JP2004075356A - シート材ガイド機構及びこれを備えたシート材給送装置並びに記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート材の端部をガイドするシート材ガイド機構において、シート材のサイズに応じてスライド可能であるとともに、スライド領域の任意位置で固定可能な可動サイドガイド23と、可動サイドガイド23に設けられ、シート材の端に当接してシート材の位置を規制するためのシート材ガイド部231と、可動サイドガイド23に設けられ、押圧によって可動サイドガイド23の固定状態を解除可能な内側操作部234とを有することを特徴とする。
【選択図】 図9
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給送されるシート材を確実にガイドすることができるシート材ガイド機構及びこれを備えたシート材給送装置並びにプリンタやファクシミリ装置等の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置においては、シート材として、普通紙の他に葉書や封筒等の厚紙や、プラスチック薄板等の特殊シート材等が使用され、シート材の供給は、一枚ずつ手差しで挿入するか、或いはシート材給送装置によって自動的かつ連続的に送り込むことが行われている。そして、給送動作を行う場合に、上記シート材を規制し、斜行無く給送、搬送を行う必要がある。そこで、給送部においては、シート材を積載するためのガイドと合わせて、シート材両サイドの規制を行っている。
【0003】
通常は、シート材の基準が片方に決められているので、基準側のガイドは固定で、非基準側の規制は可動なガイドで構成されている。その可動ガイドの構成としては、積載したシート材を給送ローラに付勢する圧板の一片を可動ガイドが挟み込み、この圧板上をスライド可能に構成し、且つ所定位置で可動ガイドを固定可能に構成している。この可動ガイドを固定する構成としては、例えば下記の構成が実施されている。
【0004】
(1)圧板を挟み込む、可動ガイドのモールドの弾性、摩擦係数だけで可動ガイドの固定力を出す。
【0005】
(2)可動ガイドと圧板の間に弾性部材・摩擦部材を入れることで、可動ガイドの固定力を出す。
【0006】
(3)圧板にローレット形状、可動ガイドに、ローレットに対する係合部を設け、可動ガイドは、シート材のサイズに合った位置で固定される。可動ガイドをシート材のサイズに合わせ移動させる場合は、操作者が可動ガイドにある操作部をつまむことで、前記係合部がローレットから外れることにより、可動ガイドを移動させることができるようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において、次のような課題があった。
【0008】
(1)圧板を挟み込む、可動ガイドのモールドの弾性、摩擦係数だけで可動ガイドの固定力を出す構成では、最適な操作力を設定するのが難しく、クリープ等の現象により、操作力が低下する場合があった。
【0009】
(2)可動ガイドと圧板の間に弾性部材・摩擦部材を入れる構成では、操作力の設定と、クリープによる対応は取れるようになる。
【0010】
しかし、コストアップする点、腰の強いシート材の斜行を押さえるために固定力を上げると、強い操作力が必要になり、操作性が悪化することになった。
【0011】
(3)ローレット形状を利用したロック機構では、上記課題をクリアできるが、操作者が操作部をつまむという動作が必要になり、ディスアビリティー(disability)対応の指1本での操作の実現には至っていなかった。
【0012】
本発明は、前記課題を解決するものであり、その目的は、低コストで簡単な構成で、シート材の斜行抑制効果もあり、かつディスアビリティー対応で簡単に操作可能なシート材ガイド機構及びこれを備えたシート材給送装置並びに記録装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シート材の端部をガイドするシート材ガイド機構において、シート材のサイズに応じてスライド可能であるとともに、スライド領域の任意位置で固定可能なガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、シート材の端部に当接してシート材の位置を規制するための規制部と、前記ガイド部材に設けられ、押圧によって前記ガイド部材の固定状態を解除可能な固定解除部と、を有し、前記固定解除部がシート材側に設けられていることを特徴とする。
【0014】
