JPH1115239A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1115239A
JPH1115239A JP16988597A JP16988597A JPH1115239A JP H1115239 A JPH1115239 A JP H1115239A JP 16988597 A JP16988597 A JP 16988597A JP 16988597 A JP16988597 A JP 16988597A JP H1115239 A JPH1115239 A JP H1115239A
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Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Takeo Suda
武男 須田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソレノイドを使用しない比較的簡単な構成
で、帯電ローラを感光体から離間させることができるよ
うにする。 【解決手段】 感光体1の正回転時には帯電ローラ2を
感光体1に接触した状態に保ち、逆回転時には感光体1
の回転力により帯電ローラ2を感光体1の表面から所定
の距離だけ離間させる逆回転時離間機構20を設ける。
このようにすれば、非作像時に感光体1を逆回転させる
だけで、逆回転時離間機構20が感光体1の回転力を利
用して帯電ローラ2を感光体1の表面から所定の距離だ
け離間させる。したがって、接触方式の帯電ローラ2を
備えた画像形成装置でありながら、帯電ローラ2の汚れ
に伴う画質の低下を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、正逆両方向に回
転可能な静電潜像担持体に接触した状態で電圧が印加さ
れる接触帯電部材を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば静電潜像担持体である
感光体に、接触した状態で電圧が印加される接触方式の
帯電部材を備えた静電複写機,レーザプリンタ等の電子
写真方式の画像形成装置がある。このような帯電部材を
感光体に接触させて帯電を行なう接触帯電装置の場合に
は、次に掲げるような欠点があった。
【0003】1.感光体の表面に付着したトナー等の付
着物が帯電部材の表面に転移することによって生じる帯
電性能の低下がある。 2.帯電部材を構成している物質がその表面に滲み出て
それが感光体の表面に付着することによって異常画像が
発生することがある。 3.長期間帯電部材が感光体の表面に接触した状態のま
ま放置されたときに帯電部材の弾性層が永久変形するこ
とによって帯電不良となることがある。
【0004】そのため、このような接触方式の帯電部材
を備えた画像形成装置では、例えば特開平7−2615
18号公報に記載されているように、画像形成モードが
終了すると、帯電ローラ(帯電部材)を感光体に対して
接離するソレノイドをオフにして、帯電ローラを感光体
の表面から離間させるようにしている。そして、その離
間状態にある帯電ローラはクリーニングローラに接触
し、そのクリーニングローラはクリーニング時間中回転
を続けるため、帯電ローラの表面がクリーニングされ
る。
【0005】一方、画像形成装置には、感光体の表面の
クリーニング性を高めるため、クリーニングブレード及
びファーブラシを感光体のクリーニング終了時に感光体
から解除(離間)させるが、その際にまずクリーニング
ブレードの先端部分に堆積しているトナーをファーブラ
シ側に移動させるように感光体を逆回転させ、その後で
ファーブラシ側に寄せ集められた上記トナーをファーブ
ラシに吸着させて感光体から除去し、クリーニングブレ
ードを感光体から解除させた後にファーブラシを感光体
から解除させるようにしたものもある(例えば特開平3
−91789号公報参照)。
【0006】また、正逆両方向に回転可能な感光体上か
ら転写後の残留トナーを除去する2つのクリーニング手
段を設けることにより、感光体の表面のクリーニング性
を高めるようにした画像形成装置もある(例えば特開平
5−88590号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−261518号公報に記載されているものは、ソレ
ノイドを使用して帯電ローラを感光体に対して接離させ
るため、その接離機構が大がかりであると共に、コスト
が高くなってしまうという問題点があった。また、特開
