JP3733841B2 - シート供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホッパ内に積層されたシートを、最上位のものから1枚づつプリンタ等のシート供給対象へ供給するシート供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータに接続されるプリンタにはシート供給装置が設置されたものがあり、このシート供給装置は、シート供給ローラセットのシート供給ローラ及び分離パッドを用いて、ホッパ内に複数枚積層されたシートを最上位のものから1枚づつプリンタの搬送ローラへ供給するものである。
【0003】
プリンタの搬送ローラに供給されたシートは、この搬送ローラによる搬送動作と、記録ヘッドによる記録動作とが交互に実行されて、文字を含む画像が記録された後、排出される。
【0004】
上記シート供給ローラセットには、シート戻しレバー装置及びアイドルローラも設置されている。このシート戻しレバー装置は、最上位のシートの後端が分離パッドとアイドルローラとの当接部を離れた後に動作して、この分離パッド上に先端が位置した次位のシートをホッパ内へ戻すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のシート供給ローラセットは、シート供給経路においてシート幅方向に複数個、通常2個設置されている。このシート供給ローラセットのシート供給ローラ及び分離パッドを用いてシートをプリンタへ供給するためには、シート供給ローラセットは、シート幅方向に1個設置されていれば充分である。この観点からすれば、シート供給ローラセットがシート供給経路のシート幅方向に複数個設置されていることは合理的でなく、また、部品点数も増大してしまう。
【0006】
しかし、シート戻しレバー装置によって、先端が分離パッド上に位置したシートを、斜めに(スキュー)することなくホッパ内に戻すためには、このシート戻しレバー装置を備えたシート供給ローラセットを、シート供給経路のシート幅方向に複数個配置する必要がある。
【0007】
また、シート供給装置のホッパには、シート幅方向にスライド可能なエッジガイドが配設されている。そして、シート供給ローラセットの一方が上記エッジガイドと連結されて、このエッジガイドとともにシート幅方向に摺動可能に構成されたものがある。しかしながら、このようなシート供給装置では、エッジガイドの摺動操作時に抵抗(摺動負荷)が大きくなって、エッジガイドの操作性が低下してしまう。
【0008】
一方、シート供給ローラセットのシート供給ローラが分離パッドとの間でシートを挟圧した時には、分離パッドからシート供給ローラへ分離パッド背面方向の力、即ち分離パッドを支持する分離パッドホルダの背面方向へ向かう力が作用する。この背面方向の力の作用で、シート供給ローラと分離パッドとの圧接状態が不充分となって、これらのシート供給ローラ及び分離パッドによりシートを1枚づつ良好に供給できなくなる恐れがある。
【0009】
上述の事情を考慮し、請求項1に記載の発明の目的は、シートを斜めにすることなくホッパに戻して、このホッパからシート供給対象へシートを良好に供給できるとともに、合理化を実現したシート供給装置を提供することにあり、また、請求項6に記載の発明の目的は、シート供給ローラと分離パッドとの圧接状態を好適に確保して、ホッパからシート供給対象へシートを良好に供給できるシート供給装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ホッパからシート供給対象へシートを供給するシート供給経路におけるシートの幅方向の一端側に、シート供給ローラ、分離パッド及び第1シート戻しレバー装置を備えたシート供給ローラセットが配置され、上記シート供給経路におけるシートの幅方向の他端側に第2シート戻しレバー装置のみが配置され、上記シート供給ローラが、上記ホッパ内の最上位のシートに接触して回転して、このシートを上記シート供給対象へ供給可能とし、上記分離パッドが、最上位のシートを上記シート供給ローラとの間で狭圧し、このシートを上記ホッパ内の次位のシートから分離可能とし、上記第1及び第2シート戻しレバー装置が、先端が分離パッド上に位置した次位のシートを上記ホッパ内に押し戻し可能に構成されたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記シート供給ローラセット及び第2シート戻しレバー装置が、シート供給経路におけるシートの幅方向に移動不可能に配置されたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記第1シート戻しレバー装置と上記第2シート戻しレバー装置とのそれぞれの近傍に、シート供給