JP2002040824A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002040824A JP2002040824A JP2000219144A JP2000219144A JP2002040824A JP 2002040824 A JP2002040824 A JP 2002040824A JP 2000219144 A JP2000219144 A JP 2000219144A JP 2000219144 A JP2000219144 A JP 2000219144A JP 2002040824 A JP2002040824 A JP 2002040824A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
画像が形成できるとともに、転写紙の排出方向を任意に
設定できるため、紙詰まりを少なくすることができる転
写装置を提供する。 【解決手段】 紙転写ローラ36を任意角度θ1にわた
って覆う半円形の凹部37を有する対向部材38を用い
て転写ベルト19を掛け回し、紙転写ニップ部を形成す
る。対向部材38は、凹部37の内壁面部に、紙転写ロ
ーラ36からのバイアスを受ける中抵抗体域39を任意
角度θ2にわたって形成する。中抵抗体域39は、転写
ベルト19の巻き付け角θ1より小さく、巻き付け角θ
1の内側に位置させ、転写ベルト19が巻き付けられて
いる以外の部分で微小放電が起きないようにする。
Description
写体を用いる複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像
形成装置で採用されるタイプの転写装置に関する。
いては、中間転写方式がよく用いられている。図1は、
中間転写方式を用いたカラー複写機の概略構成図、また
図2は、図1の装置の転写装置の構成を示す概略図であ
る。
み取るカラースキャナ1と、カラー画像を記録するカラ
ープリンタ2とからなる。カラースキャナ1は、原稿3
の画像を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介
してカラーセンサ7に結像し、原稿のカラー画像情報
を、例えばBlue(以下B)、Green(同G)、
Red(同R)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像
信号に変換する。カラーセンサ7は、この例ではB、
G、Rの色分解手段とCCD等の光電変換素子で構成さ
れており、3色同時読み取りを行う。そして、このカラ
ースキャナ1で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レ
ベルをもとにして、画像処理部(図示せず)で色変換処
理を行い、Black(以下BK)、Cyan(同
C)、Magenta(同M)、Yellow(同Y)
のカラー画像データを得るものである。これを、次に述
べるカラープリンタ2によって、BK、C、M、Yの顕
像化を行い、最終的なカラーコピーとする。
8は、カラースキャナ1からのカラー画像データを光信
号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行い、
感光体ドラム9に静電潜像を形成する。この書き込み光
学ユニット8は、レーザとその発光駆動制御部、ポリゴ
ンミラーとその回転用モータ、f/θレンズや反射ミラ
ー等で構成されている。
向に回転するが、その周りには感光体クリーニングユニ
ット(クリーニング前除電器を含む)10、除電ランプ
11、帯電器12、電位センサ13、BK現像器14、
C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度
パターン検知器18、中間転写ベルト19などが配置さ
れている。各現像器14〜17は、静電潜像を現像する
ために現像剤の穂を感光体ドラム9の表面に接触させて
回転する現像スリーブと、現像剤を汲み上げ、撹拌する
ために回転する現像パドル及び現像剤のトナー濃度検知
センサ等で構成されている。
ー動作が開始されると、カラースキャナ1で所定のタイ
ミングからBK画像データの読み取りがスタートし、こ
の画像データに基づきレーザー光による光書き込み、潜
像形成が始まる(以下BK画像データによる静電潜像を
BK潜像という。C、M、Yについても同様とする)。
このBK潜像の先端部から現像可能とするために、Bk
現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現
像スリーブの回転を開始して剤の穂立てを行い、BK潜
像をBKトナーで現像する。
は、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転写ベル
ト19の表面に転写する(以下、感光体ドラム9から中
間転写ベルト19へのトナー像転写をベルト転写と称す
る)。ベルト転写は、感光体ドラム9と中間転写ベルト
19が接触状態において、ベルト転写バイアスローラ2
0に所定のバイアス電圧を印加することで行う。なお、
中間転写ベルト19には、感光体ドラム9に順次形成す
るBK、C、M、Yのトナー像を、同一面に順次位置合
わせして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その
後、転写紙に一括転写を行う。
明する。中間転写ベルト19は、ベルト転写バイアスロ
ーラ20、駆動ローラ21及び従動ローラである対向ロ
ーラ35に張架されており、図示せぬ駆動モータにより
駆動制御される。図中22はベルトクリーニングユニッ
ト22、23は紙転写ユニットである。紙転写ユニット
23は、紙転写ローラ36及びローラクリーニングブレ
ード、中間転写ベルト19からの接離機構等で構成され
ている。転写紙24は、給紙ローラ25、レジストロー
ラ26によって、中間転写ベルト面の4色重ね画像の先
端部が、紙転写位置に到達するタイミングに合わせて対
向ローラ35と紙転写ローラ36の間に形成される紙転
写ニップ部へ給紙される。
転写ローラ36の間に転写ベルト19を任意の圧力で挟
んでおり、そこに転写紙24を進入させ、紙転写ローラ
36にバイアスを印加することで転写ベルト19上のト
ナーを転写紙24に転写させる。
ねトナー像を一括転写された転写紙24は、紙搬送ユニ
ット27で定着器28に搬送され、所定温度にコントロ
ールされた定着ローラと加圧ローラで、トナー像を溶融
定着してコピートレイ29上に搬出され、フルカラーコ
ピーが得られる。
紙カセット、34はOHP用紙や厚紙などの手差し給紙
トレイである。
画像形成装置においては、紙転写ニップ部において微小
ギャップの放電による画像チリが発生していた。すなわ
