JPH0650650Y2 - ロール対軸受 - Google Patents
ロール対軸受Info
- Publication number
- JPH0650650Y2 JPH0650650Y2 JP1988111935U JP11193588U JPH0650650Y2 JP H0650650 Y2 JPH0650650 Y2 JP H0650650Y2 JP 1988111935 U JP1988111935 U JP 1988111935U JP 11193588 U JP11193588 U JP 11193588U JP H0650650 Y2 JPH0650650 Y2 JP H0650650Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- roll
- pair
- hole
- transfer
- Prior art date
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、用紙搬送用ロール対等の圧接転動させるロー
ル対の軸受に関するものである。
ル対の軸受に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕 画像形成装置では、像担持体上に形成された画像を用紙
の所定位置に転写させる為、用紙を転写位置へ正しい姿
勢とタイミングで給送することが要求される。その為、
給送すべき用紙を転写位置の手前で一時停止させ、用紙
姿勢を整えると共に給送タイミングを測って再給送させ
る待機給送方法が、通常用いられる。待機給送手段とし
ては、互いに転動接触させたロール対の回転を画像信号
に同期させてオン・オフし、用紙給送タイミングを測る
待機給送ロール対が、よく知られている。
の所定位置に転写させる為、用紙を転写位置へ正しい姿
勢とタイミングで給送することが要求される。その為、
給送すべき用紙を転写位置の手前で一時停止させ、用紙
姿勢を整えると共に給送タイミングを測って再給送させ
る待機給送方法が、通常用いられる。待機給送手段とし
ては、互いに転動接触させたロール対の回転を画像信号
に同期させてオン・オフし、用紙給送タイミングを測る
待機給送ロール対が、よく知られている。
第5図(a),(b)に従来の待機給送ロール対の軸受
構造を示す。駆動源に連結されている駆動ロール61とこ
れに圧接転動せしめられる従動ロール62の各回転軸61a,
62aを夫々回転自在に支持する軸受63,64が、側板65に穿
設された取付穴65a,65bに夫々嵌合装着されている。こ
の場合、従動ロール軸62aを支持する軸受64は、長穴状
の取付穴65bに遊嵌状態で装着されている。軸受64に
は、コイルバネ66の延出された一端が圧接せしめられ、
従動ロール62を駆動ロール61に押圧付勢している。コイ
ルバネ66は、側板65を切り起こした突片65Cに嵌装さ
れ、その延出された他端は他の突片65dに係止せしめら
れている。尚、各軸61a,62aは、各軸受63,64を介してE
リング67,68により側板65に固定され、駆動ロール軸61a
には、駆動ギヤ69が不図示のピン及びEリング70により
固着されている。
構造を示す。駆動源に連結されている駆動ロール61とこ
れに圧接転動せしめられる従動ロール62の各回転軸61a,
62aを夫々回転自在に支持する軸受63,64が、側板65に穿
設された取付穴65a,65bに夫々嵌合装着されている。こ
の場合、従動ロール軸62aを支持する軸受64は、長穴状
の取付穴65bに遊嵌状態で装着されている。軸受64に
は、コイルバネ66の延出された一端が圧接せしめられ、
従動ロール62を駆動ロール61に押圧付勢している。コイ
ルバネ66は、側板65を切り起こした突片65Cに嵌装さ
れ、その延出された他端は他の突片65dに係止せしめら
れている。尚、各軸61a,62aは、各軸受63,64を介してE
リング67,68により側板65に固定され、駆動ロール軸61a
には、駆動ギヤ69が不図示のピン及びEリング70により
固着されている。
上述の軸受構造による場合、個々のロール61、62に夫々
軸受と固定部材を配し、且つコイルバネ等の押圧付勢部
材か必要となる為、部品点数が多くなると共に組立が面
倒であり、コストアップを助長する。
軸受と固定部材を配し、且つコイルバネ等の押圧付勢部
材か必要となる為、部品点数が多くなると共に組立が面
倒であり、コストアップを助長する。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので
あって、部品点数が少なくなると共に組立が簡単となり
コストダウンに寄与するロール対軸受を提供することを
目的とする。
あって、部品点数が少なくなると共に組立が簡単となり