平3−91789号公報に記載されているものは、感光
体を逆回転させてクリーニングブレードの先端部分に堆
積されているトナーをファーブラシで吸着させた後に、
クリーニングブレードとファーブラシを感光体から解除
させる構成であるため、そのクリーニングブレードとフ
ァーブラシを感光体から解除させるための専用の駆動源
が必要であり、そのための機構がやはり大がかりになり
がちであるという問題点があった。さらに、特開平5−
88590号公報に記載されているものは、感光体上の
残留トナーを除去するために2つのクリーニング手段を
備えているので、それだけ部品点数が多くなると共に、
装置全体が大型化してしまうという問題点があった。
【0008】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、ソレノイドを使用しない比較的簡単な構成
で、接触帯電部材を静電潜像担持体から離間させること
ができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、正逆両方向に回転可能な静電潜像担持体
と、その静電潜像担持体に接触した状態で電圧が印加さ
れる接触帯電部材とを備えた画像形成装置において、上
記静電潜像担持体の正回転時には接触帯電部材を静電潜
像担持体に接触した状態に保ち、逆回転時には静電潜像
担持体の回転力により接触帯電部材を静電潜像担持体の
表面から所定の距離だけ離間させる逆回転時離間手段を
設けたものである。
【0010】このようにすれば、非作像時に静電潜像担
持体を逆回転させるだけの簡単な構成で、逆回転時離間
手段が静電潜像担持体の回転力を利用して接触帯電部材
を静電潜像担持体の表面から所定の距離だけ離間させ
る。したがって、接触帯電部材を備えた画像形成装置で
ありながら、その接触帯電部材の汚れに伴う画質の低下
を抑えることができる。
【0011】また、上記接触帯電部材は、静電潜像担持
体に接触した状態にあるときに均一な押圧力で静電潜像
担持体に加圧されているようにするとよい。そうすれ
ば、接触帯電部材が均一な押圧力で静電潜像担持体に接
触するので、安定した画像品質を維持することができ
る。
【0012】さらに、上記静電潜像担持体の表面をクリ
ーニングするクリーニング部材を設け、静電潜像担持体
を逆回転させる逆回転量を、クリーニング部材の静電潜
像担持体との接触位置と静電潜像担持体に形成された可
視像を用紙に転写する転写部材の静電潜像担持体との接
触位置の間の上記逆回転方向の距離に対応する量よりも
少なくするとよい。
【0013】そうすれば、静電潜像担持体が逆回転して
も、クリーニング部材の静電潜像担持体との接触位置に
溜った残留トナー等が転写部材の静電潜像担持体との接
触位置までは達することがないので、その転写部材を静
電潜像担持体から離間させる機構を設けたり、転写部材
の表面をクリーニングする部材を設けたりしなくても、
上記の移動した残留トナーにより転写部材が汚れるよう
なことがない。したがって、用紙の裏面汚れを防止する
ことができる。そして、上記接触帯電部材は、ローラ状
にしたり、ブレード状にしたり、さらにはベルト状にし
てもよい。また、転写部材は、転写ローラや転写ベルト
とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明による画像形成
装置の静電潜像担持体である感光体とその付近を示す斜
視図、図2は同じくその感光体に接触帯電部材である帯
電ローラが接触した状態を示す概略図、図3は図1の画
像形成装置の作像部周辺を示す概略図である。
【0015】この画像形成装置の作像部には、図3に示
すように正逆両方向に回転可能な静電潜像担持体である
ドラム状の感光体1が設けられている。そして、その感
光体1の回りには、その感光体1に接触した状態で電圧
が印加される接触方式の接触帯電部材である帯電ローラ
2と、露光装置9と、感光体1上の静電潜像を現像して
顕像化する現像装置6と、画像の転写時には感光体1に
用紙を介して接触した状態で電圧が印加される転写ロー
ラ7と、感光体1の表面をクリーニングするクリーニン
グユニット8とがそれぞれ配設されている。
【0016】帯電ローラ2は、例えばステンレス(SU
S)で形成した導電性芯金2aの外側に中抵抗の導電層
2bを一体に装着したものであり、その導電性芯金2a
の両端は、図1に示すようにスベリ軸受13,13によ
り回転自在に支持されている。そして、その両端のスベ
リ軸受13,13が、各加圧スプリング19の付勢力に
より、感光体1側に付勢されている。
【0017】その帯電ローラ2には、それが感光体1の
