JPH07309465A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH07309465A JPH07309465A JP6105477A JP10547794A JPH07309465A JP H07309465 A JPH07309465 A JP H07309465A JP 6105477 A JP6105477 A JP 6105477A JP 10547794 A JP10547794 A JP 10547794A JP H07309465 A JPH07309465 A JP H07309465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- separation pad
- holder body
- friction coefficient
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/52—Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
- B65H3/5207—Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
- B65H3/5215—Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
- B65H3/5223—Retainers of the pad-type, e.g. friction pads
Abstract
ラ4とで摩擦分離されて給送される用紙Pまたはホルダ
体5の振動による音鳴き発生を防止する。 【構成】 間欠回動する給紙ローラ4は用紙Pの表面に
接触する接触面4aと、接触しない非接触面4bとを備
える。給紙ローラ4の周面に対峙するホルダ体5の表面
側凹所38内には、用紙Pの給送上流側に摩擦係数の大
きい材料からなる分離パッド5aを配置し、分離パッド
5aに隣接する給送下流側には、少なくとも表面層が摩
擦係数の小さい材料からなる音消し規制部26としての
PEフィルムを分離パッド5aの表面と同一高さにて配
置し、給紙ローラ4における接触面4aが分離パッド5
aと音消し規制部26とに跨がるように配置する。
Description
タ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置におけ
る給紙装置の構造に係り、より詳しくは、給紙カセット
などの給紙部に積層させた被記録媒体をその最上位置か
ら1枚ずつ分離して給送するように構成した給紙装置の
構造に関するものである。
出願人は、先に、実願平4−66545号において、給
紙カセット内に上向きに付勢された受け板上に、被記録
媒体としての多数枚の用紙を積層し、この用紙のうちの
最上位置の用紙より上方の端部に間欠回動する駆動軸を
配置し、この駆動軸には用紙等の表面に接触する接触面
と、接触しない非接触面とからなる断面略D字状で円周
部がゴム等の摩擦係数の高い部材にて構成された給紙ロ
ーラを固着する一方、該給紙ローラの外周面に対向させ
て摩擦係数の大きい分離パッドを有するホルダ体を給紙
部に備えて、用紙を確実に給紙する構成を提案した。
の摩擦分離方式の給紙では、用紙が給紙ローラと分離パ
ッドとの間に挟まれて給送されるとき、用紙に対する給
紙ローラの摩擦係数と分離パッドの摩擦係数とに大小の
差異があること、及び分離パッドを給紙ローラの周面に
押圧すべく揺動可能に装着された箇所に多少のガタがあ
ること等から、給紙時に用紙及び/または分離パッドが
振動して、いわゆるビビリ音等の音鳴りがするという問
題があった。
ラと分離パッドとの用紙挟持箇所よりも給送下流側に用
紙の表面または裏面に接触する部材を配置して、用紙の
振動を止めることや、(2)給紙ローラに対する分離パ
ッドの押圧力を軽くすることや、(3)分離パッドを備
えたホルダ体の共振点を変更して振動を減らすべく、ホ
ルダ体の重量や形状(剛性)等を工夫すること、が考え
られる。
の振動を止めることができるが、ホルダ体自体の振動は
制止できない。(2)の方式によれば、用紙の分離が不
完全になるおそれが大きく、いわゆる用紙の重送現象が
発生する。(3)の方式では、ホルダ体の振動は軽減で
きるが、紙厚さや単位面積当たりの紙重量の種類、用紙
の腰の強さ(柔らかさ)等の相違により、音鳴りする現
象が発生していた。
なされたものであり、比較的簡単な構成にて、用紙等の
被記録媒体及びホルダ体の振動を停止させて音鳴りのし
ない給紙装置を提供することを目的とするものである。
め、請求項1記載の給紙装置は、給紙部に積層した複数
枚の用紙等の被記録媒体を、回転する給紙ローラと、該
給紙ローラの周面に向かって前記被記録媒体の裏面を押
圧する分離パッドを備えたホルダ体とにより摩擦分離し
て1枚ずつ給紙するように構成してなる給紙装置であっ
て、前記ホルダ体の表面側には、被記録媒体の給送上流
側に摩擦係数の大きい材料からなる分離パッドを配置
し、該分離パッドに隣接する給送下流側には、少なくと
も表面層が摩擦係数の小さい材料からなる音消し規制部
を配置し、給紙ローラの周面が前記分離パッドと音消し
規制部とに跨がるように配置したものである。
記載の給紙装置の構成の他に、前記ホルダ体には、前記
音消し規制部を給紙ローラの周面に対して押圧する弾性
手段を介して装着したものである。
明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ1の概略
側断面図、図2は給紙装置の要部側断面図である。本実
施例のプリンタ1は、本体ケース2の一側上側に給紙カ
セット3を着脱自在に装着し、給紙ローラ4と分離パッ
ド5aを備えたホルダ体5とにより、給紙カセット3内
に積層された被記録媒体としての用紙Pが一枚ずつに分
離されて搬送ローラ対6を介して感光体ドラム7と転写
ローラ8等とからなる感光体ユニット9に搬送される。
感光体ユニット9に隣接して前記給紙カセット3に近い
側にトナーカートリッジ28からトナーが補給される現
像装置10が配置され、反対側には、加熱ローラ11と
押圧ローラ12とからなる定着ユニット13が配置され
ている。
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ン22が設けられている。帯電器23にて予め帯電させ
た感光体ドラム7の表面に、図示しないコンピュータ等
の外部機器から伝送された画像データに応じて、スキャ
ナユニット17から発射された光を照射して、感光体ド
ラム7の表面に静電潜像を形成し、次いで、現像装置1
0にて供給し磁化させた粉体状のトナーにより前記潜像
を可視像化するという現像を実行した後、この感光体ド
ラム7と転写ローラ8との間に供給された被記録媒体と
しての用紙Pに前記トナー像を転写し、次に、定着ユニ
ット13にて前記転写された像に熱及び圧力を付加して
用紙Pにトナー像を定着させ、その用紙Pを排紙ローラ
対24からプリンタ1の排紙トレイ25に排出させる。
a及び音消し規制部26を備えたホルダ体5からなる給
紙装置について、図2〜図7を参照しながら説明する。
給紙装置における給紙カセット3内には、図3に示すよ
うに、ばね30により上向き付勢された用紙受け板31
が給紙ローラ4の下面側に接近するように配設され、用
紙受け板31に多数枚積層された被記録媒体としての用
紙Pのうち最上位置の用紙Pの下端側上面が給紙ローラ
4の周面に近接する。
2に示すように、駆動モータ(図示せず)及び伝動ギヤ
機構を介して間欠的に回転する駆動軸33と一体的に回
転する合成樹脂製の筒体34の左右両側端部に形成する
ものであり、この各給紙ローラ4の外周面は、用紙Pに
接触する円周面状の接触面4aと、前記用紙Pと接触し
ない非接触面4bとからなる側断面略D字状に形成さ
れ、少なくとも接触面4aはゴム等の摩擦係数の大きい
部材により構成されている。
なる給紙ローラ4を、前記筒体34の左右両側端部の給
紙ローラ箇所相当部に嵌合被嵌させることにより構成す
るものである。また、図2及び図3に示すように、この
筒体34の長手方向中途部の外周面には、前記接触面4
aの外半径(R1)より若干外径(R2)が小さい複数
の鍔部32を前記長手方向に沿って適宜間隔隔てて突出
形成する。この各鍔部32の突出方向は、用紙Pの撓み
を防止するため、外半径(R3)が小さい前記非接触面
4bに対応する箇所が望ましい。
ローラ4の側方に、合成樹脂製の筒状の給紙カラー3
5,35を遊嵌させ、止めリング36により、各給紙カ
ラー35が駆動軸33に対して横ずれしないように構成
されている(図3参照)。この給紙カラー35の外半径
(R4)は、前記給紙ローラ4のうち接触面4aの外半
径(R1)より若干小さくなるように設定する。その程
度は、給紙ローラ4における非接触面4bが用紙Pと対
峙するような回転位相のとき、給紙カラー35が後述す
る分離パッド5aと音消し規制部26との表面に跨がっ
て押圧し、もってその上の用紙P表面に押圧するような
程度であり、且つ接触面4aが用紙Pと対峙する回転位
相のときには、給紙カラー35の周面が用紙Pの表面に
接触する程度に設定されている。
は、給紙カセット3の下端近傍には、ホルダ体5の基端
左右両側の枢支軸部39,39を中心にして上下回動可
能に装着され、該ホルダ体5の表面(上面)が給紙ロー
ラ4の周面に接近するようにばね40にて付勢されてい
る(図3〜図5参照)。このホルダ体5の表面には、用
紙Pの給送上流側に発泡ウレタン樹脂等の摩擦係数の大
きい分離パッド5aを配置し、分離パッド5aに隣接し
て用紙Pの給送下流側には、少なくともその表面層が超
高分子ポリエチレン製のフィルム43等の摩擦係数の小
さい材料からなる音消し規制部26を配置固定するもの
である。
分離パッド5a及び音消し規制部26の両方の表面高さ
位置を一致させるため、ホルダ体5の表面側に、用紙P
の給送方向と直角方向に長い凹所38を形成し、この凹
所38の底面に両面接着テープ42を介して前半部分を
接着固定させたポリエチレンフィルム等の厚み0.1m
m程度のフィルム43の上面に同じく両面接着テープ4
4を介して分離パッド5aを接着固定させる。ついで、
該分離パッド5aの後側面に沿って前記フィルム43を
折曲げる一方、前記凹所38の底部後側に前記分離パッ
ド5aと同じ材料で同じ厚さの支持片45を同じく両面
接着テープ44を介して接着固定し、この支持片45の
上面に沿って前記フィルム43の後半部を両面接着テー
プ42を介して接着固定させるのである。
に、台紙41に両面接着テープ42を介して接着させた
厚さ1.5mm程度で動摩擦係数μ=0.8〜1.0程
度の発泡ウレタン樹脂の板片46の互いに隣接する箇所
が一組の分離パッド5aと支持片45となるように、所
定の幅寸法で切り線47を入れて切離し可能に構成して
おけば、前記分離パッド5aと支持片45との厚さをほ
ぼ一致させることが比較的簡単に実現し得るのである。
る給紙動作について説明すると、初期状態(給紙待機状
態)では、図3に示すごとく、駆動軸33上の給紙カラ
ー38の外径下面がホルダ体5の表面の分離パッド5a
及び音消し規制部26表面に跨がって接触し、給紙ロー
ラ4の非接触面4bは離れている。そして、プリンタ1
に印字指令が入力され、制御基板18,19から給紙指
令が発せられると、図示しない駆動モータが作動して駆
動軸33を一回転させ、給紙ローラ4が図4に示す矢印
A方向に回転する。
触面4aが分離パッド5a側に接触し始めると、給紙カ
セット3における積層された用紙Pのうちの最上位置の
用紙Pの給送先端が摩擦係数の大きい接触面4aと分離
パッド5aとの間に繰入れられ、次いで用紙Pの先端が
図4及び図6に示すように、音消し規制部26であるフ
ィルム43の表面箇所に来ると、この摩擦係数の小さい
フィルム43の表面に用紙Pが接触することになり、滑
らかにすべり出るから、給送時における用紙P及びホル
ダ体5のビビリ音を消す作用を発揮することができるの
である。
おける凹所38内に両面接着テープ48を介して発泡ウ
レタン樹脂からなる分離パッド5aを張設し、該分離パ
ッド5a表面のうち後半部には、摩擦係数の小さい材料
からなる樹脂等の表面層49を塗布したり、またはステ
ンレス薄板を張設することにより音消し規制部26を形
成するものである。このときも表面層49と分離パッド
5aとの間に段差が発生しないように形成することが肝
要である。段差があると、給送されてきた用紙Pの先端
が段差に衝突して、円滑な給紙作用が発揮できず、紙ジ
ャム発生の原因となる。
5の表面側の凹所38内に両面接着テープ54を介して
固定された分離パッド5aに隣接して配置される摩擦係
数の小さい材料からなる音消し規制部26は、弾性手段
50を介して給紙ローラ4の周面に押圧付勢されるもの
であり、図9に示す第3実施例では、ホルダ体5の後側
に基端を固着した板ばね51を凹所38内に臨ませる。
また、音消し規制部26の前端は前下がり状に平面的ま
たは凸曲面的に面取りが施されている。これにより、用
紙Pが音消し規制部26に乗り移り易くなるようにす
る。
きく離れている板ばね51の基端寄り部位51aが荷重
支持点となるので、給紙ローラ4に対する音消し規制部
26の押圧力が小さい状態を実現させることができる。
図10に示す第4実施例では、音消し規制部26を弾性
的に支持する板ばね52の先端(自由端側)52bが凹
所38の底面に当接し、且つ板ばね52の基端寄り部位
51aとにより、二点支持状態とするので、音消し規制
部26を高い押圧力で給紙ローラ4の周面に押圧するこ
とができるという効果を奏する。
底面に接着固定させた板ばね53の基部側(前半部側)
に分離パッド5aを固定する一方、この板ばね53の後
端側を凹所38の底面より浮き上がるように屈曲させた
状態で、その上面に音消し規制部26を接着固定させ
る。この実施例では、凹所38の底面より浮き上がる前
記板ばね53の長さが短いので、音消し規制部26を高
い押圧力で給紙ローラ4の周面に押圧することができ
る。
おける非接触面4bがホルダ体5の表面と対向する位置
では、給紙カラー35,35の周面や鍔部32の周面3
2aが用紙P表面に当接している(図2参照)。そし
て、給紙ローラ4が一回転すると、再度非接触面4bが
ホルダ体5と対向する位相に戻って停止する。
よる自動給紙装置の他、用紙を一枚ずつ給紙する手差し
給紙部についても適用できることはいうまでもない。
の給紙装置は、給紙部に積層した複数枚の用紙等の被記
録媒体を、回転する給紙ローラと、該給紙ローラの周面
に向かって前記被記録媒体の裏面を押圧する分離パッド
を備えたホルダ体とにより摩擦分離して1枚ずつ給紙す
るように構成してなる給紙装置であって、ホルダ体の表
面側には、被記録媒体の給送上流側に摩擦係数の大きい
材料からなる分離パッドを配置し、該分離パッドに隣接
する給送下流側には、少なくとも表面層が摩擦係数の小
さい材料からなる音消し規制部を配置し、給紙ローラの
周面が前記分離パッドと音消し規制部とに跨がるように
配置したものであるから、給紙ローラの周面と摩擦係数
の大きい分離パッドとで挟持されて確実に分離された用
紙等の被記録媒体は、当該分離パッドに隣接する給送下
流側の摩擦係数の小さい音消し規制部に至ると、被記録
媒体との摩擦抵抗がいっきに少なくなり、給紙ローラ周
面と間で円滑に給送されるので、被記録媒体やホルダ体
がビビリ音等を発生するという音鳴きを発生させなくす
ることができる。
に記載の給紙装置において、前記ホルダ体には、前記音
消し規制部を給紙ローラの周面に対して押圧する弾性手
段を介して装着したものであるから、給紙ローラの周面
に対する分離パッドの押圧力と音消し規制部の押圧力と
に差異を生じさせることができ、前記音鳴きの発生を一
層効果的に阻止できるという効果を奏するものである。
一部切欠き説明図である。
(b)は分離パッド及び支持片の側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 給紙部に積層した複数枚の用紙等の被記
録媒体を、回転する給紙ローラと、該給紙ローラの周面
に向かって前記被記録媒体の裏面を押圧する分離パッド
を備えたホルダ体とにより摩擦分離して1枚ずつ給紙す
るように構成してなる給紙装置において、前記ホルダ体
の表面側には、被記録媒体の給送上流側に摩擦係数の大
きい材料からなる分離パッドを配置し、該分離パッドに
隣接する給送下流側には、少なくとも表面層が摩擦係数
の小さい材料からなる音消し規制部を配置し、前記給紙
ローラの周面が前記分離パッドと音消し規制部とに跨が
るように配置したことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 前記ホルダ体には、前記音消し規制部を
給紙ローラの周面に対して押圧する弾性手段を介して装
着したことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
Priority Applications (2)
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- 1995-04-19 US US08/423,449 patent/US5584475A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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