JPS6337051A

JPS6337051A - 画像形成装置のシ−ト給送機構

Info

Publication number: JPS6337051A
Application number: JP18086686A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Fujino; 仁藤野
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1986-07-31
Publication date: 1988-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分計本発明は、画像記録装置、複写機等の画像形成装置にお
けるシート給送機構に係り、詳しくは、シート収納部か
らシートを画像形成部に給送するシート給送機構に関す
る。

（ロ）従来の技術従来、画像記録装置等の画像形成装置は、画像形成部と
シート収納部との間にレジストローラ対を備えていて、
シート収納部から該画像形成部に給送するシートを該画
像形成部の画像形成作動に同期して給送する。そして、
該レジストローラ対はレジスト上ローラ及びレジスト下
ローラからなり、例えば、レジスト上ローラは金属等の
周面摩擦の小さい部材で構成され、またレジスト下ロー
ラはゴム等の周面摩擦の大きい部材で構成されていて、
シート収納部の給紙四−ラ等にて給送されてきたシート
がシートガイドに案内されてレジストローラ対に、望ま
しくはこれらレジスト上ローラ及びレジスト下ローラの
接合部（以下、ニップ部という）に当接する。そこで、
該レジストローラ対に当接したシートは、その先端の進
行が規制されてループを形成し該先端のアライメントを
とられて待機し、画像形成部の画像形成作動にタイミン
グをとって回転を開始するレジストローラ対に挟持され
て給送される。

Ｑ→　発明が解決しようとする問題点ところで、上記レジストローラ対とシートガイドとの間
に隙間ができると、シートの先端がゴム等の周面摩擦の
大きい部材で構成されているレジスト下ローラに当接す
ることがある。この状態でレジストローラ対が回転する
とシートがレジストローラ対のニップ部に挾持されるま
でにわずかではあるがタイムロスが生じ、シートの給送
が遅れて、画像形成部で形成されるシート上の画像位置
がずれるという不都合がある。

また、カールの大きいシートがレジストローラ対に給送
されると、該シートの先端がレジスト下ローラに突込ん
でしまうことがある。この状態でレジストローラ対が回
転してもシートがレジストローラ対に挟持されないで給
送不良の原因になっていた。

そこで、本発明はシート収納部から給送されるシートを
レジストローラ対のニップ部に確実に当接するようにし
て、上述問題点を解消することを目的とするものである
。

に）問題を解決するための手段本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、四−
ラ対の接合部近傍の周面摩擦の小さい第２のローラにシ
ート先端が当接するように案内する可撓材からなる案内
片を設けたことを特徴とするものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、案内片に案内されてシート先端がロ
ーラ対の接合部近傍の局面１１ｍの小さい第２のローラ
に当接すると、該シート先端は該第２のローラの外周面
に沿って移動・変位してローラ対の接合部に確実に当接
、かつ整合される。この際、該シート先端を案内する案
内片は該シート先端の変位に応じて撓んで該シート先端
の接合部への移動・変位の妨げとはなない。そして、ロ
ーラ対の接合部に当接したシート先端は接合部にて待機
し、画像形成部の画像形成作動に同期してローラ対が回
転を開始すると、該ローラ対に挟持されて正確な同期の
もとに画像形成部に給送される。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明を具体化した実施例につい
て説明する。

第１図は画像記録装置のシート給送部１を示す側断面図
であって、シート給送部１は画像形成部２に隣接して配
置されていて、少くとも外周をゴム等の高摩擦材で構成
された給紙ローラ３を有すると共に、該給紙ローラ３に
臨んで多数のシートＳを収納し、装置本体に着脱自在な
給紙カセット５を備えている。そして、該給紙カセット
５には中板６が内蔵されており、また該中板６の下方に
は加圧板７が配置されていて、給紙カセット５が装置本
体に装着されると、中板６は加圧板７によって押し上げ
られ、中板６上に積載されたシートＳがシートセンサ９
で検知される位置までリフトアップされる。更に、該中
板６の一端には摩擦シート１０が貼付されており、中板
６上に積載されたシートＳの最下位シートの重送を防止
する。また、上記画像形成部２近傍にはレジスト上ロー
ラ１１及びレジスト下ローラ１２からなるレジストロー
ラ対が設けられており、該レジスト上ローラ１１は金属
、或いは樹脂等の周面摩擦の小さい部材で構成され、レ
ジスト下ローラ１２は少くとも外周部がゴム等の周面摩
擦の大きい部材で構成されていて、該レジストローラ対
１１．１２は、上記給紙ローラ３から給送されてきたシ
ートＳが接合部にツブ部）　１３に当接すると、該シー
トＳにループを形成してシート先端のアライメントをと
り、ついで、ニップ部１３にシートＳをくわえて、画像
形成部２の画像形成作動に同期してシートＳを画像形成
部２に給送する。

