移動方向におけ
る上記転写予定領域の長さが長い場合には、その非転写
予定領域は非常に狭くなる。このため、現像器の移動時
間の関係上、Bk現像を終了した直後に移動を開始した
としても、中間転写体上の転写予定領域の先端が1次転
写部に到達する前に、M現像器を現像位置に移動させる
ことができないことがある。この場合、Mトナー像を中
間転写体上に1次転写することができないので、中間転
写体を空回転させて、再度、転写予定領域を1次転写部
に到達される必要が生じる。この空回転中に、中間転写
体の転写予定領域がため、C、Mのトナー汚れが中間転
写体上の転写予定領域に付着し、上記と同様に、地汚れ
となって画質劣化を引き起こす原因となる。
【0010】リボルバ現像装置の現像器を切り換えるた
めに要する時間(90度公転するために要する時間)が
320msecであり、中間転写体としての中間転写ベ
ルトの周長が565.5mmである画像形成装置を用い
て、BkとMの2色のみの画像形成を行ったときの具体
例を挙げて説明する。
【0011】図10(a)乃至図10(d)は、日本工
業規格A3版の用紙におけるタテ方向(中間転写ベルト
上の表面移動方向に平行に該用紙の長手方向が位置決め
される方向)の画像を形成したときの従来のシーケンス
制御動作の一部を示すタイミングチャートであり、図1
0(e)は、1次転写部を通過する中間転写ベルト上の
転写予定領域が通過するタイミングを示すタイミングチ
ャートである。図10(e)に示すように、Yトナー汚
れ及びCトナー汚れについては、中間転写ベルト上の非
転写予定領域に付着することになるが、Mトナー汚れに
ついては転写予定領域内に付着することになる。この結
果、用紙上の画像先端部から21mmの部分にはMトナ
ー汚れによる横帯状の地汚れが生じた。
【0012】また、日本工業規格A3版の用紙の画像よ
りも大きい12×18インチ紙の画像を形成したときに
は、Cトナー汚れ及びMトナー汚れが中間転写体上の転
写予定領域に付着し、用紙上の画像先端部から24mm
の部分にCトナー汚れによる横帯状の地汚れが、63m
mの部分にMトナー汚れによる横帯状の地汚れが生じ
た。また、日本工業規格A4版の用紙におけるヨコ方向
の画像を中間転写ベルト上に2面取りして画像形成した
ときには、該中間転写ベルト上の1枚目の画像に対応し
た用紙上の画像先端部から13mmの部分にCトナー汚
れによる横帯状の地汚れが生じ、該用紙上の画像先端部
から50mmの部分にMトナー汚れによる横帯状の地汚
れが生じた。
【0013】本発明は、以上の背景に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像担持体上に付着し
たトナー汚れが中間転写体上の転写予定領域に付着する
のを防ぐことで、画質劣化を防止することができる画像
形成装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体と常時
接触している中間転写体と、複数の現像器を有し、該像
担持体上に所定の現像器の現像剤を接触させて該像担持
体上の潜像を現像する現像装置と、該所定の現像器をそ
の現像剤が該像担持体上に接触する現像位置に移動させ
ることが可能な現像器移動手段とを有し、該像担持体上
に形成された各潜像を該現像装置が有する各現像器によ
りそれぞれ現像し、該像担持体上に形成されたトナー像
を該像担持体と該中間転写体上とが接触している1次転
写部で該中間転写体上に1次転写し、該中間転写体上に
1次転写された各トナー像を転写材上に一括して2次転
写する画像形成装置において、現像を行う現像器を現像
位置に移動させたときに該現像器の現像剤が接触する像
担持体上の領域が、上記1次転写部において上記中間転
写体上の非転写予定領域に接触することになるように、
上記現像器移動手段を制御する制御手段を設けたことを
特徴とするものである。ここで、「非転写予定領域」と
は、当該画像形成工程時に、感光体上に形成されたトナ
ー像が1次転写されることがない中間転写ベルト上の領
域をいう。
【0015】この画像形成装置においては、現像を行う
現像器を現像位置に移動させたときの衝撃力等により像
担持体に付着したトナー汚れが中間転写体上の転写予定
領域に付着するのを防止することができる。
【0016】また、請求項2乃至6の発明は、像担持体
と、該像担持体と常時接触している中間転写体と、複数
の現像器を有し、該像担持体上に所定の現像器の現像剤
を接触させて該像担持体上の潜像を現像する現像装置
と、該所定の現像器をその現像剤が該像担持体上に接触
する現像位置に移動させることが可能な現像器移動手段
とを有し、該像担持体上に形成された各潜像を該現像装
置が有する各現像器によりそれぞれ現像し、該像担持体
上に形成されたトナー像を該像担持体と該中間転写体上
とが接触している1次転写部で該中間転写体上に1次転
写し、該中間転写体上に1次転写された各トナー像を転
写材上に一括して2次転写する画像形成装置において、
現像を行う現像器よりも上記現像位置の現像器移動方向
上流側に位置している他の現像器が該現像位置を通過す
るように、該現像を行う現像器を該現像位置に移動させ
る場合、該他の現像器が該現像位置を通過するときにそ
の現像剤が接触する像担持体上の領域が、上記1次転写
部において上記中間転写体上の非転写予定領域に接触す
ることになる該像担持体上の領域となるように、上記現
像器移動手段を制御する制御手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0017】この画像形成装置においては、現像を行わ
ない現像器を飛ばして現像を行う現像器を現像位置に移
動させる場合に、該現像を行わない現像器が現像位置を
通過するときに像担持体に付着したトナー汚れが、中間
転写体上の転写予定領域に付着するのを防止することが
できる。
【0018】特に、請求項3の発明は、請求項2の画像
形成装置において、上記中間転写体の表面移動方向にお
