JP3492223B2 - シート分離装置及び画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート分離装置及び画像読取装置及び画像形成装置

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JP3492223B2
JP3492223B2 JP36722198A JP36722198A JP3492223B2 JP 3492223 B2 JP3492223 B2 JP 3492223B2 JP 36722198 A JP36722198 A JP 36722198A JP 36722198 A JP36722198 A JP 36722198A JP 3492223 B2 JP3492223 B2 JP 3492223B2
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    • B65H3/00Separating articles from piles
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    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に装備され、記
録シートや原稿を一枚ずつ分離して送り出すシート分離
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置には、画像形成部や
原稿読取部に記録シートや原稿を1枚ずつ分離供給する
ためにシート分離装置が装備されている。このシート分
離装置では、分離性やコストなどに応じて分離爪、分離
パッド、逆転ローラ等の種々の分離方式が用いられてい
る。
【0003】図5は、従来の分離パッドを用いた分離方
式のシート分離装置の一例を示すものである。これを概
略説明する。
【0004】50は給紙ローラであり、回転することに
より給紙トレイ51及び圧板52上に積載されている記
録シートまたは原稿(以下シートという)Pを送り出す
ものである。圧板52は軸53を中心としてA−B方向
に揺動可能に支持されており、図示しないバネ部材によ
り積載しているシートPの先端側を給紙ローラ50に向
けて付勢してシートを給紙ローラ50に圧接させてい
る。なお、圧板52には、フリクションパッド52aが
設けられており、このフリクションパッド52aはシー
トの積載枚数が少なくなったときにシートが束で送り出
されないようにするためのものである。
【0005】シート送り方向における圧板52の下流側
には、シートを分離するための分離パッド54が設けら
れている。この分離パッド54は軸55を中心としてC
−D方向に揺動自在に支持されたパッドホルダ56に保
持されていて、分離バネ57により給紙ローラ50に圧
接されている。
【0006】この構成によれば、給紙ローラ50がE方
向に回転すると、圧板52により圧接されているシート
を分離パッド54に向けて送り出す。この送り出された
シートは給紙ローラ50と分離パッド54との間で一枚
ずつ分離されて下流側に送られる。このときにシートを
確実に分離するためには、分離パッド54の表面と給紙
ローラ50の表面との間の摩擦係数がシートとシートと
の間の摩擦係数より高くなければならず、使用されるシ
ートの種類や温度、湿度等の環境条件を考慮して概ねμ
=1以上必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の分離パッド方式のシート分離装置では次のような問
題点を有していた。
【0008】上述したように、給紙ローラ50と分離パ
ッド54との間の摩擦係数はシートの分離のために十分
高く確保している。そのため、給紙ローラ50と分離パ
ッド54のニップ部(圧接部分)にシートが挿入されて
いない状態、すなわち給紙ローラ50と分離パッド54
とが直接圧接された状態で、給紙ローラ50が回転する
と、分離パッド54との間で微少なスリップスティック
現象が起こり、分離パッドが振動して不快な騒音(ブー
というようなびびり音)を発生する場合がある。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、分離性能に悪影響を与えることなく簡易な構成
により分離パッドの不快な騒音の原因となる振動を防止
することのできるシート分離装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを給送
するシート給送手段と、前記シート給送手段との間でシ
ートを分離するための分離パッドと、フレームに揺動自
