JP4084652B2 - シート体供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば原稿読取装置および画像形成装置に搭載され、原稿および記録紙などのシート体を供給するシート体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば原稿読取装置および画像形成装置に搭載され、原稿に記録されている画像を読取るイメージセンサおよび記録紙に画像を形成するプリントヘッドに原稿および記録紙を供給するシート体供給装置には、原稿および記録紙を確実に1枚ずつイメージセンサおよびプリントヘッドに供給することが要求されている。
【0003】
図6は、第1の従来技術であるシート体供給装置1を搭載するファクシミリ装置2の一部を模式的に示す図である。図7は、図6のセクションVIIを拡大して示す図である。このシート体供給装置1において、トレイ3に載置される複数枚の原稿Dは、ガイド体4によって供給ローラ5に案内される。供給ローラ5に案内された複数枚の原稿Dの給紙方向Y下流側端部が、供給ローラ5と分離部材6との間に進入する。シート体供給装置1には、供給ローラ5の軸線方向(図面に垂直な方向)に延び、供給ローラ5に向かって突出する突起部8aを有する分離押板材8を備える。分離部材6は、この分離押板材8の突起部8aによって、供給ローラ5に大略的に線接触するようにして供給ローラ5に弾発的に押圧される。このとき複数枚の原稿Dの給紙方向Y下流側端部よりも給紙方向Y上流側の部分が、押圧アーム体7によって、供給ローラ5に向けて押圧される。
【0004】
供給ローラ5が回転することによって、供給ローラ5と分離部材6との間に進入した複数枚の原稿Dのうち、供給ローラ5に接触している1枚の原稿D1が残余の原稿から分離されて、供給ローラ5と分離部材6とによって挟持されながら、供給ローラ5の供給方向Y下流側にある密着式イメージセンサ9と背面ローラ10との間に供給される。
【0005】
図8は、第2の従来技術である原稿給紙装置11を模式的に示す図である。この原稿給紙装置11において、原稿トレイ12に載置される複数枚の原稿Dは、分離ローラ13と分離ベルト14との間に進入する。分離ローラ13が回転することによって、分離ローラ13と分離ベルト14との間に進入した複数枚の原稿Dのうち、分離ローラ13に接触している1枚の原稿が残余の原稿から分離されて、分離ローラ13と分離ベルト14とによって挟持されながら、供給方向下流側に送られる。この原稿は、さらに分離ローラ13と供給ローラ15とによって挟持されながら、原稿読取装置16に供給される。複数枚の原稿Dのうち、分離ローラ13に接触している原稿を除く原稿は、分離ベルト14によって、供給方向下流側に送られることを阻止される。
【0006】
前記原稿給紙装置11において、分離ベルト14の一端部は、分離ベルト14が分離ローラ13に弾発的に押圧するためのばね部材17を介して筐体11cに連結されている。また分離ベルト14の分離ローラ13に臨む一表面部とは反対側の他表面部には、変形防止部材18が接触して、分離ベルト14の変形が防止される。
【0007】
【特許文献1】
実開平1−68340号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図9は、第1の従来技術のシート体供給装置1における原稿Dのミスフィードを説明するための図である。前述の第1の従来技術のシート体供給装置1において、供給ローラ5と分離部材6とによる原稿の分離を良好にするために、分離押板材8は、その突起部8aで、分離部材6が供給ローラ5に大略的に線接触するようにして供給ローラ5に押圧している。したがって図7に示すように、分離押板材8の突起部8aよりも給紙方向Y上流側の部分8bは、分離部材6とは間隔があいており、分離押板材8の前記部分8bと分離部材6との間に空間19が形成されている。
【0009】
操作者が複数枚の原稿Dを供給ローラ5と分離部材6との間に勢いよく進入させようとすると、図9に示すように、分離部材6が前記空間19に向かう方向に凸になって湾曲するように大きく変形して、分離押板材8の前記部分8bに密着する。これによって分離部材8において複数の原稿Dの先端部に接触する部分が、原稿Dの進入方向Zに対して略垂直になって原稿Dに対する障壁となり、原稿Dの先端部が供給ローラ5に接触できなくなる。この結果、原稿Dの先端部は、供給ローラ5と分離部材6との間に進入できなくなる。このようにして原稿Dが供給ローラ5と分離部材6とによって給紙方向Y下流向きに供給されないミスフィードと呼ばれる現象が発生する。
