JP3268061B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3268061B2
JP3268061B2 JP11875493A JP11875493A JP3268061B2 JP 3268061 B2 JP3268061 B2 JP 3268061B2 JP 11875493 A JP11875493 A JP 11875493A JP 11875493 A JP11875493 A JP 11875493A JP 3268061 B2 JP3268061 B2 JP 3268061B2
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康則 河石
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俊昭 本橋
克哉 川越
英樹 上山
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
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    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0131Details of unit for transferring a pattern to a second base

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機及びカラ
ープリンタ等の画像記録装置に関し、詳しくは、像担持
上に形成された各色成分のトナー像を、ローラ間に掛
け渡された寄り止めガイドを有する中間転写ベルト上
に、この中間転写ベルトを往復動作させることによって
重ね合せた後、この重ね合わされたトナー像を用紙に転
写する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機及びカラープリンタ等の画
像記録装置の一種に、像担持体上に形成された各色成分
のトナー像を、ローラ間に掛け渡された中間転写ベルト
上に重ね合せた後、この重ね合わされたトナー像を用紙
に転写する画像記録装置が知られている。
【0003】この種の画像記録装置において、像担持体
上で形成された各色成分のトナー像を中間転写ベルト上
に重ね合せる際の中間転写ベルトの動作方式としては、
基本的には、往動作方式及び往復動作方式の2種類が考
えられる。
【0004】ここで、往動作方式は、中間転写ベルトへ
の1色目のトナー像の転写が終了した後、そのまま往方
向へ中間転写ベルトを回転させ、像担持体上の2色目の
トナー像と中間転写ベルト上の1色目のトナー像の先端
を合わせて、中間転写ベルトへの2色目のトナー像の転
写を行い、その後、この2色目のトナー像と同様に、中
間転写ベルト上に3色目のトナー像及び4色目のトナー
像を順次転写して重ね合せる方式である。
【0005】また、往復動作方式は、中間転写ベルトへ
の1色目のトナー像の転写が終了した時点で、この中間
転写ベルトの往方向への移動距離分(正回転量)だけ、
この中間転写ベルトをリターンさせ(この中間転写ベル
トのリターン時には中間転写ベルトを像担持体から離間
させておく)、像担持体上の2色目のトナー像と中間転
写ベルト上の1色目のトナー像の先端を合わせて、中間
転写ベルトへの2色目のトナー像の転写を行い、その
後、この2色目のトナー像と同様に、中間転写ベルト上
に3色目のトナー像及び4色目のトナー像を順次転写し
て重ね合せる方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な画像記録装置における中間転写ベルトの動作方式とし
ては、中間転写ベルトの周長変化を考慮した場合、ステ
ッピングモータなどで同距離だけ中間転写ベルトを戻す
方式の往復動作方式の方が、中間転写ベルトを一定方向
のみに回転させる往動作方式よりも優れている。
【0007】また、この往復動作方式では、中間転写ベ
ルトの掛け渡された複数のローラの平行度等の影響によ
る中間転写ベルトの動作時のベルト片寄り方向が、その
往動時と復動時とで逆方向になることが知られている。
【0008】従って、この往復動作方式では、中間転写
ベルトの往動時におけるベルト片寄り量と、復動時にお
けるベルト片寄り量とが略等しくなるので、この中間転
写ベルト上に重ね合わされたトナー像は、見ため上ほと
んどズレの無い画像となる。
【0009】しかしながら、中間転写ベルトの回転時に
おけるベルトの片寄りを規制するために、例えばベルト
端部に寄り止めガイドを設けた画像記録装置の場合に
は、その中間転写ベルトを何れか一方向へ連続して回転
