JP3677408B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、内部の磁石の磁力で表面に現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域に搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、現像ケーシングとを備えた現像器により、該潜像担持体上の潜像を現像する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置において、現像剤として、磁性キャリアおよびトナーからなる2成分現像剤や、磁性トナーのみからなる磁性1成分現像剤のような磁性現像剤を用い、磁性の規制部材により、現像剤担持体である現像ローラに担持された該磁性現像剤の摩擦帯電を促進させるものが知られている。このような磁性の規制部材としては、磁性部材のみで構成されるものや、非磁性部材をベースとし、現像剤担持体に対向する非磁性部材の先端部分に磁性部材を配設した先端磁性タイプのものが知られている。
【0003】
また、このような磁性又は先端磁性タイプの規制部材を有し、回動軸の周りに複数配設された回転型現像装置を回動することにより、任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動し、移動した現像器の現像ローラの表面に担持した現像剤を、該現像位置に搬送して該潜像担持体上の潜像を現像する画像形成装置が知られている。この画像形成装置によれば、潜像担持体上の色分解像の潜像を、上記回転型現像装置の各現像器でそれぞれ個別の色に現像し、該現像した色分解像を中間転写体上に順次重ね合わせて転写・合成することで、フルカラー画像を形成することが可能である。
【0004】
これら画像形成装置の現像器においては、通常、現像ローラの全長に対して現像ローラ内部の磁石は両端が短かくなっている。このため、磁石を内包する現像ローラ表面と磁石両端との対向領域では、該磁石の磁力線の回り込みによって磁気力が強くなり、現像ローラ表面と磁石中央付近との対向領域よりも多くの量の現像剤を引き付けることにより、現像剤が過剰になり易い。この過剰な現像剤はある程度流動性を有するので、現像ローラの軸線方向両端部(以下、単に両端部と称する)へ向かって横移動しようとする。一方、現像ローラ表面における両端部近傍は、通常、内部の磁石と対向しておらず、該磁石の磁力の影響を受けないので、現像剤を上記横移動によって該両端部近傍や現像ローラ両端よりも外側に移動させてしまうと、もはや該磁石による磁力で現像剤を拘束することができなくなってしまう。このように磁力の影響を受けない領域に移動した現像剤は、現像動作に伴う現像ローラの回転により、現像ケーシングの開口部を経由して一気に上記現像位置に搬送され、種々の不具合を引き起こす。
【0005】
例えば、上記現像位置に一気に搬送された現像剤が現像ローラの回転に伴って再び現像器内に戻ろうとしても、その一部は、現像ケーシングの上記開口部周縁部と現像ローラとの間に進入できずに戻りきれなくなり、該開口部から溢れてしまう。このような現像剤の溢れは剤溢れと言われ、画像形成装置内部を現像剤で汚染したり、潜像担持体の非画像部(特に端部)に付着して記録部材を汚したりするという不具合を生じさせる。
【0006】
また例えば、上記現像位置に一気に搬送された現像剤は、潜像担持体と現像ローラとの間で押圧されて温度が上昇し、該潜像担持体や該現像ローラの表面に融着する場合がある。そして、このような融着が生ずると、潜像担持体の表面層を剥離したり、記録部材の地汚れとなったり、潜像担持体のクリーニング不良を起こしたりという不具合を生ずる。また、上記融着が過度に生ずると、現像ローラの周方向における駆動トルクを不均一化するとともに現像ローラの回転速度を不均一化して、バンディング画像を生ずるという不具合がある。
【0007】
特に、上記回転型現像装置を用いる画像形成装置では、この回転型現像装置の回転が繰り返し行われるため、現像ローラの上方に現像剤が存在するような回転位置に該回転型現像装置がある場合、重力の影響によって多量の現像剤を現像ローラに向けて移動させようとする。このように現像剤を現像ローラに向けて移動させようとする場合には、現像剤を磁力により現像ローラ表面上で静止させている場合よりも、現像剤と現像ローラ表面との摩擦力や現像剤同士の吸引力を弱めて、現像剤を横移動させ易くなる。このため、上記回転型現像装置を用いる画像形成装置では、上述した種々の不具合を生じ易い。
【0008】
一方、特開平9―265238号公報において、磁性の規制部材の両端部の厚み又は高さを中央部よりも大きくした現像器が提案されている。また、特開平8―202153号公報において、磁性部材からなるシール部材が規制部材の長手方向両端部側面に隣接配置され、磁性の規制部材が現像ローラの周方向に対し現像ローラ中の磁石と略対向に配置され、該規制部材と該現像ローラとの間の磁界集中を長手方向中央部に対し両端部にて強める手段を有する現像器が提案されている。具体的には、これらの現像器は、現像ローラ両端付近との対向部分が他の部分よりも厚く形成されていたり、突出していたりする磁性の規制部材を備え、現像ローラ両端付近に作用する磁力が高められている。このため、現像ローラ表面において、その両端付近に担持される現像剤の拘束力を高めて、現像ローラ両端部への該現像剤の横移動を軽減することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これら公報の現像器や、磁性又は先端磁性タイプの規制部材を備える現像器を用いた場合、画像設計上必要な現像剤規制量を確保し得るように該規制部材と現像ローラとの間隙を設定すると、現像ローラ表面の現像剤に対して該規制部材の磁力を過剰に作用させる結果、現像剤に過剰なストレスを印加してしまう。そして、この過剰なストレスにより現像剤を劣化させてしまうという問題を生ずる。特に、現像剤として磁性キャリアとトナーからなる二成分現像剤を用いる場合、コート膜の摩耗により該磁性キャリアの帯電能力を著しく低下させ、現像剤の保証寿命を満たすことができなくなるという問題が生ずる。