【0010】
図10は、第1の従来技術のシート体供給装置1における原稿Dのマルチフィードを説明するための図である。多くの枚数の原稿Dを供給ローラ5と分離部材6との間に進入させようとすると、原稿Dの重量によって、分離部材6が供給ローラ5から退避してしまう。この状態で供給ローラ5が回転すると、供給ローラ5と分離部材6との間に進入した複数枚の原稿Dのうち、供給ローラ5寄りの複数枚の原稿が、供給ローラ5と分離部材6とによって挟持されながら、供給方向Y下流向きに供給される重送またはマルチフィードと呼ばれる現象が発生する。
【0011】
前述の第2の従来技術の原稿給紙装置11では、変形防止部材18によって、分離ベルト14が変形することを防止することで、マルチフィードが発生することを防止している。しかし、この原稿給紙装置11の分離ベルト14が分離ローラ13に巻回されるような構成では、分離ベルト14と分離ローラ13との接触面積が非常に大きいので、分離ローラ14を回転するときに生じる分離ベルト14と分離ローラ13との摩擦力が、前述の第1の従来技術のシート体供給装置1において供給ローラ5が回転しているときに供給ローラ5と分離部材6との間に生じる摩擦力よりも非常に大きくなる。これによって原稿給紙装置11では分離ローラ13を回転するための駆動力を、少なくともシート体供給装置1の場合よりも非常に大きくしなければならないので、高出力形の電動機を搭載しなければならず、製造コストが上昇する。
【0012】
また原稿給紙装置11の分離ベルト14が分離ローラ13に巻回されるような構成では、原稿が分離ベルト14と分離ローラ13とによって挟持されている間中は、原稿の分離ベルト14に接触している表面は、分離ベルト14に擦れている時間が長くなる。これによって原稿の分離ベルト14に接触している表面が摩耗することによって、原稿全体が損傷したり、さらには原稿の分離ベルト14に接触している表面に記録されている画像が汚れたり消えたりする危険性もある。また原稿給紙装置11では、原稿Dが分離ローラ13と分離ベルト14との間に進入する前に、原稿Dを分離ローラ13に押圧するような構成になっていない。これによって、たとえば原稿Dの先端部が湾曲していると、原稿Dは分離ローラ13と分離ベルト14との間に進入することが困難となる。このような場合、原稿Dは、分離ベルト14によって分離ローラ13に押圧されないので、原稿Dと分離ローラ13との間に所定の摩擦力が働かず、原稿Dが分離ローラ13によって供給されないミスフィードが発生する危険性がある。
【0013】
したがって本発明の目的は、原稿のミスフィードおよびマルチフィードの発生を可及的に防止できるシート体供給装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め定める処理手段に、シート体を供給するシート体供給装置であって、
軸線まわりに回転駆動されるローラと、
可撓性および弾発性を有し、ローラに対向して設けられ、ローラと協働してシート体を挟持する分離部材と、
ローラの軸線に平行に延びる突起部が形成され、この突起部によって分離部材をローラに向けて弾発的に押圧する分離部材押圧手段と、
ローラに対向して、シート体を案内するガイド体に一体的に設けられ、ローラに向けて突出し、ローラおよび分離部材の間に進入するシート体の枚数を制限する供給制限手段とを備えることを特徴とするシート体供給装置である。
【0015】
本発明に従えば、分離部材押圧手段によって分離部材が、軸線まわりに回転駆動されるローラに向けて弾発的に押圧される。これによってローラおよび分離部材の間に進入した複数枚のシート体のうち、ローラに接触しているシート体だけが残余のシート体から分離して、ローラと分離部材とによって挟持されて、処理手段に供給される。
分離部材押圧手段には、ローラの軸線に平行に延びる突起部が形成され、この突起部によって、可撓性および弾発性を有する分離部材が、ローラに向けて弾発的に押圧される。したがって分離部材押圧手段の突起部によって押圧される位置だけで、分離部材を、ローラに向けて弾発的に押圧することができ、これによってシート体を、処理手段に円滑に供給することができる。
【0016】
多量の枚数のシート体がローラおよび分離部材との間に進入すると、分離部材にシート体から与えられる力が、分離部材がローラに押圧される力よりも大きくなり、分離部材はローラに弾発的に押圧されなくなる。この状態でローラが軸線まわりに回転駆動されると、ローラおよび分離部材の間に進入した多量の枚数のシート体のうち、ローラ寄りの複数枚のシート体が残余のシート体から分離して、ローラと分離部材とによって挟持されて、処理手段に供給されるマルチフィードが発生する危険性がある。
