JPH07210008A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH07210008A JPH07210008A JP6003251A JP325194A JPH07210008A JP H07210008 A JPH07210008 A JP H07210008A JP 6003251 A JP6003251 A JP 6003251A JP 325194 A JP325194 A JP 325194A JP H07210008 A JPH07210008 A JP H07210008A
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- JP
- Japan
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- image
- intermediate transfer
- transfer belt
- belt
- color
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中間転写ベルトのスリップを防止して画像の
ずれを防止した画像形成装置を提供する。 【構成】 表面にトナー像を形成される像担持体9と、
駆動手段で回転駆動される駆動ローラー21と従動ロー
ラーとからなる複数のローラーに往復動自在に掛け渡さ
れ、接離手段により、その往動作時において像担持体9
と接触してトナー像を転写され、復動作時には像担持体
9と離間する中間転写ベルト19と、中間転写ベルト1
9の回転に制動を掛ける制動手段37とを具備し、中間
転写ベルト19を複数回往復動作させることにより、中
間転写ベルト19上にトナー像を重ね合わせて転写し、
この中間転写ベルト19上のトナー像を転写シート24
に転写する画像形成装置。
ずれを防止した画像形成装置を提供する。 【構成】 表面にトナー像を形成される像担持体9と、
駆動手段で回転駆動される駆動ローラー21と従動ロー
ラーとからなる複数のローラーに往復動自在に掛け渡さ
れ、接離手段により、その往動作時において像担持体9
と接触してトナー像を転写され、復動作時には像担持体
9と離間する中間転写ベルト19と、中間転写ベルト1
9の回転に制動を掛ける制動手段37とを具備し、中間
転写ベルト19を複数回往復動作させることにより、中
間転写ベルト19上にトナー像を重ね合わせて転写し、
この中間転写ベルト19上のトナー像を転写シート24
に転写する画像形成装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機及びカラ
ープリンター等の画像形成装置に関し、詳しくは、像担
持体上に形成された各色成分のトナー像を、ローラー間
に掛け渡された中間転写ベルト上に、この中間転写ベル
トを往復動作させることによって重ね合わせた後、この
重ね合わせたトナー像を転写シートに転写する画像形成
装置に関する。
ープリンター等の画像形成装置に関し、詳しくは、像担
持体上に形成された各色成分のトナー像を、ローラー間
に掛け渡された中間転写ベルト上に、この中間転写ベル
トを往復動作させることによって重ね合わせた後、この
重ね合わせたトナー像を転写シートに転写する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機及びカラープリンター等の
画像形成装置として、像担持体上に形成された各色成分
のトナー像を、ローラー間に掛け渡された中間転写ベル
ト上に重ね合わせた後、この重ね合わせたトナー像を転
写シートに転写する画像形成装置が知られている。
画像形成装置として、像担持体上に形成された各色成分
のトナー像を、ローラー間に掛け渡された中間転写ベル
ト上に重ね合わせた後、この重ね合わせたトナー像を転
写シートに転写する画像形成装置が知られている。
【0003】この種の画像形成装置において、像担持体
上で形成された各色成分のトナー像を中間転写ベルト上
に重ね合わせる際に、中間転写ベルトを移動させる動作
方式として、基本的には、往動作方式と往復動作方式と
の2種類が考えられる。
上で形成された各色成分のトナー像を中間転写ベルト上
に重ね合わせる際に、中間転写ベルトを移動させる動作
方式として、基本的には、往動作方式と往復動作方式と
の2種類が考えられる。
【0004】往動作方式は、中間転写ベルトへの1色目
のトナー像の転写が終了した後、そのまま往方向へ中間
転写ベルトを回転させ、像担持体上の2色目のトナー像
と中間転写ベルト上の1色目のトナー像との先端を合わ
せて中間転写ベルトへの2色目のトナー像の転写を行
い、その後、この2色目のトナー像と同様に中間転写ベ
ルト上に3色目のトナー像、及び4色目のトナー像を順
次転写して重ね合わせる方式である。
のトナー像の転写が終了した後、そのまま往方向へ中間
転写ベルトを回転させ、像担持体上の2色目のトナー像
と中間転写ベルト上の1色目のトナー像との先端を合わ
せて中間転写ベルトへの2色目のトナー像の転写を行
い、その後、この2色目のトナー像と同様に中間転写ベ
ルト上に3色目のトナー像、及び4色目のトナー像を順
次転写して重ね合わせる方式である。
【0005】往復動作方式は、中間転写ベルトへの1色
目のトナー像の転写が終了した時点で、この中間転写ベ
ルトの往動方向への移動距離分(正回転量)だけ、この
中間転写ベルトを、像担持体から離間させた状態で逆転