【0010】
本発明は以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、現像剤担持体上の現像剤の帯電を促進しながら、規制部材の過剰な磁力による現像剤の劣化を低減し、且つ、剤溢れ、潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を低減することのできる画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、内部の磁石の磁力で表面に現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域に搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、現像ケーシングとを備えた現像器により、該潜像担持体上の潜像を現像する画像形成装置に用いられる該現像器において、該磁石との非対向領域を該規制部材よりも該現像剤担持体に向けて突出させた突出部と、該磁石との対向領域を該規制部材よりも窪ませた窪み部とを有する磁性部材を、該現像剤担持体との対向領域における該規制部材よりも該現像剤担持体の現像剤搬送方向上流側に配設し、該規制部材を非磁性部材で構成したことを特徴とするものである。
【0012】
この現像器においては、非磁性部材である規制部材で現像剤担持体上の現像剤量を規制して、画像設計上必要となる現像剤規制量を得る。現像剤担持体との対向領域において、この規制部材よりも現像剤担持体の現像剤搬送方向上流側には、磁性部材が配設されている。この磁性部材は、規制部材先端よりも離間した状態となる窪み部を現像剤担持体内の磁石との対向領域に備え、磁性又は先端磁性タイプの規制部材に比べ、現像剤担持体上の現像剤に作用させる磁力をより分散させて、該現像剤へのストレスを減少させる。そして、ストレスを減少させることで、現像剤担持体上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させながら凝集を促して、現像剤同士の接触圧を高める。このことにより、現像剤担持体上の現像剤の摩擦帯電を促進することができる。また、この磁性部材は、規制部材先端よりも突出した状態となる突出部を、現像剤担持体内の磁石との非対向領域、即ち、現像剤担持体両端近傍との対向領域、に備える。この突出部は、現像剤担持体上の現像剤に対して、現像剤担持体両端近傍において磁力を高めて現像剤担持体への拘束力を高める。そして、このことにより、現像剤担持体両端部に向けての現像剤の横移動を軽減する。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の現像器において、上記規制部材先端と上記現像剤担持体表面との距離aに対し、上記突出部と現像剤担持体表面との距離cが、c≦a−0.1[mm]となるよう構成したことを特徴とするものである。
【0014】
この現像器においては、磁性部材の突出部と現像剤担持体表面との距離cが、規制部材先端と現像剤担持体表面との距離aから0.1[mm]を減じた値と同等か、あるいはこれより小さくなるように構成されている。本発明者は鋭意研究により、このように構成することで、現像剤担持体両端部に向けての現像剤の横移動を良好に軽減し得ることを見出した。
【0015】
請求項3の発明は、請求項1又は2の現像器において、上記突出部と上記窪み部との段差がテーパー状であり、上記磁石端部がこのテーパー状の部分に対向するよう構成したことを特徴とするものである。
【0016】
この現像器においては、磁性部材の突出部と窪み部との段差をテーパー状に構成することで、該段差付近に集中して生ずる磁力線を分散させる。
【0021】
請求項4の発明は、請求項1、2又は3の現像器であって、上記現像ケーシングが、上記現像剤担持体の現像剤搬送方向において上記磁石の2極以上の磁極を含む範囲の現像剤担持体端部近傍を、該磁石の両端部から0[mm]以上、2.0[mm]以下の位置までオーバーラップさせて覆うものであることを特徴とする、ものである。
【0022】
この現像器においても、画像設計上必要となる量の現像剤を規制部材で規制しながら、少なくとも現像剤担持体内の磁石との対向領域が規制部材先端よりも離間した状態となる磁性部材により、現像剤担持体上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進する。
また、現像剤担持体両端部近傍を現像ケーシングで覆うように構成されており、これにより、横移動によって現像剤担持体両端部近傍に周り込ませた現像剤の上記現像位置への搬送量を低減する。但し、現像ケーシングのオーバーラップ量が多すぎると現像ケーシングと現像剤との摩擦熱により、現像剤を現像剤担持体両端部近傍に激しく固着させてしまう。本発明者は鋭意研究により、現像ローラの周方向において、該現像ローラの磁石の2極以上の磁極を含む範囲の現像ローラ両端部近傍周面を、該磁石の両端部から0[mm]以上、2.0[mm]以下の位置まで現像ケーシングで覆うことにより、現像ケーシングと現像剤との摩擦熱を低減できることを見出した。
【0023】
請求項5の発明は、請求項4の現像器であって、上記現像ケーシングと上記現像剤担持体とのオーバーラップ部分において、該現像ケーシングと現像剤担持体表面との離間距離が、0.5[mm]以上、2.0[mm]以下であることを特徴とするものである。
【0024】
この現像器においては、上記請求項4の構成に加えて、上記現像ケーシングと上記現像剤担持体とのオーバーラップ部分において、該現像ケーシングと現像剤担持体表面との離間距離を、0.5[mm]以上、2.0[mm]以下に設定することにより、現像剤担持体両端部近傍に周り込ませた現像剤の上記現像位置への搬送量を更に低減するとともに、該現像ケーシングと現像剤との摩擦熱を更に低減する。
【0025】
請求項6の発明は、潜像担持体上の潜像を現像器によって現像する画像形成装置において、上記現像器として、請求項1、2、3、4又は5の現像器を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置であって、回転軸の周りに配設された複数の上記現像器を該回転軸の回転により回動させて、任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させ、移動させた現像器で該潜像担持体上に形成された静電潜像を現像する回転型現像装置を用いることを特徴とするものである。
