JP3772032B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3772032B2 JP3772032B2 JP34635998A JP34635998A JP3772032B2 JP 3772032 B2 JP3772032 B2 JP 3772032B2 JP 34635998 A JP34635998 A JP 34635998A JP 34635998 A JP34635998 A JP 34635998A JP 3772032 B2 JP3772032 B2 JP 3772032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- intermediate transfer
- transfer
- primary transfer
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/161—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/162—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support details of the the intermediate support, e.g. chemical composition
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6588—Apparatus which relate to the handling of copy material characterised by the copy material, e.g. postcards, large copies, multi-layered materials, coloured sheet material
- G03G15/6594—Apparatus which relate to the handling of copy material characterised by the copy material, e.g. postcards, large copies, multi-layered materials, coloured sheet material characterised by the format or the thickness, e.g. endless forms
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1625—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer on a base other than paper
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00443—Copy medium
- G03G2215/00493—Plastic
- G03G2215/00497—Overhead Transparency, i.e. OHP
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0167—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
- G03G2215/0174—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
- G03G2215/0177—Rotating set of developing units
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像担持体と中間転写体とが対向し接触する1次転写領域に、電荷付与手段によってバイアスを印加することで1次転写電界を形成して、該像担持体上に形成されたトナー像を該中間転写体上に1次転写し、該中間転写体上に転写されたトナー像が、転写材上に2次転写されるまでの間に、再度、上記1次転写領域を通過する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、使用する転写材が普通紙であるのか又は厚紙やOHPシートであるのかによって、2次転写を行う際の中間転写体の表面移動速度を変化させていた。具体的には、厚紙等を使用するときの上記表面移動速度を、普通紙を使用するときの半分程度に落とすものが知られている。これは、厚紙等の転写材にトナー像を2次転写する場合、普通紙に比べて、該転写材と上記中間転写体とが対向し接触する2次転写領域に形成される2次転写電界が小さくなり、転写不足が生じるからである。
【0003】
このような画像形成装置では、通常、上記中間転写体の表面移動速度を、該画像形成装置の制御部で制御している。また、この制御部は、上記中間転写体上に1次転写されたトナー像により完成された画像面の位置を、回転位置検知手段からの信号により正確に認識している。具体的には、上記中間転写体に設けられた回転位置検出用のマークを、回転位置検知手段としてのマークセンサによって検知することにより上記画像面の位置を認識している。このように上記画像面の位置を認識した制御部は、上記中間転写体をクリーニングするクリーニング部材の接離動作や、転写材を2次転写領域に搬送するレジストローラの動作タイミングなどを制御する。
【0004】
上記制御部の動作は、上述したレジストローラの動作タイミングの制御を例に挙げて説明すると、上記画像面の位置を認識してから該画像面の先端部が2次転写領域に達するまでの時間を上記中間転写体の表面移動速度から算出し、その時間に合わせて上記レジストローラを駆動させるようにして行われる。すなわち、上記中間転写体に設けられたマークが、該中間転写体の裏面と上記マークセンサとが対向する検知領域を通過してから、その経過時間に基づいて上記画像面の位置を認識している。
【0005】
このように、上記マークが上記検知領域を通過してからの経過時間に基づいてシーケンス制御を行う画像形成装置では、上述のように上記中間転写体の表面移動速度を変化させたときに、上記画像面における上記制御部が認識している位置と実際の位置とにズレが生じる。よって、厚紙等の転写材に2次転写を行う場合、1次転写により上記中間転写体に画像面を形成した後、再び上記検知領域に該中間転写体に設けられたマークを通過させ、上記制御部に該画像面の位置を再認識させなければならない。この再認識のため、厚紙等の転写材に2次転写を行う場合、上記画像面が1次転写後に2次転写領域を通過して、再び1次転写領域を通過するように中間転写体を空回転させてから、この転写材に2次転写を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の画像形成装置においては、上記画像面が上記空回転の間に1次転写領域を通過する際、1次転写電界を形成するための1次転写バイアスを印加する電荷付与手段が該1次転写バイアスと同じ大きさのバイアスを印加していた。これにより、この際の1次転写領域におけるポテンシャルギャップ、すなわち、上記電荷付与手段による印加バイアスと上記像担持体の表面電位との差が大きくなる。
【0007】