させ、像担持体上の2色目のトナー像と中間転写ベルト
上の1色目のトナー像との先端を合わせて中間転写ベル
トへの2色目のトナー像の転写を行い、その後、この2
色目のトナー像と同様に、中間転写ベルト上に3色目の
トナー像、及び4色目のトナー像を順次転写して重ね合
わせる方式である。
目のトナー像の転写が終了した時点で、この中間転写ベ
ルトの往動方向への移動距離分(正回転量)だけ、この
中間転写ベルトを、像担持体から離間させた状態で逆転
させ、像担持体上の2色目のトナー像と中間転写ベルト
上の1色目のトナー像との先端を合わせて中間転写ベル
トへの2色目のトナー像の転写を行い、その後、この2
色目のトナー像と同様に、中間転写ベルト上に3色目の
トナー像、及び4色目のトナー像を順次転写して重ね合
わせる方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記往復動作方式を採
用している画像形成装置では、中間転写ベルトが駆動ロ
ーラーに対してスリップしたり、回転時の速度変動が1
回の転写時毎に違わなければ、画像は完全に重なり合
う。中間転写ベルトのスリップは、駆動ローラーの摩擦
係数やローラー径、巻き付き角を変えることで余裕度は
向上するが、トナー等がローラーとベルトとの間に混入
すると余裕度が減少する。このとき、駆動ローラーと駆
動軸との連結部分にガタがあると、駆動軸側が急激に減
速するのに対し、駆動ローラー側はガタ分だけそのまま
の速度で回転し、駆動軸側カップリングの逆側面と衝突
する。このとき、駆動ローラーは、駆動軸の速度に急激
にならうが、この駆動ローラーに巻き付いているベルト
は、他の従動ローラーの慣性力で一体となってスリップ
してしまう。このような現象が発生すると、上記画像形
成装置は、中間転写ベルト上において、この中間転写ベ
ルトを転写時の移動量と同じだけ逆転することで重ね合
わせを行うフルカラー機であるため、1色毎の像が転写
シート上で通紙方向先端側へ平行にずれてしまうという
問題点がある。さらにこれは、カップリング衝突時のエ
ネルギーによって左右され、速度が上がれば上がるほど
ずれ量は大きくなる。
用している画像形成装置では、中間転写ベルトが駆動ロ
ーラーに対してスリップしたり、回転時の速度変動が1
回の転写時毎に違わなければ、画像は完全に重なり合
う。中間転写ベルトのスリップは、駆動ローラーの摩擦
係数やローラー径、巻き付き角を変えることで余裕度は
向上するが、トナー等がローラーとベルトとの間に混入
すると余裕度が減少する。このとき、駆動ローラーと駆
動軸との連結部分にガタがあると、駆動軸側が急激に減
速するのに対し、駆動ローラー側はガタ分だけそのまま
の速度で回転し、駆動軸側カップリングの逆側面と衝突
する。このとき、駆動ローラーは、駆動軸の速度に急激
にならうが、この駆動ローラーに巻き付いているベルト
は、他の従動ローラーの慣性力で一体となってスリップ
してしまう。このような現象が発生すると、上記画像形
成装置は、中間転写ベルト上において、この中間転写ベ
ルトを転写時の移動量と同じだけ逆転することで重ね合
わせを行うフルカラー機であるため、1色毎の像が転写
シート上で通紙方向先端側へ平行にずれてしまうという
問題点がある。さらにこれは、カップリング衝突時のエ
ネルギーによって左右され、速度が上がれば上がるほど
ずれ量は大きくなる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決し、中間転写
ベルトのスリップを防止して画像のずれを防止した画像
形成装置の提供を目的とする。
ベルトのスリップを防止して画像のずれを防止した画像
形成装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面にトナー
像を形成される像担持体と、駆動手段で回転駆動される
駆動ローラーと従動ローラーとからなる複数のローラー
に往復動自在に掛け渡され、接離手段により、その往動
作時において前記像担持体と接触してトナー像を転写さ
れ、復動作時には前記像担持体と離間する中間転写ベル
トとを具備し、前記中間転写ベルトを複数回往復動作さ
せることにより、該中間転写ベルト上に前記トナー像を
重ね合わせて転写し、この中間転写ベルト上のトナー像
を転写シートに転写する画像形成装置において、前記中
間転写ベルトの回転に制動を掛ける制動手段を有するこ
とを特徴とする。
像を形成される像担持体と、駆動手段で回転駆動される
駆動ローラーと従動ローラーとからなる複数のローラー
に往復動自在に掛け渡され、接離手段により、その往動
作時において前記像担持体と接触してトナー像を転写さ
れ、復動作時には前記像担持体と離間する中間転写ベル
トとを具備し、前記中間転写ベルトを複数回往復動作さ
せることにより、該中間転写ベルト上に前記トナー像を
重ね合わせて転写し、この中間転写ベルト上のトナー像
を転写シートに転写する画像形成装置において、前記中
間転写ベルトの回転に制動を掛ける制動手段を有するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、制動手段が中間転写ベルトの
回転に制動を掛けるので、駆動ローラーと駆動軸との連
結部分にガタがあっても、駆動ローラーが駆動軸側カッ
プリングの逆側面と衝突することを防止でき、他の従動
ローラーの慣性力による中間転写ベルトのスリップが防
止される。
回転に制動を掛けるので、駆動ローラーと駆動軸との連