表面に接触した状態で、導電性芯金2aに電源3(図3
参照)から加圧スプリング19及びスベリ軸受13を介
して帯電バイアス電圧が印加されるようになっており、
それによって感光体1の表面が一様に帯電される。
【0018】図3に示す露光装置9は、帯電ローラ2に
より均一に帯電された感光体1の表面上に目的とする画
像に対応した光を照射して走査し、そこに静電潜像を形
成する。現像装置6は、ローラ状の現像ローラ6aに電
源10から電圧が印加され、それによって感光体1上の
静電潜像を現像してトナー像(可視像)とする。
【0019】転写ローラ7には、電源11から電圧が印
加されるようになっており、それによって現像装置6で
現像されたトナー像を図示しない給紙手段から搬送され
る用紙P上に転写する。この画像形成装置は、露光装置
9からの光が感光体1の表面に入射して、帯電ローラ2
によって一様に帯電された感光体1の表面が露光されて
そこに静電潜像が形成され、それが現像装置6の現像ロ
ーラ6aによって供給されるトナーにより現像されてト
ナー像(可視像)となる。
【0020】一方、給紙カセット(図示せず)内に収納
されている用紙Pが、所定のタイミングで回転する給紙
ローラにより1枚ずつ送り出され、それがレジストロー
ラ12とそれに圧接回転する加圧ローラ14との間で一
旦停止されてタイミング調整された後に、感光体1上の
トナー像と一致する正確なタイミングで転写ローラ7が
設けられている転写部に向けて搬送される。
【0021】その用紙Pは、図3で上面側にトナー像が
転写され、それが感光体1から分離されて図示しない定
着装置へ搬送され、そこでトナーが定着された後に装置
外部の排紙トレイ等へ排出される。そして、その転写終
了後に感光体1上に残った残留トナー及び紙粉等の異物
は、クリーニングユニット8に設けられているクリーニ
ングブレード8aにより取り除かれ、その感光体1上に
残った残留電位は図示しない除電ランプにより取り除か
れて、次の帯電ローラ2による帯電に備える。なお、こ
の実施の形態では、クリーニングブレード8aが感光体
1の表面をクリーニングするクリーニング部材として機
能する。
【0022】ところで、この画像形成装置は、図1に矢
印Aで示す感光体1の正回転時には帯電ローラ2をその
感光体1に接触した状態に保ち、矢示Aと反対方向の逆
回転時には感光体1の回転力により帯電ローラ2を感光
体1の表面から所定の距離だけ離間させる逆回転時離間
機構20を設けている。
【0023】その逆回転時離間機構20は、感光体1の
一端部側の画像形成領域外に取り付けられて感光体1と
一体で回転する回転胴部21と、その外側に設けられて
感光体1と一体で回転する感光体側ギヤ22と、帯電ロ
ーラ2の導電性芯金2aの一端側に固定されて感光体側
ギヤ22に噛み合うギヤ23と、そのギヤ23を固定し
ている導電性芯金2aと、その導電性芯金2aにワンウ
エイクラッチ24を介して装着されて感光体1側の回転
胴部21に対応した位置に配設されているカム25と、
そのワンウエイクラッチ24とによって構成されてい
る。
【0024】なお、回転胴部21には、その周面に回転
方向に沿って当間隔に複数のカム係合溝21aが形成さ
れていて、そのカム係合溝21aにカム25の先端が係
合するようになっている。また、この実施の形態では、
カム25を帯電ローラ2の一方の端部にのみ設けるよう
にしているが、それを帯電ローラ2の両端部にそれぞれ
設けるようにしてもよい。
【0025】感光体1には、感光体側ギヤ22が設けら
れているのと反対側の端部にギヤ付フランジ26が設け
られていて、そのギヤ付フランジ26のギヤ部に、画像
形成装置本体に回転可能に設けられている本体側ギヤ
(図示せず)が噛み合っている。そして、その本体側ギ
ヤがモータの回転により駆動されてギヤ付フランジ26
が回転し、それによって感光体1が同方向に回転する。
【0026】帯電ローラ2の導電性芯金2aとカム25
との間に介装されているワンウエイクラッチ24は、感
光体1が矢示Aの順方向に正回転しているときには、導
電性芯金2aの回転力をカム25に伝えない(スリップ
状態)。逆に、感光体1が矢示Aと反対の方向に逆回転
すると、導電性芯金2aをカム25に連結するため、導
電性芯金2aからの回転力がカム25に伝達され、その
カム25が同方向に回転する。
【0027】すなわち、この画像形成装置は、図2に示
すように感光体1が矢示Aの順方向に正回転(画像形成
時の回転方向)しているときには、ワンウエイクラッチ
24は導電性芯金2aからの矢示B方向の回転力をカム
25に伝えないので、カム25は導電性芯金2aに対し
