JPH07306603A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07306603A
JPH07306603A JP6098708A JP9870894A JPH07306603A JP H07306603 A JPH07306603 A JP H07306603A JP 6098708 A JP6098708 A JP 6098708A JP 9870894 A JP9870894 A JP 9870894A JP H07306603 A JPH07306603 A JP H07306603A
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JP
Japan
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image forming
transfer
paper
transfer roller
forming apparatus
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JP6098708A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写効率の低下や用紙裏汚れ、転写電流のリ
ークによるトナー像担持体の感光層の破壊等を防止する
ことができる画像形成装置を提供する。 【構成】 装置本体10に対して着脱自在の給紙カセッ
ト100を有し、かつ、転写手段として転写ローラ6を
有する画像形成装置において、給紙カセット100に収
納する用紙の幅に応じた長さを有する転写ローラ6を給
紙カセット100に一体に配設すると共に、画像形成装
置本体10への給紙カセット100の着脱に連動して開
閉する転写ローラ用保護カバー20,21を給紙カセッ
ト100に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置本体に対して着脱
自在の給紙カセットを有し、かつ、転写手段として転写
ローラを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真原理による画像形成装置では、
記録担体としてその移動方向と直角方向の長さ、即ち幅
が種々の寸法のものが用いられる。
【0003】しかしながら、接触転写方式は記録担体が
ない部分では、転写部材と像担持体が接するため、転写
部材の幅に対して幅の小さい記録担体を使用し、像担持
体上に残留現像剤があった場合、この現像剤が転写部材
表面に付着し、ひいては次回の転写時に記録担体裏面に
汚れとして転移してしまう。あるいはゴミや紙粉中の硬
質物質などの異物が転写部材表面に付着した場合には、
像担持体表面を傷付ける原因となる。特に転写バイアス
は現像剤を吸引する極性で印加するので、記録担体がな
い部分の転写部材にバイアス印加してしまうと汚れは顕
著となる。
【0004】また、記録担体がない部分では、転写部材
と像担持体の間の電気抵抗が記録担体の分だけ小さくな
るので、低抵抗な部分に転写電流が集中し、実効的な転
写バイアスが低下したり、極端な場合には電流のリーク
や放電により、像担持体の感光層破壊の原因となる。
【0005】この問題を解決するため、特開昭48−4
0442号公報(第1の従来例)に開示されているよう
に、転写紙の幅に応じた数種の転写ローラを準備してお
き、転写紙サイズに応じて何れかの転写ローラを使い分
けることが考えられる。
【0006】また、実開昭55−19946号公報(第
2の従来例)に開示されているように、1本の転写ロー
ラをその軸方向に横移動可能とし、感光体ドラムの軸方
向長さより小さい幅の転写紙を用いるときはその転写紙
の一側縁を感光体ドラム一端と一致させ、かつ、前記転
写ローラを移動させて転写紙が存在する範囲でのみ転写
ローラを感光体ドラムに対向させることも提案されてい
る。
【0007】また、特開平5−027613号公報(第
3の従来例)に開示されているように、使用する転写紙
の最小幅に対応する長さを有する転写ローラおよびそれ
以下の長さを有する転写ローラを含む複数本の転写ロー
ラを備え、転写ローラのうち少なくとも1本を、使用す
る転写紙の幅に応じて横移動させ、全体として転写紙の
幅に対応する転写ローラ幅を得るということも提案され
ている。
【0008】また、特開平4−336576号公報(第
4の従来例)に開示されているように、転写ローラを転
写紙の移動方向と直角方向で複数の領域に分割し、転写
