JP2001106367A - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2001106367A
JP2001106367A JP28888699A JP28888699A JP2001106367A JP 2001106367 A JP2001106367 A JP 2001106367A JP 28888699 A JP28888699 A JP 28888699A JP 28888699 A JP28888699 A JP 28888699A JP 2001106367 A JP2001106367 A JP 2001106367A
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sheet
sheet feeding
gear
separating
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Shinya Sonoda
園田  信哉
Haruyuki Yanagi
治幸 柳
Hiroshi Yoshino
浩史 吉野
Yasuyuki Asai
泰之 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに接離可能に設けられた給紙手段によ
りシートを給紙する場合でも、シートを確実に分離する
ことのできる給紙装置及びこれを備えた画像形成装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 給紙手段保持手段107により、シート
積載手段102に積載されたシートPを給送する給紙手
段115を保持すると共に、給紙の際には、給紙手段1
15をシートPに当接する方向に移動させてシートPを
給送する。また、分離手段保持手段121により、給紙
手段115によって給送されたシートPに当接し、シー
トPを1枚ずつ分離する分離手段117を保持すると共
に、移動手段123,120により分離手段保持手段1
21を給紙手段保持手段107の移動に伴って移動さ
せ、給紙の際における分離手段117の位置を、給紙手
段115の位置に応じた位置に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙装置及びこれ
を備えた画像形成装置に関し、特にシート積載手段に積
載されたシートを給送する給紙手段をシートに接離自在
に設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の一例であるプリン
タ、複写機、ファクシミリ等の記録装置においては、シ
ートとして、普通紙の他に葉書、封筒等の厚紙や、プラ
スチック薄板等の特殊シートを使用すると共に、シート
の記録部への供給はシートを一枚ずつ手差し給紙する
か、あるいは給紙装置によって自動的かつ連続的に給紙
するようにしている。
【0003】ところで、このような給紙装置の一例とし
て、シートに接離可能に設けられた給紙手段によりシー
トPを給紙するようにしたものがある。図20は、この
ような従来の給紙装置の構成を示す図であり、同図にお
いて、515は給紙手段である給紙ローラ、508は駆
動歯車、511、512は駆動歯車508の回転を給紙
ローラ515に伝達するための歯車、510は各歯車5
08,511,512を備えると共に、先端部に給紙ロ
ーラ515を回転自在に保持している回動部材である。
【0004】また、502はシートPを積載する積載部
であり、シートPの背面は、この積載部502と給紙ト
レイ506とで支持されている。ここで、この積載部5
02及び給紙トレイ506は所定角度立てた状態となっ
ており、これにより記録装置の設置面積を小さくするこ
とができるようになっている。なお、505は積載部5
02上を移動可能に設けられた可動サイドガイド、50
1はベースであり、このベース501に各部品が取り付
けられて一体のユニットが形成されている。
【0005】そして、このような構成の給紙装置におい
て、給紙の際、駆動歯車508が回転すると、この駆動
歯車508の回転は歯車511,512を介して自重又
は不図示のばねにより所定圧でシートPに圧接している
給紙ローラ515に伝達され、これにより給紙ローラ5
15が給紙方向に回転し、積載部502に積載された最
上部のシートPが搬送されるようになっている。
【0006】なお、同図において、504は分離斜面で
あり、この分離斜面504にシートPの先端を当接させ
ることにより、給紙の際のシート分離が可能となり、シ
ートの重送を防ぐことができる。また、本給紙装置にお
いては、積載部502にシートPの重送を防止するため
の分離シート519を設けるようにしている。
【0007】ところで、このようにシートPに対して接
離可能な給紙ローラ515によりシートPを給紙する構
成の場合は、積載部502を給紙ローラ515に向かっ
て移動させる場合に比べて積載部502の移動機構が不
要であるため、構成が簡単になる。特に、シートの積載
枚数が多い給紙装置においてはその効果が大きい。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のような従来の給紙装置においては、以下のような課題
があった。即ち、シートの積載量に応じて給紙時、給紙
ローラの位置が変わるため、シートの先端角部位置を規
制して分離を行う分離手段(分離爪等)との組み合わせ
が難しい。
【0009】また、積載部を所定角度立てた場合、シー
トを支える支持部を兼ねる分離斜面は、シートの自重を
支えるため、シートとの成す角度を小さくする必要があ
るが、このようにシートとの成す角度を小さくすると、
シートの分離抵抗が大きくなり、シートの積載と分離の
抵抗を最適な状態に設定するのが難しい。なお、このよ
うな課題を解決する手段として、分離斜面に高摩擦部材
を設けることも行われているが、様々な厚さや性質のシ
ート全てに対応することは難しく、シートの先端に傷を
付けてしまう等の問題もあった。
【0010】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、シートに接離可能に設けられた給
紙手段によりシートを給紙する場合でも、シートを確実
に分離することのできる給紙装置及びこれを備えた画像
形成装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを積載
するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載され
ているシートに当接、離間可能に設けられ、前記シート
に当接して送り出す給紙手段と、前記給紙手段により送
り出されるシートを1枚ずつ分離する分離手段と、前記
給紙手段がシートと離間しているときには前記分離手段
を待機位置に位置させ、前記給紙手段がシートと当接し
ているときには前記分離手段をシートを分離させるため
の分離位置に移動させるように前記分離手段を移動させ
