JP2630435B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2630435B2
JP2630435B2 JP63176110A JP17611088A JP2630435B2 JP 2630435 B2 JP2630435 B2 JP 2630435B2 JP 63176110 A JP63176110 A JP 63176110A JP 17611088 A JP17611088 A JP 17611088A JP 2630435 B2 JP2630435 B2 JP 2630435B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、給紙トレイ上に積層された複数枚のシー
トを一枚ずつ分離して処理部へ送り出し給送する給紙装
置に関するものである。
〔発明の背景〕 一般に、給紙トレイ上に積層されたシート状用紙(以
下シートと称する)は、送り出し手段により重送防止手
段に送り込まれ、ここで一枚ずつ分離されて送り出さ
れ、更に第2給紙手段により処理部へ給紙される。
かかる給紙装置においては、2枚以上のシートの同時
給紙を防ぐ上記重送防止手段として、さばきローラやさ
ばきベルトまたはさばき弾性片を用い、回転するローラ
面にシートの先端を圧接させ、該ローラ面に直接接触し
ないシートの給紙を防げて1枚のシートのみを分離して
送り出している。
第9図は従来の給紙装置の一例を示す断面図である。
この給紙装置においては、給紙トレイ1と第2給紙ロー
ラ2との中間に重送防止手段を配設したほぼ縦列平面配
置であり、シートはシート束Sの最上層から1枚ずつ送
り出される。そして重送防止手段は、先端にさばき弾性
片3を有する支持アーム4を横軸5に回転可能に軸支
し、該支持アーム4の後端をバネ6で張設してさばき弾
性片3を回転ローラ7の送り出し面に圧接するように構
成している。
このような従来の給紙装置は、給紙トレイから第2給
紙ローラに至る距離が大きく、大きな空間を必要として
いた。このため給紙装置本体の小型化に際し大きな障害
となっていた。
第10図は従来の給紙装置の他の一例を示す断面図であ
る。これは処理部の上方に給紙装置20を立体的に設け、
平面スペースを縮小したものである。即ち、給紙装置20
の給紙方向の前方を下向きに急傾斜させた給紙トレイ21
の下端部に送り出しローラ22および給紙口23を設けると
ともに、該送り出しローラ22の上方に押圧板24を揺動可
能に設け、該給紙口23付近の第1給紙部(重送防止手
段)25から送り出した1枚の原稿Dを第2給紙部26から
給紙経路27を通して複写機本体10のプラテンガラス11の
上面にUターン状に導き、該原稿Dをプラテンガラス11
上に設けた搬送ベルト28の正転で露光位置まで移動さ
せ、その位置において露光光学系12を往復動させて露光
処理したのち、該処理原稿を搬送ベルトの正転で外部へ
搬出する。なお、この給紙装置20の重送防止手段25は、
回動する給紙ベルト25Aとストップローラ25Bとによるシ
ート底送り方式である。この給紙装置においては、給紙
トレイ21が複写機本体10の側方に突出することはない
が、送り出しローラ22と第1給紙部25の給紙方向下流側
に第2給紙部26が設けられているから、給紙経路が長く
なり給紙装置が大型となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
こうした従来の各種給紙装置は、何れも第1給紙部
(重送防止手段付)と第2給紙部とが給紙経路に沿って
配列されているため、給紙装置が長大となってたり、高
さ方向に大きなスペースを要し、給紙装置の小型・薄型
化設計に際し、大きな障害となっていた。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明は上記の諸点に鑑み、本体の小型化・薄型化
設計を可能とする、給紙装置における新規な重送防止手