在に支持され、前記分離パッドを保持するパッド保持部
材と、前記パッド保持部材を付勢して前記分離パッドを
前記シート給送手段に圧接する付勢手段と、を有するシ
ート分離装置において、前記パッド保持部材に設けた軸
を前記フレームに設けた長穴に形成された支持穴に支持
させることによって前記パッド保持部材を揺動可能及び
シート送り方向に移動可能に支持し、前記シート給送手
段の作動時の前記分離パッドのシート送り方向下流側へ
の移動に伴って前記パッド保持部材が移動したときに該
パッド保持部材に一体に形成された突起が当接する突き
当て面を前記フレームに設けたことを特徴とする。
【0011】 本発明は、シートを給送するシート給送
手段と、前記シート給送手段との間でシートを分離する
ための分離パッドと、フレームに揺動自在に支持され、
前記分離パッドを保持するパッド保持部材と、前記パッ
ド保持部材を付勢して前記分離パッドを前記シート給送
手段に圧接する付勢手段と、を有するシート分離装置に
おいて、前記パッド保持部材に設けた軸を前記フレーム
に設けた長穴に形成された支持穴に支持させることによ
って前記パッド保持部材を揺動可能及びシート送り方向
に移動可能に支持し、前記シート給送手段の作動時の前
記分離パッドのシート送り方向下流側への移動に伴って
前記パッド保持部材が移動したときに該パッド保持部材
が当接する突き当て面を前記フレームに設け、前記パッ
ド保持部材の前記突き当て面と当接する部位に回転可能
なコロ部材を設けたことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】本発明は、前記突き当て面を前記パッド保
持部材のシート送り方向における下流側で前記フレーム
に一体に形成したことを特徴とする。
【0015】本発明は、前記シート給送手段が給紙ロー
ラであり、該給紙ローラが回転すると圧板により給紙ロ
ーラに付勢されているシートを送り出すとともに、送り
出したシートを前記分離パッドとで一枚ずつ分離するこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
4に基づいて説明する。まず、図4を用いて本発明のシ
ート分離装置が装備された複写機(画像形成装置)につ
いて概略説明する。
【0017】図4において、この複写機1には、原稿の
画像情報を読み取るための画像読取装置2と、この画像
読取装置2に原稿を自動的に供給するための自動原稿送
り装置(ADF: Auto Document Feeder)3と、画像読取
装置2が読み取った画像を記録シートに記録するために
画像形成部5を有する複写機本体4とを有している。こ
の画像読取装置2、自動原稿送り装置3、複写機本体4
について説明する。
【0018】〔画像読取装置〕画像読取装置2は、プラ
テン6上に載せられた原稿の画像を読み取るための光学
読取装置7が設けられている。この光学読取装置7は、
プラテン6上の原稿に光を当てるランプ8と、原稿で反
射した光を後述する画像形成部5に送るための反射ミラ
ー9及びレンズ10等を有している。
【0019】〔自動原稿送り装置〕自動原稿送り装置3
は、画像読取装置2で画像が読み取られる原稿をプラテ
ン6上に自動的に供給するものであり、本発明が適用さ
れた原稿分離装置11と、この原稿分離装置11で分離
された原稿dをプラテン6上に移動させるためのレジス
トローラ対12、13及び搬送ベルト14と、を有して
いる。
【0020】原稿分離装置11は、原稿dを支持する給
紙トレイ15と、原稿を送り出す給紙ローラ16と、送
り出された原稿dを一枚ずつ分離するための分離パッド
17とを有するものであり、この原稿分離装置の構成に
ついては後で詳述する。
【0021】原稿分離装置11から送り出された原稿d
はレジストローラ対12、13によって斜行の補正及び
複写機本体側と同期を取って搬送ベルト14の入口側1
4aに送られる。搬送ベルト14は、プラテン6上の所
定の位置に原稿dを搬送するためのものであり、プラテ
ン6に沿って配置されている。搬送ベルト14の出口側
には原稿を原稿排紙トレイ18上に排出するための排紙
ローラ19,20が設けられている。
【0022】〔画像形成部〕複写機本体内には、記録シ
ートSを一枚ずつ分離して連続して送り出すことができ
る記録シート分離装置21と、送り出された記録シート
Sに前記画像読取装置で読み取られた画像を形成するた
めの画像形成部5と、画像形成部5で画像が形成された
記録シートを排出す排出部22とを有する。
【0023】記録シート分離装置21は、上記原稿分離
装置11と同様な構成であり、給紙トレイ23上に積載