結部分にガタがあっても、駆動ローラーが駆動軸側カッ
プリングの逆側面と衝突することを防止でき、他の従動
ローラーの慣性力による中間転写ベルトのスリップが防
止される。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を採用した画像形
成装置の一つであるカラー複写機の概略構成図を、ま
た、図2は、図1に示した像担持体、中間転写ベルト回
りの拡大図をそれぞれ示している。
成装置の一つであるカラー複写機の概略構成図を、ま
た、図2は、図1に示した像担持体、中間転写ベルト回
りの拡大図をそれぞれ示している。
【0011】カラー複写機は、カラー画像読み取り装置
1(以下、カラースキャナーという)とプリンター部を
なすカラー画像形成装置2(以下、カラープリンターと
いう)とで構成されており、このうちカラースキャナー
1は、原稿3の画像を照明ランプ4、ミラー5−1、5
−2、5−3及びレンズ6を介してカラーセンサー7に
結像させるように構成されており、原稿3のカラー画像
情報を、例えば、ブルー(Blue)、グリーン(Gr
een)、レッド(Red)の色分解光毎に読み取り、
電気的な画像信号に交換する。以下、これら分解光を便
宜上、B、G、Rと表現する。
1(以下、カラースキャナーという)とプリンター部を
なすカラー画像形成装置2(以下、カラープリンターと
いう)とで構成されており、このうちカラースキャナー
1は、原稿3の画像を照明ランプ4、ミラー5−1、5
−2、5−3及びレンズ6を介してカラーセンサー7に
結像させるように構成されており、原稿3のカラー画像
情報を、例えば、ブルー(Blue)、グリーン(Gr
een)、レッド(Red)の色分解光毎に読み取り、
電気的な画像信号に交換する。以下、これら分解光を便
宜上、B、G、Rと表現する。
【0012】そして、このカラースキャナー1で得た
B、G、Rの色分解画像信号強度レベルを基にして、画
像処理部(図示されず)で色変換処理を行い、ブラック
(以下、BK)、シアン(以下、C)、マゼンタ(以
下、M)、イエロー(以下、Y)のカラー画像データー
を得る。得られたカラー画像データーを基に、カラープ
リンター2によって、BK、C、M、Yのトナーを用い
て顕像化し、これらトナー像を重ね合わせて4色フルカ
ラー画像を形成する。
B、G、Rの色分解画像信号強度レベルを基にして、画
像処理部(図示されず)で色変換処理を行い、ブラック
(以下、BK)、シアン(以下、C)、マゼンタ(以
下、M)、イエロー(以下、Y)のカラー画像データー
を得る。得られたカラー画像データーを基に、カラープ
リンター2によって、BK、C、M、Yのトナーを用い
て顕像化し、これらトナー像を重ね合わせて4色フルカ
ラー画像を形成する。
【0013】次に、カラープリンター2の概要を説明す
る。書き込み光学ユニット8は、カラースキャナー1か
らのカラー画像データーを光信号に変換して原稿画像に
対応した光書き込みを行うユニットであり、レーザー光
源8−1からのレーザービームを駆動モーター8−3に
より回転されるポリゴンミラー8−2を介して走査し、
fθレンズ8−4、反射鏡8−5によって像担持体とし
ての感光体ドラム9に走査光を導き、静電潜像を形成す
るように構成されている。
る。書き込み光学ユニット8は、カラースキャナー1か
らのカラー画像データーを光信号に変換して原稿画像に
対応した光書き込みを行うユニットであり、レーザー光
源8−1からのレーザービームを駆動モーター8−3に
より回転されるポリゴンミラー8−2を介して走査し、
fθレンズ8−4、反射鏡8−5によって像担持体とし
ての感光体ドラム9に走査光を導き、静電潜像を形成す
るように構成されている。
【0014】図において、反時計方向に回転する感光体
ドラム9の周りには、クリーニング前除電器を含むクリ
ーニングユニット10、除電ランプ11、帯電器12、
電位センサー13、BK現像器14、C現像器15、M
現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検知器1
8、中間転写ベルト19等の電子写真複写工程を実行す
るための機器、手段が配置されている。
ドラム9の周りには、クリーニング前除電器を含むクリ
ーニングユニット10、除電ランプ11、帯電器12、
電位センサー13、BK現像器14、C現像器15、M
現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検知器1
8、中間転写ベルト19等の電子写真複写工程を実行す
るための機器、手段が配置されている。
【0015】各現像器は、図2に示すように、感光体ド
ラム9上の静電潜像を現像するため、感光体ドラム9に
現像剤を対向させた状態で回転する現像スリーブ14−
1,15−1,16−1,17−1と、現像剤を汲上げ
・撹拌するために回転する現像パドル14−2,15−
2,16−2,17−2、及び現像剤のトナー濃度検知
センサー14−3,15−3,16−3,17−3等で
構成されている。
ラム9上の静電潜像を現像するため、感光体ドラム9に
現像剤を対向させた状態で回転する現像スリーブ14−
1,15−1,16−1,17−1と、現像剤を汲上げ
・撹拌するために回転する現像パドル14−2,15−
2,16−2,17−2、及び現像剤のトナー濃度検知
センサー14−3,15−3,16−3,17−3等で
構成されている。
【0016】以下、現像動作の順序(カラー画像形成順