上記構成にあっては、低コストで簡単な構成で、シート材の斜行抑制効果もあり、かつディスアビリティー対応で簡単に操作可能なシート材ガイド機構を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
本発明の実施形態1を図1乃至図11に沿って説明する。なお、図1及び図2は第1実施形態における記録装置の斜視説明図で、図3及び図4は第1実施形態における記録装置の機構部の斜視説明図、図5は第1実施形態における記録装置の断面説明図、図6乃至図11はシート材給送装置に関わる説明図である。
【0016】
本実施形態の記録装置1は、給送装置2、搬送部3、排出部4、キャリッジ部5、クリーニング部6等から構成されている。そこで、これらを項目に分けて概略を順次述べていく。
【0017】
(A)給送部
給送部(シート材給送装置)2はシート材Pを積載する圧板21、シート材Pを給送する給送手段を構成する給送ローラ28、シート材Pを分離する分離ローラ241、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー22、等がベース20に取り付けられる構成となっている。
【0018】
また、図2に示すように、積載されたシート材Pを保持するための給送トレイ26が、ベース20または外装に取り付けられている。給送トレイ26は多段式で使用時は引出して用いる。
【0019】
給送ローラ28は断面円弧の棒状をしている。シート材基準よりに1つの分離ローラゴム281が設けられており、これによってシート材を給送する。給送ローラ28への駆動は、図6に示すように、給送部2に設けられた専用給送モータ273から駆動伝達ギア271、遊星ギア272によって伝達される。
【0020】
前記圧板21には可動サイドガイド(ガイド部材)23が移動可能に設けられて、シート材Pの積載位置を規制している。圧板21はベース20に結合された回転軸を中心に回転可能で、圧板バネ212により給送ローラ28に付勢される。給送ローラ28と対向する圧板21の部位には、積載最終近くのシート材Pの重送を防止する人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離シート213(図5参照)が設けられている。圧板21は圧板カム214(図7参照)によって、給送ローラ28に当接、離間できるように構成されている。
【0021】
さらに、ベース20には、シート材Pを一枚ずつ分離するための分離ローラ241を取り付けた分離ローラホルダ24が分離ベース20に設けられた回転軸を中心に回転可能で、図示しない分離ローラバネにより給送ローラ28に付勢される。分離ローラ241には、図示しないクラッチバネが取り付けられ、所定以上の負荷がかかると、分離ローラ241が取り付けられた部分が、回転できる構成になっている。
【0022】
分離ローラ241は分離ローラリリースシャフト244と図示しないコントロールカムによって、給送ローラ28に当接、離間できるように構成されている。これらの圧板21、戻しレバー22、分離ローラ241の位置は図示しないASFセンサによって検知されている。
【0023】
また、シート材Pを積載位置に戻すための戻しレバー22は、回転可能にベース20に取り付けられ、解除方向に戻しレバーバネで付勢されている。シート材Pを戻す時は、前記コントロールカムによって回転するように構成されている。
【0024】
ここで、給送部によってシート材を給送する場合について説明する。通常の待機状態では、圧板21は圧板カム214でリリースされ、分離ローラ241は前記コントロールカムでリリースされ、戻しレバー22はシート材Pを戻し、積載時にシート材Pが奥に入らないように、積載口を塞ぐような積載位置に設けられている。
【0025】
この状態から、シート材給送が始まると、モータ駆動によって、まず、分離ローラ241が給送ローラ28に当接する。そして、戻しレバー22がリリースされ、圧板21が給送ローラ28に当接する。この状態で、シート材Pの給送が開始される。シート材Pはベース20に設けられた前段分離部で制限され、シート材Pの所定枚数のみが給送ローラ28と分離ローラ241から構成されるニップ部に送られる。送られたシート材Pはこのニップ部で分離され、最上位のシート材Pのみが搬送される。
【0026】
シート材Pが、後述の搬送ローラ36、ピンチローラ37まで到達すると、圧板21は圧板カム214によって、分離ローラ28は前記コントロールカムによって、リリースされる。また、戻しレバー22は前記コントロールカムによって、積載位置に戻る。この時、給送ローラ28と分離ローラ241から構成されるニップ部に到達していたシート材Pを積載位置まで、戻すことができる。
【0027】
(B)搬送部