段と第2給紙手段とを備えた給紙装置を提供することを
目的としている。
上記目的を達成するためこの発明の給紙装置は、給紙
トレイ上に積載された複数枚のシートを1枚毎に処理部
に向けて給送する給紙装置において、 一方向クラッチによって駆動回転方向が規制された第
1給紙ローラと、 該第1給紙ローラを遊嵌保持する駆動軸の軸上で該第
1給紙ローラの両側に該軸に固定された第2給紙ローラ
と、 前記第1給紙ローラに圧接する重送防止手段と、 前記第1給紙ローラと前記重送防止手段との接触部よ
りもシート搬送方向下流側で、前記第2給紙ローラに圧
接して従動回転する第2給紙従動ローラと、 前記給紙トレイ上に積載されたシートを前記第1給紙
ローラに接離させるために移動可能な可動ガイド部材
と、 前記第2給紙ローラと前記第2給紙従動ローラとの接
触部近傍で給送中のシートを検出する原稿検出手段と、 前記原稿検出手段による検出結果に基づいて前記可動
ガイド部材を移動させる制御手段とを有し、 前記第1給紙ローラは前記一方向クラッチにより、モ
ータが所定方向に回転する時のみ駆動回転して、前記所
定方向と逆方向に回転する時はフリー回転し、 前記第2給紙ローラはモータの回転方向に関わること
なく、シートを搬送する方向に回転することを特徴とす
るものである。
〔実施例〕
以下、この発明の給紙装置を添付図面に示す一実施例
の原稿搬送装置によって説明する。
第1図はこの発明による給紙装置を備えた原稿搬送装
置本体の断面図、第2図はこの原稿搬送装置における給
紙装置の給紙トレイに原稿をセットして給送開始直前の
状質を示す断面図、第3図は給送開始直後の状態を示す
給紙装置の断面図である。
これらの図において、10は複写機本体、11はプラテン
ガラス、30は原稿後端ストッパ板(スケール板)であ
り、原稿搬送装置100は上記プラテンガラス11の上方に
搭載される。該原稿搬送装置100は、複写機本体10の上
部のヒンジ部に装着され揺動可能な構造をなし、プラテ
ンガラス11の上面を開閉自在にしている。上記原稿搬送
装置100は、給紙部200、搬送部300、排紙部400の主要3
部から構成されている。
原稿搬送装置100は上部には、折畳み可能な可動給紙
皿102と、ハウジング本体101に固設された固定給紙皿10
4とから成る給紙トレイが何れも傾斜して設けられ、該
給紙トレイには原稿Dが積層状に載置可能であり、原稿
Dの先端は給紙部200に挿入されるようになっている。
また、上記固定給紙皿104上には原稿Dをセットすると
きにその横幅を規制するための横幅規制板103が幅方向
に移動可能に設けられている。
第4図は給紙部200の原稿送り出し部分の平面図であ
る。
上記固定給紙皿104の給紙方向下流側の中央付近は凹
状に切り欠かれていて、該凹状切欠部には、第2図ない
し第4図に示すように可動ガイド板201が、固定給紙皿1
04の上面より上下方向に揺動自在になっている。即ち、
該可動ガイド板201の下方の端部は揺動軸202に固定され
ている。該揺動軸202の一方の軸端にはリンク板203が軸
固定され、該リンク板203はリンク軸204、中断リンク20
5を介してソレノイドリンク206の一端に接続している。
該ソレノイドリンク206の他端はソレノイド207のプラン
ジャー207Aに接続している。このようにリンク接続した
ソレノイド207に通電するとプランジャー207Aが吸引さ
れ、可動ガイド板201が揺動されその先端部が下降し、
前記固定給紙皿103の上面より下方に沈下する。
一方、上記可動ガイド板201の上方には、送り出しレ
バー209が揺動自在に支持されている。即ち、送り出し
レバー209の一端の軸部209Aはハウジング本体101の給紙
口105の上方に回転自在に軸支され、他端は送り出しレ
バー209の自重により下降して、原稿Dの上面を押圧す
る。
原稿を給紙する際には、前記可動ガイド板201は上昇
位置に在り、送り出しローラ212の外周上面よりやや上