コストダウンに寄与するロール対軸受を提供することを
目的とする。
本考案は、互いに転動接触可能に圧接せしめられたロー
ル対を回転自在に支持する軸受において、前記ロール対
の各回転軸を同時に挿通可能であり、一方の回転軸を他
方に対して近離可能に支持する長孔状の貫通孔と、該貫
通孔の長手方向一端縁の近傍に、前記一対の挿通された
回転軸の前記一方の回転軸を他方に対して近接方向に押
圧付勢する押圧片とを一体的に備えることを特徴とする
ものである。
ル対を回転自在に支持する軸受において、前記ロール対
の各回転軸を同時に挿通可能であり、一方の回転軸を他
方に対して近離可能に支持する長孔状の貫通孔と、該貫
通孔の長手方向一端縁の近傍に、前記一対の挿通された
回転軸の前記一方の回転軸を他方に対して近接方向に押
圧付勢する押圧片とを一体的に備えることを特徴とする
ものである。
以下、本考案の実施例について第1図乃至第4図に基づ
き詳細に説明する。
き詳細に説明する。
第3図は、本考案の一実施例としての軸受が適用された
光書込みプリンタの全体構成を示す模式図である。同図
において、プリンタの上部略中央には、感光体ドラム1
が回転自在に支承されており、矢印方向に所定速度で駆
動回転される。感光体ドラム1の周面近傍には、その回
転方向に沿って、感光体ドラム1の周表面を所定の極性
に一様帯電する帯電器2、一様帯電されたドラム周面に
入力情報に応じた光信号を照射し静電潜像を形成する光
書込みヘッド3、静電潜像にトナーを付与してトナー像
に顕像化する現像器4、トナー像を後述する給紙部から
送給されてくる転写紙に転写する転写帯電器5及び転写
されずに感光体ドラム1表面に残留するトナーを除去す
るクリーナ6等が順次配設され、電子写真プロセス部が
形成されている。
光書込みプリンタの全体構成を示す模式図である。同図
において、プリンタの上部略中央には、感光体ドラム1
が回転自在に支承されており、矢印方向に所定速度で駆
動回転される。感光体ドラム1の周面近傍には、その回
転方向に沿って、感光体ドラム1の周表面を所定の極性
に一様帯電する帯電器2、一様帯電されたドラム周面に
入力情報に応じた光信号を照射し静電潜像を形成する光
書込みヘッド3、静電潜像にトナーを付与してトナー像
に顕像化する現像器4、トナー像を後述する給紙部から
送給されてくる転写紙に転写する転写帯電器5及び転写
されずに感光体ドラム1表面に残留するトナーを除去す
るクリーナ6等が順次配設され、電子写真プロセス部が
形成されている。
電子写真プロセス部の図中左側には、定着器7が配設さ
れており、本例ではトナー像が転写された転写紙を加熱
ロール7aと圧接ロール7b間に挾圧しつつ加熱して定着す
る。定着器7の下流側には、搬送路切換爪8が配設さ
れ、定着を終えた転写紙の排出経路を画像面を下にして
排出するフェースダウン(FDと表わす)経路と画像面を
上にして排出するフェースアップ(FUと表わす)経路に
切換える。本例では、転写紙を上方に導き反転させて排
出する経路9がFD経路であり、排出された転写紙はプリ
ンタ上面を利用したFD排紙部10にFD状態で積載される。
又、定着器7の左側方には、排紙トレイ11が装着されて
FU排紙部が形成されており、定着を終えた転写紙がその
ままFU状態で排紙トレイ11上に積載される。
れており、本例ではトナー像が転写された転写紙を加熱
ロール7aと圧接ロール7b間に挾圧しつつ加熱して定着す
る。定着器7の下流側には、搬送路切換爪8が配設さ
れ、定着を終えた転写紙の排出経路を画像面を下にして
排出するフェースダウン(FDと表わす)経路と画像面を
上にして排出するフェースアップ(FUと表わす)経路に
切換える。本例では、転写紙を上方に導き反転させて排
出する経路9がFD経路であり、排出された転写紙はプリ
ンタ上面を利用したFD排紙部10にFD状態で積載される。
又、定着器7の左側方には、排紙トレイ11が装着されて
FU排紙部が形成されており、定着を終えた転写紙がその
ままFU状態で排紙トレイ11上に積載される。
プリンタの下部には、給紙カセット12が挿着される給紙
部が形成されている。給紙部は、給紙カセット12内に積
載収納された転写紙tを給出する給紙コロ13、給紙コロ
13の周面に圧接させ給出されてきた転写紙を挾持して重
送して防止するブレーキ板14、給出された転写紙の搬送
方向を反転させるターンガイド15及び感光体ドラム1上
に形成される画像に同期する様にタイミングを測って転
写紙を転写部へ給送する待機ロール対R等から形成され
ている。尚、待機ロール対Rの上流側には、待機せしめ
られた転写紙を再給紙に備えてスリップしつつ挾持する
スリップロール対16が配設されている。このスリップロ
ール対16の側方には、手差し給紙台17が装着されてい
る。