【0026】
請求項7の画像形成装置においては、回転型現像装置で発生し易い、現像剤担持体両端部に向けての現像剤の横移動を軽減する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置であるカラー複写機に適用した第1実施形態について説明する。図1は、本第1実施形態に係るカラー複写機500の機構構成を概略的に示したものである。図1において、441はレーザ露光手段、442はfθレンズ、443は回転多面鏡、444はミラー、412Aは両面複写兼用自動給紙カセット、412Bは手挿し給紙トレイ、413A,413Bは給紙ロール、418Rは一対のレジスタロール、414は潜像担持体としての感光体ドラム、415は中間転写体(中間転写ベルト)、416は第1転写手段(1次転写コロトロン)、417は第2転写手段(2次転写コロトロン)、419は帯電手段(帯電スコロトロン)、420C,420M,420Y,420Kはそれぞれシアン,イエロー,マゼンタ,ブラックの各現像器、420は各現像器を1つの集合体として構成した回転型現像装置としてのリボルバー現像装置、421はクリーナ、422は搬送ベルト、423は定着装置、423Aは定着ロール、423Bは定着バックアップロール、424は排出ロールである。
【0028】
カラー複写機500は、図示しない通信制御手段に入力されるC、M、Y、Kの各色について、主走査、副走査ともに画素密度1/16mmもしくは1/24mmの2ビット記録データに基づいて、主走査、副走査ともにC、M、Y、Kの各色について記録ドット密度1/16mmもしくは1/24mmのドットパターンからなるフルカラー可視像を転写紙上に形成し、出力する。記録ドット密度1/16mmもしくは1/24mmのドットの選択は、モード選択コマンドで予め指定される。デフォルトはドット密度1/16mmである。
【0029】
上記構成において、像形成サイクルが開始されると、先ず、感光体ドラム414は反時計廻りに、中間転写ベルト415は時計廻りに、図示を省略された駆動系により回転される。中間転写ベルト415の回転に伴って、Cトナー像形成,Mトナー像形成,Yトナー像形成,Kトナー像形成が行なわれ、最終的にC、M、Y、Kの順に中間転写ベルト415上に重ねてトナー像が作られる。
【0030】
Cトナー像形成は以下のようにして行なわれる。先ず、帯電スコロトロン419はコロナ放電によって感光体ドラム414を、例えば負電荷で−700Vに一様に帯電する。続いて、レーザ露光手段441は、C信号に基づいてラスタ露光を行なう。像形成のための記録信号は、一般のコピーモードではスキャナモジュールから、知的画像処理を含む特殊なプリントモードにおいては図示を省略されたシステム制御モジュールから供給される。複写モードにおいてはスキャナモジュールに対して、プリントモードやファクシミリモードではシステム制御モジュールに対して、"所定時間後に記録データを送れ"というデータ要求信号REQを発しておく。
【0031】
記録信号は通信制御手段から入力され、記録制御回路であるレーザ駆動回路(図示せず)が該記録信号に基づいてレーザ露光手段441を入力画素単位に発光制御する。記録信号は1画素2ビットである。より具体的に言えば、最高C濃度画素のときには全主走査幅相当だけレーザ発光し、白画素のときには全く発光せず、中間的な濃度信号の場合には濃度データに比例した時間だけ発光させるようにしてある。このようにしてラスタ像が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム414の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。
【0032】
リボルバー現像装置420の現像器内のトナーはフェライトキャリア(以下、単にキャリアと称する)との撹拌によって負極性に帯電され、またC現像器420Cのシアン現像ローラ41Cは、感光体ドラム414の金属基体層に対して、図示しない電源手段によって負の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされている。この結果、感光体ドラム414の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光された部分には、Cトナーが吸着され、潜像と相似なC可視像が形成されることとなる。
【0033】
このようにして感光体ドラム414上に形成されたCトナー像は、反時計周りで回転し、1次転写コロトロン416に対向位置に達すると、該感光体ドラム414と接して同期速度で駆動される中間転写ベルト415にコロナ転写される。この転写後の感光体ドラム414上の若干の未転写残留トナーは、感光体ドラム414の再使用に備えてクリーニング装置421で清掃される。このクリーニング装置421により回収されたトナーは、回収パイプを経由して図示しない廃トナータンクに蓄えられる。
【0034】
上記中間転写ベルト415は、特にプリントモードで要求の多い長時間の像担持特性を維持させるために、比較的固有抵抗値の大きな材料を用いている。これによって該中間転写ベルト415は、次のMトナーの作像までの時間が例えば20分といった長い時間であってもトナー像を乱すことなく担持可能となった。
【0035】
次に、M信号に基づいてMトナー像形成を行なう。このMトナー像形成のためのラスタ露光を行なうのに先立って、リボルバー現像装置420を反時計廻りに回転し、M現像器のM現像ローラ420Mを感光体ドラム414の現像位置に対向させる。次いで先に形成したC可視像の先頭位置を先端検知手段としての画像位置検知手段(図示せず)で検出し、複写モードにおいてはスキャナモジュールに対して、"所定時間後に記録M画像データを送れ"という要求信号REQを再び発する。この要求信号は、図示しない画像先端位置検知手段が前工程で有効C画像より僅かに先方に付しておいた見当合わせ(レジストレーション)Cトナーマーク画像を検出した時点で発せられる。また、画像先端位置検知手段は、Cトナーマーク画像の代わりに、中間転写ベルト415に予め付された恒久的なマークを検出して要求信号を発する方式であっても一向に差し支えない。
