JP3616531B2 - 原稿自動給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置や複写機の原稿読取部等に原稿等を自動供給するための自動給紙装置に係り、より詳しくは、給紙ローラ及び分離ローラを装置片側に片寄った位置に設けた形式の自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置や複写機においては、原稿台上に積載された原稿を上から一枚づつ取り出して原稿読取部に送るようになった自動給紙装置が使用されている。
従来の自動給紙装置には、小さなサイズの原稿にも対応できるようにするため、図7に示したように、装置の片側に片寄った位置に給紙ローラ1及び分離ローラ2を設け、装置の片側に突き当てた原稿を送り出すようになったものが知られている(例えば、特開平11−79435号)。
【0003】
このように、給紙ロ−ラ及び分離ロ−ラが装置片側に片寄った位置にある形式の自動給紙装置においては、給紙ロ−ラ及び分離ロ−ラが装置の幅方向の中心にないことから、搬送中の原稿との摩擦や分離ロ−ラが次原稿を押し戻す際の影響により、次原稿を含め待機している原稿が徐々に傾いてしまうという問題がある。
【0004】
そこで、従来技術においては、図7に示したように、給紙ローラ1及び分離ローラ2とは幅方向反対側の位置においてそれらの同軸上若しくはその近傍に対をなす斜行防止用ロ−ラ3および4を配置し、これによって、最上位原稿の搬送中に次原稿を含む待機原稿が傾くのを抑制し、原稿の斜行を防止している。
また、原稿をセットする原稿台上には幅決め5を設け、原稿の主走査方向の動きを規制することにより斜行を防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の原稿斜行防止機構には、斜行防止用ロ−ラ3および4を設けることにより、部品点数および部品コストが増加し、構造が複雑化し、かつ重量が増加するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、部品点数および部品コストが少なく小型・軽量の原稿斜行防止機構を備えた自動給紙装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、構造簡素で生産性に優れた原稿斜行防止機構を備えた自動給紙装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、給紙ローラ及び分離ローラが装置片側に片寄った位置に設けてあり、原稿台上に積載された原稿を上から一枚づつ給紙する形式の自動給紙装置において、最上位原稿の通過に応じて原稿走行面から出入りする原稿ストッパを待機原稿の先端(進み側エッジ)の位置に設け、最上位原稿の搬送中に次原稿が斜傾するのを防止するようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
この原稿ストッパは、最上位原稿の先端の繰り込みが開始すると原稿走行面の上に現れ、次原稿を含む待機原稿が前進するのを阻止する。
この原稿ストッパは次原稿の繰り込み開始に際しては、原稿走行面の下に潜り、次原稿の先端の繰り込みの妨げにならないようになっている。
【0009】
好ましい実施態様においては、原稿ストッパは、待機原稿に係合可能な先端を備えた第1アームと、搬送中の最上位原稿に接触する第2アームとを備え、最上位原稿の通過に応じて揺動する支点回転式(ベルクランク形)のストッパからなる。好ましくは、この第1アームの先端には高い摩擦力を有する部材又は被覆を設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1から図4を参照するに、自動給紙装置10は原稿セット台12を備え、この原稿セット台の片側には駆動部14が配置されている。この駆動部14は、給紙ローラ16を支持した給紙シャフト18および原稿分離ローラ20を支持した分離ローラシャフト22を任意方向に駆動するようになっている。
【0011】
給紙シャフト18には、同シャフト18が原稿送出方向に回転した時に降下しシャフト18が逆転した時に跳ね上げられる一対の揺動アーム24が取付けてあり、この揺動アーム24の先端には原稿繰込みローラ26が回転可能に支持してある。
この繰込みローラ26はギヤ列のような公知の伝動機構(図示せず)を介して給紙ローラ16に連結してあり、揺動アーム24が下がったときに給紙シャフト18からの駆動力が繰込みローラ26に伝達されて原稿を繰込むようになっている。
【0012】
自動給紙装置10は、更に、原稿を反転搬送する搬送ローラ28と、搬送ローラ28に原稿を接触させる押さえベルト30と、原稿を排出する排出ローラ32およびピンチローラ34を有する。
図1および図4からよく分かるように、給紙ローラ16、繰込みローラ26、および分離ローラ20は装置片側(原稿の主走査方向片側)に片寄って配置してある。
給紙ローラ16とは反対側において原稿セット台12には幅決め部材36が配置してある。
【0013】
本発明に従い、この自動給紙装置10には、装置幅方向に関し給紙ローラ16とは反対側において、原稿セット台12上に積載された原稿38中の待機原稿40の先端(進み側エッジ)に整列する位置のところに、原稿ストッパ42が設けてある。
