JP2878288B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2878288B2 JP2878288B2 JP63251974A JP25197488A JP2878288B2 JP 2878288 B2 JP2878288 B2 JP 2878288B2 JP 63251974 A JP63251974 A JP 63251974A JP 25197488 A JP25197488 A JP 25197488A JP 2878288 B2 JP2878288 B2 JP 2878288B2
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- Japan
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- image carrier
- carrier belt
- belt
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/75—Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
- G03G15/754—Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing relating to band, e.g. tensioning
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駆動ローラと従動ローラに巻き掛けられた
可撓性を有する無端状の潜像担持体ベルトと、該潜像担
持体ベルトの導電層に接触するアース部材とを有し、前
記駆動ローラの回転により潜像担持体ベルトを回転駆動
しながら、該潜像担持体ベルトの表面にトナー像を形成
し、該トナー像を転写材に転写した後の潜像担持体ベル
ト表面に残存するトナーをクリーニング部材によって除
去し該潜像担持体ベルト表面を清掃する画像形成装置に
関する。
可撓性を有する無端状の潜像担持体ベルトと、該潜像担
持体ベルトの導電層に接触するアース部材とを有し、前
記駆動ローラの回転により潜像担持体ベルトを回転駆動
しながら、該潜像担持体ベルトの表面にトナー像を形成
し、該トナー像を転写材に転写した後の潜像担持体ベル
ト表面に残存するトナーをクリーニング部材によって除
去し該潜像担持体ベルト表面を清掃する画像形成装置に
関する。
可撓性を有する無端状の潜像担持体ベルト、例えば感
光体ベルトの表面に静電潜像を形成し、これをトナー像
として可視像化し、該トナー像を転写材に転写する画像
形成装置においては、潜像担持体ベルトの導電層をアー
スする必要がある。このため、冒頭に記載した如く、従
来の画像形成装置においても潜像担持体ベルトの導電層
にアース部材を接触させている。
光体ベルトの表面に静電潜像を形成し、これをトナー像
として可視像化し、該トナー像を転写材に転写する画像
形成装置においては、潜像担持体ベルトの導電層をアー
スする必要がある。このため、冒頭に記載した如く、従
来の画像形成装置においても潜像担持体ベルトの導電層
にアース部材を接触させている。
ところで、可撓性を有する無端状の潜像担持体ベルト
は、複数のローラに巻き掛けられて駆動されるため、そ
の巻き癖によって経時的に波打ち状、ないしは凹凸状に
永久変形することがある。このように潜像担持体ベルト
が変形すると、潜像担持体ベルトの導電層とアース部材
との接触不良が発生し、これに基因して現像後の潜像担
持体ベルト表面に黒すじ等による異常画像が発生し、ト
ナー像の画質が劣化する。
は、複数のローラに巻き掛けられて駆動されるため、そ
の巻き癖によって経時的に波打ち状、ないしは凹凸状に
永久変形することがある。このように潜像担持体ベルト
が変形すると、潜像担持体ベルトの導電層とアース部材
との接触不良が発生し、これに基因して現像後の潜像担
持体ベルト表面に黒すじ等による異常画像が発生し、ト
ナー像の画質が劣化する。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去した画像形成
装置を提供することにある。
装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した
形式の画像形成装置において、前記クリーニング部材と
して、潜像担持体ベルト表面に当接するクリーニングブ
レードを用い、前記潜像担持体ベルトの回転方向に関
し、前記駆動ローラよりも上流側であって、潜像担持体