経路の一部を構成してシートを案内するガイド面部が形成されたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、上記第2シート戻しレバー装置は、シート供給経路にシートが配設され、このシートの一側縁がシート供給経路の一端側に位置づけられた場合、略A6を越え略B5までの寸法の当該シートの他側縁側に位置づけられるよう配置されたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記第2シート戻しレバー装置が、シート戻しレバーと、このシート戻しレバーを動作させるレバーカムとを有してなり、上記レバーカムが、シート供給ローラのローラ軸に一体に構成されたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、上記シート供給ローラによるシートの供給動作時に上記分離パッドから上記シート供給ローラへ作用する上記分離パッド背面方向の力を支持するように上記シート供給対象のフレームに係止されるとともに、上記シート供給ローラを覆うローラカバーを備えたことを特徴とするものである。
【0016】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、上記ローラカバーには鉤形状の係止爪が形成され、この係止爪が、シート供給対象のフレームに係止されて、分離パッドからシート供給ローラへ作用する上記分離パッド背面方向の力を支持可能に構成されたことを特徴とするものである。
【0017】
請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
【0018】
シート供給経路におけるシートの幅方向の一端側に、シート供給ローラ、分離パッド及び第1シート戻しレバー装置を備えたシート供給ローラセットが配置され、他端側に第2シート戻しレバー装置のみが配置されたことから、これらの第1及び第2シート戻しレバー装置により、分離パッド上に先端が位置づけられたホッパ内の次位のシートを斜めにすることなく、ホッパ内に完全に戻すことができる。このため、次に動作するシート供給ローラの正転によって、ホッパから最上位のシート(即ち上記次位のシート)をシート供給対象へ、重送させることなく良好に供給することができる。
【0019】
また、シート供給経路の一端側のみにシート供給ローラセットが配置され、他端側には、シート供給ローラセットが配置されず、第2シート戻しレバー装置のみが配置されたことから、シート供給ローラセットの部品点数を低減でき、しかも、一端側のシート供給ローラセットのみにてシートを、斜めにすることなく良好にシート供給対象へ供給できるので、シート供給装置の合理化を実現できる。
【0020】
請求項2に記載の発明には、次の作用がある。
【0021】
シート供給ローラセット及び第2シート戻しレバー装置が、シート供給経路におけるシートの幅方向に移動不可能に配置されたことから、これらのシート供給ローラセット及び第2シート戻しレバー装置が、ホッパのエッジガイドと連動してシートの幅方向に移動しないので、エッジガイドの摺動時に生ずる抵抗(摺動負荷)を低減でき、エッジガイドをスムーズに摺動操作することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明には、次の作用がある。
【0023】
シート供給経路の一部を構成してシートを案内するガイド面部が、第1シート戻しレバー装置と上記第2シート戻しレバー装置とのそれぞれの近傍に形成されたことから、このガイド面部がシートの幅方向に連続して形成される場合に比べ、分離パッドに先端が位置づけられたホッパ内の次位のシートが斜めであったり、反りが生じていた場合にも、第1・第2シート戻しレバー装置の作動により、ガイド面部に案内されて、この次位のシートを確実にホッパ内へ戻すことができる。このため、次に動作するシート供給ローラの正転によって、ホッパ内の最上位のシート(即ち上記次位のシート)のみをシート供給対象へ供給でき、シートの重送を防止できる。
【0024】
請求項4に記載の発明には、次の作用がある。
【0025】
第2シート戻しレバー装置は、シート供給経路にシートが配設され、このシートの一側縁がシート供給経路の一端側に位置づけられた場合、略A6を越え略B5までの寸法の当該シートの他側縁側に位置づけられるよう配置されたことから、略A6以下の寸法のシートをシート供給ローラセットの第1シート戻しレバー装置のみにてホッパへ戻し、略A6を越え略B5までの寸法のシートを第1シート戻しレバー装置のみ、または第1及び第2シート戻しレバー装置にてホッパへ戻し、略B5を越えた寸法のシートを第1及び第2シート戻しレバー装置にてホッパへ戻すことから、これらのシート戻しレバー装置により、シートを斜めにすることなくホッパに戻すことができる。