させると、上記の寄り止めガイドの作用により、中間転
写ベルトが一定以上は片寄らなくなる。
【0010】このため、この画像記録装置の寄り止めガ
イドを設けた中間転写ベルトに、上記の往復動作方式を
適用した場合には、各色のトナー像の重ね合せコピーを
行った際に、1色目のトナー像の作像時、すなわち、中
間転写ベルトの正転時には寄り止めガイドの作用により
中間転写ベルトが片寄らないが、寄り止めガイドが作用
しない中間転写ベルトの逆転時には、正転時と反対の方
向へ中間転写ベルトが多きく片寄ってしまう。
【0011】この中間転写ベルトの片寄りは、2色目、
3色目、及び、4色目のトナー像の作像時においても、
1色目よりは程度が良くなるが、1色目と同様に、中間
転写ベルトの正転時の片寄り量よりも逆転時の片寄り量
の方が大きくなり、各色でのズレ量がトータルされてか
なり大きくなる(実験機では、この中間転写ベルトの片
寄りによるズレ量が0.3〜1mm程度となった)。
【0012】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、中間転写ベルトの片寄りによる
各色のトナー像の重ね合せ時の色ズレを防止して良好な
画像を得ることができる画像記録装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、像担持体上に形成された各色成分のト
ナー像を、ローラ間に掛け渡された寄り止めガイドを有
する中間転写ベルト上に、この中間転写ベルトを往復動
作させることによって重ね合せた後、この重ね合わされ
たトナー像を用紙に転写する画像記録装置において、上
記中間転写ベルトの往復動作によるトナー像の重ね合せ
前に、上記中間転写ベルトを作像時の回転方向とは逆方
向に回転させる構成とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、上記中間転写ベルトの往復動
作によるトナー像の重ね合せ前に、上記中間転写ベルト
が作像時の回転方向とは逆方向に予め回転されることに
より、中間転写ベルトの往動時(正転時)におけるベル
ト片寄り量と、復動時(逆転時)におけるベルト片寄り
量とが略等しくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。本発明の画像記録装置の実施例であるカラー
複写装置の概略構成を図1に、また、このカラー複写装
置の感光体及び中間転写ベルト回りの概略構成を図2に
示す。
【0016】先ず、本実施例のカラー複写装置における
構成及び動作について説明する。図1及び図2におい
て、カラー複写装置のカラー画像読み取り装置(以下、
カラースキャナーと称す)1は、照明ランプ4,ミラー
群5,及び、レンズ6からなる照明・ミラー光学系を介
して、カラーセンサー7に原稿3の画像を結像して、例
えば、ブルー(青)B,グリーン(緑)G,レッド
(赤)R色分解光毎に原稿3のカラー画像情報を読み取
り、原稿3の画像を電気的な画像信号に変換する。
【0017】本実施例におけるカラーセンサー7は、
B,G,Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子
で構成されており、B,G,Rの3色を同時に読み取る
機能を有している。
【0018】そして、このカラースキャナー1で得た
B,G,Rの色分解画像信号強度レベルを基にして、図
示しない画像処理部で色変換処理を行い、ブラック(以
下、BKと記す),シアン(以下、Cと記す),マゼン
タ(以下、Mと記す),イエロー(以下、Yと記す)の
カラー画像データを得る。
【0019】このカラー画像データを、次に述べるカラ
ー画像記録装置(以下、カラープリンターと称す)2に
よって、BK,C,M,Yの各色のトナーで顕像化を行
い、最終的なカラーコピーとする。
【0020】なお、BK,C,M,Yの画像データを得
るためのカラースキャナー1の動作方式は、カラープリ
ンター2の動作とタイミングを取ったスキャナースター
ト信号を受けて、上記の照明・ミラー光学系が図1の矢
印方向へ移動して原稿3を走査し、その1回の走査毎に
1色の画像データを得る。
【0021】この照明・ミラー光学系の動作(原稿走
査)を合計4回繰り返すことによって、4色の画像デー
タを順次得る。そして、これらの各画像データを基にし
て、カラープリンター2によって、その都度BK,C,
M,Yの各色のトナーで順次顕像化し、これらの顕像化
された各色のトナー像を重ね合せて、4色のフルカラー
画像を形成する。
【0022】カラープリンター2の書き込み光学ユニッ
ト8は、カラースキャナー1からのカラー画像データを
光信号に変換して、原稿3の画像に対応した光書き込み
を行い、感光体ドラム9に各色毎の読み取り画像データ
