JP3736528B2 - 給紙装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置における給紙装置の構造に係り、より詳しくは、給紙カセット等の給紙部に積層させた被記録媒体をその最上位置から1枚ずつ分離して給送するように構成した給紙装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、給紙部に積層した複数枚の用紙を給紙ローラと、その給紙ローラに向かって用紙の裏面を押圧する分離パッドを備えたホルダ体とにより摩擦分離して1枚ずつ給紙するように構成された給紙装置が知られている。
【0003】
この種の給紙装置においては、用紙が給紙ローラと分離パッドとの間に挟まれて給送される時に、用紙に対する給紙ローラの摩擦係数と、分離パッドの摩擦係数とに大小の差異があること、及び分離パッドを給紙ローラの周面に押圧すべく揺動可能に装着された箇所にガタがあること等から、給紙時にビビリ音等の音鳴りがするという問題があり、これを防止するために、分離パッドに隣接する給送下流側に、表面層が摩擦係数の小さい材料から成る音消し規制部を配置することが考えられている。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平7−309465号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、さらなる低騒音化、高信頼性が望まれる中、音鳴りについても重送についても、さらなる改良の必要があると考えられる。
【0006】
本発明は上述のような問題点を鑑みてなされたものであって、音鳴り、あるいは重送に関してより改善された給紙装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段、及び効果】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の給紙装置は、給紙部に積層された被記録媒体を給紙する給紙ローラと、該給紙ローラの周面に向かって前記被記録媒体を押圧するための分離パッドと、該分離パッドの被記録媒体の給送方向下流側に隣接して設けられ、少なくとも表面層が前記分離パッドよりも摩擦係数の小さい材料から成る低摩擦部材と、を備え、前記給紙ローラの周面が前記分離パッドの表面と低摩擦部材の表面とに接触するように、前記分離パッドと低摩擦部材との両者に跨るように配置すると共に、前記給紙ローラの周面に接触する前記低摩擦部材の表面が、前記給紙ローラの周面に接触する前記分離パッドの表面よりも給紙ローラ側に向けて高くなるように、前記分離パッドの表面と低摩擦部材の表面との間に段差を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
この構成によれば、給紙ローラの周面と分離パッドとで挟持されて確実に分離された被記録媒体は、この分離パッドに隣接する給送下流側の摩擦係数の小さい低摩擦部材に至ると、被記録媒体との摩擦抵抗がいっきに少なくなり、給紙ローラ周面との間で円滑に給送されるので、被記録媒体やその周囲の構成部材がビビリ音等を発生するという音鳴りを抑制することができる。また、分離パッドと被記録媒体とが直接接触することに起因してビビリ音等が発生することから、低摩擦部材側を給紙ローラ側に向かって高くなるように段差を形成することで、被記録媒体が分離パッドにおいて分離され、低摩擦部材に至った後は、上記段差により被記録媒体と分離パッドとが接触しにくくなり、より音鳴りの発生を抑制することができる。
【0009】
また、請求項2に記載の給紙装置は、前記段差は、前記給紙ローラに対して分離パッドが押圧状態にある時に、25μm〜75μmであることを特徴とするものである。この構成によれば、音鳴りと、被記録媒体の重送との両方を良好に抑制することができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
また、請求項3に記載の給紙装置は、前記給紙ローラはその周面に、前記被記録媒体と接触し、給紙に関与する接触部と、前記被記録媒体と接触せず、給紙に関与しない非接触部とを有し、前記給紙ローラの非接触部が前記被記録媒体と対向する区間において前記被記録媒体に接触し、前記分離パッドと前記給紙ローラの非接触部との間に所定の間隔を保持するための間隔保持部材を備え、前記段差は、少なくとも前記間隔保持部材に対向する位置において設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