図5は、従来の画像形成装置における空回転時の1次転写領域の説明図である。この図において、符号1は、像担持体としての感光体ドラムを、符号11は、中間転写体としての中間転写ベルトを、符号12は、電荷付与手段としての1次転写バイアスローラをそれぞれ示している。また、上記中間転写ベルト11上には負極性に帯電されたトナーが吸着している。
【0008】
空回転時において、上記感光体ドラム1の表面電位は、ほぼ−700V程度に均一に帯電された状態にある。また、この時に1次転写バイアスローラ12により印加される印加バイアスは、+1700V程度である。このため、この1次転写領域におけるポテンシャルギャップは、2400V近くにまで達する。また、この中間転写ベルト11は、機構を簡素化するため、除電を必要としない中抵抗の体積抵抗率を有する。このようにポテンシャルギャップが大きい領域に上記トナーが入り込んだ場合、特に中間転写ベルト11が中抵抗であるときに、該トナーに電荷が注入され、該トナーが正極性に変わってしまう逆帯電現象が発生するおそれがある。この場合、逆帯電を起こしたトナーは、上記1次転写領域において上記像担持体側に逆転写され、上記中間転写体の画像面にトナーの抜けが発生する。この結果、画像濃度が薄く、かつ、斑点状のムラがある画像が形成されるという問題点があった。特に、リサイクルトナーのように帯電量が落ちているトナーは、このような逆帯電を起こす可能性が高く、この問題点が顕著にあらわれる。
【0009】
本発明は、以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、空回転時におけるトナーの逆帯電を抑制し又は防ぐことができ、厚紙やOHPシートのような転写材であっても高品質の画像を得ることができる画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と中間転写体とが対向し接触する1次転写領域に、電荷付与手段によってバイアスを印加することで1次転写電界を形成して、該像担持体上に形成されたトナー像を該中間転写体上に1次転写し、該中間転写体上に転写されたトナー像が、転写材上に2次転写されるまでの間に、再度、上記1次転写領域を通過する画像形成装置において、上記中間転写体上に1次転写されたトナー像が、再度、上記1次転写領域を通過する空回転時に、上記1次転写電界よりも小さい空回転電界を該1次転写領域に形成するように、上記電荷付与手段により印加されるバイアスを制御する制御手段を有し、上記制御手段は、上記空回転電界を形成するバイアスを上記像担持体の表面電位に応じて可変制御することを特徴とするものである。
【0011】
この画像形成装置においては、空回転の間に、上記中間転写体上に1次転写されたトナー像により完成された画像面が再び上記1次転写領域を通過するときの空回転電界が、1次転写時の1次転写電界よりも小さい。このため、空回転の際の1次転写領域におけるポテンシャルギャップを小さくすることができる。これにより、上記画像面が1次転写領域を通過する際、従来に比べて、トナーの逆帯電が発生する可能性を低くすることができる。すなわち、本請求項の画像形成装置においては、空回転時に、1次転写電界によってトナーの逆帯電が発生するような領域で、トナーの逆帯電を抑制することができる。
また、フルカラー画像形成装置では、像担持体上に形成される複数のトナー像を、順次、中間転写体に重ね合わせて1次転写した後に上記転写材に2次転写するものが知られている。このような画像形成装置では、例えば4色のトナーを用いてフルカラー画像を形成する場合、1色目のトナー像から順次1次転写するときの各色の最適な1次転写電界をそれぞれ形成するために、上記1次転写バイアスを可変制御する制御手段が設けられている。従って、この制御手段を利用すれば、新たに上記1次転写領域に上記1次転写電界よりも小さい空回転電界を形成するための制御手段を設けなくても済む。よって、このような制御手段を利用して、上述のような空回転電界を形成するようにすれば、機構を複雑化しないで、従来に比べて、トナーの逆帯電が発生する可能性を低くすることができる。
また、上記空回転バイアスを小さく設定しすぎると、1次転写領域における上記像担持体と中間転写体との静電引力が低下し、これらの密着性が弱まってしまう。このように密着性が弱まると、上記像担持体と中間転写体との間に位置ズレが生じてしまう。また、上記像担持体の表面電位は、その環境状況によって変化するので、上述のように上記空回転バイアスを一定の値に設定してしまうと、適切にトナーの逆帯電を防止することが難しい。そこで、本請求項の画像形成装置においては、上記空回転バイアスを上記像担持体の表面電位に応じて可変制御することで、空回転の際、1次転写領域におけるポテンシャルギャップをほぼ一定に保持することができる。従って、トナーの逆帯電を効果的に防止でき、かつ、上記像担持体と中間転写体との位置ズレを生じさせないような適切なポテンシャルギャップを設定することができる。
【0012】
特に、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記中間転写体の体積抵抗率が、108〜1011Ωcmであることを特徴とするものである。
このように中間転写体の体積抵抗率が108〜1011Ωcmの中抵抗である場合、高抵抗の中間転写体よりも電荷が移動しやすいため、高抵抗の中間転写体に比べてトナーの逆帯電が発生する可能性が高い。一方で、上記中間転写体として中抵抗のものを利用した場合、2次転写後に該中間転写体を除電する必要がないため、除電手段としての除電器などを設ける必要がなく、装置を簡素化することができる。
本請求項の画像形成装置は、上記中間転写体として中抵抗のものを利用し、かつ、空回転時に上記1次転写電界よりも小さい空回転電界を該1次転写領域に形成しているので、装置を簡素化することができる上、空回転時に1次転写電界によってトナーの逆帯電が発生するような領域でトナーの逆帯電を抑制することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕
以下、本発明を画像形成装置であるフルカラー電子写真複写機(以下、複写機という。)に適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
まず、実施形態1に係る複写機全体の構成及び動作について説明する。図1は、実施形態1に係る複写機の概略構成図である。この複写機は、カラー画像読み取り装置(以下、スキャナ部という。)と、カラー画像記録装置(以下、プリンタ部という。)とから構成されている。
【0019】
まず、上記複写機における図示しないスキャナ部の構成及び動作について説明する。このスキャナ部においては、コンタクトガラス上に載せられた原稿の画像を、照明ランプ、ミラー群及びレンズ等の照明・ミラー光学系を介してカラーセンサに結像し、該原稿のカラー画像情報を、例えばBlue(以下、Bと記す。)、Green(同、G)、Red(同、R)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。上記カラーセンサは、B、G、Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子とから構成され、3色同時読み取りを行うことができる。このスキャナ部で得たB、G、Rの各画像信号は、その強度レベルに基づいて、画像処理部で色変換処理が行われる。この色変換処理によって、Black(以下、Bkと記す)、Cyan(同、C)、Magenta(同、M)、Yellow(同、Y)のカラー画像データが得られる。具体的には、上記照明・ミラー光学系が、プリンタ部に連動するスタート信号を受けて原稿走査し、カラー画像データを得る。本実施形態においては、上記照明・ミラー光学系における1回の原稿走査につき、1色の画像データを得るように構成されているので、Bk、C、M、Yの4色のカラー画像データを得るためには、上記原稿走査を合計4回繰り返すことになる。