方に停止している。この状態で可動給紙皿102、固定給
紙皿103上に原稿Dをセットし、原稿Dを給紙方向前方
に向けて押し出すと、原稿Dの先端は上記可動ガイド板
201の上面に沿って押し出されるととも、上方に支持さ
れ自重で垂下している送り出しレバー209の下面を押し
上げて後記の重送防止ローラ213の外周面およびハウジ
ング本体101のリブ101Aに当接して停止する。第2図は
この原稿セット状態を示す断面図である。
次に原稿搬送装置100の左側(第1図)で、前記給紙
トレイの給送下流側に設けられた給紙部200は、給紙ト
レイ上から挿入された原稿Dの束を、最下層から1枚ず
つ分離して送出するための送出手段(第1給紙手段)
と、分離した原稿Dを複写機本体10のプラテンガラス11
上に給紙する第2給紙手段とを備えている。
この送出手段は、第1駆動軸210の中央部に遊嵌さ
れ、第2駆動軸211によって駆動される送り出しローラ
(第1給紙ローラ)212と、該送り出しローラ212の斜上
方に設けた重送防止ローラ取付板214に軸支された重送
防止ローラ213とから構成されている。
上記送り出しローラ212と重送防止ローラ213の駆動系
を第5図に示す。第5図は原稿搬送装置全体の駆動系統
図である。
メインモータ215の駆動軸は歯車216,217、タイミング
プーリ218,219とタイミングベルト220、タイミングプー
リ219と同軸の歯車221、第2駆動軸211と一体をなす歯
車222を経由して前記第2駆動軸211を回転させる。該第
2駆動軸211の一方の軸端には一方向クラッチ223を内蔵
した歯車224を有する。この歯車224は、前記第1駆動軸
210に遊嵌された送り出しローラ212と一体をなす歯車22
5と歯合している。即ち、正逆回転するメインモータ215
に対し、第1駆動軸210に遊嵌された送り出しローラ212
は、メインモータ215の逆回転時にのみ第2駆動軸211か
ら動力伝達されて回転するが、メインモータ215の正転
時には動力伝達されずフリー回転する。
一方、第2駆動軸211の軸上で、前記送り出しローラ2
12の両側には、それぞれ第2給紙ローラ226,226が軸止
されていて駆動軸と一体に回転する。
また、上記第1駆動軸210の軸端付近には、一方向ク
ラッチを内蔵する2個の歯車227,228と、軸止された歯
車229がそれぞれ取付けられている。
一方、前記第2駆動軸211の軸端には、歯車230が軸止
され、該歯車230はアイドラ歯車231を介して上記第1駆
動軸210の軸端の歯車227に歯合している。
かくして、第1駆動軸210およびこれと一体をなす第
2給紙ローラ226,226はメインモータ215の正逆回転に対
し、常に給紙方向へ一定回転する機能をもつ。
上記第1駆動軸210に軸止された歯車229は、アイドラ
歯車232を介して、一方の軸端に固定された歯車233を有
する第3駆動軸(トルクリミッタ軸)234に動力伝達し
ている。第3駆動軸234の他方の軸端には、トルクリミ
ッタ235を有する歯車236が設けられている。該歯車236
はアイドラ歯車237を介して前記重送防止ローラ213と一
体をなす歯車238と歯合している。重送防止ローラ213は
前記送り出しローラ212に所定圧力で圧接してニップを
形成している。
前述したように前記第1駆動軸210は、メインロータ2
15の正逆回転に拘らず一方向回転し、これと歯車結合す
る重送防止ローラ213も一方向回転可能である。
第6図は前記送り出しローラ212と重送防止ローラ213
による給紙状況を説明する図である。
先ず、第6図(A)は、給紙前の両ローラの配置を示
す断面図である。前記送り出しローラ212と重送防止ロ
ーラ213の各外周は何れも弾性部材212A,213Aで被覆され
ている。重送防止ローラ213は、ばね付勢された重送防
止ローラ取付板214に配置され、送り出しローラ212を所
定のばね圧で圧接し、ニップNを形成している。なお、
送り出しローラ212の弾性部材212Aの表面の摩擦係数