ける上記非転写予定領域の長さが互いに異なる各画像形
成条件に応じて、上記現像器移動手段を制御する制御方
法を切り換える制御切換手段を有し、上記制御手段は、
該制御切換手段が切り換えた制御方法に従って、該現像
器移動手段を制御するすることを特徴とするものであ
る。
【0019】この画像形成装置においては、当該画像形
成工程の画像形成条件によって、中間転写体の表面移動
方向における非転写予定領域の長さが変化したとして
も、その非転写予定領域に対応した制御方法に切り換え
ることで、その非転写予定領域にトナー汚れを付着させ
ることができる。
【0020】また、請求項4の発明は、請求項3の画像
形成装置において、上記制御切換手段は、上記各画像形
成条件にそれぞれ対応した複数の制御方法を記憶した記
憶媒体と、該画像形成装置が行う画像形成工程の画像形
成条件に対応した制御方法を、該記憶媒体から読み出す
制御方法読出手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0021】この画像形成装置においては、非転写予定
領域の長さに対応した制御方法を予め記憶した記憶媒体
から、当該画像形成工程の画像形成条件に応じて適切な
制御方法を読み出すことができる。
【0022】また、請求項5の発明は、請求項2の画像
形成装置において、該画像形成装置が行う画像形成工程
で使用される現像器の種類に応じて、上記現像器移動手
段を制御する制御方法を切り換える制御切換手段を有
し、上記制御手段は、該制御切換手段が切り換えた制御
方法に従って、該現像器移動手段を制御するすることを
特徴とするものである。
【0023】この画像形成装置においては、上記現像装
置が有する複数の現像器の一部を使用して画像形成工程
を行う場合、使用しない現像器を飛ばして、使用する現
像器を現像位置に移動させる必要が生じる場合がある。
この場合、その使用する現像器の種類に対応した制御方
法に切り換えることで、使用しない現像器が現像位置を
通過するときに像担持体に付着したトナー汚れが、中間
転写体上の転写予定領域に付着するのを防止することが
できる。
【0024】また、請求項6の発明は、請求項5の画像
形成装置において、上記制御切換手段は、上記画像形成
工程で使用される現像器の種類にそれぞれ対応した複数
の制御方法を記憶した記憶媒体と、該現像器の種類に対
応した制御方法を、該記憶媒体から読み出す制御方法読
出手段とを有することを特徴とするものである。
【0025】この画像形成装置においては、使用する現
像器の種類に対応した制御方法を予め記憶した記憶媒体
から、当該画像形成工程の画像形成条件に応じて適切な
制御方法を読み出すことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、単に「複写機」という。)に
適用した一実施形態について説明する。
【0027】まず、本実施形態に係る複写機全体の構成
について説明する。図2は、本実施形態に係る複写機全
体の概略構成図であり、図3は、該複写機の主要部であ
る画像形成部の概略構成図であり、図4は、該複写機の
リボルバ現像装置の概略構成図である。この複写機1
は、主に、画像読取部(以下、「スキャナ部」とい
う。)2と、図3に示す画像形成部(以下、「プリンタ
部」という。)3と、給紙カセット部4とから構成され
ている。
【0028】上記スキャナ部2は、原稿5のカラー画像
情報を、例えばレッド、グリーン、ブルー(以下、それ
ぞれ「R」、「G」、「B」という。)の色分解光ごと
に読み取り、電気的な画像信号に変換する。そして、こ
れらR、G、Bの色分解画像信号の強度レベルに基づい
て図示しない画像処理部で色変換処理を行い、Bk、
Y、C、Mの画像データを得る。このようにして得た画
像データは、上記プリンタ部3に送られる。
【0029】上記プリンタ部3は、像担持体としての感
光体ドラム200と、帯電手段としての帯電チャージャ
201と、感光体除電手段としての除電装置202と、
クリーニングブレード及びファーブラシからなる感光体
クリーニング装置210と、潜像形成手段としての書込
光学ユニット220と、現像装置としてのリボルバ現像
装置であるリボルバ現像ユニット400と、中間転写ユ
ニット500と、2次転写手段としての2次転写ユニッ
ト600と、定着ローラ対701を用いた定着手段とし
ての定着ユニット700などで構成されている。上記感
光体ドラム200は図3中矢印Aで示すように半時計方
向に回転する。この感光体ドラム200の周囲には、上
記帯電チャージャ201、上記感光体クリーニング装置
210、上記リボルバ現像ユニット400のうちの選択
された現像器、上記中間転写ユニット500などが配置
されている。
【0030】上記書込光学ユニット220は、上記スキ
ャナ部2からの画像データを光信号に変換して、上記帯
電チャージャ201によって一様帯電された感光体ドラ
ム200の表面に、原稿の画像に対応したレーザ光Lを
照射して光書き込みを行い、該感光体ドラムの表面に静
電潜像を形成する。この書込光学ユニット220は、光
源としての半導体レーザ、レーザ発光駆動制御部、ポリ
ゴンミラーとその回転用モータ、f/θレンズ、反射ミ
ラーなどによって構成することができる。
【0031】上記リボルバ現像ユニット400は、図4
に示すように、Bkトナーを用いるBk現像器410、
Yトナーを用いるY現像器420、Cトナーを用いるC
現像器430、Mトナーを用いるM現像器440、該ユ
ニット全体を半時計回りに回転させる図示しない現像器
移動手段としてのリボルバ駆動装置などによって構成さ
れている。このリボルバ現像ユニット400を構成する
各現像器410,420,430,440は、上記感光
体ドラム200上の静電潜像を現像するために現像剤の
穂を該感光体ドラム表面に接触させて回転する現像剤担
持体としての現像スリーブ411,421,431,4
41、該現像剤を汲み上げて攪拌するために回転する現
