JP4206811B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4206811B2 JP4206811B2 JP2003127314A JP2003127314A JP4206811B2 JP 4206811 B2 JP4206811 B2 JP 4206811B2 JP 2003127314 A JP2003127314 A JP 2003127314A JP 2003127314 A JP2003127314 A JP 2003127314A JP 4206811 B2 JP4206811 B2 JP 4206811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- friction pad
- drive shaft
- pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/56—Elements, e.g. scrapers, fingers, needles, brushes, acting on separated article or on edge of the pile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0661—Rollers or like rotary separators for separating inclined-stacked articles with separator rollers above the stack
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0669—Driving devices therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/56—Elements, e.g. scrapers, fingers, needles, brushes, acting on separated article or on edge of the pile
- B65H3/565—Elements, e.g. scrapers, fingers, needles, brushes, acting on separated article or on edge of the pile for reintroducing partially separated articles in the stack
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/10—Size; Dimensions
- B65H2511/13—Thickness
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/20—Location in space
- B65H2511/21—Angle
- B65H2511/216—Orientation, e.g. with respect to direction of movement
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ等の給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ等の給紙装置においては、種々のものが使用されているが、この中で、用紙を斜めに保持して給紙を行う形態の装置がある。従来のこの種の給紙装置では、一般的に、用紙を斜めに保持する背面カバーの下部に、収容保持された用紙束の下端が当接する固定的な摩擦パッドを設け、この摩擦パッドと送り出される用紙の下端との摩擦を利用して、次の用紙との分離を確実に行うようにしていた。
【0003】
しかし、使用する用紙には剛性の高いものと低いものがあり、固定的な摩擦パッドで全種類の用紙に対応するには無理があった。
【0004】
そこで、用紙の剛性の違いにより、摩擦係数の違う面が用紙の下端に当たるようにした給紙装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
この給紙装置では、用紙のエッジの当接面にスロットを設け、該スロットに、突出方向に付勢された突起を出没可能に設け、突起の表面を高摩擦係数の面、前記当接面を低摩擦係数の面とし、用紙の剛性に応じて摩擦係数の高い面と低い面のいずれかに当たるようにしている。このような構成においては、例えば、低剛性の紙(普通紙等)は、高い摩擦係数を持つ突起の表面に当接し、高剛性の紙(はがき等)は、突起を押し下げて、低い摩擦係数を持つ当接面に当接する。従って、低剛性のものでも高剛性のものでも、容易にローラによって送り出すことができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−11719号公報(図10)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特許文献1に記載のものでは、突起は単に上下に変位するだけであり、用紙の分離性を左右するのは、摩擦係数の違う2つの面を確保したことである。従って、摩擦を利用しての分離性能は、2つの面の摩擦係数の違いだけで決まってしまい、より多種類の剛性の違う用紙に対して、柔軟に対応することは困難である。