に対応した静電潜像を形成する。
【0023】この書き込み光学ユニット8は、レーザー
8a,レーザー8aの発光駆動制御部(図示せず),ポ
リゴンミラー8b,ポリゴンミラー8bの回転用モータ
8c,f/θレンズ8d,及び、反射ミラー8e等で構
成されている。
【0024】感光体ドラム9は、図1において反時計方
向に回転し、その周囲には、感光体クリーニングユニッ
ト(クリーニング前除電器を含む)10,除電ランプ1
1,帯電器12,電位センサー13,BK現像器14,
C現像器15,M現像器16,Y現像器17,現像濃度
パターン検知器18,中間転写ベルト19などが配置さ
れている。
【0025】ここで、各現像器14,15,16,17
は、図2に示すように、感光体ドラム9上に形成された
静電潜像を現像するために現像剤の穂を感光体ドラム9
の表面に接触させて回転する現像スリーブ14a,15
a,16a,17aと、現像剤を汲み上げ・撹拌するた
めに回転する現像パドル14b,15b,16b,17
b、及び、現像剤のトナー濃度検知センサー14c,1
5c,16c,17cなどで構成されている。
【0026】これらの現像器14,15,16,17
は、待機状態では、各現像スリーブ14a,15a,1
6a,17a上の現像剤が、全て穂切り状態(現像不能
状態)なっており、現像動作時には、各現像スリーブ1
4a,15a,16a,17a上の現像剤が、所定のカ
ラー画像形成順序、例えば、BK,C,M,Yの順序に
従って、順次穂立ち状態(現像可能状態)になって、B
K,C,M,Yの各色のトナーにより、感光体ドラム9
上に形成された静電潜像を順次現像する。但し、上記の
画像形成順序は、これに限定されるものではない。
【0027】図1及び図2において、コピー動作が開始
されると、カラースキャナー1により、所定のタイミン
グでBKの画像データの読み取りがスタートし、この画
像データに基づいて、レーザー光による光書き込み・潜
像形成が開始される(以下、BK画像データによる静電
潜像をBK潜像と称し、同様に、C画像データによる静
電潜像をC潜像、M画像データによる静電潜像をM潜
像、Y画像データによる静電潜像をY潜像と称す)。
【0028】そして、このBK潜像の先端部から現像可
能とすべく、BK現像器14の現像位置にBK潜像の先
端部が到達する前に、現像スリーブ14aの回転を開始
して現像剤の穂立てを行い、BK潜像をBKトナーで現
像する。
【0029】この後、このBK潜像領域の現像動作を続
け、BK潜像の後端部がBK現像位置を通過した時点
で、速やかにBK現像スリーブ14a上の現像剤に穂切
りを行い、このBK現像器14を現像不能状態にする。
このBK現像器14の動作は、少なくとも、次のC画像
データによるC潜像の先端部がC現像器15の現像位置
に到達する前に完了させる。なお、BK現像器14の現
像剤の穂切りは、現像スリーブ14aの回転方向を、現
像動作中とは逆方向に切り替えることで行う。
【0030】このようにして感光体ドラム9上に形成さ
れたBKトナー像は、感光体ドラム9の回転に同期して
等速駆動されている中間転写ベルト19の表面に転写さ
れる(以下、この感光体ドラム9から中間転写ベルト1
9へのトナー像の転写動作をベルト転写と称す)。
【0031】このベルト転写は、感光体ドラム9と中間
転写ベルト19との接触状態において、転写バイアスロ
ーラ20に所定のバイアス電圧を印加することにより行
う。なお、中間転写ベルト19には、感光体ドラム9に
順次形成するBK,C,M,Yのトナー像を、同一面に
順次位置合わせして、4色重ねのベルト転写画像を形成
し、その後、この4色重ねのベルト転写画像を転写紙に
一括転写する。この中間転写ベルトユニットの構成・動
作については後述する。
【0032】ところで、感光体ドラム9側では、上記の
BK工程の次にC工程が実行されるが、このC工程で
は、所定のタイミングでC画像データの読み取りがスタ
ートし、このC画像データに基づいて、レーザー光によ
る光書き込み・潜像形成が開始される。
【0033】C現像器15は、その現像位置に対して、
先のBK潜像の後端部が通過した後で、且つ、C潜像の
先端部が到達する前に、現像スリーブ15aの回転を開
始して現像剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像
する。
【0034】この後、このC潜像領域の現像動作を続
け、先のBK現像器14の場合と同様に、C潜像の後端
部がC現像位置を通過した時点で、速やかにC現像スリ
ーブ14a上の現像剤に穂切りを行い、このC現像器1
5を現像不能状態にする。このC現像器15の動作は、
少なくとも、次のM画像データによるM潜像の先端部が
M現像器16の現像位置に到達する前に完了させる。