【0020】
次に、図1を参照して、本実施形態に係る複写機のプリンタ部の構成及び動作について説明する。
本実施形態におけるプリンタ部には、図示しない露光手段としての書込光学ユニットと、像担持体としての感光体ドラム1とが設けられている。この書込光学ユニットは、上述したスキャナ部からのカラー画像データを光信号に変換して、均一に負極性に帯電された感光体ドラム1に原稿画像に対応したネガ潜像を形成する。上記書込光学ユニットとしては、例えば、半導体レーザと、これの発光及び駆動を制御する図示しない発光駆動制御部と、ポリゴンミラーと、これを回転駆動する回転駆動モータと、f/θレンズと、反射ミラーとから構成されたものを使用することができる。また、上記感光体ドラム1は、図1における矢印Aの方向すなわち反時計回りに回転駆動する。
【0021】
上記感光体ドラム1の周囲には、クリーニング手段としての感光体クリーニング装置2と、帯電手段としての帯電チャージャ3と、現像手段としての回転型現像装置であるリボルバ現像ユニット4と、中間転写手段としての中間転写ユニット10とが設けられている。上記感光体クリーニング装置2は、ファーブラシ2aと感光体クリーニングブレード2bとを有し、1次転写後の感光体ドラム1の表面をクリーニングする。上記帯電チャージャ3は、上記感光体クリーニング装置2によってクリーニングされた面を均一に負極性に帯電する。
【0022】
上記リボルバ現像ユニット4は、Bk現像器4aと、C現像器4bと、M現像器4cと、Y現像器4dとを有し、該リボルバ現像ユニットが回転することで、各色の現像器における感光体ドラム1と対向する現像位置を位置決めすることができる。これら各現像器(4a,4b,4c,4d)は、現像剤の汲み上げ及び撹拌を行う図示しない攪拌手段としての現像パドルと、該現像剤のトナー濃度を検知する図示しないトナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知センサと、該現像剤で形成される穂を上記感光体ドラム1の表面に接触させる図示しない現像剤担持体としての現像スリーブとをそれぞれ有している。尚、これら4つの現像器(4a,4b,4c,4d)の内部構造はまったく同様である。
【0023】
これら4つの現像器(4a,4b,4c,4d)に収容される現像剤としては、2成分現像剤を使用し、該現像剤中のトナーは負極性に帯電されている。このトナーが消費され、現像器内の現像剤のトナー濃度が低下した場合、この情報は上記トナー濃度検知センサにより検知される。この場合、図示しないトナー補給装置の現像剤収納容器としてのトナーボトルから補給用トナーが上記現像器内へ供給される。このようにして、上記現像器内のトナー濃度は、所定の濃度に保たれている。
【0024】
上記中間転写ユニット10は、中間転写体としての中間転写ベルト11を、電荷付与手段としての1次転写バイアスローラ12と、これに接続した電源としての1次転写電源17と、1次転写前除電手段としてのアースローラ13と、ベルト駆動手段としてのベルト駆動ローラ14と、テンションローラ15と、2次転写対向ローラ16とに張架した構成をとっている。上記ベルト駆動ローラ14はベルト駆動モータ14aに接続されており、該ベルト駆動モータは図示しない制御手段としての制御部によって駆動制御されている。上記中間転写ベルト11を張架するすべてのローラは導電性材料で形成されており、上記1次転写バイアスローラ12以外の各ローラはそれぞれ接地されている。
【0025】
また、上記中間転写ベルト11を張架する1次転写バイアスローラ12は、該中間転写ベルトと上記感光体ドラム1とが接触して形成されるニップ部からなる1次転写領域に対して、該中間転写ベルトの表面移動方向(以下、ベルト回転方向という。)、すなわち、図中矢印Bの方向の下流側に近接して配置されている。この1次転写バイアスローラ12には、上記1次転写電源17によって1次転写バイアスが印加される。また、上記1次転写領域に対してベルト回転方向上流側に近接した位置には、接地されたアースローラ13が配置されている。これら1次転写バイアスローラ12及びアースローラ13によって、上記中間転写ベルト11は上記感光体ドラム1に押しつけられ、上記ニップ部が形成されている。
【0026】
上記中間転写ベルト11は、表面層、中間層及びベース層からなる多層構造に構成されており、上記感光体ドラム1に接触する外周面側に表面層が位置し、内周面側にベース層が位置するように配置される。また、上記中間層とベース層との間には、両層を接着するための接着層が介在している。この中間転写ベルト11は、上記JIS K 6911に記載されている測定方法による体積抵抗率ρVが、1011Ωcm程度の中抵抗のものを使用している。尚、体積抵抗率ρVが1012Ωcm以上の中間転写ベルトを使用すれば、1次転写後の転写チリを効果的に防止することができるが、2次転写後に該中間転写ベルトを除電する必要がある。このとき、体積抵抗率ρVが1014Ωcm以上のものを利用することも可能であるが、耐久性等の面から中間転写ベルトとしては適さない。また、上記中間転写ベルト11の表面層側における表面抵抗率は、1013Ω/□程度となるように構成されている。
【0027】
また、上記中間転写ベルト11の裏面における幅方向両端部には、補強部材が設けられている。この補強部材は、ベルトの捻れ等を防止するためのものであるが、この補強部材によって、1次転写の際、上記中間転写ベルト11の幅方向両端部付近と上記感光体ドラム1との間に隙間が形成されてしまう場合がある。このため、上記ニップ部を形成する中間転写ベルト11の部位の裏面には、その幅方向両端部付近に当接し、上記隙間を埋めるためのバックアップ部材18が設けられている。
【0028】
また、上記中間転写ユニット10には、上記中間転写ベルト11の内周面に設けられた回転位置検出用のマークを検出する回転位置検知手段としてのマークセンサ19が設けられている。このマークセンサ19は、上記制御部に接続されており、上記マークを検知することにより、該制御部が上記中間転写ベルト11上に形成される画像面の位置を認識するために用いられる。
【0029】
上記中間転写ベルト11の周囲には、潤滑剤塗布手段としての潤滑剤塗布装置20と、クリーニング手段としてのベルトクリーニング装置30と、転写手段としての転写ユニット40とが設置されている。これらは、図示しない接離機構によって、それぞれ上記中間転写ベルト11から接離可能となっている。
【0030】
