JP3643099B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ベルト状の中間転写体を備えて一つの感光体に形成された互いに異なる色のトナー像を順次中間転写体に重ね合わせて転写してカラー画像を形成するタイプのプリンターやファックシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、特に中間転写体の保持を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
図5は上述のような画像形成装置に用いられている従来の中間転写体ユニット(中間転写体保持装置)の正面図である。この中間転写体ユニットは、図示せぬ装置本体の前後側板に設けた軸受により支持される駆動ローラ1、テンションローラ(タイトナー)2、転写対向ローラ3、クリーニング対向ローラ4、従動ローラ5に中間転写ベルト6を張掛してなるものである。図中7は感光体ドラム、8は感光体ドラムのクリーニングユニット、9は中間転写ベルトのクリーニングユニット、10は分離チャージャ、11は紙転写チャージャ、12はレジストローラ、13はベルト転写チャージャであり、また前後側板には中間転写体ユニットを引き出すための中間転写体レール14(ユニット側)、15(装置本体側)が取り付けられている。この中間転写体レール14は、中間転写体ユニットを装置外へ取り出して置く際に、中間転写ベルト6が床面につかないような構成になっている。
【0003】
ベルト転写チャージャ(ベルト転写器)13は、前後側板間の感光体ドラム7と対向する部位に設けられ、中間転写ベルト6上のトナー像を記録シート上へ転写するための紙転写チャージャ(紙転写器)11と中間転写ベルト6と記録シートを分離するための分離チャージャ10は転写対向ローラ3の対向部位に設けられている。
【0004】
上述のようなタイプの従来の画像形成装置においては、中間転写ベルト6の周長が少なくとも記録シートよりも長くなくてはいけないため、装置の小型化が困難でるという問題があった。また従来、中間転写ベルト6上のトナー像を記録シートヘチャージャにより転写する際、十分なチャージ領域が必要なために、例えば大径の転写対向ローラ、あるいは転写対向ローラに代えて2段ローラとなる転写入口ローラと分離ローラを設けて中間転写ベルト6に平面部を作ることが必要であった。ところが大径ローラの場合は曲率が大きいため、また2段ローラの場合は巻き付き角が小さいため、中間転写ベルト6と記録シートの分離には、分離チャージャ、あるいはトナー像が来たときは回避するような接離可能な分離爪が必要であった。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、中間転写体の配回しレイアウトの自由度を増やし、省スペース化を実現できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は上記目的を達成するために、ベルト状の中間転写体を備え、感光体ドラム上に形成された互いに異なる色のトナー像を、順次中間転写体に重ね合わせて転写しカラー画像を形成する画像形成装置において、感光体ドラムと接触している上記中間転写体の転写部とは別の位置で像を担持している面から押さえ付け、上記中間転写体を逆側へ屈曲させる手段を設け、上記逆側へ屈曲させる手段が、上記中間転写体の両端部のみ接触するローラである構成としてある。
【0007】
本発明に係る画像形成装置は、上記ローラが、寄り止めを兼用する構成とすることができる。
【0008】
本発明に係る画像形成装置は、上記逆側へ屈曲させる手段が、記録シートを分離するための分離ローラよりも後段側の部分を逆側へ屈曲させるものである構成とすることができる。
【0009】
本発明に係る画像形成装置は、上記逆側へ屈曲させる手段が、上記中間転写体をクリーニングするクリーニング部より前段側の部分を逆側へ屈曲させるものである構成とすることができる。
【0010】
本発明に係る画像形成装置は、上記逆側へ屈曲させる手段が、上記中間転写体を駆動する駆動ローラに隣接する部分を逆側へ屈曲させるものである構成とすることができる。
【0011】
本発明に係る画像形成装置は、上記逆側へ屈曲させる手段が、タイトナーである構成とすることもできる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の一実施例であるカラー画像形成装置の概略構成図で、主にカラー画像読み取り装置20、カラー画像記録装置21、給紙バンク22等で構成されている。
【0013】
カラー画像読み取り装置(以下、カラースキヤナーという。)20は、コンタクトガラス23上の原稿24の画像を照明ランプ25、ミラー群26及びレンズ27等からなる光学系を介してカラーセンサー28に結像して、原稿24のカラー画像情報を、例えばBlue(以下B)、Green(同G)、Red(同R)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。カラーセンサー28は、この例ではB、G、Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子で構成されており、3色同時読み取りを行なう。そして、このカラースキャナー20で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理部(図示せず)で色変換処理を行ない、Black(以下BK)、Cyan(同C)、Magenta(同M)、Yellow(同Y)のカラー画像データを得るものである。
【0014】