この点を考慮して、供給制限手段が設けられる。供給制限手段は、ローラに対向して、シート体を案内するガイド体に一体的に設けられ、ローラに向けて突出する。このような供給制限手段によって、ローラおよび分離部材の間に進入するシート体の枚数を制限することで、シート体がローラおよび分離部材の間に進入したときに、シート体が分離部材に与える力を制限することができる。これによって分離部材は、確実にローラに弾発的に押圧されるので、ローラおよび分離部材の間に進入した複数枚のシート体のうち、ローラに接触しているシート体だけを残余のシート体から確実に分離して、処理手段に1枚ずつ供給することができる。このようにしてシート体のマルチフィードを可及的に防止することができる。
【0017】
また本発明は、ローラと分離部材とによるシート体の挟持位置よりも供給方向上流側に設けられ、シート体をローラに向けて弾発的に押圧するシート体押圧手段をさらに備え、
供給制限手段は、シート体がシート体押圧手段によって押圧される位置よりも供給方向下流側に配置されることを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、シート体は、ローラと分離部材とによるシート体の挟持位置よりも供給方向上流側に設けられるシート体押圧手段によって、ローラに向けて弾発的に押圧される状態で、供給方向下流向きに送られる。これによってシート体は、ローラおよび分離部材の間に確実に進入することができる。供給制限手段は、シート体がシート体押圧手段によって押圧される位置よりも供給方向下流側に配置される。これによって、供給制限手段によってローラおよび分離部材の間への進入が制限されたシート体は、ローラおよび分離部材の間に進入したシート体が1枚ずつ処理手段に供給される度に、シート体押圧手段によるローラに向かう弾発的な押圧によってローラ側に繰出されて、供給制限手段によるローラおよび分離部材の間への進入の制限が解除されたシート体は、ローラおよび分離部材の間に確実に進入することができる。
【0019】
また本発明は、分離部材押圧手段の突起部によって押圧される位置よりも供給方向上流側の位置における分離部材の変形を緩和する緩衝部材をさらに備えることを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、分離部材は、緩衝部材によって、分離部材押圧手段の突起部によって押圧される位置よりも供給方向上流側の位置における変形が緩和される。可撓性および弾発性を有する分離部材が自由に変形できる場合、分離部材は、ローラおよび分離部材の間に進入しようとするシート体に押圧されることによって変形する。このような分離部材の変形によって、シート体の供給方向下流側端部が分離部材に引っ掛かり、シート体がローラと分離部材との間に進入できずに処理手段に供給されないミスフィードが発生する危険性がある。したがって緩衝部材によって分離部材の変形を緩和することによって、ローラおよび分離部材の間に進入しようとするシート体の供給方向下流側端部の分離部材への引っ掛かりを可及的に防止して、シート体をローラと分離部材との間に確実に進入させて、シート体のミスフィードを可及的に防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態のシート体供給装置20を示す側面図である。図2は、シート体供給装置20を示す平面図である。図3は、シート体供給装置20を搭載するファクシミリ装置80を示す断面図である。図1は、図3のセクションIを拡大した図である。シート体供給装置20は、ファクシミリ装置80のトレイ81に載置されるシート体である原稿Dを、ファクシミリ装置80に搭載される処理手段である密着形イメージセンサ(Contact Image Sensor;略称:CIS)82に供給する装置である。シート体供給装置20は、供給ローラ21、分離部材22、分離部材押圧部23、供給制限部材24、シート体押圧部25および緩衝部材26を含んで構成される。
【0023】
