JP3354362B2 - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JP3354362B2
JP3354362B2 JP28614395A JP28614395A JP3354362B2 JP 3354362 B2 JP3354362 B2 JP 3354362B2 JP 28614395 A JP28614395 A JP 28614395A JP 28614395 A JP28614395 A JP 28614395A JP 3354362 B2 JP3354362 B2 JP 3354362B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5207Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
    • B65H3/5215Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5223Retainers of the pad-type, e.g. friction pads

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、複写機、
ファクシミリなどに利用される給紙装置であって、特に
積載されるシートを分離し、1枚のシートを所望の位置
へと給紙する自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
等においては、積載されたシートを1枚送りするための
自動給紙装置が備えられている。特に複写機において
は、感光体に形成されたトナー像を転写紙に転写するた
めに、この転写紙であるシートを転写位置へと送る前
に、積載されたシート束より1枚分離した後、装置内に
給紙する自動給紙装置が装備されている。また、プリン
タにおいても同様であり、シート上に所望の画情報を記
録するために、該シートを記録位置まで送り込むため
に、シートトレイ上に積載されているシートを分離し、
1枚給紙する給紙装置が備えられている。
【0003】また、画像記録を行うだけでなく、複写機
においては原稿を露光走査位置まで搬送するために、積
載原稿を1枚ずつ給紙する給紙装置、およびファクシミ
リにおいても原稿を露光位置である読取り位置へと1枚
ずつ給紙する給紙装置が備えられている。
【0004】上述した各種の給紙装置によれば、1枚給
紙を行うために、転写紙や記録紙等のシート用紙、また
は原稿等のシート原稿を積載する載置トレイ上のシート
を、送りローラと該ローラの外周面に接触する摩擦分離
部材との間を通過させることにより、1枚給紙を行って
いる。このようにシートを分離し、給紙する自動給紙装
置は、例えば特公昭53−42948号公報にその一例
が示されている。
【0005】上記自動給紙装置は、図4に示すように、
傾斜した載置面を有するシート載置トレイ40と、この
載置トレイ40の下端部の近くに設けられた回転する送
りローラ(給紙ローラ)41と、この送りローラ41の
外周面に対向する凹曲面42及びこの凹曲面に連なる凸
曲面43を有するシート押え体44とを備え、上記凹曲
面42の凸曲面43に近い一方の面部45を前記送りロ
ーラ41の外周面に接触配設すると共に、前記凹曲面4
2の他方の面部46を前記送りローラ41の外周面から
所要の距離はなして配設している。そして、上記シート
載置トレイ40に載置されるシート同志の摩擦係数(μ
3)よりも、シートと上記送りローラ41の外周面との
第1の摩擦係数(μ1)及びシートと上記シート押え体
44の曲面との第2の摩擦係数(μ2)を大きくし、更
に第1の摩擦係数μ1を第2の摩擦係数μ2よりも大き
くなるように構成されていた。つまり、μ3<μ2<μ
1の関係を維持することで、シート間の分離を確実に行
い、送りローラ41の回転により最上部のシートが1枚
給紙されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動供給装置では、シート分離部であるシート
押え体(44)にて、シートの分離機能の他に、分離処
理部分にシートを噛み込ませるためのピックアップ機能