像剤パドル412,422,432,442、該現像ス
リーブを回転させる図示しないスリーブ駆動部などで構
成されている。
【0032】本実施形態において、各現像器410,4
20,430,440内のトナーは、トナーボトル41
3,423,433,443から供給され、フェライト
キャリアとの攪拌によって負極性に帯電される。また、
各現像器の現像スリーブ411,421,431,44
1には、図示しない現像バイアス印加手段としての電源
により、負の直流電圧(直流成分)に交流電圧(交流成
分)が重畳された現像バイアスが印加されている。これ
により、各現像スリーブと上記感光体ドラム200の金
属基体層との間には所定の現像バイアスが印加されるこ
とになる。
【0033】尚、上記リボルバ現像ユニット400は、
複写機1が待機状態のとき、図4に示すように、上記B
k現像器410を現像位置に位置するホームポジション
に停止させている。本実施形態におけるホームポジショ
ンは、Bk現像器410の現像スリーブ411が感光体
ドラム200と対向する現像位置に対して、図中矢印D
で示す公転方向の上流側に22.5度回転した位置に設
定されている。
【0034】上記中間転写ユニット500は、中間転写
体としての中間転写ベルト501、該中間転写ベルトを
張架する複数のローラ507〜512などで構成されて
いる。この中間転写ベルト501の周囲には、上記2次
転写ユニット600、中間転写体クリーニング手段であ
るベルトクリーニングブレード504、潤滑剤塗布手段
である潤滑剤塗布ブラシ505、該中間転写ベルトの非
作像領域の裏面に設けられた位置検出用マークを検出す
るマークセンサとしての光学センサ514などが対向す
るように配設されている。上記中間転写ベルト501
は、1次転写手段である1次転写バイアスローラ507
と、ベルト駆動手段としてのベルト駆動ローラ508
と、ベルトテンションローラ509と、2次転写対向ロ
ーラ510と、クリーニング対向ローラ511と、アー
スローラ512とに張架されている。これら各ローラは
導電性材料で形成され、上記1次転写バイアスローラ5
07以外の各ローラは接地されている。上記1次転写バ
イアスローラ507には、定電流又は定電圧制御された
1次転写電源801が接続されており、後述する制御手
段としての制御部により、トナー像の重ね合わせ数に応
じて所定の大きさの電流又は電圧に制御され、所定の印
加タイミングで1次転写バイアスが印加される。
【0035】また、上記中間転写ベルト501は、図示
しない駆動モータによって回転駆動されるベルト駆動ロ
ーラ508により、図3中矢印Bの方向に駆動される。
また、この中間転写ベルト501は、半導体又は絶縁体
で構成された単層又は多層構造となっており、その表面
抵抗値は、1012Ω/cm2程度に設定されている。表
面抵抗値を1012Ω/cm2程度に設定することで、1
次転写時の1次転写電界の回り込みを防止することがで
き、重ねチリを抑制することができる。
【0036】上記感光体ドラム200上の各色トナー像
を上記中間転写ベルト501に転写する1次転写部で
は、該中間転写ベルトが上記1次転写バイアスローラ5
07及び上記アースローラ512で該感光体ドラムに押
し当てられている。これにより、上記1次転写部におい
て、上記感光体ドラム200と上記中間転写ベルト50
1との間には所定幅のニップ部が形成される。
【0037】上記潤滑剤塗布ブラシ505は、板状に形
成された潤滑剤としてのステアリン酸亜鉛506を削り
取って得られた微粒子を上記中間転写ベルト501に塗
布するものである。この潤滑剤塗布ブラシ505は、上
記中間転写ベルト501に対して接離可能に構成され、
所定のタイミングで該中間転写ベルトに接触するように
制御される。
【0038】上記2次転写ユニット600は、2次転写
ベルト601、該2次転写ベルトを張架する3つの支持
ローラ602,603,604、2次転写手段としての
2次転写バイアスローラ605などで構成されている。
この2次転写ベルト601における支持ローラ602,
603間の張架部は、上記中間転写ベルト501を介し
て上記2次転写対向ローラ510に圧接可能になってい
る。上記3つの支持ローラ602,603,604の一
つは、図示しない駆動手段によって回転駆動される駆動
ローラであり、その駆動ローラにより上記2次転写ベル
ト601を図中矢印Cの方向に駆動する。
【0039】上記2次転写バイアスローラ605は、上
記中間転写ユニット500の2次転写対向ローラ510
との間に、上記中間転写ベルト501及び上記2次転写
ベルト601を挟持するように配設されている。この2
次転写バイアスローラ605は、定電流制御された2次
転写電源802によって所定電流の転写バイアスが印加
されている。また、上記2次転写ユニット600には、
上記2次転写ベルト601及び上記2次転写バイアスロ
ーラ605が上記2次転写対向ローラ510に対して接
離可能なように、上記支持ローラ602及び2次転写バ
イアスローラ605は図示しない接離機構が設けられて
いる。尚、図3における2点鎖線は、2次転写ベルト6
01及び支持ローラ602の離間位置を示している。
【0040】2次転写バイアスローラ605と2次転写
対向ローラ510とに挟持された中間転写ベルト501
と2次転写ベルト601の間の2次転写部には、レジス
トローラ対650によって所定のタイミングで転写材で
ある転写紙Pが送り込まれる。また、2次転写ベルト6
01における定着ユニット700側の支持ローラ603
に張架されている部分には、転写材除電手段である転写
紙除電チャージャ606と、転写材担持体除電手段であ
るベルト除電チャージャ607とが対向している。ま
た、2次転写ベルト601における支持ローラ604に
張架されている部分には、転写材担持体クリーニング手
段であるクリーニングブレード608が当接している。
【0041】上記転写紙除電チャージャ606は、転写
