JPH07225520A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07225520A
JPH07225520A JP6293516A JP29351694A JPH07225520A JP H07225520 A JPH07225520 A JP H07225520A JP 6293516 A JP6293516 A JP 6293516A JP 29351694 A JP29351694 A JP 29351694A JP H07225520 A JPH07225520 A JP H07225520A
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JP
Japan
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image
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image forming
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JP6293516A
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English (en)
Inventor
Shinichi Namekata
伸一 行方
Katsuji Watabe
勝次 渡部
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0131Details of unit for transferring a pattern to a second base
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    • G03G15/0147Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member
    • G03G15/0152Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member onto which the monocolour toner images are superposed before common transfer from the recording member
    • G03G15/0173Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member onto which the monocolour toner images are superposed before common transfer from the recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy, e.g. rotating set of developing units

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大サイズコピーの際に中間転写体を空回転し
ても、地汚れの転写や逆転写が起こらず、良好なコピー
画像を得ることができる画像形成装置を提供する。 【構成】 像担持体402上に順次形成される各色トナ
ー像を、電荷付与によって中間転写体426にその都度
順次転写し重ね合わせる1次転写装置450と、中間転
写体426上に重ねられたこれらトナー像を転写紙に転
写する2次転写装置454とを有する画像形成装置にお
いて、空回転時に、1次転写装置450に供給される電
界出力が画像作像時よりも低いレベルに抑えられるよう
に制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザプリン
タ等の画像形成装置、特に黒画像とカラー画像を1枚の
転写材上に重ね合わせることができる形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置において中間転写を
行う方式は例えば特開平5−11562号公報に開示さ
れるように公知である。当該方式では、像担持体上に順
次形成されるカラートナー像を1次転写として中間転写
体上に順次重ね合わせるように転写し、この中間転写体
上の重ねトナー像を2次転写として転写材上に転写す
る。当該方式が転写ドラム方式と異なる点は、紙を転写
体に巻き付けないことであり、このためペーパーフリー
性に優れている。
【0003】しかしながら、中間転写体の周長は、最大
プリントサイズを最低限確保していなければならず、加
えてスキャナリターンの時間等を考慮して、一段と長め
の周長となっている。周長が長くなると、その分機械の
大型化を招き、ひいてはコストアップとなる。更に、小
サイズコピーにとっては中間転写体の1周当たりの時間
が不必要に長くなるので、連続コピーの場合のみなら
ず、1枚コピーの場合でもコピー時間が余計にかかるこ
ととなる。
【0004】そこで中間転写体の周長を抑えて、小サイ
ズコピーの場合でも早めのコピースピードを確保し、し
かも最大プリントサイズも従来通りである方式が提案さ
れている。即ち、中間転写体の周長に近いサイズのコピ
ーを行う際に所謂「空回転」を設ける方法である。順次
重ね合わされる各色の1次転写の間において中間転写体
に転写を行うことなく当該中間転写体を周回する「空回
転」を設けて、その「空回転」の間にスキャナリターン
等の動作を行うものである。このような「空回転」を行
うカラー画像形成装置の概略構成を図1に例示する。カ
ラー画像読取装置、カラー画像記録装置、給紙バンク等
で構成された当該カラー画像形成装置には本発明も適用
されるものである。
【0005】カラー画像読取装置(以下、カラースキャ
ナと称する)200においては、コンタクトガラス20
2上のカラー原稿100の画像を照明ランプ204、ミ
ラー群206、208、210及びレンズ212を介し
てカラーセンサ214に結像して、当該原稿の画像情報
を、例えばCIE表色系の3原色であるブルー、グリー
ン、レッドの色分解色毎に読み取り、電気的な画像信号
に変換する。
【0006】カラーセンサ214は、本実施例では、ブ
ルー、グリーン、レッドの色分解手段と光電変換素子
(CCD)とで構成されており、3色同時読み取りを行
う。
【0007】そして、このカラースキャナ200で得た
ブルー、グリーン、レッドの色分解画像信号の強度レベ