これを、次に述べるカラー画像記録装置(以下、カラープリンターという。)21によって、BK、C、M、Yの顕像化を行ない、最終的なカラーコピーとする。なお、BK、C、M、Yの画像データを得るためのカラースキヤナー20の動作方式は、カラープリンター21の動作とタイミングを取ったスキャナースタート信号を受けて、照明・ミラー光学系が図中の左方向に向く矢印方向へ原稿24を走査し、1回の走査毎に1色の画像データを得る。そしてこの動作を合計4回繰り返すことによって、順次の4色画像データを得る。そして、その都度カラープリンター21で順次顕像化しつつ、これを重ね合わして4色フルカラー画像を形成する。
【0015】
カラープリンター21の書き込み光学ユニット30は、カラースキャナー20からのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行ない、感光体ドラム29に静電潜像を形成する。この光学ユニットは、レーザー発光手段、発光駆動制御部、ポリゴンミラー、回転用モータ、f/θレンズ、反射ミラー等で構成されている。
【0016】
感光体ドラム29は、図中矢印のように反時計方向に回転するが、その回りには、現像器31や中間転写ユニット32に加え、感光体クリーニングユニット、除電ランプ、帯電器、電位センサー、現像濃度パターン検知器等が配置されている。現像器31はリボルバー現像装置で、BK現像器、C現像器、M現像器、Y現像器を反時計方向に回転させるようになっている。各現像器は、静電潜像を現像するために現像剤の穂を感光体ドラム29の表面に接触させて回転する現像スリーブと、現像剤を汲み上げて撹拌するために回転する現像パドルなどで構成されている。
【0017】
この画像形成装置では、待機状態では現像器31はBKの位置にセットされており、コピー動作が開始されるとカラースキャナ20で所定のタイミングからBK像データの読み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザー光による光書き込み、潜像形成が始まり(以下BK画像データによる静電潜像をBK潜像という。C、M、Yについても同様とする)、このBK潜像の先端部から現像可能とするためにBK現像器の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリーブの回転を開始させてBK潜像をBKトナーで現像する。その後BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBK現像位置を通過した時点で、速やかにBK現像ユニットの現像位置から次の色の現像位置まで現像器31が回転する。
【0018】
像形成サイクルが開始されると、先ず感光体ドラム29は矢印のように反時計廻りに、中間転写ユニット32の中間転写ベルト33は時計廻りに図示しない駆動モータによって回転される。中間転写ベルト33の回転にともなってBKトナー像形成、C像形成、M像形成、Y像形成が行われ、最終的にBKCMYの順に中間転写ベルト33上に重ねてトナー像が作られる。
【0019】
BK像形成を説明すると、帯電器34がコロナ放電によって感光体ドラム29を負電荷で約−700Vに一様に帯電し、続いてレーザーダイオード35がBK信号に基づいてラスタ露光を行なうと、当初一様に荷電された感光体ドラム29の露光部分で露光光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。現像器31内のトナーはフェライトキャリアとの撹はんによって負極性に帯電され、また本現像装置のBK現像スリーブは感光体ドラム29の金属基体層に対して図示せぬ電源手段によって負の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされる。この結果、感光体ドラム29の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光された部分にはBKトナーが吸着され、潜像と相似なBK可視像が形成される。
【0020】
上述のように感光体ドラム29上に形成したBKトナー像は、感光体ドラム29と接触状態で等速駆動されている中間転写ベルト33の表面に、コロナ放電器であるベルト転写チャージャ44によって転写される。なお以下では、感光体ドラム29から中間転写ベルト33ヘのトナー像転写をベルト転写という。感光体ドラム29上の若干の未転写残留トナーは感光体ドラム29の再使用に備えて感光体クリーニング装置45で清掃され、回収されたトナーは回収パイプを経由して図示せぬ排トナータンクに蓄えられる。なお、中間転写ベルト33には、感光体ドラム29に順次形成されるBK、C、M、Yのトナー像を同一面に順次位置合せして4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写紙にベルト転写チャージャ44にて一括転写を行う。
【0021】
ところで、感光体ドラム29側ではBK工程の次にC工程に進むが、所定のタイミングでカラースキャナー20によるC画像データ読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行なう。C現像器はその現像位置に対して、先のBK潜像後端部が通過した後で、かつC潜像の先端が到達する前に現像器31の回転駆動を行ない、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像領域の現像が続けられるが、潜像後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様にC現像ユニットの回転動作を行なう。これもやはり次のM潜像先端部が到達する前に完了させる。なお、MおよびYの工程については、それぞれの画像データ読み取り、潜像形成、現像の動作が上述のBK、Cの工程と同様である。
【0022】