上記潤滑剤塗布装置20は、潤滑剤塗布部材としての潤滑剤塗布ブラシローラ21と、潤滑剤収容ケース22とから構成されている。この潤滑剤収容ケース22内には、図示しない固形潤滑剤及びスプリングとが収容されている。この固形潤滑剤としては、例えば、板状に成型された微粒子からなるステアリン酸亜鉛を使用することができる。この固形潤滑剤は、上記スプリングによって上記潤滑剤塗布ブラシローラ21側に付勢されており、該潤滑剤塗布ブラシローラに当接している。また、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21は、図示しない駆動手段によって回転駆動することができるようになっている。そして、2次転写後、上記中間転写ベルト11に潤滑剤を塗布する際、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21が回転して上記固形潤滑剤を削り取り、上記固形潤滑剤を粉体状にして該中間転写ベルトに塗布する。この際、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21は、ブラシ部の毛倒れ現象を防ぐため、上記中間転写ベルト11の連れ回り方向に回転駆動している。このとき、この潤滑剤塗布ブラシローラ21と上記中間転写ベルト11とが接触した部分すなわち潤滑剤塗布領域において、その線速が上記中間転写ベルト11よりも速くなるように、該潤滑剤塗布ブラシローラは回転制御されている。
【0031】
上記ベルトクリーニング装置30は、クリーニング部材としてのベルトクリーニングブレード31と、シール手段としての入口シール部材32と、ケーシング33とから構成されている。上記ベルトクリーニングブレード31によって剥り取られたトナーは、上記ケーシング33内に収容される。このとき、上記入口シール32は、剥り取られたトナーが装置内に飛散しないように、該トナーを受け取り、上記ケーシング33内に案内する。
【0032】
上記転写ユニット40は、上記中間転写ユニット10の2次転写対向ローラ16に対向する2次転写バイアスローラ41と、これに接続した電源としての2次転写電源42とから構成されている。この2次転写ローラ42には、上記中間転写ベルト11上に形成された画像面を、該2次転写ローラと上記2次転写対向ローラ16との間に形成される2次転写領域で転写材としての転写紙100に転写する時、上記2次転写電源42から2次転写バイアスが印加される。
【0033】
また、上記プリンタ部には、上記2次転写領域に対して上記転写紙100の搬送方向上流側に近接して、該2次転写領域に上記転写紙100を送り込むためのレジストローラ51が設けられている。このレジストローラ51は、上記制御部の信号に従って、各種サイズの転写紙を収納する図示しない転写紙カセットや、厚紙やOHP用紙などを使用するための図示しない手差し給紙トレイからの転写紙100を上記2次転写領域に送り込む。
【0034】
尚、このほか、上記プリンタ部には、図示しない紙搬送ユニットと、定着手段としての定着器53と、図示しないコピートレイとを有している。上記定着器53は、上記転写紙100上の未定着トナー像を所定温度に制御された定着ローラ53aと加圧ローラ53bとからなる定着ローラ対の間で溶融し、該未定着トナー像の定着を行う。
【0035】
上記制御部は、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21やベルトクリーニングブレード31等の接離機構の接離動作、1次転写電源17が印加するバイアス強度、上記ベルト駆動モータ14aの回転数などを制御している。
【0036】
次に、現像の順序をBk、C、M、Yの順とした場合における上記複写機の動作について説明する。尚、この画像形成の順序は、これに限定されるものではない。
コピー動作が開始されると、まずBk工程が開始し、上述したスキャナ部において原稿のカラー画像情報が読み取られ、この画像情報から得られたBk画像データに基づいて、上述したプリンタ部における書込光学ユニットのレーザ光によって感光体ドラム1上にBk潜像が形成される。このBk潜像は、上記Bk現像器4aによってBkトナーを付着され、Bkトナー像を形成することで現像される。このとき、Bk潜像の現像を確実に行うため、上記Bk現像器4aの現像スリーブを、このBk潜像の先端部分が該Bk現像器の現像位置に到達する前に、予め回転させておく。これにより、Bk潜像の先端部分が上記現像位置に達したときには、現像剤が穂立ち状態となっているので、Bk潜像全体を確実に現像することができる。また、上記Bk現像器4aでは、Bk潜像の後端部分が上記現像位置を通過した時点で、速やかに現像スリーブ上に形成された現像剤の穂切りを行われる。これにより、このBk現像器4aは不作動状態となる。このとき、少なくとも次に現像されるC潜像の先端部分が上記Bk現像器4aの現像位置に到達する前に、完全に不作動状態となるようにする。尚、上記現像剤の穂切りは、上記Bk現像器4aの現像スリーブを、現像動作中の回転方向と逆方向に切替えることで行うことができる。
このようにBk現像器4aにより感光体ドラム1上に形成されたBkトナー像は、該感光体ドラムと等速駆動する中間転写ベルト11の表面に1次転写され、これでBk工程が終了する。
【0037】
上記Bkトナー像の1次転写と並行して、上記感光体ドラム1側では次のC工程が開始される。すなわち、所定のタイミングで再び原稿のカラー画像情報を読み取り、この画像情報から得られたC画像データに基づいて、レーザ光により感光体ドラム1上にC潜像を形成し、C現像器4bによってCトナー像を形成する。このC現像器4cにおける現像スリーブの回転は、該C現像器の現像位置に、上記Bk潜像後端部分が通過した後かつC潜像の先端部分が到達する前に、開始される。そして、C潜像の後端部分が通過した時点で、上述したBk現像器4aの場合と同様に、現像スリーブに形成された現像剤の穂切りが行われ、上記C現像器4bは不作動状態となる。このとき、やはり次のM潜像の先端部分が到達する前に完全に不作動状態となるようにする。このように現像されて感光体ドラム1上に形成されたCトナー像は、上記中間転写ベルト11におけるBkトナー像を転写された画像面に位置合わせして1次転写される。
【0038】
以後、M工程及びY工程においても、上述したC工程と同様に、それぞれの画像データに基づいて、潜像形成、現像、1次転写を行う。このようにして、中間転写ベルト11上における同一の画像面に、上記感光体ドラム1上に順次形成されるBk、C、M、Yの各トナー像を1次転写することで、該中間転写ベルト上には、これら4色が重なり合ったトナー像が形成される。
【0039】
また、上記中間転写ベルト11上にトナー像が形成されるまでの間、具体的には1色目のBkトナー像を1次転写した後から4色目のYトナー像の1次転写が終了するまでの間は、上記潤滑剤塗布装置20の潤滑剤塗布ブラシローラ21と、ベルトクリーニング装置30のベルトクリーニングブレード31及び入口シール部材32と、転写ユニット40の2次転写バイアスローラ41とを、それぞれ図示しない接離機構によって上記中間転写ベルト11から離間させておく。
【0040】
このように上記中間転写ベルト11上に1次転写されたトナー像から形成された画像面は、上記転写紙100上に2次転写するため、上記2次転写領域に送られる。このとき、上記転写ユニット40の2次転写バイアスローラ41は、通常、上記画像面が転写紙100に転写されるタイミングで、接離機構によって上記中間転写ベルト11に押圧される。その後、この2次転写バイアスローラ41には上記2次転写電源42によって所定の2次転写バイアスが印加され、上記2次転写領域に2次転写電界を形成する。これにより、上記中間転写ベルト11上の画像面は上記転写紙100上に転写される。尚、この転写紙100は、図示しない操作パネルで指定されたサイズの転写紙カセットからレジストローラ51の方向に搬送され、上記2次転写領域に給紙される。この転写紙100の給紙の際、該転写紙は、上記レジストローラ51によって上記中間転写ベルト11上の画像面の先端部が上記2次転写領域に到達するタイミングに合わせて該2次転写領域に給紙される。