【0035】次いで、上述のBK工程及びC工程と同様
にして、次のM工程及びY工程の動作が順次実行され
る。なお、これらのM工程及びY工程については、それ
ぞれの画像データの読み取り、潜像形成、及び、現像の
動作が、上述のBK工程及びC工程と同様であるので、
それらの説明は省略する。
【0036】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。中間転写ベルト19は、図2に示すように、駆
動ローラ21,ベルト転写バイアスローラ20,及び、
従動ローラ群によって張架されており、図示しない駆動
モータにより後述するように駆動制御される。
【0037】この中間転写ベルト19の周囲には、ベル
ト上に転写されたトナー像を除去してベルトを浄化する
ためのベルトクリーニングユニット22、及び、ベルト
上に転写されたトナー像を転写紙上に転写させるための
紙転写ユニット23が配置されている。
【0038】ベルトクリーニングユニット22は、ブラ
シローラ22a,ゴムブレード22b,及び、ベルトか
らの接離機構22cなどで構成されており、1色目のB
K画像をベルト転写してから、2色目、3色目、及び、
4色目のそれぞれの画像をベルト転写している間は、接
離機構22cによってベルト面から離間されている。
【0039】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラ23a,ローラクリーニングブレード23b,及
び、ベルトからの接離機構23cなどで構成されてい
る。ここで、紙転写バイアスローラ23aは、通常は中
間転写ベルト19面から離間しており、中間転写ベル1
9上に転写された4色の重ね合せ画像を、転写紙に一括
転写する時にタイミングを取って接離機構23cで押圧
され、この紙転写バイアスローラ23aに所定のバイア
ス電圧が印加されることによって、中間転写ベル19上
に転写された4色の重ね合せ画像を転写紙24に一括転
写する。
【0040】なお、転写紙24は、図1に示すように、
給紙ローラ25及びレジストローラ26によって、中間
転写ベル19上に転写された4色の重ね合せ画像の先端
部が紙転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙さ
れる。
【0041】ところで、本実施例の中間転写ベルト19
の動作は、1色目のBKトナー像のベルト転写がトナー
像の後端部まで終了した後の動作方式として、往復動作
方式(クイックリターン方式)を適用している。
【0042】この往復動作方式では、先ず、BKトナー
像のベルト転写が終了した時点で、感光体ドラム9の表
面から中間転写ベルト19を離間させ、そして、この中
間転写ベルト19の往動(正回転)を停止させると同時
に、中間転写ベルト19を逆方向に高速リターン(逆回
転)させる。この中間転写ベルト19のリターンは、中
間転写ベルト19面上のBKトナー像の先端位置が、ベ
ルト転写相当位置を逆方向に通過し、更に、予め設定さ
れた距離分を移動した後に停止させて、待機状態にす
る。次に、感光体ドラム9側のCトナー像の先端が、ベ
ルト転写位置より手前の所定位置に到達した時点で、中
間転写ベルト19を再び往動方向にスタートさせる。ま
た、この時、感光体ドラム9面に中間転写ベルト19を
再び接触させる。この場合も、Cトナー像が中間転写ベ
ルト19上でBKトナー像に正確に重なるような条件に
制御してベルト転写を行う。その後、上述と同様な動作
によって、M画像工程及びY画像工程を実行して、4色
重ねのベルト転写画像を得る。そして、4色目のYトナ
ー像のベルト転写工程に引き続いて、中間転写ベルト1
9をリターンせずにそのままの速度で往動して、中間転
写ベルト19上の4色重ねのトナー像を転写紙24上に
一括転写する。
【0043】さて、中間転写ベルト19面から4色重ね
トナー像を一括転写された転写紙24は、紙搬送ユニッ
ト27で定着器28に搬送され、所定温度にコントロー
ルされた定着ローラ28aと加圧ローラ28bとで、ト
ナー像が溶融定着されて、フルカラーコピーとなってコ
ピートレイ29上に搬出される。
【0044】一方、ベルト転写後の感光体ドラム9は、
図2に示すように、クリーニング前除電器10a,ブラ
シローラ10b,及び、ゴムブレード10cなどで構成
された感光体クリーニングユニット10によって表面を
クリーニングされ、更に、除電ランプ11により均一に
除電される。
【0045】また、転写紙24にトナー像を転写した後
の中間転写ベルト19は、ベルトクリーニングユニット
22が接離機構22cで押圧されることにより、その表
面がクリーニングされる。
【0046】なお、リピートコピー時は、カラースキャ
