JPH11311931A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH11311931A
JPH11311931A JP10120226A JP12022698A JPH11311931A JP H11311931 A JPH11311931 A JP H11311931A JP 10120226 A JP10120226 A JP 10120226A JP 12022698 A JP12022698 A JP 12022698A JP H11311931 A JPH11311931 A JP H11311931A
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JP
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JP10120226A
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Shinichi Namekata
伸一 行方
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】単位時間当たりの印刷枚数を向上させる。 【解決手段】A4サイズの厚紙に2枚の原稿をそれぞれ
複写するとき、中間転写ベルト31を普通紙の転写紙の
場合と同じ線速度V1で回転させながら、中間転写ベル
ト31に1面目のカラー画像10aと2面目のカラー画
像10bを形成する。2次転写工程に入ると中間転写ベ
ルトの線速度V1を1/2の線速度V2に減速する。こ
の状態で2次転写ユニット4の転写紙搬送ベルト41を
中間転写ベルト31に接触させて厚紙を搬送し、2面目
のカラー画像10bを厚紙に2次転写する。その後、引
き続いて搬送される2枚目の厚紙に1面目のカラー画像
10aを2次転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー複写機や
カラープリンタ等のカラー画像形成装置、特に印刷能率
の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばカラープリンタ等でOHP用紙や
ハガキ等の厚手の転写紙に転写したトナー像を定着する
ための熱量は、通常の転写紙よりはるかに多くの熱量が
必要になる。このOHP用紙やハガキ等の厚紙に画像を
定着するときに定着効率が落ちないようにするために、
例えば特開平4−67174号公報に示されているよう
に転写紙1頁分のカラーのトナー像が中間転写体に転写
された後に中間転写体の速度を定着装置の速度とほぼ同
じ速度となるように減速してトナー像を転写紙に転写す
るときの速度を定着装置の速度に合わせて、小型の定着
装置でカラー画像を定着するときの熱量を確保するよう
にしている。また、特開平6−11977号公報に示さ
れた画像形成装置では、トナー像を転写するときと定着
するときの中間転写体の速度を画像形成の際の他のプロ
セスにおける速度より遅くして高い記録速度を保持して
いる。
【0003】しかしながら、上記のようにトナー像を中
間転写体に転写した後転写紙に転写する前に中間転写体
の速度を遅くするのでは、装置毎に中間転写体を駆動す
るモータの速度変化時間や速度変化時の移動距離に機械
的な差がある場合にはトナー像を転写紙に転写するタイ
ミングを固定にしていると、転写紙における画像先端位
置が不安定になる。この転写紙における画像先端位置が
不安定になることを解消するためには、装置毎にトナー
像を転写紙に転写するタイミングを調整する必要があ
り、組立や調整工数が増大する。また、トナー像を転写
紙に転写するタイミングは経時変化する場合があり、こ
のような場合には装置毎にトナー像を転写紙に転写する
タイミングを調整するだけでなく、タイミングが変化す
る都度調整しなおさなければならない。
【0004】このような問題を解消するために、特開平
9−185271号公報に示されているように、中間転
写体へトナー像を転写してから中間転写体の速度を変え
たとき、中間転写体に設けられた位置合わせ用のマーク
の検出を基準として中間転写体に転写したトナー像を転
写紙に転写するタイミングを決定し、中間転写体を駆動
するモータの速度変化時間や速度変化時の移動距離によ
る画像に対する影響を無くすようにしている。
【0005】[発明が解決しようとする課題]上記のよう
に中間転写体へトナー像を転写してから中間転写体の速
度を変えたとき、中間転写体に設けられた位置合わせ用
のマークの検出を基準として中間転写体に転写したトナ
ー像を転写紙に転写するタイミングを決定していると、
感光体から中間転写体にトナー像を転写した後、中間転