【0008】
本発明は、上記事情を考慮し、用紙の剛性に拘わらず、良好な分離性能を発揮することができる信頼性の高い給紙装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
複数の用紙を斜めに収容保持する筐体と、
前記複数の用紙のうち一枚を送り出すピックアップローラと、
前記筐体に回転自在に保持され、かつ前記筐体に収容保持された前記複数の用紙の下端が当接する摩擦パッドと、
前記摩擦パッドを用紙上端側に付勢する付勢部材と、を備え、
前記摩擦パッドは、用紙分離前の用紙送り出し時の用紙の負荷により傾動するものであり、
前記筐体には、用紙供給先の用紙供給路の延長上に位置し、かつ前記摩擦パッドの下側を通過して前記用紙を移動させることが可能な開口が設けられていることを特徴とする給紙装置。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はプリンタ本体部に取り付けられる実施形態の給紙装置(ASF=オート・シート・フィーダ)10を示す外観斜視図、図2は実施形態の給紙装置10をプリンタ本体部1に取り付けた状態を示す側断面図、図3は給紙装置10の背面側から見た斜視図である。
【0011】
本実施形態の給紙装置10は、後述するフック部9を介してプリンタ本体部1に着脱自在に取り付けることができるように構成されている(装着状態を図2に示す)。給紙装置10は、所定サイズの複数枚の用紙(単票紙)を収納し、用紙を一枚ずつプリンタの本体部1に送り込むものである。
【0012】
この給紙装置10は、下部ケース11と上面カバー12とからなる筐体13を主体に構成されている。下部ケース11は、正面カバー14、背面カバー15、左右の側面カバー16、17、底面カバー18を有する樹脂の一体成形の箱部材である。図2に示すように、用紙Sは斜めに立てた姿勢で背面カバー15上に収容保持される。
【0013】
下部ケース11の上面側であって、正面カバー14と側面カバー16、17と背面カバー15との間には、開口20が設けられている。上面カバー12は、開口20から挿入され、開口20の一部を塞ぐように下部ケース11と嵌合されている。ここで、開口20の塞がれていない部分は、複数の用紙Sが斜めに差し入れられる用紙挿入口として構成されている。側面カバー16,17には、給紙装置10をプリンタ本体部1に装着するためのフック部9,9が設けられている。このフック部9,9は、例えば、逆L字とも云える形状で背面カバー15とは反対側に突出し且つ下向きに張り出した部材であり、プリンタ本体部1の背面部分に引っかかるように構成されている。
【0014】
背面カバー15の上端には、背面カバー15の上方に位置する部分の用紙を支持する平板形状の用紙ガイド19が取り付けられている。同じく、背面カバー15の上端には、開口から挿入される用紙の最大サイズを制限する用紙サイズ規定部材21が設けられている。この用紙サイズ規定部材21は、背面カバー15の上端に沿って摺動可能に構成されており、用紙サイズ規定部材21の位置を適宜変化させることにより、用紙サイズを制限する。また、用紙サイズ規定部材21と側面カバー17との間の幅を挿入すべき用紙の幅とほぼ同一に設定することにより、用紙Sが側面カバー17と用紙サイズ規定部材21によりガイドされて、幅方向に傾くことなく、挿入することが可能になる。
【0015】
下部ケース11の背面カバー15の下部内側には、図2に示すように、その上面に用紙Sの下端が押し当てられる摩擦パッド30が設けられている。この摩擦パッド30は、背面カバー15に対する傾斜角度を変えることができるように回動自在に設けられている。この摩擦パッド30については後ほど詳述する。
【0016】
下部ケース11の底面側には、正面カバー14と側面カバー16、17と底面カバー18との間には開口22が設けられている。この開口22は、用紙挿入口としての上部開口20から挿入された用紙Sがプリンタ本体部1の用紙搬送路5に向けて排出される用紙排出口を構成している。また、図3または図5に示すように、背面カバー15の下端には、用紙Sを手差ししたり、用紙Sの頭出しの際に用紙Sの後端部を装置外に逃がすためのスリット状の開口23が設けられている。
【0017】
また、上面カバー12の内側(背面カバー15側)には、上面カバー12と一体に成形された取付リブ12aが設けられている。取付リブ12aは、用紙Sの挿入方向に沿って設けられた案内端12bを有している。この取付リブ12aの案内端12bは、上部開口20から挿入された用紙Sを背面カバー15との間に位置決めし、そして用紙Sが用紙排出口としての開口22から排出されるように案内する。この案内端12bについては、後ほど説明を行う。また、この取付リブ12aには、用紙送りのためのピックアップユニット50が取り付けられている。
【0018】
図4は、ピックアップユニット50を設けた部分を切断して示す斜め背面側から見た図である。図4では、ピックアップユニット50が待機位置にある状態を示している。また、図5は、ピックアップユニット50を設けた部分だけ背面カバー15を切欠いて示す斜め背面側から見た図である。図5では、ピックアップユニット50を、待機位置から浮かせて示してある。図6は、ピックアップユニット50及び摩擦パッド30等の関係を概念的に示す側面図、図7はピックアップユニット50だけを取り出して示す斜視図、図8はピックアップユニットの側面図、図9はピックアップユニットの駆動軸に装着したトルク伝達部材(クラッチバネ60)の説明図である。
