JP3616530B2 - 原稿斜行防止機構付き自動給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置や複写機等において原稿等を自動供給するための自動給紙装置に係り、特に、自動給紙装置の原稿斜行防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置や複写機においては、原稿台上に積載された複数枚の原稿を上から一枚づつ給紙するようになった自動給紙装置が使用されている。
図5に示したように、ある種の自動給紙装置においては、小さなサイズの原稿にも対応できるようにするため、原稿読み取り主走査方向片側に片寄った位置に給紙ローラー1と繰込みローラー2と分離ローラー3が配置してあり、主走査方向片側に突き当てた原稿を送り出すようになっている(例えば、特開平11−79435号)。
【0003】
給紙ローラー1及び分離ローラー3の夫々の同軸上でかつ主走査方向反対側には、対を成す待機原稿傾き防止用ローラー4および5が夫々配置してあり、最上位の原稿を搬送している間に待機中の次の原稿が斜傾するのを阻止することにより次原稿の斜行を防止するようになっている。
更に、原稿載置台6には幅決めガイド7が配置してあり、原稿主走査方向の動きを規制することで原稿の斜行を防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の原稿斜行防止機構には、原稿傾き防止ローラー4および5を配置したことにより、構造が複雑化する、部品点数および部品コストが増加する、生産性が悪い、原稿傾き防止ローラーが摩滅しやすいので永久的に使用できない、保守性が悪い等の問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、構造簡素で、部品点数および部品コストが少なく、生産性を向上させることが可能で信頼性に優れた原稿斜行防止機構を備えた自動給紙装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、給紙シャフトに装着された給紙ローラーにより原稿台上に積載された複数枚の原稿を上から一枚づつ給紙するべく構成され、前記給紙ローラーが原稿の主走査方向片側に偏位して配置された自動給紙装置において、トルクリミッタを内蔵する少なくとも1つの揺動シャッターを前記給紙ローラーとは反対側において前記給紙シャフトに装着し、最上位原稿を搬送している間に斜傾した待機原稿を給紙シャフトの逆転に伴い正規位置に戻すようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
最上位原稿の搬送に際しては、給紙シャフトに装着されている揺動シャッターは給紙シャフトの回転に伴い上方に回動しており、最上位原稿の送出を許容する。
最上位原稿の搬送が終わり、給紙シャフトが逆転すると、給紙シャフトに連動してシャッターが下方に回動し、斜傾した次順位の待機原稿を正規位置まで押し戻す。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1から図4を参照するに、自動給紙装置10は原稿セット台12を備え、この原稿セット台の片側には駆動部14が配置されている。駆動部14には先ず給紙シャフト16が連結してあり、この給紙シャフト16には原稿を給紙するための給紙ローラー18が一体回転可能に装着してある。
【0009】
給紙シャフト16には、また、給紙シャフト16が原稿送出方向に回転した時に降下し給紙シャフト16が逆転した時に跳ね上げられる一対の揺動アーム20が取付けてあり、この揺動アーム20の先端には原稿繰込みローラー22が回転可能に支持してある。
この繰込みローラー22はギヤ列のような公知の伝動機構(図示せず)を介して給紙ローラー18に連結してあり、揺動アーム20が下がったときに給紙シャフト16の駆動力が繰込みローラー22に伝達され原稿を繰込むようになっている。
【0010】
自動給紙装置10は、更に、給紙ローラー18に向かって付勢され給紙ローラー18とは逆方向に回転駆動される原稿分離ローラー24と、原稿を反転搬送する搬送ローラー26と、搬送ローラー26に原稿を接触させる押さえベルト28と、原稿を排出する排出ローラー30と、ピンチローラー32を有する。
図1から分かるように、給紙ローラー18、繰込みローラー22、分離ローラー24、および搬送ローラー26は原稿の主走査方向片側に片寄って配置してある。
給紙ローラー18とは反対側において原稿セット台12には幅決め部材34が配置してある。
【0011】