【0041】
上述のようにして、上記中間転写ベルト11上に4色が重なり合って形成されたトナー像が一括転写された転写紙100は、その後、紙搬送ユニットによって定着器53に搬送され、上記転写紙100上の未定着トナー像の定着を行う。そして、この転写紙100はコピートレイに搬出され、スタックされる。
【0042】
そして、1次転写後の感光体ドラム1は、その表面を上記感光体クリーニング装置2によってクリーニングされ、図示しない除電手段としての除電ランプによって除電される。また、2次転写後の中間転写ベルト11は、上記ベルトクリーニング装置30のベルトクリーニングブレード及び入口シール部材32を接離機構によって該中間転写ベルトに押圧することで、その表面がクリーニングされる。尚、本実施形態においては、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21、ベルトクリーニングブレード31及び入口シール部材32の接離機構を、単一の接離機構で構成している。
【0043】
また、リピートコピーを行う場合、上述したスキャナ部においては、1枚目における4色目のY工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目における1色目のBk工程に進み、プリンタ部において感光体ドラム1への潜像形成を行う。一方、上記中間転写ベルト11においては、1枚目のトナー像の2次転写に引き続き、上記ベルトクリーニング装置30によってクリーニングされた領域に、2枚目における1色目のBkトナー像が1次転写される。
【0044】
以上は、4色フルカラーを得るコピーモードについて説明したが、これ以外の3色コピーモードや2色コピーモードの場合には、使用する色などが異なる以外、上述した4色コピーモードと同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモードの場合には、所定枚数が終了するまで、その色の現像器のみ現像剤を穂立ちさせて作動状態にしておき、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21と、ベルトクリーニングブレード31及び入口シール部材32と、2次転写バイアスローラ41とを上記中間転写ベルト11に接触させたままの状態で、かつ、該中間転写ベルトを感光体ドラム1に接触させたままの状態で、該中間転写ベルトを往動方向に駆動し、コピー動作を行うことになる。
【0045】
以下、本実施形態の特徴部分である上記制御部の構成及び動作について説明する。
図2は、本実施形態における制御部60の構成を示すブロック図である。この制御部60は、CPU61と、ROM62と、RAM63と、I/Oインターフェース64とを有する。このI/Oインターフェース64には、上記1次転写電源17と、上記中間転写ベルト21を駆動する駆動ローラ14に連結したベルト駆動モータ14aと、該中間転写ベルトの内周面に設けられた回転位置検出用のマークを検出するマークセンサ19と、上記レジストローラ51に連結したローラ駆動モータ51aと、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21、ベルトクリーニングブレード31及び入口シール部材を接離する接離機構70とが接続されている。
【0046】
本実施形態における制御部60は、上記中間転写ベルト11上に形成された画像面の位置を、上記マークセンサ19からの信号により正確に認識する。そして、上記画像面の位置を認識した制御部60は、その画像面の位置に対応するように、上記接離機構70の接離動作を制御し、また上記レジストローラ51の動作タイミングを制御する。このレジストローラ51の動作タイミングは、上記制御部60が認識した画像面の先端部が2次転写領域に達するまでの時間を、上記中間転写ベルト11の回転速度から算出した結果に基づいて設定されている。
【0047】
また、上記制御部60では、使用する転写紙100が普通紙である場合(以下、普通紙モードという。)と厚紙やOHPシートである場合(以下、厚紙モードという。)とによって、2次転写を行う際の中間転写ベルト11の回転速度を可変制御している。具体的には、上記制御部60によって、厚紙モード時における中間転写ベルト11の回転速度が普通紙モード時の半分となるように、上記ベルト駆動モータ14aを制御している。
【0048】
普通紙モードで画像形成を行う場合、上記中間転写ベルト11の回転速度は、1次転写時であっても2次転写時であっても一定である。しかし、厚紙モードで画像形成する場合、上述のように2次転写時の中間転写ベルト11の回転速度を普通紙モードの場合の半分にする必要がある。すなわち、4色のトナー像からなる画像面が形成され1次転写が終了してから、転写紙100に該トナー像を転写する2次転写を開始するまでの間に、上記中間転写ベルト11の回転速度を普通モード時の半分まで落とさなければならない。このときの中間転写ベルト11の回転速度の変化を正確に設定することはほとんど不可能であるので、速度変化後に上記制御部60が上記画像面の位置を正確に認識するのは極めて困難である。従って、このように中間転写ベルト11の回転速度を変化させた場合には、上記制御部60の位置認識と実際の位置とにズレが生じる。このため、厚紙モードでは、回転速度が半分まで落ち、その回転速度が安定してから再び上記検知領域にマークを通過させ、上記制御部60に画像面の位置を再認識させなければならない。
【0049】
このとき、通常、上記中間転写ベルト11上の画像面の後端部、又は該後端部の後方にトナー濃度制御用のPパターンが形成されている場合にはそのPパターンの後端部は、上記1次転写領域を通過する前に、該画像面の先端部が2次転写領域に到達しているか、あるいは中間転写ベルト11が減速して安定する前に、該画像面の先端部が2次転写領域に到達している。従って、従来から、1次転写終了後、1度2次転写領域に該画像面を通過させて空回転を行い、該画像面の位置を再認識した後に2次転写を行うようにしている。尚、上記画像面の先端部が2次転写領域に到達する前に、上記中間転写ベルト11が減速して安定し、かつ、上記制御部で該画像面の位置認識ができれば空回転を行う必要はないが、この場合、該中間転写ベルトの周長を長くするなど、構成を変化させなければならない上、上記中間転写ユニット10が大型化してしまうという問題がある。
【0050】
上述のように上記中間転写ベルト11を空回転させる場合、上記画像面は、再び1次転写領域を通過することになる。このとき、本実施形態では、上記1次転写電源17により印加される空回転バイアスを、上記1次転写バイアスよりも小さい値に設定している。このとき、上記空回転バイアスは、値が小さいほどトナーの逆帯電を抑制することができるため、該空回転バイアスを印加しないのが望ましい。しかし、一般的に、上記1次転写電源17を一度切ってしまうと、再度バイアスを印加するときに、ある程度の立ち上げ時間が必要となる。このため、次の画像形成工程に移行するまでの時間が遅くなってしまうので、本実施形態では、上記空回転バイアスを、立ち上げ時間が必要とならない最低の値である300V程度に設定している。尚、この空回転バイアスの値は、上記1次転写電源17の性能などによって適宜選択することができる。