この構成によれば、被記録媒体を給紙ローラの周面(接触部)と分離パッドとで挟持して、確実に分離した後は、分離パッドと給紙ローラの非接触部が対向することとなり、この間は、間隔保持部材が被記録媒体に接触する。従って、被記録媒体の分離後の音鳴りは、間隔保持部材、分離パッド、及び被記録媒体との間で発生することになり、少なくとも間隔保持部材に対応する位置において段差を設けることで、間隔保持部材に対向する低摩擦部材の表面を高くすることができ、音鳴りの抑制効果を発揮することができる。
【0017】
本発明の請求項4に記載の給紙装置は、前記分離パッドには、さらに、被記録媒体給送方向における中央部付近に、表面が前記給紙ローラ側に向かって高くなる丘陵部が設けられていることを特徴とするものである。
【0018】
この構成によれば、給紙部から数枚の被記録媒体が重なった状態で給紙ローラ側に向かって給紙される場合でも、本来給紙されるべき1枚の被記録媒体以外の被記録媒体は、丘陵部にその先端が当接することで分離し、給紙ローラと分離パッドとの接点にまで到達することがなく、1枚の被記録媒体のみを確実に給紙することができる。
【0019】
また、請求項5に記載の給紙装置は、前記丘陵部は、前記給紙ローラに対して前記分離パッドが押圧状態にある時に、他の分離パッドの表面よりも0.1〜0.3mm高くなるように設けられていることを特徴とするものである。この構成によれば、重送を良好に防止することができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
本発明の請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙装置と、前記被記録媒体に画像を記録するための記録部と、を備えている。この構成によれば、給紙部分において発生する音鳴り、重送が良好に防止され、品質の良い画像形成装置を提供することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明を具体化した実施の形態(第一の実施形態)について、図面を参照して説明する。画像形成装置としてのプリンタ1の概略側面図を図1に、給紙装置の要部側断面図を図2に示す。本実施形態のプリンタ1は、本体ケース2の一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、給紙ローラ4と分離パッド5aを備えたホルダ体5とにより、給紙カセット3内に積層された被記録媒体としての用紙Pが一枚ずつ分離されて搬送ローラ対6を介して感光体ドラム7と転写ローラ8等とからなる感光体ユニット9に搬送される。感光体ユニット9に隣接して前記給紙カセット3に近い側にトナーカートリッジ28からトナーが補給される現像装置10が配置され、反対側には、加熱ローラ11と押圧ローラ12とからなる定着ユニット13が配置されている。
【0034】
感光体ユニット9の下方には、レーザ発光部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタン22が設けられている。帯電器23にて予め帯電させた感光体ドラム7の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器から伝送された画像データに応じて、スキャナユニット17から発射された光を照射して、感光体ドラム7の表面に静電潜像を形成し、次いで、現像装置10にて供給し磁化させた粉体状のトナーにより前記潜像を可視像化するという現像を実行した後、この感光体ドラム7と転写ローラ8との間に供給された被記録媒体としての用紙Pに前記トナー像を転写し、次に、定着ユニット13にて前記転写された像に熱及び圧力を付加して用紙Pにトナー像を定着させ、その用紙Pを排紙ローラ対24からプリンタ1の排紙トレイ25に排出させる。
【0035】
次に、前記給紙ローラ4と、分離パッド5a及び低摩擦部材26を備えたホルダ体5からなる給紙装置について説明する。給紙装置における給紙カセット3内には、図3に示すように、ばね30により上向き付勢された用紙受け板31が給紙ローラ4の下面側に接近するように配設され、用紙受け板31に多数枚積層された被記録媒体としての用紙Pのうち最上位置の用紙Pの下端側上面が給紙ローラ4の周面に近接する。
【0036】
本実施形態における給紙ローラ4は、図2に示すように、駆動モータ(図示せず)及び伝動ギヤ機構を介して間欠的に回転する駆動軸33と一体的に回転する合成樹脂製の筒体34の周囲に嵌合被嵌させることにより構成するものである。この各給紙ローラ4の外周面は、用紙Pに接触する円周面状の接触面4aと、前記用紙Pと接触しない非接触面4bとからなる側断面略D字状に形成され、少なくとも接触面4aはゴム等の摩擦係数の大きい部材より構成されている。