と次の搬送手段までシートを送り込む給送機能を兼用さ
せている。そのため、シートの分離を確実に行っても、
次の搬送手段へと送り込む時に、シート押え体との作用
により、その送りが阻止されることがある。そのため給
紙ジャムや、シートが停止することがある。
【0007】そのためにも、シート、シート押え体(4
4)、送りローラ(41)間の摩擦係数、及び搬送力は
下記の関係式a及びbを常に満足するように、送りロー
ラやシート押え体の摩擦係数を正確に設定しなければな
らない。
【0008】シート間の摩擦(μ3)<シート押え体と
シートとの摩擦(μ2)<送りローラとシートとの摩擦
(μ1)・・・式a 搬送力=加圧力×(シートに対する送りローラの摩擦係
数−シートに対するシート押え体の摩擦係数)−その他
の負荷(経路負荷、シート間の静電気等)>0・・・式
b しかしながら、上述の関係は、初期状態では達成できた
としても、シート押え体と送りローラ(これらは一般的
にはゴム系材料で形成されている)は、紙粉等の付着に
より汚れ易く、更にそれ自体を構成する材料のバラツ
キ、経時変化、摩耗、静電気の影響等により、実際には
上記式a及びbの関係を常時、保つことは非常に困難で
あった。
【0009】またシートに対するシート押え体の摩擦係
数がシート同志の摩擦係数に近づくと分離性能が低下し
て重送が発生し、またその逆の状態では搬送力及びシー
ト送り精度が低下したり、ピックアップ(給紙)ミスが
発生する。従って、これら両方を満足させるための摩擦
係数の設定が非常に面倒となり、非常に困難にもなって
おり、給紙装置のコストアップにも起因している。
【0010】さらに、シート押え体やシートの動摩擦係
数と静摩擦係数の差によってシートの走行が不安定(搬
送されたりされなかったり)となり、これがためにシー
トが振動して不快な騒音(ビビリ音)が発生したりする
ことがある。
【0011】本発明は、上述の問題点を解消するために
なされたものであって、その目的は1枚給紙を確実に行
うためも面倒な摩擦係数を考慮することなく、簡単に構
成できる自動給紙装置を得ることにある。
【0012】特に本発明の目的は、給紙を行う場合、シ
ートの分離機能とシートを給送する機能を分離して行う
ことにより、シートをスムーズにかつ確実に行うように
給紙装置を構成する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的を達
成するための自動給紙装置は、載置トレイ上に載置され
たシート、給紙ローラと該給紙ローラの外周面に接触す
る分離部材との間を通過させることにより、1枚ずつ分
離して給紙する自動給紙装置において、上記分離部材を
上記給紙ローラ外周面の一部分に対して所定の圧力で面
接触するように配設すると共に、該分離部材の面接触領
域を2つの領域に区分し、且つ該領域のうちシートが進
入側に位置する前方面接触領域がシート分離を行う分離
部と、その直後の後方面接触領域が給送機能を果たす給
送部とに機能分離したことを特徴とする。
【0014】上述の構成においては、シートを給紙する
場合、シートの分離機能と、その後の給送機能とを分離
して構成されているため、給紙ローラにて給紙されるシ
ートは、まず分離部材の分離部に対向することで、シー
ト間の分離が確実に行われる。この分離されたシート
が、分離部の直後に配置される給送部へと送られること
で、該給送部でシート給送が実現される。
【0015】そこで、上記前方面接触領域における分離
部の摩擦係数(μa)、後方面接触領域における給送部
の摩擦係数(μb)、給紙ローラの摩擦係数(μ1)、
さらにシート間の摩擦係数をμ3とした時、μ3<μa
<μ1であって、かつμb<μaを満足する摩擦係数に
設定された分離部材を設けることで、先の分離部では分
離が確実に行われる摩擦係数に設定されているため、そ
の分離作用を確実に、かつ分離を主眼として分離効果を
高めている。これにより、シート分離を確実に行い、分
離後のシートは、次段である給送部へと送り込まれるこ
とで、摩擦係数が分離部より小さくなるため、停滞させ
る要因がなくなり、スムーズに送り出される。これによ
り、シートが途中で停止し給紙不良が発生することな