てスリップ状態となり、それによって図示の位置にあ
る。この状態では、帯電ローラ2は加圧スプリング19
(図1)の付勢力により、感光体1の表面に帯電に適し
た所定の接触圧で押圧されている。
【0028】そして、この画像形成装置は、前述した一
連の画像形成動作が全て終了すると、感光体1が矢示A
方向の回転を一旦停止し、その後で矢示C方向に所定量
だけ逆回転する。それによって、図3に示したクリーニ
ングユニット8に設けられているクリーニングブレード
8aのエッジ部分に溜っているトナーや紙粉等の異物
が、そのエッジ部分から除去される。
【0029】この感光体1が逆回転するときには、導電
性芯金2aが図1で矢示E方向に回転するが、この回転
方向のときにはワンウエイクラッチ24が前述したよう
に導電性芯金2aをカム25に連結するため、導電性芯
金2aからの回転力がカム25に伝達され、カム25が
矢示E方向に回転する。
【0030】したがって、そのカム25により、図4に
示すように帯電ローラ2が加圧スプリング19(図1)
の付勢力に抗して押し上げられ、感光体1(回転胴部2
1の裏側にあって外周面が回転胴部21の外周面に一致
している)の表面から離間する。そして、図示のように
カム25の先端面25aが感光体1の表面に接する位置
になったときに、感光体1の逆回転を停止させることに
よって導電性芯金2aの回転も停止させる。
【0031】なお、図1に示した感光体側ギヤ22とギ
ヤ23との噛み合いは、帯電ローラ2が感光体1の表面
から離間した状態(図4)においても噛み合い状態が保
たれて、ギヤ23が感光体側ギヤ22により回転が可能
になるように、深い噛み合いになっている。このよう
に、この画像形成装置は、画像形成動作が終了した非作
像時に感光体1を逆回転させるだけで、逆回転時離間機
構20が感光体1の回転力を利用して帯電ローラ2を感
光体1の表面から所定の距離だけ離間させる。
【0032】したがって、接触方式の帯電ローラ2を備
えた画像形成装置でありながら、感光体1の表面に付着
したトナー等の付着物が帯電ローラ2の表面に転移する
のを防止することができる。また、帯電ローラ2の導電
層2bを構成している物質が、その表面に滲み出てそれ
が感光体1の表面に付着することによって生じる異常画
像の発生も防止することができる。
【0033】さらに、長期間帯電ローラ2が感光体1の
表面に接触した状態のまま放置されたときに帯電ローラ
2の弾性層が永久変形することによって帯電不良となる
のも防止することができる。そして、図4に示した帯電
ローラ2が感光体1の表面から離間した状態から、感光
体1を再び矢示Aの順方向に回転させると、カム25の
先端が回転胴部21の周面に形成されているカム係合溝
21aに入り込んだ状態で矢示B方向に回転されるの
で、カム25が図2に示した位置まで回転されて、その
位置が保たれる。
【0034】したがって、帯電ローラ2が、感光体1の
表面に加圧スプリング19(図1)の付勢力により帯電
に適した所定の接触圧で再び押圧されるので、再度画像
形成が可能な状態になる。なお、帯電ローラ2は、図1
に示したように感光体1に接触した状態にあるときに、
両側の加圧スプリング19,19の付勢力により均一な
押圧力で感光体1に加圧されているので、安定した画像
品質を維持することができる。
【0035】このように、この画像形成装置は、帯電ロ
ーラ2を感光体1の表面から離間させるときには、感光
体1を逆回転させるが、その逆回転量によってはクリー
ニングブレード8aのエッジ部分に溜っているトナーや
紙粉等の異物が感光体1と共に移動して転写ローラ7の
ある位置まで達してしまうので、その異物によって転写
ローラ7が汚れてしまう。そこで、図5に示すように感
光体1を矢示C方向に逆回転させる逆回転量は、クリー
ニングブレード8aの感光体1との接触位置aと転写ロ
ーラ(転写部材)7の感光体1との接触位置bの間の上記
逆回転方向の距離に対応する量(回転角θ)よりも少な
くするとよい。
【0036】そうすれば、感光体1が逆回転しても、ク
リーニングブレード8aの感光体1との接触位置aに溜
った残留トナー等が転写ローラ7の感光体1との接触位
置bまでは達することがないので、その移動した残留ト
ナー等により転写ローラ7が汚れるようなことがない。
【0037】以上、感光体1に接触した状態で電圧が印
加される接触帯電部材が帯電ローラ2である場合の例に
ついて説明したが、この発明は、図6の(a),(b)に
示すように、接触帯電部材がベルト状の帯電ベルト32
である場合も同様に適用することができる。なお、この