ローラである供給ローラ21は、円筒状に形成され、図示しない駆動源からの駆動力によって、ローラ軸線L21まわりの回転方向Aに回転駆動される。供給ローラ21は、ローラ軸線L21が原稿Dの供給方向Bに垂直になるように配置される。分離部材22は、可撓性および弾発性を有する、たとえばシリコンゴムなどの樹脂から成り、厚さが、たとえば1ミリメートル程度のシート状の部材であって、供給ローラ21に対向して設けられる。供給ローラ21と原稿Dとの静止摩擦係数は、分離部材22と原稿Dとの静止摩擦係数よりも充分に大きく設定される。供給ローラ21と原稿Dとの静止摩擦係数は、分離部材22と原稿Dとの動摩擦係数よりも充分に大きく設定されることは言うまでもない。
【0024】
分離部材押圧手段である分離部材押圧部23は、分離押板材27および分離ばね部材28を含んで構成される。分離押板材27は、その一端部が板材軸線L27まわりに角変位自在にして支持される。分離押板材27の他端部には、板材軸線L27に平行に延びるとともに、厚み方向一方に突出する突起部29が形成される。前記突起部29は、板材軸線L27に平行に延びる軸線を有する部分円筒状に形成される。分離押板材27は、板材軸線L27がローラ軸線L21に平行になるとともに、一端部が板材軸線L27まわりに角変位することで、他端部の突起部29が供給ローラ21に対して近接および離反するように配置される。
【0025】
分離ばね部材28は、たとえばコイルばねで実現され、分離押板材27の突起部29が供給ローラ21に近接する方向のばね力を、分離押板材27に付勢する。分離部材22は、供給ローラ21と分離押板材27との間に配置され、分離押板材27の突起部29によって、供給ローラ21に向けて弾発的に押圧される。これによって分離部材22は、供給ローラ21と協働して、分離部材22と供給ローラ21との間に配置される原稿Dを挟持可能である。分離押板材27の突起部29は、分離部材22に対して、大略的に線接触する。
【0026】
また1枚の原稿が供給ローラ21と分離部材22とによって挟持されている状態では、原稿における分離部材22との接触面は、ローラ軸線L21方向を長手方向として、供給方向Bには長手方向の長さよりも充分に小さな寸法となる小さな面積となる。これによって、供給ローラ21に対して回転方向Aの逆向きに働く原稿と分離部材22との接触による摩擦力が小さくなるので、供給ローラ21は安定して回転駆動され、供給ローラ21と分離部材22とによって挟持される原稿をCIS82に安定して供給することができる。さらに原稿は供給ローラ21に対して、小さな接触面積で、かつ分離部材押圧部23の突起部29によって集中的に押圧されるので、原稿と供給ローラ21との摩擦力が大きくなり、供給ローラ21と分離部材22とによって挟持される原稿を、CIS82に安定して供給することができる。
【0027】
供給制限手段である1対の供給制限部材24は、ファクシミリ装置80に設けられるガイド体83によって案内されて、供給ローラ21と分離部材22との間に進入する原稿Dの枚数を制限する。供給制限部材24は、供給ローラ21に対向して、ガイド体83に一体的に設けられ、供給ローラ21に向けて突出するような楔形状に形成される。供給制限部材24は、その先端部と供給ローラ21との間隔が、たとえば1ミリメートル以上、1.5ミリメートル以下程度となるようにして設けられる。この間隔は、供給ローラ21と分離部材22との間に進入させたい原稿Dの枚数に応じて設定される。
【0028】
一方の供給制限部材24と他方の供給制限部材24とは、図2に示すように、供給ローラ21のローラ軸線L21方向略中央部を通り、ローラ軸線L21に垂直に延びる仮想平面Sに関して互いに対称な位置に配置される。一方の供給制限部材24および他方の供給制限部材24は、各供給制限部材24を前記仮想平面Sに投影したときの形状が一致するように形成される。原稿Dは、供給方向Bに垂直な幅方向の中心が、前記仮想平面Sに直交するようにして、トレイ81に載置される。
【0029】
シート体押圧手段であるシート体押圧部25は、1対の押圧アーム体30および1対の押圧ばね部材31を含んで構成される。押圧アーム体30は、その一端部がアーム軸線L30まわりに角変位自在にして支持される。押圧アーム体30の他端部30aは、供給ローラ21と分離部材22とによる原稿Dの挟持位置よりも供給方向B上流側に設けられる。押圧アーム体30は、アーム軸線L30がローラ軸線L21に平行になるとともに、一端部がアーム軸線L30まわりに角変位することで、他端部30aが供給ローラ21に対して近接および離反するように配置される。一方の押圧アーム体30と他方の押圧アーム体30とは、図2に示すように、前記仮想平面Sに関して互いに対称な位置に配置される。押圧アーム体30の他端部30aは、アーム軸線L30に平行に延びる軸線を有する部分円筒状に形成される。