【0051】
ここで、上記感光体ドラム1の表面電位及び1次転写領域における空回転バイアスと、画像形成後の画像評価との関係について説明する。
上記感光体ドラム1の表面電位の値は、通常、環境により一定ではなく、本実施形態の場合には、−650Vを中心に±200V程度、すなわち、−450〜−850V程度の幅で変化する。尚、この変化の幅は、上記感光体ドラム1の種類などで変わる。そこで、感光体ドラム1の表面電位が−450V、−650V、−850Vのときのそれぞれの空回転バイアスを変化させて画像形成を行ったときの画像評価について実験を行った。この実験結果を下記の表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】
この表1は、上記感光体ドラム1の各表面電位に対して、300〜1500Vの空回転バイアスを印加したときに形成された画像評価を示すものである。この表1における画像評価は、形成された画像に斑点がなく高品質の画質である場合の評価を○とし、形成された画像に斑点が形成され、低品質の画質である場合の評価を×としている。尚、僅かに斑点が形成されたときの評価は△としているが、このときの画質は許容範囲であると言える。
【0054】
上述したように、中間転写ベルト11上の画像面中のトナーの逆帯電は、上記感光体ドラム1の表面電位と空回転バイアスとの差であるポテンシャルギャップに依存している。このポテンシャルギャップが最も大きくなるときに、トナーの逆帯電が多く発生する。上記表1において、ポテンシャルギャップが最も大きくなるのは、感光体ドラム1の表面電位が−850Vとなるときである。すなわち、表面電位が−850Vである場合、上記空回転バイアスを、トナーの逆帯電を安定して防止することができるポテンシャルギャップとなるように設定すれば、トナーの逆帯電の発生をほぼ完全になくすことが可能となる。
【0055】
〔実施形態2〕
次に、本発明を画像形成装置であるフルカラー電子写真複写機に適用した他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
図3は、実施形態2に係る複写機の概略構成図である。この複写機は、上記実施形態1と同じ構成の図示しないスキャナ部を備えており、プリンター部における構成及び該複写機の制御部における動作が異なる点で、上記実施形態1と相違する。尚、本実施形態における複写機の構成及び動作は、基本的には上記実施形態1におけるものと同じであるので、上記実施形態1と同様に構成され、動作する部分についての説明は省略する。
【0056】
本実施形態では、上記実施形態1の構成に加えて、上記感光体ドラム1の周囲に、該感光体ドラムの表面電位を検知する電位検知手段としての表面電位検知センサ5が設けられている。この表面電位検知センサ5は、上記1次転写電源により印加されるバイアスを制御する制御手段としての制御部に接続されている。この制御部は、上述した実施形態1の制御部の動作を同時に行っている。そして、この制御部は、上記表面電位検知センサ5によって検知された感光体ドラム1の表面電位の値を該表面電位検知センサから受け取り、上記1次転写電源の印加バイアスを制御している。
【0057】
以下、本実施形態の特徴部分である上記制御部の構成及び動作について説明する。
図4は、本実施形態における制御部160の構成を示すブロック図である。この制御部160は、CPU161と、ROM162と、RAM163と、I/Oインターフェース164とを有する。このI/Oインターフェース164には、上記1次転写電源17と、上記中間転写ベルト21を駆動する駆動ローラ14に連結したベルト駆動モータ14aと、該中間転写ベルトの内周面に設けられた回転位置検出用のマークを検出するマークセンサ19と、上記レジストローラに連結したローラ駆動モータ51aと、上記潤滑剤塗布ブラシローラ21、ベルトクリーニングブレード31及び入口シール部材を接離する接離機構70と、上記表面電位検知センサ5とが接続されている。
【0058】
上記実施形態1のように、空回転バイアスの値を小さく設定すればするほど、トナーの逆帯電が発生する可能性を低くすることができる。しかし、この空回転バイアスを小さく設定しすぎると、上記1次転写領域における感光体ドラム1と中間転写ベルト11との静電引力が低下し、これらの間の密着力が弱まってしまう。このように密着力が弱まると、上記感光体ドラム1と中間転写ベルト11との間で位置ズレが生じてしまう。
【0059】
また、上記密着力は、上記ポテンシャルギャップと同様に、上記感光体ドラム1の表面電位によって変化する。しかし、上述したように、上記感光体ドラム1の表面電位は環境状況によって変化するため、上記実施形態1のように空回転バイアスを一定の低い値に設定してしまうと、トナーの逆帯電を防止することはできても、該感光体ドラムと上記中間転写ベルト11との間の位置ズレを防止することができない。
【0060】
そこで、本実施形態においては、上記制御部160が、上記中間転写ベルト11が空回転する際、上記感光体ドラム1の表面電位を検知し、その表面電位の値に応じて、上記空回転バイアスを可変制御するように構成されている。具体的には、環境によって変化する上記感光体ドラム1の表面電位の変化幅を、所定電位間隔でテーブル分けし、そのテーブル毎に適切な空回転バイアスを設定する。本実施形態においては、この感光体ドラム1の表面電位の変化幅を、下記の表2のようにテーブル分けしている。
【0061】
【表2】
【0062】
尚、本実施形態においては、上記感光体ドラム1上に形成される各色のトナー像を上記中間転写ベルト11上に1次転写する場合、トナー像を重ね合わせるにつれて上記1次転写バイアスを上げている。本実施形態では、1色目のトナー像に対して1700V、2色目のトナー像に対して1800V、3色目のトナー像に対して1900V、4色目のトナー像に対して2000Vの1次転写バイアスを印加しているが、この1次転写バイアスは、使用する画像形成装置の構造などに応じて適宜選択される。また、本実施形態では、上述のようにテーブル分けされた感光体ドラムの表面電位に応じて、その1次転写バイアスを補正し、一定の1次転写電界を形成するように構成されている。この感光体ドラム1の表面電位に対する補正値を下記の表3に示す。
【0063】
【表3】
【0064】
上述した実施形態の説明では、像担持体として、感光体ドラムを例示的に用いたが、本発明は、これ以外の構成を有する像担持体、例えば2つのローラ間に張架された無端移動する感光体ベルト等に対しても適用することができる。また、上述では1次転写又は2次転写の際に用いる電荷付与手段として、バイアスローラを例示的に用いたが、これに代えてブレード、ブラシなどの他の形状の部材を適用することも可能である。また、同様に、1次転写前除電手段、2次転写前除電手段として、アースローラを例示的に用いたが、これに代えて、ブレード、ブラシなどの他の形状の部材を適用することもできる。
【0065】
また、上述した実施形態の説明では、中間転写体として中間転写ベルトを例示的に用いたが、本発明は、これ以外の構成を有する中間転写体、例えば中間転写ドラムや中間転写ローラ等に対しても適用することも可能である。また、上記中間転写ベルトにおける表面抵抗率等の電気的特性などは、作像条件等によって適宜選択して採用することができる。
【0066】