ナー1の動作、及び、感光体ドラム9への画像形成は、
1枚目のY(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイ
ミングで2枚目のBK(1色目)画像工程を実行する。
また、中間転写ベルト19の方は、1枚目の4色重ね画
像の転写紙24への一括転写工程に引き続き、ベルトク
リーニングユニット22でクリーニングされた領域に、
2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにする。
その後、1枚目の画像形成動作と同様にして、2枚目の
フルカラーコピーを得る。
【0047】図1に示す転写紙カセット30,31,3
2,33には、各種サイズの転写紙が収納されており、
これらの転写紙は、図示しない操作パネルで指定された
サイズ紙の収納カセットから、所定のタイミングを取っ
てレジストローラ26方向に給紙・搬送される。また、
OHP用紙や厚紙などの転写紙は、手差し給紙トレイ3
4を使用して給紙される。
【0048】以上の動作は、4色フルカラーコピーを得
るためのコピーモードであるが、3色コピーモードある
いは2色コピーモードの場合には、指定された色と回数
の分について、上述と同様な動作を行う。また、単色コ
ピーモードの場合には、所定枚数が終了するまでの間、
その色の現像器のみを現像可能状態(現像剤の穂立て状
態)にし、中間転写ベルト19は、感光体ドラム9面に
接触させたまま往動方向に一定速度で駆動し、更に、中
間転写ベルト19にベルトクリーニングユニット22を
接触させたままの状態で、コピー動作を行う。
【0049】ところで、中間転写ベルト19の両端部に
は、ベルト回転時におけるベルトの片寄りを規制するた
めの、図3に示すような、帯状の寄り止めガイド19a
が貼り付けられている。この寄り止めガイド19aは、
図4に示すように、例えば、幅w=5mm,厚さt=
0.8mm,硬度=JIS A 70,の断面矩形のゴ
ムベルトで構成されている。
【0050】また、この中間転写ベルト19が張架され
る各ローラのうちベルト巻き付き量の多いローラ(例え
ば駆動ローラ21や従動ローラ35,36)の両端部に
は、図5及び図6に示すように、寄り止めガイド19a
を嵌合させてベルトの片寄りを規制するための段差21
a,35a,36aがそれぞれ設けられている(図示の
各ローラの段差の高さhは、1〜1.5mm程度に設定
されている)。
【0051】このように構成された中間転写ベルト19
は、その一方向への回転により図6の手前側または奥側
の何れか一方に片寄るが、この片寄りは、その寄り止め
ガイド19aが、各ローラ21,35,36等の段差2
1a,35a,36aの端部に当接して規制されること
によって、通常、それ以上片寄ることはない。
【0052】また、この中間転写ベルト19のベルト幅
A+αは、図5に示すように、ローラのスラスト方向の
幅Aよりも1mm程度広く設定されている。
【0053】次に、図7によって、上述の中間転写ベル
ト19の挙動について説明する。張架された中間転写ベ
ルト19は、その作動開始時にその正回転(往動作)が
連続することで、各ローラの平行度等の影響により、上
述したように一方向に片寄る。
【0054】ここで、4色重ね合わせ(フルカラー)コ
ピーを行うと、1色目の正転時におけるベルト片寄り量
は、0mm(F→G)となる。次に、この中間転写ベル
ト19は、その逆回転(復動作)により、その片寄り規
制部から離れる方向へ大きく移動する。この時の実験に
よるベルト片寄り量は、0.24mm(G→H)であっ
た。
【0055】また、2色目の正回転時におけるベルト片
寄り量は、0.17mm(H→I)であった。この2色
目の正回転時のベルト片寄り量が逆回転時のそれよりも
少なくなる原因としては、この2色目の正回転動作の間
に、寄り止めガイド19aの一部がローラの段差部の端
部に当たって、中間転写ベルト19の片寄りが規制さ
れ、この2色目の正回転動作では、1色目の正回転動作
時の位置Gまで戻り切らないことによるものと考えられ
る。
【0056】その後のベルト片寄り量は、上述の1色目
の逆転時及び2色目の正転時と同様な傾向が繰り返さ
れ、4色の重ね合わせを終えた時点で、0.34mm程
度となる。なお、この後、この中間転写ベルト19の往
復回転動作を繰り返すと、その正回転時と逆回転時の片
寄り量は次第に一致しはじめる。
【0057】次に、図8によって、本発明による中間転
写ベルト19の挙動について説明する。図8において、
先ず、中間転写ベルト19は、図7の場合と同様に、そ
の作動開始により正回転(往動作)が連続することで、
各ローラの平行度等の影響により、上述したように一方
向に片寄る。
【0058】次いで、中間転写ベルト19の寄り止めガ