一方、上記レジストローラ対１１，１２と給紙ローラ３
との間には上部ガイド１５が設けられており、また該上
部ガイド下方には前後側板１６゜１６に架設されたガイ
ド支持軸１７に揺動自在に支持された金属製の下部ガイ
ド１９が配設されている。そして、該下部ガイド１９は
、上記給紙ローラ３に臨む一側に分離パッド２０を有す
ると共に、第２図に詳示するように、シート案内面にレ
ジストシート２１を備えていて、給紙ローラ３と分離パ
ッド２０とで１枚ごとに分離・給送するシートＳを上記
レジストローラ対１１，１２のニップ部１３にガイドす
る。また、上記レジストシート２１は、例えば１００ｐ
の厚さを有するポリエチレンシート等の樹脂性の薄い弾
性体で構成されており、第３図に詳示するように、その
一端部２１ａが下部ガイド１９の他側端１９ｂより飛び
出してレジストローラ対１１，１２のニップ部１３に伸
びている。そして、特にレジスト上ローラ１１が金属材
で、レジスト下ローラ１２がゴム材の場合、シートＳの
先端がゴム材のレジスト下ローラ１２に先に当接すると
、シートＳの先端をニップ部１３に当接することができ
ずにアライメント不良による画像の傾斜、更には給送不
良を生じてしまうので、シートＳのガイドはニップ部１
３上方の金属材のレジスト上ローラ１１側にする方が良
く、レジストシート２１の一端部２１ａは、わずかにレ
ジスト上ローラ１１側に配置されていて、シートＳの先
端がニップ部１３かられずかにレジスト上ローラ１１側
に移動した位置Ｉに当接するようになっていて、シート
Ｓの先端は金属材のレジスト上ローラ１１に当接すると
、該ローラ１１表面を滑ってニップ部１３に確実に当接
してアライメントをとられる。また、該レジストシート
２１は、第２図に示すように、給紙ローラ３側先端部２
１ｂ、２１ｂが下部ガイド１９に設けられた孔２２．２
２から下部ガイド１９の裏側に挿入されて、シートＳの
進行を妨げないようになっている。更に、下部ガイド１
９の他側端１９ｂにはステンレスｔａ維からなる除電ブ
ラシ２３が設けられており、該除電ブラシ２３は根元部
２３ｂがレジストシート２１の裏面に接着されていると
共に、アルミニウム製のアースシート２５を介して下部
ガイドと面接触し、電気的に導通しく第３図参照）、ま
た、先端部２３ａがレジストシート２１に形成されたス
リット２６を通ってレジストローラ対１１．１２のニッ
プ部１３に向かって伸び、レジストシート２１の先端部
２１ａと同等、或いはやや出る程度に位置する。そして
、給紙ローラ３と分離パッド２０との間の摩擦によって
生じるシートＳの帯電、更には給紙カセット５の中板６
に貼付された摩擦シート１０によって生じたシートＳの
帯電が該除電ブラシ２３によって除電される。なお、該
除電ブラシ２３はカーボン繊維にて構成することも可能
であるが、カーボン繊維は折れ易いので、特に電子写真
方式の画像形成部２における転写部がコロナ帯電器を使
用していると、折れたカーボン繊維が転写部に落ちリー
クして、画像欠落や乱れ、更にはシステムの誤作動の原
因にもなるので望ましくない。また更に、下部ガイド１
９の裏面に、第２図に示すように、例えば樹脂製の薄板
用制振シートからなる防振材２７が接着されており、シ
ートＳと分離パッド２０とが摩擦接触する際の下部ガイ
ド１９の取付ガタ等の原因により発生する微少なスティ
ックスリップを防止する。