された記録シートSを給紙ローラ24で送り出し、分離
パッド25で一枚ずつ分離するものであり、これも後で
詳述する。記録シート分離装置21から送り出された記
録シートの斜行の補正及び画像形成のタイミングを合せ
るためのレジストローラ対26、27により搬送された
記録シートに画像形成部5で画像が形成される。
【0024】画像形成部5は、電子写真方式の一般的な
構成であり、感光ドラム28の周りに現像部29、転写
帯電器30、クリーニング部31等を配置したものであ
るため詳細な説明は省略する。また、感光ドラム28の
下流側には、搬送手段32と、加熱定着ローラ対33、
34が配置されている。
【0025】排出部22では画像形成された記録シート
を排紙トレイ35上に排出するための排紙ローラ対3
6、37が設けられている。
【0026】ここで、この画像読取装置2、自動原稿送
り装置3、複写機本体4の動作を簡単に説明する。複写
される原稿dは原稿分離装置11にセットされる。ま
た、原稿dの画像が形成される記録シートSは記録シー
ト分離装置21にセットされる。原稿分離装置11によ
り一枚ずつ分離された原稿dは、レジストローラ対1
2、13により複写機本体4の動作と同期してプラテン
6上に向けて送り出される。搬送ベルト14によって原
稿がプラテン6上の所定の位置まで搬送されると、画像
読取装置2が原稿dを走査して、画像情報を画像形成部
5へ送る。
【0027】一方、記録シート分離装置21では、記録
シートSを一枚ずつ分離してレジストローラ対26、2
7まで送り出す。レジストローラ対26、27では感光
ドラム28上で現像された画像に同期させて記録シート
Sを送り出す。
【0028】感光ドラム28上の画像は感光ドラム28
と転写帯電体30との間で記録シートSに転写され、加
熱定着ローラ対33、34に向けて送られる。加熱定着
ローラ対33、34では、トナー画像を記録シートに定
着する。そして、画像が定着された記録シートは排紙ロ
ーラ対36、37により排紙トレイ35上に排出され
る。また、画像が読み取られた原稿dは排紙ローラ1
9、20により原稿排紙トレイ18上に排出される。
【0029】ここで、本発明が適用された原稿分離装置
11及び記録シート分離装置21について図1乃至図3
を用いて説明するが、この2つの装置はほぼ同一の構成
であるため、原稿分離装置11を詳細に説明する。
【0030】シート給送手段としての給紙ローラ16
は、従来の技術で説明したように、図1中E方向に回転
することにより給紙トレイ15及び圧板40上に積載さ
れている原稿dを送り出すものである。圧板40は軸4
1を中心として揺動可能に支持されており、図示しない
バネ部材により積載している原稿dの先端側を給紙ロー
ラ16に向けて付勢して原稿dを給紙ローラ16に圧接
させている。圧板40には、原稿の積載枚数が少なくな
ったときに束で送り出されないようにするためのフリク
ションパッド40aが設けられている。
【0031】シート送り方向における圧板40の下流側
には、原稿dを分離するための分離パッド17が設けら
れている。この分離パッド17は軸42を中心として図
1中C−D方向に揺動自在に支持されたパッド保持手段
としてのパッドホルダ43に保持されていて、付勢手段
としての分離バネ44により給紙ローラ16に向けて圧
接されている。そして、圧板40と給紙トレイ15上に
積載されている原稿dは、給紙ローラ16により送り出
され、分離パッド17により一枚ずつ分離される。
【0032】本発明の要部である分離パッドの取り付け
構造について次に説明する。
【0033】分離パッド17を支持するパッドホルダ4
3を揺動自在にするための軸42はフレーム45の支持
穴45aに支持されている。この軸42の外径をφWB
とし、支持穴42aはシートの送り方向(図1の左右方
向)が長い長穴に形成されていて、長手方向の長さをW
Aとした場合に、WA>WBとなるように設定されてい
る。ここで、WA−WBの値は、概ね0.3〜0.5m
m程度に設定している。これにより、パッドホルダ43
はシートの送り方向に微少寸法の移動が可能となってい
る。
【0034】また、パッドホルダ43における軸42と
は反対側の端部には突起43aが一体に形成されてお
り、この突起43aはフレーム45に形成されている突
き当て壁45aの突き当て面に当接するように形成され
ている。この突起43a及び突き当て壁45aのそれぞ
れの実際寸法が設定値からばらつくことにより突起43
aと突き当て壁45aの突き当て面との相対位置が多少
ずれても、前述したようにパッドホルダ43が微少寸法
の移動が可能に支持されているため、パッドホルダ43