【0036】
この要求信号に正確に同期してM信号が送られてくれば、M像露光、現像、1次転写が行なわれ、前に形成されたC画像に対して色版合わせ、つまり中間転写ベルト415上で、Cトナー像上にMトナー像が正しく重なることになる。このようにしてMラスタ像が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム414の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。
【0037】
リボルバー現像装置420のM現像器内のMトナーは負極性に帯電され、また本リボルバー現像装置420のM現像器の現像ローラ41M上のトナー及びキャリアは、感光体ドラム414と接触し、C現像の場合と同様の電位にバイアスされている。これによって、感光体ドラム414の電荷が残っている部分にはMトナーが付着せず、M信号で露光された部分にはMトナーが吸着され、静電潜像に対応したM可視像が形成されることとなる。
【0038】
同様にしてY画像はCM画像上に、K画像はCMY画像上に、それぞれ重畳して形成される。なお、基本画像処理手段(図示せず)がUCR(下色除去)処理を行なっているので、1つの画素が4色全てのトナーで現像される機会は少ない。このようにして少なくとも4回転して中間転写ベルト415上に形成されたフルカラー画像は、次いで2次転写コロトロン417の配設されている2次転写部位に回転移送される。
【0039】
一方、像形成が開始される時期に、記録部材としての転写紙190Aは、3つの給送部、すなわちカセット412A、手挿し給紙トレイ412B、及び、外部給送手段(図示せず)の何れかから、給送ロール413A,413B、または外部給紙手段の搬送ロールの繰り出しまたは搬送作用によって給送され、一対のレジスタロール418Rのニップで待機している。そして、2次転写コロトロン417に中間転写ベルト421上のトナー像の先端がさしかかるときに、例えば転写紙190Aの先端がこの像先端にちょうど一致するように、レジスターロール418Rが駆動され、転写紙190Aとトナー像とのレジスト合わせが行なわれる。
【0040】
このようにして転写紙190Aが中間転写ベルト415上のトナー像と重ねられて正電位電源に繋がれた2次転写コロトロン417の下を通過する。このとき、コロナ放電電流で転写紙190Aが正電荷で荷電され、トナー画像の殆どが転写紙190A上に転写される。続いて、転写紙190Aは、2次転写コロトロン417の僅かに左に記した接地源に繋がれた図示しない除電針を通過するときに、電荷を放電し、中間転写ベルト415と転写紙190A間の吸着力が殆ど消滅する。そして転写紙190Aの自重が中間転写ベルト415の吸着力を上回るに至ると、転写紙190Aは中間転写ベルト415から剥離して搬送ベルト422に移る。
【0041】
トナー像を載せた転写紙190Aは、搬送ベルトと422によって定着装置423に送られる。この定着装置423に送られた転写紙190Aは、加熱された定着ロール423Aとバックアップロール423Bとのニップ部において熱と圧力を加えられ、溶融したトナーが転写紙190Aの繊維にい食い込んで画像が定着されて、フルカラーコピーが得られる。このコピーは一対の排出ロール424によって装置本体外に送り出され、図示しないトレイ上にコピー画像を表向きにしてスタックされる。
【0042】
次に、リボルバー現像装置420の構成について説明する。図2は、リボルバー現像装置420の概略構成側面図である。このリボルバー現像装置420は、感光体ドラム414に向けた開口部を有し、円周方向に互いにほぼ同型の4つの現像器420K、420Y、420M、420Cと、該4つの現像器に補給用のトナーをそれぞれ補給するための各トナー補給装置45K、45Y,45M,45Cとからなる4つの現像ユニットを有している。なお、図示の例では感光体ドラム414に対向する現像位置にあるのが黒トナーとキャリアとを収容したブラック現像器420Kで、図中反時計回りの順に、イエロートナーとキャリアとを収容したイエロー現像器420Y、マゼンタトナーとキャリアとを収容したマゼンタ現像器420M、シアントナーとキャリアとを収容したシアン現像器420Cになっている。
【0043】
ここで、4つの現像器420K、420Y、420M、420Cの内部構造はまったく同様であるので、以下、現像位置にあるブラック現像器420Kを例にとって内部構造を説明し、他の現像器の内部構造については対応する部材の符号として、ブラック現像器Kにおける符号と同じ数字にイエロー、マゼンタ、シアンの各現像器を区別するためY、M、Cの添字を付した符号を図中に示し、それらの説明を省略する。
【0044】
上記ブラック現像器420Kは、現像剤担持体としての現像ローラ41Kと、現像ケーシング47Kと、該ケーシング部内に収容される黒トナー及びキャリアからなる二成分現像剤(以下、現像剤という)を撹拌する第1、第2の2本の撹拌スクリュウ42K、43Kと、現像ローラ41Kに担持された現像剤を薄層化する現像剤規制部材としての現像ドクタ44Kとを備えた、極めてシンプルな構成になっている。
【0045】
各現像ユニットの現像器420K、420Y、420M、420Cは、図2に示すように、リボルバー現像装置420の回動軸40に一体化されたユニット支持体48により、それぞれ着脱自在に位置決めされている。また、各現像ユニットのトナー補給装置45K、45Y,45M,45Cは、ユニット支持体48と一体構成になっており、該回動軸40の回動によりユニット支持体48とともに回動する。
【0046】
各トナー補給装置45K、45Y,45M,45Cは、トナー補給スクリュウ49K、49Y,49M,49Cと、トナー補給ケース50K、50Y,50M,50Cと、トナーカートリッジガイド51K、51Y,51M,51Cとで構成されている。
【0047】