ベルトに対するクリーニングブレードの当接部よりも下
流側の潜像担持体ベルト部分のうち、従動ローラに接触
する部分の表面側に前記アース部材を当接させ、かつ当
該従動ローラに接触する潜像担持体ベルト部分の表面に
前記クリーニングブレードを当接させたことを特徴とす
る画像形成装置を提案する。
形式の画像形成装置において、前記クリーニング部材と
して、潜像担持体ベルト表面に当接するクリーニングブ
レードを用い、前記潜像担持体ベルトの回転方向に関
し、前記駆動ローラよりも上流側であって、潜像担持体
ベルトに対するクリーニングブレードの当接部よりも下
流側の潜像担持体ベルト部分のうち、従動ローラに接触
する部分の表面側に前記アース部材を当接させ、かつ当
該従動ローラに接触する潜像担持体ベルト部分の表面に
前記クリーニングブレードを当接させたことを特徴とす
る画像形成装置を提案する。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明し、併せて
前述の従来の欠点を図面に即してより具体的に明らかに
する。
前述の従来の欠点を図面に即してより具体的に明らかに
する。
第１図は画像形成装置の一例として複写機を示す概略
図であり、符号１は可撓性を有する無端状の潜像担持体
ベルトの一例である感光体ベルトを示している。感光体
ベルト１は第２図及び第３図に示すように金属等より成
る導電層２と、その表面に積層された感光層（光導電
層）３を有し、該感光体ベルト１の一方の端部側は、符
号2aで示すように感光体ベルト１の全周に亘って感光層
が欠けており、導電層２が表面に露出している。このよ
うに露出した導電層部分2aにアース部材10が接触し、こ
のアース部材10は感光体ベルト１が回転したときも常に
導電層部分2aに接触し続ける。本例におけるアース部材
10は例えばカーボン繊維、ステンレス鋼の細線等から成
る導電性のブラシにより構成され、それ自体公知の態様
で接地されている。
図であり、符号１は可撓性を有する無端状の潜像担持体
ベルトの一例である感光体ベルトを示している。感光体
ベルト１は第２図及び第３図に示すように金属等より成
る導電層２と、その表面に積層された感光層（光導電
層）３を有し、該感光体ベルト１の一方の端部側は、符
号2aで示すように感光体ベルト１の全周に亘って感光層
が欠けており、導電層２が表面に露出している。このよ
うに露出した導電層部分2aにアース部材10が接触し、こ
のアース部材10は感光体ベルト１が回転したときも常に
導電層部分2aに接触し続ける。本例におけるアース部材
10は例えばカーボン繊維、ステンレス鋼の細線等から成
る導電性のブラシにより構成され、それ自体公知の態様
で接地されている。
感光体ベルト１は第１図及び第２図に示すように複数
のローラ、図の例では駆動ローラ４と２本の従動ローラ
5,6の３本のローラに、感光層３を表側に向けて巻き掛
けられている。一方の従動ローラ６は圧縮スプリング７
又はその他の加圧手段によって矢印Ａ方向に加圧され、
これによって感光体ベルト１に所定の張力が付与されて
いる。
のローラ、図の例では駆動ローラ４と２本の従動ローラ
5,6の３本のローラに、感光層３を表側に向けて巻き掛
けられている。一方の従動ローラ６は圧縮スプリング７
又はその他の加圧手段によって矢印Ａ方向に加圧され、
これによって感光体ベルト１に所定の張力が付与されて
いる。
複写動作時には、駆動ローラ４が図示していない駆動
装置によって時計方向に回転駆動され、これに伴って、
感光体ベルト１が矢印Ｂ方向に回転駆動される。このと
き帯電チャージャ８により感光体ベルト表面の感光層３
が所定の極性に帯電され、次いでこの帯電面に図示して
いない原稿からの光像９が照射される。このとき光を照
射された感光層部分の電荷は導電層２及びアース部材10
を通して逃げ、光を照射されない部分の電荷は残り、こ
れによって電荷の分布による静電潜像が感光体ベルト１
上に形成される。
装置によって時計方向に回転駆動され、これに伴って、
感光体ベルト１が矢印Ｂ方向に回転駆動される。このと
き帯電チャージャ８により感光体ベルト表面の感光層３
が所定の極性に帯電され、次いでこの帯電面に図示して
いない原稿からの光像９が照射される。このとき光を照
射された感光層部分の電荷は導電層２及びアース部材10
を通して逃げ、光を照射されない部分の電荷は残り、こ
れによって電荷の分布による静電潜像が感光体ベルト１
上に形成される。
上記静電潜像は、感光体ベルト１の走行に伴って現像
装置19を通過するときトナー像として可視像化され、こ
のトナー像は転写チャージャ11による放電作用によって