次に搬送部について説明すると、曲げ起こした板金からなるシャーシ11に搬送部3が取り付けられている。搬送部3はシート材Pを搬送する搬送ローラ36とシート材の端部を検出する図示しないPEセンサを有している。搬送ローラ36は金属軸の表面にセラミックの微小粒をコーティングした構成であり、両軸の金属部分を軸受けで受け、シャーシ11に取り付けられている。搬送ローラ36には回転時の負荷を与え安定した搬送が行えるために軸受けと搬送ローラ36の間に搬送ローラテンションバネが設けられて、搬送ローラ36を付勢することで所定の負荷を与えている。
【0028】
搬送ローラ36には従動する複数のピンチローラ37が当接して設けられている。ピンチローラ37はピンチローラホルダ30に保持され、図示しないピンチローラバネで付勢することで、ピンチローラ37が搬送ローラ36に圧接し、シート材Pの搬送力を生み出している。この時、ピンチローラホルダ30の回転軸がシャーシ11の軸受けに取り付けられ、そこを中心に回転する。
【0029】
さらに、シート材Pが搬送されてくる搬送部3の入口にはシート材Pをガイドするペーパーガイドフラッパ33及びプラテン34が配設されている。また、ピンチローラホルダ30にはシート材Pの先端、後端検出をPEセンサに伝えるPEセンサレバー321が設けられている。プラテン34はシャーシ11に取り付けられ、位置決めされる。
【0030】
ペーパーガイドフラッパ33は、搬送ローラ36と嵌合し、摺動する軸受け部を中心に回転可能で、シャーシ11に当接することで位置決めされる。
【0031】
また、プラテン34のシート材基準側にはシート材Pの端部を覆うシート材押さえが設けられている。これによって、端部が変形、またはカールしたシート材Pにおいても端部が浮き上がってキャリッジ50、または記録ヘッド7と干渉しないようにしている。さらに、搬送ローラ36のシート材搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成する記録ヘッド7が設けられている。
【0032】
上記構成において、搬送部3に送られたシート材Pはピンチローラホルダ30及びペーパーガイドフラッパ33に案内されて、搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対に送られる。この時、PEセンサレバー321が搬送されてきたシート材Pの先端を検知して、これによりシート材Pの記録位置を求めている。
【0033】
また、シート材Pは搬送モータ35によりローラ対36,37が回転することでプラテン34上を搬送される。プラテン34上には、搬送基準面になるリブが形成されており、記録ヘッド7とのギャップを管理しているのと、後述の排出部と合わせて、シート材Pの波打を制御することで、波打が大きくならないように構成されている。
【0034】
搬送ローラ36への駆動は、DCモータからなる搬送モータ35の回転力をタイミングベルトで搬送ローラ36の軸上に設けたプーリ361に伝達している。また、搬送ローラ36の軸上には、搬送ローラ36による搬送量を検出するための150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードホイール362が設けられており、それを読み取るエンコーダセンサ363がコードホイール362の隣接する位置のシャーシ11に取り付けられている。
【0035】
(C)キャリッジ部
キャリッジ部(記録手段)5は、記録ヘッド7を取り付けるキャリッジ50を有している。そしてキャリッジ50は、シート材Pの搬送方向に対して直角方向に往復走査させるためのガイドシャフト52及びキャリッジ50の後端を保持して記録ヘッド7とシート材Pとの隙間を維持するガイドレール111によって支持されている。なお、このガイドシャフト52はシャーシ11に取り付けられている。また、ガイドレール111はシャーシ11に一体に形成されている。ガイドレール111のキャリッジ50との摺動側には、SUS等の薄板の摺動シート53が張設され、摺動音の低減を行っている。
【0036】
また、キャリッジ50はシャーシ11に取り付けられた図示しないキャリッジモータによりタイミングベルト541を介して駆動される。このタイミングベルト541は、アイドルプーリ542によって張設、支持されている。タイミングベルト542はキャリッジ50とゴム等からなるダンパを介して結合されており、キャリッジモータ等の振動を減衰することで、画像ムラ等を低減している。
【0037】