イド19aを、その片寄り規制部(ローラの段差の端
部)から予め充分に離隔させるために、中間転写ベルト
19を逆回転させる。
【0059】この時の中間転写ベルト19の逆回転数
は、その寄り止めガイド19aが変形しないのであれ
ば、理論上、1回転で良い。しかしながら、ここでは、
図9に示すように、寄り止めガイド19aのベルトへの
貼り付け時の精度による”うねり”を考慮して、この時
の中間転写ベルト19の逆回転数を2回転とした。
【0060】この後、4色のコピー動作を開始すると、
上述した事前の逆転時(G→H)におけるベルト片寄り
量、0.2mmに対し、1色目の正転時(H→I)にお
けるベルト片寄り量は、0.26mmとなる。次に、1
色目の逆転時(I→J)におけるベルト片寄り量は、
0.2mm、2色目の正転時(J→K)におけるベルト
片寄り量は、0.2mmとなり、略安定していき、4色
の重ね合わせを終えた時点での全体としてのベルトのズ
レ量は、0.06mmとなり、ベルトの片寄りによる各
色画像の色ズレ防止に、かなりの効果が得られることが
わかる。
【0061】なお、この実施例では、中間転写ベルト1
9の1回転当たりの片寄り量が大きくなると、この片寄
り量がそのままベルトのズレ量に影響するので、ベルト
を張架する各ローラ間の平行度をよくして、この中間転
写ベルト19の1回転当たりの片寄り量を少なくするこ
とが望ましい。
【0062】また、上述の実験では、事前の中間転写ベ
ルト19の逆回転数を2回転とすることにより良好な結
果を得ることができたが、例えば、ベルトの寄り止めガ
イド19aが変形し易いものである場合、あるいは、ベ
ルトの寄り止めガイド19aの”うねり”が大きい場合
には、この中間転写ベルト19の事前の逆回転数は更に
多い方が良い。また、例えば、ベルトの一定方向への回
転がかなり連続して、ベルトの寄り止めガイド19aが
その片寄り規制部(ローラ端部)に乗り上げる虞れのあ
る場合には、このベルトの一定方向への回転数に応じ
て、ベルトの逆転時の回転量を変化させた方が良い。但
し、このようにベルトの逆転時における回転量を多く設
定した場合には、この逆回転によるベルトの片寄りによ
って、そのより止めガイド19aが反対側の片寄り規制
部に当接しないように構成することが望ましい。
【0063】次に、図10によって、コピー開始前に、
ベルトを逆回転方向へ3回転させ、更にベルトを正回転
方向へ1回転させた後に、所定のコピー動作を開始する
ようにした実施例について説明する。この実施例は、図
8における事前の逆転時(G→H)のベルト片寄り量、
0.2mmと、1色目の正転時(H→I)のベルト片寄
り量、0.26mmとの差、すなわち、全体としてのベ
ルトのズレ量、0.06mmを解消することを目的とし
たものである。
【0064】先ず、この実施例における中間転写ベルト
19の挙動を図11で補足説明する。図11において、
ベルトの正回転が連続すると、ベルトが1回転で0.2
mmだけ片寄るとする。この場合、ベルトの逆方向への
1回転での片寄りも、同様に、略0.2mmとなるが、
このベルトが連続で正回転した後の、ベルトの1回転目
の逆回転による片寄り量は、多少増大する(この例の場
合は、0.25mm)。
【0065】このベルトの挙動から、図10に示すよう
に、コピー開始前に、ベルトを逆回転方向へ3回転さ
せ、更にベルトを正回転方向へ1回転させることによ
り、その都度ある程度の誤差は生じるも、4色の重ね合
わせを終えた時点での全体としてのベルトのズレ量は略
無くなる。
【0066】上述したように、本実施例によれば、中間
転写ベルト19の往復動作によるトナー像の重ね合せ前
に、中間転写ベルト19を作像時の回転方向とは逆方向
に回転させることによって、トナー像の重ね合わせによ
る色ズレのない良好な画像が得られる(請求項1)。
【0067】また、本実施例によれば、事前の中間転写
ベルト19の逆方向への回転量を少なくとも1回転以上
好ましくは2回転以上とすることによって、ベルトの片
寄りによる各色画像の色ズレ防止に、より高い効果が得
られる(請求項2)。
【0068】また、本実施例によれば、中間転写ベルト
19の往復動作によるトナー像の重ね合せ前に、中間転
写ベルト19を作像時の回転方向とは逆方向に回転させ
る動作時間または回転数を、トナー像の重ね合せ前の単
色コピー枚数好ましくは中間転写ベルト19の正回転数
に応じて制御することにより、ベルトローラへの乗り上
げやうねりなどの諸条件に左右されずに、トナー像の重
ね合わせによる色ズレのない良好な画像が得られる(請
求項3)。
【0069】また、本実施例によれば、中間転写ベルト
19の事前の逆転動作終了後に、この中間転写ベルト1
9を正回転させることにより、トナー像の重ね合わせに