【0026】
請求項5に記載の発明には、次の作用がある。
【0027】
第2シート戻しレバー装置のレバーカムが、シート供給ローラのローラ軸に一体に構成されたことから、レバーカムの部品精度を向上させることができるとともに、部品点数を低減できる。
【0028】
請求項6または7に記載の発明には、次の作用がある。
【0029】
請求項6または7に記載の発明には、次の作用がある。
ローラカバーがシート供給ローラによるシートの供給動作時に分離パッドからシート供給ローラへ作用する上記分離パッド背面方向の力を支持するようにシート供給対象のフレームに係止されるとともに、シート供給ローラを覆うことから、上記分離パッド背面方向の力によって、シート供給ローラセットが分離パッドの背面方向へ移動することを防止できる。この結果、シート供給ローラと分離パッドとの圧接状態を好適に確保でき、ホッパからのシートをシート供給対象へ良好に供給できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0031】
図1は、本発明に係るシート供給装置の一実施の形態を示す全体斜視図である。図2は、図1のシート供給装置の正面図である。
【0032】
図1に示すように、シート供給装置10は、装置フレーム11と、この装置フレーム11に回転可能に支持された例えば樹脂製のローラ軸12と、このローラ軸12に後述の如く設けられたシート供給ローラセット13及び第2シート戻しレバー装置15と、装置フレーム11に対し回動可能に取り付けられたホッパ16とを有して構成される。
【0033】
このシート供給装置10は、図5に示すように、シート供給対象としてのプリンタ17(インクジェットプリンタ)に組み込まれている。このプリンタ17は、シートガイド18、搬送ローラ対19、記録ヘッド20及び排出ローラ対21を有してなる。シート供給装置10からプリンタ17へシートSが供給されると、この供給されたシートSは、プリンタ17における一対のシートガイド18間を通り、搬送ローラ対19による搬送動作と、記録ヘッド20による記録動作とが交互に実行されて、文字等を含む画像が記録された後、排出ローラ対21によりプリンタ17外へ排出される。
【0034】
ここで、上記シートSは、普通紙、コート紙、OHP(オーバヘッドプロジェクタ)用シート、光沢紙、光沢フィルム等の単票シートである。
【0035】
シート供給装置10の上記ホッパ16は、図3及び図5に示す軸22によって装置フレーム11に回動可能に枢支され、プリンタ17に対し傾斜して配置される。このホッパ16内に、複数枚のシートSが積層状態でセット可能に設けられる。このとき、セットされたシートSの先端は、図2及び図3に示す後述の分離パッドホルダ32の背面48、並びにガイド面部44及び45の背面47に当接してそろえられる。
【0036】
このホッパ16の先端部と装置フレーム11との間には、図5に示すようにホッパばね23が配設される。ホッパ16は、このホッパばね23の付勢力により、シート供給ローラセット13のシート供給ローラ28(後述)のシート供給動作時に、このシート供給ローラ28にシートSを接触可能とする。また、図1に示すように、ホッパ16の先端部両側にはカムフォロア24が形成されており、このカムフォロア24が、ローラ軸12の両端に固定されたホッパカム25に当接して、ホッパばね23によるホッパ16の回動が規制される。
【0037】
更に、図1及び図2に示すように、ホッパ16には、シートSの幅方向に摺動可能なエッジガイド26が配設されている。このエッジガイド26は、ホッパ16にセットされたシートSの幅に合わせて摺動操作される。供給されるべきシートSは、その一側縁Saが、シート供給経路Kを構成する装置フレーム11の一端側としての側壁27に当接して位置付けられ、他側縁Sbがエッジガイド26に当接して位置付けられる。
【0038】
上述のように装置フレーム11に形成されて、ホッパ16からプリンタ17へシートSを供給するシート供給経路Kには、シートSの幅方向の一端側に前記シート供給ローラセット13が、他端側に前記第2シート戻しレバー装置15のみが配置されている。シート供給ローラセット13は、図3に示すように、シート供給ローラ28、分離パッド29、アイドルローラ30、第1シート戻しレバー装置14及びローラカバー31を有して構成される。
【0039】
シート供給ローラ28は、図3に示すように、円弧部28Aと直線部28Bとを有する側面視D型形状に形成され、少なくとも円弧部28Aの表面に高摩擦材料(例えばゴム)が装着されている。このシート供給ローラ28はブッシュ36に一体形成され、このブッシュ36がローラ軸12に回転一体、且つ軸方向(即ちシートSの幅方向)に移動不可能に固定されている。