【0030】
一対の押圧ばね部材31は、たとえばコイルばねで実現され、各押圧アーム体30の他端部30aが供給ローラ21に近接する方向のばね力を、各押圧アーム体30に付勢する。これによって押圧アーム体30は、押圧アーム体30の他端部30aと供給ローラ21との間に配置される原稿Dを、供給ローラ21に向けて弾発的に押圧可能である。各押圧アーム体30の他端部30aが供給ローラ21に近接する方向に付勢される力は、分離押板材27の突起部29が供給ローラ21に近接する方向に付勢される力よりも、充分に小さい。供給制限部材24は、原稿Dが押圧アーム部30によって押圧される位置よりも供給方向B下流側に配置される。供給制限部材24と押圧アーム体30の他端部30aとの供給方向Bの間隔は、たとえば1ミリメートル程度である。
【0031】
シート体押圧部25において、1対の押圧アーム体30は、図2に示すように、別体に形成されており、互いに独立して、各押圧アーム体30の他端部30aと供給ローラ21との間に配置される原稿Dを、供給ローラ21に向けて弾発的に押圧可能である。1対の押圧アーム体30を一体にして形成する場合、各押圧アーム体30の他端部30aが、同じ力で原稿Dを供給ローラ21に向けて弾発的に押圧するためには、押圧アーム体30の各他端部30aの、アーム軸線L30を中心とする周方向の位置の精度を高くしなければならず、製造工程におけるコストが増大する。シート体押圧部25において、1対の押圧アーム体30を別体に形成することによって、各押圧アーム体30の精度が、一体にする場合に比べて低くなっても、各押圧アーム体30の他端部30aは、同じ力で原稿Dを供給ローラ21に向けて弾発的に押圧することができる。
【0032】
緩衝部材26は、弾発性を有する、たとえばウレタンなどの樹脂から成るシート状の部材であって、分離押板材27の突起部29を除く部分と、分離部材22との間に設けられる。緩衝部材26は、分離部材22において、分離押板材27の突起部29によって押圧される位置よりも供給方向B上流側の位置における分離部材22の変形を緩和する。
【0033】
緩衝部材26は、分離押板材27の突起部29を除く部分および分離部材22のいずれか一方に、たとえば両面粘着テープなどを介して固定されてもよい。緩衝部材26と分離部材22とを別体にすることによって、分離押板材27の製造精度が低くても、たとえば複数のウレタンシートを積層するなどして、緩衝部材26の厚みを変更することで、分離押板材27の寸法誤差を吸収することができる。
【0034】
ファクシミリ装置80のトレイ81に載置された複数枚、たとえば20枚の原稿Dは、供給方向B下流向きに送られ、ガイド体83によって案内され、先端部が供給ローラ21に載置される。このとき複数枚の原稿Dは、シート体押圧部25の押圧アーム体30によって、供給ローラ21に向けて弾発的に押圧される状態で、供給方向B下流向きに送られるので、原稿Dの先端部が湾曲することを防止して、複数枚の原稿Dを少なくとも供給制限部材24まで確実に送ることができる。
【0035】
先端部が供給制限部材24まで送られた複数枚の原稿Dのうち供給ローラ21寄りの複数枚、たとえば10枚の原稿Dが、供給ローラ21と供給制限部材24との間を通過して、供給ローラ21および分離部材22の間に進入し、残余の原稿Dは、供給制限部材24によって、供給ローラ21および分離部材22の間に進入することを規制される。このとき供給制限部材24によって供給ローラ21および分離部材22の間に進入することを規制される複数枚の原稿Dは、供給制限部材24の供給方向B上流側に配置されるシート体押圧部25の押圧アーム体30の他端部30aによって、供給ローラ21に向けて弾発的に押圧される。
【0036】
供給ローラ21および分離部材22の間に進入した複数枚の原稿Dのうち、供給ローラ21に接触している1枚の原稿は、供給ローラ21がローラ軸線L21まわりの回転方向Aに回転することによって、供給ローラ21に接触したまま残余の原稿Dから分離する。このように分離した原稿は、供給ローラ21と分離部材22とによって挟持されて、供給方向B下流向きに送られる。このとき当該原稿は、供給ローラ21および分離部材22に対する摩擦力の関係によって、供給ローラ21に対して滑ることが規制されるとともに、分離部材22に対して滑るようになる。これによって供給ローラ21と分離部材22とによって挟持される原稿は、ファクシミリ装置80のCIS82と背面ローラ84との間に供給される。
【0037】