よる色ズレのない更に良好な画像が得られる(請求項
4)。
【0070】また、本実施例によれば、中間転写ベルト
19の逆転動作終了後の正回転量を、半回転から1回転
程度とすることにより、ベルトの必要且つ充分な回転で
上記の効果を得ることができる(請求項5)。
【0071】また、本実施例によれば、図12に示すよ
うに、中間転写ベルト19のスラスト方向位置を検出す
るベルトスラスト位置検出手段(センサー)37を設
け、このベルトスラスト位置検出手段37の検出結果に
よって、中間転写ベルト19の逆転動作を行うか否かを
判断することにより、ベルトの寄り止めガイド19aが
その寄り規制部に(両端とも)接触しているか否かを正
確に判断でき、更には、ローラの寄り規制部から寄り止
めガイド19aを効率よく且つ正確に離すことができ、
良好な画像を得ることができる(請求項6)。
【0072】また、本実施例によれば、上記の事前の中
間転写ベルト19の動作を、トナー像の重ね合せコピー
時のコピースタートキー入力直後または用紙へのトナー
像の転写または中間転写ベルト19のベルトクリーニン
グ終了後に行うことにより、画像読み取り時や静電潜像
の顕像化時、及び、転写紙24の排出時等の、コピー動
作工程において中間転写ベルト19が画像形成に直接関
係しない時間を利用して、1分間当たりのコピー枚数
(CPM)を下げずに、上記の事前の中間転写ベルト1
9の動作を効率よく実行させることができる(請求項
7)。
【0073】また、本実施例によれば、トナー像の重ね
合せ画像を少なくとも2枚以上連続でコピーする際に、
それぞれのコピー時における中間転写ベルト19の1色
目の正回転スタート時までの正回転数と逆回転数とを等
しくすることによって、連続コピー枚数に左右されず
に、常時、寄り規制部から寄り止めガイド19aが離れ
た状態で、各色のトナー像の重ね合わせを行え、良好な
画像を得ることができる(請求項8)。
【0074】また、本実施例によれば、ベルトスラスト
位置検出手段37が、中間転写ベルト19のスラスト方
向位置を検出すると同時に、この中間転写ベルト19の
異常動作を検知し、この中間転写ベルト19の異常動作
をベルト異常警告手段により報知することにより、ロー
ラへのベルトの乗り上げ等による、設定した回転数では
ベルトが戻りきらない場合の異常画像の発生や、ベルト
の破損等の異常動作の発生を未然に防止でき、また、こ
のベルトスラスト位置検出手段37が中間転写ベルト1
9の異常動作検知手段を兼ねるので、装置が安価になる
(請求項9)。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、トナー像の重ね合わせ
による色ズレのない良好な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像記録装置の概略断面図である。
【図2】上記画像記録装置における感光体ドラム周辺の
概略拡大断面図である。
【図3】上記画像記録装置における中間転写ベルトの部
分斜視図である。
【図4】上記中間転写ベルトの寄り止めガイドの部分斜
視図である。
【図5】上記中間転写ベルトを張架するローラとベルト
との位置関係を示す展開平面図である。
【図6】上記中間転写ベルトとローラとの概略側面図で
ある。
【図7】上記中間転写ベルトのベルト片寄り量とベルト
回転数との関係を示す線図である。
【図8】この発明の実施例における上記中間転写ベルト
のベルト片寄り量とベルト回転数との関係を示す線図で
ある。
【図9】上記中間転写ベルトにおける寄り止めガイドの
状態を示す断面図及び内面図である。
【図10】この発明の他の実施例における上記中間転写
ベルトのベルト片寄り量とベルト回転数との関係を示す
線図である。
【図11】上記他の実施例における中間転写ベルトの挙
動を補足説明するためのベルト片寄り量とベルト回転数
との関係を示す線図である。
【図12】上記画像記録装置における中間転写ベルトと
ベルトスラスト位置検出手段との位置関係を示す概略平
面図及び概略断面図である。
【符号の説明】
1 カラー画像読み取り装置(カラースキャナー) 2 カラー画像記録装置(カラープリンター) 8 書き込み光学ユニット 9 感光体ドラム 14 ブラック現像器 15 シアン現像器 16 マゼンタ現像器 17 イエロー現像器 19 中間転写ベルト 19a 寄り止めガイド 20 ベルト転写バイアスローラ 21 ベルト駆動ローラ 22 ベルトクリーニングユニット 23 紙転写ユニット 24 転写紙 37 ベルトスラスト位置検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本橋 俊昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 川越 克哉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 上山 英樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−362659(JP,A) 特開 平5−61316(JP,A) 特開 平4−260067(JP,A) 特開 平5−53410(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された各色成分のトナー