ち、紙転写ニップ部では転写ベルト19を掛け回した対
向ローラ35に紙転写ローラ36を任意の圧力でかつ転
写ベルト19を介在させて当接させてニップ部を形成し
ているが、図2に示すように転写出口と入口側に微小ギ
ャップΔlができる。通常、対向ローラ35は中抵抗
(105〜108Ω程度)で形成されてアースに落とさ
れているため、バイアスが紙転写ローラ36から掛けら
れると、この微小ギャップΔlの部分で微小放電が発生
し、転写ベルト19上のトナーを散らせてしまう不具合
がある。
技術では、対向ローラの位置を変えることでこの不都合
を解消しようとしているが、この方法では転写ニップ幅
や転写紙の排紙方向を任意に作れないため、安定した像
の形成、通紙性の安定化が図れず、レイアウト上の制約
も生じてくるという問題がある。本発明では、このよう
な従来の問題を解決した転写装置を提供することを目的
とする。
請求項1に係るものは、転写紙にトナーを転写するため
にローラを用いる転写装置において、上記ローラにベル
ト状の像担持体を介して対向圧接する対向体を、上記ロ
ーラを任意角度にわたって覆う半円形形の凹部を有する
部材としてなることを特徴とする。
の上記凹部内周面の任意の角度範囲にわたって抵抗体を
設け、該抵抗体を設ける範囲を、上記ローラとの転写ニ
ップよりわずかに小さくかつ該転写ニップ内に位置する
ように形成してなることを特徴とする。
の上記凹部内周面の任意の角度範囲であって上記ローラ
との転写ニップよりわずかに小さくかつ該転写ニップ内
に位置する範囲に、上記凹部内周面の他の角度範囲と異
なる抵抗値を有する部位を形成してなることを特徴とす
る。
態及び実施例を図面を参照して説明する。なお以下では
従来と共通する部分には共通する符号を付して説明す
る。
を示す断面図(A)、同詳細構造を示す断面図(B)で
ある。本実施形態の転写装置は、従来の装置の対向ロー
ラ35に代えて、紙転写ローラ36を任意角度θ1にわ
たって覆う半円形の凹部37を有する対向部材38を用
いて転写ベルト19の掛け回し、紙転写ニップ部の形成
を実現している。
部に、紙転写ローラ36からのバイアスを受けるための
中抵抗体域39が任意角度θ2にわたって形成されてい
る。この中抵抗体域39は、転写ベルト19の巻き付け
角θ1より小さくし、かつ巻き付け角θ1の内側に位置
するように形成されている。このため、転写ベルト19
が巻き付けられている以外の部分での微小放電が起きな
いようにされている。
6の外径r2より大きく、また角度θ1、θ2とも任意
に形成すればよいが、もちろん転写ニップを安定して形
成することが可能であるであるように設定する。
向を任意に設定できる。すなわち、転写紙24の排紙方
向は、対向部材38の凹部37が紙転写ローラ36との
間でなす角度θ1、すなわち転写ニップ内で転写紙24
が紙転写ローラ36に巻き付く角度を排紙に適するよう
に任意に設定すればよい。もちろん転写に支障が生じな
いように設定する必要はあるが、これにより画像形成装
置内でのレイアウト的な制約が緩和される。
ように、転写ニップ幅が任意に作れるため、安定した画
像が形成できるとともに、転写紙の排出方向を任意に設
定できるため、紙詰まりを少なくすることができるとい
う効果がある。
図である。
る。
図(A)と詳細構造を示す断面図(B)である。
Claims (3)
- 【請求項1】 転写紙にトナーを転写するためにローラ
を用いる転写装置において、上記ローラにベルト状の像
担持体を介して対向圧接する対向体を、上記ローラを任
意角度にわたって覆う半円形形の凹部を有する部材とし
てなることを特徴とする転写装置。 - 【請求項2】 上記対向体の上記凹部内周面の任意の角
度範囲にわたって抵抗体を設け、該抵抗体を設ける範囲
を、上記ローラとの転写ニップよりわずかに小さくかつ
該転写ニップ内に位置するように形成してなることを特
徴とする請求項1の転写装置。 - 【請求項3】 上記対向体の上記凹部内周面の任意の角
度範囲であって上記ローラとの転写ニップよりわずかに
小さくかつ該転写ニップ内に位置する範囲に、上記凹部
内周面の他の角度範囲と異なる抵抗値を有する部位を形
成してなることを特徴とする請求項1の転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000219144A JP2002040824A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000219144A JP2002040824A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002040824A true JP2002040824A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18713976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000219144A Pending JP2002040824A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002040824A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139722A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011070040A (ja) * | 2009-09-26 | 2011-04-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 転写パッド、転写ベルトユニット及び画像形成装置 |
JP2012203254A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000219144A patent/JP2002040824A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008139722A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011070040A (ja) * | 2009-09-26 | 2011-04-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 転写パッド、転写ベルトユニット及び画像形成装置 |
JP2012203254A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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