JP3347054B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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Description
形成装置に用紙を自動的に供給するための装置に関する
もので、特に、供給する用紙の搬送方向を適正に矯正す
る(用紙先端の位置決めを行う)ためのレジスト手段を
合理的に組み込んだ給紙装置に関する。
ナなどの画像形成装置に用いられる原稿送り装置などの
給紙装置では、給紙トレイに載置された1以上の原稿な
どの用紙を画像読取部に自動的に供給し、画像読取り処
理完了後、原稿を排紙トレイに自動的に排出するように
なっているが、通常、給紙トレイから画像読取部に至る
搬送路中に原稿の搬送方向を適正化するためのレジスト
手段が設けられている。つまり、原稿が搬送方向(搬送
路の長さ方向)に対して傾いて(原稿先端縁が搬送方向
に対して非直交に)送り込まれてもレジスト手段によっ
て正しい方向(原稿先端縁が搬送方向に対して直交する
幅方向)に矯正される。
を適正化する機能のみならず、原稿読取部で原稿の読取
りタイミングを決定する機能も有している。
スト手段による原稿搬送矯正のためのレジスト機能につ
いて説明すると、複写機あるいはファクシミリなどの画
像形成装置に適用される自動原稿給紙装置のレジスト手
段Rは通常、対をなして対向接触するローラr1、r2
よりなり、ローラ接点が原稿搬送路Wに位置するように
設けられる。ローラr1、r2は互いに逆方向に回転
し、搬送路Wに送り込まれた原稿を搬送方向(矢印a)
に搬送する。
r2の接点部(ニップ点Np)に到達するまでローラr
1、r2を停止させておき、原稿がローラに当接した直
後にローラr1、r2を回転始動させる。
込まれた原稿Dが、適正な搬送方向に向かう原稿Daに
対して傾いている場合、先ず回転停止状態のローラr
1、r2の接点部Npに当接するまで原稿Dを搬送し、
原稿Dが接点部Npに当接しても更に僅かに原稿を前進
させることで、原稿Dの先端部dfが図1(B)に示す
ように僅かに撓む。
先端縁が搬送方向に直交して接点部Npに整合する。こ
の状態でローラr1、r2を回転始動させて原稿を送り
出すと、ローラを通過する原稿は図1(B)で仮想線D
xで示すように正しく搬送方向に向けられ、原稿の傾き
が矯正される。
r2のいずれか一方を駆動し、摩擦接触させた他方のロ
ーラを従動させればよい。
自動原稿送り装置としては図2(A)に概略図示するよ
うなデジタル複写機あるいはファクシミリがある。この
給紙装置は、通常、複写機などの画像形成装置Mの上面
を覆うように備え付けられ、処理対象の1以上の原稿を
装填する給紙トレイ1と、給紙トレイ1に載置された原
稿を1枚ずつ搬送路Wに送り込むキックローラ3aを含
む繰出手段3と、回転することで給紙トレイ1からの原
稿を原稿読取点Pxに向かって搬送する大径の搬送ロー
ラ5と、搬送ローラ5に常に圧接しているレジストロー
ラ7からなる。原稿が搬送ローラ5の下側に位置する原
稿読取点Pxを通過する際に原稿画像が画像形成装置M
のイメージセンサなどの画像読取素子IRによって読み
取られる。
の装置におけるローラr1に対応し、大径の搬送ローラ
5が図1におけるローラr2に相当し、これらのローラ
5、7によってレジスト手段Rを構成している。
送り込まれた原稿Dが搬送ローラ5とレジストローラ7
の接触点Npに当接するまで両ローラ5、7は回転停止
状態を維持し、図2(A)に示すように原稿Dの先端が
ローラ5、7の接触点Npに当接して原稿先端部が僅か
に撓んだ時点でローラ5、7を回転始動する。つまり、
給紙トレイ1からの原稿が傾いていても停止状態のロー
ラ5、7の接触点Npに当接することで原稿先端が搬送
方向に直交する。この状態で、図2(B)のようにロー
ラ5、7を回転して原稿を搬送することで原稿は適正な
方向に矯正され、搬送路Wに沿って送られる。すなわ