部が形成されている。給紙部は、給紙カセット12内に積
載収納された転写紙tを給出する給紙コロ13、給紙コロ
13の周面に圧接させ給出されてきた転写紙を挾持して重
送して防止するブレーキ板14、給出された転写紙の搬送
方向を反転させるターンガイド15及び感光体ドラム1上
に形成される画像に同期する様にタイミングを測って転
写紙を転写部へ給送する待機ロール対R等から形成され
ている。尚、待機ロール対Rの上流側には、待機せしめ
られた転写紙を再給紙に備えてスリップしつつ挾持する
スリップロール対16が配設されている。このスリップロ
ール対16の側方には、手差し給紙台17が装着されてい
る。
ここで、上記待機ロール対Rの軸受構造につき第1図及
び第2図に基づいて説明する。
び第2図に基づいて説明する。
待機ロール対Rは、第2図に示す様に、駆動源に連結さ
れた駆動ロール18と従動ロール19を互いに圧接転動させ
て成り、各ロール18,19の回転軸18a,19a両端部を夫々第
1図に示す単一の軸受20により回転自在に支持されてい
る。軸受20は、本体部分か夫々長円形断面のフランジ部
20aと支持部20bから成る。この本体部分には、長穴20c
が穿設されている。長穴20cの支持部20b側入口の周縁に
は、一対の押圧片20d,20eが本体部分と一体に形成され
ている。一対の押圧片20d,20eは、長穴20c入口の両端縁
に対向させて立設されている。図中上側の押圧片20d
は、平板状を成し、先端部を長穴20c側に傾斜させて立
設されている。下側の押圧片20eは、円筒を縦に割った
半円筒形を成し、長穴20c入口の下縁部に沿って立設さ
れている。上述の様に、軸受20は比較的複雑な形状を成
しているが、樹脂材料を用いて例えば射出成形法により
簡単に一括成形することができる。又、本例では導電性
の樹脂材料が用いられており、後述する様にロール周面
に帯電する静電荷を逃す為の接地回路の構成が簡単とな
る。
れた駆動ロール18と従動ロール19を互いに圧接転動させ
て成り、各ロール18,19の回転軸18a,19a両端部を夫々第
1図に示す単一の軸受20により回転自在に支持されてい
る。軸受20は、本体部分か夫々長円形断面のフランジ部
20aと支持部20bから成る。この本体部分には、長穴20c
が穿設されている。長穴20cの支持部20b側入口の周縁に
は、一対の押圧片20d,20eが本体部分と一体に形成され
ている。一対の押圧片20d,20eは、長穴20c入口の両端縁
に対向させて立設されている。図中上側の押圧片20d
は、平板状を成し、先端部を長穴20c側に傾斜させて立
設されている。下側の押圧片20eは、円筒を縦に割った
半円筒形を成し、長穴20c入口の下縁部に沿って立設さ
れている。上述の様に、軸受20は比較的複雑な形状を成
しているが、樹脂材料を用いて例えば射出成形法により
簡単に一括成形することができる。又、本例では導電性
の樹脂材料が用いられており、後述する様にロール周面
に帯電する静電荷を逃す為の接地回路の構成が簡単とな
る。
軸受20は、第2図に示す様に側板21に穿設されている長
穴状の取付穴(不図示)に、外側(ロール配置側を内側
として)から嵌合装着されている。そして、軸受20の長
穴20c内に、駆動ロール回転軸18a及び従動ロール回転軸
19aの各端部が挿通され、従動ロール回転軸19aに押圧片
20dの先端部が圧接している。この押圧片20dの弾発力に
より、従動ロール19が駆動ロール18に向けて押圧付勢さ
れている。この場合、長穴20cの幅は、各回転軸18a,19a
の直径より僅かに大きく設定されており、これにより、
従動ロール19と駆動ロール18の圧接姿勢が一定に保持さ
れる。尚、第2図(b)に示される様に、各回転軸18a,
18aのフランジ部20aから突出させた端部には、夫々Eリ
ング22,23が外挿嵌入され、各回転軸18a,19aと軸受20の
側板21からの脱装を阻止している。尚、駆動ロール18
は、図示されていない反対側端部を駆動源に連結されて
いる。
穴状の取付穴(不図示)に、外側(ロール配置側を内側
として)から嵌合装着されている。そして、軸受20の長
穴20c内に、駆動ロール回転軸18a及び従動ロール回転軸
19aの各端部が挿通され、従動ロール回転軸19aに押圧片
20dの先端部が圧接している。この押圧片20dの弾発力に
より、従動ロール19が駆動ロール18に向けて押圧付勢さ
れている。この場合、長穴20cの幅は、各回転軸18a,19a
の直径より僅かに大きく設定されており、これにより、
従動ロール19と駆動ロール18の圧接姿勢が一定に保持さ
れる。尚、第2図(b)に示される様に、各回転軸18a,
18aのフランジ部20aから突出させた端部には、夫々Eリ
ング22,23が外挿嵌入され、各回転軸18a,19aと軸受20の