【0037】
そして、駆動軸33には、前記給紙ローラ4の両端側に、合成樹脂製の筒状の給紙カラー35,35を遊嵌させている。この給紙カラー35の外半径は、前記給紙ローラ4のうち接触面4aの外半径より若干小さくなるように設定する。その程度は、給紙ローラ4における非接触面4bが用紙Pと対峙するような回転位相のとき、給紙カラー35が後述する分離パッド5aと低摩擦部材26との表面に跨って押圧し、もってその上の用紙P表面に押圧するような程度であり、且つ接触面4aが用紙Pと対峙する回転位相のときには、給紙カラー35の周面が用紙Pの表面に接触する程度に設定されている。
【0038】
また、ホルダ体5は、給紙カセット3の下端内部3aに設けられた溝部(図示せず)に、ホルダ体5の基端左右両側に設けられた爪部39、39が係合することにより装着され、該ホルダ体5の表面(上面)が給紙ローラ4の周面に接近するようにばね40によって付勢されている(図2,3参照)。このホルダ体5の表面には、用紙Pの給送上流側に発泡ウレタン樹脂等の摩擦係数の大きい分離パッド5aを配置し、分離パッド5aに隣接して用紙Pの給送下流側には、少なくともその表面層が超高分子ポリエチレン製のフィルム43等の摩擦係数の小さい材料からなる低摩擦部材26を配置固定するものである。
【0039】
本実施形態においては、図5(a)に示すように、ホルダ体5の表面側に用紙Pの給送方向と直角方向に長い凹所38(本発明の配置面に相当する)を形成し、この凹所38の底面に両面接着テープ42を介して前半部分を接着固定させたポリエチレンフィルム等の厚み0.1mm程度のフィルム43の上面に同じく両面接着テープ44を介して分離パッド5aを接着固定させる。ついで、該分離パッド5aの後側面に沿って前記フィルム43を折曲げる一方、前記凹所38の底部後側に前記分離パッド5aと同じ材料で同じ厚さの支持片45を同じく両面接着テープ44を介して接着固定し、この支持片45の上面に沿って前記フィルム43の後半部を両面接着テープ42を介して接着固定させるのである。
【0040】
ここで、ホルダ体5の形状について詳細に説明する。図6にホルダ体5の斜視図、図7にホルダ体5の上面図、図8に図7におけるA−A断面図、図9に図7におけるB−B断面図を示す。図6において、凹所38中の点線Lで仕切られた領域50a部分に低摩擦部材26が設けられ、領域50b部分に分離パッド5aが設けられる。そして、領域50aにおける長手方向両端に段差形成部38aが設けられており、この段差形成部38aは、給紙カラー35に対向する位置にそれぞれ設けられている。
【0041】
ホルダ体5を上記段差形成部38aを含むように短手方向に切断した場合の断面図を図8(a)に示し、この図8(a)おける凹所38の段差形成部38a付近の拡大図を図8(b)に示す。この図から明らかなように、この段差形成部38aは凹所38の底面に対して約50μm(0.05mm)の高さを有している。また、ホルダ体5を上記段差形成部38aを含むように長手方向に切断した場合の断面図を図9(a)に示し、この図9(a)における凹所38の段差形成部38a付近の拡大を図9(b)に示す。この図から明らかなように、凹所38の底面から段差形成部38aの上面に向かって傾斜する傾斜面38bを備えている。
【0042】
これにより、ホルダ体5の凹所38に分離パッド5aと支持片45とを配置した場合に、これらが同じ材料で同じ厚さから構成され、かつ分離パッド5aの下面に固定されるフィルム43と、低摩擦部材26を構成するフィルム43とが同一部材により構成されていることから、上記段差形成部38aの高さの分だけ、低摩擦部材26の表面が分離パッド5aの表面よりも給紙ローラ4側に向けて高くなるように段差Dが形成される(図5(b)参照)。また、段差形成部38aに傾斜面38bを備えたことで、分離パッド5aを装着した場合に凹所38の底面との間に浮きが発生するのを防止することができる。
【0043】
上記段差Dの高さと、音鳴り及び重送との関係を調べたところ、プリンタ1において使用可能な用紙Pの内、最も薄い用紙Pの厚さよりも小さい値である75μm以下において、音鳴りの防止と、重送の防止との両方において良好な結果が得られた。これは、音鳴りは、分離パッドと用紙Pとが直接接触することに起因して発生することから、分離パッド5aに対して低摩擦部材26側を給紙ローラ4側に向かって高くなるように形成することで、用紙Pが低摩擦部材26に至った後は、段差Dにより用紙Pと分離パッドとが接触しにくくなり、音鳴りの発生を抑制することができるためである。