各色のトナーが収容されている各トナーカートリッジ46K、46Y,46M,46Cは、トナーカートリッジ着脱用の開口(図示せず)を通して、それぞれのトナーカートリッジガイド51K、51Y,51M,51Cに対して、図面手前側から着脱される。そして、トナーカートリッジ46K、46Y,46M,46Cが、所定のトナーカートリッジガイド51K、51Y,51M,51C内に挿入されてセットされると、該トナーカートリッジ内のトナーが、上記トナー補給ケース50K、50Y,50M,50C内に必要量だけ送り込まれ、トナー補給スクリュウ49K、49Y,49M,49Cの回転により、各現像器420K、420Y、420M、420Cの現像ケーシング47K,47Y,47M,47C内の第2撹拌スクリュウ43K、43Y,43M,43Cの手前側の部位に少しずつ補給される。なお、このトナー補給動作は、上記現像位置に臨んで感光体ドラム414に対向した現像器(図2ではブラック現像器420K)においてのみ行なわれる。
【0048】
このブラック現像器420Kの第2撹拌スクリュウ43Kの手前側の部位に補給されたブラックトナーは、該第2撹拌スクリュウ43Kの回転により、現像ケーシング47Kの後部側に撹拌されながら搬送され、該現像ケーシング内の現像剤中に分散される。そして、現像剤中に分散されて現像ケーシング47Kの後部側に撹拌搬送されたブラックトナーは、この現像ケーシング47Kの後端部で第1撹拌スクリュウ42K側に受け渡され、この第1撹拌スクリュウ42Kの回転により、現像ケーシング47Kの手前側に撹拌されながら搬送されて、この現像ケーシング47Kの前端部で再び第2撹拌スクリュウ43K側に受け渡される。
【0049】
このようにして、現像ケーシング47K内で循環搬送される現像剤は、その搬送過程において、その一部が内部に磁石としてのマグネット41Kbを有する現像ローラ41Kにより汲み上げられ、図2の矢印A方向に担持搬送される。現像ローラ41Kにより担持搬送された現像剤は、非磁性部材からなる規制部材としての現像ドクタ44Kにより薄層化された後、上記現像位置の現像領域に搬送され、該現像領域において感光体ドラム414上の静電潜像をトナー像化する。
【0050】
各現像ユニット420Uの現像器420K、420Y、420M、420Cは、図2に示すように、リボルバー現像装置420の回動軸40に一体化されたユニット支持体48に対して位置決めした状態で、図3に示すように、リボルバー現像装置420の前後の側板に配設されている各一対の現像器支持ホルダ52K、52Y,52M,52Cと、現像ローラ位置調整ホルダ53K、53Y,53M,53Cとで、各現像ローラ41K、41Y,41M,41Cの両端の支軸41aを保持することによって、リボルバー現像装置420に対して着脱自在に取り付けられている。
【0051】
図4はブラック現像器420Kを感光体ドラム414とともに示す断面図である。図4において、マグネット41Kbは固定されており、現像ローラ41Kの回転に伴って回転しないように構成されている。また、マグネット41kbは、2つのS極と、3つのN極とからなる5つの磁極を備えており、それぞれの磁極から磁界P1、P2、P3、P4、P5を発している。これら磁界の境界付近では、図示のように磁界強度が弱くなる。本第1実施形態のカラー複写機においては、図示のように、磁界の境界、即ち、磁極の極間ではなく、第4磁極であるS極の真上に現像ドクタ44Kを配設している。このように配設することで、現像ドクタ44Kと現像ローラ41Kとの間を通過する現像剤に対して、十分な強さの磁力を作用させながらその通過量を規制することができる。
【0052】
ところで、この種のカラー複写機においては、従来技術の項に記載したように、各現像ローラ41K、41Y,41M,41Cの上方に現像剤が存在するような回動位置に該リボルバー現像装置420がある場合には、該現像剤を横移動させ易くなる。また、この横移動を軽減すべく、現像ドクタ44を磁性部材で構成するか、あるいは先端磁性タイプに構成し、且つ、現像ドクタ44の両端付近を他の部分よりも厚く形成したり、突出させたりして、現像ローラ41両端付近に作用させる磁力を高めると、現像ローラ41上の中央付近における現像剤に対して過剰なストレスを付与してしまう。
【0053】
そこで、本第1実施形態のカラー複写機では、これらの問題を軽減する手段として例えば、図5、図6及び図7に示されるような構成を備える。以下、本第1実施形態の特徴的な構成である図5、図6及び図7の構成について説明する。
【0054】
図5は、現像ローラ41K及び現像ドクタ44Kを図2の矢印B方向から示す詳細図、図6は図5のA−Aの断面詳細図、図7は図5のB−Bの断面詳細図である。それぞれの図に示すように、現像ローラ41Kとの対向領域において、現像ドクタ44Kよりも現像ローラ回転方向上流側に、現像ローラ41Kの軸線方向に延在する磁性部材60Kが配設されている。この磁性部材60Kは、図5及び図7に示すように、現像ローラ41Kのマグネット41Kbとの対向領域が現像ドクタ44K先端よりも現像ローラ41K表面から離間している窪み部を備えている。また、図5及び図6に示すように、現像ローラ41Kの両端部におけるマグネット41Kbとの非対向領域が現像ドクタ44K先端よりも現像ローラ41K表面に向けて突出させる突出部を備えている。
【0055】
図5、図6及び図7の構成においては、非磁性部材からなる現像ドクタ44Kで現像ローラ41K上の現像剤層の規制を行い、画像設計上必要な現像剤規制部材通過量を得る。また、磁性部材60KにおけるマグネットKbとの対向領域を現像ドクタ44Kの先端よりも現像ローラ41K表面から離間させて窪み部を形成することで、磁性部材のみで構成された現像ドクタや、先端部のみが磁性部材で構成された現像ドクタを用いる場合よりも、現像ローラ41K上の現像剤に作用させる磁力を低減しながら、現像剤の帯電を助長する。これにより、現像ローラ41K上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進することができる。
【0056】
また、このカラー複写機においては、上記突出部を備えることで、現像ローラ41K両端近傍に作用させる磁力を高めて、現像ローラ41K両端に向けての現像剤の横移動を軽減する。そして、これにより、現像ローラ41Kの内部の磁石幅範囲外に対応する端部に過剰な現像剤を周り込ませないようにしている。