この原稿ストッパ42は、第1アーム44と第2アーム46とを備えピボット48を中心として揺動する支点回転式のベルクランクからなり、第1アーム44の先端には高い摩擦力を有する部材50が設けてある(図3)。
【0014】
原稿案内板52には例えば矩形の切欠き54が設けてあり、原稿ストッパ42の揺動に伴いその第1アーム44と第2アーム46が切欠き54を介して原稿案内板52の上面(原稿走行面56)の上下に出入りするようになっている。原稿ストッパ42は通常はその第2アーム46が原稿走行面56から突出するべくバネ58(図5)によって付勢されている。
【0015】
次に、この自動給紙装置10の作動を説明する。この自動給紙装置10は図示しないファクシミリ装置又は複写機などに取付けて使用される。
駆動部14からの駆動力を給紙シャフト18に伝達させ、給紙シャフト18を図において時計回りに回転させる。
給紙シャフト18の回転駆動力により給紙ローラ16は時計回りに回転し、図5に示したように揺動アーム24を下方に降下させると共に、伝動機構(図示せず)を介して繰込みローラ26を回転させる。これにより、積載した原稿38中の最上位原稿60は繰込みロ−ラ26によって給紙ロ−ラ16及び分離ロ−ラ20まで搬送される。
【0016】
この時、繰込みロ−ラ26により複数枚の原稿が同時に繰り込まれた場合には、次原稿40を含む待機原稿は分離ロ−ラ20によって押し戻され、最上位原稿60のみが給紙ロ−ラ16によって給紙される。
給紙ローラ16を通過した最上位原稿60は、搬送ローラ28と押さえベルト30によって反転され、排出ローラ32とピンチローラ34によってファクシミリ装置又は複写機に送られる。
【0017】
その際、最上位原稿60が給紙ローラ16を通過すると、最上位原稿60は原稿ストッパ42の第2アーム46に係合し、これを押し下げることにより原稿ストッパ42を図において反時計回りに揺動させ、その第1アーム44の先端を原稿走行面56から上方に出現させる(図5)。
【0018】
最上位原稿60の搬送中には、次原稿40を含む待機原稿の先端は紙間摩擦によって分離ロ−ラ20の側へ引っ張られる。この時、給紙ロ−ラ16および分離ロ−ラ20がある側の待機原稿の先端は、分離ロ−ラ20に当たって止まる(図5)。
給紙ロ−ラ16および分離ロ−ラ20が無い側(図において手前側)においては、待機原稿は引っ張られ続け、原稿搬送方向に対し斜めに傾いて行こうとするが、原稿ストッパ42の摩擦部材50によって前進が阻止される。
【0019】
最上位原稿60の後端が原稿ストッパ42の第2ア−ム46を通過すると、バネ58の作用による原稿ストッパ42の揺動により第2ア−ム46が上昇して原稿走行面56から現われ、その反対に第1アーム44の先端は再び原稿走行面56の下に潜る(図6)。よって、原稿ストッパ42が今や最上位となった次原稿40の繰り込みの妨げになることがない。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、給紙ローラ及び分離ローラを装置片側に片寄った位置に設けた形式の自動給紙装置において、単一の部品である原稿ストッパを設けるだけという比較的簡単な解決手段により原稿の斜行を防止したので、従来の方式に較べて部品点数を大幅に削減し、装置の部品コストを低減し、装置を小型・軽量化することができる。
また、構造が簡素になるので生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動給紙装置の要部の平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った模式的断面図である。
【図3】図1に示した原稿ストッパの一部切欠き拡大図である。
【図4】図1に示した自動給紙装置の斜視図である。
【図5】図1のV−V線に沿った模式的断面図で、原稿ストッパが作動位置にあるところを示す。
【図6】図5と同様の模式的断面図で、原稿ストッパが非作動位置にあるところを示す。
【図7】従来の自動給紙装置の斜視図である。
【符号の説明】
10: 自動給紙装置
12: 原稿台
16: 給紙ローラ
20: 分離ローラ
38: 積載原稿
40: 次順位待機原稿
42: 原稿ストッパ
44: ストッパの第1アーム
46: ストッパの第2アーム
50: 摩擦部材
56: 原稿走行面
60: 最上位原稿

Claims (3)

  1. 給紙ローラ及び分離ローラが装置片側に片寄った位置に設けてあり、原稿台上に積載された原稿を上から一枚づつ給紙する形式の自動給紙装置において、最上位原稿の通過に応じて原稿走行面から出入りする原稿ストッパを待機原稿の先端位置に設け、最上位原稿の搬送中に次原稿が斜傾するのを防止するようにしたことを特徴とする自動給紙装置。
  2. 前記原稿ストッパは、待機原稿に係合可能な先端を備えた第1アームと、搬送中の最上位原稿に接触する第2アームとを備え、最上位原稿の通過に応じて揺動する支点回転式のストッパであることを特徴とする請求項1に基づく自動給紙装置。
  3. 前記第1アームの先端には高い摩擦力を有する部材を設けたことを特徴とする請求項2に基づく自動給紙装置。
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