く、またシート間の分離が確実に行われるため、1枚給
紙を確実に行える。
【0016】また、本発明の目的を達成するための他の
自動給紙装置は、載置トレイ上に載置されたシート、給
紙ローラと該給紙ローラの外周面に接触する分離部材と
の間を通過させることにより、1枚ずつ分離して給紙す
る自動給紙装置において、上記分離部材を上記給紙ロー
ラ外周面の一部分に対して所定の圧力で面接触するよう
に配設すると共に、該分離部材の面接触領域を3つの領
域に区分し、シートが進入側に位置する前方面接触領域
がシートの給紙を行うピックアップ部、またシートが上
記接触領域を通過する直後の後方面接触領域がシートの
給送を行う給送部、上記前方接触領域と後方接触領域で
挟まれる中間接触領域がシート分離を行う分離部とし
て、それぞれの機能が分離するようになしたことを特徴
とする。
【0017】この構成によれば、まずピックアップ部
で、確実にシートを分離部へと送り込むことができる。
つまり分離部における機能を分離とさらにシート給紙を
行うために必要となるピックアップ部とに機能分離させ
ているため、ピックアップ部分でのシート給紙を確実に
行い、かつ給紙されるシートの停滞を防止できる。その
ため、分離部へとシートを送り込む作用を確実にし、そ
して送り込まれてきたシートを分離部で1枚に分離し、
その後に分離されたシートを給送部にて確実に給送させ
ている。
【0018】そこで、上記前方接触領域におけるピック
アップ部での摩擦係数(μc)、中間接触領域における
分離部での摩擦係数(μa)、後方接触領域における給
送部での摩擦係数(μb)、シート間の摩擦係数(μ
3)、さらに給紙ローラの摩擦係数(μ1)とした場
合、μ3<μa<μ1とし、μb<μa、かつμc<μ
aになるように分離部材の摩擦係数を設定することによ
り、上述した作用を確実に行うことができる。
【0019】ここで、上記給紙ローラに対して分離部材
を適度に押圧させるために、少なくとも給送部の後方面
接触領域を、分離部又はピックアップ部の各接触領域と
は別に、弾性押圧する部材を介して給紙ローラに押圧さ
せる構成とすれば、給送機能を確実に行わせる給紙ロー
ラへの圧接力を確保できると同時に、該給送部でのシー
トの振動を弾性押圧部材にて吸収でき、合わせて騒音を
同時に阻止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の自動給紙装置の実施形態
について、以下に図面に従って詳細に説明する。図1
は、本発明の自動給紙装置の一実施形態を示す断面図で
あり、図2は該自動給紙装置をレーザプリンタに搭載さ
れてなるプリンタ全体の構成を示す断面図である。
【0021】この実施形態においては、自動給紙装置を
レーザプリンタに適用した事例を説明するが、このプリ
ンタに限られる給紙だけでなく、複写機のシートの給
紙、原稿の給紙、さらにファクシミリのシート給紙及び
原稿給紙等に利用できることは勿論である。要するに、
シートを目的の位置へと送り込む場合、積載されたシー
ト束より、1枚ずつ給紙するために、シートを分離し給
紙する給紙装置全般に利用できる。
【0022】まず図2において、レーザプリンタは、本
発明における自動給紙装置10、画像形成手段20、レ
ーザ走査部30及び、定着装置38を有している。
【0023】給紙手段10は、後に詳細に説明するが、
プリンタ内部にある画像形成手段20にシート1を1枚
給紙するものであって、該シート1は画像形成手段20
を通過し、該シート上にトナーによる画像が転写された
後、上述した定着装置38を通過して、プリンタ外部に
排出される。即ち、シート1は図中太線で示される矢印
Aの経路を辿る。
【0024】上記給紙装置10は、シートを積載して載
置する載置面を有する載置トレイ11、載置トレイ10
上のシートを給紙する給紙ローラ12、シート間を分離
するための分離摩擦部材(分離部材)13、該部材部材
13を給紙ローラ12へと押圧するためのスポンジ等の
部材からなる加圧部材14等を備えている。この給紙装
置10より給紙されるシート1は、画像形成手段20を
構成する転写ローラと対向する転写位置へと送り込まれ
る途中で、シート検出センサにて検出され、これにより