【0057】
磁性部材60Kの上記窪み部における現像ドクタ44K先端からの窪み量は0.5[mm]であり、磁性部材60Kの上記突出部における現像ドクタ44K先端からの突出量は0.3[mm]である。
【0058】
図6、図7において、aは現像ローラ41Kと現像ドクタ44K先端との離間距離であり、bは現像ローラ41Kと上記窪み部先端との離間距離であり、cは現像ローラ41Kと上記突出部先端との離間距離である。本発明者は、鋭意研究により、離間距離b≧離間距離a+0.3[mm]という条件式を具備させると、現像ローラ41K表面の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させながら、該現像剤の摩擦帯電を良好に促進することができることを見出した。また、離間距離c≦離間距離a−0.1[mm]という条件式を具備させると、現像ローラ41K表面におけるマグネット41Kbとの非対向領域、即ち、現像ローラ41Kの両端付近、の現像剤に対して、現像ローラ41Kへの拘束力を高めて横移動を良好に低減し得ることを見出した。そこで、本第1実施形態のカラー複写機においては、離間距離aを0.5〜0.7[mm]、離間距離bを1.0〜1.2[mm]、離間距離cを0.2〜0.4[mm]、の範囲内でそれぞれ設定している。
【0059】
このような構成の現像器と、現像ローラに対向する現像ドクタの先端に合わせて磁性部材を配設した従来の現像器とにおける現像剤の移動状態を比較した。この結果、図8に示すように、離間距離a、即ち、現像ドクタギャップの変化量、に対して、現像ドクタ通過量の変動が少ないことがわかった。このことから、現像ドクタギャップの機械的精度のバラツキによる現像ドクタ通過量の変動を小さく抑えることができ、現像領域における現像量が安定するといえる。即ち、本カラー複写機においては、現像ドクタの組み付け誤差により現像剤の現像ドクタ通過量を変化させ、この変化により上記現像位置に対する現像ローラの現像搬送量を変化させていたという従来の不具合を軽減することができる。さらに、図9に示すように、画像設計上必要な現像ドクタ通過量に対して、現像ローラ駆動トルクが小さいことが解った。このことから、現像ドクタでの現像剤へのストレスが小さく抑えられいるといえ、現像剤の劣化を低減させることができる。
【0060】
図4に示したように、上記突出部と上記窪み部との段差は、テーパー上に形成されており、マグネット41Kb両端部がこのテーパー状の部分に対向している。このように、上記突出部と上記窪み部との段差をテーパー状に構成することで、該段差付近に集中して生ずる磁力線を分散させることができる。
【0061】
次に、図10にて現像ローラ41Kと現像ケーシング47Kとの詳細構成を説明する。
現像ローラ41Kは、現像ケーシング47Kにはめ込まれた軸受により前後をそれぞれ支持されて設置されており、現像ローラ41Kの周方向においてマグネットの2極以上の磁極を含む範囲の現像ローラ41K端部が、現像ケーシング47Kと部分的にオーバーラップしている。このオーバーラップは、現像ローラ41K内部にあるマグネット41Kbの両端部1mm部分まで行っている。このようなオーバーラップが無いと現像剤落ちが発生し、オーバーラップ量が多すぎると剤の摩擦熱による、現像剤の現像ローラ41K端部外周面への激しい固着現象が発生してしまう。両条件を満足する適正オーバーラップ量は、検討の結果0〜2.0[mm]であることが解った。現像ケーシング47Kの現像ローラ41Kへのオーバーラップと、上述の磁性部材60Kの形状により、現像ローラ端部流入規制を実施できる。なお、現像ケーシング47Kのオーバーラップ部において磁性部材60Kが現像ローラ41K表面に近接している。
【0062】
次に、本発明を適用した第2実施形態のカラー複写機について説明する。
なお、このカラー複写機の基本的な構成については、上記第1実施形態のカラー複写機と同様であるので説明を省略する。
【0063】
図11(a)は、現像ローラ41K及び現像ドクタ44Kを図2の矢印B方向から示す詳細図、(b)は該現像ドクタ44Kのシール部44Kaの断面詳細図である。それぞれの図に示すように、現像器420Kの現像ドクタ44Kは、現像ローラの軸線方向における両端部近傍に、弾性を有する発泡ポリウレタンからなる基層44Ka−1と、摩擦抵抗の低い材料から構成され、基材44Ka−1を被覆する表層44Ka−2とを有するシール部44Kaを備えている。そして、このシール部44Kaは、現像ローラの両端部近傍表面におけるマグネット41Kbとの非対向領域、即ち図面のRで示される領域、と接触するように設けられている。また、図2に示したように、現像ドクタ44Kは、現像器420Kの開口部の近傍で、該開口部よりも現像ローラ41Kの回転方向上流に位置するように該現像器420Kの内部に設けられている。この現像ドクタ44Kの図面裏側、即ち、現像ドクタ44Kよりも現像ローラ41Kの回転方向上流側には、先端を現像ドクタ44K先端よりも離間させるように磁性部材60Kが配設されている。
【0064】
図11(a)及び(b)の構成において、リボルバー現像装置420の回動によって現像ローラ41Kの両端部近傍の周面、又は両端部の外側に周り込んだ現像剤は、現像ドクタ44Kのシール部44Kaに堰き止められることにより、該現像ローラ41Kを回転されても現像器420Kの開口部へ搬送されないように制御される。具体的には、現像器420Kの開口部の近傍で、該開口部よりも現像ローラ41Kの回転方向上流に位置するように、且つ、現像ローラ41Kの両端部近傍の表面に接触するように設けられたシール部44Kaが、現像ローラ41Kの両端部近傍の周面や両端部の外側に周り込んだ現像剤を、該開口に向けて移動させないように堰き止める。このように現像剤を堰き止めることにより、現像ローラ44Kを回転しても、上記周面や上記外側に周り込んだ現像剤を現像器420Kの開口部、ひいては上記現像位置に搬送しないように制御することができる。
【0065】