ち、複数の原稿の読取り処理を連続的に実行するには、
大径の搬送ローラの回転と停止を繰り返し行わねばなら
ない。
えた従来例として、特開昭52−53430(米国出願
第624860:1975年10月23日出願)、特開
昭57−1780、特開昭58−31837、特開平7
−199556の各公報に開示の装置がある。
して円滑に搬送するために搬送ローラ5の慣性質量を比
較的大きくする傾向にある。また、両面原稿を自動反転
して読み取りに適用すべく原稿を搬送ローラ5に沿って
形成される周回通路を確保するために搬送ローラ5の円
周を処理可能原稿の長さより大きくする必要がある。こ
うしたことから、給紙装置における駆動要素のうちで搬
送ローラの回転始動に最も大きい駆動力を要する。
き従来の給紙装置において給紙された原稿1枚ごとにレ
ジスト機能を実行するたびに搬送ローラ5の回転の始動
と停止を繰り返し実行すると大きな駆動エネルギを無駄
に消費するだけでなく、質量が比較的大きい搬送ローラ
の動作立ち上がりに少なからぬ動作遅延が生じるので円
滑な連続給紙動作が妨げられ、しかも、処理速度の低下
を招くなど給紙装置の高速化を妨げる不都合があった。
下させることなく効果的に動作して搬送用紙の搬送方向
を適正に矯正できるレジスト手段を備えた給紙装置を提
供することにある。
め、第1の発明は、原稿を一枚ずつ給紙する給紙手段
と、給紙される用紙の先端を整合するレジスト手段と、
整合された用紙を搬送する搬送ローラと、を備えた給紙
装置において、前記レジスト手段を、前記搬送ローラ外
周の外側に配置されたレジストローラと、前記搬送ロー
ラ外周の内側に配置されたレジスト部材で構成し、前記
レジスト部材を、前記レジストローラに接触・離間させ
るように移動自在に支持するシフト手段を備えたもので
ある。また、第2の発明は、原稿を一枚ずつ給紙する給
紙手段と、給紙される用紙の先端を整合するレジスト手
段と、整合された用紙を搬送する搬送ローラと、を備え
た給紙装置において、前記レジスト手段を、前記搬送ロ
ーラ外周の外側に配置されたレジストローラレジスト部
材と、前記搬送ローラ外周の内側に配置されたレジスト
部材で構成し、前記レジストローラをレジスト部材に接
触・離間させるように移動自在に支持するシフト手段を
備えたものである。さらに、原稿を一枚ずつ給紙する給
紙手段と、給紙される用紙の先端を整合するレジスト手
段と、整合された用紙を搬送する搬送ローラと、を備え
た給紙装置において、前記レジスト手段の給紙方向上流
側に配置された押圧ローラと、前記押圧ローラを前記搬
送ローラに接触する位置と離間する位置に移動させるシ
フト手段とを備えたものである。第4の発明は、原稿を
1枚ずつ給紙する給紙手段と、給紙される用紙の先端が
突き当たって整合されるニップ部を有する一対のレジス
ト部材と、整合された用紙を搬送する搬送ローラと、を
備えた給紙装置において、前記一対のレジスト部材を移
動自在に支持するシフト手段を設け、前記シフト手段
は、前記搬送ローラの外周と距離を隔てた位置で整合さ
れた用紙の先端を前記搬送ローラ外周に接触させる位置
にシフトするように前記一対のレジスト部材を移動させ
るものである。
図面を参照して説明する。
ミリなどの画像形成装置の原稿読取部に1以上の原稿を
連続的に自動供給するための給紙装置であって、原稿の
姿勢を矯正するレジスト動作を搬送ローラの運動を停止
させることなく実行できるようにしている。
けた本発明の給紙装置(自動原稿送り装置)ADFを示し
ている。図示のように、給紙装置ADFは、複写機Mの
上面に開閉可能に覆うように設けられ、複写機Mの上面
の一部に配された透明プラテンなどによって画される画
像読取点Pxに原稿を通過させることで、画像読取点P
xに位置づけられた画像読取素子IRで原稿の画像を光
学的に読み取るようになっている。
機に適用しているが、ファクシミリ、イメージスキャナ
などのように処理画像を有する原稿を扱う画像形成装置