そして、キャリッジ50の位置を検出するための150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に設けられている。さらに、それを読み取るエンコーダセンサがキャリッジ50に搭載したキャリッジ基板に設けられている。このキャリッジ基板には、記録ヘッド7と電気的な接続を行うためのコンタクトも設けられている。また、キャリッジ50には、電気基板91から記録ヘッド7ヘッド信号を伝えるためのフレキシブル基板を備えている。
【0038】
記録ヘッド7をキャリッジ50に固定するために、キャリッジ50には、位置決めのための突き当て部と、押し付け固定するための押圧手段が設けられている。この押圧手段はヘッドセットレバー51に搭載され、ヘッドセットレバー51を回転支点中心に回して、セットする際に、記録ヘッド7に作用する構成になっている。
【0039】
また、ガイドシャフト52の両端には偏心カム521が設けられており、キャリッジ昇降モータと直結したモータギア58の駆動により、ギア列581を介し、偏心カム521まで駆動を伝達することによってガイドシャフト52を上下に昇降させることができる。このことによって、キャリッジ50を昇降させ、厚みの異なるシート材Pに対しても最適なギャップを構成することができる。
【0040】
さらに、キャリッジ50には、CD印刷用のトレイの位置検出用のマークを検出用の反射型の光センサからなるトレイ位置検出センサ59が取り付けられている。発光素子より発光し、その反射光を受光することで、トレイの位置を検出することができる。
【0041】
記録ヘッド7は各色インクタンク別体の交換可能なインクタンクが搭載されたインクジェット記録ヘッドが用いられている。この記録ヘッド7のインクの吐出構成は、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してインクに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口から吐出して記録を行うように構成している。このように、熱エネルギーによって気泡を成長収縮させてインクを吐出させることで、特に応答性に優れた液体の吐出が達成できる。
【0042】
上記構成において、シート材Pに画像形成する時は、画像形成する行位置(シート材Pの搬送方向の位置)にローラ対36,37がシート材Pを搬送すると共にキャリッジモータによりキャリッジ50を画像形成する列位置(シート材Pの搬送方向と垂直な位置)に移動させて、記録ヘッド7を画像形成位置に対向させる。その後、電気基板91からの信号により記録ヘッド7がシート材Pに向けてインクを吐出して画像が形成される。
【0043】
(D)排出部
排出部4は、2本の排出ローラ40,41、排出ローラ40,41に所定圧で当設、従動して回転可能な如く構成された拍車42、搬送ローラの駆動を排出ローラ40,41伝達するためのギア列、等から構成されている。
【0044】
排出ローラ40,41はプラテン34に取り付けられている。上流側の排出ローラ40は金属軸に、複数のゴム部を設けている。搬送ローラからの駆動がアイドラギアを介し、排出ローラ40に伝達されることによって駆動される。排出ローラ41は樹脂の軸にエラストマーの弾性体を複数取り付けた構成になっている。排出ローラ41への駆動は、排出ローラ40からアイドラギアを介して伝達される。
【0045】
拍車42はSUSの薄板で周囲に凸形状を複数設けたものを樹脂部と一体成型され、拍車ホルダ43に取り付けられている。コイルバネを棒状に設けた拍車バネ44によって、拍車42は拍車ホルダ43への取り付けと、排出ローラ40,41等への押圧を行っている。拍車42は前記排出ローラ40,41のゴム部、弾性体部に対応する位置に設けられ、主にシート材Pの搬送力を生み出す役割のものと、その間の前記排出ローラ40,41のゴム部、弾性体部が無い位置に設け、主にシート材Pが記録される時の浮き上がりを抑える役割のものがある。
【0046】
前記排出ローラ40,41の間には、シート材Pの両端を持ち上げ、前記排出ローラ40,41の先でシート材Pを保持し、先出のシート材P上の記録を擦ることでダメージを与えないためのシート材の端部サポートが設けられている。先端にコロが設けられた樹脂部材がシート材の端部サポートバネによって付勢され、コロを所定圧で、シート材Pに押し付けることで、シート材Pの両端を持ち上げ、こしを作ることで、保持できるように構成されている。
【0047】
以上の構成によって、キャリッジ部5で画像形成されたシート材Pは、前記排出ローラ41と拍車42とのニップに挟まれ、搬送されて排出トレイ46に排出される。排出トレイ46は、複数に分割され、後述の下ケース99の下部に収納できる構成になっている。使用時は、引出して使用する。排出トレイ46は先端に向けて高さが上がり、更にその両端は高さが高く構成され、排出されたシート材Pの積載性向上、記録面の擦れ防止を可能としている。
