JPH048119Y2 - - Google Patents

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JPH048119Y2
JPH048119Y2 JP6895086U JP6895086U JPH048119Y2 JP H048119 Y2 JPH048119 Y2 JP H048119Y2 JP 6895086 U JP6895086 U JP 6895086U JP 6895086 U JP6895086 U JP 6895086U JP H048119 Y2 JPH048119 Y2 JP H048119Y2
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roller
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は電子複写機や光プリンタ等の静電記録
装置における像の転写後の転写紙搬送機構に関す
るものである。
ロ 従来の技術 静電記録装置において、像の転写された転写紙
が感光体ドラムから定着装置までの搬送路中でジ
ヤムした場合、このジヤムした紙を容易に取り除
くために、従来から転写紙搬送路を形成する、転
写紙搬送のためのローラあるいはローラに巻き掛
けた搬送ベルトを備える搬送ユニツト全体を、転
写紙搬送位置から感光体ドラムとは離れる方向に
移動可能に構成したり、特開昭57−151954号公報
にあるように搬送ユニツトをその一枢支点を中心
に回動可能に構成して、作業スペースを広くする
ことができるようにされている。
転写紙の搬送を、モータ等の駆動源に繋がれて
回転する主ローラとこの主ローラに圧接するサブ
ローラとで挾んで行う転写紙搬送機構では、通
常、主ローラは搬送ユニツト側に、サブローラは
記録装置本体側に設けられていた。また、転写紙
を感光体ドラムと分離させ搬送用の両ローラへ送
り込むために、サブローラ側でその一端が主ロー
ラとの圧接面付近を通し圧接面より下流側(搬送
方向)に固定されている分離ベルトを備えてい
る。
ハ 考案が解決しようとする問題点 転写紙搬送路でジヤムが起きたとき、ジヤムし
た紙を取り除く度に、主ローラとサブローラを離
間させ、再び圧接させることになる。このため、
長期間のうちに両ローラ間で軸同志の位置ずれを
起こし、転写紙の挾持が不安定になり搬送が的確
にされなくなるといつた虞がある。また、主ロー
ラは搬送ユニツトに取り付けられてから記録装置
に装着されるため、主ローラとサブローラの位置
合わせが非常に難しいものであつた。本考案はこ
れらの問題点を解消した転写紙搬送装置を提供す
るものである。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は、像担持体上に形成された像が転写さ
れ、分離ベルトにより前記像担持体から分離され
た転写紙をローラにて搬送する搬送ユニツトが可
動に構成された静電記録装置の転写紙搬送機構で
あつて、回転駆動する主ローラと、該主ローラと
圧接して回転するサブローラと、該サブローラの
回転軸を揺動自在に保持する保持部材とを前記搬
送ユニツトに備え、前記分離ベルトは、その一端
が前記保持部材の前記回転軸の下面を通りその下
流側に、他端が記録装置本体の前記像担持体を挾
んだ上流側に留められているものである。
ホ 作用 転写紙搬送用の主ローラとサブローラは搬送ユ
ニツトに一体に設けられるので、主ローラとサブ
ローラの位置合わせは容易にされ、両ローラの位
置ずれも起こりにくい。また、ジヤム発生時に
は、搬送ユニツトを転写紙搬送位置から移動させ
ると、保持部材が、分離ベルトに引張つられてサ
ブローラが主ローラから離間するのでジヤムした
紙を容易に取り除くことができる。
ヘ 実施例 第1図は本考案一実施例の電子複写機の概略構
成図である。記録装置本体1の上面には左右方向
に移動自在な原稿台2が載置される。中央部には
像担持体としての感光体ドラム3が回転自在に装
着され、この感光体ドラム3の頂部には短焦点レ
ンズアレイ4が、その光軸がほぼ垂直に向くよう
に、固定的に取り付けられる。この短焦点レンズ
アレイ4は、原稿台2上に載置された原稿によつ
て形成される原稿像を感光体ドラム3の周側表面