【0019】
ピックアップユニット50は、図6、図7または図8に示すように、ピックアップレバー51と、モータ49(図8のみ図示)で駆動される駆動軸52と、用紙Sに周面が押圧されて用紙Sを送り移動するピックアップローラ53と、駆動軸52とピックアップローラ53との間で回転駆動力を伝達するための順次噛合するギヤ(回転伝達手段)54〜59とからなる。入力段のギヤ54は駆動軸52と一体化され、出力段のギヤ59はピックアップローラ53と一体化されている。
【0020】
ピックアップレバー51は、上端(基端)が上面カバー12の取付リブ12aに回動自在に軸支されている。ピックアップレバー51は、用紙束側に回動することで、ピックアップレバー51の下端(先端)に回転自在に設けられたピックアップローラ53を複数の用紙Sからなる用紙束の最上部の用紙に押圧させている。そして、ピックアップローラ53が用紙S上に押圧された状態で、ピックアップローラ53が回転することにより用紙を送り出すことができるように構成されている。
【0021】
駆動軸52は、ピックアップレバー51の回動支点P1に配置されている。駆動軸52とピックアップレバー51との間には、トルク伝達部材としてのクラッチバネ60が介在されている。このクラッチバネ60は、駆動軸52に所定以上のトルクが作用するまでは駆動軸52とピックアップレバー51とが係止された状態により駆動軸52からピックアップレバー51にトルクが伝達され、且つ駆動軸52に所定以上のトルクが作用したときには係止を解除してピックアップレバー51に対する駆動軸52の回転を許容するものである。
【0022】
クラッチバネ60は、図9に示すように、駆動軸52の外周に摩擦係止する螺旋状のバネ胴部60aと、バネ胴部60aに連接し、ピックアップレバー51に形成されたフック受部51p、51pに係合可能なフック61、61とを有する。このクラッチバネ60は、バネ胴部60aと駆動軸52との間の摩擦係止力により、トルク伝達部材としての設定トルクが定められている。
【0023】
具体的な動作を説明すると、ピックアップユニット50の駆動軸52がモータ49によって駆動されると、駆動軸52の外周に摩擦係止されているクラッチバネ60は、駆動軸52と一体に回動し、フック61,61の一方がフック受部51p,51pの一方に当接する。フック61,61の一方がフック受部51pに当接した状態でさらに駆動軸52が回動すると、駆動軸52とともに回転するクラッチバネ60のフック61,61の一方がフック受け部51pを駆動軸52の周方向に押圧し、クラッチバネ60を介して駆動軸52とピックアップレバー51とが連動して一体に回動する。
【0024】
ここで、例えば、ピックアップレバー51を用紙方向に回動させた場合には、図6に示すように、ピックアップレバー51は、ピックアップレバー51の先端に設けられたピックアップローラ53が用紙Sに当接する位置まで移動する。ピックアップローラ53が用紙S上に当接した状態でさらにモータ49を駆動すると、ピックアップレバー51が用紙Sから受ける反作用により、駆動軸52とクラッチバネ60との間の最大静止摩擦トルク以上のトルクが作用し、駆動軸52の外周とクラッチバネ60との係止が解かれ、すなわち駆動軸52とクラッチバネ60との連動が解除されて、ピックアップレバー51に対して駆動軸52が回転する。これにより、駆動軸52の回転は、ギヤ(回転伝達手段)54〜59を介してピックアップローラ53に伝達され、ピックアップローラ53が回転する。
【0025】
ここで、ピックアップローラ53が用紙送りするときの駆動軸52の回転方向と、ピックアップレバー51をトルク伝達部材であるクラッチバネ60を介して用紙束側に回動させるときの駆動軸52の回転方向とを一致させるため、入力段ギヤ54と出力段ギヤ59の間に挟まれている中間ギヤ55〜58の個数は偶数個とされている。
【0026】
また、ピックアップユニット50を用紙束から離れる方向に回動させて待機位置に保持したときに、ピックアップローラ53の周面が押圧する位置には、ピックアップローラ53の回転により、ピックアップローラ53の周面をクリーニングするための高摩擦材よりなるクリーニング部材40が設けられている。
【0027】
次に図6を用いて摩擦パッド30について説明する。
摩擦パッド30は、背面カバー15に対する傾斜角度を変えることができるように、回動自在に設けられている。即ち、摩擦パッド30は、背面カバー15の下部に配置され、背面カバー15に収容保持された用紙束の下端が当接することで、送り出される用紙を分離するものであり、背面カバー15側に設けた軸31によって回動自在に支持されることにより、用紙送り方向へ延ばした延出部30aが上下方向に傾動可能となっている。そして、その延出部30aが上に持ち上がるようにバネ32で付勢してある。なお、摩擦パッド30の上面には必要に応じて高摩擦係数の部材が貼り付けられている。
【0028】