【0048】
(E)クリ−ニング部
クリーニング部6は、図3及び図4に示すように、記録ヘッド7のクリーニングを行うポンプ60と記録ヘッド7の乾燥を抑えるためのキャップ61、記録ヘッド7のノズル周辺のフェイス面をクリーニングするブレード62、などから構成されている。
【0049】
専用のクリーニングモータ69を有し、一方向の回転でポンプが作動し、別のもう一方向の回転でブレード62動作、キャップ61昇降動作が作用するようにワンウェークラッチが設けられている。
【0050】
ポンプ60は2本のチューブをポンプコロでしごくことで負圧を発生させるように構成され、キャップ61から、ポンプ60へは、途中弁などを介して接続されている。キャップ61を記録ヘッド7密着させた状態でポンプ60を作用させると記録ヘッド7から不要なインク等を吸引するように構成されている。キャップ61部分には、吸引後のヘッド7のフェース面のインク残りを削減するために、キャップ吸収体が設けられている。そのため、ここにインクが残り固着して弊害が出ないように、キャップ61を開けた状態で、キャップ61に残っているインクを吸引するようにしている。前記ポンプ60で吸引された廃インクは後述の下ケース99に設けられた廃インク吸収体に吸収・保持される。
【0051】
ブレード62動作、キャップ61昇降動作、弁の開閉、等の一連の動作は、軸上に複数のカムを設けたメインカムで制御される。それぞれの部位のカム、アームがメインカムに作用され、所定の動作を行う。メインカムの位置は、フォトインタラプタ等の位置検出センサで検出することができる。キャップ61の降時に、ブレード62がキャリッジ5走査方向に垂直に移動し、記録ヘッド7のフェース面をクリーニングする。ブレード62は、記録ヘッド7のノズル近傍をクリーニングするものと、フェース面全体をクリーニングするものと、複数設けられている。そして、一番奥に移動した際に、ブレードクリーナ66へ当接することで、ブレード62自身へ付着したインクなどを、除去することができる。
【0052】
(F)外装部
前述までの各ユニットはシャーシ11に組み込まれ、プリンタの機構部分を形成している。その回りを覆うように外装を取り付けている。外装は、図1及び図2に示すように、主に下ケース99、上ケース98、アクセスカバー97、コネクタカバー96、フロントカバー95から構成されている。
【0053】
下ケース99の下部には、排出トレイレールが設けられ、分割された排出トレイ46が収納可能に構成されている。また、フロントカバー95は非使用時に排出口を塞ぐ構成になっている。
【0054】
上ケース98には、アクセスカバー97が取り付けられ、回動可能に構成されている。上ケース98の上面の一部は開口部を有しており、この位置で、インクタンク71、および記録ヘッド7を交換可能に構成されている。さらに、アクセスカバー97の開閉を検知するための、ドアスイッチレバー、LEDの光を伝達・表示するLEDガイド982、基板のスイッチに作用するキースイッチ983等が上ケース98に設けられている。さらに、上ケース98には、多段式の給送トレイ26が回動可能に取り付けられている。給送部が使われない時は、給送トレイ26は収納すれば、給送部のカバーにもなるように構成されている。
【0055】
また、上ケース98と下ケース99は、弾性を持った嵌合爪で取り付けられている。その間のコネクタ部分が設けられている部分をコネクタカバー96が覆っている。
【0056】
(G)可動サイドガイド
次に本発明に関わる給送部の可動サイドガイド23におけるシート材ガイド機構について図6乃至図11を用いて説明する。
【0057】
図6乃至図9に示すように、圧板21に可動サイドガイド23が取り付けられ、左右に移動可能に構成されている。可動サイドガイド23は、ABS等の樹脂から形成され、シート材Pの積載時のガイド及び搬送時の斜行等を防ぐためのシート材ガイド部(規制部)231、圧板21のローレット部211と係合するローレット対応部232、操作者が押すことで可動サイドガイド23を左右に移動し、所定のシート材のサイズに合わせてガイドすることができる外側操作部233、内側操作部(固定解除部)234、シート材の一部を積載する積載部235、圧板21の上部端部を挟み込み、外れないようにするためのU字型のクリップ部236から構成されている。
【0058】
圧板21に組み込まれる時は、図8に示すように、クリップ部236がその弾性で開き、組み込まれる。所定位置に組み込まれると、ストッパが働き、圧板21から可動サイドガイド23が外れないように構成されている。そして、このクリップ部236がガイドになり、左右方向へスムーズな移動ができるように構成されている。