【0040】
ローラ軸12の一端部には、図示しないギアが固定され、このギアを介してローラ軸12が、駆動手段(不図示)により正方向又は逆方向に回転駆動可能に設けられる。ローラ軸12の正方向の一回転により、シート供給ローラ28は、図5に示すホッパ16内の最上位のシートSに接触して一回転(正転)し、このシートSをプリンタ17の搬送ローラ対19へ供給可能とする。
【0041】
上記分離パッド29は、分離パッドホルダ32に固着される。分離パッド29は、シートSに対する摩擦係数が、シート供給ローラ28の摩擦係数よりも小さな材料(例えばコルク材等)にて構成される。また、シート供給ローラ28及び分離パッド29のいずれの摩擦係数も、シートS相互間の摩擦係数よりも大きな摩擦係数の材料で構成される。即ち、シート供給ローラ28とシートS間の摩擦係数μ1、分離パッド29とシートS間の摩擦係数μ2、シートS相互間の摩擦係数μ3とすると、μ1>μ2>μ3となっている。
【0042】
図3及び図5に示すように、分離パッドホルダ32は、装置フレーム11に対し軸33により回動可能に設けられ、この分離パッドホルダ32の先端部と装置フレーム11との間にパッドばね34が介在される。このパッドばね34の付勢力により、分離パッドホルダ32は分離パッド29をシート供給ローラ28へ圧接可能とする。
【0043】
従って、分離パッド29は、ホッパ16内の最上位のシートSをシート供給ローラ28との間で挟圧し、上述の摩擦係数μ1、μ2、μ3の相違によって、最上位のシートSをホッパ16内の次位のシートSから分離可能とする。これにより、最上位のシートSのみがプリンタ17へ供給される。
【0044】
前記アイドルローラ30は、図1及び図3に示すように、アイドルローラホルダ35に回転可能に軸支される。このアイドルローラホルダ35は、ローラ軸12を挿通するリング形状に形成されて、ローラカバー31の内側に配設される。そして、このアイドルローラホルダ35は、同じくローラカバー31に配設された図示しないローラばねにより付勢されて、アイドルローラ30を分離パッド29に当接可能とする。
【0045】
更に、アイドルローラホルダ35は、図示しないカムの作用により、ローラ軸12の回転に伴い、アイドルローラ30を分離パッド29に接離可能とする。つまり、ローラ軸12の回転に伴うシート供給ローラ28の回転(正転)によってホッパ16内の最上位のシートSが供給され始め、このシートSの先端がアイドルローラ30と分離パッド29との間を通過する直前に、アイドルローラ30は分離パッド29から離間する。また、このシートSがシート供給ローラ28の円弧部28Aと分離パッド29とに挟圧されて引き続き供給され、この挟圧状態が解除される直前に、アイドルローラ30は分離パッド29に当接する。
【0046】
最上位のシートSの上述の供給過程で、このシートSがシート供給ローラ28の円弧部28Aと分離パッド29とで挟圧されている時には、この挟圧部により、ホッパ16内の次位のシートSの雪崩落ちが防止されるが、シート供給ローラ28の円弧部28Aと分離パッド29とによる最上部のシートSの挟圧が解除された後には、アイドルローラ30と分離パッド29とが最上位のシートSを介して当接し、この当接部によって、ホッパ16内の次位のシートSの雪崩落ちが防止される。
【0047】
さて、シート供給ローラセット13の前記第1シート戻しレバー装置14は、図2及び図3に示すように、シート供給ローラセット13のブッシュ36に一体成形されたレバーカム38と、装置フレーム11に回動可能に枢支されたシート戻しレバー37とを有して構成される。ブッシュ36がローラ軸12に回転一体、且つ軸方向に移動不可能に固定されたことから、第1シート戻しレバー装置14を含むシート供給ローラセット13は、装置フレーム11に形成されたシート供給経路KにおけるシートSの幅方向に移動不可能に配置される。
【0048】
また、前記第2シート戻しレバー装置15は、図4に示すように、ローラ軸12に一体成形されたレバーカム40と、装置フレーム11に回転可能に枢支されたシート戻しレバー39とを有して構成される。従って、この第2シート戻しレバー装置15は、装置フレーム11に形成されたシート供給経路KにおけるシートSの幅方向に移動不可能に配置される。
【0049】
第1シート戻しレバー装置14のシート戻しレバー37及び第2シート戻しレバー装置15のシート戻しレバー39は、図示しないレバーばねにより中立位置に保持可能とされる。つまり、これらのシート戻しレバー37及び39は、外力(レバーカム38、40又は送給状態のシートSによる外力)が作用しない時には中立位置にあるが、上記外力が作用すると、レバーばねの付勢力に抗して図3及び図4の時計方向又は反時計方向に回動し、この外力が無くなると、レバーばねの付勢力によって上記中立位置に復帰する。