に結像させる。
短焦点レンズアレイ4の感光体ドラム3の回転
方向上流側には、感光体ドラム3を均一に所定の
極性に帯電するための帯電用コロトロン5が設け
られる。帯電用コロトロン5の上方には、原稿台
2に載置された原稿の表面を露光するための、ハ
ロゲンランプなどからなる露光ランプ6が設けら
れる。この露光ランプ6からの光が反射鏡7によ
つて反射されて、上述の原稿をスリツト露光す
る。
帯電用コロトロン5、露光ランプ6、短焦点レ
ンズアレイ4および原稿台2に載置された原稿に
よつて、感光体ドラム3上に、原稿の静電潜像が
形成される。感光体ドラム3の周側面近傍にあつ
て短焦点レンズアレイ4の下流側には、上述のよ
うな静電潜像をトナーによつて現像するための現
像装置8が設けられる。
9は転写紙が積載収納され、転写紙の供給を果
たす給紙カセツトで、給紙ローラ10及びレジス
タローラ対11,11によりタイミングをとつて
感光体ドラム3の周側近傍にもたらされる。この
感光体ドラム3の周側近傍であつて、その転写紙
が供給される部分には、現像装置8によつて現像
されたトナー像を転写紙に転写するための転写用
コロトロン12が設けられる。更に感光体ドラム
3の端部近傍には分離ベルト13が接しており、
トナー像の転写された転写紙は分離ベルト13に
よつて感光体ドラム3から引き外され、搬送ユニ
ツト14によつて定着装置15にもたらされる。
定着装置15では、紙の上に形成されたトナー像
をたとえば1対のローラによつて加熱加圧して定
着させる。定着後の紙が排紙トレイ16上に排出
される。
なお、転写用コロトロン12によつて転写紙に
転写しきれずに感光体ドラム3上に残つたトナー
は、感光体ドラム3の回転方向の最下流に設けら
れたクリーニング装置によつて掻き落とされる。
次に第2図、第3図を参照しつつ搬送ユニツト
14について説明する。17は図示しないモータ
に連結されて回転する主ローラである搬送ロー
ラ、18はこの搬送ローラ17にばね19にて圧
接されるサブローラで、このサブローラ18の回
転軸20は保持部材21に揺動自在に保持されて
いる。これら搬送ローラ17とサブローラ18を
保持する保持部材21は搬送ガイド22と共にシ
ヤーシ23に設けられている。サブローラ18は
ばね19に依らず自重で搬送ローラ17に圧接さ
れる構成でもよい。またシヤーシ23には前記転
写用コロトロン12が固設されている。
搬送ユニツト14はレバー124、レバー22
5で支持されており、レバー124はレバー22
5よりも短く、夫々前記シヤーシ23と当接する
シヤーシ23の幅程度の長さを有する支持柱2
6,27が夫々設けられている。レバー124は
レバー回転軸28に固設され、やはりレバー回転
軸28に固設された摘み35を回動させること
で、レバー124も回動する。レバー225は前
記レバー回転軸28に回動自在に装着され、トー
シヨンばね29でレバー124と接続されて、レ
バー124の動きに合わせて回動する。レバー1
24、レバー225の回動により、これらレバー
24,25に支持されている搬送ユニツト14は
転写紙搬送位置から搬送路を広げるように移動す
る。
通常、レバー124はヘリカルばね30で引き
上げられていて、レバー225と共に搬送ユニツ
ト14を転写紙搬送位置に支持している(第2
図)。そしてジヤムが発生した時は、搬送ユニツ
ト14を移動させて搬送路を開放させる。摘み3
5を反時計方向に回動させると、それに応じてレ
バー124、レバー225も反時計方向に回動す
る。摘み35をある一定の角度まで回動させると
レバー225は記録装置本体1の底部31に当接
して回動は停止する。更に摘み35を回して、レ
バー124のみを底部31に当接するまで回動さ
せる。而してレバー24,25による搬送ユニツ
ト14の支持位置が下方に変わり搬送路が開放さ
れる(第3図)。このとき、レバー124とレバ
ー225との回転角が異なり、レバー124とレ
バー225とは重なつて位置するので、余分なス
ペースを必要とすることなく、搬送ユニツト14
の保持位置を変えて、広く搬送路を開放すること
ができる。
さて、前述のように感光体ドラム3の端部付近
には分離ベルト13が接して掛けられるが、この
分離ベルト13はその一端が支点33を中心に揺