画像形成動作が開始される。
【0025】上記載置トレイ11に載置されたシート
は、プリント命令を受けることで、給紙ローラ12が回
転し、分離部材13の作用により、1枚ずつ給紙され、
プリント内部に給送される。給送されたシート1は、シ
ート検出センサにて検出され、この検出信号に応答して
画像形成手段20による画像形成動作が開始される。
【0026】一方、上記画像形成手段20の構成につい
て簡単に説明すれば、画像を形成するための感光体2
1、該感光体21を均一に帯電させる帯電器22、感光
体上に形成された潜像を現像する現像装置23、現像さ
れた画像、つまりトナー像を上述したシートに転写する
ための転写ローラ24、転写後の残留トナーを除去する
クリーニングユニット25を備えている。この画像形成
手段20上には、感光体21に画像に応じた光を照射す
るためのレーザ走査部30が配置されている。
【0027】このレーザ走査部30は、レーザビームを
出力するレーザ発光ユニット31、回転する走査ミラー
32、走査ミラーモータ33、及び反射ミラー34,3
5,36を備えており、レーザ光を感光体21上に照射
する。これにより、感光体21上にはレーザ光の照射状
況に応じた静電潜像が形成される。
【0028】従って、画像形成手段20による画像形成
動作が開始すれば、上記レーザ走査部30についても動
作が開始し、レーザ発光ユニット31が画像情報に応じ
て選択駆動制御される。そして、感光体21表面は、事
前に帯電器22にて帯電されていることで、レーザ光の
照射により、その照射光に応じた静電潜像が感光体21
上に形成され、次の現像装置23にて現像される。この
現像されたトナー像は、上述したように給送されてきた
シート1上に転写ローラ24にて静電転写される。
【0029】この転写後のシート1は、トナー像を上面
に担持しており、定着装置38を経由し、排出ローラ3
9a及び39bを経てプリンタ本体の外装を兼用して構
成された排出トレイ26へと排出される。
【0030】(給紙装置の一実施形態)本発明によるシ
ートの自動給紙装置10は、先に簡単に説明したよう
に、複数枚のシート1が積載される載置トレイ11を備
えており、該載置トレイ11は斜めに配置されていて、
その下端部近傍に給紙ローラ12及び、この給紙ローラ
12と当接する分離部材13が設けられており、これに
よりシートを1枚づつ給紙する給紙手段を構成してい
る。
【0031】次に、本発明による自動給紙装置10の一
例を図1に、その詳細を示すように、載置トレイ11に
載置されたシート1は図示の如く数枚ずつ自重により、
分離部材13の右端部13a上に落下するように構成さ
れている。分離部材13は、例えばゴム等の摩擦部材に
て形成された1枚のシート状の部材から成り、図中右端
側13aは一端部を支軸15により本体フレームに回動
自在に支持された分離部材押え板16の表面に固着支持
され、且つスポンジ等の弾性押圧部材17にて、分離部
材13の右端部である分離部13aを給紙ローラ12側
へと押圧させている。また、分離部材13の左端側であ
る給送部13bは、スポンジ等の弾性押圧部材18に固
着支持されており、該弾性押圧部材18により給送部1
3bは給送ローラ12に押圧されている。
【0032】上記分離部材13は、それぞれの機能を分
離するようにして構成されており、特に分離部13aで
は、シート間を分離し、1枚給紙を確実に行うために設
けられており、給送部13bは、分離されたシートを次
の領域へと確実に給送するために設けられている。その
ためにも、分離部材13は、給紙ローラ12の外周面に
対してα+βの巻き付け角度で面接触するように、上述
したスポンジ等の弾性支持部材17及び18により、給
紙ローラ12に押圧されている。特に角度αに対応する
分離部材13の分離部13aの給紙方向に対する前方面
接触領域α′が、給紙ローラ12表面にして接触するよ
うに弾性押圧部材17にて弾性的に押圧されている。ま
た、角度βに対応する分離部材13の給紙部13bの後
方面接触領域β′は、上記弾性支持部材17とは別個に
設けられた今一つのスポンジ等からなる弾性押圧部材1
8により、給紙ローラ12表面に接触するように弾性的