ルをもとにして、不図示の画像処理部で色変換処理を行
い、ブラック、シアン、マジェンタ、イエローのカラー
画像データを得る。
【0008】これを下記するカラー画像記録装置(以
下、カラープリンタと称する)400によって、ブラッ
ク、シアン、マジェンタ、イエローの顕像化を行い、最
終的なカラーコピーとする。尚、ブラック、シアン、マ
ジェンタ、イエローの画像データを得るためのスキャナ
動作方式は、カラープリンタ400の動作とタイミング
を取ったスキャナスタート信号を受けて、図1におい
て、照明・ミラー光学系が左向き矢印方向へ原稿走査
し、1回走査毎に1色の画像データを得るものである。
この動作を合計4回繰り返すことによって、順次の4色
画像データを得る。そして、その都度カラープリンタ4
00で順次顕像化しつつ、これを重ね合わせて4色フル
カラー画像を形成する。
【0009】次にカラープリンタ400の概要を説明す
る。
【0010】書き込み光学ユニットは、カラースキャナ
200からのカラー画像データを光信号に変換して、原
稿画像に対応した光書き込みを行い、像担持体である感
光体402上に静電潜像を形成する。
【0011】当該ユニットは、レーザ発光手段(レーザ
ダイオード)404とその発光駆動制御部(図示せ
ず)、ポリゴンミラー406とその回転用モータ40
8、f/θレンズ410や反射ミラー412等で構成さ
れている。
【0012】感光体402は、矢示の如く反時計方向に
回転するが、その周囲には、感光体クリーニングユニッ
ト414、除電ランプ416、帯電器418、電位セン
サ420、回転式現像装置422の選択された現像器、
現像濃度パターン検知器424、中間転写体たる中間転
写ベルト426等が配置されている。
【0013】回転式現像装置422は、ブラック用現像
器428、シアン用現像器430、マジェンタ用現像器
432、イエロー用現像器434と、各現像器を回転さ
せる不図示の回転式回転駆動部とからなっている。各現
像器は、静電潜像を可視像化するために、現像剤の穂を
感光体402の表面に接触させて回転する現像スリーブ
(436、438、440、442)や、現像剤を汲み
上げて撹拌するために回転する現像パドルなどで構成さ
れている。
【0014】待機状態では、回転式現像装置422は、
ブラック現像の位置にセットされており、コピー動作が
開始されると、カラースキャナ200で所定のタイミン
グからブラック画像データの読み取りがスタートし、こ
の画像データに基づきレーザ光による光書き込み・潜像
形成が始まる(以下、ブラック画像データによる静電潜
像をブラック潜像と称する。シアン、マジェンタ、イエ
ローについても同じである。)。
【0015】このブラック潜像の先端部から現像するた
めに、ブラック用現像器の現像位置に潜像先端部が到達
する前に、現像スリーブ436を回転開始して、ブラッ
ク潜像をブラックトナーで現像する。
【0016】そして以後、ブラック潜像領域の現像動作
を続けるが、潜像後端部がブラック現像位置を通過した
時点で、速やかにブラックのための現像位置から次の色
現像位置まで、回転式現像装置が回転する。当該動作は
少なくとも、次の画像データによる潜像先端部が到達す
る前に完了させる。
【0017】像形成サイクルが開始されると、先ず感光
体402は矢示の如く、反時計回りに、そして中間転写
ベルト426は時計回りに不図示の駆動モータによって
回転される。中間転写ベルト426の回転に伴って、ブ
ラックトナー像形成、シアン像形成、マジェンタ像形
成、イエロー像形成が行われ、最終的にブラック、シア
ン、マジェンタ、イエローの順に中間転写ベルト426
上に重ねられ、トナー像が作られる。
【0018】先ずブラック像形成は以下のように行われ
る。帯電器418はコロナ放電によって感光体402を
負電荷で約−700Vに一様帯電する。続いてレーザダ
イオード404はブラック信号に基づいてラスタ露光を
行う。
【0019】このようにラスタ像が露光されたとき、当
初一様に荷電された感光体402の露光された部分は、
露光光量に比例する電荷を消失し、静電潜像が形成され
る。
【0020】現像装置422内のトナーは、フェライト
キャリアとの撹拌によって負極性に帯電され、また本現
像装置のブラック現像スリーブ436は、感光体402
の金属基体層に対して不図示の電源手段によって負の直
流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされてい
る。
【0021】この結果、感光体402の電荷が残ってい
る部分には、トナーが付着せず、電荷のない部分、つま
り露光された部分にはブラックトナーが吸着され、潜像
と相似なブラック可視像が形成されることになる。
【0022】中間転写ベルト426は、駆動ローラ44
4、転写対向ローラ446、クリーニング対向ローラ4
48及び従動ローラ群に張架されており、不図示の駆動
モータにより駆動制御される。
【0023】さて、感光体402上に形成されたブラッ
クトナー像は、感光体と接触状態で等速駆動している中
間転写ベルト426の表面に、ベルト転写コロナ放電器
(以下、ベルト転写器と称する)450によって転写さ
れる。以下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像転
写をベルト転写と称する。ベルト転写器の放電効率(分
配比)は20〜40%程度である。
【0024】感光体402上に存在する若干の未転写残
留トナーは感光体402の次色の再利用に備えて感光体
クリーニングユニット414で清掃される。ここで回収
されたトナーは、回収パイプを経由した不図示の廃トナ
ータンクに蓄えられる。
【0025】尚、中間転写ベルト426上では、感光体
402に順次形成されるブラック、シアン、マジェン
タ、イエローの各トナー像を正確に順次位置合わせし、
もって4色重ねのベルト転写画像が形成され、その後、
コロナ放電転写器を用いて転写紙上に一括転写されるも
のである。そして、感光体402側ではブラック工程の
次にシアン工程に進むのであるが、所定のタイミングか
らカラースキャナによるシアン画像のデータ読み取りが
始まり、その画像データによるレーザ光書き込みで、シ
アン潜像形成を行うのである。
【0026】シアン用現像器430は、その現像位置に
対して、先のブラック現像後端部が通過した後で且つシ
アン潜像の先端が到達する前に回転式現像装置422の
回転動作を行い、シアン潜像をシアントナーで可視像化
する。
【0027】以後、シアン潜像領域の現像を続けるが、