中間転写ユニット32は図2に詳細に示すようなもので、中間転写ベルト33は、駆動ローラ36、転写対向ローラ37、クリーニング対向ローラ38、分離ローラ39、逆屈曲ローラ40、タイトナー(逆屈曲ローラ)41及び従動ローラ群42、42に張架されており、図示せぬ駆動モータにより駆動制御されるようになっている。即ち本実施例の中間転写体ユニット32は、中間転写ベルト33のトナー像を保持している面側から逆屈曲ローラ40によって押さえ付けて逆方向へ屈曲させ、ユニット構成を小型化している。逆屈曲ローラ40としては、トナーが転写しないように離形性の良いテフロン(登録商標)等でコーティングされたものを用いるとよい。また逆屈曲ローラ40にトナーと同極性のバイアスを印加して、ローラにトナーが転写しないようにしてもよいが、この場合は導電性の材質のものを用いる。また中間転写体クリーニング装置(以下ベルトクリーニング装置)43を含んでおり、中間転写ベルト33の内周側には感光体ドラム29と対向して上述したベルト転写チャージャ44が配置されている。
【0023】
ベルトクリーニング装置43は、入ロシール、ゴムブレード、排出コイル、および入ロシール、ブレードの接離機構などで構成されており、1色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目をベルト転写している間は、ブレード接離機構によってベルト面から入ロシール、ゴムブレードを離間させている。ベルトクリーニング装置43の下方には紙転写コロナ放電器46(以下、紙転写器)が設けてある。この紙転写器46は、コロナ放電方式にてAC+DC、又はDC成分を印加して、中間転写ベルト33上の重ねトナー像を転写紙に転写する。
【0024】
さらに給紙バンク22内の転写紙カセット47には、各種サイズの転写紙が収納されており、指定されたサイズ紙の転写紙カセットから、給紙コロ48によつてレジストローラ対49方向へ給紙、搬送される。具体的には、像形成が開始される時期に転写紙カセット内の転写紙は給紙口から給送され、レジストローラ対49のニップで待機している。そして紙転写器46に中間転写ベルト33上のトナー像先端がさしかかるときに、ちょうど転写紙46の先端がこの像先端に一致するようにレジストローラ対49が駆動され、転写紙と像のレジスト合わせが行なわれる。
【0025】
このようにして転写紙が中間転写ベルト像と重ねられて正電位につながれた紙転写器46の上を通過するとき、コロナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の殆どが転写紙上に転写される。続いて紙転写器46の図中左に配する図示せぬAC+DCコロナによる分離除電器によって、転写紙が通過するときに除電し、中間転写ベルト33から剥離して搬送ベルト50へ移す。
【0026】
中間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト50で定着器51へ搬送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ52と加圧ローラー53のニップ部でトナー像を溶融定着され、排出ローラ対54で装置外に送り出され、図示せぬコピートレイに表向きにスタックされる。またベルト転写後の感光体ドラム29は、感光体クリーニングユニットで表面をクリーニングされ、また、除電ランプで均一に除電される。転写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト33は、ベルトクリーニング装置43で表面をクリーニングされる。
【0027】
リピートコピーの時は、カラースキャナ20の動作および感光体ドラム29への画像形成は、1枚目の(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目の(1色目)画像工程に進む。また、中間転写ベルト33については、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程に引き続き、表面をベルトクリーニング装置43でクリーニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様動作になる。なお以上は、4色フルカラーを得るコピーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分について、上記同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、現像器31の所定色の現像器のみを現像作動(所定色の現像位置)状態にして、ベルトクリーニング装置43のブレードを中間転写ベルト33に押圧状態のまま連続してコピー動作を行なう。
【0028】
なお逆屈曲ローラ40が、中間転写ベルト33の端部のみと接触するように例えば図4、図5に示すようなものを用い、中間転写ベルト33の画像領域Zには接しないようにしてトナー像を乱さないようにすることができる。図4の逆屈曲ローラ40は、中間転写ベルト33の寄り止めを兼用しており、中間転写ベルト33の裏面側に設けた寄り止め部33aとともにたるみによるトナー像と軸の接触を、図5の例では中間転写ベルト33が外れることを防止できるようになっている。なお両図中55は軸受であり、図4の例ではこの軸受55を加圧スプリング56によって付勢して用いている。
【0029】
また本実施例の中間転写体ユニット32は、中間転写ベルト33上のトナー像を記録シートヘ転写した後、中間転写ベルト33と記録シートを分離する分離部の次の位置で、中間転写ベルト33を逆に屈曲させており、このため十分な巻き付き角が得られ、記録シートの曲率分離が可能になり、分離チャージャや分離爪が不要となっている。
【0030】