転写材12に転写される。トナー像転写後の感光体ベルト
１上に残存するトナーはクリーニングブレード13より成
るクリーニング部材によって除去され、次いで感光体ベ
ルト表面が例えば除電ランプ14により成る除電器により
除電される。すなわち感光層３の電荷が導電層２及びア
ース部材10を通して逃がされるのである。転写材12上に
転写されたトナー像は図示していない定着装置によって
転写材上に定着される。
装置19を通過するときトナー像として可視像化され、こ
のトナー像は転写チャージャ11による放電作用によって
転写材12に転写される。トナー像転写後の感光体ベルト
１上に残存するトナーはクリーニングブレード13より成
るクリーニング部材によって除去され、次いで感光体ベ
ルト表面が例えば除電ランプ14により成る除電器により
除電される。すなわち感光層３の電荷が導電層２及びア
ース部材10を通して逃がされるのである。転写材12上に
転写されたトナー像は図示していない定着装置によって
転写材上に定着される。
上述のように、図示した画像形成装置は、駆動ローラ
４と従動ローラ5,6に巻き掛けられた可撓性を有する無
端状の感光体ベルト１より成る潜像担持体ベルトと、こ
の潜像担持体ベルトの導電層２に接触するアース部材10
とを有し、駆動ローラ４の回転により潜像担持体ベルト
を回転駆動しながら、潜像担持体ベルトの表面にトナー
像を形成し、該トナー像を転写材12に転写した後の潜像
担持体ベルト表面に残存するトナーをクリーニングブレ
ード13により成るクリーニング部材によって除去し該潜
像担持体ベルト表面を清掃するように構成されている。
４と従動ローラ5,6に巻き掛けられた可撓性を有する無
端状の感光体ベルト１より成る潜像担持体ベルトと、こ
の潜像担持体ベルトの導電層２に接触するアース部材10
とを有し、駆動ローラ４の回転により潜像担持体ベルト
を回転駆動しながら、潜像担持体ベルトの表面にトナー
像を形成し、該トナー像を転写材12に転写した後の潜像
担持体ベルト表面に残存するトナーをクリーニングブレ
ード13により成るクリーニング部材によって除去し該潜
像担持体ベルト表面を清掃するように構成されている。
ここで、アース部材10は感光体ベルト１上に静電潜像
を形成する上で必須の要素であるが、かかるアース部材
10に関連した従来の欠点を第５図（ａ）（ｂ）を参照し
て説明する。
を形成する上で必須の要素であるが、かかるアース部材
10に関連した従来の欠点を第５図（ａ）（ｂ）を参照し
て説明する。
第５図（ａ）に示すように従来のアース部材10は、ロ
ーラ4,5,6に接触していない感光体ベルト部分の表面側
に位置し、その導電層（第２図及び第３図参照）に接触
している。このようにアース部材10を配置しても初期時
には特に問題は生じないが、可撓性を有する感光体ベル
ト１は、ローラ4,5,6に掛けられて湾曲変形しているた
め、経時的に巻き癖（カール癖）ができ、第５図（ｂ）
に符号Ｘを付して示したように波打ち状ないしは凹凸状
に永久変形する。このように変形した感光体ベルト部分
がアース部材10を通過すると、アース部材10が感光体ベ
ルト１の導電層に瞬間的に届かないようなことが発生
し、両者の間の接触不良が発生する。これにより可視像
の画質が劣化するのである。
ーラ4,5,6に接触していない感光体ベルト部分の表面側
に位置し、その導電層（第２図及び第３図参照）に接触
している。このようにアース部材10を配置しても初期時
には特に問題は生じないが、可撓性を有する感光体ベル
ト１は、ローラ4,5,6に掛けられて湾曲変形しているた
め、経時的に巻き癖（カール癖）ができ、第５図（ｂ）
に符号Ｘを付して示したように波打ち状ないしは凹凸状
に永久変形する。このように変形した感光体ベルト部分
がアース部材10を通過すると、アース部材10が感光体ベ
ルト１の導電層に瞬間的に届かないようなことが発生
し、両者の間の接触不良が発生する。これにより可視像
の画質が劣化するのである。
そこで本例の画像形成装置においては、第１図乃至第
３図に示し、かつ先に説明したように、クリーニング部
材として、感光体ベルト１より成る潜像担持体ベルトの
表面に当接するクリーニングブレード13を用い、しかも
潜像担持体ベルトの回転方向に関し、駆動ローラ４より
も上流側であって、潜像担持体ベルトに対するクリーニ
ングブレード13の当接部よりも下流側の潜像担持体ベル
ト部分のうち、従動ローラ５に接触する部分の表面側に
アース部材10を当接させ、かつ当該従動ローラ５に接触
する潜像担持体ベルト部分の表面にクリーニングブレー