潜像後端部が通過した時点で、先のブラック現像器の場
合と同様にシアン現像ユニットの回転動作を行う。これ
もやはり次のマジェンタ潜像先端部が到達する前に完了
させる。
【0028】なお、マジェンタ及びイエローの工程につ
いては、それぞれの画像データ読み取り、潜像形成、現
像の動作が、上述のブラック及びシアンの工程と同じで
あるので、簡略化のために説明を省略する。
【0029】ベルトクリーニング装置452は、入口シ
ール、ゴムブレード、排出コイル、および入口シール、
ブレードの接離機構等で構成されており、1色目のブラ
ック画像をベルト転写した後の、2、3、4色目をベル
ト転写している間は、ブレード接離機構によってベルト
面から入口シール、ブレードが離間されている。
【0030】紙転写コロナ放電器(以下、紙転写器と称
する)454は、コロナ放電方式にて、DC又はAC+
DC成分を印加して、中間転写ベルト上の重なりトナー
像を転写紙に転写する。分配比は20〜40%程度で、
ベルト転写器と同様である。
【0031】給紙バンク456内の各転写紙カセット4
58、460、462には、装置本体内のカセット46
4に収容された転写紙のサイズとは異なる各種サイズの
転写紙が収容されており、これらのうち、指定(選択)
されたサイズ紙の収容カセットから、給紙コロ466に
よってレジストローラ方向に給紙・搬送される。図中、
468はOHP用紙や厚紙等のための手差し給紙トレイ
である。
【0032】像形成が開始される時期に、転写紙は上記
いずれかのカセットの給紙口から給送され、レジストロ
ーラ対470のニップ部で待機する。そして紙転写器4
54に中間転写ベルト426上のトナー像先端がさしか
かるときに、ちょうど転写紙先端がこの像先端に一致す
る如く、レジストローラ対470が駆動され、紙と像の
レジスト合わせが行われる。
【0033】このようにして転写紙が中間転写ベルト像
と重ねられて、正電位につながれた紙転写器454の上
を通過する。このとき、コロナ放電電流で転写紙が正電
荷で荷電され、トナー画像の実質的部分が転写紙上に転
写される。続いて紙転写器454の図の左側に配された
不図示の除電ブラシの個所を通過するときに、転写紙は
除電され、中間転写ベルト426から剥離して搬送ベル
ト472に移る。
【0034】さらに、中間転写ベルト面から4色重ねト
ナー像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト472
で定着器474に搬送され、所定温度にコントロールさ
れた定着ローラ476と加圧ローラ478とのニップ部
でトナー像を融解定着され、排出ローラ対480で機外
へ送り出され、不図示のコピートレイに表向きにスタッ
クされ、フルカラーコピーを得る。
【0035】なお、転写ベルトへ画像転写した後の感光
体402は、ブラシローラやゴムブレードからなる感光
体クリーニングユニット414でその表面をクリーニン
グされ、また除電ランプ416で均一に除電される。
【0036】転写紙にトナー像を転写した後の中間転写
ベルト426は、クリーニング装置452において再び
ブレード接離機構でブレードを押圧することで、その表
面をクリーニングされるようになっている。
【0037】リピートコピーの時は、カラースキャナの
動作および感光体への画像形成が、1枚目の4色目画像
工程に引き続いて行われ、所定のタイミングで2枚目の
1色目画像工程へと進むこととなる。
【0038】また中間転写ベルトの方は、1枚目の4色
重ね画像の転写紙への一括転写工程に引き続き、ベルト
クリーニング装置452でクリーニングされた表面領域
に、2枚目のブラックトナー像をベルト転写される。そ
の後は、上記の通りに1枚目と同じ作動を経る。
【0039】以上は、A4サイズ横送りの4色フルカラ
ーを得るコピーモードの説明であるが、3色コピーモー
ドや2色コピーモードの場合には、指定された色と回数
の分に関して上記と同様の動作が行われることとなる。
【0040】また単色コピーモードの場合には、所定枚
数が終了するまでの間、回転式現像装置422の所定色
の現像器のみを現像作動状態、即ち、所定色の現像位置
状態にして、ベルトクリーニング装置452のブレード
をベルトに押圧状態のまま、連続的にコピー動作する。
【0041】次に本装置として最長サイズであるA3サ
イズでフルカラーコピーを行う場合について説明する。
【0042】中間転写ベルトが1周する毎に1色作像し
て、4回転した時点で4色作像を完了するのがそのサイ
ズのカラーコピーとしては効率的であるが、中間転写ベ
ルトの周長をできる限り、最大サイズに合わせて短くす
ると、当該最大サイズのコピー作動においては、スキャ
ナリターンする時間がなくなる等の問題がある。一方、
A3サイズのような使用頻度の低い最大サイズでのコピ
ー動作を想定して中間転写ベルトを寸法取りすると、当
該サイズより小さく使用頻度の高いA4やB5のサイズ
のコピーの場合に、作像に寄与しない無駄時間が増える
問題がある。そこで、A3サイズのコピーの場合には、
ベルトを2周させる間に1作像するように構成するもの
である。即ち、ブラックトナー像をベルトに転写した
後、次の1周は、現像、転写が行われずに回転し、その
次の1周で現像、ベルト転写が行われる。
【0043】このように、中間転写体(転写ベルト)の
周長を抑えて、小サイズコピーの場合でも所定のコピー
スピードを確保し、しかもプリント可能最大サイズを小
さくすることもない方法として、所謂「空回転」を設け
ることが提案され、転写ベルトの周長に近い大サイズの
コピーの際には、各色の1次転写の間で中間転写体に転
写を行わない「空回転」の間に、スキャナリターン等の
動作を行うこととしている。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成を有
するカラー画像形成装置において「空回転」を行う場合
に問題が生じている。即ち、当該空回転中は像担持体に
作像しないが、当該像担持体と中間転写体は接している
ために、大サイズのコピーを行う際に、像担持体から中
間転写体への転写電界をオフにすると中間転写体上のト
ナー像が像担持体へ逆転写するおそれがある。ベルト転
写をオフしても、所謂「中抵抗ベルト」の場合、ベルト
側が0V付近の電位に対して、像担持体側は−700V
程度なので、電界の向きでは中間転写体(ベルト)のト
ナーを引き付けているが、その程度では、機械的な力な
どに抗しがたく、簡単に逆転写が生じてしまうからであ
る。また転写電界を作像時と同じにすると、像担持体上