背面ローラ84による原稿の供給方向B下流向きの送り速度は、供給ローラ21による原稿の供給方向B下流向きの送り速度よりも大きい。また供給ローラ21は、図示しない駆動源からの駆動力によって、ローラ軸線L21まわりの回転方向Aに回転駆動されるとともに、前記回転方向Aには回転自在な構成となっている。これによってCIS82と背面ローラ84との間に供給された原稿は、背面ローラ84によってCIS82に向けて弾発的に押圧されながら、背面ローラ84の軸線周りの回転によって供給方向B下流向きに送られる。このとき原稿のCIS82に臨む表面に形成されている画像が、CIS82によって読取られる。またこのとき供給ローラ21は、分離部材22と協働して挟持している原稿からの供給方向B下流向きの力によって回転駆動されている状態となる。画像が読取られた原稿は、排出ピンチローラ85と排出ローラ86とによって、ファクシミリ装置80に外部に排出される。
【0038】
供給ローラ21と分離部材22とによって挟持される原稿の、供給ローラ21と分離部材22とによる挟持状態が解除されると、シート体押圧部25の押圧アーム体30の他端部30aによる供給ローラ21に向かう弾発的な押圧によって、複数枚の原稿Dのうち、当該原稿に接触していた原稿が供給ローラ21に接触する。供給ローラ21は、駆動源からの駆動力がなくても、ローラ軸線L21まわりの回転方向Aおよび前記回転方向Aとは逆方向に、所定の角度範囲だけ角変位自在な構成となっている。これによって供給ローラ21と分離部材22とによって挟持されていた原稿の、供給ローラ21と分離部材22とによる挟持状態が解除されたときに、当該原稿からの回転駆動力が得られなくなり、駆動源が空回りして供給ローラ21への駆動力が伝達されなくなり、供給ローラ21の回転が停止する。そして所定の時間が経過すると、駆動源の空回り状態が解除されて、供給ローラ21は駆動源からの駆動力が伝達されて、ローラ軸線L21まわりの回転方向Aに回転駆動される。
【0039】
このとき供給制限部材24によって供給ローラ21と分離部材22との間に進入することを規制された原稿Dのうち、最も供給ローラ21寄りの原稿が、供給制限部材24の先端部よりも供給ローラ21側に配置されて、供給ローラ21と分離部材22との間に進入できるようになる。供給ローラ21に接触している1枚の原稿は、供給ローラ21がローラ軸線L21まわりの回転方向Aに回転することによって、残余の原稿Dから分離する。供給ローラ21と分離部材22とが協働して、このように分離した1枚の原稿を挟持して、供給方向B下流向きに送り、ファクシミリ装置80のCIS82と背面ローラ84との間に1枚ずつ供給される。以上の動作が繰返されて、ファクシミリ装置80のトレイ81に載置された複数枚の原稿Dは、複数枚が重なることなく、1枚ずつCIS82に確実に供給されて、表面に形成されている画像が読取られる。
【0040】
図4は、供給制限部材24による効果を説明するための側面図である。図1、図2および図9をも併せて参照する。多量の枚数の原稿Dが供給ローラ21と分離部材22との間に進入すると、分離部材22の原稿Dから与えられる力が、分離部材22が供給ローラ21に押圧される力よりも大きくなり、分離部材22は供給ローラ21に弾発的に押圧されなくなる(図9参照)。この状態で供給ローラ21がローラ軸線L21まわりに回転駆動されると、供給ローラ21と分離部材22との間に進入した多量の枚数の原稿Dのうち、供給ローラ21寄りの複数枚の原稿Dが残余の原稿Dから分離して、複数枚の原稿Dが重なったまま供給ローラ21と分離部材22とによって挟持されて、CIS82に供給されるマルチフィードが発生する危険性がある。
【0041】
したがって供給制限部材24によって、供給ローラ21および分離部材22の間に進入する原稿Dの枚数を制限することで、原稿Dが供給ローラ21と分離部材22との間に進入したときに原稿Dが分離部材22に与える力を制限することができる。これによって分離部材22は、確実に供給ローラ21に弾発的に押圧されるので、供給ローラ21と分離部材22との間に進入した複数枚の原稿Dのうち、供給ローラ21に接触している原稿だけを残余の原稿から分離して、CIS82に1枚ずつ供給することができる。このようにして原稿Dのマルチフィードを可及的に防止することができる。
【0042】
供給ローラ21および分離部材22の間に進入する原稿Dの枚数を制限するだけであれば、ガイド体83の間隔を狭くすればよい。しかし、このようにガイド体83の間隔を狭くすると、トレイ81に載置することができる原稿Dの枚数が少なくなってしまう。したがって供給制限部材24を設けることによって、マルチフィードを可及的に防止できることと、トレイ81に載置可能な原稿Dの枚数を多くすることができるという2つの効果を同時に達成することができる。