写体に転写されたトナー像を転写紙に転写する前に中間
転写体を1回余分に回転させて中間転写体の位置合わせ
用のマークを検出する必要がある。このように中間転写
体を余分に回転させるため、単位時間当たりの印刷枚数
が低下してしまう。また、中間転写体を余分に回転させ
ると、中間転写体に転写したトナー像と感光体との接触
が多くなり、画像劣化を引き起こす可能性もある。
【0006】さらに、感光体から中間転写体にトナー像
の後端が転写されたあと中間転写体の速度を切り換える
ようにしているが、そのタイミング如何によっては、中
間転写体の線速度を変更してからマーク検出まで時間が
かかり、結果的に単位時間当たりの印刷枚数が低下して
しまう。また、画像のサイズが基準サイズ例えばA4サ
イズより小さい場合、中間転写体に2面分のトナー像を
転写して単位時間当たりの印刷枚数の向上を図っている
が、2面目の画像後端が中間転写体に転写された直後に
速度を切り替えても、レイアウト上1面目の画像先端が
転写紙への転写位置を通過してしまい、中間転写体を速
度切り換え後の速度でほぼ1回転分回転させる必要があ
り、その分だけ単位時間当たりの印刷枚数が低下してし
まう。
【0007】この発明はかかる短所を解消し、中間転写
体の速度を切り換えてから直ちに中間転写体に転写され
たトナー像を転写紙に転写して単位時間当たりの印刷枚
数を向上することができる画像形成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、基準となる画像サイズのトナー像を同時に複数
面分保持できる中間転写体を有し、原稿の画像を読み取
り現像して中間転写体に複数面のトナー像を1次転写
し、中間転写体に転写したトナー像を順次給紙される転
写材に2次転写するカラー画像形成装置において、1次
転写より2次転写時の速度が遅い作像モードのときは、
中間転写体に転写した2面目以降のトナー像から転写材
に2次転写することを特徴とする。
【0009】この発明に係る画像形成装置は、基準とな
る画像サイズのトナー像を同時に複数面分保持できる中
間転写体を有し、原稿の画像を読み取り現像して中間転
写体に複数面のトナー像を1次転写し、中間転写体に転
写したトナー像を順次給紙される転写材に2次転写する
カラー画像形成装置において、1次転写より2次転写時
の速度が遅い作像モードのときは、中間転写体に転写さ
れたトナー像で先端が2次転写位置に最初に到着したト
ナー像から2次転写することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、画像
読取ユニットと画像形成ユニットと1次転写ユニットと
2次転写ユニットと定着ユニットと排紙ユニット及び給
紙ユニットを有する。画像読取ユニットは原稿載置台の
コンタクトガラス上に載置された原稿のカラー情報を各
色毎に分解して読み取り電気的な画像信号に変換し、ブ
ラック(Bk),イエロー(Y),シアン(C)及びマ
ゼンタ(M)のカラー画像データを得る。画像形成ユニ
ットは電子写真方式で感光体に静電潜像を形成し、形成
した静電潜像を可視化してトナー像を形成する。1次転
写ユニットは複数のテンションローラと2次転写ローラ
に巻回された中間転写ベルトと1次転写部と中間転写ベ
ルトの基準マークを読み取る基準位置センサ及びベルト
クリーニング部を有し、感光体に形成されたトナー像を
中間転写ベルトに1次転写する。中間転写ベルトは基準
となる画像サイズ、例えばA4横サイズの2倍以上の長
さを有し、同時に基準サイズであるA4サイズ2面分の
トナー像を転写できるようになっており、非画像部に基
準マークを有する。この中間転写ベルトは感光体上のト
ナー像を1次転写するとき以外は接離機構によって感光
体の表面から離れ、トナー像を1次転写するとき感光体
の表面に圧接される。また、ベルトクリーニング部は中
間転写ベルトに2色以上のトナー像を1次転写している
ときは中間転写ベルトの表面から離れ、中間転写ベルト
の表面をクリーニングするときだけ中間転写ベルトの表
面に圧接される。
【0011】この画像形成装置でA4サイズの厚紙に例
えば2枚の原稿を複写するとき、中間転写ベルトを普通
紙の転写紙の場合と同じ線速度で回転させながら、画像
形成ユニットでマーク検知信号を基準にしてブラックB
kで現像して1面目の黒画像と2面目の黒画像を形成
し、中間転写ベルトに1面目のトナー像と2面目のトナ
ー像を1次転写する。この現像と1次転写をイエロー
Y,シアンC,マゼンタMの順に繰り返して中間転写ベ
ルトに1面目のカラー画像と2面目のカラー画像を形成
する。2面目のカラー画像の後端が中間転写ベルトに形
成され2次転写工程に入ると中間転写ベルトの線速度を