本発明に従い、この自動給紙装置10には原稿斜行防止機構36が設けてある。この原稿斜行防止機構36は、給紙ローラー18とは反対側において給紙シャフト16に装着された例えば2つの揺動シャッター38で構成されている。夫々の揺動シャッター38はその軸孔と給紙シャフト16との間に介在させた摩擦リング40の形のトルクリミッタを介して給紙シャフト16に装着してあり、トルクリミッタ40の摩擦力に応じた所定の駆動力が給紙シャフト16から揺動シャッター38に伝達されるようになっている。
【0012】
非作動時における揺動シャッター38の最大角位置はシャッター回転止め42(図4)によって規制される。また、原稿走行面44には作動時に夫々の揺動シャッター38が係合する切欠き46(図3)が設けてあり、作動時における揺動シャッター38の角位置を規制するようになっている。
【0013】
この自動給紙装置10は図示しないファクシミリ装置又は複写機などに取付けて使用される。
駆動部14からの駆動力を給紙シャフト16に伝達させ、原稿走行方向48に沿って原稿を繰り出すべく給紙シャフト16を図において時計回りに回転させる。
給紙シャフト16の回転に伴い、トルクリミッタ40を介して伝達される回転力により揺動シャッター38も時計回りに回転し、揺動シャッター38は図4(A)に示したようにシャッター回転止め42に突き当たるまで上昇する。
【0014】
同時に、給紙シャフト16の回転駆動力により給紙ローラー18は時計回りに回転し、図4(A)に示したように揺動アーム20を下方に降下させると共に、
伝動機構(図示せず)を介して繰込みローラー22を回転させ、原稿を繰込む。
繰込まれた原稿は、給紙ローラー18と接している分離ローラー24との間で最上位の原稿50のみが原稿走行方向に進むのが許容され、次原稿52は分離ローラー24によって押し戻される。
給紙ローラー18を通過した最上位の原稿50は、搬送ローラー26と押さえベルト28によって反転され、排出ローラー30とピンチローラー32によってファクシミリ装置又は複写機に送られる。
【0015】
最上位の原稿50が給紙ローラー18を通過すると、駆動部14は給紙シャフト16を反時計方向に回転させる。
これにより、繰込みローラー22を担持した揺動アーム20は図4(B)に示したように上昇し、繰込みローラー22を原稿から引き離す。
同時に、給紙シャフト16に装着された揺動シャッター38が反時計回りに回転し、最上位原稿50の送出中に最上位原稿によって原稿走行方向に引っ張られて傾いた次原稿52(今や最上位)を元に押し戻す。従って、次の原稿の斜行が防止される。
揺動シャッター38は図4(B)に示したように切欠き46の縁に突き当たった状態で待機する。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、トルクリミッタ40を内蔵する少なくとも1つの揺動シャッター38を給紙シャフト16に装着するだけで原稿斜行防止機構を実現することができるので、従来必要であった待機原稿傾き防止用ローラー4、5及びそれらに付随する部品を削減することができる。
従って、本発明によれば、部品点数および部品コストが低減し、生産性と保守性が向上する。
また、本発明の原稿斜行防止機構は構造簡素であり、摩耗するおそれのある待機原稿傾き防止用ローラーがないので、信頼性と耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動給紙装置の要部の平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った模式的断面図である。
【図3】図1に示した自動給紙装置の斜視図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿った模式的断面図で、(A)は揺動シャッターの非作動位置を、(B)は作動位置を示す。
【図5】従来の自動給紙装置の原稿斜行防止機構の斜視図である。
【符号の説明】
10: 自動給紙装置
12: 原稿セット台
16: 給紙シャフト
18: 給紙ローラー
36: 原稿斜行防止機構
38: 揺動シャッター
40: トルクリミッタ
44: 原稿走行面
50: 最上位原稿
52: 次順位原稿

Claims (2)

  1. 給紙シャフトに装着された給紙ローラーにより原稿台上に積載された複数枚の原稿を上から一枚づつ給紙するべく構成され、前記給紙ローラーが原稿の主走査方向片側に偏位して配置された自動給紙装置において、前記給紙シャフトに連動して揺動するシャッターを前記給紙ローラーとは反対側において前記給紙シャフトに装着し、最上位原稿を搬送している間に斜傾した待機原稿を給紙シャフトの逆転に伴い正規位置に押し戻すようにしたことを特徴とする原稿斜行防止機構付き自動給紙装置。
  2. 前記揺動シャッターはトルクリミッタを介して前記給紙シャフトに装着されていることを特徴とする請求項1に基づく自動給紙装置。
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