本実施形態においては、駆動軸52に所定以上のトルクが作用するまでは、駆動軸52をモータ49で回転させることにより、トルク伝達部材であるクラッチバネ60を介して、ピックアップレバー51を回動させることができる。その際、ピックアップローラ53が用紙送りするときの駆動軸52の回転方向と、クラッチバネ60を介してピックアップレバー51を用紙束S側に回動させるときの駆動軸52の回転方向とが同じである。したがって、駆動軸52を給紙方向に回転させることで、ピックアップローラ53を用紙束に押圧させることができる。そして、ピックアップローラ53が用紙束に押圧された段階では、駆動軸52に作用するトルクが設定トルク以上となるので、駆動軸52がピックアップレバー51に対して回転する。ピックアップローラ53は、この駆動軸52の回転により回転して、押圧している用紙Sを一枚送り出す。
【0029】
この場合、ピックアップローラ53の押圧力は、トルク伝達部材であるクラッチバネ60の設定トルクによって自動的に決められる。したがって、用紙Sの束の厚さ(用紙枚数)によらず、一定の押圧力でピックアップローラ53を用紙Sの束に押圧させることができる。
【0030】
また、給紙を終えてピックアップユニット50を待機位置に戻すときには、モータ49を逆転することで駆動軸52を反対方向に回転させる。そうすると、自動的にピックアップレバー51が用紙Sの束から離れる方向に回動し、ピックアップローラ53が用紙Sの束から離間する。従って、ピックアップローラ53が離間した状態で簡単に用紙Sを給紙装置10から取り出すことができる。
【0031】
なお、トルク伝達部材として螺旋状のクラッチバネ60を使用しているので、小さい安価な部品で、駆動軸52とピックアップレバー51との間の係止及び解除を行うことができ、部品配置がやりやすい利点がある。ここで、ピックアップローラ53の押圧力は、クラッチバネ60の摩擦係止トルクによって自動的に決まることになる。
【0032】
このように用紙送りする際、用紙Sの下端は、摩擦パッド30の上面を滑りながら移動する。その際、この給紙装置10では、バネ32により上向き(用紙上端方向)に付勢された摩擦パッド30が、用紙送り出し時の負荷に応じて下に傾くことになる。つまり、ピックアップローラ53が用紙Sを送り出すことにより、用紙Sが摩擦パッド30の表面を押し、それにより摩擦パッド30が傾く。その際の摩擦パッド30の角度は、ピックアップローラ53で送り出される用紙Sに押されて変化する。即ち、摩擦パッド30の表面の摩擦係数と用紙Sのこしの強さ(剛性)に依存する用紙Sの保持力は、摩擦パッド30の角度をある程度傾けていくことによりだんだん小さくなっていき、送り出し力が保持力に勝るある角度になった瞬間、用紙Sが送り出される。
【0033】
このように用紙送りする際、用紙Sの下端は、摩擦パッド30の上面を滑りながら移動する。その際、この給紙装置10では、バネ32により上向きに付勢された摩擦パッド30が、用紙送り出し時の負荷に応じて下に傾くことになる。つまり、ピックアップローラ53が用紙Sを送り出すことにより、用紙Sが摩擦パッド30の表面を押し、それにより摩擦パッド30が傾く。その際の摩擦パッド30の角度は、ピックアップローラ53で送り出される用紙Sに押されて変化する。即ち、摩擦パッド30の表面の摩擦係数と用紙Sのこしの強さ(剛性)に依存する用紙Sの保持力は、摩擦パッド30の角度をある程度傾けていくことによりだんだん小さくなっていき、送り出し力が保持力に勝るある角度になった瞬間、用紙Sが送り出される。
【0034】
また、図11、図12に示すように、剛性の低い用紙(こしの弱い紙:普通紙等)S1を送り出す場合には、送り出し時の負荷が小さくなるので、摩擦パッド30は小さく傾く。従って、用紙束に対する摩擦パッド30の角度が小さくなり、送り出される用紙S2の下端に対する摩擦角が好適値になることで、用紙S1の分離・送り出しがスムーズに行われる。ここで、用紙S1は、摩擦パッド30の角度が小さい場合であっても、上面カバー12と一体に成形された取付リブ12aの案内端12bに沿って開口22まで案内され、開口22からプリンタ本体部1の用紙搬送路5まで搬送される。すなわち、用紙S1のこしが弱く、摩擦パッド30から分離した用紙がそのままでは開口22に向かわないような場合でも、用紙S1は、案内端12bに沿って開口22に向かって導かれ、プリンタ本体部1の用紙搬送路5まで確実に搬送される。
【0035】
一方、図11、図13に示すように、剛性の高い用紙(こしの強い紙:ハガキ等)S2を送り出す場合には、送り出し時の負荷が大きくなるので、摩擦パッド30は大きく下に傾く。従って、用紙束に対する摩擦パッド30の角度が緩くなり、送り出される用紙S2の下端に対する摩擦角が好適値になることで、用紙S2の分離・送り出しがスムーズに行われる。
【0036】
つまり、用紙S1、S2の剛性(こし)に影響されずに、用紙の分離・供給がスムーズに行われるようになる。従って、摩擦パッド30によれば、それぞれ用紙Sの剛性に適した摩擦角で分離が行われるため、例えば用紙Sの厚みの違いによらず、用紙Sの分離信頼性が向上する。
【0037】
給紙が終わったら、ピックアップローラ53を用紙束から離間させることになる。このピックアップローラ53が用紙束から離間した待機位置にはクリーニング部材40が設けられている。駆動軸52を給紙時と逆方向に回転させて、ピックアップレバー51を待機位置まで回動させた状態で、更に数秒間だけ駆動軸52を回し続けることによって、クリーニング部材40に対してピックアップローラ53の周面が摺り付けられる。これにより、用紙給紙時にピックアップローラ53の周面に付着した用紙上のゴミや用紙上をコートしている各種成分等が、クリーニング部材40によりそぎ落とされ、ピックアップローラ53の周面を自動クリーニングすることができる。この場合も、クリーニング部材40に対する押圧力はクラッチバネ60の設定トルクによって定まる。