るための移動手段と、を備えたことを特徴とする給紙装
置である。
【0012】また本発明は、シート積載手段に積載され
たシートを1枚ずつ分離して給紙する給紙装置におい
て、前記シート積載手段に積載されたシートを給送する
給紙手段と、前記給紙手段により給送されたシートに当
接し、前記シートを1枚ずつ分離する分離手段と、前記
給紙手段を保持すると共に、給紙の際、該給紙手段をシ
ートに当接する方向に移動する給紙手段保持手段と、前
記分離手段を保持する分離手段保持手段と、前記給紙の
際における前記分離手段の位置を、前記給紙手段の位置
に応じた位置とするよう前記給紙手段保持手段の移動に
伴って前記分離手段保持手段を移動させる移動手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記分離手段は前記シート
積載手段のシート給送側端部に設けられ、該シート積載
手段に積載されたシートの先端角部に係合する分離爪で
あることを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記分離手段保持手段は、
前記分離手段を前記シート給送方向に回動自在に保持す
ることを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記分離手段は、前記分離
手段保持手段と共に前記シートの先端角部との角度が所
定角度を保つように移動することを特徴とするものであ
る。
【0016】また本発明は、前記シート積載手段のシー
ト給送側端部に、前記分離手段が前記シート給送方向に
回動した際、回動して該分離手段の回動によりシート給
送方向に移動したシートを所定の積載位置に押し戻す戻
し部材を回動自在に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0017】また本発明は、前記戻し部材の先端部に
は、前記シートを所定の積載位置に押し戻す際、該シー
トを係止するための係止部が形成されていることを特徴
とするものである。
【0018】また本発明は、前記給紙手段を駆動する正
逆転可能な駆動源を備え、給紙動作終了後、前記駆動源
を給紙方向と逆回転させることにより前記給紙手段保持
手段を介して前記給紙手段をシートから離間する方向に
移動させると共に前記分離手段を前記シート給送方向に
回動させる一方、前記戻し部材をシートを所定の積載位
置に押し戻すために回動させるように構成したことを特
徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記戻し部材を回動させる
回動機構を備え、該回動機構は、前記駆動源により回転
する歯車と、前記歯車に噛合して前記戻し部材を回動さ
せる欠歯歯車と、該戻し部材を回動方向と逆方向に付勢
する弾性部材とを備えたものであることを特徴とするも
のである。
【0020】また本発明は、前記戻し部材を回動させる
回動機構を備え、該回動機構は、前記駆動源により回転
して前記戻し部材を回動させる摩擦回転体と、該戻し部
材を回動方向と逆方向に付勢する弾性部材とを備えたも
のであることを特徴とするものである。
【0021】また本発明は、前記給紙手段を駆動する一
方向にのみ回転可能な駆動源と、前記駆動源の駆動を前
記給紙手段保持手段及び前記戻し部材に伝達する駆動歯
車列と、前記給紙手段保持手段をシートから離間する方
向に付勢する付勢手段と、前記駆動歯車列の中に配さ
れ、前記給紙手段保持手段への駆動伝達を遮断する欠歯
歯車と、を備え、給紙動作終了後、前記欠歯歯車によっ
て給紙手段保持手段への駆動伝達を遮断するようにして
前記付勢手段により前記給紙手段保持手段を介して前記
給紙手段をシートから離間する方向に移動させると共に
前記分離手段を前記シート給送方向に回動させる一方、
前記駆動歯車列により前記戻し部材をシートを所定の積
載位置に押し戻すために回動させるように構成したこと
を特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記給紙手段保持手段は、
駆動入力歯車及び前記給紙手段が取り付けられる取付歯
車とを有する歯車列と、前記歯車列が取り付けられると
共に前記駆動歯車を回転自在に保持する駆動軸に回動自
在に設けられた揺動部材と、前記駆動入力歯車に前記駆
動軸の駆動を伝達する伝達部材とを備えたものであるこ
とを特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記戻し部材を回動させる
回動機構を備え、該回動機構は、前記駆動源により回転
する歯車と、前記歯車に噛合して前記戻し部材を回動さ
せる欠歯歯車と、該戻し部材を一方向に付勢する弾性部
材とを備えたものであることを特徴とするものである。
【0024】また本発明は、前記給紙手段が取り付けら
れる歯車の軸の両端に該給紙手段が取り付けられている
ことを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、画像形成部と、前記画像形
成部にシートを給紙する給紙装置とを備えた画像形成装
置において、前記給紙装置は上記のいずれかに記載のも
のであることを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
給紙装置を備えた画像形成装置の一例であるインクジェ
ット記録装置の構成を説明する側面断面図、図2はその
正面図である。
【0028】図1及び図2において、50は給紙装置一
体型のインクジェット記録装置(以下、記録装置とい
う)、51は記録装置本体(以下、装置本体という)で
ある。そして、この記録装置50は、給紙装置1、送紙
部2、排紙部3、記録部4、不図示のクリーニング部等
を備えており、給紙装置1によりシートPを1枚ずつ給
紙すると共に、給紙されたシートPを送紙部2から記録
部4に搬送した後、記録部4により画像を記録し、この
後、排紙部3により水平に排出するように構成されてい
る。
【0029】次に、このような給紙装置1等の構成につ
いて説明する。
【0030】まず、給紙装置1の構成について説明す
る。
【0031】給紙装置1は、ベース101と、シートP
を積載すると共にベース101に、装置本体51に対し
て30°〜60°の角度を持って取り付けられたシート
積載手段である積載部102と、ベース101の側板1
01a,101bに支持された駆動軸108に一端が回
動自在に保持されたスイングアーム107とを備えたも
のである。
【0032】ここで、ベース101は、各部品が取り付
けられて一体のユニットを形成するものであり、このベ
ース101には積載部102の他に、シートPを規制す
るガイド部103が取り付けられている。なお、積載部
102上には、シートPの積載位置を規制する可動サイ
ドガイド105がシートPの幅方向に移動可能に設けら
れている。また、ベース101の背面には積載部102
に積載されたシートPの背面を支持するシート背面支持