側板21からの脱装を阻止している。尚、駆動ロール18
は、図示されていない反対側端部を駆動源に連結されて
いる。
次に、上記軸受構造の組立手順について説明する。先
ず、駆動ロール18と従動ロール19の各回転軸18a,19a両
端部を両サイドの各側板21の取付穴に挿通支持させる。
次いで、軸受20を外側から両軸18a,19a端部に外挿する
と共に、側板21の取付穴に嵌装する。この後、各軸18a,
19a端部にEリング22,23を嵌入すれば、軸受部の組立が
完了する。この様に、単一の軸受20とEリング22,23だ
けの少ない部品を単に嵌め合せるだけの簡単な作業で、
軸受部の組立が完了する。又、特に独自の部品を用いず
に、回転軸18a,19aから軸受20を介して側板21に至る接
地回路も形成される。従って、部品点数及び作業工数が
共に低減され液晶プリンタのコストダウンが促進され
る。
ず、駆動ロール18と従動ロール19の各回転軸18a,19a両
端部を両サイドの各側板21の取付穴に挿通支持させる。
次いで、軸受20を外側から両軸18a,19a端部に外挿する
と共に、側板21の取付穴に嵌装する。この後、各軸18a,
19a端部にEリング22,23を嵌入すれば、軸受部の組立が
完了する。この様に、単一の軸受20とEリング22,23だ
けの少ない部品を単に嵌め合せるだけの簡単な作業で、
軸受部の組立が完了する。又、特に独自の部品を用いず
に、回転軸18a,19aから軸受20を介して側板21に至る接
地回路も形成される。従って、部品点数及び作業工数が
共に低減され液晶プリンタのコストダウンが促進され
る。
次に、本考案の他の実施例について、第4図に基づき説
明する。
明する。
第4図に示した軸受24では、上記実施例の一対の押圧片
20d,20eが単一の挾持片24aに変わっているだけで、その
他の構成は、上記軸受20と同一である。挾持片24aは、
一方の回転軸19aに係合する部分が半円筒状を成し、他
方の回転軸18aに係合する部分がスリワリ構造の円筒に
形成されている。そして、スリワリ円筒側が軸受本体支
持部24bに結合されている。半円筒部分には、ガイド部2
4cが形成され、回転軸19aと容易に嵌合できる構成とな
っている。この場合、両回転軸18a,19aは、挾持片24aの
弾発力により双方が挾持されると共に近接方向に押圧付
勢されている。
20d,20eが単一の挾持片24aに変わっているだけで、その
他の構成は、上記軸受20と同一である。挾持片24aは、
一方の回転軸19aに係合する部分が半円筒状を成し、他
方の回転軸18aに係合する部分がスリワリ構造の円筒に
形成されている。そして、スリワリ円筒側が軸受本体支
持部24bに結合されている。半円筒部分には、ガイド部2
4cが形成され、回転軸19aと容易に嵌合できる構成とな
っている。この場合、両回転軸18a,19aは、挾持片24aの
弾発力により双方が挾持されると共に近接方向に押圧付
勢されている。
このような軸受24によっても、前述した軸受20と同様
に、部品点数の減少と組立工数の削減によるコトスダウ
ン効果が得られる。
に、部品点数の減少と組立工数の削減によるコトスダウ
ン効果が得られる。
尚、本考案は上記の好適実施例に限定されるべきもので
はなく、本考案の技術的範囲において種々の変形が可能
であることは勿論である。例えば、上記実施例等の軸受
は、何れも側板に対して外側から嵌入し固定する構成と
なっているが、内側から嵌入する構成とすることも可能
である。この場合、軸受本体のフランジ部が支持部より
内側に形成される。又、ロール対は、駆動ロールと従動
ロールの組合せに限らず、非駆動ロール同士のロール対
にも本考案を適用することは可能である。更に、本考案
は、待機ロール対に限らず、種々のロール対に広く適用
可能である。
はなく、本考案の技術的範囲において種々の変形が可能
であることは勿論である。例えば、上記実施例等の軸受
は、何れも側板に対して外側から嵌入し固定する構成と
なっているが、内側から嵌入する構成とすることも可能
である。この場合、軸受本体のフランジ部が支持部より
内側に形成される。又、ロール対は、駆動ロールと従動
ロールの組合せに限らず、非駆動ロール同士のロール対
にも本考案を適用することは可能である。更に、本考案
は、待機ロール対に限らず、種々のロール対に広く適用
可能である。
以上、詳細に説明した如く、本考案によれば、互いに圧
接転動するロール対の軸受本体に各回転軸を同時に挿通
可能とする長穴を設けるとともに押圧片を弾性材料で一
体形成することにより、部品点数が低減される共に組立
が簡単となり、コストダウンが大幅に促進される。
接転動するロール対の軸受本体に各回転軸を同時に挿通
可能とする長穴を設けるとともに押圧片を弾性材料で一