紙Pに保持されている電荷を除電することにより、転写
紙自体のこしの強さで該転写紙を2次転写ベルト601
から良好に分離できるようにするものである。上記ベル
ト除電チャージャ607は、上記2次転写ベルト601
上に残留する電荷を除電するものである。また、上記ク
リーニングブレード608は、上記2次転写ベルト60
1の表面に付着した付着物を除去してクリーニングする
ものである。
【0042】〔制御例1〕次に、上記複写機1におい
て、すべての現像器410,420,430,440を
用いるフルカラー画像形成時の一制御例(以下、本制御
例を「制御例1」という。)について説明する。尚、本
制御例では、日本工業規格A3版タテ方向の画像形成を
行う場合を例に挙げて説明する。図1(a)乃至図1
(d)は、本制御例に係る制御手段としての制御部が行
うシーケンス制御動作の一部を示すタイミングチャート
であり、図1(e)は、1次転写部を通過する中間転写
ベルト501上の転写予定領域が通過するタイミングを
示すタイミングチャートである。
【0043】利用者がコピースタートキーを押すと、上
記感光体ドラム200は、図示しない駆動モータによっ
て図3中矢印Aの方向に回転を開始し、また、上記中間
転写ベルト501は、ベルト駆動ローラ508によって
矢印Bの方向に回転する(図1(a))。そして、上記
中間転写ベルト501に設けられた位置検出用マークが
上記光学センサ514で検出されると(図1(b))、
その検出タイミングから僅かに遅れてFゲート信号が出
力される(図1(c))。このFゲート信号が出力され
ている間、原稿5の画像データの読み取りが開始され、
その画像データに基づくレーザ光Lによる光書き込みが
行われる。これにより、感光体ドラム200上には、ま
ずBk静電潜像が形成される。
【0044】リボルバ現像ユニット400は、上記コピ
ースタートキーが押される前には、Bk現像器410
が、現像位置に対して、図4中矢印Dで示す公転方向の
上流側に22.5度回転した位置に位置するホームポジ
ションをとっている。ここで、上記コピースタートキー
が押された直後に、リボルバ現像ユニット400を2
2.5度公転させてBk現像器410を現像位置に移動
させた場合には、図9(d)及び図9(e)に示すよう
に、そのBk現像器が移動を完了したときに、中間転写
ベルト501上の転写予定領域に接触することになる感
光体ドラム200表面に、該Bk現像器のBkトナー汚
れが付着することになる。このBkトナー汚れは、1次
転写部において中間転写ベルト501上の転写予定領域
に付着し、画質の劣化を生じさせる。
【0045】そこで、本制御例では、コピースタートキ
ーが押されてから、具体的には、中間転写ベルト501
上の転写予定領域と接触する感光体ドラム200上の領
域が現像位置を通過するのを待って、リボルバ現像ユニ
ット400を公転させ、Bk現像器410を現像位置に
移動させる(図1(d))。これにより、図1(e)に
示すように、Bkトナー汚れは、中間転写ベルト501
上の非転写予定領域に付着することになり、画質に影響
を与えることはない。
【0046】現像位置に移動したBk現像器410は、
該現像位置にやってくるBk静電潜像を現像する。これ
により感光体ドラム200上に形成されたBkトナー像
は、中間転写ベルト上の転写予定領域に1次転写され
る。その後、次に現像を行うY現像器420も、現像位
置に移動したときに接触する感光体ドラム200表面
が、中間転写ベルト501上の非転写予定領域に接触す
るように移動する。そして、このY現像器420により
感光体ドラム200上に形成されたYトナー像は、中間
転写ベルト501上のBkトナー像に重ね合うようにし
て1次転写される。以後のC及びMについても同様であ
る。
【0047】このようにして、中間転写ベルト501上
に4色重ね合わせて形成されたトナー画像は、2次転写
部において転写紙Pに一括転写される。この転写紙P
は、上記2次転写部に中間転写ベルト501上のトナー
画像の先端がさしかかるときに、上記レジストローラ対
650によって該2次転写部に供給される。尚、この転
写紙Pは、画像形成動作が開始される時期に、給紙カセ
ット部4の転写紙カセット6又は手差しトレイ7からレ
ジストローラ対650に給送されている。そして、転写
紙Pが上記中間転写ベルト501上のトナー画像と重ね
られて2次転写部を通過するときに、2次転写バイアス
ローラ605に印加される2次転写バイアスにより、該
トナー画像が転写紙P上に一括転写される。
【0048】このようにしてトナー画像が転写された転
写紙Pは、2次転写ベルト601の駆動に従って搬送さ
れ、上記転写紙除電チャージャ606との対向部を通過
するときに除電されて該2次転写ベルトから剥離する。
そして、定着ローラ対701のニップ部でトナー画像が
溶融定着され、排出ローラ対8により装置外に送り出さ
れる。
【0049】尚、上記1次転写後に、上記感光体ドラム
200は、再使用に備えて除電装置202によって均一
に除電された後、その表面に残留した転写残トナーが上
記感光体クリーニング装置210でクリーニングされ
る。また、上記2次転写後に、上記中間転写ベルト50
1の表面に残留したトナーは、図示しない接離機構によ
って中間転写ベルト501に押圧されるベルトクリーニ
ングブレード504によってクリーニングされる。
【0050】〔制御例2〕次に、Bk現像器410を使
用せずに、Y現像器420、C現像器430、M現像器
440のみを用いて画像形成を行うときの一制御例(以
下、本制御例を「制御例2」という。)について説明す
る。尚、本制御例も、上記制御例1と同様に、日本工業
規格A3版タテ方向の画像形成を行う場合を例に挙げて
説明する。図5(a)乃至図5(d)は、本制御例に係
る制御手段としての制御部が行うシーケンス制御動作の
一部を示すタイミングチャートであり、図5(e)は、
1次転写部を通過する中間転写ベルト501上の転写予
