JPH0611982Y2 - 画像形成装置の紙葉搬送機構 - Google Patents

画像形成装置の紙葉搬送機構

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JPH0611982Y2
JPH0611982Y2 JP11842987U JP11842987U JPH0611982Y2 JP H0611982 Y2 JPH0611982 Y2 JP H0611982Y2 JP 11842987 U JP11842987 U JP 11842987U JP 11842987 U JP11842987 U JP 11842987U JP H0611982 Y2 JPH0611982 Y2 JP H0611982Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
feed roller
paper
roller
belt
support shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11842987U
Other languages
English (en)
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JPS6424052U (ja
Inventor
潤 三好
Original Assignee
三田工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は画像形成装置の紙葉搬送機構に関し、更に詳
しくは、複写機、ファクシミリなどの原稿や複写用紙な
どを搬送する機構に関する。この機構の具体例としては
複写機の自動原稿送り装置(通称ADF)が挙げられ
る。
(ロ)従来の技術 複写機の自動原稿送り装置としては、従来、搬送路上に
配設された給紙ローラと、このローラの回転駆動軸と、
前記給紙ローラより紙葉の搬送方向上流側に配設された
前送りコロと、このコロを支持し、回転可能に軸支され
た支持軸と、この支持軸と前記回転駆動軸との間にそれ
ぞれプーリを介して掛設され前記前送りコロを回転駆動
させるベルトとを備えたものが知られている(例えば、
特開昭61-248829号参照)。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の従来装置においては、厚手の紙を
給紙するときには、一般に厚手の紙の表面が滑りやすい
ことから大きな紙送り力が必要となり、時として給紙不
良の原因になっていた。
(ニ)問題点を解決するための手段及びその作用 この考案は、紙葉の搬送路と、この搬送路上に配設され
た給紙ローラと、このローラの回転駆動軸と、前記給紙
ローラより紙葉の搬送方向上流側に配設された前送りコ
ロと、このコロを支持し、回転可能に軸支された支持軸
と、この支持軸と前記回転駆動軸とにそれぞれ設けられ
たプーリと、前記支持軸と前記回転駆動軸との間にそれ
ぞれのプーリを介して掛設され前記前送りコロを回転駆
動させるベルトとを備え、 各プーリが前送りコロの直径よりも小さく、ベルトは前
送りコロ及び給紙ローラが紙葉と接する部分においては
紙葉と非接触に構成され、 前記搬送路が、前記前送りコロと給紙ローラとの間に形
成され、その前送りコロによって前送りされる紙葉の前
部分をそり上がらせることができ、それによってその紙
葉の先端辺が前記ベルトの搬送方向側部分の下面に突き
当たりそのベルトによる搬送力を受けることができる案
内凸部を具備してなる画像形成装置の紙葉搬送機構であ
る。
すなわち、この考案は、搬送路に特定の案内凸部を形成
することによって、前送りされる紙葉の前部分をそり上
がらせ、紙葉の先端辺をベルトの搬送方向側部分の下面
に突き当たるようにし、それによってその先端辺にベル
トから加えられる力で紙葉が圧手であっても十分な搬送
が行なえるようにするものである。
ここで案内凸部の具体的構成としては、ベルトになめら
かに近接し(接触はしない)、結局紙葉の先端辺がベル
トに対して好ましくは10〜30度(先端部の上面とベルト
の搬送方向側部分の下面とが形成する角度)、より好ま
しくは約20度で突き当たるように構成される。なお、ベ
ルトと案内凸部との近接距離は好ましくは1〜2mm、よ
り好ましくは約1.5mmに設定される。
(ホ)実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述する。な
お、これによってこの考案が限定されるものではない。
第1〜2図において、複写機の自動原稿送り装置10
は、原稿の搬送路9と、この搬送路上に配設された給紙
ローラ3と、このローラの回転駆動軸11と、前記給紙
ローラ3より原稿の搬送方向上流側に配設された前送り
コロ2と、このコロを支持し、回転可能に軸支されたこ
の支持軸12と、この支持軸と回転駆動軸11とにそれ
ぞれ設けられたプーリ6,7と、支持軸12と回転駆動
軸11との間にそれぞれのプーリ6,7を介して掛設さ
れ前記送りコロ2を回転駆動させるタイミングベルト1
とから主としてなる。なお、4は原稿ガイド、5は反転
ローラ、13はカム、14は給紙アームである。この給
紙アーム14は支持軸12と回転駆動軸11とを支持