序)をBK、C、M、Yとした場合を説明する。ただ
し、画像形成順序はこれに限定されるものではない。コ
ピー動作が開始されると、カラースキャナー1で所定の
タイミングによりBK画像データーの読み取りが開始さ
れ、この画像データーに基づいてレーザー光による光書
き込み、潜像形成が開始される。以下、BK画像データ
ーによる静電潜像をBK潜像とする。C、M、Yについ
ても同様とする。
序)をBK、C、M、Yとした場合を説明する。ただ
し、画像形成順序はこれに限定されるものではない。コ
ピー動作が開始されると、カラースキャナー1で所定の
タイミングによりBK画像データーの読み取りが開始さ
れ、この画像データーに基づいてレーザー光による光書
き込み、潜像形成が開始される。以下、BK画像データ
ーによる静電潜像をBK潜像とする。C、M、Yについ
ても同様とする。
【0017】このBK潜像の先端部からの現像が行える
ように、BK現像器14の現像位置に潜像先端部が到達
する前に、現像スリーブ14−1の回転を開始させ、現
像剤の穂立てを行い、BK潜像をBKトナーで現像す
る。以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、BK潜
像後端部がBK現像位置を通過した時点でBK現像スリ
ーブ14−1の穂切りを行い、現像不作動状態にする。
これは、少なくとも次のC画像データーによるC潜像先
端部がC現像器15に到達する前に完了させる。
ように、BK現像器14の現像位置に潜像先端部が到達
する前に、現像スリーブ14−1の回転を開始させ、現
像剤の穂立てを行い、BK潜像をBKトナーで現像す
る。以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、BK潜
像後端部がBK現像位置を通過した時点でBK現像スリ
ーブ14−1の穂切りを行い、現像不作動状態にする。
これは、少なくとも次のC画像データーによるC潜像先
端部がC現像器15に到達する前に完了させる。
【0018】感光体ドラム9上に形成されたBKトナー
像は、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転写ベ
ルト19の表面に転写される。以下、感光体ドラム9か
ら中間転写ベルト19へのトナー像転写をベルト転写と
いう。ベルト転写は、感光体ドラム9と中間転写ベルト
19との接触状態において、転写バイアスローラー20
に所定のバイアス電圧を印加することで行う。中間転写
ベルト19には、感光体ドラム9に順次形成されるB
K、C、M、Yのトナー像を同一面に順次位置合わせし
て4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写シ
ートに一括転写を行う。
像は、感光体ドラム9と等速駆動されている中間転写ベ
ルト19の表面に転写される。以下、感光体ドラム9か
ら中間転写ベルト19へのトナー像転写をベルト転写と
いう。ベルト転写は、感光体ドラム9と中間転写ベルト
19との接触状態において、転写バイアスローラー20
に所定のバイアス電圧を印加することで行う。中間転写
ベルト19には、感光体ドラム9に順次形成されるB
K、C、M、Yのトナー像を同一面に順次位置合わせし
て4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写シ
ートに一括転写を行う。
【0019】感光体ドラム9では、BK工程の次にC工
程が行われ、所定のタイミングによってカラースキャナ
ー1によるC画像データーの読み取りが開始される。そ
して、その画像データーに基づき、レーザー書き込みに
よりC潜像が形成される。C現像器15は、先のBK潜
像後端部が通過した後、C潜像の先端が到達する前に現
像スリーブ15−1の回転を開始して現像剤の穂立てを
行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像領域
の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先の
BK現像器14の場合と同様にC現像スリーブ15−1
上での現像剤の穂切りを行う。これもやはり次のM潜像
先端部がM現像器16に到達する前に完了させる。な
お、M及びYの工程については、それぞれの画像データ
ーの読み取り、潜像形成、現像の動作が上述のBK、C
の工程と同様であるので、その説明は省略する。
程が行われ、所定のタイミングによってカラースキャナ
ー1によるC画像データーの読み取りが開始される。そ
して、その画像データーに基づき、レーザー書き込みに
よりC潜像が形成される。C現像器15は、先のBK潜
像後端部が通過した後、C潜像の先端が到達する前に現
像スリーブ15−1の回転を開始して現像剤の穂立てを
行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像領域
の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先の
BK現像器14の場合と同様にC現像スリーブ15−1
上での現像剤の穂切りを行う。これもやはり次のM潜像
先端部がM現像器16に到達する前に完了させる。な
お、M及びYの工程については、それぞれの画像データ
ーの読み取り、潜像形成、現像の動作が上述のBK、C
の工程と同様であるので、その説明は省略する。