に押圧されている。
【0033】そして、分離部材13における面接触領域
α′におけるシート1と分離部13a間の摩擦係数(μ
a)及び面接触領域β′におけるシート1と給送部13
b間の摩擦係数(μb)と、給紙ローラ12とシート間
の摩擦係数(μ1)は、下記、式を満足するように
設定されている。
【0034】 μ3<μa<μ1・・・・・・ μb<μa・・・・・・・・・ 上記式を満足する構成によれば、給紙ローラ12が矢印
E方向に回転すると、自重落下した数枚のシート1の先
端部は、給紙ローラ12と分離部材13の分離部13a
との間に入り込む。そして、上式の関係から、落下した
数枚のシート1のうち一番上のシートのみが給紙ローラ
12の回転に伴って、さらに給紙され、他のシート1は
そこで阻止される。すなわち、数枚のシート1は、給紙
ローラ12と該給紙ローラ12に接触する分離部材13
の分離部13aの面接触領域α′との間でピックアップ
されると同時に分離される。特に、摩擦係数の関係か
ら、シート間の摩擦係数に比べて、分離部13aの面接
触領域α′におけるシートとの摩擦係数を大きくしてい
るため、他のシートの送りが停止される。また、給紙ロ
ーラ12と接触する最上部シート1との摩擦係数が非常
に大きく設定されているため、該シートのみ他のシート
と分離されて給紙されることになる。
【0035】この分離後の1枚のシート1は、次に給紙
ローラ12と分離部材13の給送部13bにおける後方
の面接触領域β′との間に送り込まれるが、ここでシー
トに対する分離部材13の面接触領域β′の摩擦係数を
小さく設定していることから、前段の面接触領域α′に
おいてシートが多少スリップしバタつき気味であって
も、あるいは分離部材13の分離部13aの面接触領域
α′やシートの動摩擦係数と静摩擦係数の差の影響等に
より、シートの振動が発生したとしても、直後の面接触
領域β′以降では、特にシートが分離部材13にて静止
作用を受けることなく、給送されるので前段でのシート
の振動は抑制され、騒音の発生が防止される。
【0036】さらに、上述した給送部13bによる接触
領域の部分では、スポンジ製の弾性押圧部材18によ
り、給送ローラ12に給送部13bを押圧しているの
で、シートの振動は、このスポンジにより吸収されビビ
リ音を完全にシャットアウトすることができる。また上
記の構成によれば、分離部材13の面接触領域β′にお
いて摩擦係数を上式の関係で規定しているので、給送能
力のアップと相まって分離された後のシートの送り精度
も向上させることができる。
【0037】以上説明したように、図1に示す自動給紙
装置10の一具体例によれば、従来のように分離部材の
一部分で各機能を兼用させるのではなく、分離部材を2
つの領域に区分し、各分割領域にそれぞれ機能を分配さ
せるように構成したので、ピックアップ兼分離性能、給
送兼振動吸収性能等の個々の性能を的確に向上させるこ
とができると共に、その性能の程度を容易に決定するこ
とができる。さらに複雑な要素が絡みあわないので、各
性能も長期に亙って持続させることができる。
【0038】なお、分離部材13を給送ローラ12に押
圧するスポンジ17とスポンジ18とは、別個に設けら
れているので、これらスポンジの押圧力を適宜選択変更
することにより、また分離部材の巻き付け角度を適宜選
定することにより、ピックアップ兼分離性能及び搬送兼
振動吸収性能の各微調整が可能となり、よって分離部材
の材料選択の範囲を広げることができ、また各性能の決
定段階において微妙な調整も可能且つ容易となる。
【0039】また、分離部材13としては、機能分離を
行うために、分離部13aと給紙部13bとを区分して
いるため、従来のように分離部材のみで1枚分離して給
紙を行うものと比べ、摩擦係数を決めるための材料の選
択が非常に簡単になる。つまり、分離部材は上述した
式を満足させるために、分離性能を向上させるために
は、給紙ローラ12の摩擦係数と同等まで近づけるよう
に設定すればよい。しかし、分離が確実になったとして
も、それ以上にシートの送りが阻止される傾向にあるた
め、シートがその位置で停滞する。そして給紙を確実に
行うために、分離部材の摩擦係数を小さく設定すれば、