し、更にカム13と係接するレバー部15を一体に備え
ている。
而して16は、搬送路9の前記前送りコロ2と給紙ロー
ラ3との間に形成された案内凸部であり、その凸部表面
がタイミングベルト1に沿いながらなめらかに接近し、
つまり原稿8の流れ方向になめらかに上昇する。なお、
プーリ6,7はそれぞれ給紙ローラ3、前送りコロ2の
直径よりも小さい径を有している。また、タイミングベ
ルト1は、前送りコロ2及び給紙ローラ3が原稿8と接
する部分において原稿8と非接触な状態で支持されてい
る。
かくして給紙ローラ3が回転駆動軸11により駆動され
ると、同時にプーリ6、タイミングベルト1、プーリ7
及び支持軸12を介して、前送りコロ2が回転駆動し、
且つカム13が回転してレバー部15が自由となる。つ
まり前送りコロ2が原稿8上に降下接触して原稿8に搬
送力を与える。このように搬送力が与えられた原稿8は
搬送路9上を進み、案内凸部16に至ると、原稿8の先
端辺を含む前部分がそり上がって、その先端辺がタイミ
ングベルト1の外面(搬送方向側部分の下面)に突き当
たり、前送りコロ2の搬送力に加えてタイミングベルト
1による搬送力が付加される。この際、原稿8はまず、
タイミングベルト1と、原稿の面とではなく先端辺と当
接するので、原稿8の表面を痛めることが少ない。また
原稿は、厚手であるほど表面が滑らかで前送りコロ2に
対してすべりやすく、大きな搬送力が必要となるが、案
内凸部16は原稿が厚手であるほど、原稿の先端辺が大
きい角度(原稿の先端部の上面とタイミングベルトの搬
送方向側部分の下面とが形成する角度)でタイミングベ
ルト1に突き当たるように、そり上がらせることができ
るので大きな搬送力を受けることができ、好都合であ
る。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、紙葉には前送りコロによる搬送力だ
けではなく、紙葉の先端辺にベルトからの搬送力を付加
できるので、紙葉が厚手の場合でも十分な搬送力を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成説明図、第2図
はその要部斜視図である。 1……タイミングベルト、2……前送りコロ、 3……給紙ローラ、6,7……プーリ、 8……原稿、9……搬送路、 10……自動原稿送り装置、 11……回転駆動軸、12……支持軸、 16……案内凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉の搬送路と、この搬送路上に配設され
    た給紙ローラと、このローラの回転駆動軸と、前記給紙
    ローラより紙葉の搬送方向上流側に配設された前送りコ
    ロと、このコロを支持し、回転可能に軸支された支持軸
    と、この支持軸と前記回転駆動軸とにそれぞれ設けられ
    たプーリと、前記支持軸と前記回転駆動軸との間にそれ
    ぞれのプーリを介して掛設され前記前送りコロを回転駆
    動させるベルトとを備え、 各プーリが前送りコロの直径よりも小さく、ベルトは前
    送りコロ及び給紙ローラが紙葉と接する部分においては
    紙葉と非接触に構成され、 前記搬送路が、前記前送りコロと給紙ローラとの間に形
    成され、その前送りコロによって前送りされる紙葉の前
    部分をそり上がらせることができ、それによってその紙
    葉の先端辺が前記ベルトの搬送方向側部分の下面に突き
    当たりそのベルトによる搬送力を受けることができる案
    内凸部を具備してなる画像形成装置の紙葉搬送機構。
JP11842987U 1987-07-31 1987-07-31 画像形成装置の紙葉搬送機構 Expired - Lifetime JPH0611982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11842987U JPH0611982Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 画像形成装置の紙葉搬送機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11842987U JPH0611982Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 画像形成装置の紙葉搬送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6424052U JPS6424052U (ja) 1989-02-09
JPH0611982Y2 true JPH0611982Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=31362780

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11842987U Expired - Lifetime JPH0611982Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 画像形成装置の紙葉搬送機構

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