は、重送防止ローラ213の弾性部材213Aの表面の摩擦係
数より大きく設定してあり、両側ローラを圧接したとき
の相対摩擦力をF1とする。
メインモータ215の駆動により、送り出しローラ212は
給紙方向に対し正回転するが、これに圧接する重送防止
ローラ213は、前記相対摩擦力F1およびトルクリミッタ2
35の設定力F0により従動回転する。
第6図(B)は1枚の原稿Dを給紙する状態を示す図
である。正回転する送り出しローラ212と送り出しレバ
ー209とにより圧接挟持された1枚の原稿Dは、ニップ
N位置において重送防止ローラ213と送り出しローラ212
とにより圧接されるが、送り出しローラ212と原稿Dの
裏面との相対摩擦力F2は、重送防止ローラ213と原稿D
の表面との相対摩擦力F3に比し大きく設定してあり(F2
>F3)、かつトリクリミッタ235の設定力F0はF3より小
さいから(F0<F3)、送り込まれた1枚の原稿Dは、送
り出しローラ212の外周に巻き付いて等しい周速でニッ
プ位置を通過して送り出される。このとき原稿Dの表面
側に圧接する重送防止ローラ213は、スリップせず原稿
の給送方向に回転する。
第6図(C)は複数枚の原稿、例えば2枚の原稿D1
D2が同時にニップ位置に送り込まれた状態を示す説明図
である。ここでニップ位置での2枚の原稿間の摩4擦力
をF4とすると、 F2>F3>F0>F4 であるから、送り出しローラ212に圧接する下側の原稿D
1はそのまま給紙方向に送られるが、重送防止ローラ213
は給紙方向と逆方向に回転するから、これに圧接して追
随する上側の原稿D2は、原稿D1と滑りを生じて逆方向に
戻される。
第6図(D)はニップ位置を通過した原稿D1と、逆に
戻された原稿D2との挙動を示す説明図である。このよう
にして同時にニップ位置に送り込まれた複数枚の原稿D
は、送り出しローラ212に圧接した1枚の原稿のみが正
方向に給送されるが(底送り)、その他の原稿はすべて
逆方向に戻されて、2枚送り等の重送が防止される。即
ち、原稿Dと重送防止ローラ213との摩擦力は、原稿間
の摩擦力よりも大きく、かつ、ニップNの入口は送り出
しローラ212と重送防止ローラ213との間が楔状を呈して
いるため、上側の原稿D2は前進を阻止され、下側の原稿
D1のみが上側の原稿の上を滑りながら前進して、原稿の
一枚送りが行われる。
なお、上記送り出しローラ212と重送防止ローラ213と
による原稿給送中に、送り出しローラ212を遊嵌支持す
る第1駆動軸210に軸止された第2給紙ローラ226,226も
送り出しローラ212と等しい速度で同方向に回転して、
原稿DをUターン給送させる補助的役割をなしている。
給紙手段200の第2給紙手段は、前記第1駆動軸210に
遊嵌した前記送り出しローラ212の両サイドに固定した
2個の第2給紙ローラ226,226と、該ローラ226,226の下
面側で従動回転可能に圧接した従動ローラ240,240とか
ら成っている。
この第2給紙ローラ226,226は前記送り出しローラ212
より同径であるとともに、送り出しローラ212とは独立
駆動可能で、しかも送り出しローラ212が回転するとき
は、同方向に回転して原稿Dの送出を妨げないようにな
っている。
上記従動ローラ240,240は、第7図に示すようにそれ
ぞれコロ240A、コロ軸240B、コロ取付板240Cとか成り、
コロ取付板の弾性によりコロ240Aを常に第2給紙ローラ
226に圧接している。
上記送り出しローラ212と重送防止ローラ213とのニッ
プ位置より給送下流側の搬送路で前記従動ローラ240の
圧接位置近傍には、原稿検出センサ241が設けられてい
る。(第2図、第3図参照)該原稿検出センサ241は、
前記原稿束のうち、ニップ位置で分離送出された1枚の
原稿の先端が通過するとON(第3図参照)となり、該原
稿Dの後端が通過するとOFF(第2図参照)するように
なっている。この原稿検出センサ241は、フォトインタ