【0059】
圧板21のシート材Pの積載面には、可動サイドガイド23の移動範囲に応じた範囲でローレット部211が設けられている。このローレット部211のローレット形状は、本実施形態では鋸歯形状の三角形状で、積載面に対し、シート材基準側が略垂直な面(垂直面)、逆側が45°〜60°の角度を有した面(斜面)で構成されている。ローレットのピッチは0.5mm〜2mm程度に構成されている。
【0060】
前記ローレット部211に対応する可動サイドガイド23のローレット対応部232にも、前記ローレット部211を上下反転させた三角形のローレット形状が2〜4個程度設けられている。すなわち、圧板21に対向した方向に三角形の頂点があり、積載面に対し、シート材基準側が45°〜60°の角度を有した面、逆側が略垂直な面で構成されている。このローレットのピッチは0.5mm〜2mm程度に構成されている。
【0061】
可動サイドガイド23のローレット対応部232は、可動サイドガイド23に対し、樹脂の弾性を持って構成されている。その時に、内側操作部234を押し過ぎて、樹脂の弾性部が塑性変形しないように、ストッパ237が設けられている。
【0062】
また、図9(b)に示すように、可動サイドガイド23のシート材ガイド部231の一部に、積載できるシート材Pの積載が判るようにする積載指標239a、積載を規制するための積載規制リブ239bが設けられている。
【0063】
以上の構成により、可動サイドガイド23をシート材Pの非基準側から基準側の方向へスライドさせ、シート材端部に可動サイドガイド23のシート材ガイド部231を当接する場合は、図10に示すように、圧板21のローレット部211と可動サイドガイド23のローレット対応部232のローレットの傾斜テーパーを持った面が当接し、ローレット対応部232がその弾性で逃げる方向に力が働く。従って、外側操作部233を押すことで、可動サイドガイド23を容易にスライドさせることができる。
【0064】
しかし、その逆方向、すなわち可動サイドガイド23を基準側から非基準側の方向へスライドさせるには、圧板21のローレット部211と可動サイドガイド23のローレット対応部232のローレットの垂直面同士が当接するので、ローレット対応部232がその弾性で逃げる方向に力が働かず、その位置でしっかりとロックする。従って、シート材Pが斜行するような力が働いても、可動サイドガイド23のシート材ガイド部231で矯正することで、斜行を抑えることができる。
【0065】
また、可動サイドガイド23のシート材P積載側であるシート材ガイド部231と同じ側に、内側操作部234が設けられている。この内側操作部234は、その下端部が、前記ローレット対応部232のローレットの直上に繋がっている。このため、図11に示すように、内側操作部234を押すことで、内側操作部234は、弾性により内側に倒れる。そして、内側操作部234の下端部が、前記ローレット対応部232のローレットの直上に繋がっているので、前記ローレット対応部232は圧板21のローレット部211から離れる。そのために、可動サイドガイド23は、ロック機構が解除されたことになり、容易にスライドさせることが可能になる。
【0066】
さらに、内側操作部234は、シート材ガイド部231の面より、0.5〜1mm程度、シート材Pから離れる位置(非基準側の位置)に設けられている。従って、シート材Pが斜行した時でも、シート材Pはシート材ガイド部231にのみ作用し、シート材の端部が内側操作部234に当接することがなく、内側操作部234に作用して可動サイドガイド23を動かすことはない。
【0067】
以上のように、簡単な構成で、外側操作部233、内側操作部234を摘んだりすること無く、一方向に一本の指で押すだけで、容易に可動サイドガイド23をスライドさせることができる。この時の、操作力は、ローレット対応部232の弾性力を所定値にすることで設定できる。また、設定される操作力は、可動サイドガイド23のシート材ガイド部231を押した際に位置を保持できるロック力とは、別途設定できるので、ロック力は大きく、操作力は、弱い設定などが容易に対応できることになる。
【0068】
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態について図12を参照して説明する。なお、ここでは第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
【0069】
前述した第1実施形態では可動サイドガイド23は、ABS等の樹脂から形成され、ローレット対応部232はその樹脂の弾性により、圧板21のローレット部211に作用していた。