部材として給紙トレイ106が取り付けられている。
【0033】更に、このベース101の先端部には、シ
ートPの先端と突き当たり、シートPの搬送方向の規制
と補助的な分離を行うための斜面部104が設けられて
いる。なお、本実施の形態において、この斜面部104
は、所定の摩擦係数を有する複数のリブ104aを搬送
方向と平行に配設することで構成されている。
【0034】そして、このようなリブ104aにて構成
された斜面部104は、普通紙等の比較的剛性の低いシ
ートに対してはシート支持部として作用し、厚紙等の比
較的剛性の高いシートに対してはシート支持部及びシー
ト先端を規制して一枚ずつ分離する分離部として作用す
るようになっている。
【0035】さらに、シート先端部が接触する部分全域
にわたってリブ104aを配することにより、表面コー
トされたコート紙の表面から飛散するコート剤の微粒子
をリブ104aとリブ104aの間に落とすことができ
るため、コート剤の斜面部104への堆積を防止するこ
とができる。これにより、斜面部104とシート先端と
の間の摩擦抵抗の増加を防止することができ、このよう
に摩擦抵抗を略一定に維持することで、安定した分離搬
送が可能になっている。
【0036】またさらに、ベース101の先端部の少な
くとも一方の隅には、後述する図5に示すように、先端
部に斜面部104から突出してシートPの先端角部に係
合する係止部117aを有し、シートPを1枚ずつ分離
するための分離手段としての分離爪117が設けられて
いる。ここで、この分離爪117はベース101にシー
ト搬送方向に傾倒(回動)可能に配設されると共に、爪
ばね120により所定のばね圧でシート搬送方向と逆方
向に付勢されている。
【0037】そして、後述する給紙手段である給紙ロー
ラ115がシートPに作用して給紙を行う際、シートP
がコピー紙等の薄紙の様に剛性の低いシートであれば分
離爪117は傾倒せず、これによりシートPの角部に撓
みが発生し、この撓みにより最上位のシートPのみが分
離爪117から抜けることで分離が行われる。
【0038】また、シートPが厚紙のように剛性の高い
シートであれば、シートPにより押圧されて分離爪11
7は爪ばね120に抗しながら傾倒し、これによりシー
トPは分離爪117から抜けるようになっている。な
お、分離爪117を抜けたシートPは、斜面部104に
より最上位のシートのみが分離されるようになってい
る。
【0039】一方、駆動軸108に一端が回動自在に保
持された給紙手段保持手段であるスイングアーム107
は、駆動軸108の回転に伴い、駆動軸108と同位相
で回転する駆動入力歯車である駆動軸ギア113、駆動
軸108の回転に伴い駆動軸ギア113を回転させるた
め駆動軸ギア113にフリクションを与えてクラッチの
ように作用する伝達部材である圧縮ばね114等を有す
ると共に、回動端部には給紙ローラ軸116を介して給
紙ローラ115を回転自在に保持している。なお、この
スイングアーム107の構成については後述する。
【0040】また、同図において、119はシートPの
重送を防止するための分離シートであり、この分離シー
ト119は人工皮革やコルク、EPDM、エラストマ等
の高摩擦部材で形成されると共に、積載部102の給紙
ローラ115に対向する箇所に設けられている。
【0041】次に、送紙部2について説明する。
【0042】送紙部2は、送紙ローラ201、ピンチロ
ーラ202、ピンチローラガイド203、プラテン20
6等を備えている。ここで、ピンチローラガイド203
は先端部にピンチローラ202を回転自在に保持するも
のであり、このピンチローラガイド203をピンチロー
ラばね204によって付勢することにより、ピンチロー
ラ202を送紙ローラ201に押圧するようにしてい
る。そして、このようにピンチローラ202を送紙ロー
ラ201に押圧することにより、ピンチローラ202は
送紙ローラ201に従動回転し、シートPの搬送力を生
み出すようになっている。
【0043】なお、205はピンチローラ202及び送
紙ローラ201のシート搬送方向上流側に揺動可能に設
けられたPEセンサレバーであり、シートPが搬送路に
存在しない時、このPEセンサレバー205の下端部は
シート搬送路を遮る位置にあり、上端部はフォトインタ
ラブタ方式の不図示のPEセンサを遮光状態にする位置
にある。
【0044】一方、このPEセンサレバー205は、給
紙装置1により送紙部2に送られたシートPが、プラテ
ン206とピンチローラガイド203にガイドされて送
紙ローラ201とピンチローラ202とのニップ部に送
られた後、PEセンサレバー205に到達すると、下端
部がシートPに押し上げられて揺動するようになってい
る。そして、このように揺動すると、上端部はPEセン
サが透光状態になる位置に移動し、これによりシートP
の先端が検出される。これがシートPの記録開始位置を
定める基準となる。
【0045】なお、送紙ローラ201及びピンチローラ
202間に搬送されたシートPは、不図示の駆動源であ
る正逆転可能なLFモータによって送紙ローラ201及
びピンチローラ202を回転させることにより、プラテ
ン206上を記録開始位置まで所定量搬送される。さら
に、このようにして記録開始位置まで搬送されたシート
Pに、後述する記録ヘッド401により所定の画像情報
に基づいた記録が行われるようになっている。
【0046】次に、排紙部3について説明する。
【0047】この排紙部3は、排紙ローラ群301と、
この排紙ローラ群301に送紙ローラ201の駆動を伝
達する不図示の伝達ギア、シートPの排出を補助する拍
車群302等を備えている。そして、この排紙ローラ群
301及び拍車群302により記録後のシート記録面を
汚すことなく排紙するようにしている。なお、本実施の
形態においては、拍車群302は、板金をベースにした
拍車ステイに取り付けられている。
【0048】次に、記録部4について説明する。
【0049】画像形成部である記録部4は、記録ヘッド
401を取り付けるキャリッジ402と、キャリッジ4
02をシート搬送方向と直角方向に往復走査させるため
のガイド軸403と、キャリッジ402の後端を保持
し、記録ヘッド401とシートP間の距離を維持するガ
イド404と、不図示のキャリッジモータの駆動をキャ
リッジ402に伝達する不図示のタイミングベルト等を
備えている。
【0050】ここで、本実施の形態において、この記録
ヘッド401は送紙ローラ201及びピンチローラ20
2により搬送されたシートPにインクを吐出して文字画
像を記録するインクジェット記録方式のものである。
【0051】即ち、この記録ヘッド401は不図示の微
細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一
部に設けられるエネルギー作用部、エネルギー作用部に
ある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエ
ネルギー発生手段を備えたものである。
【0052】また、この記録ヘッド401は不図示のイ
ンクタンクと一体に構成された交換可能な記録ヘッドで
あり、キャリッジ402と一体となって走査されること
により、プラテン206上を搬送されるシートPにイン
クによる文字画像を記録するようになっている。
【0053】なお、不図示のクリーニング部は、記録ヘ
ッド401のクリーニングを行うポンプと、記録ヘッド
401の乾燥を抑えるためのキャップ及び送紙ローラ2
01からの駆動を給紙装置1及びポンプに切り換える駆
動切り換えアーム等を装備している。
【0054】そして、このように構成された記録装置5
0では、給紙装置1において1枚ずつ分離されたシート
Pは、送紙部2の送紙ローラ201とピンチローラ20
2とのニップ部に送られた後、送紙ローラ201及びピ
ンチローラ202の回転により、プラテン206上を記
録開始位置まで所定量搬送される。
【0055】そして、このようにして記録開始位置まで
送り込まれたシートPに、記録ヘッド401により所定
の画像情報に基づいた記録を行い、この後排紙ローラ群
301及び拍車群302により記録後のシート記録面を
汚すことなく排紙するようにしている。
【0056】ところで、図3は給紙装置1の側面図、図
4はその断面図であり、図3において、128は装置本
体51に設けられたLFモータにより駆動される駆動歯
車である入力ギアである。そして、この入力ギア128
の駆動は、歯車列であるアイドラギア列129を介して
プーリ130に伝達され、さらにこのプーリ130に巻
設されたベルト131を介して駆動軸プーリ132へと
伝達され、これにより駆動軸108が駆動されるように
なっている。
【0057】ここで、この駆動軸108には、既述した
ようにスイングアーム107が取り付けられており、こ
のスイングアーム107は、図4に示すように駆動軸1
08の回転に伴い回転する駆動軸ギア113、給紙ロー
ラ軸116に取り付けられた取付歯車である給紙ローラ
ギア110、駆動軸ギア113の回転を給紙ローラギア
110に伝達するアイドラギア111,112、これら
各ギア110,111,112,113が収納されるギ
アボックス109を有している。
【0058】なお、給紙ローラ軸116の両端には給紙
ローラ115が配設され、その位置はベース101のガ
イド部103の基準位置から、約40mmと約150m
mである(図2参照)。また、給紙ローラ115には、
硬度20〜40度のEPDM等の高摩擦係数のゴム材料
を用いた給紙ゴム部115aが設けられている。なお、
このように給紙ローラ軸116の両端に給紙ローラ11
5を配設することにより、給紙ローラ115の左右搬送
量を一定に保つことができ、シートPの斜行を防ぐこと
ができる。
【0059】そして、このような構成により給紙の際、
駆動軸108の回転に伴って駆動軸ギア113が回転す
ると、この駆動軸ギア113に圧接しているスイングア
ーム107が駆動軸108を支点としてシートP方向に
回動して給紙ローラ115がシートPに圧接する一方、
駆動軸ギア113の回転はアイドラギア111,112
を介して最終段の給紙ローラギア110に伝達され、こ
れにより給紙ローラ軸116が同期回転する。さらに、
このように給紙ローラ軸116が回転することにより、
給紙ローラ115が回転し、これによりシートPが給送
される。
【0060】なお、このスイングアーム107は、付勢
手段であるスイングばね122によって自重をキャンセ
ルする方向に付勢されており、給紙が行われない状態、
つまり、装置が停止している状態やシートヘ印字が行わ
れているとき、スイングアーム107は、このスイング
ばね122によりシートPから離れる方向(矢印方向)
に退避するようになっている。
【0061】一方、図3において、123はスイングア
ーム107に取り付けられたアームレバー、121はベ
ース101に回動自在に設けられ、スイングアーム10
7と共にアームレバー123が回動する際、このアーム
レバー123の回動に連動して回動する分離部材保持手
段である爪レバーであり、この爪レバー121の下端部
には図5に示すように分離爪117が回動自在に取り付
けられている。なお、同図において、123a、121
aは、アームレバー123及び爪レバー121の回動を
それぞれ案内するガイド穴である。
【0062】ここで、分離爪117は、既述したように
爪ばね120により所定のばね圧で付勢されていること
から、爪レバー121は分離爪117を介して爪ばね1
20により付勢される。また、分離爪117は爪レバー
121に対して、分離爪117と爪レバー121のなす
角度が大きくなる方向には回動自在で、逆に角度が小さ
くなる方向には、シート分離に最適な所定角度以下には
ならないように構成されている。
【0063】したがって、給紙の際、スイングアーム1
07がシート方向に回動すると、これに伴い爪レバー1
21は、アームレバー123と共に移動手段を構成する
爪ばね120によってシート方向に回動し、これにより
分離爪117はシート分離に最適な所定角度を保ちなが
ら移動するようになっている。なお、このスイングアー
ム107の回動角度は、積載部102に積載されたシー
トPの量に応じたものであり、これにより給紙ローラ1
15の位置もシートPの量に応じたものとなる。
【0064】そして、このように給紙の際、スイングア
ーム107を回動させて給紙ローラ115をシートPの
量に応じた位置とすると共に、このスイングアーム10
7の回動に連動して分離爪117を移動させることによ
り、簡単な制御で、かつ大幅なコストアップを避けて、
分離爪117を給紙ローラ115の移動に対して追従さ
せることができ、これにより給紙ローラ115の位置が
変わった場合でもシート分離を確実に行うことができ
る。
【0065】なお、シートPを積載部102にセットす
るとき、LFモータを逆回転させると、スイングアーム
107は、スイングばね122により積載部102から
離れる方向(A方向)に回動退避するようになってい
る。そして、このようにスイングアーム107が回動す
ると、これに伴いアームレバー123も回動して爪レバ
ー121を押圧し、これにより分離爪117は積載部1
02から離れる方向に移動し、所定の位置、例えばシー
トPの積載を妨げない位置で停止するようになってい
る。
【0066】ところで、本実施の形態においては、この
ようにシートPを積載部102に積載するとき分離爪1
17がシートPの積載を妨げない位置に移動したとき、
シートPが搬送方向に落ち込まないように規制するた
め、またシート搬送時に落ち込んだシートPを積載部1
02に戻すため、図4に示す戻し部材である戻し爪11
8を備えている。
【0067】ここで、この戻し爪118は、斜面部10
4のリブ間に回動自在に設けられており、シートを積載
するときには起き上がって斜面部104から突出し、シ
ート搬送時には斜面部104から退避する構成になって
いる。