に地汚れトナーがある場合には、当該地汚れが空回転時
に中間転写体に転写してしまう。そもそも像担持体の地
汚れは、現像時に完全に回避できるものではないので、
ある許容範囲をもって許されているが、そのまま空回転
時にも地汚れトナーの転写を許すと、空回転を行わない
小サイズ転写紙の場合に比べて、2倍の地汚れが発生す
ることになり、画像品質が損なわれる。
【0045】そこで本発明は、このような事情に鑑みな
されたもので、大サイズコピーの際に中間転写体を空回
転しても、地汚れの転写や逆転写が起こらず、良好なコ
ピー画像を得ることができる画像形成装置を提供するこ
とを課題としている。
【0046】次に、上記中間転写体の空回転処理を行っ
た時の、2次転写性(中間転写体から転写材への転写)
に関して解決すべき課題がある。中間転写体としては
「中抵抗」と呼ばれる体積抵抗率1×108〜1012Ω
・m(JISK6911による測定値)のものが一般的
であり、中抵抗ベルトを用いる理由は、ベルト時定数に
よりベルト上の1次転写手段による転写電位が減衰、消
滅するので、特別にベルト除電手段を必要とせず、AC
コロナ除電による多量のオゾン発生「防止」、コストの
低減、装置大型化防止等、数々のメリットのためであ
る。絶縁ベルトではベルトの除電手段が必要になり、装
置が大型化し、制御が複雑になり、オゾンやコストの面
でも問題がある。以下、ベルト状中間転写体として説明
するが、ドラム状のものでも当然ながら当てはまるもの
である。図3(a)、図3(b)は1次転写手段として
バイアスローラを用いた中間転写方式システムにおける
感光体と中間転写ベルトの出口側放電結果を示すもの
で、それぞれ作像時と空回転時のものである。横軸のニ
ップ部電位とは、感光体と中間転写ベルトが接している
部分のベルト電位である。ニップ部電位300V(実測
値)のとき、抵抗無限大では放電は発生せず、抵抗ゼロ
では10-4C/m2の放電電荷量である。なお転写手段
がコロナチャージャでも、中抵抗中間転写ベルトにおけ
るトナー帯電電荷量(Q/M)の変位特性は略同等の傾
向である。図3によれば、中間転写ベルトと感光体が離
れる出口側で放電が発生して、感光体からトナーへ電荷
がふられるものと理解される。このように放電電荷量は
或るベルト抵抗に効いて、抵抗が低い方(導体)が放電
が起き易くQ/Mの上昇を招き易く、抵抗が高い(絶縁
体)と放電が起きづらくQ/Mの上昇もしづらい。中抵
抗ベルトの場合はこの中間に位置するものと考えられ、
絶縁ベルトよりもQ/Mは上昇し易い。
【0047】ところが、トナーを最終的な転写材に良好
に転写する所謂2次転写(紙転写性として80%以上)
には、中間転写体上のトナー帯電電荷量(Q/M)が図
2に示されるように所定の範囲内に収まっていることが
必要とされる。中間転写体上のQ/Mは現像剤中のQ/
Mに依存するが、その後の1次転写にも大きく影響され
るものである。即ち、既に1次転写された色のQ/M
が、重ね転写が行われる度に上昇することが実験により
明らかになった。そのため、空回転を含む画像形成工程
では、小サイズに対する画像形成工程よりも2次転写前
のQ/Mが大きくなりすぎる不具合が発生するわけであ
るが、上記したように、空回転時に1次転写電流をオフ
することは感光体への逆転写を招く。
【0048】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にしたがい、像担持体上に順次形成される各
色トナー像を、電荷付与によって中間転写体にその都度
順次転写し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上
に重ねられたこれらトナー像を転写材に転写する2次転
写手段とを有する画像形成装置において、少なくとも1
色転写された中間転写体上の画像領域が像担持体との1
次転写領域を画像転写処理することなく通過する(「空
回転する」)際、1次転写手段に供給される電界出力が
画像作像時よりも低く良好な転写が行われないレベル
(転写率50%以下)に抑えらるように制御される。
【0049】更に空回転を行う場合でも良好な2次転写
が行われる画像形成装置を提供することが望まれる。
【0050】このような観点から、空回転する場合に、
1次転写手段に供給される電界出力が、転写材との2次
転写領域での中間転写体上のトナーのQ/Mが所定値に
なるように、制御されていれば、上記課題を同様に解決
することができる。
【0051】空回転時に、1次転写手段に供給される電
界出力が、画像作像時よりも低く良好な転写が行われな
いレベル(転写率50%以下)に抑えられるとともに、
転写材との2次転写領域での中間転写体上のQ/Mが所
定値になるように制御されていれば好適である。
【0052】上記中間転写体上のトナーは例えば最初に
作像処理に付される第1色目のものである。
【0053】上記中間転写体上のQ/Mの所定値は、常
温常湿(例えば23℃、65%)で10〜40μC/g
であるのが、好都合である。
【0054】空回転時に1次転写手段に供給される電界
出力が、画像作像時に1次転写手段に供給される出力の
10〜50%であるのが好ましい。
【0055】中間転写体の体積抵抗値が1×108〜1
12Ω・mのものに対して、本発明は有効である。
【0056】空回転時に1次転写手段に供給される電界
出力が、画像作像時に1次転写手段に供給される出力よ
りも低く、且つ転写材への2次転写の際に2次転写手段
に供給される出力よりも低くなるように制御されていて
も、上記課題を解決することが可能である。
【0057】また空回転時に1次転写手段に供給される
電界出力が、2次転写領域を転写することなく通過する
際の2次転写手段に供給される出力の値に依存すること
で、上記課題を解決することもできる。
【0058】空回転時に1次転写手段に供給される電界
出力が、2次転写領域を転写することなく通過する際の
2次転写手段に供給される出力よりも高くなるように制
御されていれば、好適である。
【0059】空回転時において、中間転写体上の画像領
域に相対する像担持体領域の表面電位と現像バイアス電
位との差を画像作像時よりも大きくなるように制御する
ことによっても、上記課題を解決することもできる。
【0060】空回転時に、中間転写体上の画像領域に相
対する像担持体領域が現像ローラからの現像剤の穂を切
る穂切りにより非現像状態になっていても、上記課題を
解決することもできる。
【0061】空回転時に、中間転写体上の画像領域に相
対する像担持体領域が、現像ローラの像担持体に対する