【0044】
音鳴りの防止だけを考慮した場合、75μmを越える高さでより良好な結果が得られるが、段差Dが高くなるに従い、給送される用紙Pの先端が段差Dに当接して重送が発生しやすくなるという問題が生じた。逆に、段差Dを小さくするに従い、重送の問題は解消されるが、音鳴りの防止効果が得られなくなり、下限は25μmが良好であるという結果が得られた。従って、段差形成部38の高さ(段差D)としては、25μm〜75μmの範囲において、音鳴りの防止と、重送の防止との両方において効果的である。そして、上記範囲外の段差では、音鳴り、及び重送のどちらかで不具合が生じる可能性がある。
【0045】
なお、本実施形態では、ホルダ体5の凹所38の領域50aにおける長手方向両端に段差形成部38aを設ける構成としたが、領域50a全体にわたって段差形成部38aを設ける構成としてもよい。
【0046】
次に、このように構成された給紙装置による給紙動作について説明すると、初期状態(給紙待機状態)では、図3に示すごとく、駆動軸33上の給紙カラー35の外径下面がホルダ体5の表面の分離パッド5a及び低摩擦部材26表面に跨って接触し、給紙ローラ4の非接触面4bは離れている。そして、プリンタ1に印字指令が入力され、制御基板18,19から給紙指令が発せられると、図示しない駆動モータが作動して駆動軸33を回転させ、給紙ローラ4が図4に示す矢印A方向に回転する。
【0047】
この回転により、給紙ローラ4に置ける接触面4aが分離パッド5a側に接触し始めると、給紙カセット3における積層された用紙Pのうちの最上位置の用紙Pの給送先端が摩擦係数の大きい接触面4aと分離パッド5aとの間に繰入れられ、次いで用紙Pの先端が図4に示すように、低摩擦部材26であるフィルム43の表面箇所に来ると、この摩擦係数の小さいフィルム43の表面に用紙Pが接触することになり、滑らかにすべり出るから、給送時における用紙及びホルダ体5のビビリ音を消す作用を発揮することができるのである。特に、低摩擦部材26の表面を分離パッド5aの表面より高くなるように適宜な高さの段差Dを形成したことにより、音鳴りと、重送との両方を良好に防止することができる。そして、給紙ローラ4が一回転すると、再度非接触面4bがホルダ体5と対向する位相に戻って停止する。
【0048】
続いて、第二の実施形態について説明する。なお、上記第一の実施形態と共通する部分については、その説明を省略する。
【0049】
第二の実施形態の特徴部分の拡大図を図10に示す。図10に示されるように、分離パッド5の表面が、低摩擦部材26に近づくに従って徐々に高くなる丘陵部51aを有している。
【0050】
ここで、第二の実施形態におけるホルダ体51の形状について詳細に説明する。図11にホルダ体51の斜視図、図12にホルダ体51の上面図、図13に図12におけるC−C断面図、図14に図12におけるD−D断面図を示す。図11において、凹所38中の点線Lで仕切られた領域50b部分に分離パッド5aが設けられ、領域50a部分に低摩擦部材26が設けられる。そして、領域50bにおける領域50a寄りの長手方向中央部に丘陵形成部38cが設けられている。
【0051】
ホルダ体51を上記丘陵形成部38cを含むように短手方向に切断した場合の断面図を図13(a)に示し、この図13(a)における凹所38の丘陵形成部38c付近の拡大図を図13(b)に示す。この図から明らかなように、凹所38の底面から丘陵形成部38cの頂部に向かって傾斜する傾斜面38dを備えている。また、ホルダ体5を上記丘陵形成部38cを含むように長手方向に切断した場合の断面図を図14(a)に示し、この図14(a)における凹所38の丘陵形成部38c付近の拡大図を図14(b)に示す。この図から明らかなように、丘陵形成部38cは凹所38の底面に対して約0.3mmの高さを有している。
【0052】
これにより、ホルダ体5の凹所38に分離パッド5aと支持片45とを配置した場合に、これらが同じ材料で同じ厚さから構成され、かつ分離パッド5aの下面に固定されるフィルム43と、低摩擦部材26を構成するフィルム43とが同一部材により構成されていることから、上記丘陵形成部38cの高さの分だけ、分離パッド5aの表面の低摩擦部材26寄りの部分が他の分離パッド5aの表面よりも給紙ローラ4側に向けて高くなるように丘陵部51aが形成される(図10参照)。また、傾斜面38dの部分に対応する分離パッド5aの表面が傾斜した状態となり、用紙Pの給送方向上流側から下流側(頂部側)に向けて徐々に高くなる傾斜面を有した丘陵部51aとなる。