紙の幅に応じて略転写ローラの同一幅にのみ転写バイア
スを印加するということが提案されている。
【0009】一方、画像形成装置では、種々の幅の用紙
が使用され得るのと同様に、種々の厚みを有する用紙が
使用され得る。用紙の厚さが変わると、用紙のこし(剛
性)の違いから、感光体ドラムと転写ローラとのニップ
部を通過した後の用紙先端の進行方向が変化してしま
う。即ち、厚い用紙では剛性が強いので、感光体ドラム
からの分離性がよく、ニップ方向(ニップでの接線方
向)にほぼ進み、薄い用紙では剛性が弱いため、感光体
ドラムからの分離性が悪く、ニップ方向よりも感光体ド
ラム側に偏って進む。
【0010】このように用紙先端の進行方向が用紙の厚
みによって変化すると、用紙の種類によっては定着ロー
ラ対へ正常に進入することができず、画像こすれ、用紙
のしわ、用紙の先端折れ、用紙詰まり(ジャム)等が発
生してしまうことがあるといった問題がある。
【0011】これを解決するために、特開平4−335
5486号公報(第5の従来例)に開示されているよう
に、装置本体内に紙圧センサおよび感光体ドラムと転写
ローラのニップ幅の変更機構を設けるといったことが提
案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来例にお
いては、転写装置が大型化、複雑化し、コスト高になる
という問題があった。
【0013】また、第2の従来例においては、転写ロー
ラの横移動のための大きいスペースを必要とするという
問題があった。
【0014】また、第3の従来例においても、上記と同
様に、装置の大型化、複雑化、コスト高という問題があ
った。
【0015】また、第4の従来例では、装置の大型化に
はつながらないものの、複数領域に電気的に非導通に分
割した転写ローラを作ることの困難さ、境界部での隙間
の処理の困難さに問題があった。
【0016】さらに、第5の従来例も、装置の大型化、
複雑化、コスト高という問題があった。
【0017】本発明の第1の目的は、装置本体から給紙
カセットを取り外した状態で給紙カセット保管中に転写
ローラの表面を傷付けたり、表面に異物が付着したりす
ることを防止することができる画像形成装置を提供する
ことにある。
【0018】本発明の第2の目的は、画像形成装置本体
内の保護カバー退避時のスペース不足を解消し、部品点
数の削減を図ることができる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0019】本発明の第3の目的は、搬送途中の用紙の
帯電を防止し、転写時のトナー飛び散り等の画像品質低
下を防止することができ、また、ジャムを防止すること
もできる画像形成装置を提供することにある。
【0020】本発明の第4の目的は、画像形成装置本体
内の保護カバー退避時のスペース不足を解消し、部品点
数の削減を図ることができる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、画像
形成装置本体に対して着脱自在の給紙カセットを有し、
かつ、転写手段として転写ローラを有する画像形成装置
において、前記給紙カセットに収納する用紙の幅に応じ
た長さを有する前記転写ローラを前記給紙カセットに一
体に配設すると共に、前記画像形成装置本体への前記給
紙カセットの着脱に連動して開閉する転写ローラ用保護
カバーを前記給紙カセットに配設した第1の手段により
達成される。
【0022】上記第2の目的は、第1の手段において、
前記給紙カセットを前記画像形成装置本体に装着した
時、前記保護カバーは転写紙搬送ガイドの一部を兼ねる
第2の手段により達成される。
【0023】上記第3の目的は、第2の手段において、
前記保護カバーを、アースに接続された導電性部材で構
成した第3の手段により達成される。
【0024】上記第4の目的は、第1の手段において、
前記給紙カセットを前記画像形成装置本体に装着した
時、前記保護カバーは前記転写ローラ下流側に退避し、
用紙の除電を行う除電機構を兼ねる第4の手段により達
成される。
【0025】
【作用】第1の手段においては、転写ローラの保護カバ
ーは、画像形成装置本体から給紙カセットが取り外され
た時に、転写ローラを被覆する位置に移動し、給紙カセ
ットが画像形成装置本体に装着された時に、転写ローラ
を開放する位置に移動する。
【0026】第2の手段においては、保護カバーが搬送
ガイドを兼ねることで、画像形成装置本体内の保護カバ
ー退避時のスペース不足が解消される。
【0027】第3の手段においては、転写紙搬送ガイド