線速比が画像作像時よりも大きくなるように調整されて
形成された領域であっても、上記課題を解決することも
できる。
【0062】空回転時に、回転式現像装置に内蔵された
各色の現像器のいずれもが像担持体に対向しない位置関
係をとるように待機することで、上記課題を解決するこ
ともできる。
【0063】
【実施例】本発明の詳細を、図に示された実施例に基づ
いて、説明する。
【0064】カラー画像形成装置全体としての配置や機
構においては、従来と基本的に同じであるので、従来と
同様な部分については、上記図1に関する説明との重複
を避けるべく割愛し、ここでは本発明と特に関わりのあ
る部分について述べる。図1では回転式現像装置を用い
ているが、感光体の周囲にそれぞれの色の現像器を配置
したような態様のものでも当然ながら通用するものであ
る。
【0065】中間転写体としては、体積抵抗率1×10
8〜1012Ω・cm、表面抵抗率1×108〜1011Ω
(JISK6911)の中抵抗ベルトが用いられる。勿
論ドラム状でも良い。このような中抵抗体としてはエチ
レンテトラフロロエチレン(ETFE)、エピクロルヒ
ドリンゴムなどがある。
【0066】このような中抵抗ベルトを用いてブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエローの順で最大サイズのフ
ルカラー画像を形成する時の転写工程を図4及び図5を
用いて詳しく説明する。精度の良い色重ねを行うために
は、各色の転写の際に正確に位置合わせを行うことが必
要であるが、以下の実施例ではこれを中間転写ベルト表
面に付された基準マークによって行う。
【0067】不図示の操作部にて最大サイズ、例えばA
3サイズのフルカラーコピーが選択された上でコピー開
始指示が出ると、不図示のモータによって感光体402
や中間転写ベルト426等が回転する。中間転写ベルト
表面の画像形成領域外、例えば図4で見て最も手前側端
部に付された位置合わせ基準のためのマークが、中間転
写ベルト426周辺にして駆動ローラ444近傍に配置
されたフォトセンサ445によって検知される。この基
準マークを検知して所定時間経過後に原稿読取開始信
号、画像データ書込開始信号が順次発せられ、原稿読み
取り、感光体402への画像書き込みが行われ、ブラッ
ク用現像器の現像スリーブ436により可視像化され
る。この可視像(ブラックトナー像)は感光体402の
回転に伴い1次転写部へ移動する。コロナチャージャ型
ベルト転写器450の転写出力は定電流で制御されてお
り、出力制御目標電流が可変自在な電源に接続されたコ
ロナチャージャ型ベルト転写器450を用いて中間転写
ベルト426に1次転写電流50μAが出力されると、
ブラックトナー像は中間転写ベルト426上に転写され
る。
【0068】次いで2周目のマーク検知があると、感光
体ドラム402上に画像は形成されず、所謂「空回転」
となり、ベルト上のブラックトナー像は1次転写部を通
過する。この時、1次転写電流として30μAがベルト
転写器450から出力される。3周目のマーク検知があ
ると、1周目と同じタイミングで画像書き込みが行われ
る。即ち、中間転写ベルト上で各色の色版が一致するよ
うに感光体上にシアントナー像が形成される。このシア
ントナー像は、ベルト転写器450により1次転写電流
100μAでベルト426上へ転写される。4周目のベ
ルト検知の際には再び空回転し、1次転写電流として3
0μAがベルト転写器450から出力される。以下同様
に、5周目にはマゼンタ用に100μA、6周目で空回
転用に30μA、7周目でイエロー用に100μAが出
力されて、全ての色がベルト426上に転写される。4
色のトナー像重ね転写終了後、所定のタイミングで転写
材たる紙が2次転写部、即ち、中間転写ベルト426と
コロナチャージャ型紙転写器454を通過するように給
送され、紙転写器454によって2次転写電流200μ
Aで4色重ね像が紙に一括転写される。
【0069】空回転時の1次転写電流出力を中間転写ベ
ルトの2、4、6周目としているが、作像時である1、
3、5、7周目での画像領域外、例えば、A3サイズの
画像領域である場合、画像後端から1周分の残りの領域
については空回転時と同様に取り扱ってもよい。このよ
うにすれば、空回転時だけではなく、1次転写回転時で
の中間転写体の画像領域外部分への地汚れ転写を低減で
きる。尚、A4等の小サイズの場合は、空回転は行わな
いが、各色毎の作像時の1次転写電流制御と2次転写制
御は図5の大サイズと同様である。
【0070】転写の際の定電流制御の別の例を図6に示
す。この例では、空回転時の1次転写電流は上記の例と
同じく30μAであるが、色を重ね合わせの度に1次転
写電流をステップアップさせるもので、ブラックトナー
像の時には50μA、シアントナー像の時には100μ
A、マゼンタトナー像の時には200μA、イエロート
ナー像の時には300μAがベルト転写器450から出
力される。また紙転写器454による2次転写電流は3
00μAである。尚、A4等の小サイズの場合は、空回
転は行わないが、各色毎の作像時の1次転写電流制御と
2次転写制御は図5の大サイズと同様である。
【0071】以上のように空回転時に低転写電流を出力
させる理由は、既述のように、トナーを最終的な転写材
に良好に転写するには、図2に示されるように、中間転
写体上のトナー帯電電荷量(Q/M)が所定の範囲内に
収まっている必要がある一方で、空回転時に1次転写電
流をオフすると感光体への逆転写を招く弊害があるの
で、これらを間でバランスをとらなければならないから
である。一例として最初に作像されるブラックトナーで
説明する。図7に示されるように、常温常湿(23℃、
65%)下で測定されたQ/Mは、現像剤中では、トナ
ー濃度5wt%で約−20μC/gで、現像段階ではQ
/Mの低いトナーから現像されるので、現像後のQ/M
は低下して約−15μC/gとなり、1次転写されると
約−20μC/gに上昇し、以後は中間転写ベルトの回
転毎に上昇していき、2次転写前では、空回転時に1次
転写電流を抑えた本発明では約−35μC/g程度とな
った。この値は図2で示された良好な紙転写性を保証す
る範囲に収まっている。空回転時に作像時と同じ1次転
写電流を出力する従来のやり方では約−55μC/gと
なった(図中、点線)。つまり、空回転時の出力電流に
よって、2次転写前のQ/Mを制御することが可能なわ
けである。
【0072】空回転時の出力電流を、直前の作像時の1
次転写電流の10〜50%の範囲に設定することで、空