ラプタ241A、アクチエータ軸241B、揺動自在なアクチエ
ータ241C、およびアクチエータ241Cをばね付勢するアク
チエータばね241Dから成る。
次に第8図のタイミングチャートに従って給紙搬送動
作を説明する。前記原稿検出センサ241が原稿先端を検
出すると(第3図参照)、その検出信号を発生してから
一定時間後に前記ソレノイド207をOFFとなして、前記リ
ンク機構の各部材202,203,204,205,206を作動させ、可
動ガイド板201を上昇させる。
また、これと同時に、メインモータ215は逆回転から
正回転に移行するが、このとき第2駆動軸211の歯車23
0、アイドラ歯車232、一方向クラッチ227Aを内蔵した歯
車227を経由して(前記一方向クラッチ228Aを内蔵する
歯車228には回転伝達が行われない)、第1駆動軸210は
依然同方向に回転し継続し、該軸210に軸止した第2給
紙ローラ226も同方向に連続回転する。
しかし、メインモータ215の正回転移行に伴って、第
2駆動軸211も逆回転から正回転に移行するが、該第2
駆動軸211の軸端に設けた一方向クラッチ223によって歯
車224はフリー回転となり、これと歯合する歯車225、お
よび歯車225と一体をなす送り出しローラ212は何れも回
転伝達が行われなくなる。
ここで、原稿Dの先端が前記第2給紙ローラ226と従
動ローラ240に圧接挟持されると、フリー回転する送り
出しローラ212と正回転する第2給紙ローラ226とに密着
巻回された原稿Dは、送り出しローラ212を給紙方向に
従動回転させる。
なお、重送防止ローラ213は、第1駆動軸210が正回転
を持続しているから引続き正回転して2枚目以降の原稿
の重送を防止して戻す動作を行っている。また、第2給
紙ローラ226はその後も継続回転して分離した1枚の原
稿Dを引き続き給紙する。
給送中の原稿Dの後端が前記原稿検出センサ241を通
過し、後端検出信号を発生してから一定パルスをカウン
トすると、原稿Dは第1図に示す搬送部300の搬送ロー
ラ301,302,303により、プラテンガラス11上を滑走し、
原稿Dの後端が原稿後端ストッパ(突き当て板)30を通
過する。
このパルス数をカウントアップすると、メインモータ
215は正転から再び逆転に変えられ、第2給紙ローラ226
は僅かに逆転して原稿Dの後端を突き当て板30に突き当
てることにより、原稿Dはプラテンガラス11上の所定位
置にセットされる。
こののち、所定のパルスカウント後に、白色シート部
材304が原稿Dをプラテンガラス11に圧接し、引続き複
写機本体10内で原稿の露光走査および画像形成処理が開
始される。露光走査を終了した原稿Dは搬送部300を通
過して、排紙部400の排紙ローラ401、ピンチローラ402,
403によって圧接挾持されて排出され、外部の排紙皿106
上に載置される。
上記排紙部400の搬送経路中に設けた排紙センサ404に
よって、原稿Dの先端または後端が検出されると、2枚
目以降の原稿の給紙動作が上記と同様に繰り返される。
この発明の給紙装置は上記の原稿搬送装置の実施例に
限定されるものではなく、給紙皿上に積層載置した複数
枚のシート束を自動給紙して一枚ずつUターンさせて処
理部へ給送する自動給紙装置や、給紙皿上のシートを手
差しで一枚ずつUターンさせて処理部へ送り込む半自動
給紙装置にも広く適用可能である。
〔発明の効果〕
上述のように、この発明の給紙装置は、給紙トレイ上
に積載された複数枚のシートを1枚毎に処理部に向けて
給送する給紙装置において、一方向クラッチによって駆
動回転方向が規制された第1給紙ローラと、該第1給紙
ローラを遊嵌保持する駆動軸の軸上で該第1給紙ローラ
の両側に該軸に固定された第2給紙ローラと、前記第1
給紙ローラに圧接する重送防止手段と、前記第1給紙ロ
ーラと前記重送防止手段との接触部よりもシート搬送方
向下流側で、前記第2給紙ローラに圧接して従動回転す
る第2給紙従動ローラと、前記給紙トレイ上に積載され