を兼ねる保護カバーを、アースに接続された導電性部材
で構成することで、搬送途中の用紙の帯電が防止され
る。
【0028】第4の手段においては、保護カバーが除電
機構を兼ねることで、画像形成装置本体内の保護カバー
退避時のスペース不足が解消される。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0030】図1は本発明が適用される画像形成装置の
全体構成を示す説明図、図2は第1の実施例に係る給紙
カセットの構成を示す説明図、図3は用紙の幅と転写ロ
ーラの長さの関係を示す説明図である。
【0031】図1に示すように、装置本体10は、その
底部に給紙カセット100を有し、その上方には、給紙
ローラ1、レジストローラ2a,2b、感光体ドラム
(トナー像担持体)3、コロナ帯電器や帯電ローラなど
の帯電器4、現像ローラ5aを有する現像装置5、転写
ローラ6、定着ローラ7a,7b、排紙ローラ8a,8
b、クリーナ9などを備えている。
【0032】給紙カセット100に収納された用紙P
は、給紙ローラ1からレジストローラ2a,2b方向に
給送され、レジストローラ2a,2bによってタイミン
グがとられて、感光体ドラム3へ搬送される。感光体ド
ラム3は、導電性の支持部の上に有機または無機の光導
電性を有する感光材料で感光層を形成したものである。
感光体ドラム3は、時計方向に回転駆動され、その際、
帯電器4によって表面を帯電され、レーザやLED等の
露光装置(不図示)から出た光Lを照射されて、電位コ
ントラストを得て静電潜像が形成される。
【0033】一方、現像装置5は、トナーを現像ローラ
5aで搬送し現像するものであって、現像ローラ5aは
感光体ドラム3に所定の圧力で圧接されており、圧接部
までトナーが搬送されると、感光体ドラム3の電位コン
トラストおよび現像バイアス印加手段(不図示)により
現像電界が形成され、現像電界に応じて帯電したトナー
が感光体ドラム3に付着し、静電潜像が可視像化され
る。
【0034】さらに、この可視像は、転写電源装置(不
図示)から帯電トナーを静電的に引き寄せるような電位
で、ある転写バイアスを印加された転写ローラ6と感光
体ドラム3とのニップ部において、搬送された用紙Pに
転写される。
【0035】転写された用紙P上の可視像は、定着ロー
ラ7a,7bによって熱や圧力を用いて定着され、排紙
ローラ8a,8bにより機外に排出され、所望の画像が
得られる。
【0036】一方、可視像転写後の感光体ドラム3は、
クリーナ9によって残留トナーを除去され、初期状態に
戻される。
【0037】ここで、本発明の前提となる給紙カセット
について図2を参照して説明する。この図に示すよう
に、本発明では転写ローラ6は、給紙カセット100に
取り付けられており、装置本体10に対して、給紙カセ
ット100と共に着脱自在となっている。
【0038】転写ローラ6は、導体材料、例えば金属材
料から形成されたシャフト6bと、このシャフト6b上
に形成されたローラ層6aとからなり、このローラ層6
aは、カーボン、酸化亜鉛、酸化すず等の導電性付与剤
を添加した適当な弾性樹脂発泡材料、例えば、ポリウレ
タン発泡体、シリコーン発泡体、EPR発泡体、EPD
M発泡体、IR発泡体等からなる。
【0039】本実施例では、ローラ層6aを発泡体とし
たが、適当な弾性を有する材料であれば、例えばソリッ
ドゴムでもよく、本発明は発泡体に限定されるものでは
ない。
【0040】給紙カセット100が装置本体10に装着
された状態では、転写ローラ6はシャフト6bの両端部
の図示しない軸受を介して、加圧器11により所定の圧
力で感光体ドラム3に対して圧接される。加圧器11と
しては、ばねを用いるのが適当である。また、転写ロー
ラ6は、感光体ドラム3との圧接による連れ回りによっ
て反時計回りに回転する。なお、転写ローラ6の回転駆
動は、図示しない駆動装置、例えば感光体ドラム3から
のギヤ連結でもよく、本発明は連れ回り駆動に限定され
るものではない。
【0041】ここで、転写ローラ6の長手方向の長さ
は、給紙カセット100に収納されるべき用紙Pの幅
(用紙Pの移動方向と直角方向の長さ)とほぼ同一とな
っている。
【0042】即ち、図3のように、用紙P1のサイズが
収納されるべき給紙カセット100においては、転写ロ
ーラ6のローラ層6aの長さはW1、用紙P2のサイズ
が収納されるべき給紙カセット100においては、転写
ローラ6のローラ層6aの長さはW2とする。
【0043】ただし、転写ローラ6の駆動方法を感光体
ドラム3との圧接による連れ回りによるものとした場合