また、上述した実施形態では、像担持体としての感光体ドラムを負極性に帯電し、2成分現像剤を用いた反転現像方式を採用する現像手段を例示したが、本発明は、像担持体の帯電電位が負極性であるものに限定されることなく、また、1成分系現像剤を用いたものや正規現像方式を採用する画像形成装置に対しても適用することが可能である。
【0067】
【発明の効果】
請求項1及び2の発明によれば、空回転の際の1次転写領域におけるポテンシャルギャップを小さくすることで、空回転時におけるトナーの逆帯電を抑制し又は防ぎ、厚紙やOHPシートのような転写材であっても高品質の画像を得ることができる画像形成装置を提供することができるという優れた効果がある。
また、機構を複雑化しないで、空回転時におけるトナーの逆帯電を抑制し又は防ぎ、厚紙やOHPシートのような転写材であっても高品質の画像を得ることが可能な画像形成装置を提供することができるという優れた効果もある。
また、空回転の際の1次転写領域におけるポテンシャルギャップをほぼ一定に保持することができ、安定して空回転時におけるトナーの逆帯電を抑制し又は防ぐことができるとともに、上記像担持体と中間転写体との間の位置ズレを防止することができ、厚紙やOHPシートのような転写材であっても高品質の画像を得ることができる画像形成装置を提供することができるという優れた効果もある。
【0068】
特に、請求項2の発明によれば、機構を複雑化しないで、容易に空回転時におけるトナーの逆帯電を抑制し又は防ぐことができ、厚紙やOHPシートのような転写材であっても高品質の画像を得ることができる画像形成装置を提供することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る複写機の概略構成図。
【図2】実施形態1における制御部の構成を示すブロック図。
【図3】実施形態2に係る複写機の概略構成図。
【図4】実施形態2における制御部の構成を示すブロック図。
【図5】従来の画像形成装置における空回転時の1次転写領域の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト
2 感光体クリーニング装置
3 帯電チャージャ
4 リボルバ現像ユニット
5 表面電位検知センサ
10 中間転写ユニット
11 中間転写ベルト
12 1次転写バイアスローラ
17 1次転写電源
19 マークセンサ
20 潤滑剤塗布装置
30 ベルトクリーニング装置
40 転写装置
51 レジストローラ
60 160 制御部
Claims (2)
- 像担持体と中間転写体とが対向し接触する1次転写領域に、電荷付与手段によってバイアスを印加することで1次転写電界を形成して、該像担持体上に形成されたトナー像を該中間転写体上に1次転写し、該中間転写体上に転写されたトナー像が、転写材上に2次転写されるまでの間に、再度、上記1次転写領域を通過する画像形成装置において、
上記中間転写体上に1次転写されたトナー像が、再度、上記1次転写領域を通過する空回転時に、上記1次転写電界よりも小さい空回転電界を該1次転写領域に形成するように、上記電荷付与手段により印加されるバイアスを制御する制御手段を有し、
上記制御手段は、上記空回転電界を形成するバイアスを上記像担持体の表面電位に応じて可変制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記中間転写体の体積抵抗率が、108〜1011Ωcmであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34635998A JP3772032B2 (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 画像形成装置 |
| US09/454,531 US6192205B1 (en) | 1998-12-07 | 1999-12-06 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34635998A JP3772032B2 (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000172082A JP2000172082A (ja) | 2000-06-23 |
| JP3772032B2 true JP3772032B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=18382886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34635998A Expired - Fee Related JP3772032B2 (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6192205B1 (ja) |
| JP (1) | JP3772032B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4038328B2 (ja) * | 1999-10-29 | 2008-01-23 | 株式会社リコー | 画像形成装置、転写材搬送方法及び転写装置 |
| JP2001356556A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP3975049B2 (ja) | 2000-07-10 | 2007-09-12 | 株式会社リコー | 転写装置及び画像形成装置 |
| JP4464037B2 (ja) * | 2002-09-27 | 2010-05-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| US6860665B2 (en) * | 2002-10-28 | 2005-03-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Passive linear encoder |
| US7043170B2 (en) * | 2003-05-01 | 2006-05-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having speed control of primary and secondary image transfers |
| JP4908835B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2012-04-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP4717745B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2011-07-06 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
| JP2008233357A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 転写ニップローラ、転写装置及び画像形成装置 |