【0020】中間転写ベルト19は、ベルト転写バイア
スローラー20、駆動ローラー21、及び従動ローラー
群に張架されている。駆動ローラー21と従動ローラー
群は、図3に示した側板35に回転自在に支持されてお
り、ベルト転写バイアスローラー20は、図3、図4、
図5に示すように、転写ブラケット36に回転自在に取
り付けられている。ベルト転写バイアスローラー20の
下方には、従動ローラー38が回転自在に取り付けられ
ている。転写ブラケット36は、支軸36−1によって
側板35に揺動自在に取り付けられており、図示しない
接離手段によって、ベルト転写バイアスローラー20が
感光体ドラム9と当接する図3に示す位置と、感光体ド
ラム9より離間する図4に示す位置とを選択的に取り得
るように揺動される。駆動ローラー21は、カップリン
グを介して接続された図示しない駆動モーターにより回
転駆動される。
スローラー20、駆動ローラー21、及び従動ローラー
群に張架されている。駆動ローラー21と従動ローラー
群は、図3に示した側板35に回転自在に支持されてお
り、ベルト転写バイアスローラー20は、図3、図4、
図5に示すように、転写ブラケット36に回転自在に取
り付けられている。ベルト転写バイアスローラー20の
下方には、従動ローラー38が回転自在に取り付けられ
ている。転写ブラケット36は、支軸36−1によって
側板35に揺動自在に取り付けられており、図示しない
接離手段によって、ベルト転写バイアスローラー20が
感光体ドラム9と当接する図3に示す位置と、感光体ド
ラム9より離間する図4に示す位置とを選択的に取り得
るように揺動される。駆動ローラー21は、カップリン
グを介して接続された図示しない駆動モーターにより回
転駆動される。
【0021】側板35には、制動手段37が取り付けら
れている。制動手段37は、固定部材37−1、板バネ
37−2、接触部材37−3から構成されている。制動
手段37は、その接触部材37−3が、図3の状態では
ベルト転写バイアスローラー20より離間し、図4の状
態ではベルト転写バイアスローラー20と当接する位置
に取り付けられている。接触部材37−3としては、フ
ェルト、モルトプレーン等が挙げられる。
れている。制動手段37は、固定部材37−1、板バネ
37−2、接触部材37−3から構成されている。制動
手段37は、その接触部材37−3が、図3の状態では
ベルト転写バイアスローラー20より離間し、図4の状
態ではベルト転写バイアスローラー20と当接する位置
に取り付けられている。接触部材37−3としては、フ
ェルト、モルトプレーン等が挙げられる。
【0022】ベルトクリーニングユニット22は、ブラ
シローラー22−1、ゴムブレード22−2、ベルトか
らの接離機構22−3等で構成されており、1色目のB
K画像をベルト転写した後の2、3、4色目をベルト転
写している間は、接離機構22−3によってベルト面か
ら離間させられるように構成されている。
シローラー22−1、ゴムブレード22−2、ベルトか
らの接離機構22−3等で構成されており、1色目のB
K画像をベルト転写した後の2、3、4色目をベルト転
写している間は、接離機構22−3によってベルト面か
ら離間させられるように構成されている。
【0023】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラー23−1、ローラークリーニングブレード23−
2、及びベルトからの接離機構23−3等で構成されて
いる。紙転写バイアスローラー23−1は、通常は中間
転写ベルト19面から離間しており、中間転写ベルト1
9上に転写された4色の重ね合わせ画像を転写シートに
一括転写するときにタイミングをとって接離機構23−
3で押圧され、この紙転写バイアスローラー23−1に
所定のバイアス電圧が印加されることによって、中間転
写ベルト19上に転写された4色の重ね合わせ画像を転
写シート24に一括転写する。転写シート24は、給紙
ローラー25及びレジストローラー26によって、中間
転写ベルト19上に転写された4色の重ね合わせ画像の
先端部が転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙
される。
ーラー23−1、ローラークリーニングブレード23−
2、及びベルトからの接離機構23−3等で構成されて
いる。紙転写バイアスローラー23−1は、通常は中間
転写ベルト19面から離間しており、中間転写ベルト1
9上に転写された4色の重ね合わせ画像を転写シートに
一括転写するときにタイミングをとって接離機構23−
3で押圧され、この紙転写バイアスローラー23−1に
所定のバイアス電圧が印加されることによって、中間転
写ベルト19上に転写された4色の重ね合わせ画像を転
写シート24に一括転写する。転写シート24は、給紙
ローラー25及びレジストローラー26によって、中間
転写ベルト19上に転写された4色の重ね合わせ画像の
先端部が転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙
される。
【0024】本実施例における中間転写ベルト19の動
作を以下に説明する。先ず、BKトナー像のベルト転写
が完了した時点で、接離手段を作動させて感光体ドラム
9の表面から中間転写ベルト19を離間させ、この中間
転写ベルト19の往動(正回転)を停止させると同時
に、中間転写ベルト19を逆方向に高速リターン(逆回
転)させる。このとき、ベルト転写バイアスローラー2