また、現像ドクタ44Kの基層44Ka−1が、振動等により受ける応力を変形して吸収することで、上記接触による現像ローラ41Kへの応力負荷を低減する。さらに、現像ドクタ44Kの表層44Ka−2が摩擦抵抗の低い材料から構成されることにより、現像ローラ41Kと表層44Ka−2との間に生ずる摩擦力を低減し、現像ローラ41Kの駆動手段のトルクアップを低減する。
【0066】
また、磁性部材60K先端を現像ドクタ44K先端よりも離間させることにより、上記第1実施形態のカラー複写機と同様に、現像ローラ41K上の現像剤に作用させる磁力を低減して、該現像剤へのストレスを減少させる。このため、現像ローラ41K表面の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進することができる。
【0067】
図12は現像ローラ41Kの端部近傍の斜視図である。図12において、47xは上記開口部の両端部に設けられたサイドシールである。このようなサイドシールを備える従来の装置では、現像ローラの両端部近傍に周り込んだトナーが、このサイドシールと現像ローラとの間に挟まれ、サイドシールを感光体ドラムの方向に膨らませることがあった。そして、現像ローラのトルクアップや、サイドシールと感光体ドラムとの摺接によるトナーの発熱・溶着という不具合を生じていた。一方、本第2実施形態のカラー複写機においては、現像ローラ41Kの両端部近傍の周面、又は両端部の外側に周り込んだ現像剤を、現像器420Kの開口部に搬送しないように制御することができるので、サイドシールを膨らませるようなことがない。
【0068】
図13は、現像ローラ41K及びケーシング47の軸受け部を示す詳細図である。なお、図13においては、便宜上、現像ドクタ44Kの図示を省略している。図示のように、現像ローラ41Kは、その両端部を現像ケーシング47Kのローラ受け部47Kaにオーバーラップさせるように設けられている。そして、このオーバーラップにより、現像ローラ41Kのマグネット44Kbと現像ケーシング47Kのローラ受け部47Kaとの対向領域は、現像ローラ41Kの軸線方向において1.0[mm]に設定されている。即ち、図13のSで示される領域は1.0[mm]に設定されている。また、現像ローラ41Kの表面とローラ受け部47Kaとの離間距離、即ち、図13のTで示される距離は、1.0[mm]に設定されている。このように設定することにより、ローラ受け部47Kaに流入した現像剤の上記開口部ひいては上記現像位置への搬送量を低減するとともに、ローラ受け部47Kaにおける該現像剤の摩擦を低減する。本発明者は鋭意研究により、図13のTで示される距離を0.5[mm]以上、2.0[mm]以下に設定すると、ローラ受け部47Kaに流入した現像剤の上記開口部への搬送量を低減できるとともに、ローラ受け部47Kaにおける該現像剤の摩擦熱を低減できることを見出した。
【0069】
以上、第1及び第2実施形態のカラー複写機によれば、現像ローラ41K上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進することができるので、現像ローラ41K表面の現像剤の帯電を促進しながら、磁性又は先端磁性タイプの規制部材の過剰な磁力による現像剤の劣化を低ことができる。また、現像ローラ41K両端部に向けての現像剤の横移動を軽減するので、剤溢れ、潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を低減することができる。
【0070】
なお、各実施形態の特徴的な構成として、現像器420Kについてのみ説明したが、同様の構成により、現像器420C、420M及び420Yについても同様の作用及び効果をもたらすことは言うまでもない。
【0071】
また、各実施形態の特徴的な構成として、磁性キャリアとトナーからなる2成分現像剤を用いた場合についてのみ説明したが、一成分磁性トナーを用いた装置についても同様の作用及び効果をもたらす。
【0072】
また、各実施形態では、回転軸の周りに複数の現像器が配置されてなり、該複数の現像器のうち任意の現像器を現像位置に回動させるリボルバー現像装置について説明したが、単一の現像装置にも適応可能であり、同様の作用及び効果が得られる。
【0073】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、現像剤担持体上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進することができるので、現像剤担持体上の現像剤の帯電を促進しながら、規制部材の過剰な磁力による現像剤の劣化を低減することができるという優れた効果がある。
また、現像剤担持体両端部に向けての現像剤の横移動を軽減するので、剤溢れ、潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を低減することができるという優れた効果がある。
【0074】
請求項2の発明によれば、現像剤担持体両端部に向けての現像剤の横移動を良好に軽減し得るので、剤溢れ、潜像担持体の表面層を剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像の発生を良好に低減することができるという優れた効果がある。
【0075】
請求項3の発明によれば、磁性部材の突出部と窪み部との段差付近に集中して生ずる磁力線を分散させるので、該段差付近に過剰な現像剤を滞留させないように制御することができるという優れた効果がある。
【0076】
請求項4の発明によれば、現像剤担持体上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進することができるので、現像剤担持体上の現像剤の帯電を促進しながら、規制部材の過剰な磁力による現像剤の劣化を低減ことができるという優れた効果がある。
また、現像剤を横移動させても、横移動させた現像剤を上記現像位置に搬送させないように制御することができるので、剤溢れ、上記潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を低減することができるという優れた効果がある。
【0077】
請求項5の発明によれば、シール部材の基層により現像剤担持体に対する負荷を低減するので、現像剤担持体の寿命を延長することができるという優れた効果がある。