【0038】
このように、待機位置にピックアップユニット50を戻すだけで自動的にピックアップローラ53のクリーニングが行えるので、ピックアップローラ53の耐久性の向上と、安定した摩擦係数の維持による給紙不良の防止が図れる。
【0039】
なお、図10に示すように、クリーニング部材40の取付角度は、ピックアップレバー51の回動支点P1からピックアップローラ53の周面に引いた接線PSと同じ角度に設定する(図10のbの状態)か、その接線PSよりも、回動支点P1に近い方が内側にくるように傾ける(図10のcの状態)のがよい。これは、接線PSよりも、回動支点P1に近い方が外側にくるように傾けると(図10のaの状態)、ピックアップローラ53の回転(矢印R1方向回転)による摩擦力Mが、ピックアップローラ53の回転をロックする力として働いてしまうからである。
【0040】
また、頭出しのために用紙を前進後退して調整する際に、用紙Sのこしが強い場合には後退する用紙Sの後端が摩擦パッド30等に干渉する可能性があるが、本実施形態の給紙装置10では、図14に示すように、背面カバー15の下端に開口23が開いているので、用紙Sの後端を背面開口23から後方へ逃がすことができる。従って、こしの強い用紙Sの頭出しの際にも用紙Sの後端がスムーズに移動するようになる。この開口23の位置は、用紙供給先であるプリンタ本体部1の用紙搬送路の延長線上に位置し、かつ摩擦パッド30の下側を通過して用紙Sを移動させることの可能な位置である。
【0041】
以上、本実施形態の給紙装置10によれば、駆動軸52に所定以上のトルクが作用するまでは、駆動軸52を回転させることにより、クラッチバネ60を介してピックアップレバー51を回動させることができる。その際、ピックアップローラ53が用紙送りするときの駆動軸52の回転方向と、ピックアップレバー51をクラッチバネ60を介して用紙束側に回動させるときの駆動軸の回転方向とが同じであるから、駆動軸52を給紙方向に回転させることで、ピックアップローラ53を用紙束に押圧させることができる。そして、押圧した段階では駆動軸52に作用するトルクが所定以上となるから、駆動軸52がピックアップレバー51に対して回転し、駆動軸52の回転によりピックアップローラ53が回転して用紙束の最上層にある用紙Sを送り出す。この場合、ピックアップローラ53の押圧力は、クラッチバネ60の設定トルクによって自動的に決まるので、用紙Sの厚さ(用紙枚数)によらず、一定の押圧力でピックアップローラ53を用紙束に押圧させることができる。
【0042】
また、給紙を終えてピックアップユニット50を待機位置に戻すときには、駆動軸52を反対方向に回転させる。これにより、自動的にピックアップレバー51が用紙束から離れる方向に回動し、ピックアップローラ53が用紙束から離間するので、給紙装置10から用紙または用紙束を簡単に取り出すことができる。
【0043】
また、本実施形態によれば、トルク伝達を行うトルク伝達部材として、クラッチバネ60を使用しているので、小さくかつ安価な部品で、駆動軸52とピックアップレバー51との間の係止及び解除を行うことができる。この場合、ピックアップローラ53の用紙束に対する押圧力は、クラッチバネ60と駆動軸52との間の摩擦係止トルクによって自動的に決定される。
【0044】
また、ピックアップローラ53の周面には、紙粉や用紙のコーティング層などが付着し、ピックアップローラ53の摩擦係数が落ちる可能性があるが、本実施形態によれば、ピックアップローラ53の待機位置にクリーニング部材40を設けたので、駆動軸52を給紙時と逆方向に回転させて、ピックアップレバー51を待機位置まで回動させた状態で、更に駆動軸52を回し続けることによって、クリーニング部材40に対してピックアップローラ53の周面を摺り付け、ピックアップローラ53の周面をクリーニングすることができる。この場合も、クリーニング部材40に対する押圧力は、クラッチバネ60の設定トルクによって定められる。
【0045】
また、本実施形態の給紙装置10では、バネ32により用紙上端方向に付勢された摩擦パッド30が、用紙送り出し時の負荷に応じて下に傾くように構成されている。例えば、剛性の高い用紙(こしの強い紙:ハガキ等)を送り出す場合には、送り出し時の負荷が大きくなるので、摩擦パッド30は大きく下に傾く。従って、用紙束に対する摩擦パッド30の角度が緩くなり、送り出される用紙の下端に対する角度が好適値になることで、用紙の分離・送り出しがスムーズに行われる。また、剛性の低い用紙(こしの弱い紙:普通紙等)を送り出す場合には、送り出し時の負荷が小さくなるので、摩擦パッドは小さく傾く。従って、用紙束に対する摩擦パッド30の角度が小さくなり、送り出される用紙の下端に対する角度が好適値になることで、用紙の分離・送り出しがスムーズに行われる。即ち、用紙の剛性(こし)に影響されずに、用紙の分離・供給がスムーズに行われるようになる。
【0046】