0と接触部材37−3とが当接しているので、駆動ロー
ラー21と図示しない駆動モーターとを繋ぐカップリン
グにガタがあったとしても、駆動モーター側の減速に対
して駆動ローラー側もなめらかに減速するので、カップ
リングの衝突が防止され、中間転写ベルト19の慣性力
によるスリップが防止される。この中間転写ベルト19
のリターンは、往動時の6倍程度の速度で行われ、中間
転写ベルト19上のBKトナー像の先端位置がベルト転
写相当位置を逆方向に通過し、さらに、予め設定された
距離分を移動した後に停止させて待機状態にする。
作を以下に説明する。先ず、BKトナー像のベルト転写
が完了した時点で、接離手段を作動させて感光体ドラム
9の表面から中間転写ベルト19を離間させ、この中間
転写ベルト19の往動(正回転)を停止させると同時
に、中間転写ベルト19を逆方向に高速リターン(逆回
転)させる。このとき、ベルト転写バイアスローラー2
0と接触部材37−3とが当接しているので、駆動ロー
ラー21と図示しない駆動モーターとを繋ぐカップリン
グにガタがあったとしても、駆動モーター側の減速に対
して駆動ローラー側もなめらかに減速するので、カップ
リングの衝突が防止され、中間転写ベルト19の慣性力
によるスリップが防止される。この中間転写ベルト19
のリターンは、往動時の6倍程度の速度で行われ、中間
転写ベルト19上のBKトナー像の先端位置がベルト転
写相当位置を逆方向に通過し、さらに、予め設定された
距離分を移動した後に停止させて待機状態にする。
【0025】ベルト転写バイアスローラー20に対する
接触部材37−3の圧接力は、板バネ37−2で調節す
る。実験の結果、図6に示すように、圧接力を1.5k
gf程度以上とすると、画像位置ズレ量は規格値0.1
5mm以内を達成し、その後、圧接力を増加した結果、
4kgfで負荷が大きすぎることにより、駆動モーター
が脱調した。
接触部材37−3の圧接力は、板バネ37−2で調節す
る。実験の結果、図6に示すように、圧接力を1.5k
gf程度以上とすると、画像位置ズレ量は規格値0.1
5mm以内を達成し、その後、圧接力を増加した結果、
4kgfで負荷が大きすぎることにより、駆動モーター
が脱調した。
【0026】次に、感光体ドラム9側のCトナー像の先
端が、ベルト転写位置より手前の所定位置に到達した時
点で、中間転写ベルト19を再び往動方向にスタートさ
せる。このとき、接離手段を作動させて感光体ドラム9
面に中間転写ベルト19を再び接触させる。この場合
も、Cトナー像が中間転写ベルト19上でBKトナー像
に正確に重なるように条件を制御して、ベルト転写を行
う。その後、上述と同様な動作によって、M画像工程及
びY画像工程を実行し、4色重ねのベルト転写画像を得
る。そして、4色目のYトナー像のベルト転写工程に引
き続き、中間転写ベルト19をリターンさせずにそのま
まの速度で往動させ、中間転写ベルト19上の4色重ね
のトナー像を転写シート24上に一括転写する。
端が、ベルト転写位置より手前の所定位置に到達した時
点で、中間転写ベルト19を再び往動方向にスタートさ
せる。このとき、接離手段を作動させて感光体ドラム9
面に中間転写ベルト19を再び接触させる。この場合
も、Cトナー像が中間転写ベルト19上でBKトナー像
に正確に重なるように条件を制御して、ベルト転写を行
う。その後、上述と同様な動作によって、M画像工程及
びY画像工程を実行し、4色重ねのベルト転写画像を得
る。そして、4色目のYトナー像のベルト転写工程に引
き続き、中間転写ベルト19をリターンさせずにそのま
まの速度で往動させ、中間転写ベルト19上の4色重ね
のトナー像を転写シート24上に一括転写する。
【0027】中間転写ベルト19から4色重ねトナー像
を一括転写された転写シート24は、紙搬送ユニット2
7で定着器28に搬送され、所定温度にコントロールさ
れた定着ローラー28−1と加圧ローラー28−2とで
トナー像が溶融定着され、フルカラーコピーとなってコ
ピートレイ29上に搬出される。
を一括転写された転写シート24は、紙搬送ユニット2
7で定着器28に搬送され、所定温度にコントロールさ
れた定着ローラー28−1と加圧ローラー28−2とで
トナー像が溶融定着され、フルカラーコピーとなってコ
ピートレイ29上に搬出される。
【0028】ベルト転写後の感光体ドラム9は、クリー
ニング前除電器10−1、ブラシローラー10−2、ゴ
ムブレード10−3等で構成されたクリーニングユニッ
ト10によって表面をクリーニングされ、さらに、除電
ランプ11により均一に除電される。また、転写シート
24にトナー像を転写した後の中間転写ベルト19は、
ベルトクリーニングユニット22が接離機構22−3で
押圧されることにより、その表面がクリーニングされ
る。
ニング前除電器10−1、ブラシローラー10−2、ゴ
ムブレード10−3等で構成されたクリーニングユニッ
ト10によって表面をクリーニングされ、さらに、除電
ランプ11により均一に除電される。また、転写シート
24にトナー像を転写した後の中間転写ベルト19は、
ベルトクリーニングユニット22が接離機構22−3で
押圧されることにより、その表面がクリーニングされ
る。
【0029】リピートコピー時は、カラースキャナー1
の動作、及び感光体ドラム9への画像形成は、1枚目の
Y(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで
2枚目のBK(1色目)画像工程を実行する。また、中
間転写ベルト19は、1枚目の4色重ね画像の転写シー
ト24への一括転写工程に引き続き、ベルトクリーニン
グユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目の
BKトナー像がベルト転写されるようにし、その後、1
枚目の画像形成動作と同様に、2枚目のフルカラーコピ
ーを得る。
の動作、及び感光体ドラム9への画像形成は、1枚目の
Y(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで
2枚目のBK(1色目)画像工程を実行する。また、中
間転写ベルト19は、1枚目の4色重ね画像の転写シー
ト24への一括転写工程に引き続き、ベルトクリーニン
グユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目の
BKトナー像がベルト転写されるようにし、その後、1
枚目の画像形成動作と同様に、2枚目のフルカラーコピ
ーを得る。
【0030】転写シートカセット30,31,32,3
3には、各種サイズの転写シートが収納されており、こ
れらの転写シートは、図示しない操作パネルで指定され
たサイズの収納カセットから、所定のタイミングをとっ
てレジストローラー26方向に給紙、搬送される。ま
た、OHP用紙や厚紙等の転写紙は、手差給紙トレイ3
4を使用して給紙される。
3には、各種サイズの転写シートが収納されており、こ
れらの転写シートは、図示しない操作パネルで指定され
たサイズの収納カセットから、所定のタイミングをとっ
てレジストローラー26方向に給紙、搬送される。ま
た、OHP用紙や厚紙等の転写紙は、手差給紙トレイ3
4を使用して給紙される。
【0031】以上の動作は、4色フルカラーコピーを得
るためのモードであるが、3色コピーモードあるいは2
色コピーモードの場合には、指定された色と回数につい
て、上記と同様に行う。また、単色コピーモードの場合
には、所定枚数が終了するまでの間、その色の現像器の
みを現像可能状態(現像剤の穂立て状態)にし、中間転
写ベルト19は、感光体ドラム9に接触させたまま往動
方向に一定速度で駆動し、さらに、中間転写ベルト19
にベルトクリーニングユニット22を接触させたままの
状態でコピー動作を行う。
るためのモードであるが、3色コピーモードあるいは2
色コピーモードの場合には、指定された色と回数につい
て、上記と同様に行う。また、単色コピーモードの場合
には、所定枚数が終了するまでの間、その色の現像器の
みを現像可能状態(現像剤の穂立て状態)にし、中間転
写ベルト19は、感光体ドラム9に接触させたまま往動
方向に一定速度で駆動し、さらに、中間転写ベルト19
にベルトクリーニングユニット22を接触させたままの
状態でコピー動作を行う。
【0032】上記実施例においては、中間転写ベルト1
9が感光体ドラム9より離間したときに、接触部材37
−3とベルト転写バイアスローラー20とを接触させる
ように構成したが、中間転写ベルト19が感光体ドラム
9より離間したときに、接触部材37−3と中間転写ベ
ルト19の裏面とが接触するように構成してもよい。ま
た、中間転写ベルト19が感光体ドラム9より離間した
ときに限らず、接触部材37−3と駆動ローラー21、
接触部材37−3と従動ローラー、若しくは、接触部材
37−3と中間転写ベルト19の裏面とが接触するよう
に構成してもよい。
9が感光体ドラム9より離間したときに、接触部材37
−3とベルト転写バイアスローラー20とを接触させる
ように構成したが、中間転写ベルト19が感光体ドラム
9より離間したときに、接触部材37−3と中間転写ベ
ルト19の裏面とが接触するように構成してもよい。ま
た、中間転写ベルト19が感光体ドラム9より離間した
ときに限らず、接触部材37−3と駆動ローラー21、
接触部材37−3と従動ローラー、若しくは、接触部材
37−3と中間転写ベルト19の裏面とが接触するよう
に構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、制動手段が中間転写ベ
ルトの回転に制動を掛けるので、駆動ローラーと駆動軸
との連結部分にガタがあっても、駆動ローラーが駆動軸
側カップリングの逆側面と衝突することを防止でき、他
の従動ローラーの慣性力による中間転写ベルトのスリッ
プが防止され、像担持体より中間転写ベルトへの画像転
写時における画像ズレの発生を防止することができる。
また、制動手段をローラーに設けることで、簡単かつ高
効率にベルトのスリップを防止することができ、復動作
時のみに制動手段を作動させることで、効率の向上と像
担持体との接触時における、ブレーキによる微妙なトル
ク変動に起因する速度ムラを防止できる。さらに、接離
手段とは別に制動手段を設けることで、接離手段をその
まま利用することができるので安価である。
ルトの回転に制動を掛けるので、駆動ローラーと駆動軸
との連結部分にガタがあっても、駆動ローラーが駆動軸
側カップリングの逆側面と衝突することを防止でき、他
の従動ローラーの慣性力による中間転写ベルトのスリッ
プが防止され、像担持体より中間転写ベルトへの画像転
写時における画像ズレの発生を防止することができる。
また、制動手段をローラーに設けることで、簡単かつ高
効率にベルトのスリップを防止することができ、復動作
時のみに制動手段を作動させることで、効率の向上と像