は、スリップ防止のために転写ローラ6のローラ層6a
の長さを用紙Pの幅より両端それぞれ1〜20mmの範
囲で長くし、転写ローラ6が感光体ドラム3に直接接触
する領域を設けるのが望ましい。
【0044】このように、用紙Pの幅に対応した転写ロ
ーラ6を給紙カセット100に用意することで、簡単な
構成で装置を大型、複雑化することなく、転写効率の低
下や用紙裏汚れ、転写電流のリークによるトナー像担持
体の感光層の破壊を防止することができるようになる。
【0045】さらに、図2のように、一方のレジストロ
ーラ2aを給紙カセット100側に配設すれば、用紙P
のジャム時(紙詰まり時)等に給紙カセット100を装
置本体10から離脱させることで、ジャム紙の除去を簡
単に行うことができる。
【0046】なお、本実施例は現像方式として圧接現像
方式を用いて説明しているが、本発明は現像方式に限定
されるものではない。
【0047】次に、本発明の第1の実施例について図4
及び図5を参照して説明する。図4は第1の実施例に係
る給紙カセットの構成を示す説明図、図5はその給紙カ
セットが組み込まれた画像形成装置の構成を示す説明図
である。
【0048】この第1の実施例は、断面円弧状(あるい
は平板、その他の形状であってもよい)のカバー20を
転写ローラ6の軸方向に沿って設けたものである。この
保護カバー20は、その両端のアーム部20a,20a
によって中心部20bを中心にして回転移動可能に装着
されている。この保護カバー20の回転移動は、図示し
ない連動機構によって給紙カセット100の装置本体1
0への着脱と連動するようになっている。この連動機構
は、例えば、装置本体10の両側板に斜面部を突設し、
一方、この斜面部に当接する連動軸をアーム部20aの
先端から側方(図4の紙面に直交する方向)に突設し、
給紙カセット100を装置本体10に装着させると、前
記連動軸が当接して移動させられることによって保護カ
バー20を開方向に移動させ、一方、給紙カセット10
0を装置本体10から外すと、アーム部20aに取付け
られたねじりスプリング(図示せず)により保護カバー
20が閉じられる。
【0049】つまり、図4に示すように、給紙カセット
100が装置本体10から離脱して単体である時には、
保護カバー20は転写ローラ6の露出部を覆って保護す
る。一方、図5に示すように、給紙カセット100が装
置本体10に装着された状態では、保護カバー20はレ
ジストローラ2a,2b寄りに退避して転写ローラ6の
感光体ドラム側面を開放する。この時、保護カバー20
の一方のアーム部20cは、図4に示すように、レジス
トローラ2a,2bから転写ローラ6と感光体ドラム3
とからなる転写部へ搬送される用紙Pを支持して案内す
る搬送ガイドとして機能する。
【0050】保護カバー20は、このように搬送ガイド
も兼ねるため、導電性部材で構成してアースすれば、用
紙Pとの摩擦帯電を防止し、転写時におけるトナー飛び
散り等の画像品質低下を予防できる。また、ジャムも防
止することができる。
【0051】次に、本発明の第2の実施例について図6
及び図7を参照して説明する。図6は第2の実施例に係
る給紙カセットの構成を示す説明図、図7はその給紙カ
セットが組み込まれた画像形成装置の構成を示す説明図
である。
【0052】この第2の実施例において、保護カバー2
1は、両端一対ずつの回動アーム22,23によって前
後に並行移動可能に装着されている。この保護カバー2
1の回転移動は、図示していないが、前記第1の実施例
と同様の連動機構によって給紙カセット100の装置本
体10への着脱と連動するようになっている。
【0053】そして、図6に示すように、給紙カセット
100が装置本体10から離脱して単体である時には、
保護カバー21は転写ローラ6の露出部を覆って保護す
る。一方、図7に示すように、給紙カセット100が装
置本体10に装着された状態では、保護カバー21は定
着ローラ7a,7b寄りに退避して転写ローラ6の感光
体ドラム側面を開放する。この時、保護カバー21の外
側面は、図6に示すように、転写ローラ6と感光体ドラ
ム3とからなる転写部から定着ローラ7a,7bへ搬送
される用紙Pを支持して案内する搬送ガイドとして機能
する。
【0054】図7に示すように、保護カバー21の外側
面の一部に除電ブラシや除電針等の除電部材24を設け
ておけば、給紙カセット100が装置本体10に装着さ
れた状態では、除電部材24が転写後の用紙裏面の除電
を行い、用紙Pの感光体ドラム3からの分離を安定した
ものにする。