| JP5721364B2 (ja) * | 2010-08-19 | 2015-05-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| US9285719B2 (en) * | 2012-11-29 | 2016-03-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| JP6066310B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2017-01-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及び転写装置 |
| WO2016000747A1 (en) | 2014-06-30 | 2016-01-07 | Hewlett-Packard Indigo B.V. | Bias voltage at a print blanket |
| JP6452041B2 (ja) | 2015-02-27 | 2019-01-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5182598A (en) * | 1990-09-20 | 1993-01-26 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Control means for a transfer charger in an image forming apparatus |
| US5189478A (en) * | 1990-09-29 | 1993-02-23 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Image forming method and image forming apparatus, including means for controlling the charge on a transfer medium |
| JPH06186860A (ja) | 1992-12-21 | 1994-07-08 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
| JP3268061B2 (ja) | 1993-05-20 | 2002-03-25 | 株式会社リコー | 画像記録装置 |
| JPH07225520A (ja) | 1993-12-16 | 1995-08-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-12-07 JP JP34635998A patent/JP3772032B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-12-06 US US09/454,531 patent/US6192205B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6192205B1 (en) | 2001-02-20 |
| JP2000172082A (ja) | 2000-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3676932B2 (ja) | 転写方法及び画像形成装置 | |
| JP3460425B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| US6868248B2 (en) | Image formation apparatus and a method of controlling the image formation apparatus | |
| JP3772032B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH06149038A (ja) | 現像手段を有する画像形成装置 | |
| JP2001215857A (ja) | 画像形成装置、転写材搬送制御方法、転写装置及びベルト装置 | |
| JP2002139885A (ja) | 画像形成装置 | |
| US6167230A (en) | Image forming apparatus and image transferring device therefor | |
| JP2000172083A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3877258B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000155511A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、中間転写装置、及び、転写方法 | |
| JP2001215809A (ja) | ベルト搬送装置、及び、画像形成装置 | |
| JP3936825B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH1078689A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3793696B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4147310B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2001194921A (ja) | ベルト装置及び画像形成装置 | |
| JP3451457B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH07210011A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3968200B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000172079A (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
| JP3826565B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000172119A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3643099B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000221800A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051012 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051014 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051213 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060113 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060213 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140217 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