1/2の線速度に減速する。このとき1面目のカラー画
像先端は2次転写ユニットの2次転写位置を通りすぎて
いる。一方、厚紙は手差しトレイから給送され、レジス
トローラのニップで待機している。この状態で2次転写
ユニットの転写紙搬送ベルトを中間転写ベルトに接触さ
せ、中間転写ベルトに形成された2面目のカラー画像の
先端部とタイミングを合わせてレジストローラのニップ
で待機している厚紙を搬送し、転写紙搬送ベルトに厚紙
用に設定された2次転写バイアスを印加して2面目のカ
ラー画像を厚紙に2次転写する。その後、引き続いて搬
送される2枚目の厚紙に1面目のカラー画像を2次転写
する。2面目のカラー画像と1面目のカラー画像をそれ
ぞれ2次転写された厚紙は定着ユニットに送られて定着
される。2次転写が終了した中間転写ベルトは再び1次
転写のときの線速度に増速して次の画面作成工程に入
る。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の画像形成装置の
構成図である。図に示すように、画像形成装置は画像読
取ユニット1と画像形成ユニット2と1次転写ユニット
3と2次転写ユニット4と定着ユニット5と排紙ユニッ
ト6及び給紙ユニット7を有する。画像読取ユニット1
は照明ランプ11とミラー群12とレンズ13とカラー
撮像デバイス14と画像処理部15を有し、原稿載置台
16のコンタクトガラス上に載置された原稿に照明ラン
プ11で光を照射し、その反射光をミラー群12とレン
ズ13を介してカラー撮像デバイス14に結像し、カラ
ー撮像デバイス14で原稿のカラー情報をブルー,グリ
ーン及びレッドの各色毎に分解して読み取り電気的な画
像信号に変換する。この画像信号を画像処理部15で各
種変換処理を行いブラックBk,イエローY,シアンC
及びマゼンタMのカラー画像データを得る。画像形成ユ
ニット2は感光体21の周囲に配置された帯電チャージ
ャ22と画像書込部23とブラックBk,イエローY,
シアンC,マゼンタMからなる回転式又は固定式のカラ
ー現像部24と濃度センサ25とクリーニング前除電器
26とドラムクリ−ニング部27及び除電器28を有
し、レーザ光源やポリゴンミラー等を有する画像書込部
23からのレーザビームにより感光体21上に静電潜像
を形成し、形成した静電潜像をカラー現像部24で可視
化してトナー像を形成する。濃度センサ25はトナー像
を形成した感光体21に描かれた特定パターンの濃度を
検出して、適正な濃度でトナー像が形成されているかど
うかを確認する。
【0013】1次転写ユニット3は、図2の構成図に示
すように、複数のテンションローラ32と2次転写ロー
ラ33に巻回された中間転写ベルト31と1次転写部3
4と中間転写ベルト31の基準マーク35を読み取る基
準位置センサ36及びベルトクリーニング部37を有
し、感光体21に形成されたトナー像を中間転写ベルト
31に1次転写する。中間転写ベルト31は、基準とな
る画像サイズ、例えばA4サイズの2倍以上の長さを有
し、同時に基準サイズであるA4サイズ2面分のトナー
像10a,10bを転写できるようになっており、非画
像部に基準マーク35を有する。この中間転写ベルト3
1は感光体21上のトナー像を1次転写するとき以外は
図示しない接離機構によって感光体21の表面から離
れ、トナー像を1次転写するとき感光体21の表面に圧
接される。また、ベルトクリーニング部37は中間転写
ベルト31に2色以上のトナー像を1次転写していると
きは中間転写ベルト31の表面から離れ、中間転写ベル
ト31の表面をクリーニングするときだけ中間転写ベル
ト31の表面に圧接される。
【0014】2次転写ユニット4は駆動ローラ42と従
動ローラ43及び複数のテンションローラ44に巻回さ
れた転写紙搬送ベルト41と2次転写ローラ33と対向
する転写紙搬送ベルト41の内側に設けられた帯電器4
5とを有し、中間転写ベルト31に転写されたトナー像
を転写紙に転写する。この2次転写ユニット4も中間転
写ベルト31に2色以上のトナー像を1次転写している
ときは中間転写ベルト31の表面から離れ、中間転写ベ
ルト31に転写されたトナー像を転写紙に2次転写する
ときだけ中間転写ベルト31に接触して転写紙を搬送し
ながら、転写紙にトナー像を転写する。定着ユニット5
は転写紙に転写したトナー像を定着して排紙ユニット6
に排紙する。給紙ユニット7には複数の給紙トレイ71
a,71b,71cと各給紙トレイ71a〜71cから
分離給紙機構部72によって給紙される転写紙8の通過
を検知する転写紙検知センサ73a,73b,73cを
有する。
【0015】この画像形成装置の制御部には、図3のブ
ロック図に示すように、画像読取ユニット1で読み取っ