【0055】このように保護カバー21は、用紙Pの除
電を行う除電機構を兼ねることによって、装置本体10
内の保護カバー退避時のスペース不足を解消し、部品点
数の削減が可能となる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、転写ロー
ラの保護カバーは、画像形成装置本体から給紙カセット
が取り外された時に、転写ローラを被覆する位置に移動
し、給紙カセットが画像形成装置本体に装着された時
に、転写ローラを開放する位置に移動するようになって
いるので、装置本体から給紙カセットを取り外した状態
で給紙カセット保管中に転写ローラの表面を傷付けた
り、表面に異物が付着したりすることを防止することが
できる。
【0057】請求項2記載の発明によれば、保護カバー
が搬送ガイドを兼ねることで、画像形成装置本体内の保
護カバー退避時のスペース不足を解消し、部品点数の削
減を図ることができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、転写紙搬送
ガイドを兼ねる保護カバーを、アースに接続された導電
性部材で構成することで、搬送途中の用紙の帯電を防止
し、転写時のトナー飛び散り等の画像品質低下を防止す
ることができる。また、ジャムを防止することもでき
る。
【0059】請求項4記載の発明によれば、保護カバー
が除電機構を兼ねることで、画像形成装置本体内の保護
カバー退避時のスペース不足を解消し、部品点数の削減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の全体構成を
示す説明図である。
【図2】本発明の前提となる給紙カセットの構成を示す
説明図である。
【図3】用紙の幅と転写ローラの長さの関係を示す説明
図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る給紙カセットの構
成を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る給紙カセットが組
み込まれた画像形成装置の構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る給紙カセットの構
成を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る給紙カセットが組
み込まれた画像形成装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2a,2b レジストローラ 3 感光体ドラム(トナー像担持体) 4 帯電器 5 現像装置 5a 現像ローラ 6 転写ローラ 7a,7b 定着ローラ 8a,8b 排紙ローラ 9 クリーナ 10 装置本体 11 加圧器 20,21 保護カバー 100 給紙カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 514 21/16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に対して着脱自在の給
    紙カセットを有し、かつ、転写手段として転写ローラを
    有する画像形成装置において、 前記給紙カセットに収納する用紙の幅に応じた長さを有
    する前記転写ローラを前記給紙カセットに一体に配設す
    ると共に、前記画像形成装置本体への前記給紙カセット
    の着脱に連動して開閉する転写ローラ用保護カバーを前
    記給紙カセットに配設したことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記給紙カセッ
    トを前記画像形成装置本体に装着した時、前記保護カバ
    ーは転写紙搬送ガイドの一部を兼ねることを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記保護カバー
    を、アースに接続された導電性部材で構成したことを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記給紙カセッ
    トを前記画像形成装置本体に装着した時、前記保護カバ
    ーは前記転写ローラ下流側に退避し、用紙の除電を行う
    除電機構を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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