【0068】なお、同図において、124はLFモータ
により駆動される歯車である開閉ギア、125は開閉ギ
ア124と噛合する一歯のインボリュート歯車である欠
歯歯車である欠歯ギアであり、開閉ギア124はLFモ
ータをシート搬送方向と逆に回転(以下、逆回転とい
う)させると矢印C方向に回転する構成になっている。
そして、戻し爪118は欠歯ギア125が開閉ギア12
4と噛み合っている間は矢印D方向に回転し、最終的に
欠歯ギア125と開閉ギア124の噛み合いが終了した
時点で起き上がるようになっている。
【0069】なお、戻し爪118と欠歯ギア125との
同軸上には開閉ギア124及び欠歯ギア125と共に戻
し爪117を回動させる回動機構を構成するトグル板1
26が設けられており、このトグル板126は、回動方
向と逆方向に付勢する弾性部材であるトグルばね127
により、戻し爪118が起き上がっている状態では戻し
爪118を退避させる方向に、また戻し爪118が退避
している状態では戻し爪118を起き上がらせる方向に
軽圧付勢されている。これにより、欠歯ギア125と開
閉ギア124の噛み合いが確実になり、戻し爪118の
開閉動作を確実に行うことが可能となっている。
【0070】次に、スイングアーム107と分離爪11
7の位置関係について説明する。
【0071】まずシートを積載部102にセットすると
き、または給紙待機時やシートの分離完了時の位置関係
について説明する。
【0072】この場合、LFモータを逆回転させると、
スイングアーム107は、既述した図5に示すように圧
縮ばね114(図2参照)によりギア列にフリクション
が与えられているため、積載部102から離れる方向
(A方向)に回動退避する。そして、このようにスイン
グアーム107が回動すると、シートPから給紙ローラ
115も離間し、これにより搬送中のシートPに不要な
抵抗力を与えることを防ぐことができる。
【0073】一方、このようにスイングアーム107が
回動すると、これに伴いアームレバー123も回動して
爪レバー121を押圧し、分離爪117を積載部102
から離れる方向に移動し、所定の位置、例えばシートP
の積載を妨げない待機位置に停止する。
【0074】なお、このようにLFモータを逆回転させ
ると、戻し爪118はこれからセットされるシートが落
ち込まないように起き上がる。従って、シートPを積載
部102にセットするときには、分離爪117へのシー
トPの干渉を防止することができ、また戻し爪118に
よりシートPの落ち込みを防止することができる。
【0075】次に、給紙の位置関係について説明する。
【0076】図6は、給紙装置1の最大積載量のシート
Pを積載した状態において給紙が始まるときの状態を示
す図であり、LFモータをシート搬送方向に回転(以
下、正回転という)させると、スイングアーム107は
積載部102に近づく方向(B方向)に回動する。
【0077】そして、このようにスイングアーム107
が回動すると、これに伴いアームレバー123が同方向
に回動し、このアームレバー123の回動に、爪ばね1
20により爪レバー121、分離爪117が追従し、給
紙ローラ115が最上部のシートP1に接触したとき、
分離爪117は、所望の分離位置に到達する。これによ
り、この後、給紙ローラ115により最上部のシートP
1が給紙されると、分離位置に到達した分離爪117に
より最上部のシートP1のみが分離される。
【0078】なお、この後、最大積載時からシート枚数
が減少するにつれ、給紙ローラ115、つまりスイング
アーム107の位置は図7に示すように積載部102に
接近していくが、その時スイングアーム107に設けら
れたアームレバー123により位置決めされる爪レバー
121の位置により、最終的に分離爪117の位置が決
定される。
【0079】そして、この動作が、シートの積載枚数の
減少に伴い、連続的に行われ、分離爪117とシートP
の角部の位置関係は、積載量の多少に関わらずほぼ一定
に保つことが可能であるため、安定した分離を行うこと
が可能である。
【0080】なお、図8は、厚紙等の剛性の高いシート
Pを分離するときの状態を示しており、剛性の高いシー
トPは、分離爪117を付勢している爪ばね120のば
ね圧に打ち勝って分離爪117を傾倒して搬送される。
そして、この分離爪117を抜けたシートPは、斜面部
104により最上位のシートPのみが分離されるように
なっている。なお、シートPが抜けると爪ばね120に
より分離爪117は、元の位置に戻るようになってい
る。
【0081】このように、斜面部104と分離爪117
とを設けることにより、非常に簡易な形態で、安定した
分離搬送が可能になる。また、給紙装置50の低コスト
化も容易に実現できる。さらに、分離爪117を傾倒可
能に配設することにより、シートPの剛性に応じてシー
トPとの係合、或は傾倒を容易に行うことが可能になる
ため、多種のシートPの分離搬送に対応することができ
る。
【0082】一方、図9は、シートを積載するとき、ま
た給紙待機時やシートの分離完了時の戻し爪118の状
態を示しており、既述したようにLFモータを逆回転さ
せると、開閉ギア124は矢印C方向に回転する構成に
なっており、これにより戻し爪118は欠歯ギア125
が開閉ギア124と噛み合っている間は矢印D方向に回
転し、最終的に欠歯ギア125と開閉ギア124の噛み
合いが終了した時点で動作は終了し、戻し爪118が起
き上がり、斜面部104から突出する。
【0083】この結果、シートPを積載するときには、
搬送方向へのシートPの落ち込みが防止でき、また分離
終了後に搬送方向に落ち込んだシートPを再び斜面部1
04に戻すことが可能になる。さらに、シートPを給紙
装置50に積載したまま長期間放置した場合でも、シー
トPが搬送方向に落ち込んでしまうのを防止できる。な
お、このときトグル板126はトグルばね127によ
り、次の開放動作時に確実に欠歯ギア125と開閉ギア
124をかみ合わせる方向に付勢されている。
【0084】また、図10は、シート給紙中の戻し爪1
18の状態を示しており、LFモータを正回転させる
と、開閉ギア124は矢印E方向に回転し、これにより
戻し爪118は欠歯ギア125が開閉ギア124と噛み
合っている間は矢印F方向に回転し、最終的に欠歯ギア
125と開閉ギア124の噛み合いが終了した時点で動
作は終了し、戻し爪118は斜面部104から退避す
る。
【0085】そして、このようにシート給紙の際、戻し
爪118は、シート搬送路から完全に退避するので、給
紙中のシートPに不要な負荷を与えることはない。な
お、このときトグル板126はトグルばね127によ
り、次の動作時に確実に欠歯ギア125と開閉ギア12
4をかみ合わせる方向に付勢されている。
【0086】以上のように、給紙時に給紙ローラ115
の位置が変わっても分離爪117とシートPの角部との
位置関係を略一定に保つことができるため、良好な分離
が可能となり、給紙ローラ115が移動する構成の給紙
装置においても分離爪117による分離手段との組み合