動する前記保持部材21に引張りばね32を介し
て留められ、他端は感光体ドラム3を挾んで記録
装置本体1の固定端34に留められている。引張
りばね32は固定端34側に介在させてあつても
よい。分離ベルト13はサブローラ18の回転軸
20の下面、搬送ローラ17と接する側に通され
ている。
搬送ユニツト14が転写紙搬送位置にあるとき
は、サブローラ18はばね19に保持部材21を
引張られて搬送ローラ17に圧接され、分離ベル
ト13は引張りばね32により感光体ドラム3に
接するようにされている。搬送ユニツト14を下
方へ移動させると、保持部材21は支点33にて
シヤーシ23に設けられているのでサブローラ1
8も搬送ローラ17とともに下方へ移動するが、
ある位置から、サブローラ18及び保持部材21
は分離ベルト13及び引張りばね32に感光体ド
ラム3の方へと引張られて、サブローラ18が搬
送ローラ17より離間される。つまり、ジヤムし
た紙を取り除くときには、搬送ユニツト14を下
げると、サブローラ18の搬送ローラ17への圧
力は解除されて、ジヤムした紙の除去は容易にさ
れる。
尚、本実施例では、搬送ユニツトは全体が移動
するものであるが一枢支点を中心に回動するもの
でもよく、また、転写紙搬送位置から搬送ユニツ
トを移動させる時に、サブローラの搬送ローラへ
の圧力が解除されるよう、サブローラを押上げる
か吊るす機構をもたせて、搬送ローラ及びサブロ
ーラを搬送ユニツトに増設してもよい。
ト 考案の効果 本考案では以上の説明から明らかな如く、主ロ
ーラである搬送ローラとサブローラは搬送ユニツ
トに設けられ、ジヤムした紙を取り除く時には、
サブローラは分離ベルトに引張られ搬送ローラか
ら離間する。このため搬送ローラとサブローラを
組み立てる時の位置合わせは容易に行うことがで
き、搬送ユニツトの移動時にも搬送ローラ、サブ
ローラは付随して動くので、搬送ローラとサブロ
ーラとの位置ずれは起きにくい。よつて転写紙の
搬送が的確にされないといつた虞もなくなる。ま
た、搬送ユニツトを転写紙搬送位置から移動させ
るときには、サブローラと搬送ローラは離間する
のでジヤムした紙の排除の妨げにはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の概略構成図、第2図
及び第3図は本考案一実施例の異なる態様の要部
構成図である。 1……記録装置本体、3……感光体ドラム(像
担持体)、13……分離ベルト、14……搬送ユ
ニツト、17……搬送ローラ(主ローラ)、18
……サブローラ、20……回転軸、21……保持
部材、23……シヤーシ、32……引張りばね
(弾機)、33……固定端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 像担持体上に形成された像が転写され、分離
    ベルトにより前記像担持体から分離された転写
    紙をローラにて搬送する搬送ユニツトが記録装
    置本体に対して可動に構成された静電記録装置
    の転写紙搬送機構において、回転駆動する主ロ
    ーラと、該主ローラと圧接して回転するサブロ
    ーラと、該サブローラの回転軸を揺動自在に保
    持する保持部材とを前記搬送ユニツトに備え、
    前記分離ベルトは、その一端が前記保持部材の
    前記回転軸の下面を通りその下流側に、他端が
    記録装置本体の前記像担持体の上流側に留めら
    れていることを特徴とする静電記録装置の転写
    紙搬送機構。 2 前記分離ベルトは一端に弾性部材を介在して
    留められていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の静電記録装置の転写紙
    搬送機構。 3 前記分離ベルトは他端に弾性部材を介在して
    留められていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の静電記録装置の転写紙
    搬送機構。
JP6895086U 1986-05-08 1986-05-08 Expired JPH048119Y2 (ja)

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