の揺動が阻害されることはなく、分離バネ44の弾性力
が効率よく分離パッド17に付与されることになる。
【0035】以上の構成の作用について説明する。
【0036】原稿dが給紙ローラ16と分離パッド17
との間に挿入されていない状態で給紙ローラ16が回転
した場合に、給紙ローラ16と分離パッド17との間で
微少なスリップスティックが発生しても、パッドホルダ
43が給紙ローラ16と分離パッド17との間に作用す
る摩擦力により移動して、突起43aが突き当て壁45
に押圧されて分離パッド17及びパッドホルダ43の振
動が抑制される。これにより、不快音の発生を防止する
ことができる。
【0037】さらに、給紙ローラ16と分離パッド17
との間の摩擦抵抗が大きくなる程、突起43aと突き当
て壁45aとの間の押圧力が大きくなり、分離パッド1
7及びパッドホルダ43の振動はより強く抑制されるこ
とになり、確実に騒音を防止することができる。
【0038】このように、本実施の形態では、分離パッ
ド17及びパッドホルダ43の振動を効果的に抑制、防
止して、不快なびびり音等が発生しないようにすること
ができる。この際、パッドホルダ43はシートの給送方
向の前後に移動できるように保持されているためパッド
ホルダ43の揺動が阻害されることがなく、分離バネ4
4の押圧力が確実に分離パッド17を給紙ローラ16に
付勢するように働き、安定した給紙分離性能を維持する
ことができる。これによって、快適なシート分離装置を
提供することができる。
【0039】また、突起43aはパッドホルダ43に一
体に形成されており、突き当て壁45aはフレーム45
と一体に形成されているので、従来の装置に比較して部
品等を追加する必要がないのでコストアップが生じるこ
とがない。
【0040】つぎに、本発明の第2の実施の形態につい
て図3を用いて説明する。なお、この実施の形態は第1
の実施の形態とパッドホルダ43とフレーム45の突き
当て壁45aとの当接する構成が異なるだけであり、異
なる構成のみ詳細に説明して、同一の構成には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0041】図3において、パッドホルダ43における
軸42とは反対側の端部には、コロ支持部材46に取付
けられたコロ軸46aにコロ部材47が回転可能に支持
されている。このコロ部材47はフレーム45の突き当
て壁45aに当接可能となるように、それぞれの相対位
置が設定されている。
【0042】この構成によれば、第1の実施の形態のパ
ッドホルダ43の突起43aの代わりにコロ部材47が
用いられているため、パッドホルダ43の揺動時の抵抗
が転がり抵抗となり、パッドホルダ43の揺動抵抗がよ
り低減される。これにより、分離バネ44による付勢力
の損失が大幅に減り安定した給紙分離性能が得られる。
なお、この実施の形態においても、第1の実施の形態と
同様に、分離パッド17及びパッドホルダ43の振動が
抑制されて騒音の発生を抑えて快適なシート分離装置を
提供することができるという効果を奏する。
【0043】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、第1の実施の形態のパッド
ホルダ43に設けられている突起43aとフレーム45
に設けられている突き当て壁45aとに摺動抵抗の小さ
いテフロン等の材料を貼着して、分離バネ44の付勢力
の損失を低減するようにしてもよい。また、分離パッド
17を揺動且つ移動自在に支持する手段として、パッド
ホルダ43に軸42を設けてフレーム45に支持穴45
aを設けたが、この逆の構成でもよい。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明
は、シート給送手段に圧接可能な分離パッドを保持する
パッド保持部材をシート送り方向に移動可能に支持し、
シート給送手段の作動時にパッド保持部材が移動して突
き当て面に突き当たることにより、分離パッド及びパッ
ド保持部材の振動が抑制されて、びびり音のような不快
音の発生を防止することができる。
【0045】特に、シート給送手段と分離パッドとの間
にシートが挿入されていない時には摩擦抵抗が大きくな
るため不快音も大きくなるが、分離パッド及びパッド保
持部材の振動を確実に抑えて不快音の発生を防止する。
【0046】また、パッド保持部材をシート送り方向に
移動可能に支持したため、パッド保持部材と突き当て面
のそれぞれの実際寸法が設定値からばらつくことにより
パッド保持部材と突き当て面との相対位置が多少ずれて
も、パッド保持部材の揺動が阻害されることはなく、付