【0050】
第1シート戻しレバー装置14のレバーカム38及び第2シート戻しレバー装置15のレバーカム40は同一形状であり、図4に示すように、円板の周方向一部に凹所41が形成されたものである。レバーカム38、40の凹所41内に、中立位置にあるシート戻しレバー37、39が入り込むようになっている。
【0051】
従って、ローラ軸12が正転すると、レバーカム38及び40が正転し、これらのレバーカム38、40の角部42がシート戻しレバー37、39にそれぞれ当接して、これらのシート戻しレバー37及び39を図3及び図4の反時計方向に回動させる。
【0052】
また、ローラ軸12が逆転すると、レバーカム38及び40が逆転し、これらのレバーカム38、40の角部43がシート戻しレバー37、39にそれぞれ当接して、これらのシート戻しレバー37及び39を図3及び図4の時計方向に回動させる。これらのシート戻しレバー37及び39の時計方向の回動時には、シート供給ローラセット13における分離パッド29がアイドルローラ30から離間するよう構成されている。
【0053】
シート戻しレバー37及び39の時計方向への回動は、シート供給ローラセット13におけるシート供給ローラ28の円弧部28A及び分離パッド29の作用で、ホッパ16内の最上位のシートSがプリンタ17側へ供給され、この最上位のシートSの後端がアイドルローラ30と分離パッド29との当接部を通過した後、所定のタイミング(例えば最上位のシートSが供給される度に1回、又は最上位のシートSが7枚供給される度に1回等)で実施される。このシート戻しレバー37及び39の時計方向の回動により、先端が分離パッド29上に位置したホッパ16内の次位のシートSが、ホッパ16に押し戻し可能とされる。
【0054】
従って、第1シート戻しレバー装置14及び第2シート戻しレバー装置15による上述のシートSの押し戻し動作がなされた後に、ローラ軸12が正転されると、シート供給ローラセット13のシート供給ローラ28及び分離パッド29により、ホッパ16内の次の最上位のシートSが1枚づつ、重送することなくプリンタ17側へ供給される。
【0055】
図2に示すように、ホッパ16にシートSが積層状態でセットされて、装置フレーム11に形成されたシート供給経路KにシートSが配設され、このシートSの一側縁Saが装置フレーム11の側壁27に位置付けられた場合、シート供給ローラセット13は、シートSが略A6の寸法であるときの当該シートSの他側縁Sb側に配置され、第2シート戻しレバー装置15は、シートSが略A6を越え略B5までの寸法であるときの当該シートSの他側縁Sb側に配置される。本実施の形態では、第2シート戻しレバー装置15は、シートSが略B5の寸法であるときの当該シートSの他側縁Sb側に配置される。
【0056】
シート供給ローラセット13及び第2シート戻しレバー装置15を上述のように配置したのは、第一にシート供給ローラセット13のみによってホッパ16内の最上位のシートSを、斜めに(スキュー)することなく良好にプリンタ17側へ供給するためである。第二に、A5までの寸法のシートSは、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14のみにて斜めになることなく良好にホッパ16内へ戻されるが、A5以上の寸法のシートSは、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14と第2シート戻しレバー装置15の両者を用いなければ、斜めになることなくホッパ16内へ戻され得ないからである。
【0057】
従って、第2シート戻しレバー装置15の配置位置よりも小さな寸法のシートS、例えばA5またはA6以下の寸法のシートSは、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14のみにてホッパ16内に良好に戻され、第2シート戻しレバー装置15の配置位置以上の寸法のシートS、例えばB5またはA4の寸法のシートSは、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14及び第2シート戻しレバー装置15によってホッパ16に良好に戻される。
【0058】
また、本実施の形態の装置フレーム11には、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14と第2シート戻しレバー装置15とのそれぞれの近傍に、シート供給経路Kの一部を構成してシートSを案内するガイド面部44、45が形成されている。これらのガイド面部44、45は、図2及び図4に示すように、ガイド面46及び背面47を備える。