分離機能が低下し、よって1枚給紙が望めなくなる。そ
のため、分離部材において上述した両機能を一度に満足
できる摩擦係数を有する部材を選択することが非常に困
難となる。
【0040】この点、本発明によれば、上述のように、
分離部材13を構成することで、分離及び給送を行うた
めの機能を分離させるため、分離部13aは、給紙ロー
ラ12との摩擦係数(μ1)より小さく、該摩擦係数μ
1に近い値に設定しても、分離を行うことが達成できれ
ばよく、そして給送部13bは分離部13aよりさらに
小さいものを選択すればよく、簡単にその材質を選択で
きる。
【0041】しかも、分離部材13は、それぞれに摩擦
係数が上述した式及びを満足するものを個別に選択
し、これら分離部13a及び給送部13bを一体にする
他、同一部材にて一体成型した後、分離部13aの摩擦
係数を上げるために、シートと接触する表面を粗くする
などのなどの処理を施すこともできる。
【0042】(給紙装置の第2の実施形態)以上説明し
た図1に示した自動給紙装置によれば、給紙ローラ12
と適度に圧接される分離部材13を機能分離、特にシー
ト間の分離機能と、シートの給送を行う給送機能とに分
離している。そこで、図1においてシート1を給紙する
際に、複数のシートが分離部13aと給紙ローラ12と
の間に送り込まれると、分離部13aの摩擦が非常に大
きく設定されているため、この位置でシートの給紙が停
止することが考えられる。
【0043】そこで、最初にシートのピックアップをさ
らに向上させるために、これを実現する自動給紙装置を
図3に示している。図3に示す自動給紙装置10は、さ
らに分離部材13におけるピックアップ機能を、分離部
13aから機能分離させて、図1に示す自動給紙装置よ
りも給紙における信頼性、設計性等を向上させたもので
ある。
【0044】図3において、分離部材13は、上述した
シートのピックアップ機能を分離して付加させるため
に、右端側をピックアップ機能のためのピックアップ部
13cとしており、該ピックアップ部13cを上述した
分離部材押え板16に回動可能に支持されている。そし
て、分離部材13は、このピックアップ部13cと、給
送部13bとの間に分離部13aが位置するように一体
的に形成されている。
【0045】また、この分離部材13は、給紙ローラ1
2の外周面に対してα+β+γの巻き付け角度で面接触
するように取り付けられており、給紙ローラ12におけ
る各巻き付け角度α、β、γに対応する、分離部材13
の各部分13a,13b及び13cをそれぞれ別個のス
ポンジ17、18、19で押圧するように構成してい
る。
【0046】さらに分離部材13における各機能を達成
するための分離部13a、給送部13b及びピックアッ
プ部13cの各面接触領域α′β′γ′の摩擦係数、特
に分離部13aとシート間の摩擦係数μa、給送部13
bとシート間の摩擦係数μb、及びピックアップ部13
cとシート間の摩擦係数μc、そして給紙ローラ12と
シート間の摩擦係数μ1は、それぞれ下記〜式を満
足するように設定されている。
【0047】 シート間の摩擦係数(μ3)<μa<μ1・・・・・・ μc<μa ・・・・・・ μb<μa ・・・・・・ 上記式を満足する構成によれば、給紙ローラ12が矢印
E方向に回転すると、自重落下した数枚のシート1の先
端部は、給紙ローラ12と分離部材13のピックアップ
部13cとの間に入ってくるが、上式の関係から、まず
ピックアップ部13cの面接触領域γ′において、これ
らシートの先端部は、給紙ローラ12と分離部材13の
分離部13aとの間に噛み込まれ(ピックアップ)る。
そして、給紙ローラ12の回転に伴って、そのまま分離
部13aの面接触領域α′まで送り込まれる。このよう
にして送り込まれてきた数枚のシート1は、給紙ローラ
12の摩擦力により、この部分で一番上のシート1のみ
が給紙され、他のシートと分離される。そして、給紙ロ
ーラ12の回転に伴って、さらに給送されて、次の分離
部材13の給送部13bの面接触領域β′に送りこまれ
る。残りのシートは、少なくとも上記面接触領域α′で
阻止される。
【0048】ここで、シート1に対する分離部材13の
面接触領域β′の摩擦係数(μb)を小さく(分離部1