た原稿の画像情報やホストインタフェース101を介し
てホスト装置から送られた画像情報を処理して装置全体
の動作を管理するシステム制御部100を有する。シス
テム制御部100には1次転写ユニット3の基準位置セ
ンサ36やベルトクリーニング部37を中間転写ベルト
31に接離させるベルトクリーニング離接ソレノイド3
8や2次転写ユニット4を中間転写ベルト31に接離さ
せる2次転写ユニット離接ソレノイド46及び給紙ユニ
ット7の転写紙検知センサ73a,73b,73c等の
各種センサや駆動機構が接続され、操作部103やホス
ト装置からの指示により画像形成処理を実行させる。
【0016】上記のように構成された画像形成装置で読
み取った原稿やホスト装置から送られた画像情報により
2色以上の画像を普通紙の転写紙8に形成するときの動
作を説明する。
【0017】画像形成サイクルが始まると、画像を形成
する画像データが1色か2色以上かをコマンドにより判
別する。形成する画像が2色の場合は、感光体21に形
成されたトナー像を中間転写ベルト31に1次転写する
ときに各色の画像の色ずれがないように重ね合わせるた
め、中間転写ベルト31上の基準マーク35を基準位置
センサ36で検知し、図4の中間転写ベルト31の展開
説明図に示すように、基準マーク35のマーク検知信号
を基準にして感光体21に形成されたトナー像10を中
間転写ベルト31に1次転写する。このとき形成する画
像が基準となる画像サイズ、例えばA4横サイズである
ときは、同時に基準サイズであるA4サイズ2面分のト
ナー像10a,10bを中間転写ベルト31に1次転写
する。この1次転写を各色毎に繰り返す。すなわち、2
色の画像を形成する場合には中間転写ベルト31を2回
転し、フルカラーの画像を形成する場合には中間転写ベ
ルト31を4回転して、各回転毎にマーク検知信号を基
準にして感光体21に形成されたトナー像10a,10
bを中間転写ベルト31に1次転写して各色の画像を位
置ずれなしに重ね合わせる。所定の色のトナー像10
a,10bを中間転写ベルト31に転写したら、中間転
写ベルト31のに転写されたトナー像10a,10bの
先端にタイミングを合わせてレジストローラ91で給紙
され2次転写ユニット4の転写紙搬送ベルト41により
2次転写位置に順次搬送された転写紙8にトナー像10
a,10bを2次転写する。トナー像を転写した転写紙
8は吸引ベルト搬送手段92で定着ユニット5に送ら
れ、定着ユニット5で加熱,加圧して定着したのち排紙
ユニット6に排出される。トナー像10a,10bを転
写紙8に転写した中間転写ベルト31に残留しているト
ナーはベルトクリーニング部37で除去され、次の画像
形成工程に入る。
【0018】この中間転写ベルト31に1次転写された
2面分のトナー像10a,10bを例えば坪量が100
g/m2以上の厚紙に2次転写して定着ユニット5で定
着するときに定着不足になることを防ぐため、定着する
ときの速度を、普通紙の転写紙8に定着する場合と比べ
て1/2に減速する厚紙モードで熱量を多く与えて定着
する。また、レイアウト上の制約から2次転写ユニット
4の2次転写位置と定着ユニット5との距離は最大転写
サイズよりも短く構成されているため、2次転写ユニッ
ト4の転写紙搬送ベルト41も厚紙モードでは減速し、
中間転写ベルト31に1次転写されたトナー像10a,
10bを2次転写するとき、中間転写ベルト31の速度
も転写紙搬送ベルト41に合わせて減速する。この中間
転写ベルト31に1次転写された2面分のトナー像10
a,10bを厚紙に2次転写するときの処理を、図5の
タイミングチャートを参照して説明する。
【0019】操作部103からA4サイズの厚紙に複数
枚例えば2枚の原稿を複写することが指定されると、中
間転写ベルト31を普通紙の転写紙8の場合と同じ線速
度V1で回転させながら、画像形成ユニット1でマーク
検知信号を基準にしてブラックBkで現像して1面目の
黒画像Bk1と2面目の黒画像Bk2を形成し、中間転
写ベルト31に1面目のトナー像10aと2面目のトナ
ー像10bを1次転写する。この現像と1次転写をイエ
ローY,シアンC,マゼンタMの順に繰り返して中間転
写ベルト31に1面目のカラー画像10aと2面目のカ
ラー画像10bを形成する。2面目のカラー画像10b
の後端が中間転写ベルト31に形成され2次転写工程に
入ると中間転写ベルト31の線速度V1を1/2の線速
度V2に減速する。このとき1面目のカラー画像10a
の先端は2次転写ユニット4の2次転写位置を通りすぎ
ている。一方、厚紙は手差しトレイから給送され、レジ
ストローラ91のニップで待機している。この状態で2
次転写ユニット4の離接ソレノイド46を駆動し転写紙