はもとより、カット用紙を扱う各種プリンタあるいは印
刷機などにも適用可能であり、また、処理対象の用紙を
原稿のみに限定するものでなく、あらゆる用紙ハンドリ
ング機器で扱う様々な用紙を含むものとする。
に示すように、原稿Dを供給する給紙部10と、給紙部
10の原稿を1枚ずつ送り出す繰出手段20と、少なく
とも外周面の一部に沿って搬送路Wを形成する搬送手段
例えば1以上の搬送ローラ30と、搬送ローラ30の外
周面に対して少なくとも一部が接離可能な第1のレジス
ト部材42と、第1のレジスト部材42の少なくとも一
部に接触する1以上の内側レジストローラ44(第2の
レジスト部材)とからなるレジスト手段40と、内側レ
ジストローラ44を揺動させるシフト手段50とからな
る。
紙トレイ12を含み、画像処理対象の1以上の原稿Dを
装填する。
ラ30の周面に沿って形成された搬送路Wに至る給紙路
w1の途上に設けられ、枢軸20aに回動可能に枢着さ
れた揺動腕21の自由端にキックローラ22を回転駆動
可能に保持しており、枢軸20aに給紙ローラ23を備
えている。
るいは、給紙待機時は図4で実線で示すように枢軸20
aを中心に揺動腕21を上方に回動させてキックローラ
22を原稿Dから離間待避させ、送り出し時に仮想線で
示すようにキックローラ22を下降させて最上原稿に当
接させる。
すように、回転駆動軸32に複数の搬送ローラ30を幅
方向に間隔を置いて並設保持してなる。
て画される搬送路Wに交わる給紙接続点Pfの近傍の搬
送路Wにレジスト手段40を設けている。
材即ち第1のレジスト部材42及び第2のレジスト部材
(内側レジストローラ44)から構成されている。
0の外周面に接するピンチローラ42aと、2つの搬送
ローラ30の間に位置する外側レジストローラ42bを
幅方向に並設して回転軸40aに保持して構成してい
る。
と外側レジストローラ42bを同一径に形成している
が、必ずしも同一径にする必要はなく、少なくともピン
チローラ42aが搬送ローラ30の外周面に接触する位
置に設ければよい。また、隣り合って対をなすローラ4
2a、42bを幅方向に連続一体に形成してもよい。
である必要もない。つまり、ローラ42a、42bの数
は等しくなくてもよい。
2はバネなどの付勢手段46によって搬送ローラ30に
向かって押圧されており、常態においてピンチローラ4
2aが搬送ローラ30に圧接する。
保持された各搬送ローラ30の間に位置し、外側レジス
トローラ42bに接触するようシフト手段50に保持さ
れている。
レジストローラ44を外側レジストローラ42bに対し
て進退揺動させるよう一方端に内側レジストローラ44
を保持する押圧杆52からなる。
外側レジストローラ42bを押し上げていない(離反し
た)状態(図6(A))をとり、ピンチローラ42aの
搬送ローラ30への接触を許す。原稿レジスト動作時に
は、押圧杆52を軸52aを中心に回転させることで、
内側レジストローラ44は外側レジストローラ42bに
当接して押し上げ、付勢手段46に抗して第1のレジス
ト部材42を搬送ローラ30から離反させる(図6
(B))。
部材42に対して上方付勢していない図6(A)に示し
たような搬送動作時は、第1のレジスト部材42が搬送
ローラ30の外周面で規定できる外周輪郭円に外接さ
せ、内側レジストローラ44を外周輪郭円の内側に位置
づける。
らレジスト手段40に向かって送り込まれる時には内側
レジストローラ44を上方に移行させるよう揺動し、原
稿Dをレジスト手段44を搬送通過させる時には内側レ
ジストローラ44を下方にシフトさせるように揺動す
る。シフト手段50の押圧杆52は特に図示の形状に限
定するものではなく、押圧杆52の揺動が周囲の構成に
阻害されなければどのような形状を採ってもよい。
紙接続点Pfからその略反対側の下側に位置する画像読
取点Pxまでの範囲(図4における略左半分)に搬送路
Wが形成されており、搬送路Wの反対側範囲(図4にお