回転を必要とする大サイズの2次転写前のQ/M上昇を
抑えることができ、小サイズと同様の転写性が得られ
る。更に、空回転時の出力電流が2次転写電流よりも小
さいときに(特に最初の色に対する)Q/Mが抑えら
れ、紙への転写が良好となる。
【0073】次に他の実施例を図8に示す。本実施例で
はベルト転写器及び紙転写器として転写ローラ451、
455を用いる。1次転写ローラ451は、感光体40
2と中間転写ベルト426が接触する転写ニップ位置よ
りも中間転写ベルト移動方向下流側の中間転写ベルト裏
面に接触して配置されている。1次転写ローラ451は
印加制御目標電圧が可変自在な電源に接続され、当該電
源はその出力電圧が所定の目標電圧値になるように一定
に制御されている。目標電圧値の変更は、中間転写ベル
ト上に順次トナー像を重ね転写していく際に電圧値が上
昇するように設定されている。2次転写ローラ455は
中間転写ベルト426からトナー像が転写材へ転写され
る位置に配置され、所定の印加電圧を出力する電源に接
続されている。
【0074】画像形成動作が開始されると、1次転写ロ
ーラ451を介して中間転写ベルト426に正極性の転
写電圧が印加され、中間転写ベルト上にはニップ位置よ
り上流側に設置されたローラに向かって図中右上がりの
電位勾配が生成される。生成された電位勾配により発生
した1次転写電界により感光体402から負極性のトナ
ー像が順次中間転写ベルト上へ転写される。4色のトナ
ー像の重ね転写後に、2次転写ローラ455の正極性の
印加電圧により生成される2次転写電界によって、中間
転写ベルト426上の4色重ね像は、2次転写部へ給送
された転写材上に転写される。尚、1次転写ローラは、
転写ニップ位置の中間転写ベルト裏面に接触するように
配置してもよい。
【0075】上記各実施例での制御関係を図9に示す。
操作部よりフルカラーモードが指定入力されると、中央
演算回路(CPU)では、ベルトマーク検知のためのフ
ォトセンサからのマーク検知信号に基づいてベルトの1
周を判断し、ROMに格納された各作像データに基づい
て、I/Oボードを介して現像、1次転写、2次転写及
び不図示の帯電のパワーパック(PP、高圧電源)から
現像装置、ベルト転写器、紙転写器へ高圧の電圧が供給
される。転写出力が定電流制御の場合、パワーパック
は、パルス幅変調(PWM)制御によって1次転写出力
を、10〜600μAの範囲で可変であり、8ビットの
PWM信号に応じてD/Aコンバータから発せられる基
準電圧のデューティ(duty)が変化し、それに応じた高圧
電流が出力されるようになっている。また2次転写出力
は、10〜800μAの範囲で同様に可変である。
【0076】以上の最大サイズにおけるフルカラーコピ
ーでのタイミングチャートの一例を図10に示す。即
ち、中間転写体が転写を行わずに回転する所謂「空回
転」を行う場合のタイミングチャート例である。スター
トスイッチが押されて画像形成動作が開始すると、それ
ぞれ所定のタイミングで作動を開始し、ベルト転写で
は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に中間
転写が行われ、しかる後に中間転写ベルトから紙への転
写が一括して行われる。
【0077】中間転写の2次転写手段としてコロナチャ
ージャを用いる場合は、2次転写にいたるまでの回転中
(空回転を含めて6回転)、2次転写チャージャにごく
小さな電流を印加し、トナーにプラス電荷を付与させて
もよい。それによって、マイナスのチャージアップを低
減させることも可能である。具体的には10μA程度
と、空回転時の1次電流よりも小さな値でよい。この場
合のタイミングチャートを図11に示す。この時は、空
回転1次電流を多少大きくして50μA程度にするのが
よい。
【0078】空回転時に逆転写が生じたり、地汚れの転
写が起こらないようにするために、現像条件を変化させ
る別の例を以下に説明する。
【0079】例えば、反転現像では帯電電位VDと現像
バイアス電位VBの差が大きいと地汚れしにくいことが
知られており、従って、例えば帯電電位−700Vに対
して、図10に示された直流現像バイアスと交流現像バ
イアスが重畳されて、作像時には現像バイアス電位を−
550Vにし、空回転時には−400Vとなるように制
御してもよい。
【0080】正規現像の場合には、露光電位VLと現像
バイアス電位VBとの電位差を作像時よりも大きくすれ
ばよい。
【0081】非現像状態を実現するために、所謂穂切り
を行っても良い。穂切りは従来公知の各種構成によって
達成される。例えば、各現像スリーブに内蔵されている
マグネットとスリーブ表面との間に可動磁気シールド板
を介在させることで、現像剤を現像スリーブに汲み上げ
て担持することを阻止し、穂切りを行う。感光体に対す
る現像スリーブの回転を現像時の方向と反対に回転させ
ることで、内蔵マグネットと固定磁気シールド板の配置
関係によって穂切りを行うやり方もある。
【0082】またスキャベンジ(掻き取り)力を上げる
ために、図10に示されるように、現像ローラの対感光
体線速比を作像時に比べて、空回転時には大きくしても
よい。例えば作像時の現像ローラの対感光体線速比が
1.7ならば、空回転時には3.4とする。その際、中
間転写ベルトに相対することとなる感光体領域が非現像
状態になるように調整してもよく、あるいは帯電電位と
現像バイアス電位の差が大きくなるように制御してもよ
い。
【0083】更に図1のように回転式現像装置を用いて
いる場合には、内蔵する各色の現像器のいずれも感光体
に対向しない位置関係をとるように待機させ、中間転写
ベルトに相対することとなる感光体領域が非現像状態に
あるようにしてもよい(図12のタイミングチャート参
照)。
【0084】中間転写ベルトを感光体に対して接離する
機構を備えるようにしてもよい。当該接離機構は、基本
的に公知の機構であり、ソレノイドと半回転クラッチ、
カムなどから構成されている。1色目のブラックトナー
像が感光体から中間転写ベルトに転写されると、当該ベ
ルトは空回転に入り、不図示のCPUからの転写ベルト
離脱指令によって、上記接離機構は、ベルトを例えば5
mm程度感光体から離間させる。画像領域がA3サイズ
分移動し、再び次の色のトナー像がベルト転写位置に達
するまでの間に、当該接離機構はベルトを正規位置へ戻
し、感光体と接触させる。
【0085】なお、上記した像担持体/感光体はドラム
状のものだけでなく、ベルト状のものであってもよいの
は当然である。また1次転写手段と2次転写手段は同じ