【0043】
また各供給制限部材24の供給方向B上流側の表面24a,24b(図2参照)は、供給ローラ21に近づくにつれて、原稿Dが供給ローラ21および分離部材22の間に進入する方向である進入方向C下流向きに滑らかに傾斜するように形成される。これによって、供給ローラ21に接触していた原稿の供給ローラ21と分離部材22とによる挟持状態が解除されたときに、供給制限部材24によって供給ローラ21および分離部材22の間に進入することを規制されていた原稿Dの供給方向B下流側端部は、供給制限部材24の供給方向B上流側の表面24a,24bに沿って滑らかに供給ローラ21に向かうとともに供給方向B下流向きに向かうことができる。したがって供給制限部材24によって供給ローラ21および分離部材22の間に進入することを規制された原稿Dのうち、最も供給ローラ21寄りの原稿が、供給制限部材24の先端部よりも供給ローラ21側に確実に配置されて、供給ローラ21および分離部材22の間に確実に進入することができる。
【0044】
ファクシミリ装置80が水平面に載置されている状態で、原稿Dの供給ローラ21と分離部材22との間への進入方向Cの水平面に対する角度が零に近い場合には、各供給制限部材24の供給方向B上流側の表面24a,24bが前述のように形成されることによる効果が顕著となる。
【0045】
図5は、緩衝部材26による効果を説明するための側面図である。図1、図2および図10をも併せて参照する。可撓性および弾発性を有する分離部材22が自由に変形できる場合、図5の2点鎖線L5に示すように、分離部材22は、供給ローラ21および分離部材22の間に進入しようとする原稿Dに押圧されることによって変形する。このような分離部材22の変形によって、原稿Dの供給方向B下流側端部が分離部材22に引っ掛かり、原稿Dが供給ローラ21および分離部材22の間に進入できずにCIS82に供給されないミスフィードが発生する危険性がある。したがって緩衝部材26によって、分離部材押圧部23によって押圧される位置よりも供給方向B上流側の位置における分離部材22の変形を緩和することによって、供給ローラ21および分離部材22の間に進入しようとする原稿Dの供給方向B下流側端部の分離部材22への引っ掛かりを可及的に防止して、原稿Dを供給ローラ21および分離部材22の間に確実に進入させて、原稿Dのミスフィードを可及的に防止することができる。
【0046】
このように供給制限部材24および緩衝部材26を設けることによって、原稿Dのマルチフィードおよびミスフィードを可及的に防止することができる。
【0047】
本実施の形態のシート体供給装置20は、ファクシミリ装置80に搭載されるとしたけれども、これに限ることはない。たとえばプリンタ装置、スキャナ装置および複写装置などの画像読取装置および画像形成装置に搭載してもよい。
【0048】
また本実施の形態のシート体供給装置20において、供給ローラ21は、供給される原稿Dの下側に配置され、分離部材22、供給制限部材24およびシート体押圧部25は、供給される原稿Dの上側に配置される構成としたけれども、これに限ることはない。たとえば、供給ローラ21は、供給される原稿Dの上側に配置され、分離部材22、供給制限部材24およびシート体押圧部25は、供給される原稿Dの下側に配置される構成としてもよい。
【0049】
また本実施の形態のシート体供給装置20において、分離ばね部材28および押圧ばね部材31は、コイルばねとしたけれども、これに限ることはない。分離ばね部材28および押圧ばね部材31は、たとえば板ばねなどの弾発性を有する部材で実現されてもよい。
【0050】
また本実施の形態のシート体供給装置20において、供給制限部材24は、ガイド体83に一体的に設けられるとしたけれども、これに限ることはない。供給制限部材24は、たとえばガイド体83とは別体にして、ガイド体83に連結されるようにして設けられてもよい。また供給制限部材24は、たとえば分離押板材27に一体的に設けられるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、分離部材押圧手段には、ローラの軸線に平行に延びる突起部が形成され、この突起部によって、可撓性および弾発性を有する分離部材が、ローラに向けて弾発的に押圧される。したがって分離部材押圧手段の突起部によって押圧される位置だけで、分離部材を、ローラに向けて弾発的に押圧することができ、これによってシート体を、処理手段に円滑に供給することができる。