【0059】
ガイド面部44及び45のガイド面46は、シート供給ローラセット13のシート供給ローラ28によりプリンタ17側へ供給されるシートSと、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14及び第2シート戻しレバー装置15によりホッパ16へ押し戻されるシートSとを案内する。このガイド面46の傾斜角は、ガイド面46上のシートSがその自重により落下しない角度に設定される。また、ガイド面部44及び45の背面47は、シート供給ローラセット13の分離パッドホルダ32における背面48(図3)と共に、前述の如く、ホッパ16内に積層されたシートSの先端に当接して、この先端を揃える。
【0060】
図2に示すように、ガイド面部44及び45をシート供給経路KにおいてシートSの幅方向に連続して形成せず、第1シート戻しレバー装置14と第2シート戻しレバー装置15とのそれぞれの近傍に分離して形成したのは、以下の理由である。
【0061】
つまり、ガイド面部44及び45をシート供給経路KにおいてシートSの幅方向に連続して設けると、第1シート戻しレバー装置14、第2シート戻しレバー装置15によるシートSの押し戻し動作時に、シートSが斜めであったり(スキューしていたり)、反りが生じていた場合、第1シート戻しレバー装置14、第2シート戻しレバー装置15により、このようなシートSをホッパ16内へ確実に戻すことができないからである。ガイド面部44、45を上述の如く第1シート戻しレバー装置14、第2シート戻しレバー装置15のそれぞれの近傍に分離して配置することにより、シートSが斜めであっても、反りが生じていても、このシートSは、第1シート戻しレバー装置14、第2シート戻しレバー装置15の押し戻し動作により、ガイド面部44、45のガイド面46に案内されてホッパ16内に確実に戻される。
【0062】
ところで、前記シート供給ローラセット13を構成するローラカバー31は、図1〜図3(特に図3)に示すように、シート供給ローラ28、レバーカム38、アイドルローラホルダ35及びアイドルローラ30を覆うように設けられる。また、このローラカバー31の天面部49は、プリンタ17における、水平方向に架け渡された板金フレーム50に当接して支持される。この板金フレーム50により、シート供給ローラセット13のシート供給ローラ28が分離パッド29によりシートSを介して圧接される際に、分離パッド29(分離パッドホルダ32)からシート供給ローラ28へ作用する、プリンタ17の高さ方向上向きの力Pが支持される。
【0063】
更に、ローラカバー31の前面部51には、プリンタ17の前方へ突出した後、プリンタ17の高さ方向上方へ直角に屈曲した鉤形状の係止爪52が一体に成形されている。この係止爪52は、プリンタ17における、記録ヘッド20の走行方向に延在するメインフレーム53に係止可能とされる。係止爪52がメインフレーム53に係止されることによって、シート供給ローラセット13のシート供給ローラ28が分離パッド29によりシートSを介して圧接される際に、分離パッド29(分離パッドホルダ32)がシート供給ローラ28へ作用する分離パッド29背面方向(即ち、分離パッドホルダ32の背面48方向)の力Fがメインフレーム53により支持されると共に、ローラ軸12の回転に伴うローラカバー31の共回りが防止される。
【0064】
上記背面方向の力Fが係止爪52を介しメインフレーム53に支持されることにより、シート供給ローラ28の円弧部28Aと分離パッド29との圧接状態が良好に確保されて、ホッパ16の最上位のシートSと次位のシートSとの分離が良好になされる。また、ローラカバー31の共回りが防止されることにより、シート供給ローラセット13のアイドルローラ30が分離パッド29に対し適切な位置に保持されて、アイドルローラ30と分離パッド29との当接状態が良好となり、ホッパ16内の次位のシートSがアイドルローラ30と分離パッド29との当接部内へ雪崩れ込むことが防止される。
【0065】
従って、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼〜▲7▼を奏する。
【0066】
▲1▼装置フレーム11のシート供給経路KにおけるシートSの幅方向の一端(側壁27)側に、シート供給ローラ28、分離パッド29、分離パッドホルダ32、アイドルローラ30、アイドルローラホルダ35及び第1シート戻しレバー装置14を備えたシート供給ローラセット13が配置され、他端側に第2シート戻しレバー装置15のみが配置されたことから、これらの第1シート戻しレバー装置14及び第2シート戻しレバー装置15により、分離パッド29上に先端が位置付けられたホッパ16内の次位のシートSを斜めに(スキュー)することなく、ホッパ16内に完全に戻すことができる。このため、次に動作するシート供給ローラ28の正転によって、ホッパ16から最上位のシートS(即ち上記次位のシートS)をプリンタ17へ、重送させることなく良好に供給することができる。