たシートを前記第1給紙ローラに接離させるために移動
可能な可動ガイド部材と、前記第2給紙ローラと前記第
2給紙従動ローラとの接触部近傍で給送中のシートを検
出する原稿検出手段と、前記原稿検出手段による検出結
果に基づいて前記可動ガイド部材を移動させる制御手段
とを有し、前記第1給紙ローラは前記一方向クラッチに
より、モータが所定方向に回転する時のみ駆動回転し
て、前記所定方向と逆方向に回転する時はフリー回転
し、前記第2給紙ローラはモータの回転方向に関わるこ
となく、シートを搬送する方向に回転することを特徴と
しているから、給紙経路が短縮され、特に第1給紙部と
第2給紙部とを同一駆動軸上に配置することにより給紙
装置の小型化・薄型化を可能にするとともに、低コスト
と信頼性向上を実現できるうえ、原稿検出手段のシート
検出結果に基づいて可動ガイド部材を移動制御して、第
1給紙ローラにシートを接離するように構成しているた
め、同軸上に第1給紙ローラと第2給紙ローラとを設け
て、夫々のローラによるシート挟持部間の距離を短くし
ても、各シートを正確なタイミングで給紙でき、給紙搬
送系に関して高い信頼性を得られるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による給紙装置を備えた原稿搬送装置
本体の断面図、第2図および第3図は該給紙装置の第1
給紙手段の断面図、第4図は給紙部の部分平面図、第5
図は原稿搬送装置全体の駆動系統図、第6図は重送防止
動作の説明図、第7図は第2給紙手段の断面図、第8図
は給紙のタイミングチャート、第9図および第10図は従
来の給紙装置の断面図である。 100……原稿搬送装置 101……ハウジング本体 102……可動給紙皿、104……固定給紙皿 200……給紙部、201……可動ガイド板 207……ソレノイド、209……送り出しレバー 210……第1駆動軸、211……第2駆動軸 212……送り出しローラ(第1給紙ローラ) 213……重送防止ローラ 223,227A,228A……一方向クラッチ 226……第2給紙ローラ 234……第3駆動軸(トルクリミッタ軸) 235……トルクリミッタ、240……従動ローラ 241……原稿検出センサ、300……搬送部 400……排紙部、D,D1,D2……原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−145046(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙トレイ上に積載された複数枚のシート
    を1枚毎に処理部に向けて給送する給紙装置において、 一方向クラッチによって駆動回転方向が規制された第1
    給紙ローラと、 該第1給紙ローラを遊嵌保持する駆動軸の軸上で該第1
    給紙ローラの両側に該軸に固定された第2給紙ローラ
    と、 前記第1給紙ローラに圧接する重送防止手段と、 前記第1給紙ローラと前記重送防止手段との接触部より
    もシート搬送方向下流側で、前記第2給紙ローラに圧接
    して従動回転する第2給紙従動ローラと、 前記給紙トレイ上に積載されたシートを前記第1給紙ロ
    ーラに接離させるために移動可能な可動ガイド部材と、 前記第2給紙ローラと前記第2給紙従動ローラとの接触
    部近傍で給送中のシートを検出する原稿検出手段と、 前記原稿検出手段による検出結果に基づいて前記可動ガ
    イド部材を移動させる制御手段とを有し、 前記第1給紙ローラは前記一方向クラッチにより、モー
    タが所定方向に回転する時のみ駆動回転して、前記所定
    方向と逆方向に回転する時はフリー回転し、 前記第2給紙ローラはモータの回転方向に関わることな
    く、シートを搬送する方向に回転することを特徴とする
    給紙装置。
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