【0070】
しかし、図12に示すように、外側操作部233と内側操作部234の間に圧縮コイルばね等からなるロックばね(付勢手段)238を設けても良い。この構成によれば、前記ロックばね238の付勢によってローレット対応部232がローレット部211に押圧されるようになり、ローレットの当接作用がより確実になる。そして、可動サイドガイド23、圧板21の変形などが発生しても、ロック力が低下することが無い。従って、前記ローレットのピッチをより小さくし、より細かい位置での可動サイドガイド23の固定が可能になる。
【0071】
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態について図13を参照して説明する。ここでも第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
【0072】
前述した第1実施形態において、可動サイドガイド23は、樹脂材料で一体に形成されていたが、図13に示すように、内側操作部234とローレット対応部232が一体になった部分を、別部品で形成し、回転中心を設け、ねじりコイルばね等からなるロックばね238で、ローレット対応部232とローレット部211のローレットを当接させても良い。
【0073】
この構成によれば、第2実施形態と同様に、ローレット対応部232とローレット部211のローレットの当接作用がより確実になる。そして、可動サイドガイド23、圧板21の変形などが発生しても、ロック力が低下することが無い。従って、前記ローレットのピッチをより小さくし、より、細かい位置での可動サイドガイド23の固定が可能になる。
【0074】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態ではシート材の一方端を固定された基準側に当接させてガイドし、他方端をスライド可能な可動サイドガイド23によってガイドするようにした例を示したが、シート材の幅方向両側に前述した構成の可動サイドガイド23を設け、これらによってシート材の両端をガイドするようにしてもよい。このようにすると、中央基準によるシート材搬送が可能になる。
【0075】
また、前述した実施形態では記録手段としてインクジェット記録方式を用いた例を示したが、記録方式はこれに限定する必要はなく、電子写真記録方式等の他の記録方式であってもよい。
【0076】
さらに、前述したシート材ガイド機構は記録装置のみならず、シート材状の原稿を積載セットし、これを1枚ずつ給送して光学系の読取手段によって読み取るスキャナ等の読取装置にあっても好適に用いることができる。
【0077】
【発明の効果】
前述したように本発明にあっては、簡単な低コストな構成で、クリープ対応、腰の強いシート材の斜行抑制効果もあり、かつディスアビリティー対応で指1本で簡単に操作可能なシート材ガイド機構を提供できる。
【0078】
また、ガイド部材の操作力と固定力を別構成により設定できるので、操作力は弱く、固定力は強く設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における記録装置の斜視図である。
【図2】である。
第1実施形態における記録装置の斜視図である。
【図3】である。
第1実施形態における記録装置の機構部の斜視図である。
【図4】である。
第1実施形態における記録装置の機構部の斜視図である。
【図5】である。
第1実施形態における記録装置の断面図である。
【図6】である。
第1実施形態における給送部の斜視図である。
【図7】である。
第1実施形態における給送部の斜視図である。
【図8】である。
第1実施形態における給送部の断面図である。
【図9】である。
第1実施形態における可動サイドガイドの形状図である。
【図10】である。
第1実施形態における可動サイドガイドと圧板のローレット部の作用説明図(非基準側から基準側に動かす場合)である。
【図11】である。
第1実施形態における可動サイドガイドと圧板のローレット部の作用説明図(基準側から非基準側に動かす場合)である。
【図12】である。
第2実施形態における可動サイドガイドの形状図である。
【図13】である。
第3実施形態における可動サイドガイド構成図である。
【符号の説明】
P …シート材
1 …記録装置
2 …給送装置
3 …搬送部
4 …排出部
5 …キャリッジ部
6 …クリーニング部
7 …記録ヘッド
11 …シャーシ
20 …ベース
21 …圧板
22 …戻しレバー
23 …可動サイドガイド
24 …分離ローラホルダ
26 …給送トレイ
28 …給送ローラ
30 …ピンチローラホルダ
33 …ペーパーガイドフラッパ