【0067】
▲2▼装置フレーム11のシート供給経路Kの一端(側壁27)側のみにシート供給ローラセット13が配置され、他端側にはシート供給ローラセット13が配置されず、第2シート戻しレバー装置15のみが配置されたことから、シート供給ローラセット13の部品点数を低減でき、しかも、一端側のシート供給ローラセット13のみにてシートSを、斜めに(スキュー)することなく良好にプリンタ17へ供給できるので、シート供給装置10の合理化を実現できる。
【0068】
▲3▼シート供給ローラセット13及び第2シート戻しレバー装置15が、装置フレーム11のシート供給経路KにおけるシートSの幅方向に移動不可能に配置されたことから、これらのシート供給ローラセット13と第2シート戻しレバー装置15のいずれもが、ホッパ16のエッジガイド26と連動してシートSの幅方向に移動しないので、エッジガイド26の摺動時に生ずる抵抗(摺動負荷)を低減でき、エッジガイド26をスムーズに摺動操作することができる。
【0069】
▲4▼装置フレーム11におけるシート供給経路Kの一部を構成してシートSを案内するガイド面部44、45が、第1シート戻しレバー装置14と第2シート戻しレバー装置15のそれぞれの近傍に形成されたことから、これらのガイド面部44及び45がシートSの幅方向に連続して形成される場合に比べ、分離パッド29に先端が位置付けられたホッパ16内の次位のシートSが斜めであったり、反りが生じていた場合にも、第1シート戻しレバー装置14、第2シート戻しレバー装置15の作動により、ガイド面部44、45に案内されて、この次位のシートSを確実にホッパ16内へ戻すことができる。このため、次に動作するシート供給ローラセット13のシート供給ローラ28の正転によって、ホッパ16内の最上位のシートS(即ち上記次位のシートS)のみをプリンタ17へ供給でき、シートSの重送を防止できる。
【0070】
▲5▼第2シート戻しレバー装置15は、装置フレーム11のシート供給経路KにシートSが配設され、このシートSの一側縁Saがシート供給経路Kの一端(側壁27)に位置付けられた場合、略A6を越え略B5までの寸法の当該シートSの他側縁Sb側に位置付けられるよう配置されたことから、略A6以下の寸法のシートSを、シート供給ローラセット13の第1シート戻しレバー装置14のみにてホッパ16へ戻し、略A6を越えB5までの寸法のシートSを第1シート戻しレバー装置14のみ、または第1シート戻しレバー装置14及び第2シート戻しレバー装置15にてホッパ16へ戻し、略B5を越えた寸法のシートSを、第1シート戻しレバー装置14及び第2シート戻しレバー装置15にてホッパ16へ戻すことから、これらの第1シート戻しレバー装置14、第2シート戻しレバー装置15により、シートSを斜めに(スキュー)することなくホッパ16に戻すことができる。
【0071】
▲6▼第2シート戻しレバー装置15のレバーカム40が、シート供給ローラ28を支持するローラ軸12に一体成形されたことから、レバーカム40の部品精度を向上させることができると共に、部品点数を低減できる。
【0072】
▲7▼シート供給ローラセット13のシート供給ローラ28によるシートSの供給動作時に、分離パッド29からシート供給ローラ28へ作用する、分離パッド29(即ち分離パッドホルダ32)背面方向の力Fを支持するように、シート供給ローラセット13のローラカバー31が、係止爪52を介してプリンタ17のメインフレーム53に係止されたことから、分離パッド29からシート供給ローラ28へ作用する上記背面方向の力Fによって、シート供給ローラセット13が分離パッドホルダ32の背面48方向へ移動することを防止できる。この結果、シート供給ローラ28と分離パッド29との圧接状態を好適に確保でき、ホッパ16からのシートSをプリンタ17へ良好に供給できる。
【0073】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0074】