ける略右半分)の通路の途中に排紙分岐点Pdを位置づ
けて排紙部60を設けている。画像読取点Pxから排紙
分岐点Pdまでが排紙路w2であり、排紙分岐点Pdか
ら給紙接続点Pfまでを帰還路w3としている。
置する排紙トレイ62と、排紙分岐点Pdから排紙トレ
イ62に至る送出路w4に設けられた排紙ローラ64を
有する。
り、排紙路w2を搬送方向(図4において逆時計回り)
に送られてきた原稿Dを送出路w4に導くと共に、送出
路w4に送り込まれた原稿Dを帰還路w3に導く場合に
それぞれ必要な切り換え動作を実行する。
マーカ手段68を設けており、所定の処理を完了して排
紙トレイ62に送り出す原稿Dに処理完了のマークを任
意に付すことができるようにしている。
けたスタンプ台68aと、送出路w4を挟んで対向して
設けた押印スタンパ68bと、スタンパ68bを送出路
w4に向かって進退させる電磁ソレノイドなどによる押
圧手段68cとからなる。
紙路w2に設けた案内ローラである。s1、s2、s
3、s4は給紙センサ、レジストセンサ、リードセン
サ、排紙センサであり、原稿の先端および/もしくは後
端を検出して各駆動要素の動作タイミングを決定する。
40の動作および原稿の搬送過程を図7乃至図10にし
たがって説明する。
2、d3…を給紙装置ADFに装填する搬送処理初期状
態である。原稿装填時には、給紙トレイ12への原稿の
装填を阻害しないように繰出手段20のキックローラ2
2が上位に待避している。
で複写機Mに複写処理命令を与えると、図8に示すよう
に、繰出手段20の揺動腕21が下方に位置して、回転
しているキックローラ22を給紙トレイ12上の原稿に
当接させ、これによって、給紙トレイ12上の最上位原
稿d1が給紙トレイ12から給紙路w1に送り出され
る。
れた原稿d1は、回転しているキックローラ22および
給紙ローラ23によって給紙路w1に沿ってレジスト手
段40に向かって前進する。この時のレジスト手段40
のピンチローラ42a、外側レジストローラ42bおよ
び内側レジストローラ44は停止状態にある。つまり、
図8および図6(B)に示すように、シフト手段50の
押圧杆52が枢軸52aを中心に上方(図8において反
時計回り方向)に回動して内側レジストローラ44を上
方に押し上げ、これによってピンチローラ42aは搬送
ローラ30から離れる。結果として、ピンチローラ42
a、外側レジストローラ42bおよび内側レジストロー
ラ44は回転停止している。
原稿d1が更に前進して、停止状態の外側レジストロー
ラ42bと内側レジストローラ44の接触点Npに当接
すると、原稿はレジスト手段40を通過できず、図9に
示すように原稿は先端部を撓ませる。停止状態のローラ
42b、44に当接して先端部を撓ませた原稿は、図1
(B)に示すように原稿先端縁(幅方向全長)が搬送方
向に直交するローラ接触点Npに整合する。
側レジストローラ44の接触点Npに当接してから短い
一定時間が経過した時に、シフト手段50の押圧杆52
を下方(図9で時計回り方向)に回動させる。これによ
って、ピンチローラ42aが搬送方向に回転している搬
送ローラ30に接触し、搬送ローラ30の回転駆動力を
受けてローラ42a,42bは搬送方向に回転する。こ
れに伴って、外側レジストローラ42bに接触している
内側レジストローラ44も搬送方向に回転する。その結
果、外側レジストローラ42bおよび内側レジストロー
ラ44に当接し先端を位置決めされていた原稿d1は搬
送路Wに沿って搬送方向に送り出され、レジスト手段4
0を通過して画像読取点Pxに向かって前進する(図1
0)。
は画像読取点Pxを通過する際に画像が画像読取素子I
Rによって読み取られる。
ローラ30に沿って形成される排紙路w2に送り込まれ
る。この時、排紙部60の切換手段66は排紙路w2と
送出路w4が連通するように図11における矢印のよう
に上方(反時計回り方向)に旋回した状態をとる。した
がって、排紙路w2を更に前進する原稿d1は送出路w
4に送り込まれる。