3aの摩擦係数μaより小さく)設定していれば、前段
の面接触領域α′でシート1が多少スリップしバタつき
気味であっても、あるいは分離部材13の給送部13b
における面接触領域β′やシート1の動摩擦係数と静摩
擦係数の差の影響等によりシート1が振動したとして
も、直後の面接触領域β′以降では、特にシート1が安
定して給送されるので、シート1の振動は抑制され、騒
音の発生が防止される。
【0049】また、上述の給送部13bの面接触領域
β′では、スポンジ製の弾性押圧部材18により分離部
材を押圧しているので、シート1の振動は、さらにこの
スポンジ18により吸収されビビリ音を完全にシャット
アウトすることができる。また、上記ピックアップ部1
3cにおける面接触領域γ′の部分では、その摩擦係数
を上記式により規定しているのでの給紙能力がアップ
し、これによりシート送り精度も向上させることができ
る。
【0050】この様に、この実施例によれば分離部材を
3つの領域に区分し、ピックアップ機能、分離機能、給
送兼振動吸収機能をそれぞれ分配するように構成したの
で、分離とピックアップの機能を兼用させた図1の給紙
装置10と比較して、特にピックアップ性能と分離性能
に関する信頼性と設計性を改善することができる。
【0051】また、図3に示す自動給紙装置10によれ
ば、ピックアップ部13cにおける摩擦係数(μc)
は、シートを分離部13aに送り込むためのものであっ
て、給送部13bにおける摩擦係数(μb)と同等又
は、それ以上かそれ以下でもよい。要するにシートの送
りを確実に行うためであって、分離部13aの摩擦係数
(μa)より小さく設定しておけばよく、給送部13b
の摩擦係数との大小関係はさほど重要なことではない。
【0052】ここで、上述した第1の実施形態及び第2
の実施形態による給紙装置10において、分離部材13
の各機能構成部、特に分離部13a、給送部13b及び
ピックアップ部13cは、別個に設けられたスポンジ1
7、18および19により、それぞれ押圧されているの
で、これらスポンジの押圧力を適宜選択変更することに
より、また分離部材13の巻き付け角度を適宜選択する
ことにより、ピックアップ性能、分離性能、搬送及び振
動吸収機能の各微調整が可能となり、よって分離部材の
材料選択の範囲を広げることができる。
【0053】さらに又、1枚の分離部材13を、特に上
述した機能を達成するための各分離部13a、給送部1
3b、あるいはピックアップ部13cの複数に区分し
て、各領域の摩擦係数を、各機能に併せて設定するよう
に構成したので、製作が容易となりコストを低減させる
ことができる。
【0054】なお、分離部材としては、1枚のシート上
に各区分に併せて摩擦係数の異なるシート材をそれぞれ
貼り付けて構成してもよいし、あるいは予め各区分の摩
擦係数を考慮した樹脂成型による一体物のシート材であ
ってもよい。分離部材13はある程度可撓性がある方が
効果が大きい。また上記弾性押圧部材17、18及び1
9としては、スポンジの他にスプリングでも同様の振動
吸収効果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の自動給紙装置によれば、給紙ロ
ーラに圧接される分離部材を2つ又は3つの機能部に分
離して分配させたので、分離性能及びシートの給送精度
を向上させることができる。
【0056】特に、分離部材における分離機能領域の直
後に給送兼振動吸収機能領域を形成し、該給送兼振動吸
収領域の部分を弾性体により押圧したので、分離部材に
おける分離機能部分で発生した振動を効果的に吸収する
ことができ、また分離部材を弾性的に押圧する部材の各
弾性力を変更することにより各領域の性能の微調整が可
能となり、よって分離部材の材料選択の範囲を広げるこ
とができる。
【0057】また、分離機能においてピックアップ機能
を別に分離させることで、さらに給送性能を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動給紙装置の詳細な構造を示
す断面図である。
【図2】図1の本発明の自動給紙装置を適用した画像形
成装置であるレーザプリンタの内部構造全体を示す断面