図6の(a),(b)において、図3及び図4と対応する
部分には同一の符号を付してある。
【0038】また、この発明は、図7の(a),(b)に
示すように、接触帯電部材がブレード状の帯電ブレード
42である場合も、同様に適用することができる。な
お、この図7の(a),(b)においても、図3及び図4
と対応する部分には同一の符号を付してある。
【0039】以上、感光体1の逆回転時に、感光体1の
回転力により接触帯電部材である帯電ローラ2(あるい
は帯電ベルト32,帯電ブレード42)を感光体1の表
面から所定の距離だけ離間させる逆回転時離間機構20
を設けた画像形成装置の各種の実施の形態について説明
したが、その逆回転時離間機構20により転写ローラ7
を離間させるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、静電潜像担持体の逆回転時の回転力を利用して接触
帯電部材を静電潜像担持体の表面から所定の距離だけ離
間させるので、ソレノイドを使用したりしない比較的簡
単な構成でありながら、接触帯電部材を静電潜像担持体
から確実に離間させることができるため、接触帯電部材
の汚れに伴う種々の問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の静電潜像担持体
である感光体とその付近を示す斜視図である。
【図2】同じくその感光体に帯電ローラが接触した状態
を示す概略図である。
【図3】図1の画像形成装置の作像部周辺を示す概略図
である。
【図4】図1の感光体から帯電ローラが離間した状態を
示す図2と同様な概略図である。
【図5】同じくその感光体を逆回転する逆回転量を規制
する必要があることを説明するための概略図である。
【図6】接触帯電部材がベルト状の帯電ベルトである場
合の例を示す概略図である。
【図7】接触帯電部材がブレード状の帯電ブレードであ
る場合の例を示す概略図である。
【符号の説明】
1:感光体(静電潜像担持体) 2:帯電ローラ(接触帯電部材) 7:転写ローラ 8a:クリーニングブレード 19:加圧スプリング 20:逆回転時離間機構(逆回転時離間手段) P:用紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆両方向に回転可能な静電潜像担持体
    と、該静電潜像担持体に接触した状態で電圧が印加され
    る接触帯電部材とを備えた画像形成装置において、 前記静電潜像担持体の正回転時には前記接触帯電部材を
    前記静電潜像担持体に接触した状態に保ち、逆回転時に
    は前記静電潜像担持体の回転力により前記接触帯電部材
    を前記静電潜像担持体の表面から所定の距離だけ離間さ
    せる逆回転時離間手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記接触帯電部材は、前記静電潜像担持
    体に接触した状態にあるときに均一な押圧力で前記静電
    潜像担持体に加圧されていることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記静電潜像担持体の表面をクリーニングするク
    リーニング部材を設け、前記静電潜像担持体を逆回転さ
    せる逆回転量を、前記クリーニング部材の前記静電潜像
    担持体との接触位置と前記静電潜像担持体に形成された
    可視像を用紙に転写する転写部材の前記静電潜像担持体
    との接触位置の間の前記逆回転方向の距離に対応する量
    よりも少なくしたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記接触帯電部材はローラ状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記接触帯電部材はブレード状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一
    項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記接触帯電部材はベルト状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写部材が、前記静電潜像担持体に
    接触する転写ローラ,転写ベルトであることを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
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