さらに従来のクリーニング装置では、ブレードで掻き取った排トナーを下方で回収するだけとなっているため、中間転写ベルトの下方位置に配置され、ブレードで掻き敢ったトナーが下にこぼれないようにする入口シールやこれを保持する入口シールホルダー、ブレードで掻き取ったトナーを装置外へ搬送するトナー排出コイルを備えており、ブレード及ぴ入ロシールは通常中間転写ベルトに接触しているが、多色コピーモードの際はブレード接離機構により中間転写ベルトから離せるようになっていて、接離時の衝撃、振動により、排トナーのトナー落ち、あるいはトナー飛散が発生していたが、本実施例の中間転写体ユニット32は、中間転写ベルト33上のトナー像を記録シートヘ転写した後、未転写トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置43の手前側の位置で、中間転写ベルト33を逆に屈曲させていことにより、接離部位の下側を覆って従来の不具合を解消している。
【0031】
そしてさらに本実施例の中間転写体ユニット32は、駆動ローラ36に隣接する位置をタイトナー41によって逆に屈曲させ、駆動ローラ36の巻き付き角を増やしており、従来の中間転写体保持装置のように、駆動ローラ、クリーニング対向ローラ、転写ローラ、タイトナー等ローラの数が増すほど、中間転写ベルトのそれぞれのローラヘの巻き付き角が少なくなって駆動ローラにだけ多くの巻き付き角を与えられないという制約を解消し、駆動ローラ36が中間転写ベルト33に確実に駆動が伝達出来るようにしてある。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に係る画像形成装置は以上説明してきたように、トナー像を担持する中間転写体を逆側へ屈曲させるため、配回しの自由度が増やし、中間転写体保持装置の小型化を達成でき、中間転写体を逆側へ屈曲させるローラが両端部のみで接触するようにしたので、トナー像を乱すことがないという効果がある。
【0033】
請求項2に係る画像形成装置は以上説明してきたように、中間転写体を逆側へ屈曲させるローラが寄り止めを兼用するようにしたので、上記共通の効果に加え、中間転写体がローラから外れてしまうことを防止できるという効果がある。
【0034】
請求項3に係る画像形成装置は以上説明してきたように、分離ローラより後段側の部分を逆側に屈曲させるようにしたので、上記共通の効果に加え、中間転写体の分離ローラへの巻き付き角を増すことが出来、記録シートの分離不良を防止できるという効果がある。
【0035】
請求項4に係る画像形成装置は以上説明してきたように、クリーニング部より前段側の部分を逆側に屈曲させるようにしたので、上記共通の効果に加え、中間転写体に対してクリーニング部で覆うことが出来、クリーニング部のトナー落ち、トナー飛散を防止することができるという効果がある。
【0036】
請求項5に係る画像形成装置は以上説明してきたように、駆動ローラに隣接する部分を逆側へ屈曲させるようにしたので、上記共通の効果に加え、中間転写体の駆動ローラヘの巻き付き角を増すことが出来、確実な駆動を伝達できるという効果がある。
【0037】
請求項6に係る画像形成装置は以上説明してきたように、駆動ローラに隣接する部分を逆側へ屈曲させる手段をタイトナーとしたので、上記共通の効果に加え、特別なローラの追加無しに確実な駆動を伝達できる安価な装置構成とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の中間転写ユニットを示す断面図である。
【図3】逆屈曲ローラの変形例を示す断面図である。
【図4】逆屈曲ローラの他の変形例を示す断面図である。
【図5】従来の画像形成装置の一例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
20 カラー画像読み取り装置
21 カラー画像記録装置(カラープリンター)
22 給紙バンク
23 コンタクトガラス
24 原稿
28 カラーセンサー
29 感光体ドラム
30 書き込み光学ユニット
31 現像器
32 中間転写ユニット
33 中間転写ベルト
36 駆動ローラ
37 転写対向ローラ
38 クリーニング対向ローラ
39 分離ローラ
40 逆屈曲ローラ
41 タイトナー(逆屈曲ローラ)
43 中間転写体クリーニング装置(ベルトクリーニング装置)
44 ベルト転写チャージャ
45 感光体クリーニング装置
46 紙転写コロナ放電器(紙転写器)
50 搬送ベルト
51 定着器
55 軸受
56 加圧スプリング

Claims (6)

  1. ベルト状の中間転写体を備え、感光体ドラム上に形成された互いに異なる色のトナー像を、順次中間転写体に重ね合わせて転写しカラー画像を形成する画像形成装置において、感光体ドラムと接触している上記中間転写体の転写部とは別の位置で像を担持している面から押さえ付け、上記中間転写体を逆側へ屈曲させる手段を設け、上記逆側へ屈曲させる手段が、上記中間転写体の両端部のみ接触するローラであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記ローラが、寄り止めを兼用することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記逆側へ屈曲させる手段が、記録シートを分離するための分離ローラよりも後段側の部分を逆側へ屈曲させるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 上記逆側へ屈曲させる手段が、上記中間転写体をクリーニングするクリーニング部より前段側の部分を逆側へ屈曲させるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記逆側へ屈曲させる手段が、上記中間転写体を駆動する駆動ローラに隣接する部分を逆側へ屈曲させるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 上記逆側へ屈曲させる手段が、タイトナーであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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