定領域が通過するタイミングを示すタイミングチャート
である。
【0051】利用者がコピースタートキーを押すと、上
記制御例1と同様に、上記感光体ドラム200及び上記
中間転写ベルト501は、回転駆動を開始し(図5
(a))、該中間転写ベルトの位置検出用マークが上記
光学センサ514で検出され(図5(b))、その検出
タイミングから僅かに遅れてFゲート信号が出力される
(図5(c))。そして、感光体ドラム200上には、
まずY静電潜像が形成される。
【0052】ホームポジションで待機していたリボルバ
現像ユニット400は、上記コピースタートキーを押し
た後、上記Y静電潜像の先端部が現像位置に到達する前
に、Y現像器420を、現像位置に対して、図4中矢印
Dで示す公転方向の上流側に22.5度回転した現像待
機位置に待機させるために、90度公転する。ここで、
この公転中22.5度公転したときには、現像位置にお
いてBk現像器410の現像剤が感光体ドラム200上
に接触する。このため、上記コピースタートキーが押さ
れた直後に、リボルバ現像ユニット400を90度公転
させると、図9に示した例と同様に、中間転写ベルト5
01上の転写予定領域に上記接触によるBkトナー汚れ
が付着することになる。
【0053】そこで、本制御例では、コピースタートキ
ーが押されてから、中間転写ベルト501上の転写予定
領域と接触する感光体ドラム200上の領域が現像位置
を通過するのを待って、リボルバ現像ユニット400を
90度公転させる。これにより、図5(e)に示すよう
に、現像位置通過時のBkトナー汚れは、中間転写ベル
ト501上の非転写予定領域に付着することになり、画
質に影響を与えることはない。
【0054】このように90度の公転が完了したとき、
Y現像器420は、現像位置から公転方向上流側に2
2.5度回転した現像待機位置に位置することになる。
そして、Y静電潜像が現像位置に到達するタイミングに
合わせて、リボルバ現像ユニット400を22.5度公
転させて、Y現像器420を現像位置に移動する。この
ように、一旦、Y現像器420を現像待機位置に待機さ
せておくことで、感光体ドラム200との接触時間を少
なくすることができ、Y静電潜像を現像しないときに該
感光体ドラム上に付着する無駄なトナー消費を抑えるこ
とができる。
【0055】〔制御例3〕次に、Y現像器420及びC
現像器430を使用せずに、Bk現像器410及びM現
像器440のみを用いて画像形成を行うときの一制御例
(以下、本制御例を「制御例3」という。)について説
明する。尚、本制御例では、日本工業規格A3版タテ方
向の画像形成を行う場合を例に挙げて説明する。図6
(a)乃至図6(d)は、本制御例に係る制御手段とし
ての制御部が行うシーケンス制御動作の一部を示すタイ
ミングチャートであり、図6(e)は、1次転写部を通
過する中間転写ベルト501上の転写予定領域が通過す
るタイミングを示すタイミングチャートである。
【0056】利用者がコピースタートキーを押すと、上
記制御例1と同様に、上記感光体ドラム200及び上記
中間転写ベルト501は、回転駆動を開始し(図6
(a))、該中間転写ベルトの位置検出用マークが上記
光学センサ514で検出され(図6(b))、その検出
タイミングから僅かに遅れてFゲート信号が出力される
(図6(c))。そして、感光体ドラム200上には、
まずBk静電潜像が形成される。
【0057】ホームポジションで待機していたリボルバ
現像ユニット400は、上記制御例1と同じタイミング
で22.5度公転し、Bk現像器410を現像位置に移
動させる(図6(d))。そして、感光体ドラム200
上に形成されたBk静電潜像は、上記Bk現像器410
により現像され、1次転写部において中間転写ベルト5
01上に1次転写される。
【0058】Bkトナー像の1次転写後には、次に現像
を行うM現像器440を現像待機位置に移動させるため
に、上記リボルバ現像ユニット400を247.5度公
転する必要がある。しかし、ここで、上記リボルバ現像
ユニット400を一度に247.5度公転させると、Y
トナー汚れに関しては、中間転写ベルト501上の転写
予定領域に付着することはないが、Cトナー汚れに関し
ては、上記リボルバ現像ユニットの公転速度の関係上、
中間転写ベルト501上の転写予定領域に付着すること
になる。
【0059】そこで、本制御例では、図6(d)に示す
ように、M現像器440を現像待機位置に移動させるた
めのリボルバ現像ユニット400の公転を、2回に分け
て行う。すなわち、Bk現像器410による現像が終了
した後、リボルバ現像ユニット400を157.5度だ
け公転させ、一旦、Y現像器420だけ現像位置を通過
させ、C現像器430を現像待機位置に待機させる。こ
の公転により感光体ドラム200上に付着するYトナー
汚れは、中間転写ベルト501上の非転写予定領域に付
着することになる(図6(e))。そして、上記公転を
開始してから、中間転写ベルト501がおよそ1周弱す
るタイミングで、再び上記リボルバ現像ユニット400
を90度公転させる。具体的には、C現像器430を現
像待機位置に移動させる公転開始時から、(565.5
[mm]−40[mm])/156[mm/sec])
の時間が経ったタイミングで90度公転させる。
【0060】ここで、単に、157.5度の公転開始時
から中間転写ベルトが1周するタイミングで次の90度
の公転を開始させる場合には、中間転写ベルト501の
周長(565.5mm)を該中間転写ベルトの表面移動
速度(156mm/sec)で除算したタイミングで公
転を開始すればよい。しかし、Yトナー汚れは、15
7.5度の公転開始時から90度回転してから感光体ド
ラム200上に付着するのに対し、Cトナー汚れは、9
0度の公転開始時から22.5度回転してから感光体ド
ラム200上に付着する。したがって、Cトナー汚れを
Yトナー汚れと同様の中間転写ベルト501上の位置に