ド13を当接させている。
３図に示し、かつ先に説明したように、クリーニング部
材として、感光体ベルト１より成る潜像担持体ベルトの
表面に当接するクリーニングブレード13を用い、しかも
潜像担持体ベルトの回転方向に関し、駆動ローラ４より
も上流側であって、潜像担持体ベルトに対するクリーニ
ングブレード13の当接部よりも下流側の潜像担持体ベル
ト部分のうち、従動ローラ５に接触する部分の表面側に
アース部材10を当接させ、かつ当該従動ローラ５に接触
する潜像担持体ベルト部分の表面にクリーニングブレー
ド13を当接させている。
クリーニングブレード13は、感光体ベルトの表面に圧
接してその表面に付着した転写残トナーを除去する働き
をなすが、かかるクリーニングブレード13が感光体ベル
ト表面に圧接した当接部よりも感光体ベルト回転方向下
流側であって、駆動ローラ４よりも感光体ベルト回転方
向上流側の感光体ベルト部分は、他の感光体ベルト部分
に比べて非常に強く張った状態となっている。しかも、
この感光体ベルト部分のうち、従動ローラ５に接した感
光体ベルト部分は、そのローラ５の周面に沿って、当該
従動ローラ５によって裏面側を支持されている。従っ
て、この感光体ベルト部分には、感光体ベルト１に波打
ち状の永久変形が生じても、大きな波打ちができること
はない。このように強く張った感光体ベルト部分にアー
ス部材10が当接している。しかも、従動ローラ５に接触
する感光体ベルト部分の表面にクリーニングブレード13
も当接し、その感光体ベルト部分を介して、アース部材
10とクリーニングブレード13が同じ従動ローラ５に当接
している。クリーニングブレード13が圧接した感光体ベ
ルト部分は従動ローラ５により裏面側から支持されて強
く張った状態にあり、そのクリーニングブレード13の圧
接部のすぐ下流側の全く緩みのない感光体ベルト部分に
アース部材10が当接しているのである。このため、アー
ス部材10と感光体ベルト１の導電層部分2aとの接触不良
は確実に回避され、常に高品質なトナー像を感光体ベル
ト上に形成することができる。
接してその表面に付着した転写残トナーを除去する働き
をなすが、かかるクリーニングブレード13が感光体ベル
ト表面に圧接した当接部よりも感光体ベルト回転方向下
流側であって、駆動ローラ４よりも感光体ベルト回転方
向上流側の感光体ベルト部分は、他の感光体ベルト部分
に比べて非常に強く張った状態となっている。しかも、
この感光体ベルト部分のうち、従動ローラ５に接した感
光体ベルト部分は、そのローラ５の周面に沿って、当該
従動ローラ５によって裏面側を支持されている。従っ
て、この感光体ベルト部分には、感光体ベルト１に波打
ち状の永久変形が生じても、大きな波打ちができること
はない。このように強く張った感光体ベルト部分にアー
ス部材10が当接している。しかも、従動ローラ５に接触
する感光体ベルト部分の表面にクリーニングブレード13
も当接し、その感光体ベルト部分を介して、アース部材
10とクリーニングブレード13が同じ従動ローラ５に当接
している。クリーニングブレード13が圧接した感光体ベ
ルト部分は従動ローラ５により裏面側から支持されて強
く張った状態にあり、そのクリーニングブレード13の圧
接部のすぐ下流側の全く緩みのない感光体ベルト部分に
アース部材10が当接しているのである。このため、アー
ス部材10と感光体ベルト１の導電層部分2aとの接触不良
は確実に回避され、常に高品質なトナー像を感光体ベル
ト上に形成することができる。
また、図示した例では、感光体ベルト１より成る潜像
担持体ベルトの回転方向に関し、駆動ローラ４の上流側
に隣り合って位置する従動ローラ５に接触する潜像担持
体ベルトの部分Ｌであって、該部分Ｌの潜像担持体ベル
ト周方向における中央部よりも下流側の部分の表面側、
すなわち導電層部分2aにアース部材10が当接している。
この構成においても、従動ローラ５によって裏面側を支
持されている感光体ベルト部分にアース部材10が接触し
ているので、従動ローラ５に接触する感光体ベルト部分
Ｌは、該ローラ５の周面に沿って張った状態となる。し
かも、従動ローラ５は、感光体ベルト１の回転方向に関
し、駆動ローラ４の上流側であって、その駆動ローラ４
に隣り合って位置するローラであり、感光体ベルト１の
張り側に位置している。すなわち、感光体ベルト１の回
転方向に関し、駆動ローラ４よりも上流側の感光体ベル
ト部分は張り側となり、下流側の感光体ベルト部分はゆ
るみ側となるが、その張り側に従動ローラ５が位置して
いる。かかる従動ローラ５に接触する感光体ベルト部分