は、搬送ローラ30および排紙ローラ64を回転駆動さ
せることで、原稿d1を排紙トレイ62に排出させる。
る両面原稿である場合は、原稿d1を裏返すために、送
出路w4を通って排紙トレイ62に向かう原稿d1の後
端が排紙センサs4によって検出されると排紙ローラ6
4を逆転させて原稿を送出路w4に沿って逆送させる。
路w3に連通させるよう図12に示すように下方(時計
回り方向)に旋回させる。これによって、原稿d1は送
出路w4から帰還路w3を通って搬送路Wに送り込まれ
画像読取点Pxへと向かう。この時の原稿d1は排出部
60で反転されたため、図7における原稿に対して表裏
が逆になっており、この状態で画像読取点Pxを通過す
る際に裏面の画像が画像読取り素子IRによって読み取
られる。
1は、既述した図11の状態で排紙路w2から送出路w
4を通って排紙トレイ62へと送り出される。
は図7から上記と同じ動作を実行すればよいが、先行す
る原稿d1の後端がレジストセンサs2に検出された時
に図7に示すように後続する原稿d2の送り出しを開始
すれば、時間ロスの少ない効率的な搬送を実行できる。
紙トレイ62に送り出す際に、処理完了のマークを原稿
に付す場合、図11において原稿d1の後端が排紙セン
サs4によって検出されたときに、マーカ手段68の押
圧手段68cを駆動してスタンパ68bを原稿に押圧す
る。
画像形成装置に命令設定しておけば自動的に押印処理が
実行される。押印命令が設定された場合、原稿が送出路
w4に到達する前に予めスタンパ68bをスタンプ台6
8aに押し当てておく。
する原稿の先端を排紙センサs4で検出してからの時間
を設定することで、原稿に対する押印位置を任意に決め
ることができる。
る原稿の後端が排紙センサs4によって検出されるまで
搬送ローラ30を含む搬送系の動作速度を極力早くし、
原稿後端が排紙センサs4によって検出されると搬送系
の動作速度を遅くするとよい。これによって、マーカ押
印時のスタンパ68bの進退動作時の負担を軽減でき、
印字品質のよいマーキングが可能となる。
図13(A)に示すように、処理を完了して高速で排出
される原稿Dの後端を排紙センサs4で検出して制御装
置70で認識したら、排紙ローラ64の駆動手段(図示
なし)に低速回転命令を与える。制御装置70に含まれ
るカウンタ72によって排紙センサs4で原稿後端を検
出した時点から一定時間カウントした上で図13(B)
に示すようにスタンパ68bの押圧手段68cに押圧駆
動を命令する。
合も同じように排紙センサs4の出力に基づいてマーカ
押印のタイミングを設定することで、マーカ押印時に原
稿を低速で搬送したり、あるいは、押印箇所を任意に決
定できる。また、適用する複写機などのシステムの動作
性に応じてスタンパ68bの動作時間を適宜可変もしく
は選択可能にすればよい。
にピンチローラ42aを接触させた第1のレジスト部材
42を第2のレジスト部材(内側レジストローラ44)
と協働して搬送ローラ30に対して接離させ、第1のレ
ジスト部材42を搬送ローラ30から離間させた時に内
側レジストローラ44および外側レジストローラ42b
が停止し、ピンチローラ42aを回転する搬送ローラ3
0に当接させた時にピンチローラ42a、外側レジスト
ローラ42bを搬送ローラ30と共に搬送方向に回転さ
せるようにしたので、給紙部10から原稿の給紙があっ
た場合に、搬送ローラ30を停止させることなく供給さ
れた原稿の傾きを矯正するレジスト機能を効果的、且
つ、高速円滑に実行できる。
42bおよび内側レジストローラ44よりなるレジスト
手段40は搬送システムに合理的に組み込むことができ
るので給紙装置の大型複雑化を防止できる。また、効果
的に搬送原稿の搬送方向を矯正できるレジスト機能を備
えた本発明の給紙装置は、複写機、ファクシミリ、イメ
ージスキャナなどの各種画像形成装置に有効に適用で
き、複数原稿を画像形成装置の画像読取部に効率よく自
動供給できる。