【0053】
さらに、本実施形態においては、分離パッド5aをホルダ体5に配置した場合に、その分離パッド5aの表面に形成される丘陵部51aの頂部で給紙ローラ4と接するように(図10中接点Q)、丘陵形成部38cの位置が予め調整されている。これにより、丘陵部51の傾斜面が、給紙ローラ4との接点Qよりも用紙Pの給送方向における上流側に位置することになる。
【0054】
上記丘陵部51aを設けたことにより、例えば、給紙部に積層されている用紙の枚数が残り少なくなり、数枚残した状態で新たに用紙を継ぎ足すような場合、先に残っていた用紙と、継ぎ足した用紙との間の摩擦係数が低くなることを起因として、重送が発生しやすいような状況になるが、仮に、図10に示すように、2枚の用紙P1,P2が分離パッド5a近傍まで重送されてきても、給紙ローラ4と分離パッド5aとの接点Qに用紙P1,P2が到達する前に、下側に位置する用紙2Pの方が丘陵部51aの傾斜面に当接することにより分離され、上側に位置する用紙P1の方だけを確実に接点Qに向けて給紙することができ、重送の発生を抑制することができる。
【0055】
また、少なくとも分離パッド5aと給紙ローラ4との接点Qよりも給送方向上流側に丘陵部51a、即ち分離パッド5aの表面が高くなった部分が位置することになるため、重送状態にある用紙Pをその高くなった部分で確実に当接させ、分離することができる。さらに、丘陵部51aが傾斜面を有していることから、本来給紙されるべき1枚の用紙P1については、その傾斜面に案内されて確実に分離パッド5aと給紙ローラ4との接点Qに到達することができ、それ以外の用紙P2については、傾斜面に当接して、上記接点Qに給紙されるのを防止することができる。
【0056】
上記丘陵部51aの頂部の高さと、重送との関係を調べたところ、0.1〜0.3mmの範囲において、良好な結果が得られた。0.1mmよりも小さいと丘陵部51aの傾斜面の傾斜がなだらかすぎてしまい、用紙P2の先端を確実に当接させることができず、重送が発生する可能性があり、逆に0.3mmよりも大きいと、低摩擦部材26との高低差が大きくなり、消音効果が発揮されなくなるという問題が生じた。また、高低差が大きくなると、丘陵部51aの傾斜面がきつくなることから、プリンタ1において使用可能な用紙Pのうち、厚いものについては傾斜面に案内されにくくなり、空送を発生するという問題も生じた。
【0057】
なお、本実施形態においては、分離パッド5aに隣接して低摩擦部材26を配置しているが、この低摩擦部材26を必ずしも設ける必要はなく、凹所38の底面に分離パッド5aのみが配置される構成であってもよい。その場合は、丘陵部51aが分離パッド5aの用紙給送方向における中央部付近に設けられる。また、丘陵部51aの用紙給送方向の下流側端部は、分離パッド5aの端部まで延設され、分離パッド5aの表面が高くなるように構成されていてもよい。
【0058】
ここで、図15(a)及び(b)に示すように、台紙41に両面接着テープ42を介して接着させた厚さ1.5mm程度で動摩擦係数μ=0.8〜1.0程度の発泡ウレタン樹脂の板辺46の互いに隣接する箇所が一組の分離パッド5aと支持片45となるように、所定の幅寸法で切り線47を入れて切離し可能に構成しておけば、前記分離パッド5aと支持片45との厚さをほぼ一致させることが比較的簡単に実現でき、上記各実施形態における段差Dの高さ、及び丘陵部51aの頂部の高さを精度よく形成できる。
【0059】
また、上記各実施形態のように、ホルダ体5の凹所38の底面に対して、段差Dを形成したい領域、または丘陵部51aを形成したい領域を予めそれ以外の領域よりも高くなるように底面自体を予め加工し、段差形成部38a、または丘陵形成部38cを形成しておくことで、同じ厚みを有する材料である分離パッド5a、支持片45及びフィルム43を凹所38に配置した場合に、底面の加工に応じた高低差をそれらの表面に形成することができる。この場合、底面を平坦として、その上に配置する分離パッド5aや支持片45等の厚みを調整して高低差を形成する場合に比べて、容易、かつ精度良く高低差を形成することができる。
【0060】
なお、ホルダ体に配置される分離パッドや低摩擦部材など押圧部材の表面に、所望の高低差の形成することについては、上記第一実施形態の段差D、及び第二実施形態の丘陵部51aの形成に限定されるものではなく、押圧部材の任意の領域に任意の高さの高低差を形成する場合に適用可能である。また、底面の加工については、ホルダ体の成型時に樹脂成形により一体的に加工する方法だけでなく、表面に形成したい高低差に応じた別部材を底面に別途接着させるような方法であってもよい。