例えば、本実施の形態では、シート供給対象がプリンタ17の場合を述べたが、このシート供給対象が複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であってもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明に係るシート供給装置によれば、ホッパからシート供給対象へシートを供給するシート供給経路におけるシートの幅方向の一端側に、シート供給ローラ、分離パッド及び第1シート戻しレバー装置を備えたシート供給ローラセットが配置され、上記シート供給経路におけるシートの幅方向の他端側に第2シート戻しレバー装置のみが配置され、上記シート供給ローラが、上記ホッパ内の最上位のシートに接触して回転して、このシートを上記シート供給対象へ供給可能とし、上記分離パッドが、最上位のシートを上記シート供給ローラとの間で狭圧し、このシートを上記ホッパ内の次位のシートから分離可能とし、上記第1及び第2シート戻しレバー装置が、先端が分離パッド上に位置した次位のシートを上記ホッパ内に押し戻し可能に構成されたことから、シートを斜めにすることなくホッパに戻して、このホッパからシート供給対象へシートを良好に供給できるとともに、合理化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート供給装置の一実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】図1のシート供給装置の正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1のシート供給装置及びプリンタを示す概略側断面図である。
【符号の説明】
10 シート供給装置
12 ローラ軸
13 シート供給ローラセット
14 第1シート戻しレバー装置
15 第2シート戻しレバー装置
16 ホッパ
17 プリンタ(シート供給対象)
26 エッジガイド
27 側壁
28 シート供給ローラ
29 分離パッド
31 ローラカバー
32 分離パッドホルダ
37 シート戻しレバー
38 レバーカム
39 シート戻しレバー
40 レバーカム
44 ガイド面部
45 ガイド面部
52 係止爪
53 メインフレーム
F 背面方向の力
K シート供給経路
S シート
Sa シートの一側縁
Sb シートの他側縁

Claims (7)

  1. ホッパからシート供給対象へシートを供給するシート供給経路におけるシートの幅方向の一端側に、シート供給ローラ、分離パッド及び第1シート戻しレバー装置を備えたシート供給ローラセットが配置され、
    上記シート供給経路におけるシートの幅方向の他端側に第2シート戻しレバー装置のみが配置され、
    上記シート供給ローラが、上記ホッパ内の最上位のシートに接触して回転して、このシートを上記シート供給対象へ供給可能とし、上記分離パッドが、最上位のシートを上記シート供給ローラとの間で狭圧し、このシートを上記ホッパ内の次位のシートから分離可能とし、上記第1及び第2シート戻しレバー装置が、先端が分離パッド上に位置した次位のシートを上記ホッパ内に押し戻し可能に構成されたことを特徴とするシート供給装置。
  2. 上記シート供給ローラセット及び第2シート戻しレバー装置が、シート供給経路におけるシートの幅方向に移動不可能に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 上記第1シート戻しレバー装置と上記第2シート戻しレバー装置とのそれぞれの近傍に、シート供給経路の一部を構成してシートを案内するガイド面部が形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のシート供給装置。
  4. 上記第2シート戻しレバー装置は、シート供給経路にシートが配設され、このシートの一側縁がシート供給経路の一端側に位置づけられた場合、略A6を越え略B5までの寸法の当該シートの他側縁側に位置づけられるよう配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシート供給装置。
  5. 上記第2シート戻しレバー装置が、シート戻しレバーと、このシート戻しレバーを動作させるレバーカムとを有してなり、上記レバーカムが、シート供給ローラのローラ軸に一体に構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシート供給装置。
  6. 上記シート供給ローラによるシートの供給動作時に、上記分離パッドから上記シート供給ローラへ作用する上記分離パッド背面方向の力を支持するように上記シート供給対象のフレームに係止されるとともに、上記シート供給ローラを覆うローラカバーを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシート供給装置。
  7. 上記ローラカバーには鉤形状の係止爪が形成され、この係止爪が、シート供給対象のフレームに係止されて、分離パッドからシート供給ローラへ作用する上記分離パッド背面方向の力を支持可能に構成されたことを特徴とする請求項6に記載のシート供給装置。
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