わせが可能になった。
【0087】ところで、これまで説明した第1の実施の
形態においては、戻し爪118を回動させるための回動
機構として、開閉ギア124、欠歯ギア125等により
構成されるものについて述べてきたが、本発明はこれに
限らず、回動機構として摩擦回転体である開閉ローラ対
を用いるようにしても良い。そして、このような開閉ロ
ーラ対133を用いることにより、欠歯ギアを用いた回
動機構に比べて戻し爪118のがたつきを抑えることが
できる。
【0088】図11は、このような開閉ローラ対を用い
た第2の実施の形態に係る給紙装置の側面断面図であ
る。なお、同図において、図4と同一符号は同一又は相
当部分を示している。
【0089】同図において、133は開閉ローラ対であ
り、この開閉ローラ対133は、通常はスリップが無い
状態で回転するが、所定の負荷が加わると、ローラ間で
スリップが生じるようになっている。なお、同図におい
て、118aはベース101の底部に形成された開口部
であり、この開口部118aにより戻し爪118の移動
範囲が規制されるようになっている。
【0090】そして、このような開閉ローラ対133を
備えた回動機構の場合、シートPを積載するとき、また
給紙待機時やシートの分離完了時の際、LFモータを逆
回転させると、開閉ローラ対133はローラ間でスリッ
プが無い状態で回転し、これに伴い、一方のローラ13
3aと同軸状に設けられた戻し爪118も回転して起き
上がる。なお、この後、戻し爪118が開口部118a
の側端に当接すると、それ以上戻し爪118は起き上が
らない。また、このとき開閉ローラ対133はスリップ
状態となる。
【0091】一方、シートを搬送するため、LFモータ
を正回転させると、開閉ローラ対133はローラ間でス
リップが無い状態で回転し、これに伴い図12に示すよ
うに戻し爪118も逆方向に回動し、斜面部104から
退避する。なお、この後、戻し爪118が、シートPの
搬送を妨げない開口部118aの他方の側端に当接する
と、それ以上戻し爪118は回動ない。また、このとき
開閉ローラ対133はスリップ状態となる。
【0092】ところで、既述した第1の実施の形態にお
いては、入力ギア128の駆動をベルト131を介して
駆動軸108に伝達する構成としていた。また、スイン
グアーム107をシート搬送終了後に退避させるため、
また戻し爪118を動作させるために、シート搬送方向
とは逆回転の駆動を与えていた。しかし、本発明は、こ
れに限らず、一連の給紙動作を一方向の回転動作のみで
完了することができる構成としても良い。
【0093】図13は、このような本発明の第3の実施
の形態に係る給紙装置の構成を示す側面図である。な
お、同図において、図3と同一符号は、同一又は相当部
分を示している。
【0094】同図において、134は2段ギア、135
はアイドラギア列、136は2段欠歯ギア、137は軸
ギアであり、入力ギア128から駆動軸108への駆動
の伝達はこれら2段ギア134、アイドラギア列13
5、2段欠歯ギア136、軸ギア137から成る駆動歯
車列により行われるようになっている。
【0095】なお、同図において、138はアイドラギ
ア列129と噛合する戻しギアであり、この戻しギア1
38は、後述するように入力ギア128からアイドラギ
ア列129を介して伝達される駆動力により回転して戻
し爪118を回動させるようになっている。
【0096】一方、図14は、アイドラギア列135の
一方のアイドラギア135a、2段欠歯ギア136及び
軸ギア137の噛み合い模式図であり、(b)は(a)
をK方向から見た各ギアの噛み合い模式図である。
【0097】なお、このアイドラギア135a及び軸ギ
ア137は通常のインボリュート歯車である。また、2
段欠歯ギア136は、通常のインボリュート歯車である
第1136aと、歯形はインボリュート136aと同一
で同位相に配設されているが、歯数が数歯少ない構成の
欠歯歯車である第2歯車136bの2枚の歯車136
a,136bをフランジ部136cを挟んで接合した形
態のものである。
【0098】ここで、アイドラギア135aは2段欠歯
ギア136の第1歯車136aと噛み合っており、軸ギ
ア137は2段欠歯ギア136の第2歯車136bと噛
み合っている。これにより、アイドラギア135aがH
方向に回転すると、その駆動力は2段欠歯ギア136
(第1歯車136a)に伝達され、両者の間に欠歯部は
存在しないため、常に噛み合った状態で回転する。
【0099】ところが、2段欠歯ギア136の第2歯車
136bには欠歯部が存在するため、これと噛み合う軸
ギア137への駆動の伝達は、2段欠歯ギア136がほ
ば一周した時点で終了する。そして、このとき、軸ギア
137及び駆動軸108にかかる負荷は非常に小さくな
るため、スイングばね122(図4参照)の作用によ
り、スイングアーム107はシートから離れ、待機位置
に退避する。
【0100】このように、駆動歯車列に、このような構
成の2段欠歯ギア136を配することにより、一方向
(正方向)のみ回転できるLFモータを用いた場合で
も、給紙の際には、既述した第1の実施の形態と同様、
入力ギア128を図13に示す矢印G方向に回転させる
ことによりスイングアーム107をシートに接近させた
後、給紙ローラ115を回転させると共に戻し爪118
を退避させ、給紙終了後には、戻し爪118を元の待機
位置に戻し、スイングアーム107を再び待機位置に退
避させるという一連の給紙動作を行うことができる。
【0101】一方、図15は、戻し爪周辺の構成図であ
り、本実施の形態において、戻し爪118が起き上がる
際、シートPと当接する戻し爪118の先端部には、シ
ートPを押し戻す際、シートPを係止するため、同図に
示すように鍵状の係止部118aが形成されており、こ
れにより、より確実なシート戻し効果を得ることができ
るようになっている。
【0102】また、本実施の形態において、戻し爪11
8は引っ張りばね141により、退避する方向に付勢さ
れると共に、戻し爪118を回動させるトグル板126
には欠歯部118aが設けられ、この欠歯部118aに
噛み合うように、戻し欠歯ギア139が配設されてい
る。なお、この戻し欠歯ギア139は、既述した戻しギ
ア138と同軸上に配されており、これにより戻しギア
138が回転すると、この戻しギア138と同位相で回
転する。
【0103】さらに、この戻し欠歯ギア139には、そ
の回転を規制するためのロックアーム140が係止され
ており、このロックアーム140は圧縮ばね142によ
り付勢され、戻し欠歯ギア139に押し付けられてい
る。そして、このロックアーム140の作用により、戻
し爪118が付勢力により退避する方向に回動しようと
すると、そのロック機構が働き、回転が規制されるよう
になっている。
【0104】一方、給紙動作が開始され、入力ギア12
8からアイドラギア列129を介して伝達される駆動力
により戻しギア138が回転すると、戻し欠歯ギア13