付着させるには、その公転開始時から感光体ドラム20
0上にトナー汚れが付着するまでの時間の誤差を修正す
る必要がある。そこで、この誤差、すなわちリボルバ現
像ユニット400が90度公転するのにかかる時間32
0msec×156mm/sec×(90度−22.5
度)/90度を修正するため、中間転写ベルト501が
1周する時間よりも約40[mm]/156[mm/s
ec]だけ早く公転を開始させている。
【0061】このように2度に分けて公転させることに
より、Cトナー汚れは、Yトナー汚れが付着した中間転
写ベルト501上の位置とほぼ同じ位置に付着すること
になる。すなわち、中間転写ベルト501の非転写予定
領域に付着することになる。そして、リボルバ現像ユニ
ット400は、M静電潜像が現像位置に到達するタイミ
ングに合わせて22.5度公転し、M現像器420を現
像位置に移動させ、M静電潜像を現像する。尚、本制御
例においては、BkのFゲート信号をOFFにした後に
最初にマーク検出されるタイミングではM静電潜像を形
成するための光書き込みは行わず、その次にマーク検出
されたときに、その検出タイミングに合わせて、M静電
潜像の光書き込みを行う。
【0062】〔制御例4〕次に、上記制御例3と同様に
Bk現像器410及びM現像器440のみを用いて画像
形成を行う場合、日本工業規格A4版ヨコ方向の画像を
中間転写ベルト501上に2面取りして画像形成を行う
ときの一制御例(以下、本制御例を「制御例4」とい
う。)について説明する。図7(a)乃至図7(d)
は、本制御例に係る制御手段としての制御部が行うシー
ケンス制御動作の一部を示すタイミングチャートであ
り、図7(e)は、1次転写部を通過する中間転写ベル
ト501上の転写予定領域が通過するタイミングを示す
タイミングチャートである。
【0063】本制御例では、ホームポジションで待機し
ていたリボルバ現像ユニット400は、上記制御例1と
同じタイミングで22.5度公転し、Bk現像器410
を現像位置に移動させる(図7(d))。そして、感光
体ドラム200上に形成されたBk静電潜像は、上記B
k現像器410により現像され、1次転写部において中
間転写ベルト501上に1次転写される。
【0064】Bkトナー像の1次転写後には、次に現像
を行うM現像器440を現像待機位置に移動させるため
に、上記リボルバ現像ユニット400を247.5度公
転する必要がある。しかし、本制御例では、中間転写ベ
ルト501上に一度に2画像分のトナー像が形成される
ことになるので、その表面のほとんどが転写予定領域と
なって非転写予定領域は非常に狭くなる。したがって、
各色のトナー汚れが中間転写ベルト501上の転写予定
領域に付着しないように制御を工夫する必要がある。
【0065】本制御例では、Bk現像器410による現
像が終了した後、リボルバ現像ユニット400を15
7.5度だけ公転させ、一旦、Y現像器420だけ現像
位置を通過させ、C現像器430を現像待機位置に待機
させる。この公転により感光体ドラム200上に付着す
るYトナー汚れは、中間転写ベルト501上の2枚目の
転写予定領域(Bk2のトナー像)の後であって1枚目
の転写予定領域(Bk1のトナー像)の前の非転写予定
領域に付着することになる(図7(e))。そして、上
記157.5度の公転を開始してから、中間転写ベルト
501が半周するタイミング、すなわち、(565.5
[mm]/2)/156[mm/sec]の時間が経っ
たタイミングで90度公転させる。この公転により感光
体ドラム200上に付着するCトナー汚れは、中間転写
ベルト501上の1枚目の転写予定領域の後であって2
枚目の転写予定領域の前の非転写予定領域に付着するこ
とになる(図7(e))。
【0066】このようにしてM現像器440を現像待機
位置に待機させたら、次に、上記90度の公転を開始し
てから、中間転写ベルト501が半周するタイミング、
すなわち、(565.5[mm]/2)/156[mm
/sec]の時間が経ったタイミングで90度公転させ
る。この公転により、M現像器440は、現像位置に移
動する。尚、このM現像器440が移動を完了したとき
に付着するMトナー汚れは、中間転写ベルト501上の
2枚目の転写予定領域の後であって1枚目の転写予定領
域の前の非転写予定領域に付着することになる(図7
(e))。そして、このM現像器420は現像位置にや
ってくるM静電潜像を現像する。尚、本制御例において
は、BkのFゲート信号をOFFにした後に最初にマー
ク検出されるタイミングではM静電潜像を形成するため
の光書き込みは行わず、その次にマーク検出されたとき
に、その検出タイミングに合わせて、M静電潜像の光書
き込みを行う。
【0067】〔制御例5〕次に、上記制御例3及び上記
制御例4と同様にBk現像器410及びM現像器440
のみを用いて画像形成を行う場合、日本工業規格A4版
タテ方向の画像形成を行うときの一制御例(以下、本制
御例を「制御例5」という。)について説明する。図8
(a)乃至図8(d)は、本制御例に係る制御手段とし
ての制御部が行うシーケンス制御動作の一部を示すタイ
ミングチャートであり、図8(e)は、1次転写部を通
過する中間転写ベルト501上の転写予定領域が通過す
るタイミングを示すタイミングチャートである。
【0068】本制御例では、ホームポジションで待機し
ていたリボルバ現像ユニット400は、上記制御例1と
同じタイミングで22.5度公転し、Bk現像器410
を現像位置に移動させる(図8(d))。そして、感光
体ドラム200上に形成されたBk静電潜像は、上記B
k現像器410により現像され、1次転写部において中
間転写ベルト501上に1次転写される。
【0069】Bkトナー像の1次転写後には、次に現像
を行うM現像器440を現像位置に移動させるために、
上記リボルバ現像ユニット400を270度公転する必
要がある。ここで、A4タテ方向の画像形成工程では、
中間転写ベルト501上の非転写予定領域が、上記制御