体形成することにより、部品点数が低減される共に組立
が簡単となり、コストダウンが大幅に促進される。
第1図は本考案の一実施例としての軸受を示す斜視図、
第2図(a)及び第2図(b)は夫々上記軸受が適用さ
れた軸受構造を示す斜視図と正面図、第3図は上記軸受
構造が適用された光書込みプリンタの全体構成を示す模
式図、第4図(a)及び第4図(b)は夫々本考案の他
の実施例としての軸受が適用された軸受構造を示す斜視
図と正面図、第5図(a)及び第5図(b)は夫々従来
の軸受構造を示す分解斜視図と斜視図である。 18,61…駆動ロール 18a,61a…駆動ロール回転軸 19,62…従動ロール 19a,62a…従動ロール回転軸 20,24…軸受 20a…フランジ部 20b,24b…支持部 20c,25b,…長穴 20d,20e…押圧片 24d…挾持片
第2図(a)及び第2図(b)は夫々上記軸受が適用さ
れた軸受構造を示す斜視図と正面図、第3図は上記軸受
構造が適用された光書込みプリンタの全体構成を示す模
式図、第4図(a)及び第4図(b)は夫々本考案の他
の実施例としての軸受が適用された軸受構造を示す斜視
図と正面図、第5図(a)及び第5図(b)は夫々従来
の軸受構造を示す分解斜視図と斜視図である。 18,61…駆動ロール 18a,61a…駆動ロール回転軸 19,62…従動ロール 19a,62a…従動ロール回転軸 20,24…軸受 20a…フランジ部 20b,24b…支持部 20c,25b,…長穴 20d,20e…押圧片 24d…挾持片
Claims (1)
- 【請求項1】互いに転動接触可能に圧接せしめられたロ
ール対を回転自在に支持する軸受において、 前記ロール対の各回転軸を同時に挿通可能であり、一方
の回転軸を他方に対して近離可能に支持する長孔状の貫
通孔と、 該貫通孔の長手方向一端縁の近傍に、前記一対の挿通さ
れた回転軸の前記一方の回転軸を他方に対して近接方向
に押圧付勢する押圧片とを一体的に備えることを特徴と
するロール対軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111935U JPH0650650Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | ロール対軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111935U JPH0650650Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | ロール対軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0233921U JPH0233921U (ja) | 1990-03-05 |
JPH0650650Y2 true JPH0650650Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31350423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988111935U Expired - Lifetime JPH0650650Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | ロール対軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650650Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3268274B2 (ja) * | 1998-10-15 | 2002-03-25 | シャープ株式会社 | 用紙搬送装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609847U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-23 | 大日本スクリ−ン製造株式会社 | ロ−ラ軸受 |
JPS61104472U (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-03 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP1988111935U patent/JPH0650650Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0233921U (ja) | 1990-03-05 |
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