ストローラ44にシフト手段52を取り付けて内側レジ
ストローラ44の外方付勢により第1のレジスト部材4
2を搬送ローラ30から離反させるようにしていたが、
第1のレジスト部材と内側レジストローラの支持機構を
反対にして第1のレジスト部材にシフト手段を設けても
よい。
(B)に示すように、第1のレジスト部材142をシフ
ト手段150の押圧杆151で搬送ローラ30に対して
接離駆動可能に支持し、内側レジストローラ144を付
勢手段146で第1のレジスト部材142の運動に追随
して常に第1のレジスト部材142に当接するようにな
っている。
のレジスト部材142、内側レジストローラ144、付
勢手段146、シフト手段150は夫々、前記実施例に
おける第1のレジスト部材42、内側レジストローラ4
4、付勢手段46、シフト手段50と同一構成である。
また、第1のレジスト部材142は前記実施例と同様に
搬送ローラ30に当接するピンチローラと外側レジスト
ローラとからなる。他の要素で前記実施例の要素と同一
符号のものは同一もしくは等価な要素であるので、ここ
では重複を避けるために説明を省く。
0が下方に付勢回動している状態では、第1のレジスト
部材(ピンチローラ)142は搬送ローラ30に当接し
搬送ローラ30と共に回転して原稿Dを搬送路Wに沿っ
て搬送する。図14(B)のようにシフト手段150が
上方に待避回動している状態では、第1のレジスト部材
142は内側レジストローラ144の上方付勢作用によ
って搬送ローラ30から離間する。第1のレジスト部材
142は搬送ローラ30から回転動力を受けないので、
内側レジストローラ144と共に回転停止状態をとり、
給紙部10から送られてくる原稿Dの前進を妨げ、前記
実施例と同様にレジスト機能を実行する。
では第2のレジスト部材として内側レジストローラ4
4、144を示したが、図15に示すように外側レジス
トローラ42bに接触する非回転部材例えば押圧杆15
2であっても良い。
出された原稿d1は停止状態の外側ローラ42bと押圧
杆152先端の接触点Npに当接すると、原稿の先端位
置が規制される。
2の接触点Npに当接してから短い一定時間が経過した
時に、図15(B)のように押圧杆152を下方に回動
させる。これによって、ピンチローラ42aが搬送方向
に回転している搬送ローラ30に接触し、搬送ローラ3
0の回転駆動力を受けて外側レジストローラ42bは搬
送方向に回転する。これに伴って、原稿d1は搬送路W
に沿って搬送方向に送り出される。
bに接触する板バネ等の弾性部材でも良い。
に第2のレジスト部材は、外側レジストローラ42bに
接触する偏心ローラ244であっても良い。偏心ローラ
244はフレーム245に支持され、図示してないモー
タで駆動されるようになっている。偏心ローラ244は
モータと共にシフト手段も兼ねている。
うに偏心ローラ244の長径側が外側レジストローラ4
2bに対向するようにモータを駆動すると、外側レジス
トローラ42bが偏心ローラ244により押し上げら
れ、ピンチローラ42aは搬送ローラ30から離れる。
止状態の外側ローラ42bと偏心ローラ244の接触点
Npに当接すると、原稿は先端部を撓ませる。
244の接触点Npに当接してから短い一定時間が経過
した時に、図16(B)のように偏心ローラ244を9
0度回転させる。これによって、ピンチローラ42aが
搬送方向に回転している搬送ローラ30に接触し、搬送
ローラ30の回転駆動力を受けてピンチローラ42bは
搬送方向に回転する。これに伴って、原稿d1は搬送路
Wに沿って搬送方向に送り出される。
スト手段は用紙先端を規制するストッパ107で、シフ
ト手段はストッパ107で位置規制された用紙先端部を
搬送手段である搬送ローラ105に押圧する押圧手段1
00であっても良い。
はアーム102により昇降自在に支持されたキックロー
ラ103により繰り出される。この原稿は給紙方向に回
転する給紙ローラ104と給紙方向とは逆方向に回転す
る分離ローラ105により1枚に分離して送り出され