また、給紙装置10によって供給先のプリンタ等に用紙送りをした場合、頭出しなどのために給紙装置10内部で用紙Sを前後に移動することがある。その場合、送り出した用紙Sの後端が摩擦パッド30を通過してしまった段階では、用紙Sの後端を用紙束上に戻すことはできなくなり、結果的に用紙後端の逃げ場所がなくなってしまう。そこで、本実施形態では、背面カバー15の下端に開口23を設け、逃げ場の無くなった用紙Sの後端の逃げ場所を確保し、印刷が行われる用紙が変形する等の不具合等の発生を予防している。
【0047】
なお、本実施形態では、トルク伝達部材としてクラッチバネ60を用いたが、これに限られることはなく、所定のトルク値以上が加えられるまでは駆動軸52と係止され、所定のトルク値以上が加えられると、この係止を解除するように構成されたものであればよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、用紙束を斜めに立てた姿勢で収容保持する背面カバーを備えた筐体と、前記用紙束の最上部の用紙に押圧して自身の回転により最上部の用紙を下方へ移動しながら送り出すピックアップローラと、前記背面カバーの下部に配置され、背面カバーに収容保持された用紙束の下端が当接することで、送り出される用紙を分離する摩擦パッドと、を備えた給紙装置であって、前記摩擦パッドを、前記背面カバー側に設けた軸で回動自在に支持することにより、用紙送り方向へ延ばした延出部を上下方向に傾動可能とし、該延出部を上向きにバネで付勢したので、用紙の剛性に拘わらず、良好な分離性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施形態の給紙装置を示す外観斜視図である。
【図2】 図1の給紙装置をプリンタの本体部1に取り付けた状態を示す側断面図である。
【図3】 本実施形態の給紙装置の背面側から見た斜視図である。
【図4】 本実施形態の給紙装置におけるピックアップユニットを設けた部分を切断して示す斜め背面側から見た図であある。
【図5】 本実施形態の給紙装置におけるピックアップユニットを設けた部分だけ背面カバーを切欠いて示す斜め背面側から見た図である。
【図6】 本実施形態のピックアップユニット及び摩擦パッド等の関係を概略的に示す側面図である。
【図7】 本実施形態のピックアップユニットだけを取り出して示す斜視図である。
【図8】 本実施形態のピックアップユニットの側面図である。
【図9】 本実施形態のピックアップユニットの駆動軸に装着したトルク伝達部材(クラッチバネ60)の説明図である。
【図10】 本実施形態の給紙装置におけるクリーニング部材の適正な取付角度の説明図であり、(a)は好ましくない取付角度、(b)、(c)は好ましい取付角度を示す図である。
【図11】 本実施形態の給紙装置における摩擦パッドの作用説明図である。
【図12】 本実施形態の給紙装置における剛性の高い用紙を送り出すときの作用説明図である。
【図13】 本実施形態の給紙装置における剛性の低い用紙を送り出すときの作用説明図である。
【図14】 本実施形態の給紙装置における用紙の後端を後方へ逃がす場合の説明図である。
【符号の説明】
10・・給紙装置
13・・筐体
23・・開口
30・・摩擦パッド
30a・・延出部
31・・軸
32・・バネ
40・・クリーニング部材
49・・モータ
50・・ピックアップユニット
51・・ピックアップレバー
51p・・フック受部
52・・駆動軸
53・・ピックアップローラ
54〜59・・ギヤ(回転伝達部材)
60・・クラッチバネ(トルク伝達部材)
61・・フック
P1・・回動支点
S・・用紙
Claims (1)
- 複数の用紙を斜めに収容保持する筐体と、
前記複数の用紙のうち一枚を送り出すピックアップローラと、
前記筐体に回転自在に保持され、かつ前記筐体に収容保持された前記複数の用紙の下端が当接する摩擦パッドと、
前記摩擦パッドを用紙上端側に付勢する付勢部材と、を備え、
前記摩擦パッドは、用紙分離前の用紙送り出し時の用紙の負荷により傾動するものであり、
前記筐体には、用紙供給先の用紙供給路の延長上に位置し、かつ前記摩擦パッドの下側を通過して前記用紙を移動させることが可能な開口が設けられていることを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127314A JP4206811B2 (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 給紙装置 |
US10/834,364 US20050017433A1 (en) | 2003-05-02 | 2004-04-29 | Paper feeding apparatus |
CN200410043365.9A CN100588597C (zh) | 2003-05-02 | 2004-05-08 | 进纸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003127314A JP4206811B2 (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004331282A JP2004331282A (ja) | 2004-11-25 |