【0061】
また、本発明の給紙部は、給紙カセットによる自動給紙装置の他、用紙を一枚ずつ給紙する手差し給紙部についても適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】 給紙装置の一部切欠き正面図である。
【図3】 給紙装置の要部説明図である。
【図4】 給紙ローラの接触面が用紙と対向した位置での一部切欠き説明図である。
【図5】 (a)第一実施形態の特徴部分の説明図である。
(b)(a)の特徴部分の拡大図である。
【図6】 第一実施形態におけるホルダ体の斜視図である。
【図7】 ホルダ体の上面図である。
【図8】 (a)図7のホルダ体のA−A線における断面図である。
(b)(a)の要部拡大図である。
【図9】 (a)図7のホルダ体のB−B線における断面図である。
(b)(a)の要部拡大図である。
【図10】 第二実施形態の特徴部分の説明図である。
【図11】 第二実施形態におけるホルダ体の斜視図である。
【図12】 ホルダ体の上面図である。
【図13】 (a)図12のホルダ体のC−C線における断面図である。
(b)(a)の要部拡大図である。
【図14】 (a)図12のホルダ体のD−D線における断面図である。
(b)(a)の要部拡大図である。
【図15】 (a)分離パッド、及び支持片の平面図である。
(b)分離パッド、及び支持片の側面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
3 給紙カセット
4 給紙ローラ
4a 接触面
4b 非接触面
5 ホルダ体
5a 分離パッド
6 搬送ローラ対
26 低摩擦部材
38 凹所
38a 段差形成部
38c 丘陵形成部
38d 傾斜面
43 低摩擦部材としてのフィルム
45 支持片
51 ホルダ体
51a 丘陵部
P,P1,P2 用紙
Q 接点
Claims (6)
- 給紙部に積層された被記録媒体を給紙する給紙ローラと、
該給紙ローラの周面に向かって前記被記録媒体を押圧するための分離パッドと、
該分離パッドの被記録媒体の給送方向下流側に隣接して設けられ、少なくとも表面層が前記分離パッドよりも摩擦係数の小さい材料から成る低摩擦部材と、
を備え、
前記給紙ローラの周面が前記分離パッドの表面と低摩擦部材の表面とに接触するように、前記分離パッドと低摩擦部材との両者に跨るように配置すると共に、
前記給紙ローラの周面に接触する前記低摩擦部材の表面が、前記給紙ローラの周面に接触する前記分離パッドの表面よりも給紙ローラ側に向けて高くなるように、前記分離パッドの表面と低摩擦部材の表面との間に段差を設けたことを特徴とする給紙装置。 - 前記段差は、前記給紙ローラに対して分離パッドが押圧状態にある時に、25μm〜75μmであることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- 前記給紙ローラはその周面に、前記被記録媒体と接触し、給紙に関与する接触部と、前記被記録媒体と接触せず、給紙に関与しない非接触部とを有し、
前記給紙ローラの非接触部が前記被記録媒体と対向する区間において前記被記録媒体に接触し、前記分離パッドと前記給紙ローラの非接触部との間に所定の間隔を保持するための間隔保持部材を備え、
前記段差は、少なくとも前記間隔保持部材に対向する位置において設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。 - 前記分離パッドには、さらに、被記録媒体給送方向における中央部付近に、表面が前記給紙ローラ側に向かって高くなる丘陵部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の給紙装置。
- 前記丘陵部は、前記給紙ローラに対して前記分離パッドが押圧状態にある時に、他の分離パッドの表面よりも0.1〜0.3mm高くなるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の給紙装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙装置と、
前記被記録媒体に画像を記録するための記録部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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