例3や上記制御例4の場合に比べて広い。そこで、本制
御例では、Bk現像器410による現像が終了した後、
リボルバ現像ユニット400を一度に270度公転さ
せ、M現像器440をいきなり現像位置まで移動させ
る。尚、非転写予定領域が広いといっても、M現像器4
40を一旦現像待機位置に待機させるほどの時間的余裕
はないため、M現像器440を現像待機位置に一旦停止
することなく、Bk現像器410からM現像器440に
切り換えられる。
【0070】このようにして現像位置に移動したM現像
器440は、該現像位置にやってくるM静電潜像を現像
する。尚、本制御例においては、Bk静電潜像を現像を
終了した後、M静電潜像が現像位置にくるまでの間に、
一度にM現像器440に切り換える時間的余裕があるた
め、BkのFゲート信号をOFFにした後に最初にマー
ク検出されるタイミングではM静電潜像を形成するため
の光書き込みが行われる。したがって、上記制御例3や
上記制御例4のようにBkトナー像を担持した中間転写
ベルト501をMトナー像の1次転写前に空回転させる
必要がない。したがって、当該画像形成工程に要する時
間は、上記制御例3や上記制御例4に比べて短くて済
み、CPM(Copy Per Minutes)を高
めることができる。
【0071】上記各制御例に挙げたリボルバ現像ユニッ
ト400の現像器切換制御方法は、上記複写機1に設け
られた所定の記憶媒体に記録されている。そして、利用
者によって選択された画像の大きさやコピーモードに応
じて、制御方法読出手段としての機能を有する上記制御
部は、上記記憶媒体から適切な制御方法を読み出してそ
の制御方法を実行する。
【0072】以上、上述した各制御例において、上記中
間転写ベルト501上の非転写予定領域の長さが異なる
場合、及び使用する現像器の種類が異なる場合のリボル
バ現像ユニット400の現像器切換の制御方法の一例に
ついて説明したが、これらの例に限らず、上記各制御例
に挙げた画像の大きさや使用する現像器の種類以外の場
合であっても、リボルバ現像ユニット400の現像器切
換制御方法を適宜選択することで同様の効果を得ること
ができる。
【0073】尚、本実施形態では、Bk、Y、C、Mの
4色の現像器を有するリボルバ現像装置400について
説明したが、複数色の現像器を有するものであれば、同
様に適用することができる。また、本実施形態では、乾
式2成分現像剤により現像するリボルバ現像装置400
について説明したが、湿式の現像剤により現像するもの
に対しても同様に適用することができる。また、1成分
現像剤であっても同様である。また、リボルバ現像装置
でなく、スライド方式を採用した現像装置であっても同
様に適用することができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、像担持
体上に付着したトナー汚れが中間転写体上の転写予定領
域に付着するのを防ぐことができ、画質劣化を防止する
ことができるという優れた効果がある。また、転写予定
領域にトナー汚れが付着する場合に比べて、実際に現像
を行うまでに現像器の現像剤が像担持体と接触している
時間が短くなるので、無駄なトナー消費を抑えることも
できるという優れた効果もある。
【0075】特に、請求項3及び4の発明によれば、当
該画像形成工程の画像形成条件によって、中間転写体の
表面移動方向における非転写予定領域の長さが変化した
としても、適切な制御方法に切り換えることができると
いう優れた効果がある。
【0076】また、請求項5及び6の発明によれば、利
用者に選択されたコピーモードによって、使用しない現
像器を飛ばして使用する現像器を現像位置に移動させる
場合であっても、適切な制御方法に切り換えることがで
きるという優れた効果がある。
【0077】また、請求項4及び6の発明によれば、予
め用意しておいた制御方法を利用するので、制御方法の
切換作業を効率よく行うことができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、実施形態の制御例1に係る
制御部により制御するシーケンス制御動作の一部を示す
タイミングチャート。(e)は、同図(a)〜同図
(d)のタイミングチャートに対応した、1次転写部を
通過する中間転写ベルト上の転写予定領域が通過するタ
イミングを示すタイミングチャート。
【図2】実施形態に係る複写機全体の概略構成図。
【図3】同複写機の主要部である画像形成部の概略構成
図。
【図4】同複写機のリボルバ現像装置の概略構成図。
【図5】(a)〜(d)は、実施形態の制御例2に係る
制御部により制御するシーケンス制御動作の一部を示す
タイミングチャート。(e)は、同図(a)〜同図
(d)のタイミングチャートに対応した、1次転写部を
通過する中間転写ベルト上の転写予定領域が通過するタ
イミングを示すタイミングチャート。
【図6】(a)〜(d)は、実施形態の制御例3に係る
制御部により制御するシーケンス制御動作の一部を示す
タイミングチャート。(e)は、同図(a)〜同図
(d)のタイミングチャートに対応した、1次転写部を
通過する中間転写ベルト上の転写予定領域が通過するタ
イミングを示すタイミングチャート。
【図7】(a)〜(d)は、実施形態の制御例4に係る
制御部により制御するシーケンス制御動作の一部を示す
タイミングチャート。(e)は、同図(a)〜同図
(d)のタイミングチャートに対応した、1次転写部を
通過する中間転写ベルト上の転写予定領域が通過するタ
イミングを示すタイミングチャート。
【図8】(a)〜(d)は、実施形態の制御例5に係る
制御部により制御するシーケンス制御動作の一部を示す
タイミングチャート。(e)は、同図(a)〜同図
(d)のタイミングチャートに対応した、1次転写部を
通過する中間転写ベルト上の転写予定領域が通過するタ
イミングを示すタイミングチャート。
【図9】(a)〜(d)は、制御例1と比較するため