JP4206811B2 true JP4206811B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=33503912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003127314A Expired - Fee Related JP4206811B2 (ja) | 2003-05-02 | 2003-05-02 | 給紙装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050017433A1 (ja) |
JP (1) | JP4206811B2 (ja) |
CN (1) | CN100588597C (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090220719A1 (en) * | 2005-09-16 | 2009-09-03 | Jeremy Klug | Low fuel-permeable thermoplastic vessels based on polyoxymethylene |
US7455378B2 (en) * | 2006-03-16 | 2008-11-25 | Eastman Kodak Company | Printer control system and method for changing print mask height |
JP2008169000A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Funai Electric Co Ltd | 給紙カートリッジ |
US7753369B2 (en) * | 2007-04-27 | 2010-07-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Mechanically triggered NIP drive shaft |
US8100398B2 (en) * | 2009-04-22 | 2012-01-24 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printer media transport system |
JP2011190029A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Seiko Epson Corp | 媒体送り装置、記録装置 |
JP5899900B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2016-04-06 | 株式会社リコー | 給紙装置及び画像形成装置 |
JP6697177B2 (ja) * | 2015-10-20 | 2020-05-20 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体給送装置、画像読取装置、記録装置 |
TWI804979B (zh) * | 2021-09-10 | 2023-06-11 | 虹光精密工業股份有限公司 | 清潔件、紙張傳送裝置及使用其之事務機 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4565461A (en) * | 1982-09-17 | 1986-01-21 | Epson Corporation | Pitch-changeable, cam-actuated paper feed for serial printer |
JPH01156241A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給紙装置 |
CH689671A5 (fr) * | 1994-03-07 | 1999-08-13 | Ocd Sa | Dispositif d'introduction de feuilles ou d'enveloppes à imprimer. |
US5527026A (en) * | 1995-03-17 | 1996-06-18 | Lexmark International, Inc. | Auto compensating paper feeder |
US5884323A (en) * | 1995-10-13 | 1999-03-16 | 3Com Corporation | Extendible method and apparatus for synchronizing files on two different computer systems |
DE69608534T2 (de) * | 1995-12-26 | 2000-09-14 | Brother Ind Ltd | Bogenzuführvorrichtung mit verbesserter Trennung der Bogen in Unabhängigkeit der Steifigkeit und Grösse der Bogen |
US5895040A (en) * | 1997-06-20 | 1999-04-20 | Lexmark International, Inc. | Sheet separator |
JP3492223B2 (ja) * | 1998-12-24 | 2004-02-03 | キヤノン株式会社 | シート分離装置及び画像読取装置及び画像形成装置 |
US6467764B1 (en) * | 1999-09-24 | 2002-10-22 | Kenneth A. Stevens | High capacity document sheet processor |