図である。
【図3】本発明における自動給紙装置の他の実施形態を
示す断面図である。
【図4】従来の自動給紙装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シート 10 自動給紙装置 11 載置トレイ 12 給紙ローラ 13 分離部材 13a 分離部 13b 給送部 13c ピックアップ部 17 弾性押圧部材 18 弾性押圧部材 19 弾性押圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/52 310 B41J 13/00 B65H 3/06 G03G 15/00 516 H04N 1/00 108

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置トレイ上に載置されたシート、給
    紙ローラと該給紙ローラの外周面に接触する分離部材と
    の間を通過させることにより、1枚ずつ分離して給紙す
    る自動給紙装置において、 上記分離部材は、1枚のシート部材からなり、上記給紙
    ローラ外周面の一部分に対して所定の圧力で面接触する
    ように配設され、この面接触領域を2つの領域に区分
    し、且つ該領域のうちシート進入側に位置する前方面
    接触領域がシート分離を行う分離部と、その直後の後方
    面接触領域が給送機能を果たす給送部とに機能分離
    れ、 上記分離部材の前方接触領域側を回動自在に支持された
    押え部材に固着し第1の弾性押圧部材にて上記給紙ロー
    ラへと押圧する一方、後方接触領域を上記第1の弾性押
    圧部材とは別の第2の押圧部材に保持し上記給紙ローラ
    へと押圧するように構成した ことを特徴とする自動給紙
    装置。
  2. 【請求項2】 上記分離部材の前方接触領域における分
    離部での摩擦係数が(μa)、後方面接触領域における
    給送部での摩擦係数(μb)、上記給紙ローラの摩擦係
    数(μ1)、かつシート間の摩擦係数をμ3とした時、
    μ3<μa<μ1で、μb<μaの関係を満足する摩擦
    係数に設定された分離部材であることを特徴とする請求
    項1記載の自動給紙装置。
  3. 【請求項3】 載置トレイ上に載置されたシート、給
    紙ローラと該給紙ローラの外周面に接触する分離部材と
    の間を通過させることにより、1枚ずつ分離して給紙す
    る自動給紙装置において、 上記分離部材は、1枚のシート部材からなり、上記給紙
    ローラ外周面の一部分に対して所定の圧力で面接触する
    ように配設され、該分離部材の面接触領域を3つの領域
    に区分し、シート進入側に位置する前方面接触領域が
    シートの給紙を行うピックアップ部、またシートが上記
    接触領域を通過する直の後方面接触領域がシートの
    給送を行う給送部、上記前方接触領域と後方接触領
    域で挟まれる中間面接触領域がシート分離を行う分離部
    として、それぞれを機能分離され上記分離部材の前方面接触領域側を回動自在に支持され
    た押え部材に固着し第 1の弾性押圧部材にて上記給紙ロ
    ーラへと押圧する一方、中央面接触領域及び後方接触領
    域をそれぞれ上記第1の弾性押圧部材とは個別の第2、
    第3の弾性押圧部材に保持し上記給紙ローラに面接触さ
    れるように押圧するように構成した ことを特徴とする自
    動給紙装置。
  4. 【請求項4】 上記摩擦部材の前方面接触領域における
    ピックアップ部の摩擦係数(μc)、中間面接触領域に
    おける分離部での摩擦係数(μa)、後方面接触領域に
    おける給送部での摩擦係数(μb)、シート間の摩擦係
    数(μ3)、さらに給紙ローラの摩擦係数(μ1)とし
    た場合、μ3<μa<μ1であって、またμb<μa、
    かつμc<μaの関係を満足する摩擦係数に設定されて
    なる分離部材であることを特徴とする請求項3記載の自
    動給紙装置。
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