また、現像剤担持体の駆動手段のトルクアップを低減するので、バンディング画像の発生をより低減するとともに、該駆動手段の発熱や該発熱による現像剤の融着を低減することができるという優れた効果がある。
【0078】
請求項4の発明によれば、現像剤担持体上の現像剤に対して過剰なストレスを印加しない強度の磁力を作用させて、該現像剤の摩擦帯電を促進することができるので、現像剤担持体上の現像剤の帯電を促進しながら、規制部材の過剰な磁力による現像剤の劣化を低減することができるという優れた効果がある。
また、現像剤担持体両端部近傍に周り込ませた現像剤の上記現像位置への搬送量を低減するので、剤溢れ、潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を低減することができるという優れた効果がある。
また、現像ケーシングと現像剤との摩擦熱を低減することができるので、該摩擦熱による現像剤の現像剤担持体両端部近傍への融着を軽減することができるという優れた効果がある。
【0079】
請求項5の発明によれば、現像剤担持体両端部近傍に周り込ませた現像剤の上記現像位置への搬送量を更に低減するので、剤溢れ、潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を更に低減することができるという優れた効果がある。
また、現像ケーシングと現像剤との摩擦熱を更に低減することができるので、該摩擦熱による現像剤の現像剤担持体両端部近傍周面への融着を更に軽減することができるという優れた効果がある。
【0080】
請求項7の発明によれば、回転型現像装置で発生し易い、現像剤担持体両端部に向けての現像剤の横移動を軽減するので、回転型現像装置で発生し易い、剤溢れ、潜像担持体の表面層の剥離、記録部材の地汚れ、潜像担持体のクリーニング不良、及び、バンディング画像、の発生を低減することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るカラー複写機500の概略構成図。
【図2】同カラー複写機500のリボルバー現像装置420の概略構成側面図。
【図3】同リボルバー現像装置420における各現像器41の着脱機構を説明する説明図。
【図4】ブラック現像器420Kを感光体ドラム414とともに示す断面図。
【図5】現像ローラ41K及び現像ドクタ44Kを図2の矢印B方向から示す詳細図。
【図6】図5のA−A断面詳細図。
【図7】図5のB−B断面詳細図。
【図8】現像ドクタ44Kへの磁性部材60Kの設置位置による現像ドクタギャプと現像ドクタ通過量の関係を示す図。
【図9】現像ドクタ44Kへの磁性部材60Kの設置位置による現像ドクタ通過量と現像ローラ駆動トルクの関係を示す図。
【図10】同現像ローラ41K及び現像ケーシングの軸受け部を示す詳細図。
【図11】(a)は第2実施形態の現像ローラ41K及び現像ドクタ44Kを図2の矢印B方向から示す詳細図。
(b)は同現像ドクタ44Kのシール部44Kaの断面詳細図。
【図12】同現像ローラ41Kの端部近傍の斜視図。
【図13】同現像ローラ41K及び現像ケーシングの軸受け部47kaを示す詳細図。
【符号の説明】
41 現像ローラ
41b マグネット
44 現像ドクタ
44Ka シール部
44Ka−1 基層
44Ka−2 表層
47 現像ケーシング
47Ka ローラ受け部
60 磁性部材
414 感光体ドラム
420 リボルバー現像装置
420K ブラック現像器
420C シアン現像器
420M マゼンタ現像器
420Y イエロー現像器
500 カラー複写機
Claims (7)
- 内部の磁石の磁力で表面に現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域に搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、現像ケーシングとを備えた現像器により、該潜像担持体上の潜像を現像する画像形成装置に用いられる該現像器において、
該磁石との非対向領域を該規制部材よりも該現像剤担持体に向けて突出させた突出部と、該磁石との対向領域を該規制部材よりも窪ませた窪み部とを有する磁性部材を、該現像剤担持体との対向領域における該規制部材よりも該現像剤担持体の現像剤搬送方向上流側に配設し、
該規制部材を非磁性部材で構成したことを特徴とする現像器。 - 請求項1の現像器において、
上記規制部材先端と上記現像剤担持体表面との距離aに対し、上記突出部と現像剤担持体表面との距離cが、c≦a−0.1[mm]となるよう構成したことを特徴とする現像器。 - 請求項1又は2の現像器において、
上記突出部と上記窪み部との段差がテーパー状であり、上記磁石端部がこのテーパー状の部分に対向するよう構成したことを特徴とする現像器。 - 請求項1、2又は3の現像器であって、
上記現像ケーシングが、上記現像剤担持体の現像剤搬送方向において上記磁石の2極以上の磁極を含む範囲の現像剤担持体端部近傍を、該磁石の両端部から0[mm]以上、2.0[mm]以下の位置までオーバーラップさせて覆うものであることを特徴とする現像器。 - 請求項4の現像器であって、
上記現像ケーシングと上記現像剤担持体とのオーバーラップ部分において、該現像ケーシングと現像剤担持体表面との離間距離が、0.5[mm]以上、2.0[mm]以下であることを特徴とする現像器。 - 潜像担持体上の潜像を現像器によって現像する画像形成装置において、
上記現像器として、請求項1、2、3、4又は5の現像器を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6の画像形成装置であって、
回転軸の周りに配設された複数の上記現像器を該回転軸の回転により回動させて、任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させ、移動させた現像器で該潜像担持体上に形成された静電潜像を現像する回転型現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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