勢手段の付勢力が効率よく分離パッドに付与されること
になり、安定した給紙分離性能を得ることができる。
【0047】突き当て面とのパッド保持部材の当接部分
に回転可能なコロを設けることにより、パッド保持部材
の揺動抵抗をより低減することができ、一層安定した給
紙分離性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシート分離装置の
要部断面図
【図2】図1に示したシート分離装置の分離パッドの支
持構造を示す平面図
【図3】本発明の第2の実施の形態のシート分離装置の
要部断面図
【図4】本発明のシート分離装置が装備されている複写
機の一例を示す断面図
【図5】従来のシート分離装置の一例を示す断面図
【符号の説明】
1 複写機 2 画像読取部 5 画像形成部 11 原稿分離装置(シート分離装置) 16 給紙ローラ(シート給送手段) 17 分離パッド 21 記録シート分離装置(シート分離装置) 42 軸 43 パッドホルダ(パッド保持手段) 43a 突起 44 分離バネ(付勢手段) 45 フレーム 45a 支持穴 45b 突き当て壁

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを給送するシート給送手段と、 前記シート給送手段との間でシートを分離するための分
    離パッドと、 フレームに揺動自在に支持され、前記分離パッドを保持
    するパッド保持部材と、 前記パッド保持部材を付勢して前記分離パッドを前記シ
    ート給送手段に圧接する付勢手段と、を有するシート分
    離装置において、 前記パッド保持部材に設けた軸を前記フレームに設けた
    長穴に形成された支持穴に支持させることによって前記
    パッド保持部材を揺動可能及びシート送り方向に移動可
    能に支持し、前記シート給送手段の作動時の前記分離パ
    ッドのシート送り方向下流側への移動に伴って前記パッ
    ド保持部材が移動したときに該パッド保持部材に一体に
    形成された突起が当接する突き当て面を前記フレームに
    設けたことを特徴とするシート分離装置。
  2. 【請求項2】 シートを給送するシート給送手段と、 前記シート給送手段との間でシートを分離するための分
    離パッドと、 フレームに揺動自在に支持され、前記分離パッドを保持
    するパッド保持部材と、 前記パッド保持部材を付勢して前記分離パッドを前記シ
    ート給送手段に圧接する付勢手段と、を有するシート分
    離装置において、 前記パッド保持部材に設けた軸を前記フレームに設けた
    長穴に形成された支持穴に支持させることによって前記
    パッド保持部材を揺動可能及びシート送り方向に移動可
    能に支持し、前記シート給送手段の作動時の前記分離パ
    ッドのシート送り方向下流側への移動に伴って前記パッ
    ド保持部材が移動したときに該パッド保持部材が当接す
    る突き当て面を前記フレームに設け、前記パッド保持部
    材の前記突き当て面と当接する部位に回転可能なコロ部
    材を設けたことを特徴とするシート分離装置。
  3. 【請求項3】 前記突き当て面を前記パッド保持部材の
    シート送り方向における下流側で前記フレームに一体に
    形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のシート分離装置。
  4. 【請求項4】 前記シート給送手段が給紙ローラであ
    り、該給紙ローラが回転すると圧板により給紙ローラに
    付勢されているシートを送り出すとともに、送り出した
    シートを前記分離パッドとで一枚ずつ分離することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート分離装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至のいずれか1項に記
    載のシート分離装置と、該シート分離装置から送り出さ
    れた原稿の画像を読み取る画像読取部と、を有すること
    を特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至のいずれか1項に記
    載のシート分離装置と、該シート分離装置から送り出さ
    れたシートに画像を形成する画像形成部と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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