る。この原稿d1は弾性シート106に沿って送られス
トッパ107に突き当てられる。尚、原稿d1の先端を
センサS10が検出して所定時間後に給紙部の駆動を停
止する。このとき、原稿先端側は湾曲して先端位置が規
制される。尚、弾性シート106には押圧ローラ114
が搬送ローラ115に接触するように切り欠き106a
が形成されている。
送ローラ115へシフトさせる。即ち、モータ108が
駆動され、プーリ109、ベルト110,プーリ111
を介して駆動ディスク112が回転する。この駆動ディ
スク112には駆動シャフト113が軸支され、先端に
取り付けられた押圧ローラ114を昇降できるようにな
っている。
稿先端を押圧することになる。このため、弾性シート1
06が下方に弾性変形し、原稿が搬送方向に回転中の搬
送ローラ115に接触し、押圧ローラ114に圧接され
た状態で、搬送ローラ115の搬送力により搬送され、
ローラ116に引き継がれる。尚、押圧ローラ114を
押圧する際、給紙ローラ104と分離ローラ105との
圧接を解除しても良い。
ト手段はモータなどの駆動源または駆動源によって駆動
される搬送手段から駆動力を得て、位置決めされた用紙
先端を搬送位置へシフトするようにしても良い。
には電磁クラッチ121を介して押圧手段120の歯車
122に連結され、歯車123を介して駆動ディスク1
12を回転するようにしても良い。
レジスト機能を説明する概略斜視図である。
の動作を説明する概略正面図である。
成装置の概略を示した斜視図である。
た正面断面図である。
手段の概略斜視図である。
本発明におけるレジスト手段の動作を図示している。
する概略図である。
である。
である。
である。
である。
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 原稿を一枚ずつ給紙する給紙手段と、給
紙される用紙の先端を整合するレジスト手段と、整合さ
れた用紙を搬送する搬送ローラと、を備えた給紙装置に
おいて、 前記レジスト手段を、前記搬送ローラ外周の外側に配置
されたレジストローラと、前記搬送ローラ外周の内側に
配置されたレジスト部材で構成し、 前記レジスト部材を、前記レジストローラに接触・離間
させるように移動自在に支持するシフト手段を備えたこ
とを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 前記搬送ローラに接触・離間可能なピン
チローラを前記搬送ローラ外周の外側に設け、前記ピン
チローラは、前記シフト手段にて前記レジスト部材が、
前記レジストローラに当接することによって前記搬送ロ
ーラから離間し、前記レジストローラから離間すること
によって前記搬送ローラに接触するように構成されたこ
とを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 【請求項3】 原稿を一枚ずつ給紙する給紙手段と、給
紙される用紙の先端を整合するレジスト手段と、整合さ
れた用紙を搬送する搬送ローラと、を備えた給紙装置に
おいて、 前記レジスト手段を、前記搬送ローラ外周の外側に配置
されたレジストローラと、前記搬送ローラ外周の内側に
配置されたレジスト部材で構成し、 前記レジストローラを、前記レジスト部材に接触・離間
させるように移動自在に支持するシフト手段を備えたこ
とを特徴とする給紙装置。 - 【請求項4】 前記搬送ローラに接触・離間可能なピン
チローラを前記搬送ローラ外周の外側に設け、前記ピン
チローラは、前記シフト手段にて前記レジストローラ
が、前記レジスト部材に当接することによって前記搬送
ローラに接触し、前記レジスト部材から離間することに
よって前記搬送ローラから離間するように構成されたこ
とを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。 - 【請求項5】 前記レジストローラとピンチローラを同