搬送ベルト41を中間転写ベルト31に接触させ、中間
転写ベルト31に形成された2面目のカラー画像10b
の先端部とタイミングを合わせてレジストローラ91の
ニップで待機している厚紙を搬送し、転写紙搬送ベルト
41に厚紙用に設定された2次転写バイアスを印加して
2面目のカラー画像10bを搬送されている厚紙に2次
転写する。その後、引き続いて搬送される厚紙に1面目
のカラー画像10aを2次転写する。2面目のカラー画
像10bと1面目のカラー画像10aをそれぞれ2次転
写された厚紙は定着ユニット5に送られて定着される。
2次転写が終了した中間転写ベルト31は再び線速度V
1に増速して次の画面作成工程に入る。
【0020】このように2次転写工程で中間転写ベルト
31の線速度を減速したときに2次転写位置に最初にき
た2面目のカラー画像10bから2次転写するから、中
間転写ベルト31を1回余分に回転させる必要はなく、
中間転写ベルト31に形成された2面分のカラー画像を
厚紙に迅速に2次転写することができ、画像形成能率を
高めることができる。
【0021】上記実施例は中間転写ベルト31に2面部
のカラー画像10a,10bを形成した場合について説
明したが、例えばB5サイズ等のようにA4サイズより
小さな画像を形成する場合は、中間転写ベルト31に3
面部のカラー画像を形成し、2次転写するときに2次転
写位置に最初にくるカラー画像から2次転写すると良
い。
【0022】また、上記実施例は画像形成ユニット1に
ドラム状の感光体21を使用した場合について説明した
が、無端の感光体ベルトを使用しても良い。また、1次
転写ユニットに中間転写ベルト31を使用した場合につ
いて説明したが、中間転写ドラム等を使用しても良い。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、1次転
写より2次転写時の速度が遅い作像モードのときに、中
間転写体に1次転写したトナー像のなかで2次転写位置
に最初にきたカラー画像から転写材に2次転写するか
ら、中間転写体を1回余分に回転させる必要はなく、中
間転写体に形成された複数面分のカラー画像を厚紙に迅
速に2次転写することができ、画像形成能率を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の画像形成装置の構成図であ
る。
【図2】1次転写ユニットの構成図である。
【図3】上記実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】中間転写ベルトに転写されたトナー像を示す展
開図である。
【図5】上記実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 画像読取ユニット 2 画像形成ユニット 3 1次転写ユニット 4 2次転写ユニット 5 定着ユニット 6 排紙ユニット 7 給紙ユニット 21 感光体 24 カラー現像部 31 中間転写ベルト 34 1次転写部 35 基準マーク 36 基準位置センサ 41 転写紙搬送ベルト 45 帯電器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる画像サイズのトナー像を同時
    に複数面分保持できる中間転写体を有し、原稿の画像を
    読み取り現像して中間転写体に複数面のトナー像を1次
    転写し、中間転写体に転写したトナー像を順次給紙され
    る転写材に2次転写するカラー画像形成装置において、 1次転写より2次転写時の速度が遅い作像モードのとき
    は、中間転写体に転写した2面目以降のトナー像から転
    写材に2次転写することを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 基準となる画像サイズのトナー像を同時
    に複数面分保持できる中間転写体を有し、原稿の画像を
    読み取り現像して中間転写体に複数面のトナー像を1次
    転写し、中間転写体に転写したトナー像を順次給紙され
    る転写材に2次転写するカラー画像形成装置において、 1次転写より2次転写時の速度が遅い作像モードのとき
    は、中間転写体に転写されたトナー像で先端が2次転写
    位置に最初に到着したトナー像から2次転写することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
JP10120226A 1998-04-30 1998-04-30 カラー画像形成装置 Pending JPH11311931A (ja)

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