しかも供給制限手段によって、ローラおよび分離部材の間に進入するシート体の枚数を制限することで、シート体がローラおよび分離部材の間に進入したときに、シート体が分離部材に与える力を制限することができる。これによって分離部材は、確実にローラに弾発的に押圧されるので、ローラおよび分離部材の間に進入した複数枚のシート体のうち、ローラに接触しているシート体だけを残余のシート体から確実に分離して、処理手段に1枚ずつ供給することができる。このようにしてシート体のマルチフィードを可及的に防止することができる。
【0052】
また本発明によれば、シート体は、ローラと分離部材とによるシート体の挟持位置よりも供給方向上流側に設けられるシート体押圧手段によって、ローラに向けて弾発的に押圧される状態で、供給方向下流向きに送られる。これによってシート体は、ローラおよび分離部材の間に確実に進入することができる。供給制限手段は、シート体がシート体押圧手段によって押圧される位置よりも供給方向下流側に配置される。これによって、供給制限手段によってローラおよび分離部材の間への進入が制限されたシート体は、ローラおよび分離部材の間に進入したシート体が1枚ずつ処理手段に供給される度に、シート体押圧手段によるローラに向かう弾発的な押圧によってローラ側に繰出されて、供給制限手段によるローラおよび分離部材の間への進入の制限が解除されたシート体は、ローラおよび分離部材の間に確実に進入することができる。
【0053】
また本発明によれば、分離部材は、緩衝部材によって、分離部材押圧手段によって押圧される位置よりも供給方向上流側の位置における変形が緩和される。これによって、ローラおよび分離部材の間に進入しようとするシート体の供給方向下流側端部の分離部材への引っ掛かりを可及的に防止して、シート体をローラと分離部材との間に確実に進入させて、シート体のミスフィードを可及的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のシート体供給装置20を示す側面図である。
【図2】シート体供給装置20を示す平面図である。
【図3】シート体供給装置20を搭載するファクシミリ装置80を示す断面図である。
【図4】供給制限部材24による効果を説明するための側面図である。
【図5】緩衝部材26による効果を説明するための側面図である。
【図6】第1の従来技術であるシート体供給装置1を搭載するファクシミリ装置2の一部を模式的に示す図である。
【図7】図6のセクションVIIを拡大して示す図である。
【図8】第2の従来技術である原稿給紙装置11を模式的に示す図である。
【図9】第1の従来技術のシート体供給装置1における原稿Dのミスフィードを説明するための図である。
【図10】第1の従来技術のシート体供給装置1における原稿Dのマルチフィードを説明するための図である。
【符号の説明】
20 シート体供給装置
21 供給ローラ
22 分離部材
23 分離部材押圧部
24 供給制限部材
25 シート体押圧部
26 緩衝部材
Claims (3)
- 予め定める処理手段に、シート体を供給するシート体供給装置であって、
軸線まわりに回転駆動されるローラと、
可撓性および弾発性を有し、ローラに対向して設けられ、ローラと協働してシート体を挟持する分離部材と、
ローラの軸線に平行に延びる突起部が形成され、この突起部によって分離部材をローラに向けて弾発的に押圧する分離部材押圧手段と、
ローラに対向して、シート体を案内するガイド体に一体的に設けられ、ローラに向けて突出し、ローラおよび分離部材の間に進入するシート体の枚数を制限する供給制限手段とを備えることを特徴とするシート体供給装置。 - ローラと分離部材とによるシート体の挟持位置よりも供給方向上流側に設けられ、シート体をローラに向けて弾発的に押圧するシート体押圧手段をさらに備え、
供給制限手段は、シート体がシート体押圧手段によって押圧される位置よりも供給方向下流側に配置されることを特徴とする請求項1記載のシート体供給装置。 - 分離部材押圧手段の突起部によって押圧される位置よりも供給方向上流側の位置における分離部材の変形を緩和する緩衝部材をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載のシート体供給装置。
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