    像を、ローラ間に掛け渡された寄り止めガイドを有する
    中間転写ベルト上に、この中間転写ベルトを往復動作さ
    せることによって重ね合せた後、この重ね合わされたト
    ナー像を用紙に転写する画像記録装置において、上記中
    間転写ベルトの往復動作によるトナー像の重ね合せ前
    に、上記中間転写ベルトを作像時の回転方向とは逆方向
    に回転させることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】上記中間転写ベルトの逆方向への回転量を
    少なくとも1回転以上好ましくは2回転以上とすること
    を特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】像担持体上に形成された各色成分のトナー
    像を、ローラ間に掛け渡された寄り止めガイドを有する
    中間転写ベルト上に、この中間転写ベルトを往復動作さ
    せることによって重ね合せた後、この重ね合わされたト
    ナー像を用紙に転写する画像記録装置において、上記中
    間転写ベルトの往復動作によるトナー像の重ね合せ前
    に、上記中間転写ベルトを作像時の回転方向とは逆方向
    に回転させる動作時間または回転数を、トナー像の重ね
    合せ前の単色コピー枚数好ましくは上記中間転写ベルト
    の正回転数に応じて制御することを特徴とする画像記録
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れか1つに記載の画像
    記録装置において、上記中間転写ベルトの逆転動作終了
    後に、この中間転写ベルトを正回転させることを特徴と
    する画像記録装置。
  5. 【請求項5】上記中間転写ベルトの逆転動作終了後の正
    回転量を、半回転から1回転程度とすることを特徴とす
    る請求項4記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の画像記録装置において、上
    記中間転写ベルトのスラスト方向位置を検出するベルト
    スラスト位置検出手段を有し、このベルトスラスト位置
    検出手段の検出結果によって、上記中間転写ベルトの逆
    転動作を行うか否かを判断することを特徴とする画像記
    録装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6の何れか1つに記載の画像
    記録装置において、上記中間転写ベルトの動作を、トナ
    ー像の重ね合せコピー時のコピースタートキー入力直後
    または用紙へのトナー像の転写または上記中間転写ベル
    トのベルトクリーニング終了後に行うことを特徴とする
    画像記録装置。
  8. 【請求項8】像担持体上に形成された各色成分のトナー
    像を、ローラ間に掛け渡された寄り止めガイドを有する
    中間転写ベルト上に、この中間転写ベルトを往復動作さ
    せることによって重ね合せた後、この重ね合わされたト
    ナー像を用紙に転写する画像記録装置において、上記中
    間転写ベルトの往復動作によるトナー像の重ね合せ前
    に、上記中間転写ベルトを作像時の回転方向とは逆方向
    に回転させる画像記録装置であって、トナー像の重ね合
    せ画像を少なくとも2枚以上連続でコピーする際に、そ
    れぞれのコピー時における中間転写ベルトの1色目の正
    回転スタート時までの正回転数と逆回転数とを等しくし
    たことを特徴とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載のベルトスラスト位置検出手
    段が、中間転写ベルトのスラスト方向位置を検出すると
    同時にこの中間転写ベルトの異常動作を検知し、この中
    間転写ベルトの異常動作をベルト異常警告手段により報
    知することを特徴とする画像記録装置。
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