9がL方向に回転を始める。これにより、ロックアーム
140のロック機構が解除され、戻し爪118は引っ張
りばね141により退避する方向に回動する。
【0105】なお、この後、戻し欠歯ギア139が一回
転すると、その歯部139aとトグル板126の欠歯部
126aの噛み合いにより、戻し爪118は再び元の状
態に戻されると共に、同図に示すように再び戻し欠歯ギ
ア139にロックアーム140が係止され、戻し欠歯ギ
ア139の回転が規制される。
【0106】ところで、既述した第1の実施の形態にお
いては、シートPの積載量が減少していったときに分離
爪117は回動しながらシート角部に追従する形態であ
ったが、本発明はこれに限らず、分離爪117をシート
角部に対し略平行に追従する構成としてもよい。
【0107】図16は、このような本発明の第4の実施
の形態に係る給紙装置の構成を示す図である。なお、図
16において、図5と同一符号は、同一又は相当部分を
示している。
【0108】同図において、121aは爪レバー121
の先端に設けられた爪固定部であり、この爪固定部12
1aは、分離爪117を回動可能に保持すると共に、斜
面部104に対して略平行に移動するようにベース10
1に設けられている。
【0109】そして、同図に示すような、シートPを積
載するとき、また、待機時やシートの分離完了時の状態
から、図17に示すようにスイングアーム107が回動
し、このスイングアーム107の回動に伴ってアームレ
バー123が回動すると、このアームレバー123の回
動に追従して爪レバー121と共に爪固定部121aが
略平行に移動するようになっている。なお、図18は、
積載部102のシートの枚数が少なくなった時の状態を
示すものである。
【0110】一方、厚紙などの剛性の高いシートを分離
する場合は、シートの剛性により、分離爪117は、図
19に示すように回動するようになっている。
【0111】つまり、既述した第1の実施の形態におい
ては、分離爪117をシート角部に追従させる動作と、
厚紙などの分離の時に分離爪117を傾倒させる動作
を、共に分離爪117の回動動作で行っていたが、本実
施の形態においては、分離爪117をシート角部に追従
させる動作は平行移動、厚紙などの分離の時には回動動
作をさせる構成にした。
【0112】そして、このように構成することにより、
シートPの積載量が変化してもシート角部と分離爪11
7のなす角は略定に保つことが可能になるため、更に良
好な安定した分離が可能になる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明のように、給
紙の際、給紙手段保持手段によって給紙手段をシートに
当接する方向に移動させてシートを給送すると共に、移
動手段によって分離手段保持手段を給紙手段保持手段の
移動に伴って移動させることにより、給紙の際における
分離手段の位置を、給紙手段の位置に応じた位置に移動
させることができる。これにより、シートに接離可能に
設けられた給紙手段によりシートを給紙する場合でも、
シートを確実に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る給紙装置を備
えた画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置
の構成を説明する側面断面図。
【図2】上記インクジェット記録装置の正面図。
【図3】上記給紙装置の側面図。
【図4】上記給紙装置の断面図。
【図5】上記給紙装置の、シートを積載部にセットする
とき、または給紙待機時やシートの分離完了時のスイン
グアームと分離爪の位置関係について説明する図。
【図6】上記給紙装置の、最大積載量のシートを積載し
た状態において給紙が始まるときのスイングアームと分
離爪の位置関係について説明する図。
【図7】上記給紙装置の、最大積載時からシート枚数が
減少した時のスイングアームと分離爪の位置関係につい
て説明する図。
【図8】上記給紙装置の、厚紙等の剛性の高いシートを
分離するときの分離爪の状態を示す図。
【図9】上記給紙装置の、シートを積載するとき、また
給紙待機時やシートの分離完了時の戻し爪の状態を示す
図。
【図10】上記給紙装置の、シート給紙中の戻し爪の状
態を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る給紙装置の
側面断面図。
【図12】上記給紙装置の、シート給紙中の戻し爪の状
態を示す図。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る給紙装置の
構成を示す側面図。
【図14】上記給紙装置の、アイドラギア列、2段欠歯
ギア及び軸ギアの噛み合い模式図。
【図15】上記給紙装置の、戻し爪周辺の構成図。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係る給紙装置の
構成を示す図。
【図17】上記給紙装置の、最大積載量のシートを積載
した状態において給紙が始まるときのスイングアームと
分離爪の位置関係について説明する図。
【図18】上記給紙装置の、最大積載時からシート枚数
が減少した時のスイングアームと分離爪の位置関係につ
いて説明する図。
【図19】上記給紙装置の、厚紙等の剛性の高いシート
を分離するときの分離爪の状態を示す図。
【図20】従来の給紙装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1 給紙装置 4 記録部 50 記録装置 51 装置本体 102 積載部 104 斜面部 107 スイングアーム 108 駆動軸 110 給紙ローラギア 111 アイドラギア 112 アイドラギア 113 駆動軸ギア 114 圧縮ばね 115 給紙ローラ 116 給紙ローラ軸 117 分離爪 118 戻し爪 120 爪ばね 121 爪レバー 121a 爪固定部 122 スイングばね 123 アームレバー 124 開閉ギア 125 欠歯ギア 126 トグル板 127 トグルばね 128 入力ギア 129 アイドラギア列 133 開閉ローラ対 134 2段ギア 135 アイドラギア列 136 2段欠歯ギア 137 軸ギア 138 戻しギア 139 欠歯ギア 401 記録ヘッド P シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 浩史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浅井 泰之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 GA02 GB01 HE02 JA01 JA19 JD08 JD11 JD37 KB04 KB05 KB06 LA04 LA15 LC11 LC22 LD04 LD24

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシート積載手段と、前