様式のものである必要はなく、一方がコロナチャージャ
式で他方がバイアスローラ式でもよく、更にはブラシや
ブレード等の接触電極を用いたものでもよい。2次転写
部における2次転写手段に対向する位置には、2本ロー
ラの代わりに、1本のローラ又は板状電極を配置するよ
うにしてもよい。そして、上記の1、2次転写における
作像時及び空回転時の転写電流値/転写電圧値は実施例
のものに限定されるものではなく、環境変動、使用条
件、装置本体の仕様スペック、等々に応じて適切な値に
設定することが可能であり、それらは本発明の技術思想
に含まれることはいうまでもない。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、空回転
時に1次転写手段に供給される電界出力が画像作像時よ
りも低く良好な転写が行われないレベルに抑えられるよ
うに制御されるので、像担持体から中間転写体への転写
電界が小さくなり、像担持体から地汚れトナーの転写を
防ぐことができるとともに、逆転写も起こらない。従っ
て、中抵抗の中間転写体を用いた空回転に、本発明は極
めて効果がある。
【0087】請求項2に記載の発明によれば、空回転時
に1次転写手段に供給される電界出力が、転写材との2
次転写領域での中間転写体上のトナーの帯電電荷量が所
定値になるように、制御されているので、2次転写の際
に重ねトナー像が転写材に良好に転写される。
【0088】請求項8に記載の発明によれば、空回転時
に1次転写手段に供給される電界出力が、画像作像時に
1次転写手段に供給される出力よりも低く、且つ転写材
への2次転写の際に2次転写手段に供給される出力より
も低くなるように制御されているので、像担持体から中
間転写体への転写電界が小さくなり、像担持体から地汚
れトナーの転写を防ぐことができ、逆転写も起こらない
とともに、2次転写の際に重ねトナー像が転写材に良好
に転写される。
【0089】請求項9に記載の発明によれば、空回転時
に1次転写手段に供給される電界出力が、2次転写領域
を転写することなく通過する際の2次転写手段に供給さ
れる出力の値に依存するので、1次転写での良好な転写
性を2次転写と関連させて確保することが可能となる。
【0090】請求項11に記載の発明によれば、空回転
時において、中間転写体上の画像領域に相対する像担持
体領域の表面電位と現像バイアス電位との差を画像作像
時よりも大きくなるように制御するので、地汚れが生じ
にくい。
【0091】請求項12に記載の発明によれば、空回転
時に中間転写体上の画像領域に相対する像担持体領域が
現像ローラからの現像剤の穂を切る穂切りにより非現像
状態になっており、請求項13に記載の発明によれば、
空回転時に中間転写体上の画像領域に相対する像担持体
領域は、現像ローラの像担持体に対する線速比が画像作
像時よりも大きくなるように調整されて形成された領域
であり、更に請求項14に記載の発明によれば、空回転
時に回転式現像装置に内蔵された各色の現像器のいずれ
もが像担持体に対向しない位置関係をとるように待機す
るので、それぞれ現像処理部自体で地汚れが低減され、
転写後の画像の劣化を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の概略構成図
である。
【図2】紙転写性とトナー帯電電荷量の関係を示すグラ
フである。
【図3】1次転写ローラを用いた中間転写方式システム
における感光体と中間転写ベルトの出口側放電結果を示
すグラフで、(a)は作像時のもの、(b)は空回転時
のものである。
【図4】コロナチャージャ型転写器を用いた転写工程の
ための概略構成図である。
【図5】1次転写電流を同一レベルに保って色重ねを行
う場合のフローチャートである。
【図6】1次転写電流を順次増加して色重ねを行う場合
のフローチャートである。
【図7】トナー帯電電荷量の画像形成工程における推移
を示すグラフである。
【図8】転写ローラ型転写器を用いた転写工程のための
概略構成図である。
【図9】本発明に係る制御関係を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明に係るタイミングチャートの一例であ
る。
【図11】本発明の別の構成に係るタイミングチャート
の一例である。
【図12】本発明の更に別の構成に係るタイミングチャ
ートの一例である。
【符号の説明】
100 カラー原稿 200 カラースキャナ 212 レンズ 214 カラーセンサ 400 カラープリンタ 402 感光体 422 回転式現像装置 426 中間転写ベルト 450 ベルト転写器 454 紙転写器 472 搬送ベルト 474 定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 503 C 15/09 Z 21/14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に順次形成される各色トナー
    像を、電荷付与によって中間転写体にその都度順次転写
    し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上に重ねら
    れたこれらトナー像を転写材に転写する2次転写手段と
    を有する画像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、1次転写手段に供給される電界出力が画像作
    像時よりも低いレベルに抑えられるように制御されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に順次形成される各色トナー
    像を、電荷付与によって中間転写体にその都度順次転写
    し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上に重ねら
    れたこれらトナー像を転写材に転写する2次転写手段と
    を有する画像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、1次転写手段に供給される電界出力が、転写
    材との2次転写領域での中間転写体上のトナーの帯電電
    荷量が所定値になるように、制御されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1色転写された中間転写体上
    の画像領域が像担持体との1次転写領域を画像転写処理
    することなく通過する際、1次転写手段に供給される電
    界出力が、画像作像時よりも低いレベルに抑えられると
    ともに、転写材との2次転写領域での中間転写体上のト
    ナー帯電電荷量が所定値になるように制御されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記中間転写体上のトナーが最初に作像
    処理に付されるものであることを特徴とする請求項2又
    は3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記中間転写体上のトナーの帯電電荷量
    の所定値が、常温常湿で10〜40μC/gであること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1色転写された中間転写体上
    の画像領域が像担持体との1次転写領域を画像転写処理
    することなく通過する際に1次転写手段に供給される電
    界出力が、画像作像時に1次転写手段に供給される出力
    の10〜50%であることを特徴とする請求項1又は3
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 中間転写体の体積抵抗値が1×108
    1012Ω・mであることを特徴とする請求項5又は6に
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像担持体上に順次形成される各色トナー
    像を、電荷付与によって中間転写体にその都度順次転写
    し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上に重ねら
    れたこれらトナー像を転写材に転写する2次転写手段と
    を有する画像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、1次転写手段に供給される電界出力が、画像
    作像時に1次転写手段に供給される出力よりも低く、且
    つ転写材への2次転写の際に2次転写手段に供給される
    出力よりも低くなるように制御されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  9. 【請求項9】 像担持体上に順次形成される各色トナー
    像を、電荷付与によって中間転写体にその都度順次転写
    し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上に重ねら
    れたこれらトナー像を転写材に転写する2次転写手段と
    を有する画像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、1次転写手段に供給される電界出力が、2次
    転写領域を転写することなく通過する際の2次転写手段
    に供給される出力の値に依存していることを特徴とする
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1色転写された中間転写体
    上の画像領域が像担持体との1次転写領域を画像転写処
    理することなく通過する際、1次転写手段に供給される
    電界出力が、2次転写領域を転写することなく通過する
    際の2次転写手段に供給される出力よりも高くなるよう
    に制御されていることを特徴とする請求項9に記載の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 現像バイアスを印加する現像手段によ
    って像担持体上に順次形成される各色トナー像を、電荷
    付与によって中間転写体にその都度順次転写し重ね合わ
    せる1次転写手段と、中間転写体上に重ねられたこれら
    トナー像を転写材に転写する2次転写手段とを有する画
    像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、相対する像担持体領域の表面電位と現像バイ
    アス電位との差を画像作像時よりも大きくなるように制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 像担持体上に順次形成される各色トナ
    ー像を、電荷付与によって中間転写体にその都度順次転
    写し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上に重ね
    られたこれらトナー像を転写材に転写する2次転写手段
    とを有する画像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、相対する像担持体領域が現像ローラからの現
    像剤の穂を切る穂切りにより非現像状態になっているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 像担持体上に順次形成される各色トナ
    ー像を、電荷付与によって中間転写体にその都度順次転
    写し重ね合わせる1次転写手段と、中間転写体上に重ね
    られたこれらトナー像を転写材に転写する2次転写手段
    とを有する画像形成装置において、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、相対する像担持体領域は、現像ローラの像担
    持体に対する線速比が画像作像時よりも大きくなるよう
    に調整されて形成された領域であることを特徴とする画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】 回転式現像装置を用いて像担持体上に
    順次形成される各色トナー像を、電荷付与によって中間
    転写体にその都度順次転写し重ね合わせる1次転写手段
    と、中間転写体上に重ねられたこれらトナー像を転写材
    に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置におい
    て、 少なくとも1色転写された中間転写体上の画像領域が像
    担持体との1次転写領域を画像転写処理することなく通
    過する際、現像装置に内蔵された各色の現像器のいずれ
    もが像担持体に対向しない位置関係をとるように待機す
    ることを特徴とする画像形成装置。
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