JP3448097B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3448097B2
JP3448097B2 JP10547794A JP10547794A JP3448097B2 JP 3448097 B2 JP3448097 B2 JP 3448097B2 JP 10547794 A JP10547794 A JP 10547794A JP 10547794 A JP10547794 A JP 10547794A JP 3448097 B2 JP3448097 B2 JP 3448097B2
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哲男 浅田
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5207Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
    • B65H3/5215Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5223Retainers of the pad-type, e.g. friction pads

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置におけ
る給紙装置の構造に係り、より詳しくは、給紙カセット
などの給紙部に積層させた被記録媒体をその最上位置か
ら1枚ずつ分離して給送するように構成した給紙装置の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の給紙装置として、本
出願人は、先に、実願平4−66545号において、給
紙カセット内に上向きに付勢された受け板上に、被記録
媒体としての多数枚の用紙を積層し、この用紙のうちの
最上位置の用紙より上方の端部に間欠回動する駆動軸を
配置し、この駆動軸には用紙等の表面に接触する接触面
と、接触しない非接触面とからなる断面略D字状で円周
部がゴム等の摩擦係数の高い部材にて構成された給紙ロ
ーラを固着する一方、該給紙ローラの外周面に対向させ
て摩擦係数の大きい分離パッドを有するホルダ体を給紙
部に備えて、用紙を確実に給紙する構成を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の摩擦分離方式の給紙では、用紙が給紙ローラと分離パ
ッドとの間に挟まれて給送されるとき、用紙に対する給
紙ローラの摩擦係数と分離パッドの摩擦係数とに大小の
差異があること、及び分離パッドを給紙ローラの周面に
押圧すべく揺動可能に装着された箇所に多少のガタがあ
ること等から、給紙時に用紙及び/または分離パッドが
振動して、いわゆるビビリ音等の音鳴りがするという問
題があった。
【0004】この問題を解決するため、(1)給紙ロー
ラと分離パッドとの用紙挟持箇所よりも給送下流側に用
紙の表面または裏面に接触する部材を配置して、用紙の
振動を止めることや、(2)給紙ローラに対する分離パ
ッドの押圧力を軽くすることや、(3)分離パッドを備
えたホルダ体の共振点を変更して振動を減らすべく、ホ
ルダ体の重量や形状(剛性)等を工夫すること、が考え
られる。
【0005】しかし、前記(1)の方式によると、用紙
の振動を止めることができるが、ホルダ体自体の振動は
制止できない。(2)の方式によれば、用紙の分離が不
完全になるおそれが大きく、いわゆる用紙の重送現象が
発生する。(3)の方式では、ホルダ体の振動は軽減で
きるが、紙厚さや単位面積当たりの紙重量の種類、用紙
の腰の強さ(柔らかさ)等の相違により、音鳴りする現
象が発生していた。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、比較的簡単な構成にて、用紙等の
被記録媒体及びホルダ体の振動を停止させて音鳴りのし
ない給紙装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の給紙装置は、給紙部に積層した複数
枚の用紙等の被記録媒体を、回転する給紙ローラと、該
給紙ローラの周面に向かって前記被記録媒体の裏面を押
圧する分離パッドを備えたホルダ体とにより摩擦分離し
て1枚ずつ給紙するように構成してなる給紙装置におい
て、前記ホルダ体の表面側に形成された凹所内のうち、
被記録媒体の給送上流側には、摩擦係数の大きい材料か
らなる分離パッドを配置すると共に該分離パッドに隣接
する給送下流側には、少なくとも表面層が摩擦係数の小
さいフィルムからなる音消し規制部を配置し、且つ前記
給紙ローラの周面が前記分離パッドと音消し規制部とに
跨がるように配置するに際して、前記凹所の底面のうち
前記給送上流側である前半部に両面接着テープを介して
前記フィルムを接着固定し、該フィルムの前半部の上面
に両面接着テープを介して前記分離パッドを接着固定
し、前記分離パッドの後側面に沿って前記フィルムを略
Z状に折り曲げる一方、前記凹所の底面のうち前記給送
下流側である後半部に両面接着テープを介して前記分離
パッドと同じ材料で、且つ同じ厚さの支持片を接着固定
し、前記支持片の上面に、前記フィルムの後半部を両面
接着テープを介して接着固定したものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の給紙装置において、台紙上に接着させた両面接着テー
プの片面に、前記分離パッドと同じ材料からなる板片を
接着させ、該板片に前記分離パッドと支持片とに切り離
し可能な切り線を施したものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ1の概略
側断面図、図2は給紙装置の要部側断面図である。本実
施例のプリンタ1は、本体ケース2の一側上側に給紙カ
セット3を着脱自在に装着し、給紙ローラ4と分離パッ
ド5aを備えたホルダ体5とにより、給紙カセット3内
に積層された被記録媒体としての用紙Pが一枚ずつに分
離されて搬送ローラ対6を介して感光体ドラム7と転写
ローラ8等とからなる感光体ユニット9に搬送される。
感光体ユニット9に隣接して前記給紙カセット3に近い
側にトナーカートリッジ28からトナーが補給される現
像装置10が配置され、反対側には、加熱ローラ11と
押圧ローラ12とからなる定着ユニット13が配置され
ている。
【0010】感光体ユニット9の下方には、レーザ発光
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ン22が設けられている。
【0011】帯電器23にて予め帯電させた感光体ドラ
ム7の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器か
ら伝送された画像データに応じて、スキャナユニット1
7から発射された光を照射して、感光体ドラム7の表面
に静電潜像を形成し、次いで、現像装置10にて供給し
磁化させた粉体状のトナーにより前記潜像を可視像化す
るという現像を実行した後、この感光体ドラム7と転写
ローラ8との間に供給された被記録媒体としての用紙P
に前記トナー像を転写し、次に、定着ユニット13にて
前記転写された像に熱及び圧力を付加して用紙Pにトナ
ー像を定着させ、その用紙Pを排紙ローラ対24からプ
リンタ1の排紙トレイ25に排出させる。
【0012】次に、前記給紙ローラ4と、分離パッド5
a及び音消し規制部26を備えたホルダ体5からなる給
紙装置について、図2〜図7を参照しながら説明する。
【0013】給紙装置における給紙カセット3内には、
図3に示すように、ばね30により上向き付勢された用
紙受け板31が給紙ローラ4の下面側に接近するように
配設され、用紙受け板31に多数枚積層された被記録媒
体としての用紙Pのうち最上位置の用紙Pの下端側上面
が給紙ローラ4の周面に近接する。
【0014】本実施例における給紙ローラ4,4は、図
2に示すように、駆動モータ(図示せず)及び伝動ギヤ
機構を介して間欠的に回転する駆動軸33と一体的に回
転する合成樹脂製の筒体34の左右両側端部に形成する
ものであり、この各給紙ローラ4の外周面は、用紙Pに
接触する円周面状の接触面4aと、前記用紙Pと接触し
ない非接触面4bとからなる側断面略D字状に形成さ
れ、少なくとも接触面4aはゴム等の摩擦係数の大きい
部材により構成されている。
【0015】なお、実施例としてはリング状ゴム片から
なる給紙ローラ4を、前記筒体34の左右両側端部の給
紙ローラ箇所相当部に嵌合被嵌させることにより構成す
るものである。また、図2及び図3に示すように、この
筒体34の長手方向中途部の外周面には、前記接触面4
aの外半径(R1)より若干外径(R2)が小さい複数
の鍔部32を前記長手方向に沿って適宜間隔隔てて突出
形成する。この各鍔部32の突出方向は、用紙Pの撓み
を防止するため、外半径(R3)が小さい前記非接触面
4bに対応する箇所が望ましい。
【0016】そして、駆動軸33には、前記左右両給紙
ローラ4の側方に、合成樹脂製の筒状の給紙カラー3
5,35を遊嵌させ、止めリング36により、各給紙カ
ラー35が駆動軸33に対して横ずれしないように構成
されている(図3参照)。この給紙カラー35の外半径
(R4)は、前記給紙ローラ4のうち接触面4aの外半
径(R1)より若干小さくなるように設定する。その程
度は、給紙ローラ4における非接触面4bが用紙Pと対
峙するような回転位相のとき、給紙カラー35が後述す
る分離パッド5aと音消し規制部26との表面に跨がっ
て押圧し、もってその上の用紙P表面に押圧するような
程度であり、且つ接触面4aが用紙Pと対峙する回転位
相のときには、給紙カラー35の周面が用紙Pの表面に
接触する程度に設定されている。
【0017】また、給紙カセット3の下端内部3aまた
は、給紙カセット3の下端近傍には、ホルダ体5の基端
左右両側の枢支軸部39,39を中心にして上下回動可
能に装着され、該ホルダ体5の表面(上面)が給紙ロー
ラ4の周面に接近するようにばね40にて付勢されてい
る(図3〜図5参照)。
【0018】このホルダ体5の表面には、用紙Pの給送
上流側に発泡ウレタン樹脂等の摩擦係数の大きい分離パ
ッド5aを配置し、分離パッド5aに隣接して用紙Pの
給送下流側には、少なくともその表面層が超高分子ポリ
エチレン製のフィルム43等の摩擦係数の小さい材料か
らなる音消し規制部26を配置固定するものである。
【0019】その一実施例として、図6に示すように、
分離パッド5a及び音消し規制部26の両方の表面高さ
位置を一致させるため、ホルダ体5の表面側に、用紙P
の給送方向と直角方向に長い凹所38を形成し、この凹
所38の底面に両面接着テープ42を介して前半部分を
接着固定させたポリエチレンフィルム等の厚み0.1m
m程度のフィルム43の上面に同じく両面接着テープ4
4を介して分離パッド5aを接着固定させる。ついで、
該分離パッド5aの後側面に沿って前記フィルム43を
折曲げる一方、前記凹所38の底部後側に前記分離パッ
ド5aと同じ材料で同じ厚さの支持片45を同じく両面
接着テープ44を介して接着固定し、この支持片45の
上面に沿って前記フィルム43の後半部を両面接着テー
プ42を介して接着固定させるのである。
【0020】なお、図7(a)及び(b)に示すよう
に、台紙41に両面接着テープ42を介して接着させた
厚さ1.5mm程度で動摩擦係数μ=0.8〜1.0程
度の発泡ウレタン樹脂の板片46の互いに隣接する箇所
が一組の分離パッド5aと支持片45となるように、所
定の幅寸法で切り線47を入れて切離し可能に構成して
おけば、前記分離パッド5aと支持片45との厚さをほ
ぼ一致させることが比較的簡単に実現し得るのである。
【0021】次に、このように構成された給紙装置によ
る給紙動作について説明すると、初期状態(給紙待機状
態)では、図3に示すごとく、駆動軸33上の給紙カラ
ー38の外径下面がホルダ体5の表面の分離パッド5a
及び音消し規制部26表面に跨がって接触し、給紙ロ
ーラ4の非接触面4bは離れている。
【0022】そして、プリンタ1に印字指令が入力さ
れ、制御基板18,19から給紙指令が発せられると、
図示しない駆動モータが作動して駆動軸33を一回転さ
せ、給紙ローラ4が図4に示す矢印A方向に回転する。
【0023】この回転により、給紙ローラ4における接
触面4aが分離パッド5a側に接触し始めると、給紙カ
セット3における積層された用紙Pのうちの最上位置の
用紙Pの給送先端が摩擦係数の大きい接触面4aと分離
パッド5aとの間に繰入れられ、次いで用紙Pの先端が
図4及び図6に示すように、音消し規制部26であるフ
ィルム43の表面箇所に来ると、この摩擦係数の小さい
フィルム43の表面に用紙Pが接触することになり、滑
らかにすべり出るから、給送時における用紙P及びホル
ダ体5のビビリ音を消す作用を発揮することができるの
である。
【0024】図8に示す参考例では、ホルダ体5におけ
る凹所38内に両面接着テープ48を介して発泡ウレタ
ン樹脂からなる分離パッド5aを張設し、該分離パッド
5a表面のうち後半部には、摩擦係数の小さい材料から
なる樹脂等の表面層49を塗布したり、またはステンレ
ス薄板を張設することにより音消し規制部26を形成す
るものである。このときも表面層49と分離パッド5a
との間に段差が発生しないように形成することが肝要で
ある。段差があると、給送されてきた用紙Pの先端が段
差に衝突して、円滑な給紙作用が発揮できず、紙ジャム
発生の原因となる。
【0025】図9〜図11に示す参考例では、ホルダ体
5の表面側の凹所38内に両面接着テープ54を介して
固定された分離パッド5aに隣接して配置される摩擦係
数の小さい材料からなる音消し規制部26は、弾性手段
50を介して給紙ローラ4の周面に押圧付勢されるもの
であり、図9に示す第2参考例では、ホルダ体5の後側
に基端を固着した板ばね51を凹所38内に臨ませる。
また、音消し規制部26の前端は前下がり状に平面的ま
たは凸曲面的に面取りが施されている。これにより、用
紙Pが音消し規制部26に乗り移り易くなるようにす
る。
【0026】この参考例では、音消し規制部26より大
きく離れている板ばね51の基端寄り部位51aが荷重
支持点となるので、給紙ローラ4に対する音消し規制部
26の押圧力が小さい状態を実現させることができる。
【0027】図10に示す第3参考例では、音消し規制
部26を弾性的に支持する板ばね52の先端(自由端
側)52bが凹所38の底面に当接し、且つ板ばね52
の基端寄り部位51aとにより、二点支持状態とするの
で、音消し規制部26を高い押圧力で給紙ローラ4の周
面に押圧することができるという効果を奏する。
【0028】図11に示す第4参考例では、凹所38の
底面に接着固定させた板ばね53の基部側(前半部側)
に分離パッド5aを固定する一方、この板ばね53の後
端側を凹所38の底面より浮き上がるように屈曲させた
状態で、その上面に音消し規制部26を接着固定させ
る。この参考例では、凹所38の底面より浮き上がる前
記板ばね53の長さが短いので、音消し規制部26を高
い押圧力で給紙ローラ4の周面に押圧することができ
る。
【0029】なお、給紙動作時であって給紙ローラ4に
おける非接触面4bがホルダ体5の表面と対向する位置
では、給紙カラー35,35の周面や鍔部32の周面3
2aが用紙P表面に当接している(図2参照)。
【0030】そして、給紙ローラ4が一回転すると、再
度非接触面4bがホルダ体5と対向する位相に戻って停
止する。
【0031】また、本発明の給紙部は、給紙カセットに
よる自動給紙装置の他、用紙を一枚ずつ給紙する手差し
給紙部についても適用できることはいうまでもない。
【0032】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
の給紙装置は、給紙部に積層した複数枚の用紙等の被記
録媒体を、回転する給紙ローラと、該給紙ローラの周面
に向かって前記被記録媒体の裏面を押圧する分離パッド
を備えたホルダ体とにより摩擦分離して1枚ずつ給紙す
るように構成してなる給紙装置において、前記ホルダ体
の表面側に形成された凹所内のうち、被記録媒体の給送
上流側には、摩擦係数の大きい材料からなる分離パッド
を配置すると共に該分離パッドに隣接する給送下流側に
は、少なくとも表面層が摩擦係数の小さいフィルムから
なる音消し規制部を配置し、且つ前記給紙ローラの周面
が前記分離パッドと音消し規制部とに跨がるように配置
するに際して、前記凹所の底面のうち前記給送上流側で
ある前半部に両面接着テープを介して前記フィルムを接
着固定し、該フィルムの前半部の上面に両面接着テープ
を介して前記分離パッドを接着固定し、前記分離パッド
の後側面に沿って前記フィルムを略Z状に折り曲げる一
方、前記凹所の底面のうち前記給送下流側である後半部
に両面接着テープを介して前記分離パッドと同じ材料
で、且つ同じ厚さの支持片を接着固定し、前記支持片の
上面に、前記フィルムの後半部を両面接着テープを介し
て接着固定したものである。
【0033】従って、給紙ローラの周面と摩擦係数の大
きい分離パッドとで挟持されて確実に分離された用紙等
の被記録媒体は、当該分離パッドに隣接する給送下流側
の摩擦係数の小さい音消し規制部に至ると、被記録媒体
との摩擦抵抗がいっきに少なくなり、給紙ローラ周面と
間で円滑に給送されるので、被記録媒体やホルダ体がビ
ビリ音等を発生するという音鳴きを発生させなくするこ
とができる。
【0034】そして、本発明では、ホルダ体の表面側に
形成された凹所の底面のうち前記給送上流側である前半
部に両面接着テープを介して前記フィルムを接着固定
し、該フィルムの前半部の上面に両面接着テープを介し
て前記分離パッドを接着固定し 、前記分離パッドの後側
面に沿って前記フィルムを略Z状に折り曲げる一方、前
記凹所の底面のうち前記給送下流側である後半部に両面
接着テープを介して前記分離パッドと同じ材料で、且つ
同じ厚さの支持片を接着固定し、前記支持片の上面に、
前記フィルムの後半部を両面接着テープを介して接着固
定したものであるから、給送上流側である前半部に配置
される分離パッドの表面と、その後側に続く音消し規制
部である摩擦係数の小さいフィルムの表面の高さがほぼ
一致するように形成することが至極容易となり、用紙が
円滑に搬送されて、音鳴きの発生も防止できるという効
果を奏する。
【0035】請求項2の発明は、請求項1に記載の給紙
装置において、台紙上に接着させた両面接着テープの片
面に、前記分離パッドと同じ材料からなる板片を接着さ
せ、該板片に前記分離パッドと支持片とに切り離し可能
な切り線を施したものであるから、前記分離パッドと支
持片との板厚さを同じにすることが比較的容易であり、
この両者に対して前記フィルムを側面視で略Z字状に配
置して接着固定するから、ホルダ体に対する分離パッド
及び支持片の装着作業も至極容易にできるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】 給紙装置の一部切欠き正面図である。
【図3】 図2の III−III 線矢視要部側断面図であ
る。
【図4】 給紙ローラの接触面が用紙と対向した位置で
の一部切欠き説明図である。
【図5】 実施例におけるホルダ体の平面図である。
【図6】 実施例におけるホルダ体の要部側断面図であ
る。
【図7】 (a)は分離パッド及び支持片の平面図、
(b)は分離パッド及び支持片の側面図である。
【図8】 参考例の要部側断面図である。
【図9】 第2参考例の要部側断面図である。
【図10】 第3参考例の要部側断面図である。
【図11】 第4参考例の要部側断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 3 給紙カセット 4 給紙ローラ 4a 接触面 4b 非接触面 5 ホルダ体 5a 分離パッド 6 搬送ローラ対 26 音消し規制部 33 駆動軸 38 凹所 43 音消し規制部としてのフィルム 45 支持片 50 弾性手段 51,52,53 板ばね P 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−79530(JP,A) 特開 平7−261484(JP,A) 特開 平7−133033(JP,A) 実開 平2−137343(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/52 310

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部に積層した複数枚の用紙等の被記
    録媒体を、回転する給紙ローラと、該給紙ローラの周面
    に向かって前記被記録媒体の裏面を押圧する分離パッド
    を備えたホルダ体とにより摩擦分離して1枚ずつ給紙す
    るように構成してなる給紙装置において、 前記ホルダ体の表面側に形成された凹所内のうち、被記
    録媒体の給送上流側には、摩擦係数の大きい材料からな
    る分離パッドを配置すると共に該分離パッドに隣接する
    給送下流側には、少なくとも表面層が摩擦係数の小さい
    フィルムからなる音消し規制部を配置し、且つ前記給紙
    ローラの周面が前記分離パッドと音消し規制部とに跨が
    るように配置するに際して、 前記凹所の底面のうち前記給送上流側である前半部に両
    面接着テープを介して前記フィルムを接着固定し、該フ
    ィルムの前半部の上面に両面接着テープを介して前記分
    離パッドを接着固定し、 前記分離パッドの後側面に沿って前記フィルムを略Z状
    に折り曲げる一方、 前記凹所の底面のうち前記給送下流側である後半部に両
    面接着テープを介して前記分離パッドと同じ材料で、且
    つ同じ厚さの支持片を接着固定し、 前記支持片の上面に、前記フィルムの後半部を両面接着
    テープを介して接着固定した ことを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 台紙上に接着させた両面接着テープの片
    面に、前記分離パッドと同じ材料からなる板片を接着さ
    せ、該板片に前記分離パッドと支持片とに切り離し可能
    な切り線を施したことを特徴とする請求項1に記載の給
    紙装置。
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