    記シート積載手段に積載されているシートに当接、離間
    可能に設けられ、前記シートに当接して送り出す給紙手
    段と、 前記給紙手段により送り出されるシートを1枚ずつ分離
    する分離手段と、 前記給紙手段がシートと離間しているときには前記分離
    手段を待機位置に位置させ、前記給紙手段がシートと当
    接しているときには前記分離手段をシートを分離させる
    ための分離位置に移動させるように前記分離手段を移動
    させるための移動手段と、 を備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 シート積載手段に積載されたシートを1
    枚ずつ分離して給紙する給紙装置において、 前記シート積載手段に積載されたシートを給送する給紙
    手段と、 前記給紙手段により給送されたシートに当接し、前記シ
    ートを1枚ずつ分離する分離手段と、 前記給紙手段を保持すると共に、給紙の際、該給紙手段
    をシートに当接する方向に移動する給紙手段保持手段
    と、 前記分離手段を保持する分離手段保持手段と、 前記給紙の際における前記分離手段の位置を、前記給紙
    手段の位置に応じた位置とするよう前記給紙手段保持手
    段の移動に伴って前記分離手段保持手段を移動させる移
    動手段と、 を備えたことを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記分離手段は前記シート積載手段のシ
    ート給送側端部に設けられ、該シート積載手段に積載さ
    れたシートの先端角部に係合する分離爪であることを特
    徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記分離手段保持手段は、前記分離手段
    を前記シート給送方向に回動自在に保持することを特徴
    とする請求項2又は3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記分離手段は、前記分離手段保持手段
    と共に前記シートの先端角部との角度が所定角度を保つ
    ように移動することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記シート積載手段のシート給送側端部
    に、前記分離手段が前記シート給送方向に回動した際、
    回動して該分離手段の回動によりシート給送方向に移動
    したシートを所定の積載位置に押し戻す戻し部材を回動
    自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記戻し部材の先端部には、前記シート
    を所定の積載位置に押し戻す際、該シートを係止するた
    めの係止部が形成されていることを特徴とする請求項6
    記載の給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記給紙手段を駆動する正逆転可能な駆
    動源を備え、 給紙動作終了後、前記駆動源を給紙方向と逆回転させる
    ことにより前記給紙手段保持手段を介して前記給紙手段
    をシートから離間する方向に移動させると共に前記分離
    手段を前記シート給送方向に回動させる一方、前記戻し
    部材をシートを所定の積載位置に押し戻すために回動さ
    せるように構成したことを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載の給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記戻し部材を回動させる回動機構を備
    え、該回動機構は、前記駆動源により回転する歯車と、
    前記歯車に噛合して前記戻し部材を回動させる欠歯歯車
    と、該戻し部材を回動方向と逆方向に付勢する弾性部材
    とを備えたものであることを特徴とする請求項8記載の
    給紙装置。
  10. 【請求項10】 前記戻し部材を回動させる回動機構を
    備え、該回動機構は、前記駆動源により回転して前記戻
    し部材を回動させる摩擦回転体と、該戻し部材を回動方
    向と逆方向に付勢する弾性部材とを備えたものであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の給紙装置。
  11. 【請求項11】 前記給紙手段を駆動する一方向にのみ
    回転可能な駆動源と、 前記駆動源の駆動を前記給紙手段保持手段及び前記戻し
    部材に伝達する駆動歯車列と、 前記給紙手段保持手段をシートから離間する方向に付勢
    する付勢手段と、 前記駆動歯車列の中に配され、前記給紙手段保持手段へ
    の駆動伝達を遮断する欠歯歯車と、 を備え、 給紙動作終了後、前記欠歯歯車によって給紙手段保持手
    段への駆動伝達を遮断するようにして前記付勢手段によ
    り前記給紙手段保持手段を介して前記給紙手段をシート
    から離間する方向に移動させると共に前記分離手段を前
    記シート給送方向に回動させる一方、前記駆動歯車列に
    より前記戻し部材をシートを所定の積載位置に押し戻す
    ために回動させるように構成したことを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれかに記載の給紙装置。
  12. 【請求項12】 前記給紙手段保持手段は、駆動入力歯
    車及び前記給紙手段が取り付けられる取付歯車とを有す
    る歯車列と、前記歯車列が取り付けられると共に前記駆
    動歯車を回転自在に保持する駆動軸に回動自在に設けら
    れた揺動部材と、前記駆動入力歯車に前記駆動軸の駆動
    を伝達する伝達部材とを備えたものであることを特徴と
    する請求項1、2、4、5、8、11のいずれかに記載
    の給紙装置。
  13. 【請求項13】 前記戻し部材を回動させる回動機構を
    備え、該回動機構は、前記駆動源により回転する歯車
    と、前記歯車に噛合して前記戻し部材を回動させる欠歯
    歯車と、該戻し部材を一方向に付勢する弾性部材とを備
    えたものであることを特徴とする請求項11記載の給紙
    装置。
  14. 【請求項14】 前記給紙手段が取り付けられる歯車の
    軸の両端に該給紙手段が取り付けられていることを特徴
    とする請求項12記載の給紙装置。
  15. 【請求項15】 画像形成部と、前記画像形成部にシー
    トを給紙する給紙装置とを備えた画像形成装置におい
    て、 前記給紙装置は前記請求項1乃至14のいずれかに記載
    のものであることを特徴とする画像形成装置。
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