に、中間転写ベルト上の転写予定領域にトナー汚れが付
着する場合の制御方法を示すタイミングチャート。
(e)は、同図(a)〜同図(d)のタイミングチャー
トに対応した、1次転写部を通過する中間転写ベルト上
の転写予定領域が通過するタイミングを示すタイミング
チャート。
【図10】(a)〜(d)は、中間転写ベルト上の転写
予定領域にトナー汚れが付着する場合の従来の制御方法
を示すタイミングチャート。(e)は、同図(a)〜同
図(d)のタイミングチャートに対応した、1次転写部
を通過する中間転写ベルト上の転写予定領域が通過する
タイミングを示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 複写機 5 原稿 200 感光体ドラム 220 書込光学ユニット 400 リボルバ現像ユニット 410 Bk現像器 420 Y現像器 430 C現像器 440 M現像器 411,421,431,441 現像スリーブ 500 中間転写ユニット 501 中間転写ベルト 514 光学センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EB04 ED02 ED08 ED24 EE02 EF09 2H030 AD17 BB24 BB33 BB42 BB53 BB56 2H032 AA05 AA15 BA07 BA30 CA02 CA12 CA15 2H077 AD06 BA01 CA11 DB18 DB25 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、該像担持体と常時接触してい
    る中間転写体と、複数の現像器を有し、該像担持体上に
    所定の現像器の現像剤を接触させて該像担持体上の潜像
    を現像する現像装置と、該所定の現像器をその現像剤が
    該像担持体上に接触する現像位置に移動させることが可
    能な現像器移動手段とを有し、該像担持体上に形成され
    た各潜像を該現像装置が有する各現像器によりそれぞれ
    現像し、該像担持体上に形成されたトナー像を該像担持
    体と該中間転写体上とが接触している1次転写部で該中
    間転写体上に1次転写し、該中間転写体上に1次転写さ
    れた各トナー像を転写材上に一括して2次転写する画像
    形成装置において、現像を行う現像器を現像位置に移動
    させたときに該現像器の現像剤が接触する像担持体上の
    領域が、上記1次転写部において上記中間転写体上の非
    転写予定領域に接触することになるように、上記現像器
    移動手段を制御する制御手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体と、該像担持体と常時接触してい
    る中間転写体と、複数の現像器を有し、該像担持体上に
    所定の現像器の現像剤を接触させて該像担持体上の潜像
    を現像する現像装置と、該所定の現像器をその現像剤が
    該像担持体上に接触する現像位置に移動させることが可
    能な現像器移動手段とを有し、該像担持体上に形成され
    た各潜像を該現像装置が有する各現像器によりそれぞれ
    現像し、該像担持体上に形成されたトナー像を該像担持
    体と該中間転写体上とが接触している1次転写部で該中
    間転写体上に1次転写し、該中間転写体上に1次転写さ
    れた各トナー像を転写材上に一括して2次転写する画像
    形成装置において、現像を行う現像器よりも上記現像位
    置の現像器移動方向上流側に位置している他の現像器が
    該現像位置を通過するように、該現像を行う現像器を該
    現像位置に移動させる場合、該他の現像器が該現像位置
    を通過するときにその現像剤が接触する像担持体上の領
    域が、上記1次転写部において上記中間転写体上の非転
    写予定領域に接触することになる該像担持体上の領域と
    なるように、上記現像器移動手段を制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、上記中
    間転写体の表面移動方向における上記非転写予定領域の
    長さが互いに異なる各画像形成条件に応じて、上記現像
    器移動手段を制御する制御方法を切り換える制御切換手
    段を有し、上記制御手段は、該制御切換手段が切り換え
    た制御方法に従って、該現像器移動手段を制御するする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3の画像形成装置において、上記制
    御切換手段は、上記各画像形成条件にそれぞれ対応した
    複数の制御方法を記憶した記憶媒体と、該画像形成装置
    が行う画像形成工程の画像形成条件に対応した制御方法
    を、該記憶媒体から読み出す制御方法読出手段とを有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2の画像形成装置において、該画像
    形成装置が行う画像形成工程で使用される現像器の種類
    に応じて、上記現像器移動手段を制御する制御方法を切
    り換える制御切換手段を有し、上記制御手段は、該制御
    切換手段が切り換えた制御方法に従って、該現像器移動
    手段を制御するすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成装置において、上記制
    御切換手段は、上記画像形成工程で使用される現像器の
    種類にそれぞれ対応した複数の制御方法を記憶した記憶
    媒体と、該現像器の種類に対応した制御方法を、該記憶
    媒体から読み出す制御方法読出手段とを有することを特
    徴とする画像形成装置。
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