34 …プラテン
35 …搬送モータ
36 …搬送ローラ
37 …ピンチローラ
40,41 …排出ローラ
42 …拍車
43 …拍車ホルダ
46 …排出トレイ
50 …キャリッジ
51 …ヘッドセットレバー
52 …ガイドシャフト
53 …摺動シート
58 …モータギア
59 …トレイ位置検出センサ
60 …ポンプ
61 …キャップ
62 …ブレード
66 …ブレードクリーナ
69 …クリーニングモータ
71 …インクタンク
91 …電気基板
95 …フロントカバー
96 …コネクタカバー
97 …アクセスカバー
98 …上ケース
99 …下ケース
111 …ガイドレール
211 …ローレット部
212 …圧板バネ
213 …分離シート
214 …圧板カム
231 …シート材ガイド部
232 …ローレット対応部
233 …外側操作部
234 …内側操作部
235 …積載部
236 …クリップ部
237 …ストッパ
238 …ロックばね
239a …積載指標
239b …積載規制リブ
241 …分離ローラ
271 …駆動伝達ギア
272 …遊星ギア
273 …給送モータ
281 …分離ローラゴム
321 …PEセンサレバー
361 …プーリ
362 …コードホイール
363 …エンコーダセンサ
521 …偏心カム
541 …タイミングベルト
542 …アイドルプーリ
561 …コードストリップ
581 …ギア列
982 …ガイド
983 …キースイッチ
Claims (11)
- シート材の端部をガイドするシート材ガイド機構において、
シート材のサイズに応じてスライド可能であるとともに、スライド領域の任意位置で固定可能なガイド部材と、
前記ガイド部材に設けられ、シート材の端部に当接してシート材の位置を規制するための規制部と、
前記ガイド部材に設けられ、押圧によって前記ガイド部材の固定状態を解除可能な固定解除部と、
を有し、前記固定解除部がシート材側に設けられていることを特徴とするシート材ガイド機構。 - 前記固定解除部は前記規制部よりもガイドするシート材からの距離が遠い位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシート材ガイド機構。
- 前記ガイド部材はガイドされるシート材方向へ押圧することでスライド可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート材ガイド機構。
- 前記ガイド部材のスライド面にローレット部を形成し、前記ガイド部材に前記ローレット部に係合するローレット対応部を形成したことを特徴とする請求項1記載のシート材ガイド機構。
- 前記固定解除部を押圧することで、前記ローレット対応部が前記ローレット部から離隔して前記ガイド部材の固定が解除されることを特徴とする請求項4記載のシート材ガイド機構。
- 前記ローレット部の形状を略垂直な垂直面と該垂直面と所定角度を有する斜面とを有する鋸歯状の略三角形状に構成し、前記ローレット対応部の形状を前記ローレット部に対応できる略三角形状に構成し、
前記ガイド部材に対してガイドするシート材方向からの力に対しては、力の方向に対し前記ローレット部と前記ローレット対応部の三角形状の垂直面同士が当接するようにし、
前記ガイド部材に対してガイドするシート材と反対方向からの力に対しては、力の方向に対し前記ローレット部と前記ローレット対応部の三角形状の斜面同士が当接するようにしたことを特徴とする請求項4記載のシート材ガイド機構。 - 前記固定解除部の押圧変形を防止するためのストッパを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート材ガイド機構。
- 前記ローレット対応部を前記ローレット部へ押圧するための付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート材ガイド機構。
- シート材をガイドしながら給送するシート材給送装置において、
請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート材ガイド機構と、
シート材を搬送するための給送手段と、
を有することを特徴とするシート材給送装置。 - 給送されたシート材に記録手段によって記録を行う記録装置において、
請求項9記載のシート材給送装置を有することを特徴とする記録装置。 - 前記記録装置は、記録手段が信号に応じて電気熱変換体に通電し、該電気熱変換体の発する熱エネルギーによってインクを吐出することを特徴とする請求項10記載の記録装置。
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