Ｌは強く張った状態となっており、しかも、この感光体
ベルト部分Ｌのうち、感光体ベルト回転方向に関し、上
流側の部分よりも下流側部の方が強く張っており、この
強く張った部分は、従動ローラ５に大きな圧力で当接す
るので、ここに波打ちができることを防止できる。図示
した例では、このような感光体ベルト部分にアース部材
10が当接しているので、かかるアース部材10と、感光体
ベルト１の導電層部分2aとの接触不良をより一層確実に
防止することができる。
担持体ベルトの回転方向に関し、駆動ローラ４の上流側
に隣り合って位置する従動ローラ５に接触する潜像担持
体ベルトの部分Ｌであって、該部分Ｌの潜像担持体ベル
ト周方向における中央部よりも下流側の部分の表面側、
すなわち導電層部分2aにアース部材10が当接している。
この構成においても、従動ローラ５によって裏面側を支
持されている感光体ベルト部分にアース部材10が接触し
ているので、従動ローラ５に接触する感光体ベルト部分
Ｌは、該ローラ５の周面に沿って張った状態となる。し
かも、従動ローラ５は、感光体ベルト１の回転方向に関
し、駆動ローラ４の上流側であって、その駆動ローラ４
に隣り合って位置するローラであり、感光体ベルト１の
張り側に位置している。すなわち、感光体ベルト１の回
転方向に関し、駆動ローラ４よりも上流側の感光体ベル
ト部分は張り側となり、下流側の感光体ベルト部分はゆ
るみ側となるが、その張り側に従動ローラ５が位置して
いる。かかる従動ローラ５に接触する感光体ベルト部分
Ｌは強く張った状態となっており、しかも、この感光体
ベルト部分Ｌのうち、感光体ベルト回転方向に関し、上
流側の部分よりも下流側部の方が強く張っており、この
強く張った部分は、従動ローラ５に大きな圧力で当接す
るので、ここに波打ちができることを防止できる。図示
した例では、このような感光体ベルト部分にアース部材
10が当接しているので、かかるアース部材10と、感光体
ベルト１の導電層部分2aとの接触不良をより一層確実に
防止することができる。
第４図はアース部材として、導電性材料により構成さ
れたブラシローラ100を用いた例を示し、このブラシロ
ーラ100も、第１図乃至第３図に関連して説明したアー
ス部材10と同様な位置で感光体ベルト１の導電層に当接
している。このブラシローラ100は、図示していない駆
動装置によって回転駆動され、又は感光体ベルト１の走
行により従動回転されながら、感光体ベルト１の導電層
部分2a（第２図，第３図参照）に接触する。
れたブラシローラ100を用いた例を示し、このブラシロ
ーラ100も、第１図乃至第３図に関連して説明したアー
ス部材10と同様な位置で感光体ベルト１の導電層に当接
している。このブラシローラ100は、図示していない駆
動装置によって回転駆動され、又は感光体ベルト１の走
行により従動回転されながら、感光体ベルト１の導電層
部分2a（第２図，第３図参照）に接触する。
アース部材としては、板ばね、平板状部片、そり形部
片等の適宜な形態の部材を用いることもできる。
片等の適宜な形態の部材を用いることもできる。
以上、画像形成装置の一例として複写機を示したが、
電子写真プロセスを用いるレーザプリンタやファクシミ
リ等の画像形成装置、又は感光体ベルト以外の可撓性無
端状の潜像担持体ベルトを用いる画像形成装置にも本発
明を適用できる。
電子写真プロセスを用いるレーザプリンタやファクシミ
リ等の画像形成装置、又は感光体ベルト以外の可撓性無
端状の潜像担持体ベルトを用いる画像形成装置にも本発
明を適用できる。
本発明に係る画像形成装置によれば、駆動ローラと、
潜像担持体ベルトに対するクリーニングブレードの当接
部との間の潜像担持体ベルト部分であって、従動ローラ
に接触する潜像担持体ベルト部分にアース部材が当接
し、しかもその潜像担持体ベルト部分にクリーニングブ
レードも当接するので、アース部材は、強く張った緩み
のない潜像担持体ベルト部分に当接する。これにより、
アース部材と潜像担持体ベルトの導電層との接触不良の
発生を防止でき、この接触不良に基因する異常画像の発
生を阻止することが可能である。
潜像担持体ベルトに対するクリーニングブレードの当接
部との間の潜像担持体ベルト部分であって、従動ローラ
に接触する潜像担持体ベルト部分にアース部材が当接
し、しかもその潜像担持体ベルト部分にクリーニングブ
レードも当接するので、アース部材は、強く張った緩み
のない潜像担持体ベルト部分に当接する。これにより、
アース部材と潜像担持体ベルトの導電層との接触不良の
発生を防止でき、この接触不良に基因する異常画像の発
生を阻止することが可能である。