軸上に設けたことを特徴とする請求項2または請求項4
に記載の給紙装置。 - 【請求項6】 原稿を一枚ずつ給紙する給紙手段と、給
紙される用紙の先端を整合するレジスト手段と、整合さ
れた用紙を搬送する搬送ローラと、を備えた給紙装置に
おいて、 前記レジスト手段の給紙方向上流側に配置された押圧ロ
ーラと、前記押圧ローラを前記搬送ローラに接触する位
置と離間する位置に移動させるシフト手段とを備えたこ
とを特徴とする給紙装置。 - 【請求項7】 前記押圧ローラは、前記レジスト手段で
整合された用紙の先端側を前記搬送ローラ外周に接触さ
せることを特徴とする請求項6に記載の給紙装置。 - 【請求項8】 前記レジスト手段は、前記搬送ローラ外
周面上で用紙の先端を規制するストッパ部材からなるこ
とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の給紙装
置。 - 【請求項9】 原稿を1枚ずつ給紙する給紙手段と、給
紙される用紙の先端が突き当たって整合されるニップ部
を有する一対のレジスト部材と、整合された用紙を搬送
する搬送ローラと、を備えた給紙装置において、 前記一対のレジスト部材を移動自在に支持するシフト手
段を設け、 前記シフト手段は、前記搬送ローラの外周と距離を隔て
た位置で整合された用紙の先端を前記搬送ローラ外周に
接触させる位置にシフトするように前記一対のレジスト
部材を移動させることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項10】 前記一対のレジスト部材は、前記搬送
ローラ外周の外側に配置された第1のレジスト部材と前
記搬送ローラ外周の内側に配置された第2のレジスト部
材とで構成されたことを特徴とする請求項9に記載の給
紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12287998A JP3347054B2 (ja) | 1997-04-15 | 1998-04-15 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11436397 | 1997-04-15 | ||
JP9-114363 | 1997-04-15 | ||
JP12287998A JP3347054B2 (ja) | 1997-04-15 | 1998-04-15 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH115652A JPH115652A (ja) | 1999-01-12 |
JP3347054B2 true JP3347054B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=26453127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12287998A Expired - Fee Related JP3347054B2 (ja) | 1997-04-15 | 1998-04-15 | 給紙装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3347054B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP5900429B2 (ja) * | 2013-07-17 | 2016-04-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP12287998A patent/JP3347054B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH115652A (ja) | 1999-01-12 |
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