担持体との接触時における、ブレーキによる微妙なトル
ク変動に起因する速度ムラを防止できる。さらに、接離
手段とは別に制動手段を設けることで、接離手段をその
まま利用することができるので安価である。
【図1】本発明の一実施例を採用した画像形成装置であ
るカラー複写機の概略側面図である。
るカラー複写機の概略側面図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するカラー複写機要部
の概略側面図である。
の概略側面図である。
【図3】本発明の一実施例を説明する感光体ドラムと中
間転写ベルト付近の概略側面図である。
間転写ベルト付近の概略側面図である。
【図4】本発明の一実施例を説明する感光体ドラムと中
間転写ベルト付近の概略側面図である。
間転写ベルト付近の概略側面図である。
【図5】本発明の一実施例を説明する感光体ドラムと中
間転写ベルト付近の部分正面図である。
間転写ベルト付近の部分正面図である。
【図6】本発明の一実施例の実験結果を示す接触部材圧
接力と画像位置ズレ量との相関図である。
接力と画像位置ズレ量との相関図である。
9 像担持体(感光体ドラム) 19 中間転写ベルト 21 駆動ローラー 24 転写シート 37 制動手段
Claims (5)
- 【請求項1】表面にトナー像を形成される像担持体と、 駆動手段で回転駆動される駆動ローラーと従動ローラー
とからなる複数のローラーに往復動自在に掛け渡され、
接離手段により、その往動作時において前記像担持体と
接触してトナー像を転写され、復動作時には前記像担持
体と離間する中間転写ベルトとを具備し、 前記中間転写ベルトを複数回往復動作させることによ
り、該中間転写ベルト上に前記トナー像を重ね合わせて
転写し、この中間転写ベルト上のトナー像を転写シート
に転写する画像形成装置において、 前記中間転写ベルトの回転に制動を掛ける制動手段を有
することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記複数のローラーの少なくとも1個に、
前記制動手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置。 - 【請求項3】前記制動手段は、前記中間転写ベルトの復
動作時にのみ作動することを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置。 - 【請求項4】前記制動手段は、前記中間転写ベルトの復
動作時にのみ作動することを特徴とする請求項2記載の
画像形成装置。 - 【請求項5】前記制動手段が前記接離手段とは別に設け
られており、前記中間転写ベルトが前記像担持体より離
間したときに、前記制動手段が前記中間転写ベルトの回
転に制動を掛けることを特徴とする請求項3記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003251A JPH07210008A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003251A JPH07210008A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210008A true JPH07210008A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11552255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6003251A Pending JPH07210008A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07210008A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5946525A (en) * | 1997-06-17 | 1999-08-31 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
JP2011186276A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2012103413A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | ベルト駆動装置、ベルトユニット及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP6003251A patent/JPH07210008A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5946525A (en) * | 1997-06-17 | 1999-08-31 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
JP2011186276A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2012103413A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | ベルト駆動装置、ベルトユニット及び画像形成装置 |
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