第１図は画像形成装置の一例である複写機の概略図、第
２図はその感光体ベルト、これを支持するローラ及びア
ース部材の位置関係を示す斜視図、第３図は第２図のII
I-III線断面図、第４図は他の実施例を示す、第１図と
同様な概略図、第５図（ａ）（ｂ）は従来の複写機の一
例と、その欠点を説明する説明図である。 ２……導電層、４……駆動ローラ 5,6……従動ローラ、10……アース部材 12……転写材、13……クリーニングブレード
２図はその感光体ベルト、これを支持するローラ及びア
ース部材の位置関係を示す斜視図、第３図は第２図のII
I-III線断面図、第４図は他の実施例を示す、第１図と
同様な概略図、第５図（ａ）（ｂ）は従来の複写機の一
例と、その欠点を説明する説明図である。 ２……導電層、４……駆動ローラ 5,6……従動ローラ、10……アース部材 12……転写材、13……クリーニングブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03G 21/00 350 - 352 G03G 21/16 G03G 21/10
Claims (1)
- 【請求項１】駆動ローラと従動ローラに巻き掛けられた
可撓性を有する無端状の潛像担持体ベルトと、該潜像担
持体ベルトの導電層に接触するアース部材とを有し、前
記駆動ローラの回転により潜像担持体ベルトを回転駆動
しながら、該潜像担持体ベルトの表面にトナー像を形成
し、該トナー像を転写材に転写した後の潜像担持体ベル
ト表面に残存するトナーをクリーニング部材によって除
去し該潜像担持体ベルト表面を清掃する画像形成装置に
おいて、 前記クリーニング部材として、潜像担持体ベルト表面に
当接するクリーニングブレードを用い、前記潜像担持体
ベルトの回転方向に関し、前記駆動ローラよりも上流側
であって、潜像担持体ベルトに対するクリーニングブレ
ードの当接部よりも下流側の潜像担持体ベルト部分のう
ち、従動ローラに接触する部分の表面側に前記アース部
材を当接させ、かつ当該従動ローラに接触する潜像担持
体ベルト部分の表面に前記クリーニングブレードを当接
させたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63251974A JP2878288B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63251974A JP2878288B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02100082A JPH02100082A (ja) | 1990-04-12 |
| JP2878288B2 true JP2878288B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17230768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63251974A Expired - Lifetime JP2878288B2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2878288B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5834479A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-02-28 | Ricoh Co Ltd | 感光体ベルト接地装置 |
| JPS59228282A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子複写機の感光体接地装置 |
| JPS62239175A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-20 | Konika Corp | 画像形成装置 |
| JPS63183477A (ja) * | 1987-01-26 | 1988-07-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP63251974A patent/JP2878288B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02100082A (ja) | 1990-04-12 |
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