なお、防振をしないと振動が画像形成部に駆動系やフレ
ームを通って伝達され、画像形成の乱れを起すことがあ
る。また、シートＳ自体が振動して転写部で転写不良を
起すこともある。更に、振動による騒音も発生する。ま
た、下部ガイド１９にはばね２９．２９が取付けられて
おり、該下部ガイド１９はこれらばね２９，２９にてそ
の分離パッド２０を給紙ローラ３に押圧するように付勢
される。

本実施例は以上のような構成よりなるので、給紙カセッ
ト５に収納されたシートＳは、給紙ローラ３及び分離パ
ッド２０にて１枚ごとに分離され、下部ガイド１９上を
画像形成部２に向けて給送される。そして、シートＳの
先端がレジストローラ対１１．１２近傍に至り、第４図
に示すように、下部ガイド１９の他側端１９ｂより飛び
出したレジストシート２１上及び除電ブラシ２３上を給
送されて、停止するレジスト上ローラ１１及びレジスト
下ローラ１２のニップ部１３に到達する。そこで、シー
トＳの先端はニップ部１３よりわずかに上方のレジスト
上ローラ１１の表面に当接して該レジスト上ローラ１１
の表面を清って該ニップ部１３に正確に当接する。この
際、シートＳの先端はニップ部１３に向けて移動するが
、レジストシート２１と除電ブラシ２３とは該シートＳ
に押圧されて撓み、シートＳの移動の妨げとはならない
。そして、ニップ部１３に当接したシートＳは更１こ給
送されて、第１図に示すように、ループを形成して、先
端のアライメントをとって該ニップ部に当接した状態に
て待機する。そこで、画像形成部２の画像形成作動と同
期してレジストローラ対ｌｌ、１２が回転すると、該シ
ートｓは直ちにレジストローラ対１１．１２に挾持され
て、画像形成部２の画像形成作動に正確に同期して搬送
される。また、レジストローラ対１１．１２が回転を開
始すると、シートＳの後端を挾持する給紙ローラ３の駆
動は停止されるが、該給紙ローラ３はワンウェイクラッ
チが装着されていて、シートｓの移動に連れ回り、同時
にシートｓにはバックテンションが与えられる。

なお、上述実施例においてはレジストシート２１を下部
ガイド１９のシート案内面に取付けるようにしたが、こ
れに限らず、レジストシート２１を他の部材にて所定位
置に配置するようにしてもよい。

また、上述実施例においてはレジストシート２１を樹脂
性の薄い弾性体で構成したが、これに限らず、ステンレ
スシートやチタンシート等の金属材で構成してもよい。

また更に、除電ブラシ２３は、上述ステンレス繊維に限
らず、ステンレスシートなどの金属板の先端を針状にし
たものでもよい。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、可撓材からなる案
内片１ζてシート先端をローラ対を清成戊する畳面摩擦の小さい部材の第２のローラに当接し、該
ローラの外周面に沿ってシート先端を確実にローラ対の
接合部に当接、かつ整合して、該接合部に待機し、シー
トを画像形成部の画像形成作動と正確に同期して給送す
るようにしたので、傾くことなく、また前後の位置がず
れることのない精度の高い高品位の画像を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る画像記録装置のシート給
送部の側断面図、第２図はその下部ガイドの斜視図、第
３図及び第４図はそのレジストローラ対の接合部近傍の
拡大断面図で、第３図はシート給送前を、第４図はシー
ト給送時を示すものである。１・・・シート給送機構（シート給送部）　、１１・・
ローラ対、第２のローラ（レジスト上ローラ）　　、　
　１２・・・ローラ対、第１のローラ（レジスト下ロー
ラ）　　、　　１３・・・ローラ対の接合部（接合部、
ニップ部）　、　２１・・案内片（レジストシート）　
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）周面摩擦の大きい第１のローラと周面摩擦の小さ
い第２のローラとにより構成されるローラ対に、ガイド
板により案内してシートを給送し、かつ画像形成部の画
像形成作動に同期して該ローラ対を駆動することにより
シートを画像形成部に給送してなる画像形成装置のシー
ト給送機構において、前記ローラ対の接合部近傍の前記第２のローラにシート
先端が当接するように案内する可撓材からなる案内片を
設けたことを特徴とする画像形成装置のシート給送機構
。