JP3701174B2 (ja) * | 2000-06-15 | 2005-09-28 | アルプス電気株式会社 | プリンタの自動給紙装置 |
JP3558281B2 (ja) * | 2000-09-01 | 2004-08-25 | シャープ株式会社 | 給紙装置 |
-
2003
- 2003-05-02 JP JP2003127314A patent/JP4206811B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-04-29 US US10/834,364 patent/US20050017433A1/en not_active Abandoned
- 2004-05-08 CN CN200410043365.9A patent/CN100588597C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004331282A (ja) | 2004-11-25 |
US20050017433A1 (en) | 2005-01-27 |
CN1541921A (zh) | 2004-11-03 |
CN100588597C (zh) | 2010-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220306411A1 (en) | Image recording device | |
EP1570997A1 (en) | Image recording apparatus and feeding tray | |
JP4356213B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3576958B2 (ja) | 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP4206811B2 (ja) | 給紙装置 | |
CN1541920B (zh) | 进纸装置 | |
JP4161200B2 (ja) | 給紙装置 | |
US8419007B2 (en) | Image recording device | |
JP3951128B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP4556931B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3652686B2 (ja) | 印刷機の給紙カセット及び印刷機 | |
JP2001106367A (ja) | 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP4962455B2 (ja) | 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 | |
JP5499571B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP4729399B2 (ja) | 画像記録装置のフレーム構造体、およびこれを備えた画像記録装置 | |
JP5526952B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP3648165B2 (ja) | 画像形成装置の給紙機構 | |
JP6179324B2 (ja) | 給送装置 | |
JP3544272B2 (ja) | 自動給紙装置 | |
JP2715322B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP4106825B2 (ja) | プリンタの給紙装置 | |
JP2002002970A (ja) | 画像形成装置及びシート収納容器 | |
JP3822414B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2006347729A (ja) | 給紙装置 | |
JP2007246203A (ja) | アーム部材連動支持構造およびそれを用いた給紙装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051020 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20051020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080326 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080520 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080520 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080725 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080924 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |